この評価結果報告書は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、訪問調査に代わる手法で第三者評価を実施しております。
実施した評価手法は、詳細評価PDFにてご確認いただけます。
アートチャイルドケアろりぽっぷたまプラーザ
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | アートチャイルドケアろりぽっぷたまプラーザ | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 90 名 |
所在地 | 225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-12-1 コンフォリたまプラーザ1F |
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TEL | 045-905-1766 | ホームページ | http://www.the0123child.com |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2013年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | アートチャイルドケア株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:17 名
非常勤職員:16 名
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専門職員 |
保育士:24 名
看護師:1 名
栄養士:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数:保育室6室、保健室、給食室、沐浴室、職員室4階
設備等:冷暖房、空気清浄機、手洗い、トイレ(子ども用、大人用)、玄関開閉
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【理念】 ~「自分らしく」生きていくことのできる子どもを~ 子どもの全人格を尊重し、子ども達が本来持っている「生きる力」を育み、何を学ぶかよりも、どう学ぶかを考えられる子どもを育てたい。 【基本方針】 保育者は子ども一人ひとりのあるがままを受け入れ、「やさしく、あたたかく」の姿勢で接する。安心できる保育者の見守りの中で子どもが安定感をもって遊び、そして生活できるようになる。また、家庭と保育園共同体で子育てしていく中で、子育ての喜びを共有し、子どもと保護者、そして保育者も共に育ち合う「共育」を目指していく。 |
・保育室はオープンになっており、明るく、各クラスが見渡せる。担任同士の連携も取りやすく、全園児の様子を把握するようにしている。0、1歳児の部屋には壁があり、静かな環境で過ごせるようにしている。また、2歳児以上の部屋と部屋の間にはカーテンがあり、保育の内容、状況によって閉めている。 【保育の特徴】 ①食育:「食べることは生きること」を合言葉に、食の楽しさ、大切さを学び、食に関わる方々に感謝する気持ちを育てます。②造形:日頃の造形活動を通して、創造性を豊かにします。③絵本の読み聞かせ:様々なお話との出会いが、想像性を豊かにします。お話を通して気持ちを共有する中で、優しい心が育ちます。④栽培、飼育活動:野菜や草花を育てたり、生き物に触れたりすることで、生命の尊さや自然の豊かさを感じていきます。⑤英語:英語に触れあう中で、感性を養います。(幼児クラス、外部講師)⑥体操:体操を通して、心身を共に鍛え、怪我をしにくい身体を作ります。(幼児クラス、外部講師)⑦エコ育:身近な自然との関わりの中で、その存在の大切さを学ぶと共に、自然環境を守るための活動に取り組みます。 |
評価実施期間 | 2020/08/01(契約日) ~2021/04/15(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(平成28年度) |
特に評価の高い点 | ・職員の自己評価に力を入れ個々の意識の向上に取り組んでいる 職員の自己評価を毎月、個人の自己評価票に全職員が記入することで反省や改善点を見出す機会を設けて日々の保育に繋げる事に力をいれており、施設長は個別面談によってアドバイスや問題の共有に努めている。職員会議では、全職員が参画できるよう少人数のグループでのディスカッションを行い、全職員が参画し意見を交わすことができるようにするなど、個々の意識の向上にむけて取り組んでいる。 子どもの「個」を大切に、自主性を尊重した丁寧な保育を目指している 園の基本方針である、子どものあるがままの姿を受け入れるあたたかい保育の実践を第一に、子どもがより安定した日々を過ごせるよう心を込めた保育を目指している。子どもを集団で見るのではなく、まず第一に「個」を大切に丁寧な保育を目指している。集団活動では、自信が無かったり気持ちが乗らなかったりするときは、参加を無理強いすることなく、個々の思いを丁寧に受け止め、自ら一歩を踏み出せるような環境作りを心がけている。ワンフロアの保育環境で園全体が見渡せる利点をいかし、担任だけでなく他クラスの担任、栄養士や看護師が連携して、園全体でそれぞれの専門性を発揮しながら保育に当たっている。 子どもが楽しみながら食への関心を持てるように、献立の工夫や様々な食育活動を行っている 季節感、旬の食材、彩、昔ながらの惣菜の味を大切にし、バランスのとれた食事の提供に努めている。食材の大きさや形、固さを工夫して、食べにくい物はとろみを付けるなど、同じ食材でも調理法や味付けを変えて、意欲的に食べられるように工夫している。食への関心を高めるため、園庭で野菜栽培を行ったり、お芋ほりの後は幼児クラスはさつま汁作りをしたり、2歳児以上の子どもでスイートポテト作りをしたりと食育を楽しめるようにしている。 |
