この評価結果報告書は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、訪問調査に代わる手法で第三者評価を実施しております。
実施した評価手法は、詳細評価PDFにてご確認いただけます。
アートチャイルドケア東戸塚
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | アートチャイルドケア東戸塚 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 90(86) 名 |
所在地 | 244-0801 神奈川県横浜市戸塚区品濃町557-1 常盤ビル1階 |
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TEL | 045-821-4015 | ホームページ | https://www.the0123child.com/personal/1273/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2010年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | アートチャイルドケア株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:19 名
非常勤職員:7 名
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専門職員 |
保育士:18 名
看護師:1 名
管理栄養士:1 名
栄養士:3 名
調理員:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数:保育室6、事務室1、調理室1
設備等:バリアフリー、自動ドアインターホン、プラズマクラスター設置、園庭、IC登降園管理システム
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保育理念 ~「自分らしく<」生きていくことのできる子どもを~ 子どもの全人格を尊重し、子どもたちがこどもたちが本来持っている「生きる力」を育み、「何を学ぶかよりも、どう学ぶか」を考えられる子どもを育てたい。 基本方針 睡眠と生活リズムを整える事を目指して保育を展開していきます。 一人ひとりの個性と成長に応じた保育を展開していきます。 子どもの「失敗」を受け止める保育を展開していきます。 |
保育園の近くには大きな品濃中央公園をはじめ、いくつかの自然溢れる公園に恵まれ、元気いっぱい 楽しく遊んでいます。 隔週で英語リトミックを通して異国の文化に触れ楽しんでいます。 体操教室も隔週で行い外部講師を招いて実施しています。 春の遠足、夏は七夕祭りや野菜の栽培、収穫を経験しながら土に親しみ美味しく頂きながら食育活動をしています。 秋は運動会、冬はおゆうぎ会やクリスマス会など季節に合わせた行事や毎月のお誕生日会も行っています。 |
評価実施期間 | 2020/08/01(契約日) ~2021/04/27(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(年度) |
特に評価の高い点 | ・子どもに寄り添う保育の実現にむけて取り組んでいる ナンバー1宣言として「余裕をもって子どもに寄り添う保育」を掲げ、保育において特に重点を置き取り組んでいる。職員会議では「子どもへの声かけ(声の大きさ)、言葉掛け」など子どもへの接し方について話し合い、自分で考えて行動できるような声掛けの工夫や、声の大きさを意識することで、子どもが落ち着いて過ごせるようになっているなどの成果も⾒られている。また、遊び込める環境づくりにも力を入れており、一人ひとりと向き合いながら子どもに寄り添う保育の実現に向けて取り組んでいる。 ・職員が気持ちを伝えられるような環境づくりに取り組んでいる 職員が余裕をもって仕事に向き合うことができるように、職員会議では「職員の仕事の改善」などについて全職員で話し合い、それぞれの意⾒や提案を取り入れるようにしている。また、日頃より困ったことや相談などがあれば、小さなことでも自分の気持ちを伝えることが出来るように話しており、一人ひとりの思いを大切により良い環境づくりに取り組んでいる。 |
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改善を求められる点 | ・地域との交流を充実させることを目指している 本年度はコロナ禍のこともあり、地域の園長会なども通達・連絡が中心となっていたことが報告されている。例年であれば、地域ネットワークの中で子どもが交流できる機会を計画し、実施に向けて協働する機会として取り組んでいる。本年度は中止や縮小になるケース多く、子どもが触れ合う機会が少なかったことも報告されており、地域での交流については次年度に向けての課題としている。また、施設長は就任間もないため、従来からの交流の継続をはじめとし、さらに新しい生活様式の中での取り組みを充実させることを目指している。 ・研修に計画的に参加するため職員体制を整えている 本年度は外部研修の開催が少なかったこともあり、職員のスキルアップの機会が縮小してしまったことを課題としている。次年度に向けて、職員が希望する研修に参加することができるように、内外研修情報を早期に把握し、適切なシフト体制が組めるような準備を図ることを目指している。 |
第三者評価を受けた事により職員全員でいろいろな視点から⾒直す事が出来た。 改善点や良かった点が浮き彫りになり、より良い保育を目指すのはどうしたら良いか漠然としていたものが現実的になった。保護者向けのアンケートで困っている点、園に望んでいる事なども分かれやすく出てきて改善に向けて取り組む⽷⼝となり、受けて良かったと思う。 |
詳細評価PDF | 詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を記載し、園の玄関にも掲示している。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本社運営部において運営課題(保育のコスト分析や保育所利用者の推移、利用率等)の分析を行い、施設長会議を通じて園に伝え、職員への理解を促している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社で開催される施設長会において経営状況や改善すべき課題について説明され、園では職員会議において報告し、職員への周知を図っている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人として中・長期計画(理念の実現に向けた3ヵ年経営方針)を掲げており、施設長会議において説明され各園で実践できるようにしている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の中長期計画(理念の実現に向けた3ヵ年経営方針)をもとに、各園で法人の書式に従って事業計画を策定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度の事業計画については、職員会議において園長が職員に説明し周知に取り組んでいる。