にじいろ保育園淵野辺
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | にじいろ保育園淵野辺 | 評価対象サービス | 2021 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 70(71) 名 |
所在地 | 252-0206 相模原市中央区淵野辺5-9-6 |
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TEL | 042-851-3022 | ホームページ | https://www.like-kn.co.jp |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2019年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | ライクアカデミー株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:15 名
非常勤職員:7 名
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専門職員 |
栄養士:2 名
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施設・設備の概要 |
居室数:保育室6部屋
設備等:事務室・調乳室・給食室・休憩室・洗濯室・一時保育室・小部屋
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・理念…「のびやかに育て だいちの芽」 ・教育方針…「みとめ愛」(信頼)「みつめ愛」(安定)「ひびき愛」(共感) 目指す保育園像…陽だまりのような保育園、地域と共に育つ保育園、子どもと共に輝いていける保育園 ・自然を愛し心身ともに健やかな子ども ・自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども ・「仲間」と関わり人を思いやれる子ども ・自己を表現できる子ども これらを育む保育を目指す。 |
・地域にJAXAがある。駅の周りの通りは星座通りになっている。 ・地域のお祭りは「銀河まつり」という。 ・上記の事から銀河、星座、惑星、空に関する事を保育に取り入れる事を特徴とする。 ・園全体でも園児数定員70名ということもあり、アットホームな雰囲気を大切にしている。 ・異年齢交流の体験を多く取り入れている。異年齢交流をする中で子ども同士が学ぶ(真似ぶ)姿をしっかりと保育士がキャッチしみつめ合う、みとめ合うという仲介を行うようにしている。ごっこ遊び(見立て遊び、なりきり遊び)が上手になっていき更に発展したり展開したり継続していけるように取り組んでいる。 幼児縦割り(2020~)・乳児縦割り(2021~)・行事には全クラスで参加・幼児と乳児の交流(2021~) ・年齢に応じた安心安全でやってみたいという意欲に結びつくようにする。子どもが考える力が見に付くように働きかけるなど取り組んでいる。 |
評価実施期間 | 2021/05/28(契約日) ~2022/03/23(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特に評価の高い点 | ・積極的に地域交流・地域貢献し、地域に根付いた園を目指し取り組んでいる コロナ禍の中にあって、園は積極的に地域との繋がりを進めている。近隣には大学や学校が多く社会資源には恵まれている。青山学院大学内に広域避難訓練場所があり、春には梅や桜の花見、パイプオルガン演奏見学、ツリー見学、ダブルダッチサークルとの交流ができている。桜美林中・高等学校とは、クリスマスハンドベルコンサート、ノンタンのクリスマスごっこ交流や相模原市主催の分別戦隊シゲンジャー銀河、さらには、つるや呉服店にて吊るし雛見学、國學院大學グランドにてドングリ広いや探索遊び、テノール歌手によるコンサート、お話の会(チームサンサン劇団)、銀河祭りへの造形作品出展など様々な活動をしている。また、公益的な事業活動にも取り組み、地域の子育て支援として「育児相談」「臨床心理士相談」をブログなどで案内している。今後も子供の孤立化の対応を課題としつつ、近隣公園の掃除やハロウィンなどでの近隣の人々との交流を継続しながら、地域に根付いた園となるように取り組んでいくこととしている。 ・園全体の交流を行いアットホームな雰囲気の中であたたかい保育園を目指している 朝夕の合同保育時間以外にも幼児クラスの交流、乳児クラスの交流の時間を取り入れ、異年齢の交流に力を入れている。幼児クラスは自由遊びは日常的に異年齢で行い、活動によって縦割り2グループで制作や劇の発表などを行っており、年齢を超えた交流を通してお互いを尊重し認め合う姿が見られている。乳児クラスにおいても夏以降少しずつ関りを持てるように援助をはじめており、感染状況を踏まえながら短い時間でも交流の時間を持てるように取り組んでいる。 ・子どもの興味関心を取り入れた遊びを多く展開している 銀河、天体、惑星など、JAXAが近くにあり、駅前通りは星座の名前がついていることから年長児のマークのみ惑星を使用している。プラネタリウムごっこをはじめ月の変化を調べたり、ロケットに乗ってのごっこ遊び等を行うなど興味関心を高めていることは、特徴的な取り組みである。また、季節に関連したごっこ遊び、はたらく車ごっこ、園庭に標識を立てて遊ぶなどごっこ遊びの充実が図られており、子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
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改善を求められる点 | ・業務の効率化を図り、保育の質の向上に向けて取り組んでいる 保育の質を高めるために、保育士の仕事を「保育の部分」と「事務作業の仕事面」に分けて取り組んでいる。事務作業の面においては、行事のプログラムは定版にしクラスカラー分けにする、入城門や大型プログラムなどはベニヤ板や段ボール箱に予めも増資やテープで表面をコーティングをしておく、大型壁面を保存キープして次年度使うようにする等、0から作り出すには時間が掛かるが、計画的な作業で徐々に作っていくという方法で、作業方法の土台を作っており、年々ノウハウを蓄えている。保育の部分では、時間内に仕事が終わるようにするための取り組みで改善が見られているが、さらに係り分担や協力方法を見直し、今後は年間カリキュラム、月間カリキュラム、週案等作成の軽減を行い、保育の質の向上に向けた取り組みに継続的に取り組んでいる。 ・学び育ちのエピソードを効果的に伝えることを目指している 保護者との関係構築にむけて日々の会話や掲示、ブログなどにおいても、写真にコメントを付けて日々の様子をなるべく多く見てもらえるように工夫をしているが、ありのままの姿だけではなく心の育ちのエピソードを伝えるたり、「学び育ちのエピソード」を効果的に伝えることも必要であると感じている。また、保育の意図を伝える面においても課題を感じており、園長が懇談会や園だよりで伝えるだけでなく、日々担当している保育士がリアルタイムの保育の中から成長発達へと解説していけるようになることを目指している。 |
