この評価結果報告書は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、訪問調査に代わる手法で第三者評価を実施しております。
実施した評価手法は、詳細評価PDFにてご確認いただけます。
アートチャイルドケア鶴見
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | アートチャイルドケア鶴見 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 53 名 |
所在地 | 230-0051 横浜市鶴見区鶴見中央3-10 あしほ総合クリニック2階 |
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TEL | 045-503-4815 | ホームページ | https://www.the0123child.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2010年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | アートチャイルドケア株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:7 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
管理栄養士:1 名
調理師:1 名
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施設・設備の概要 |
居室:2室
設備等:冷暖房・調理室・医務室(職員室兼用)・多目的トイレ・沐浴室
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「自分らしく」生きていく事のできるこどもを育てる。子どもの人格を尊重し子どもたちが本来持っている生きる力を育み何を学ぶかよりもどう学ぶかを考えられる子どもを育てたい。私たちは、乳幼児の養護・教育の専門家として、子どもたちの「生きる力」を育むことにより、健やかで、思慮深く、思いやりがあり、他者と関わって生きる子どもを育てる事を目標に保育を行います。 また、社会環境が大きく変わっていく事を前提に、何を学ぶかよりも、どう学ぶかを考えられる子どもを育てることにより、どんな時代になろうとも、子どもたちが主体的に自分らしく生きていく道を歩めるようになって欲しいと考えています。さらに、現代の社会環境が子どもたちの健康や発達に与えている状況や環境を認識して保育活動に活かしていく事で、子どもたちの健やかな成長を支えたいと考えています。 そんな自分らしく、健やかに成長していく事ができる子どもが、やがて、他者と協力し、創造的で、自分の能力を存分に発揮する責任感溢れる市民となって社会を活性化すると信じています。 |
質の良い睡眠と正しい生活リズムは「生きる力」の基礎を構築します。アートチャイルドケアでは、専門医と協同で睡眠をはじめとした生活リズムを改善していく取り組みである「眠育」を行っています。脳科学研究の進歩とともに、乳・幼児期における子どもたちの睡眠(質・量・リズム)発達が脳の発育・発達、さらには学習意欲や学力に大きく関係していることが明らかになっています。1歳から小学校にあがるまでの子どもに必要な総睡眠時間(夜間睡眠時間+昼寝時間)は11時間程度と言われており、特に、夜間睡眠は10時間が必要です。子どもにとって眠ることは、育つことです。睡眠や食事など生活リズムを家庭と共有し、子どもたちの健やかな成長を援助していきます。 |
評価実施期間 | 2020/08/01(契約日) ~2021/04/27(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(令和元年度) |
特に評価の高い点 | 外国籍の保護者への対応に力を入れて取り組んでいる 地域柄、外国籍の子ども及び保護者の割合が高いことから、地域の関係機関の協力を密にして連携しながら対応できるように取り組んでいる。入園後のおたよりにはフリガナを振ったり、前もって保育予定表の提出をしてもらうなど保護者に保育内容をわかりやすく伝えられるように努めている。また、英語・中国語がわかる職員も在籍しており、個別にサポートすることにも力を入れている。 少人数である特性を活かした保育に取り組んでいる 園内はオープンスペース、少人数の保育であるという特性を活かし、子ども同士がクラスを超えて家族のように仲良く過ごすことができるように援助している。兄弟関係も多いことから、兄弟姉妹の姿が見えることは安心感につながるという考えのもと、子どもの思いに寄り添う保育に取り組んでいる。友達の兄弟にも優しく接することが出来るようになったり、年上の子の活動を見て期待を持ったりなど、子どもの成長する姿が見られている。 |
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改善を求められる点 | ・今後の地域との関係づくり、交流に期待したい 園長は今年度着任したばかりであるが、コロナ禍において園長会なども通達・連絡が中心となっており地域との触れ合いの機会が得られていないことを課題としている。従来からの引き継がれた地域との交流も含め、またコロナ禍による新しい生活様式の中での取り組みについても模索し、今後の地域との関係づくりに期待したい。 環境設定の工夫については継続的に話し合いを行っている オープンスペースでアットホームであり良いも多いが、声や音が気になってしまうことやクラスの活動に制限があるなどの課題があることも認識しており、課題と考えている。担任を中心に保育士同士が協力し合い、子どもたちがさらに活動に集中できるような環境設定の工夫について話し合い、継続的に取り組みを進めている。 |
