【第三者評価結果：a】

・職員は、職員会議や掲示等で定期的に理念方針を確認している。職員に向けて自園の「2022年度の保育」を策定しており理念や方針を明示しわかりやすく説明をしている。「全体的な計画」には法人理念、保育理念、保育方針、園の保育目標、年別の子どもの保育目標が記されている。事業報告では法人理念をまず職員が実感できるような「働きがいのある、働きやすい職場作り」に引き続き努力するについて、〇評価としている。
・「入園のしおり」「重要事項説明書」に設置法人および園の基本理念、基本方針、保育目標を記載して入園時に説明している。保護者の理解度や周知状況を確認しながら、法人や園の基本的な考え方である「あったかい もうひとつの おうち」を継続的に伝えるように取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・本部に毎月1回、全園の園長が集まり事業全体の動向についての情報を共有し、保育運営等の課題について協議をして対応につなげている。園長は金沢区育児支援会議、子育て支援会議等から、地域の各種福祉計画の策定動向や内容を把握するように努めている。
・保育のコスト分析は、利用実績等を本部に報告し、本部で分析を行い指導を受けている。園においては、地域の子どもや保育に関わる特徴・変化等の経営環境や課題を把握・共有・検討し、必要なことに対応していくことを心がけて運営している。

【第三者評価結果：b】

・経営状況や改善すべき課題は、本部で検討されており、法人の全体園長会の場や個別で園長に説明される。現状では、一般職員には、保育に専念できるよう経営に関する課題は伝えていない。改善点や課題については本部の協力を得ながら解決に向けての取り組みを進めている。
・園長としての最大の課題は園児充足率未達であると捉えており、まずは地域の方に園を知ってもらうためにも、今年度より一時保育の受入れを開始している。全体的な計画でも地域社会との交流や連携を図り、保育の内容を適切に説明することを保育所の社会的責任として記している。

【第三者評価結果：b】

・本部により、コンビプラザ保育園全体についての、中・長期計画が策定されており、法的な改正や各園の現状を把握して見直しも行っている。
・園長として園の将来像をイメージはしているが、本部の策定した中・長期計画を把握し、園としての中・長期のビジョンを具体的に検討することを今後の課題としている。将来の具体的な計画は職員や、保護者とも共有できるようにして行けることを目指したい。

【第三者評価結果：b】

・園の単年度の事業計画は法人の理念や中長期計画を背景として、年度の基本方針を示し、事業への取り組み、地域への貢献、職員の質の向上と充実、運営方針、児童定員、職員構成、防災・防犯・安全管理、子育て支援を記載して作成している。
・新たなコロナ禍による生活様式を迎えるにあたって、さらに地域子育て交流事業などの積極的な実施や配信を充実させるための計画を、改めて策定していきたいと考えている。今年度の事業計画では子育て支援について具体的な内容は示されていない。
・自園の「2022年度の保育」が独自に策定され、どのような取り組みを進めていくか具体的な計画が説明されている。

【第三者評価結果：b】

・事業計画は法人のフォーマットに則り、全体的な計画は年齢別保育や年間行事に関わる部分については各クラス保育士、給食に関しては栄養士の意見を反映するように努めて、園長が策定している。年度末には、事業計画の実施状況、重点事業の実施状況や達成状況も確認している。
・前述したように職員にはまずは保育へ専念できることを主眼としており、事業計画の職員への周知は行っておらず、理解を促すための取り組みについては今後の課題としていきたい。

【第三者評価結果：b】

・事業計画のうち、保育に関わる年間行事予定については保護者に資料を配付している。行事については、園のホームページ、園だよりでも伝え、保護者が参加する行事については印を付けて知らせ、早めに予定が立てられるように配慮している。
・事業計画のうち、子どもの保育に直接関わる内容以外は、保護者には伝えていない。園についての理解をより深めてもらうために、保護者に年間行事予定以外の事業計画も、可能な範囲で、わかりやすく伝えていくことも今後の課題としている。
・自園の「2022年度の保育」は大変分かりやすい資料であるため、保護者にも共有することを検討されたい。