当園は、創立3年目の園です。まだまだ未熟な点ばかりが目についていたこともありました。結果に対しても3年目の段階を考慮して途中経過の評価ですので今後も職員一丸となってステップアップしていけるようしたいと考えています。ですが、支援の取り組みに対しての評価は、職員にとっては励みにもなります。その点と施設の「強み」や「弱み」を把握して更に信頼される施設を目指したいと思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念・基本方針はホームページや重要事項説明書に明示されており、園内にも掲示して誰でも常に目が届くようにしている。スタッフハンドブックにも明記し、職員の行動規範となっており、いつでも確認することができる。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎月、園長は本社全体会に参加し、必要な情報を収集して後日、園の職員に共有している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・収集した情報を分析・検討して、自園の取り組むべき課題や問題を明確にしている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・中・長期的なビジョンは本部で策定されており、本社全体会で園長に説明している。園長はこれを踏まえ、必要に応じて自園の状況に応じた中・長期計画を策定して職員に伝え、さらに園内に掲示している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度計画は中・長期計画を踏まえて、園長・主任が立案・策定している。保護者ニーズに合った内容となっており、保護者に提示もしている。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は前年度の事業報告を反映し、年度末から年度初めにかけて園長・主任・リーダーが策定し、職員に伝えている。手順通りに策定され、都度職員の意見や提案を聞き、計画の実施状況、振り返りなどが行われている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は運営委員会でその内容の詳細を説明し、保護者などに周知するように努めている。内容や進捗状況など、年度末には必ず必要事項を文書にして配布・掲示したり、コドモン配信にて保護者に通知し説明している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は本社方針に基づいて自園の自己評価を実施し、本社との面談などを基に保育の質向上や運営改善に努めている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・内部監査や行政監査などの指摘事項など、課題・問題点を明確にして記録している。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドには園長の役割や具体的な業務が明確化されている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社にて「コンプラアンス確認テスト」を実施し、園長の一層の理解・認識に取り組んでいる。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は昼礼や職員会議に参加し、クラスでの問題点解決や環境見直しに積極的に参加してリーダーシップを発揮している。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は本社主催の労務研修およびテストを義務付けられ、労務管理の基礎知識を持ち、それを基に経営の改善や業務の実行性を高める取り組みに指導力を発揮して業務を行っている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本部総務人事部内に、採用に特化した部署として「採用グループ」を設置し、人材募集および人材確保を実施している。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社にて人事基準は明確に定められており、スタッフハンドブックに「期待する職員像など」を明確にしている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理に関しては園長・主任が担当して職員の就業状況や意向を把握している。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・目標設定シートにて職員一人ひとりの目標項目、目標水準、目標期間を設定する目標管理のための仕組みがある。シートに基づき、園長は職員と年度当初、期中、年度末に面談を実施し適切な指導に取り組んでいる。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」に職員の資質向上・自己評価の項目に、望ましい保育士としての資質、社会人としての基本を明記している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員一人ひとりに合った個別育成計画・研修計画を作成し、研修は優先的にシフトに組み込み極力参加できるようにしている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では、本社での教育実習生受入マニュアルに基づき、基本方針を明確にし受入体制を整えている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本社主導でホームページの公開を行っており、法人および園の保育理念や基本方針、保育の内容や活動などを情報発信している。ホームページには重要事項説明書や財務書類など関係書類を公開して運営の透明性を確保している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の事務、経理、取引などに関するルール、職務分掌と権限・責任を明確にし、職員に周知して適正な経営・運営に努めている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「地域とつながる」を理念に掲げ、地域活動に取り組んでいる。