第三者の⽴場から見ていただき、普段あまり意識できていない部分もご指摘・ご指⽰いただき、より改善していく部分が明確になりました。変えていかなければならないことに関しては早急に対応し、今後はより意識して良い保育ができるよう努めていきたいと思います。 ありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を記載し、園の玄関にも掲⽰している。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・経営(運営)課題は園長会で共有し、定期的に保育のコスト分析や利用者の推移、利用率等の分析を行っている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長会において、経営状況、改善すべき課題について説明を受け、それらは職員会議において職員への理解を促している。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・理念の実現に向けて3年後のビジョンが⽰され、それに沿った中・長期の経営方針が明⽰されている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本社経営陣が主体となり、中、長期計画を踏まえた単年度の計画(法人として)を策定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設長会議にて経営層より、施設長に周知があり、職員会議にて職員にも周知をしている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は保護者がいつでも閲覧できるよう玄関に配置している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年に一度、CSアンケートを実施し、結果は保護者への公表及び運営委員会で意見を聞き、保育に反映させている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者からの意見は、本社で集計した後に職員会議で話し合い、園全体で改善に取り組み、次年度に繋げることにしている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園長の役割、責任、職務については就業規則に明文化され、入職時に説明され、人事考課項目にも詳細に定められてている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・自治体、行政等の開催する研修に参加をするなどして法、規範、倫理などの理解を深めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・CSカードの結果をもとに、質の改善に向けて職員間で検討し具体的な取り組みとして№1宣言(年間目標)を⽴てている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・経営の大枠の部分に関しては本社が主体的に行い、その方向性に従い、現場レベルで実効性を高められるように取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・人材確保は本社主体で継続的に行われており定着の為の整備、質の向上、育成策を講じている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人主体に総合的な人事管理が行われており、期待する職員像が明確になっている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の日々の様子を確認し、人事考課の面談、職員アンケートを実施して要望、意向を把握に取り組んでいる。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員一人ひとりが自己目標を設定し、毎月の反省と年2回以上の園長との面談で達成状況をお互いに確認し合っている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・研修報告書は、施設長の確認後は回覧により共有化を図り、一人ひとりの資質向上に役⽴てるようにしている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・新卒職員にはメンターが付いてOJTを行い、園内研修では「感染症対策研修」「児童虐待及び人権侵害研修」「個人情報と守秘義務」「安全対策チェック及び緊急時対応」等のテーマを必須して実施している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・マニュアルをもとに実習生の受け入れを適宜行っているが、、本年度はコロナ禍により受け入れは行っていない。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を公表している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に一度、本部職員が来園し内部監査を実施している。業者選定は本部が行なっており、実際の発注のみ園が行っている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域の社会資源や情報については、掲⽰などにより保護者に伝えるようにしている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ・ボランティア受け入れルールは設定されておらず、園ではボランティアの受け入れ数年行われていない。