【第三者評価結果：a】

・自園の「2022年度の保育」が独自に策定されており、この中で具体的な取り組みとねらいが示されており保育の質向上につながる資料となっている。
・指導計画の見直しは各クラスで行い、保育内容については年度末に定められた項目に沿って自己評価を実施し、園長が確認している。指導計画の見直し、保育所の自己評価結果や今回の第三者評価受審結果の分析・検討は、園全体で行い、PDCAサイクルに基づく保育の質の向上に関する取り組みを組織的に推進している。

【第三者評価結果：b】

・第三者評価の結果報告書は玄関にファイルを置き、保護者、職員がいつでも閲覧できるようにしている。園として結果の共有をするとともに課題の明確化、共有化を図るように努めている。また、「2022年度の保育」の作成によって保育所として取り組むべきことを明確にし、職員には共有されている。改善に向けた取り組みを計画的に行うことについては、今後の課題としている。

【第三者評価結果：b】

・職員業務分掌表があり、園長の役割と責任を明記している。園長は、「入園のしおり」「重要事項説明書」の中で事業目的と運営方針等を明らかにしている。また、保護者に向けては園だより等にも掲載するなどの機会を作って、自らの役割と責任を表明することを検討している。「2022年度の保育」についても保護者に共有し理解を促す取り組みに期待したい。
・災害対応マニュアルには、有事における権限委任等を含む職員体制が明記されている。非常時の権限委任については、職員に確実に周知することを課題といている。

【第三者評価結果：a】

・園長として、法人内の施設経営マネジメント研修、金沢区公私立合同園長会、横浜市私立園長会での園長向けの研修、横浜市こども青少年局主催の研修に参加し、施設運営に関わる法令、通知、施設規程等を常に確認して、利害関係者との適正な関係を保持するよう努力している。
・園内のゴミ分別を適切に行う、水（資源）を大切にする等を子どもたちにも伝え、環境への配慮等も含み、遵守すべき法令等に取り組んでいる。ニュースになった事件や他園での事例等は職員への周知を行い、園での対応も振り返るようにしており、職員会議で話し合い意識を高めるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・「2022年度の保育」として園の取り組みやねらいなどを明示し、保育の質の向上につながるように取り組んでいる。年1回、保育士が行う自己評価を集計・分析して園の自己評価を行い、課題や改善のための具体的な取り組みを伝えている。
・園長は毎日保育の現場を見て回り、週案・保育日誌等を確認している。子どもだけでなく職員も主体性を持ち、保育の幅を広げてほしいと考え、OJT係（研修担当）を決めている。また、研修に参加できるよう、職員に開催情報を伝え参加しやすいようにシフト上で配慮をしている。

【第三者評価結果：a】

・職員が働きやすいよう、必要な人員と力量を加味しバランスの良い配置になるよう配慮している。また、職員から仕事の流れに合わせた配置の変更の提案があれば、現場の職員の意見を尊重するよう心がけている。「2022年度の保育」において職員が行うべきこと、考えて欲しいことが明示され業務の実効性を高める取り組みとなっている。
・ICT化を進め、指導計画や個人情報に関する書類はパソコンで作成しているが、職員が電子機器を見る時間が増えてしまい、保育に専念できなくなることを危惧し、連絡帳の機能の導入は控えることも検討している。

【第三者評価結果：a】

・職員の処遇改善を見据え、キャリアアップ研修への積極的な参加を実現している。
・職員の採用を含めた計画は本部が行っているが、現状は求人を行っていない。本部が主となり横浜市主催の就職相談会に参加したり、紹介派遣会社、人材募集の広告媒体を活用したり、ホームページに求人情報を掲載するなどして、必要に応じた人材確保のための手段を講じている。

【第三者評価結果：a】

・期待する職員を法人の共通様式による人事評価の中で階層別に明らかにし、各職員が目標達成に向けて取り組めるようになっている。
・園長として日々の保育の現場を見たり、目標達成シートでの自己評価をもとに面談で目標達成度の評価を行っている。成果や業績を上げた職員を高く評価し、適正に昇任や昇格、給与等の処遇に反映し、職員のモチベーションアップにつながる仕組みであり、本部主導で実施している。

【第三者評価結果：a】

・園長が労務管理の責任者として職員の就業状況を把握している。職員との面談の中で、仕事への思いや悩みを評価シートの記載をもとに聞き取り、相談に対応している。原則として残業はせず、仕事と私生活の切り替えを明確にしてしっかり休むように指示をしている。
・事業計画では、日々の健康状態の確認のほか、年1回の健康診断、月1回の細菌検査(検便)を実施する。インフルエンザの予防接種も全職員行うことで職員の健康管理に努めている。