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改善を求められる点 | ・実効的な事業計画の索定を期待したい 経営に関しては、本社経営陣が主体となり、中、長期計画を踏まえた単年度の計画を策定しており、理念の実現に向けた3ヵ年経営方針に従って、各園で法人の書式に従って事業計画を策定している。しかしながら、園の年間の大きな命題であるナンバーワン宣言について事業計画に組み込まれていないことは課題であり、進捗状況についても年度末の反省だけではなく、中間あるいは期毎での達成の状況把握が必要とされる。保護者に向けては、玄関に事業計画を配置しているが、さらにわかりやすく保護者に伝える工夫も望まれる。 日々の子どもの保育の様子を伝える工夫が望まれる 子どもの様子は園だよりやクラスだより、アプリ(コドモン)を活用して保護者に伝え、家庭との情報共有を図っている。一方で、今年度はコロナ禍にあり感染症拡大防止対策として、保護者が園内に入ることはなく園の入り口での引き渡しとしている影響も見られており、「あまり様子を聞けない。」「入り口前が混雑するので、後から来た保護者を気にして話しにくい。」などの意見が保護者アンケートから聞かれている。保護者との対話を通してのコミニュケーションの工夫が望まれる。 |
今年度は新型コロナ感染症の影響で様々な行事が延期、中止となり、自粛中は子ども達がほとんど登園しないこともあり、その時間を無駄にせず、職員間で一年の見通しを持つ話し合いが今迄にないくらいにじっくりと出来た。第三者評価を受審するにあたり、コロナの関係でリモートや電話での話し合いだったが、職員と話し合っていたこともあり、改めて自分たちの保育内容を見直す良いきっかけとなった。今後も自己評価を丁寧に行う事で、保育の質の向上に職員全員で努めていきたいと思います。 改善点として、no.1 宣言を事業計画にしっかりと組み込み、期毎に話し合いを行い、保護者にも伝えて共有していく。保護者とのコミュニケーションについてはコロナの収束がまだ見られないので、今まで以上にアプリ(コドモン)の活用や、個人面談を積極的に行い対話が出来るように工夫して、些細な事でも話していただきご家庭と園が密な関係を持ち安心して子ども達が過ごせるようにしたいと思います。 |
詳細評価PDF | 詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を記載し、園の玄関にも掲示している。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本社運営部において運営課題(保育のコスト分析や保育所利用者の推移、利用率等)の分析を行い、施設長会で説明し職員への理解を促している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社で開催される施設長会において経営状況や改善すべき課題について説明され、園では職員会議において報告し、職員への周知を図っている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人として中長期計画(理念の実現に向けた3ヵ年経営方針)を掲げており、本社で開催される施設長会において説明され、各園で実践できるようにしている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の中長期計画(理念の実現に向けた3ヵ年経営方針)をもとに、各園で法人の書式に従って事業計画を策定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度の事業計画については、職員会議において施設長が職員に説明し周知に取り組んでいる。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は保護者がいつでも閲覧できるよう玄関に常置したり、運営委員会で説明することにしている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年1回CSアンケートを実施しており、結果を公表するとともにび運営委員会でも説明し、保育に反映させることにしている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者の意見は本社で集計され、職員会議で話し合いによって園全体で改善に取り組み、次年度に繋げることにしている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・施設長の役割、責任、職務については就業規則に明文化され、入職時に説明され、人事考課項目にも詳細に定められている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・自治体、行政等の開催する研修に参加をするなどしている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人内で、その年の各園の「NO.1宣言」発表し合い、達成するべく施設長として提案を投げかけている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本社で毎月開催される施設長会において、法人としての事業の方向性などを確認して園運営に取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・採用実務などの人材確保については本社の専任業務になっており、必要な人材は本社と連携してして採用している。