にじいろ保育園鵠沼神明
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | にじいろ保育園鵠沼神明 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 80 名 |
所在地 | 251-0021 藤沢市鵠沼神明5-8-12 |
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TEL | 0466-52-4601 | ホームページ | https://www.like-kd.co.jp |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2003年10月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | ライクキッズ株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:16 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
看護士:1 名
栄養士:1 名
調理師:1 名
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施設・設備の概要 |
居室:保育室6室
設備等:事務所、調理室、休憩室、更衣室、備品庫、シャワー室(2室)、園児用トイレ2か所、職員用トイレ3か所 、調理室専用トイレ1か所
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【保育理念】のびやかに育て だいちの芽 【保育方針】みとめ愛(信頼) みつめ愛(安定) ひびき愛(共感) |
・春の懇談会では、1年間の保育の様子を伝えると共に、写真でこの1年の子どもの活動や成長した姿について発信。 保護者の視点から、子どもの1年の成長が理解できるようにしている。また、職員が実施している研修の内容を1部取り入れ、子どもとの関わり方のヒントになるよう工夫している。後半は、子どもも一緒になりドッチボールや制作などに取り組み他家族との交流の場となるようにしている。 ・クラス別の保育だけにとどまらず、事務所、給食室、他クラスとの交流も出来るような雰囲気作りをしている。また、保育士だけでなく、全ての職員が人的環境と捉え、子どもが様々な職員との触れ合いを通してより刺激を受け成長が育まれるようにしている。 ・毎年「ビーチクリーン(環境学習)」を取り入れている。現在コロナ禍の為海岸清掃は中止としているが、藤沢市の環境美化財団の担当者による「環境問題」について学ぶ機会を設けている。ゴミ問題においては、海洋生物の命が奪われていること等映画を見たり、ぬいぐるみを使って解説してもらったりと大変有意義な時間となっている。 ・6月に行われる「にじいろ縁日」では5歳児が企画運営を行っている。クラスミーティングを行い係りや制作するものを決め、日々取り組む。当日はそれぞれ、出店の当番をしたり、銀行係り、カメラ係り、案内係りなど自分で決めた担当に責任を持って取り組む姿がある。また「おきゅうりょう」をもらい後日買い物をして楽しんでいる。 |
評価実施期間 | 2022/06/01(契約日) ~2022/12/01(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(平成29年度) |
特長や今後期待される点 | 特長 ・クラスの枠を超え全職員が連携して子どもたちを見守り支援している 自室での遊ぶことを強制せず、物足りなさを感じた子どもは一つ大きいクラスに行って遊具を楽しんだり、制作物が仕上がった時は、全クラスに見てもらいに行ったりと各保育室の枠を超えた活動が展開されている。 全ての職員が人的環境という考えの下、職員間の連携がとれているため、安心して子どもが事務室に必要な物を取りに行く、調理室に質問をしに行くなど日々の生活の中で行われ、それぞれの場所で子ども達に関わり支援をしている。 ・子どもの自主性を尊重している 乳児期に受容的態度で接してもらった子どもは、大人への信頼関係ができ、その後も応答的態度で保育され、安心して自らの考えや意見を表現すること、自ら考え行動できるようになっている。クラスミーティングの活動、朝の会の話し合いなどで意見を言うことや、事務所や給食室に行き保育士に頼まれた要件を話すなど生活の中で言葉で表現できる機会を作っている。「にじいろ縁日」の取り組みや午睡明けの園内放送は、子ども達の自主性の実践となっている。 ・食育に取り組んでいる 栄養士を中心に季節の食事や子どもたちが育てた野菜をメニューに取り入れ、食への興味や楽しさを感じてもらえる工夫をしている。食事へのこだわりとして・環境ホルモンの少ない陶器の食器を使用・食事はお茶碗、お椀、お皿に盛り付けて提供・子どもが食材に触れる機会を大切にする・毎日の食事やおやつは手づくりが基本などを基本とするが、特に食材に触れる機会として0歳児から衛生面に配慮し、食材を見せ、触れるなどの活動を行い、1歳児・2歳児でトウモロコシの皮をむくなどその年齢に合わせた下処理を行い食に親しむ取り組みを行っている。また、子どもたちが育てた野菜はどんなに少量でもそのクラスの給食時に提供され味わうことが出来るよう工夫している。 今後期待される点 ・地域との交流を行い、保育園の専門性を活かすことが望まれる 保育園では、園庭開放、育児講座、育児相談、絵本の貸し出しなど地域への働きかけを行っている。しかし、地域の行事に参加したり、地域のコミュニティに積極的に働きかけたりなどの計画的な交流は行われていない。散歩の機会などを利用し、地域の人と積極的に関わり情報把握を行い、地域の課題に保育園の持つ専門性を活かす取り組みが今後期待される。 ・OJT研修の仕組みを充実させることが望まれる 新卒での新入職員は、3月末から法人での教育研修を行い、その後、園に配属される。園内においてもOJT担当を決めてオリエンテーションなどを行い、ある程度の期間、OJT研修を行っている。OJTシートや各種マニュアルを活用してOJT研修を行っているが、OJTの期間などの具体的な目標を設定していない。ほかの職員と同様に園長の個人面談を行い、成長支援シートにて目標設定を行っているが、OJTとしての期間などの目標設定なども設けることが期待される。 |