【第三者評価結果：a】

・事業計画では職員全員に共通して必要となる事項に関して、園内研修の実施と、勤務年数、役職、職務内容に応じた行政・本社等が開催する研修会に積極的に参加することが明記されている。
・職員は、年度当初に、園の年度目標を踏まえた職員の目標を設定し、中間期と年度末に園長と面談をして目標の達成状況を確認し、人事考課につなげる仕組みがある。職員にとっては、自らの保育実践の振返りの良い機会となり、年度ごとに次のステップに向けた目標設定をしている。

【第三者評価結果：a】

・本部の共通様式による自己評価シートに、求められる職員像が記載されている。保育士・保育教諭及び業務にあたって必要な知識と技術（キャリアアップにおける階層と求められる人材）で、保育士に求められる専門職としての基盤と、保育士の専門的価値・專門的役割について求められるスキルが示されている。
・階層別計画には、参加すべき研修の主催者が記載され、園でも中堅以上の職員にはキャリアアップ研修への積極的な参加を推奨し、該当する職員がキャリアアップ研修に参加している。外部研修については、職員一人ひとりの経験や習熟度に応じて効果的なものとなるように計画している。

【第三者評価結果：a】

・年間研修計画が策定されており、園内研修、園外研修に分け、それぞれの研修の目的・内容、研修の形態、参加形態（対象者）、研修期日などが示されている。本部における全体および階層別研修では、社会人、組織人としての意識やマナーに関する研修、保育の心得や保育の方法、保育所保育指針の実践等のテーマ等が計画・実施されている。園においても、保育士等のキャリアアップ研修の受講を積極的に行っている。
・各職員が研修に参加できるよう環境を整えているおり、受講後は習得した知識を園内で共有できるようにしている。

【第三者評価結果：b】

・「実習生各位　実習にあたって」「実習生オリエンテーション確認事項」として実習生受け入れのためのマニュアルを整備している。
・現段階では実習生を受け入れた事例はないが、2023年度は１名の実習生受入れ予定があるため、それに合わせて指導者研修等を受講し体制を整えていく予定である。

【第三者評価結果：a】

・園のホームページに、法人、保育所の理念、基本方針、保育内容を掲載している。現況報告書、法人単位貸借対照表、事業活動計算書、資金収支計算書は玄関に置くことで公表に繋げている。園内受付に前回の第三者評価結果報告書の閲覧用のファイルを置いているほか、苦情相談体制（ご意見・ご要望の解決のための仕組み）は、玄関ホールに掲示している。
・金沢まつりいきいきフェスタや地域の子育てイベントに参加した際等に、園のパンフレットを持参し広報に努めており、参加者からの質問にも答えている。園見学者には、パンフレットを渡し、園の保育理念や基本方針を説明している。

【第三者評価結果：b】

・法人の運営規程、経理規定、就業規則が整備されている。職員業務分掌表があり、職務別の業務内容が明記されている。
・年1回内部監査を実施し、事務、経理、取引の透明性を確認している。本部は毎月会計士による指導を受けており、指導の結果、収入源の見直し等の指摘にもとづいて、経営改善に取り組んでいる。
・ホームページでは、園の決算報告や、苦情解決公表を行っている。苦情については現在のところ公表すべき苦情はないとなっている。

【第三者評価結果：a】

・コロナ禍が落ち着いてきたこともあり、地域との関わりについては、子育て中の保護者とその子どもが集い園児と相互に交流する「園庭開放」、子育てに関する理解を深めることを目的にした「育児講習会」の開催等、子育て支援事業の積極的実施に向けて計画をしている。
・園行事の開催について、園の掲示板や地域の掲示板等にポスターを貼り情報提供している。今夏には夏祭り行事に地域の方も参加して、交流することができている。玄関に関連団体から届いた社会資源や地域の情報を掲示し、病児保育のハンドブックを保護者に配付している。