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人材確保は本社業務として継続的に行われており、定着のための処遇に関する整備や質の向上、育成策などを講じている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員との日頃の関わりをはじめ面談や職員アンケートを通じて、個々の意見を把握して園運営の参考にしている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人事考課制度は目標管理を基本としており、毎月の反省と年2回以上の施設長との面談で達成状況を確認し合うことにしている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・必須研修をはじめ、内外の各種テーマの研修に参加できるようにしており、参加後は施設長にレポートを提出している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・新卒職員にはメンターが付いてOJTを行い、園内研修では「感染症対策研修」「児童虐待及び人権侵害研修」「個人情報と守秘義務」「安全対策チェック及び緊急時対応」等のテーマを必須して実施している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルをもとに実習生の受け入れを適宜行っており、今年度は4名を期間を短縮して受け入れを行った。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を公表している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に一度、本部職員による内部監査を実施している。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との関わり方について基本的な考え方は、ホームページを通じて提供してている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・例年は、次世代育成のために可能な限りボランティアや社会体験事業の受け入れに取り組んでいる。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の関係機関のリストは作成されており、事務室をはじめ保護者にも目にすることができるよう玄関脇にも掲示している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の運営委員会を実施しており保護者の声や意見交換、外部委員からの助言、アドバイス等を受けている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・系列のアートSEDスクール(児童発達支援事業)との連携によって、子どもの発達に不安がある保護者に対して相談に乗ったり、提案をしたりする機会を設けている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念には「一人ひとりの発達と人格を尊重した自分で考える教育」を掲げ、ホームページなどで伝えている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・公開する情報と個別対応の情報については、区分けして対応することにしている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人のホームページを中心に園の情報を公開している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園のしおりや重要事項説明書をもとに新入園説明会や個別面談を行い、保護者への個別の質問に対応している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設長、担任等が窓口となり卒園、転園、退園後も相談に乗ることを保護者に伝えている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として毎年10月にCSカード(顧客満足度)を実施し、園では集計結果をもとに検討・対応に取り組んでいる。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・CSアンケート結果の公表と年2回の第三者委員が参加する運営委員会を開催している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の玄関に相談窓口等を掲示し、保護者への周知に努めている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園内の案件については、施設長の裁量範囲の中で判断して返答し、迅速に対応することにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事故事例などについては本社教育研修部よりメール等で都度連絡があり、適宜園内で共有し、予防や対策を検討している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症マニュアルは、行政の指示や通達などを踏まえ法人として作成し、必要に応じて改訂している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に配付している重要事項説明書兼入園のしおりに記載しており、入園説明会では口頭でも説明、周知している。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人共通のマニュアルをはじめ、園内研修や外部研修などによって、標準的な実施方法についての周知徹底に努めている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修や外部研修などによって、標準的な実施方法についての見直しを行っている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長がマネージャーと相談しながら全体的な計画を策定している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・社会情勢・事案・法令改定など、地域福祉のニーズの変化等を鑑み、適宜、指導計画を見直している。