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第三者評価を受けることにより、園全体の運営を見直す良い機会となりました。 自分たちの保育に対する思いや考えが、固定概念にとらわれすぎていないか、正しくやれているか、更に良い方法はあるか等々、一度立ち止まり考える機会となったように感じます。 またお忙しい中第三者評価のアンケートにご協力いただいた保護者様にも心より感謝致します。 鵠沼神明園の運営について折に触れご意見を頂戴することはありましたが、改めてアンケートを頂きこれまでにしていた当たり前を、異なる視点で見返すことが出来ました。 これからも一人ひとりのお子様が自信を持って生活できるような環境を作っていくこと、保護者様が安心してお子様を保育園に託して下さり、またご家庭と園が共同でお子様を育てていくことが出来るよう努めて参りたいと思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念や基本的な保育方針は、園内の玄関に掲示するのをはじめ、ホームページやパンフレット、入園のしおりにも記載され、入園時の説明会や懇談会で保護者にも説明を行っている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・2か月に1回、法人内の保育所園長が参加する園長会議に園長が出席し、児童福祉事業全体の動向についての把握を行っているほか、市内の保育所の園長が参加する園長会議にも出席し、地域での児童福祉事業の情報把握にも努めている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長会議やスーパーバイザーの来園、日頃からの電話・メールなどにより、園の運営についての問題点や課題などを把握するように努め、連携を図りながらアドバイスなども含め対応するようにしている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年度末に行う法人の共有ミーティングでは、法人全体の理念や基本的な保育方針が含まれる中長期的な目標の確認を行い、内容についての評価と改善をし、単年度の事業計画に反映できるようにしている。その際には、中長期的な目標の振り返りをし、目標の見直しも行っている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園での事業計画は、法人の中長期的な目標を含むように作成している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園での事業計画は、年度末の2月、3月頃に園長を中心として職員間での見直しを行い、それをもとに年度初めの4月には事業報告書を作成し、法人のスーパーバイザーによるチェックを行っている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画書は園のエントランスに閲覧用のものをファイリングして保護者がいつでも閲覧できるようにしている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年度末の2月、3月頃には、園長と主任・副主任を中心として園の職員による自己評価を事業計画をもとに実施し、事業報告を作成している。スーパーバイザーによるチェックののち、事業報告の内容をもとに次年度の事業計画に反映させている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の自己評価は、年度末に職員会議などで、園長と主任・副主任を中心として園の職員による話し合いにて評価結果の分析を行い共有化を図り、スーパーバイザーによるチェックも実施している。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の保育ガイドには園長の役割や具体的な業務内容などが明確化されており、園の職務分掌においても明示し、職員に配布、説明を行って共有化を図っている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は2か月に1回開催される法人による園長会議に参加し、児童福祉事業の動向などについて学んでいる。また、行政からの通知により、法令や制度に関する把握にも努めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は年間指導計画を確認し、それをもとに職員が作成した月案や週案の確認も行い、それぞれの計画の評価時には指導やアドバイスを行って、保育の質の向上に繋げるように努めている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・定期的な法人での園長会議や、毎月のスーパーバイザーの来園などで、法人と連携を取って、相談やアドバイスを受けながら経営改善の分析を行っている。また、必要があれば、電話やメールなどでスーパーバイザーへの相談を行い、日頃からの連携を図っている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・人材の確保や採用は基本、法人の採用グループにて行っており、全国の養成校への求人活動や就活ブース会場設置、ホームページでの求人募集、社員紹介制度などの採用活動を行っている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入社時には、法人で行うOJT研修時に、法人の理念や基本的な教育方針、法人が期待する職員像などの説明をし、それらの内容が記載されている保育ガイドや成長支援の手引きを配布している。