【第三者評価結果：b】

・ボランティア受け入れマニュアルがあり、受け入れの基本姿勢が記載されており、受け入れ体制を整備しているが、現在は実施されていない。今後の課題としている。

【第三者評価結果：a】

・園と関係する機関や団体との会議・連絡等は職員会議等で説明し、全職員が理解し連携を図れるようにしている。地域で開催している「子育て支援会議」に園長が参加し、意見交換や情報共有をして適切な関係を築いている。
・虐待が疑われる子どもへの対応は、横浜市南部児童相談所や金沢区こども家庭支援課と連絡を取り合い情報を共有して取り組める体制となっている。
・全体的な計画では、ボランティアや実習生の受け入れ・職場体験・行事案内・区報・おはなし会への参加・地域事業の参加・近隣保育園との交流・小学校との連携・家庭的保育事業との連携などを示している。

【第三者評価結果：a】

・地域の子育て支援会議に参加し 、生活課題等の情報の把握に努めているほか、区の行事や地域の福祉活動のイベントに保育士が参加し、その際に得られた地域の具体的な福祉ニーズについても把握できるようにしている。
・子育て支援として、近隣商業施設のイベントに参加して、栄養士や保育士等が保育に関するそれぞれの専門分野の育児相談を受けて、助言を行っている。

【第三者評価結果：a】

・授乳、調乳、おむつ替えができたり、調乳のお湯の提供や保護者のトイレ利用の間に子どもを見るなどの「赤ちゃんの駅」を行っている。また、一時的に児童を預かる「一時保育」を行っている。
・金沢区民まつりに参加し地域住民とのコミュニケーションを図り、地区社協や子育て支援拠点の事業に参加・協力し、地域の福祉活動に貢献している。
・保育の専門的な知識や技術等、園の力を活かした取り組みとして、近隣の子育て家庭から育児に関する相談の電話を受けて、園長が直接対応したケースが報告されている。

【第三者評価結果：a】

・子どもを尊重した保育の実施について研修し、保育の内容に関する全体的な計画に記載することで、職員は理解し実践に努めている。
・「2022年度の保育」には「子ども主体の保育」として、定員50名という特性を活かし、家庭的な保育を目指すこと、主体性＝やりたいことを実現する≠自由きままということを示し、子どもに対して無理強いをしない、達成感が持てる保育について示して職員の共通理解につながるよう取り組んでいる。職員間においても、子どもの尊重や基本的人権への配慮に関する共通認識を持つための研修を園内でも計画し、継続的に実施している。

【第三者評価結果：a】

・保護者には、入園時の面談や入園説明会等で、プライバシー保護の取り組みを説明して理解を得ている。
・職員は、入職時にプライバシー保護に関する守秘義務等の誓約書を提出している。個人情報仕様同意書をもって、転園の際の連絡調整、緊急時における病院等との情報共有、園のSNS、ホームページ（個人が特定できない写真）利用について、同意の確認をしている。
・園内ではオムツ交換時にはトイレ内で交換したり、乳児であってもプライバシーの保護にに努めている。着替え時等は衝立を使い、見えないようにするなど環境を工夫し、子どものプライバシー保護に配慮をしている。

【第三者評価結果：a】

・ホームページでは、基本理念、基本方針、デイリープログラム、年間行事等が記載されており、園の全景写真や絵、保育室を絵図で案内し、わかりやすい内容を意識している。利用希望者に対する情報提供では、園のしおりやパンフレットにて紹介している。また、園の行事や、区のイベントの際に、パンフレットを住民参加者に配布している。
・見学希望者には、希望者の都合にできる限り合わせて個別に対応できるようにしている。平日は、園長の案内で園内に入り、子どもの様子を知ってもらうよう努めている。

【第三者評価結果：a】

・入園時に、入園説明会と個人面談を行っており、「入園しおり」「重要事項説明書」を使って基本理念、基本方針、保育目標、毎日の持ち物や登園・降園の仕方等を保護者にわかりやすく説明することを心がけている。
・保育内容に変更が生じたときは、その都度、手紙で保護者に連絡している。また、園だよりやほけんだより、クラスに設置してあるボードでも知らせている。外国籍の保護者や配慮が必要な保護者への説明は、その保護者との相性を見極めた担当者を決め適宜対応している。

【第三者評価結果：a】

・保育所の変更にあたり、原則、引継ぎ文書等は個人情報保護のため作成していないが、保護者から依頼があれば文書で情報を記載して、保護者から変更後の保育園に渡している。これは個人情報使用同意書にも示されている。
・転園後でも、相談事があれば、園長が対応している。転園後の相談方法、窓口担当者等は、保護者に文書でなく口頭で伝えている。