商店など地元の活用できる社会資源や地域の情報を収集し、子ども・保護者のニーズに応じて積極的に地域交流を図るよう努めている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受入や地域の学校教育などへの協力についての基本姿勢を明文化し、マニュアル・体制は整備している。コロナ禍においては受け入れは制限している。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務所には行政関係・児童相談所・地域療育センター、学校、管轄警察、消防署、病院リストなどの連絡先を一覧にまとめ全職員に周知している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・他園、姉妹園の園長と情報交換を行い、地元の福祉の状況やニーズなどを把握するように努めている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園付近の公園掃除やハロウインなどで近隣の人々と交流し、地域に根差した園となるよう取り組んでいる。今年度は地域の福祉ニーズに基づく活動・計画を実施することができなかったが、次年度からは園に地域の人々を招くイベントなどを企画し地域貢献・還元の具現化に取り組んでいる。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・入社時研修にて職員は、人権研修「子どもの人権を大切にする保育」を受講し、その後は毎年マルトリートメント研修を実施することで、子どもを尊重した保育の実施に向けた取り組みを行っている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護についてはマニュアルが作成され、さらに自己目標シートの中にも記載があり、職員は常に念頭に入れて保育を行っている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育理念や基本方針、保育内容や園の特徴など、園情報はホームページに掲載したり、園内に掲示または設置して誰でも閲覧できるようにしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の開始・変更時には園長が保護者に説明し同意を得るようにしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所の変更や自園の保育終了に当たっては、園長が窓口担当者となり対応し、変更先や各関係機関と連携を図り、必要に応じた申し送りをしている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者アンケートを実施し、保護者が求める保育を把握するように努めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決責任者は園長、苦情受付担当者は主任となり、苦情解決の体制は構築されている。本社にも苦情相談窓口を設け、園と連携して苦情解決に取り組んでおり、系列園の苦情事例を園長会にて共通認識している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社にも苦情相談窓口があることを重要事項説明書に記載し、保護者には入園説明会で周知している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では毎日の昼礼で意見や相談を職員間で共有し、迅速に対応するよう努めている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社でリスクに対するマニュアルや事業継続計画を作成するとともに、関連する研修を実施している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の状況にあった予防と対策のマニュアルを作成し職員間で周知徹底している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・コドモンを活用し、保護者・職員の安否確認の仕組みを作っている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」「看護・保健ガイド」「栄養・給食ガイド」が整備され、保育実践の場での統一した基準を文書化しており、ガイドは職員がいつでも確認できる場所に設置している。また、クラスごとのマニュアルファイルも整備している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」の内容は本部で適宜、見直している。2019年に最新版を改訂した。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時は「家庭調査票」や「面談」の下に子どもと保護者の生活状況を把握しアセスメントしている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画を作成後、クラスリーダー、主任の指導を受け、園長確認の手順で承認されている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別の「発達経過記録」様式を用い、成長過程を定期的に記録している。0.1.2歳児は個別指導月案を策定している。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園では家庭調査票、保育関係書類、緊急連絡票等を鍵の施錠可能な書庫に保管し、職員の持ち出しは主任、園長への確認を厳守している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、児童憲章・児童権利条約・児童福祉法・保育指針の趣旨を捉えて編成している。保育所の理念、保育の方針や目標は、保育所保育指針等の趣旨をとらえて編成されており、全体的な計画には発達過程や家庭の状況、保育時間、地域の実態などを盛り込んだ内容となっている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室温は外気温を考慮し適温にするよう努め、24時間換気・空気清浄機・エアコンを設置し適宜使用しており音にも配慮している。