また、同様の内容が含まれている倫理規定は各クラスにて掲示をし共有化に努めている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の勤務シフトは、主任が園長と連携しながらの作成を行い、無理のないシフトの確認をスーパーバイザーが行っている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度初めの4月での園長による職員との個人面談時には、法人が期待する職員像などが記載されている保育ガイドを活用しながら、年度の目標設定を行っている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・理念や基本的な保育方針や期待する職員像などの内容が記載がされている保育ガイドをもとに職員育成年間研修計画を年度ごとに作成している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・外部研修などの受講は、園長や主任・副主任で職員のスキルなどを考慮して決定しているが、職員からの希望があれば反映するようにしている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生に関わるマニュアルは、保育ガイドにて整備されており、職員の入職時にて研修を行っている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園のエントランスには、理念や基本的な保育方針を掲示し、運営規定や重要事項説明書、事業計画書、事業報告書、財務収支報告書、保育所の自己評価、全体的な保育の計画書、運営会議事録などを園玄関にてファイリングし、閲覧が可能となっている。また、法人のホームページでも、理念や基本的な教育方針を明示している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・外部の監査法人に業務委託し、法人及び保育所の内部監査を定期的に実施し、指導・アドバイスなどを受けて、事業経営の適正性の確保に努めている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育ガイドには、地域支援・子育て支援の項目を設けてあり、地域との関りについて明記している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア受入れに関わるマニュアルは、保育ガイドにて整備されており、職員の入職時にて研修を行っている。受入れ時には主任が、ボランティアに園概要や理念、基本的な保育方針をはじめ、保育に関わる留意点を説明している。また、機密保持誓約書の署名も行っている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内事務所には、地域の児童相談所、地域療育センター、保健所、学校、管轄警察、消防署、病院、行政関係などのリストを一覧にして設置し、職員間での共有化を図っている。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・市内の保育所の園長が参加する園長会議に園長が参加し、地域の待機児童の状況把握に努めているほか、幼保小連絡会へ参加し、共通の教育テーマに沿った課題や情報交換を行うようにしており、特に個別支援を必要とする園児の就学がスムーズに移行できるように取り組んでいる。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域の子育て支援として、園見学時には子育てに関する相談を受けたり、電話での問い合わせも行っている。また、園玄関の掲示板には地域の子育て施設や情報の案内を掲示している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドには児童憲章や全国保育士倫理綱領を明示し、新入職員の入社時研修では、子どもの人権に関する研修を実施している。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人は個人情報保護方針・個人情報保護規定を社内規定として定めており、職員の入社時には機密保持誓約書を署名しているほか、プライバシーマークを取得しており、園においても厳重な個人情報の管理を行っている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページやパンフレットには理念や基本的な教育方針をはじめ、園の基本情報や1日の流れ、行事、利用料金などを掲載して園での過ごし方が分かりやすいようなものになっている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会は1日8組までとし、2日に分けて行い、園規則、入園のしおり、個人情報承諾書などを用いて詳細に説明し、内容を理解したうえで同意書を交わしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・引っ越しなどにより保育所が変更する子どもには、転居先の行政や関係機関から依頼があれば必要に応じての情報提供を行い連携を図り、保育の継続性に努めている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年1回、保護者との個別面談を実施している。保護者からの希望があれば随時での個別面談も実施している。また、年2回、保護者懇談会の開催をし、満足度の把握に努めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の体制を整備しており、その内容は園規則や入園のしおりにも記載され入園時に説明を行っている。園内の苦情相談窓口の明記をはじめ、園外に第三者委員の設置をし、民生委員や市役所の保育課などの連絡先も記載している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時には、日常的に接するクラス担任以外にも、園長、主任、副主任、看護師や栄養士などの専門職への相談ができることを園規則や入園のしおりを用いて説明している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園玄関には、意見箱として、すまいるボックスが設置してあり、苦情や意見があれば匿名で記入することができるようになっている。