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は保護者がいつでも閲覧できるよう玄関に常置したり、年度初めの保護者会等で説明することにしている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年1回CSアンケートを実施しており、結果を公表するとともにび運営委員会でも説明し、保育に反映させることにしている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者の意⾒は本社で集計され、職員会議で話し合いによって園全体で改善に取り組み、次年度に繋げることにしている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長の役割、責任、職務については就業規則に明文化され、入職時に説明され、人事考課項目にも詳細に定められている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・自治体、行政等の開催する研修に参加をするなどして法、規範、倫理などの理解を深めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・人事考課表、行事報告書、自己評価を踏まえ、職員会議等を通じて指導助言に取り組んでいる。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長会議において、法人としての事業の方向性などを確認して園運営に取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・採用実務などの人材確保については本社の専任業務になっており、必要な人材は本社と連携してして採用している。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人材確保は本社業務として継続的に行われており、定着のための処遇に関する整備や質の向上、育成策などを講じている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員との日頃の関わりをはじめ面談や職員アンケートを通じて、個々の意⾒を把握して園運営の参考にしている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人事考課制度は目標管理を基本としており、毎月の反省と年2回以上の園長との面談で達成状況を確認し合うことにしている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・必須研修をはじめ、内外の各種テーマの研修に参加できるようにしており、参加後は園長にレポートを提出している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・新卒職員にはメンターが付いてOJTを行い、園内研修では「感染症対策研修」「児童虐待及び人権侵害研修」「個人情報と守秘義務」「安全対策チェック及び緊急時対応」等のテーマを必須して実施している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルに準じ、園の状況を踏まえたうえで実習生の受け入れ、学校からの申し込みが園に直接入るようになっている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を公表している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に一度、本部職員による内部監査を実施している。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との関わり方について基本的な考え方は、ホームページを通じて提供してている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受け入れルールは設定されていない。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域保育園との交流会、区施設長会議(今年度はコロナにより不参加)、幼保小教育交流事業総会などに参加している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・例年であれば年2回の運営委員会を実施しており、保護者の声や意⾒交換、外部委員からの助言、アドバイス等を受けている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・系列のアートSEDスクール(児童発達支援事業)との連携によって、子どもの発達に不安がある保護者に対して相談に乗ったり、提案をしたりする機会を設けている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「子どもの失敗を認める」という方針が挙げられており、職員は研修や振り返りを通してりかいを深めている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・公開する情報と個別対応の情報については、区分けして対応することにしている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人のホームページを中心に園の情報を公開している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園のしおりや重要事項説明書をもとに新入園説明会や個別面談を行い、保護者への個別の質問に対応している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長、担任等が窓⼝となり卒園、転園、退園後も相談に乗ることを保護者に伝えている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として毎年10月にCSカード(顧客満足度)を実施し、園では集計結果をもとに検討・対応に取り組んでいる。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・CSアンケート結果の公表と年2回の第三者委員が参加する運営委員会を開催している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の玄関に相談窓⼝等を掲示し、保護者への周知に努めている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内の案件については、園長の裁量範囲の中で判断して返答し、迅速に対応することにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事故事例などについては本社教育研修部よりメール等で都度連絡があり、適宜園内で共有し、予防や対策を検討している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症マニュアルは、行政の指示や通達などを踏まえ法人として作成し、必要に応じて改訂している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に配付している重要事項説明書兼入園のしおりに記載しており、入園説明会では⼝頭でも説明、周知している。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人共通のマニュアルをはじめ、園内研修や外部研修などによって、標準的な実施方法についての周知徹底に努めている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修や外部研修などによって、標準的な実施方法についての⾒直しを行っている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長がマネージャーと相談しながら全体的な計画を策定している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・社会情勢・事案・法令改定など、地域福祉のニーズの変化等を鑑み、適宜、指導計画を⾒直している。