【第三者評価結果：a】

・職員は、日々の保育の中で、子どもの表情や様子、しぐさをよく見て、子どもが楽しさや嬉しさを感じているかを観察して、満足度の把握に努めている。また、保護者から、子どもが園での活動や友だちの話をする様子を聞き、満足度の把握に努めている。意見箱を設置して、意見等を聞くと同時に、満足度を捉えるようにしている。
・全体的な計画では、保護者を理解し適切に援助することが記されており、保護者の意向や満足度は、職員間で反省や改善点等を話し合い、保育に反映できるように努めている。

【第三者評価結果：a】

・入園時に配布する「入園しおり」に、意見・要望の解決のための仕組みを記載しており、苦情解決責任者は園長、苦情受付担当者は保育リーダー3名となっている。第三者委員も設置され連絡先が重要事項説明書に記載している。
・苦情に関する検討内容や対応については、個人が特定されないよう個人情報に配慮して、可能な範囲で関係者や保護者に報告している。内容や解決結果等は、苦情を申し出た保護者の意向を聞き、また、関係者への影響や事情を考慮するなどして公表の有無を決めている。

【第三者評価結果：a】

・保護者と面談する場合は、他の保護者の目にふれないでプライバシーが保てるよう、乳児室やフリースペースを確保して、ゆっくり、落ち着いて話せる環境をつくるよう努めている。保護者が相談したり意見を述べたりする際に、複数の方法や相手を自由に選べることを、わかりやすく説明するようにしている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・園内の苦情相談窓口、第三者委員を園のしおりに掲載するとともに、玄関には金沢区こども家庭支援課の電話番号を掲示している。

【第三者評価結果：a】

・保育マニュアルには育児相談や保護者から子育て相談を受けた時の手順書があり、職員は、マニュアルにそって、保護者一人ひとりにあった柔軟な対応ができるよう努めている。職員は相談や意見を受けた際、即答できない場合には、園長に相談し後日に回答するなどの対応をし、相談や意見の回答に時間がかかる場合は、その理由も説明している。相談内容や対応については、相談記録簿に経過を追えるよう記載している。
・保護者からの意見・要望については、職員間で十分に共有・意見交換し、適切な改善や保育の質の向上に繋げられるよう取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・「事故防止・事故発生時の対応ガイドライン」「災害時対応マニュアル」では、事故発生を未然に防ぐための取り組みや発生時の職員対応、災害時の避難方法が記されており、職員に配布・周知に努めている。
・毎週、「安全チェック表」により、各クラスの設備点検や固定遊具、砂場、消防設備等の安全点検を行っている。また、アレルギー誤食や調理事故防止の取り組みも行っている。園内はwebカメラが導入されており、子どもの様子を確認するツールとして機能している。

【第三者評価結果：a】

・「衛生管理マニュアル」「感染症予防マニュアル」により、感染症が発生したときの役割が、園長、職員等にそれぞれ定められており、体制を整備している。感染症の予防や対策について、日頃から職員間で話し合い、排泄物の処理や嘔吐処理等、飲食に関わる給食室の清掃管理について情報交換をして、ノロウィルス感染症等の防止に努めている。感染症が発生した場合、玄関掲示板に各クラスの欠席者数、理由を書き込み、感染内容の周知を行っている。
・保護者には、「入園しおり」に感染症にかかった場合の医師の登園許可証明や、保護者が提出する登園届等について知らせている。

【第三者評価結果：a】

・「災害対応マニュアル」により、避難誘導及び救出体制の確認や乳幼児の避難方法、園児への防災教育と避難の徹底等の対策を講じており、消防計画に則り、火災や地震、水害を想定して毎月避難訓練を実施している。食料、水を3日分、ヘルメット、紙おむつ、救急医薬品等を備蓄して、備蓄品リストを作成し、非常食喫食の機会も設けている。日々の安全チェック、セコム緊急連絡網配信なども整備している。
・近隣の地区センターや隣接の地域ケアプラザ、自治会等地域住民と災害時に連携を図れるよう、災害に備えた体制の整備についても検討している。