保護者が苦情や意見を出す際には職員から見えずらい位置に設置するなどの配慮した工夫などもされている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドには、事故防止・対応や危機管理対応などの項目があり、リスクマネジメントの体制を整備し、入社時の研修では安全管理・危機管理の研修を実施している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・厚生労働省の保育所における感染症のガイドラインや看護師ガイドなどにより、感染症予防・対応のマニュアルを整備している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園規則や入園のしおりには災害時の対応体制を明記し、入園時に保護者に説明を行っている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」「看護・保険ガイド」「栄養給食ガイド」が整備され、標準的な実施方法を定め明文化されている。職員の違いなどによる保育の水準や内容の差異をなくし、一定の水準を確保出来るよう具体的内容も明記されている。各ガイドは、職員がいつも確認でき、日常的に活用出来ている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育内容についてはクラス担任が実践・振り返りを行い、クラス会議・乳幼児カリキュラム会議・職員会議などで協働で保育の検証・見直しを行い、次の計画に反映されるような仕組みになっている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時は「家庭調査票」や面談で、保育開始後は連絡帳や個人面談、登降園時の会話などから子ども一人ひとりの心身の状態や生活状況を把握し、指導計画に反映させている。本部指定様式の「全体的な計画」があり、園では、地域の特色を踏まえた年間指導計画が策定されている。月間指導計画、週案など策定にあたって会議などで職員間で協議し計画に反映され、個別の配慮を要する対応についても記入する欄があり計画に反映されている。調理師や看護師も専門とする分野で子どもの状態を把握し実施内容を工夫している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・原則、年間カリキュラムは3期に分けて子どもの姿に着目し、評価反省を行っている。職員会議・クラス会議・乳幼児会議で策定した計画については、子どもの成長発達や家庭状況の視点からも評価を行い、1か月の評価を踏まえ次月の計画を策定するPDCAサイクルを実施する手順が出来ている。特に離乳食・トイレトレーニングなど家庭との連携が深く関わることは、保護者の意向を反映し指導計画の見直しを行っている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日常的な保育は保育記録や連絡帳に記録し、成長過程は「発達経過記録」を用い定期的に記録している。各指導計画には、実施状況を記録する欄があり振り返りや、今後の見通しなどが記録されている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員の個人情報保護の周知徹底は、入社時に「個人情報取り扱い」の研修を実施し「守秘義務契約書」に署名するとともに、園では事例を交えた教育を行い法令遵守の責任への理解を深めている。保護者には、入所時に個人情報の取り扱いの説明を行い確認し、意向調査票を含め承諾書を受け取っている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は、児童憲章、児童の権利に関する条約、児童福祉法に示されている理念などをふまえ、保育所保育指針に基づいて作成され、「子どもの理念」「保育方針」「保育の目標」が明記されている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育室は園庭に面していて明るく、設置している温度計・湿度計を随時確認し、季節・午睡時・食事中など、子どもの活動状態により適宜調節を行っている。棚の設置やソファースペース、コーナーなど、子どもの視野に配慮した家具の配置し、視覚的に活動が出来るような工夫を行い構造化を図るとともに、子どもが少人数で遊べる空間を用意することで、心地良く過ごすことが出来る環境となっている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育の中で、子どものさりげないしぐさや視線に注視し、あるがままの姿を受け止め、子どもの気持ちに寄り添ったきめ細やかな関わりや支援を行っている。保育室には、動物で声の大きさを表したイラスト図を掲示し日頃から声のトーンに気を配っている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者との情報共有を行い子どもの状態と家庭での生活状況を考慮し、職員間での子どもの様子や支援の方法の共通理解、家庭との連携を通して、食事やトイレットトレーニングなどの年齢に応じた支援が行われるよう配慮している。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内では、子どもが自由に遊べるように玩具が用意されクラスの枠を超えて遊ぶことが出来る環境が用意されている。園庭では、乳幼児が一緒に遊ぶ場面があり、幼児は乳児の遊びに配慮して遊び、乳児は大きい子の遊びを模倣しながら成長している。時間帯により、スクーター、二輪車、竹馬、スライダーなどを十分楽しんだり、縄跳び・ボール遊びなどで体を動かしたり、乳児、3歳未満児、3歳以上の発達に応じ、子どもが主体的・自発的に活動出来るよう工夫している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児に大切な離乳食は「食材チェック表」を用いて家庭と相談・連携を図りながら進めている。