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・発達段階を考慮しその子の背景(生活実態)も把握しながら、一人ひとりに応じたペースで保育していくように努めている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的生活習慣においては年齢や身体的発達、指先の発達を良く見て、個々に合わせた指導をするよう配慮しており、職員間では「着脱」「睡眠」「食事」「排泄」などについて必要事項をまとめてファイル研修を行っている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの主体的な活動を促すためには、保育士等が多様な関わりをもつことが重要であることを踏まえ、子どもの情緒の安定や発達に必要な豊かな体験が得られるよう援助している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園直後は慣らし保育を行い、子どもの様子を見ながら少しずつ保育時間を増やすことで子どもの不安やストレスに配慮している。また、担任以外にもサポートする保育士をできるだけ固定し、特定保育士との関係性を形成して徐々に色々な保育士と関わりが持てるようにしている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児、2歳児においては、歩き始めから歩く、走る、跳ぶなどへと基本的な運動機能が次第に発達し、排泄の自立の為の身体的機能も整うようになる時期であるため、つまむ、めくる等の指先の機能が発達するよう保育士がアプローチし、食事や衣類の着脱なども自分で行えるように援助している。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスは室内をオープンにして保育を行うことも多くある。ままごとやブロックなどのコーナー作りをしたり、机上では色鉛筆を用意し塗り絵などに取り組めるようにしたり、好きな遊びに取り組むことができるように設定されている。縦割りグループでの散歩、食事、また、大型玩具を設定したり、室内でも体を動かして遊ぶことも出来るようにするなど、個々の成長と集団としての活動の充実が図られるように工夫されている。また、クラスごとの活動も保障し育ちに合わせた制作活動などもできるようにしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障害のある子どもの保育については、一人ひとりの子どもの発達過程や障害の状態を把握し適切な環境の下で障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるように援助している。個別支援計画を作成し、個別日誌も作成していることから、子ども同士の関りや、集団での活動に際しての支援なども共有されている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・長時間にわたる保育については、子どもの発達過程、生活リズム及び心身の状態に十分配慮して保育の内容や方法、職員の協力体制、家庭との連携などを指導計画に位置づけている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所においては、保育所保育が小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮し、幼児期にふさわしい生活を通して、創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培うようにしている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドに基づき、子どもの健康管理に取り組んでおり、年間計画に基づき健康指導を位置づけている。年齢に応じて担任が中心となり手洗い指導を行っており、各保育室の手洗い場には、正しい手洗いの仕方がイラストで示され子どもが興味を持って取り組めるように工夫している。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの心身の健康状態や疾病等の把握のために、嘱託医等により定期的に健康診断を行い、その結果を記録し保育に活用するとともに、保護者が子どもの状態を理解し日常生活に活用できるようにしている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所における食物アレルギー対応は、ガイドラインに基づき安全安心な生活を送ることができるよう、完全除去を基本として保育所全体で組織的に行っている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画とも関連づけながら、子どもの日々の主体的な生活や遊びの中で食育が展開されていくよう食育計画を作成しており、食事の提供も食育の一部として食育計画に含めている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社作成の献立を使用し2週サイクルでの提供をしている。毎週のミーティングや給食会議に栄養士が参加し、残食状況の確認をしたり献立や行事についての確認を行い、献立や調理に活かすようにしている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・入園時の面接や登降園時のコミュニケーション、連絡帳でのやりとりの他、お便り等を発行し状況を知らせ連携を図れるように取り組んでいる。また、定期的に懇談会や個人面談を計画、実施している。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・良い点や気になる点を直接保護者に伝え、関係を構築できるように取り組んでいる。また、子どもが遊んでいる様子の写真にコメントを付けて日々の様子をなるべく多く見てもらえる工夫をしている。ありのままの姿だけではなく心の育ちのエピソードを伝える点や「学び育ちのエピソード」を効果的に伝えることもさらに取り組んでいきたい。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの小さな変化にも気を配り、虐待等権利侵害の兆候を見逃さないように努めており、早期発見、通告(相談)の義務があると理解し実践している。また、必要に応じてケース会議等を行い、職員間で情報共有に取り組んでいる。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育実践を振り返り自己評価(反省、評価)することが次への予測を確かにし、保育士の力量を高められるように取り組んでいる。 |