【第三者評価結果：a】

・法人の作成による「保育の心得」「保育園職員の心」「職員健康管理マニュアル」「衛生管理マニュアル」「感染症マニュアル」「アレルギー対応マニュアル」「苦情対応マニュアル」等各種マニュアルが整備されており、それぞれに子どもの尊重、プライバシーの保護や権利擁護に関わる姿勢を明示して、標準的な保育の実施に努めている。園では事務室に設置し、いつでも確認できるようにしている。また、散歩マップ、安全点検表、玩具消毒チェック表、毎日の仕事について等は園として作成し活用している。散歩マップは玄関に掲示し保護者にも見てもらえるようにしている。
・指導計画に基づき保育が実施され、年間計画、月案、週案、日案の順に具体的に目指すべき子どもの姿、保育者の援助等を記載して保育を行っている。

【第三者評価結果：a】

・各マニュアルについては、法人において各園からいろいろな職種の代表者を集めてそれぞれの職種ごとにマニュアル調整会議を開催し、標準的実施方法の見直し検討を定期的に実施している。代表職員間でマニュアルについて話し合いの機会を持ち、実態にそぐわず改善が必要な事項は、必要に応じてその都度見直しをしている。
・園独自で作成している散歩マップ等についての見直しは定期的に行うようにしている。

【第三者評価結果：a】

・入園時に、「家庭状況調査表」「健康カード」の提出を求めており、家族の状況、子どもの身体状況や生育歴、既往症、アレルギー疾患等を把握できるようにしている。また、保護者面談で子どもの身体的状況や保護者の意向等を詳しく聞きとり記録しており、保育に活かせるように取り組んでいる。
・月間指導計画については、0歳児から2歳児は個別指導計画、障がい児は個別支援計画を作成し、個々の子どもの発達状況に合わせた取り組みを行っている。

【第三者評価結果：b】

・年間指導計画については、四半期ごとに年4回、その期の終了時に評価と見直しを行っている。月間指導計画については、月末にクラスごとの職員が中心に話し合い、園長の助言を受け、評価を行うことが定められており、その際には、日頃の保護者からの意向や意見、個人面談で話された相談事例、意向等を把握して、反映できるように努めている。
・指導計画の見直し等は、クラスで見直して評価を行っているが、職員全体で話し合う機会を設けることを今後の課題としている。

【第三者評価結果：a】

・子どもに関する情報の記録は、法人統一の定められた書式に記録する仕組みであり、日々の保育の実施記録は、保育日誌に記載している。0～2歳児については、「個別経過記録」に 生活（食事、排泄、着脱等）と健康面、教育（表現、遊び、言語、人間関係）に分けて発達状況がわかるよう記録し、PC上で職員がいつでも閲覧できるようにしている。
・クラス会議を日々行う中で、職員が子どもの状況を把握できるよう意識を高め取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・法人で、文書の適正かつ円滑な運用に資するため、「文書保存規程」を作成している。園においては、個人情報が記載されている書類はパスワードでデータ管理されている。
・職員は、入職時に守秘義務に関する誓約書を法人宛に提出し、個人情報の取り扱いについて規程を遵守しており、法人主催のリスクマネジメント研修を受け、理解を深めている。
・保護者に向けては、入園時に「入園しおり」で個人情報の使用目的や目的以外に使用しないこと等をわかりやすく説明し、同意を得るようにしている。

【第三者評価結果：a】

・全体的な計画は、児童憲章、保育所保育指針を踏まえ、保育理念・基本方針・保育目標・保育姿勢をもとに法人によって作成されており、園では「よこはまの保育」に準拠して子どもの発達過程と家庭環境、保護者の支援や地域育児支援を含めて作成している。
・全体的な計画は、年度初めの会議において今年度の方針等について周知を行い、年度末にはクラスごとに職員が評価・見直しをしたものを踏まえて、園長、主任が検討を行うようにしている。

【第三者評価結果：a】

・温湿度計を備え、保育室内の室温はエアコンで管理しており、換気は建物全体に24時間換気の機構を備えている上、感染症対策に窓を開け、サーキュレーターで常に空気の流れを作るようにしている。また、乾燥しすぎないように、加湿器も備えている。
・窓からの採光を取り入れるように配慮し、音については0～2歳児と3～5歳児がワンフロアーで過ごしているため、隣のクラスの活動状況を把握して配慮し合いながら、子どもが心地よく過ごすことができる環境づくりを行っている。また着替えなどはパーテーションを使用して行うようにしている。
・安全点検確認チェックリスト等で管理しながら、園舎内外の衛生管理を行い、日々の清掃で備品や用具、おもちゃの除菌・消毒に努めている。手洗い場やトイレは子どもの背丈にあったものを設置しており、手洗いの順番を掲示するなどの工夫を行っている。