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の関係機関のリストを作成しており、事務室をはじめ保護者にも目にすることができるよう玄関脇にも掲⽰している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・年2回の運営委員会を実施しており保護者の声や意見交換、外部委員からの助言、アドバイス等を受けている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・系列のアートSEDスクール(児童発達支援事業)との連携によって、子どもの発達に不安がある保護者に対して相談に乗ったり、提案をしたりする機会を設けている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育理念には「一人ひとりの発達と人格を尊重した自分で考える教育」を掲げ、ホームページなどで伝えている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・公開する情報と個別対応の情報については、区分けして対応することにしている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人作成のHPにて利用希望者が必要とする園の情報等をわかりやすく提供している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園のしおりや重要事項説明書をもとに新入園説明会や個別面談を行い、保護者への個別の質問に対応している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長、担任等が窓口となり卒園、転園、退園後も相談に乗ることを保護者に伝えている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社主体で毎年10月にCSカード(顧客満足度)を実施~集計後、園では結果をみて検討・対応を進めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・CSアンケート(匿名)の実施、結果の公表と年2回の第三者委員参加の運営委員会を開催している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の玄関に相談窓口等を掲⽰し、保護者への周知に努めている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内の案件については、園長の裁量範囲の中で判断して返答し、迅速に対応することにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事故事例などについては本社教育研修部よりメール等で都度連絡があり、適宜園内で共有し、予防や対策を検討している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・感染症マニュアルは、行政の指⽰や通達などを踏まえ法人として作成し、必要に応じて改訂している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に配付している重要事項説明書兼入園のしおりに記載しており、入園説明会では口頭でも説明、周知している。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園内研修や、外部研修を受講し標準的な実施方法についての周知徹底に努めている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長がマネージャーと相談しながら全体的な計画を策定している。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画を踏まえ、年度末の職員会議や年2回の運営委員会での意見をもとに年間計画の作成につなげている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・社会情勢・事案・法令改定など、地域福祉のニーズの変化等を鑑み、適宜、指導計画の見直しに取り組んでいる。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児クラスは、個人記録を作成しており、職員全体で一人ひとりの様子を把握し、保育に活かせるようにしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修を通して個人情報保護規程等の周知徹底に取り組んでおり、職員は遵守に努めている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は保育所の理念、保育方針、保育目標に基づいて編成されており本社で作成されている。園では全体的な計画を踏まえ、各クラスの担任が年間、月案、週案に落とし込み指導計画の作成につなげている。全体的な計画については、年度末に職員会議にて見直しを行っているが、リーダー、クラス担任が中心となっており全体での共有には至っていないため、課題としている。また、園において子どもの発達過程や、家庭状況、地域特性などを考慮し、独自の全体的な計画の作成についても必要とされる。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室温はエアコンにより一定温度に保たれ、加湿器を設置し湿度にも配慮している。温度、湿度は睡眠チェック表に記入し確認できるようにしている。窓は柵があるので安全に換気も可能である。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・アートチャイルドケアの理念である「自分らしく」を大切に保育に取り入れるようにしており、子ども一人ひとりが自宅で過ごすように自分のペースで生活できるような支援について考え、援助できるようにしている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・指導計画に沿って年齢に応じて、食事、排せつ、着替えなどの基本的な生活習慣が身につくように援助している。入園時より個人マークでロッカーや靴箱などを⽰し、乳児から自分の場所を分かるように工夫しており、持ち物を出したりしまったりすることに興味が持てるようにしている。トイレトレーニングは2歳児クラスを中心に進めているが、子どもの発達や子どもの気持ちに寄り添いながら無理がないように取り組みを進めるようにしている。保護者の意向も確認し、家庭での様子を共有しながら進めている。