身近な人との信頼関係が持てるよう愛着関係を作ることを大切にし、担当保育士が子どもの表情やしぐさから気持ちを汲み、応答的に関わるように務めている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児クラス入園児の食事には必要に応じ「食材チェック表」を用いる、子どもの現在の心身の様子を観察するなど、保護者との連携のもとで子どもの状態に沿って計画的に支援が行われている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育士が子どもが自由に表現できるような雰囲気を作りながら、日々のクラスミーティングなどを通して子どもが自分の気持ちや意見を表現し、他者の意見を聞き考えることが出来るような取り組みをしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障害のある子どもの支援は、クラスの指導計画の中に位置づけ、加配保育士が個別支援を行っている。個別対応を要する場合には、その旨週案に記載し、子どもの育ちについての今後の保育の参考になるようにしている。定期的に運営会社より臨床心理士が巡回し、継続的に子どもの育ちを観察し、環境や関わりについてのアドバイスを受けている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「全体的な計画」に長時間保育の項目が作られ保育で留意すべき内容が明文化されている。長時間にわたる保育を考慮し、幼児は、朝の会の際に「1日の活動予定」を貼り出し、子どもたちが見通しを持って活動出来るよう環境を整えている。乳児にも、「牛乳を飲んだらお外にいこうね」「今日は○○作ろうね」と活動について期待感が持てるような分かり易い言葉で話しかけを行い、安心してくつろいで過ごすことが出来るように取り組んでいる。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画の幼児教育の中に、「小学校への円滑な接続・連携」として取り組むべき事項が明記されている。5歳児は、コロナ禍以前は交流も行われ、運動会にも招待を受けていたが、現在は近隣小学校へ散歩に行き校舎外から様子を見学している。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理に関するマニュアル「保健衛生ガイド」、看護師による「保健年間計画」が策定され、子どもへの手洗い・うがい指導、風邪の予防の話などを実施し、健康の大切さを理解できるようにしている。保護者には、定期的に行う内科健診・歯科健診・身体測定の結果を「健康の記録」に記載しその都度配布し、子どもの健康状態について確認・追記出来るようになっている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断・歯科検診の結果は「定期健康診断記録」に記載するとともに、「健康の記録」にも記載し、子どもの健康増進、受診や治療のために保護者に渡し確認を取るなど情報を共有し連携を進めている。何らかの課題点があった場合は、保健計画の見直しを行いながら保育に反映されるようになっている。カウプ指数や肥満度について医師より指導があった場合は、家庭へのアドバイス及び保育内容の工夫に努めている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー対応の必要な子どもについて、看護師・栄養士が保護者から十分な聞き取りを行い、医師の診断の下、保護者・栄養士との献立表の確認や代替食などついて「アレルギー対応ガイドライン」に沿った対応が行われている。保育の場面では、「アレルギー対応マニュアル」に従い、トレイ、食器、布巾・職員の配膳用エプロン・配膳の優先、食後の清掃と健康観察など誤食を防止する対応が取られている。誤食があった場合のマニュアルが作成され、園長のリーダーシップの下、関係機関と連携をとり対応にあたることになっていて、その記録を残すの方法も明記されている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食事中に音楽をかけたり、机の配置を変えたりして子どもが、楽しい雰囲気の中で食事が出来るように取り組んでいる。完食を目指すことより「楽しく食事を頂く」ことを大切にし、全体的な計画の中にも明記されている。コロナ禍でクッキングやバイキングが制限される中で青空給食を実施するなど工夫している。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・栄養士は「栄養給食食育ガイド」に従い衛生管理に務め、コロナ禍では、給食を取りに行く職員は検温を実施するルールを導入するなど課題に対して臨機応変に対応出来ている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園の保育方針や全体的な計画の内容は、入所時に説明を行うとともに、行事・懇談会、保護者面談、保護者参加など、保護者が直接関わる機会を用意し、保育の意図の理解や、子どもの発達・育児をともに考える機会となるように取り組んでいる。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者懇談会に子育てのヒントとなるような内容の提示や保護者間で交流できるゲームなどを盛り込み、子育てを楽しく感じられるような取り組みをしている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの権利侵害については、日常の保育の中での視診や子どもの様子、毎月の身体測定、健康診断などを実施する中で、些細な変化に気が付き早期発見・早期対応が出来るように務めている。保護者との対話を重視し、価値観や子どもの養育環境の把握に務め、予防的支援にも取り組んでいる。虐待に関するマニュアルが整備され、基本的な知識の研修を毎年行い、全職員での共有化が出来ている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画・月案・週案では、個別にねらいと内容、環境構成、子どもの心情に即した援助が出来ていたかなど、保育実践の全体の振り返りを行っている。クラス会議・カリキュラム会議などでの振り返りは、職員相互の話し合いを通じて集団で課題点を見出し改善に繋がるよう保育の質の向上に向けた取り組みであるとともに学び合い・協働の場にもなっている。 |