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児クラスは個人記録を作成しており、子ども一人ひとりの様子を把握して保育に活かしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修を通して個人情報保護規程等の周知徹底、遵守している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、職員全員が参加しての会議は難しいが、グループやクラスに分かれて前年度の子どもの様子や家庭の状況、地域の実態など会議を通して職員間で話し合いを行い、それをリーダー会議、職員会議と上げ、年度末に施設長と主任、副主任で作成している。作成した計画は、会議などを通して非常勤の職員もふくめて全体への周知を図り、いつでも確認できる場所に保管して、意見が反映できるようにしている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育室はマンションの一階部分で、全クラスがワンフロアにある。オープン保育室ということを利用して、職員間で声を掛け合い保育環境の整備に取り組んでいる。各クラスの間に壁がないため隣室の音が気になることはあるが、職員同士で声を掛け合い互いのスケジュールを確認するようにしている。また、今年初めに部屋ごとに薄手のカーテンを設置し、室内活動等の際必要に応じて仕切ることができるようにした。カーテンを設置したことで多少防音の効果があり、子どもたちが以前より活動に集中して落ち着いて過ごせるようになった様子が見られる。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の基本方針である、子ども一人ひとり、あるがままを受け入れ「やさしくあたたかく」の姿勢で接する保育のもと、画一的、指導的な保育は行わず、日々の保育で子どもたちがそれぞれの活動に興味を持って意欲的に参加が出来るような関りを大切にしている。集団活動では、自信が無かったり気持ちが乗らなかったりするときは、参加を無理強いすることなく、個々の思いを丁寧に受け止め、自ら一歩を踏み出せるような環境作りを心がけている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的な生活習慣である食事、排泄、着脱、歯磨きなどは、各年齢の保育指導案に基づき、子どもが自ら関心を持って身に着くよう、発達には個人差があることを理解して、一人ひとりの興味関心を大切に、少しずつステップアップしていけるよう援助を行っている。また、年齢や発達に応じて、絵本やペープサート、パネルシアターやエプロンシアターなども活用して、楽しく無理なく生活習慣が身につくよう工夫をしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育理念である、「子どもたちが本来持っている生きる力を育み、何を学ぶかよりも、どう学ぶかを考えられる子どもを育てたい」に基づき、自由時間は発達に合わせた遊具や季節ごとの絵本などを子どもたちの手の届くところに置き、子どもが自ら好きな玩具を出して自由な発想で遊べるような主体的な環境作りを大切にしている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員がシフト制で、毎日担任が全員常駐することは難しいものの、ヘルプに入るフリーの先生をできるだけ固定にすることで、子どもたちが愛着のある保育者と安心して過ごせるように工夫している。長時間保育の子どもも増えているため、家庭との連携や情報交換を大切にし、睡眠や食事、休息のサイクルは24時間の中で考え、子どもたちが心身ともに安定して過ごすことができるよう留意している。また、職員が連携して日ごろの保育を見直す中で、一人ひとりとのスキンシップや応答的な関わりを丁寧に行えるようにしている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・自我が芽生える時期のため、主張やこだわりも多くなるが、この時期は特に「一斉保育」をしようとせず「個々の関わり、個々の思い」を第一に対応するようにしている。子どもの思いや主張を「わがまま」とは受け止めず、成長する中で大切な発達段階であることを理解し、主張や思いに寄り添い、受けとめることを大切にできるよう、会議などでも話し合いを持ち、職員で認識を確かめ合う機会を持つようにしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児以上は集団での生活が主となるが、家庭環境や保育時間、また子どもたちの発達も様々なことから、一人ひとりの様子をよく観察して寄り添うほか、朝夕などの自由時間にはスキンシップをとるなど個別での触れ合いや関りを大切にしている。また、子どもたちの活動は、クラスだよりのほかアプリ(コドモン)で日々写真や保育の様子を配信をしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・特別に配慮を必要とする子どもに対しては、オープン保育室という環境上ではあるが玄関エントランスや保健室へ誘導するなど、個々で静かにできる環境を保てるようにして対応をしている。専門家のアドバイスを受けながら個別の指導計画を作成し、スモールステップの課題を持って子どもの成長の中でクラス担任が会議を通して話し合いを行い支援している。その内容はミーティングや書面を通してスタッフ間で共有し、同じ関わりが出来るよう心がけている。また、他機関にかかっている場合は、そこでの情報をできる限り保護者と共有し、園生活でも活かせるようにしている。また、年齢に関係なく、保護者と相談の上、発達に応じたクラスへの受け入れを行い支援している。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・延長保育は、季節により環境設定に配慮し、年間計画をもとに1日の生活を見通した保育を行っている。