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児クラスは個人記録を作成しており、子ども一人ひとりの様子を把握して保育に活かしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修を通して個人情報保護規程等の周知徹底、遵守している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は保育所の理念、方針や目標に基づき本部で編成されており、園では食育や運動、活動、英語、交流などについて取り入れ作成をしている。全体的な計画は、施設長が中心となり作成しており、会議において職員全員が確認できるようにしている。年度末に振り返りを行い次年度の作成につなげているが、来年度は職員も一緒に作成に取り組むことを検討している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・温度計、湿度計は各部屋に設置しエアコン、加湿空気清浄器、窓開けによる換気も行い適切な状態を保持している。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりに個性があることを前提とし、室内遊び・製作・外遊びなど、個々に合わせて十分に楽しめるようにしており、コーナーづくり、パーテーションの使用などにより環境づくりに工夫をし子どもが集中できるようにしている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達に応じて基本的な生活習慣を伝え身につくように援助している。自分でやりたい気持ちがでてきたら、着脱の方法を知らせながら、たたむ、ロッカーにしまう等その都度丁寧に伝え楽しんでできるようにしている。保育室はオープンスペースであることから、乳児クラスの子どもたちも、幼児が身支度などを自分で行っている様子を⾒て興味を持ち、真似をしている姿も⾒られている。乳児からの積み重ねによって幼児クラスの子どもたちは自分で朝や帰りの身支度をしたり、活動の準備や片付けもが出来るようになっている。言葉をかけすぎず、自分で出来たという喜びが感じられるように⾒守る姿勢を大切にしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・玩具を自分たちで自由に選んで遊べるようなコーナーを設置し、好きな遊びを楽しめるように工夫している。制作活動や楽器遊びなどで自由に表現を楽しめるようにしているほか、幼児クラスでは外部講師による体操教室、英語リトミックをそれぞれ月2回実施し、子どもが保育士以外と関わり様々な体験ができる機会を設けている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児一人ひとりの発達を担任が把握し、離乳食の進め方や活動内容を個々に合わせ保育を行っており、個々の発達状況はミーティング等で他クラスの職員にも伝え、連携できるように取り組んでいる。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの発達に応じて焦らせる様な声掛けをせず、保育士がゆったりした気持ちで待つ様にしている。時間差保育にも取り組みを始めており、個々のペースに合わせながら、食事、身支度など、少しずつ無理のないように進めている。友だちとの関りも多くなることから、自分の思いを伝えられない時や言葉にならい時は、相手にも思いがある事など分かりやすく伝え、気持ちを汲み取りながら代弁するなどの援助をしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもたちが、興味関心を持った遊びを自由に選択し遊びこめる環境(コーナー)や玩具の用意をしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・玄関前はスロープにし段差のない部屋にしている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月案、週案の中に連続性のある計画をおり込み、朝の会で1日の流れを話し活動できるようにしている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・今年はコロナ禍で交流が行えていないが、例年は近隣の保育園との交流や小学校との交流を通して同じ就学先の友だちを⾒つけたり、小学校での遊びなどを体験し、期待や⾒通しを持ち過ごしていた。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保健マニュアルに基づき子どもの心身の健康状態の把握に努めている。登園時の検温、玄関で顔認証の実施により体温が高い場合は実測し確認に努めており、園内においては手洗い、ソーシャルディスタンス、アルコール消毒(食事前)などの感染症拡大防止対策に取り組んでいる。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断、歯科検診は年2回行い、その日のうちに紙面や⼝頭にて保護者に結果を通知している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に1回全職員でアレルギー疾患等の社内研修を行い、レポートを作成し知識を深めており、園内では動画研修を行い、知識や情報を得て互いに話し合い確認し合っている。また年に1回マニュアルを⾒直している。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人差があるため、一人ひとりの食べる量や苦手な食材を把握しており、食事を楽しめるように苦手な物を強要せず、量を減らしたり、少しでも食べてみる中で、食べられた達成感や喜びを味わえるようにしている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社作成の献立を使用し二週サイクルでの提供を行っており、各クラス喫食報告をつけたり、残食を記録する中で献立の改善に役立てている。子どもたちの食の進みや、味付け、サイズ等を調理職員と共有し二週目に活かせるようにしている。毎月の献立の中に郷土料理を取り入れ、いろいろな国や地域の料理が食べられる機会を設けているほか、ひな祭りや七夕など行事食を取り入れ、盛り付けなど子ども達が⾒た目にも楽しめる工夫をしている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・連絡帳だけでなく、各クラスのボードに一日の様子や連絡事項を書き保護者にいつでも⾒てもらえるようにしている。保護者会を年に2回、保育参加は1回行い基本方針、保育の理念に基づき保育を行っていることの理解を得られるように取り組んでいる。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・連絡帳やシール帳を利用し保護者からの相談に応じて必要なアドバイスを行うようにしており、相談を受けた事に対してその後の様子を連絡帳や登降園時に聞き、問題が解決出来るよう努めている。相談内容は個人面談ファイル、ちいさなことは日誌に記録、苦情は別ファイルに残している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもたちの着替えやおむつ替え時には洋服の下の違和感がないか視診に努め、子どもたちの生活の中での違和感や発言の違和感などを⾒逃さないように気になったことは保育者同士で意⾒を聞くなど、園全体で子どもを守る意識をもって過ごしている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・日誌では日々の保育の振り返りを行い、週案、月案においては課題について話し合い、翌週、翌月の保育につなげられるように取り組んでいる。 |