子どもの主体性を伸ばせるようにさらに力を入れていくことを課題としている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:b】 ・玩具はとりやすい高さに設定し、机上でできる遊び、コーナー作り、絵本も自由に取り出せるように設定sている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:非該当】 0歳児の受け入れはないため非該当とする |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳、2歳児クラスでは、個別指導計画があり、計画に基づいて一人ひとりの発達に合わせた支援に努めている。食事、遊びのスペースを分け落ち着いて過ごせるように配慮しており、保育室を広く使い安全に探索活動ができるようにしている。玩具の設定も、自分で出したり片付けたりしやすいように設置し、マットを敷いてゆっくりと座って遊べるようにしている。マット上には上履きを脱いであがるようにしており、上履きを脱いだら揃えて置くことを、子どもに考えてもらいながら分かりやすく伝え習慣となるように援助している。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスでは自分で朝や帰りの身支度が出来るようになっており、保育士が見守るようにしている。日々の活動や散歩、行事などにおいても子どもの意見を取り入れるようにしており、子どもの興味関心に合わせた活動内容になるように工夫をしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園内はバリアフリーであり障害に応じた環境整備に配慮している。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・現在のところ延長保育の利用は少ないが、スポット利用にも対応している。乳児クラスと幼児クラスは18時までそれぞれの保育室で過ごし年齢ごとの遊びに取り組めるようにしている。18時以降は合同保育時間となり、補食を提供し空腹を感じることなく過ごせるように配慮しており、乳児がいる場合は小さな玩具は片付けて環境を整え安全に配慮している。兄弟関係もいるため仲良く遊べるように、また、人数も少なくなるので密に関わり寂しくないように配慮している。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画、年間指導計画にも就学にむけての取り組みについて記載があり、それに基づいて保育を行っている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・登園時には、乳児クラスの子ども達から手洗いとうがいを行い保育室に入るようにしている。全クラスにおいて登園時と午睡後には熱を測り記録し健康管理に取り組んでいる。水分補給前には消毒をしてから行うようにしている。保健指導は手洗いについて担任が実施している。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の内科検診、歯科検診尾結果を家庭に通達し職員間で共有している。問診表を提出してもらい、園医に見てもらうようにしており、健康に関して心配なことがあれば事前に提出してもらい、確認のうえ降園時に伝えるようにしている。内科検診では園医から担任にも聞いてくれるので話しやすく連携が図れている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・アレルギー疾患のある子どもに対して、「アレルギー対応ガイドライン」に基づき、子どもの状況に応じた対応を行っており、医師の指⽰書のもと、除去食の提供を行っている。毎月の献⽴は保護者に来園してもらい、園長、栄養士、担任、保護者での確認を行っている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・給食会議を毎月1回行い、残食状況の把握に努めており、必要に応じて内容を見直し2週目の献⽴に生かせるように取り組んでいる。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社作成の献⽴を使用し二週サイクルで提供をしている。誕生日会では、おやつを誕生ケーキを提供し季節のフルーツを乗せるなどの工夫をしている。毎月の世界の料理、クリスマス、ハロウイン、節分、こどもの日、ひなまつりなどの季節の行事、伝承行事では行事食を提供し、食事によって文化なども伝え、子どもたちがいつもと違う食事を楽しみにできるように取り組んでいる。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・連絡帳、連絡用アプリ(コドモン)、送迎時の会話などによって保護者と日常的に子どもの状況を伝えあい共有できるように取り組んでいる。今年度はコロナ禍にあり、保護者会は中止となったため、保育方針や取り組みの様子などについては、クラスだよりで伝え理解が得らえるように取り組んでいる。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・コロナ禍にあり、保護者会、保育参観などの中止によって保護者とのコミュニケーションを図る機会は少なくなっているが、日々の連絡帳と会話を大切にしている。個人面談は実施しているが、保護者から希望があれば相談にはいつでも応じており、必要時応じて園長が対応することも可能とし、相談を受けた職員が適切に対応できるように助言も行う体制としている。面談内容は適切に記録に残し、他の職員にも伝える必要がある場合には、会議で共有している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・受け入れ時には視診により、子どもの様子を確認し気になることがあれば保護者に確認するなど、虐待等権利侵害について早期発見と予防に努めている。虐待等が疑われる場合には園長に報告し、必要に応じて公的機関に連絡し連携をとる体制となっている。また、園内で共有し記録残している。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・日々の振り返り、毎週、毎月の反省や課題を記録し翌週、翌月ほ保育に取り入れ繋げられるように取り組んでいる。 |