オープン保育室という環境上、スペースは十分ではないものの、一人で寝転がったりゆったりできるよう各クラスにマットや畳を敷きコーナーを作り、それぞれの年齢の子どもが、思い思いに遊べるような環境作りに努めている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・小学校との連携、就学を見通した計画は、年間計画に組み入れ、計画にもとづき就学に向けて期待が膨らむ思いを受け止め入学を楽しみに出来るよう進めている。1月の第2週目頃から午睡を減らし、就学に向けて昼寝がなくても睡眠が充足する生活リズムを作れるように家庭と連携しながら生活リズムの確立に取り組んでいる。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの体調については、保護者からの情報や職員の気づき(視診)を記録、共有し、必要に応じて即時に看護師、施設長、主任に相談、報告している。また、日々のミーティングの際、子どもたちの健康状態について共有し、職員全体で全園児をみる体制を整えている。園で流行している感染症や現在の罹患状況は、保護者に玄関掲示やアプリ(コドモン)の配信を活用してこまめに情報提供し、感染症拡大予防に努めている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・今年度はコロナ感染の影響により、時期がずれたものの、年2回の健康診断と歯科検診を行っている。歯科健診に関しては、通常嘱託歯科医が来園して健診を行っていたが、今年度は唾液などによるコロナ感染予防のため、園児がクラスごとに歯科へ来院して受診する形式で行った。内科健診においては、子どもの健康状態で気になることがあれば、事前に保護者から内容を伺い、嘱託医に相談している。また、嘱託医から地域の流行感染症や医療情報など、必要に応じて提供してもらい、保護者に周知している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員会議にて、アレルギーについての研修を行い、配膳時に気を付けること(調理士との確認、声出し確認、担任が配膳をすることなど)や、アレルギー発症時の対応についての確認を行い適切な対応ができるようにしている。アレルギー児は、専用の個別テーブル、椅子、食器トレー、台ふきんを使用し、他児との違いを誰が見てもはっきりわかるようにするなど、誤提供防止のため環境面でも誤食防止に努めている。また、入園時より、家庭、調理士、担任間での連携を密に行い、必要な情報は随時ミーティングなどで周知をしている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育年間目標である「食を楽しく」をモットーに食育を進めている。好き嫌いをなくしたり、マナー的なものを重視する前に、まずは食に興味を持ち、食を楽しむことを第一としている。また担任が一人ひとりの好みや食べる量を把握し、好き嫌いが多かったり少食な子の場合、苦手なものは予め減らして、少量でも意欲的に食べられることを大切にしている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・担任と栄養士、調理者、保護者が連携を取り、発達に合った食事を提供するよう努めている。2週間サイクルで同じメニューを提供しており、1回目で残食が多かったメニューは大きさや形、固さを工夫し、食べにくい物はとろみを付けるなど、同じ食材でも調理法や味付けを変えて、意欲的に食べられるように工夫している。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・0、1、2歳クラスは個人の連絡ノートを通して園での様子や生活リズムを伝え、日々家庭との連携を図っている。幼児クラスは必要に応じて連絡ノートを用意してもらうことにしているが、アプリ(コドモン)にて個別に連絡ができ、現在幼児クラスで連絡ノートを使用しているケースはない。今年度はコロナ感染予防のためで保護者が送迎時に部屋まで入れず、口頭で直接あまり様子を聞けないという保護者の意見もあるが、幼児クラスは日頃の様子を写真付きでコドモンで配信することで、「日常の楽しそうな様子がわかり安心する」との意見もあった。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度はコロナ感染予防のため、例年に比べて日々のコミュニケーションをとることが難しくなってきているが、個人面談は換気をしながら時間を短縮して年2回行い、懇談会は集まっての開催を中止してクラス単位で保護者に伝えたい事をプリントにして配布することで対応している。また、相談などあればいつでも面談を受け付けている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の送迎の様子から、保護者と子どもの関係を出来る限り把握し、何か問題があるようであれば、施設長、主任、担任とで相談し、保護者と話し合い等の時間を持つようにしている。虐待の原因には様々な要因があることから、正論を押しつけるような面談ではなく、まずはしっかりと保護者の思いを受け止め寄り添うようにしている。また、着替え時などに子どもの身体に不自然な傷やあざがないかを日常的に確認を行っている。また、面談などで家庭での様子や悩みを聞き、必要に応じて行政からのアドバイスや連携をとるなど保護者への支援にも取り組んでいる。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の自己評価は毎月、個人の自己評価票に全職員が記入することで反省や改善点を見出す機会を設けて日々の保育に繋げるよう取り組んでいる。施設長はそれぞれの取り組みや課題について確認、把握を行い、施設長との年2回園の個別面接では、自己評価に対してのアドバイスや、問題の共有に努めている。 |