【第三者評価結果：a】

・子どもの人権を尊重し、一人ひとりのそのときのあるがままの状態を受け止めるように心がけており、子どもの表情やしぐさから、気持ちをくみとるよう努めている。
・子どもの個性を理解し、気持ちの整理がつかず怒ったり、泣いたりしている子どもの気持ちも一旦は受け止めて、「次どうしようか」など気分転換になるような働きかけをしたり、子どもの甘えたい気持ちを理解し、膝に乗って来る子どもを笑顔で受け止めたりしている。子どもに話をするときは、目線を合わせて穏やかに話をし、子どもが納得することが大切だと考えており、職員には子どもの前で一人の大人として相応しい言葉づかい、立ち居ふるまいをするよう周知に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・手洗い、排泄の自立、箸への移行等食事のマナーなど、基本的な生活習慣の獲得は、一人ひとりの発達や家庭状況に合わせて、個々のタイミングで無理の無いように取り組んでいる。異年齢児が同じフロアで生活をしているので、子ども自身が大きい子どもたちの行動を見て、自然とできるようになっていく姿も見られている。幼児のロッカー近くには、身支度の順番をわかりやすく掲示して覚えることができるように工夫している。
・身体を動かす活動と、静かに取り組む活動を組み合わせて日案を作成し、身体を動かしてお昼にはお腹がすく、眠たくなる、などの発達過程に沿った生活のリズムを作ることができるよう援助し、午前だけでなく午後や雨の日にも散歩にでかけるようにしている。健康状態や前日夜の家庭での睡眠の状況などに応じて、午前中や夕方眠くなる子どもがいる場合など、必要に応じ個別に休息時間を設けている。

【第三者評価結果：a】

・玩具の収納箱に写真を貼って、0～2歳児は子どもの要求に応えて出し、3～5歳児は自分で取り出して遊べるように設定し、絵本は子どもの発達や関心に沿って入れ替えながら、自由に手にとれるようにしている。限られたスペースの中で子どもが主体的に活動できるよう、保育室内の環境の工夫については定期的に話し合いの機会を持ち、継続的に取り組んでいる。
・天気の良い日は積極的に散歩にでかけ、近隣の公園でどんぐり拾いをするなど自然に触れる機会を多く設けている。また、出会う方に挨拶をしたり、交通ルールを伝えているほか、遊びのなかで、順番や約束を守ることも年齢に応じてわかりやすく伝えるようにしている。
・週１回程度、幼児の選択活動を行っており、子どもと一緒に来週の予定を考えている。ホワイトボードを使って、室内と外活動を選べるようにしており、選択は意欲につながり、子どもが活動を楽しみに登園する姿が見られている。幼児は発想豊かに絵画や様々な製作活動に取り組んでおり、新聞紙、トイレットペーパーの芯や空き箱等、廃材を用意して、自由に活動できるように援助している。

【第三者評価結果：a】

・0歳児が長時間安心して過ごせるように、活動、食事、着替え、睡眠の場所を設定している。朝夕の送迎時は、なるべく担任が関われるようにシフトを工夫している。
・安全性に配慮した上で子どもの発達や興味に合わせたおもちゃ、音が出るもの、手指を使うもの、知育玩具等を準備して楽しく過ごせるように工夫し、手作りの玩具や季節の飾りにも力を入れている。一人ひとりの発達の時期（はう、つかまり立ち、歩くなど）に応じて、衝立や低い棚、ベビーサークルで遊びを分けるなど設定を変化させている。牛乳パックで階段を作り活動が広がるように工夫している。
・個別の連絡帳、送迎時のやりとり、ドキュメンテーション掲示等で保護者と連絡をとり合い、情報共有に努めている。

【第三者評価結果：a】

・子どもの自分でやりたい気持ち、意欲を大切にしながら見守り、励まして、「できた」という気持ちに共感し、もっとやりたいという意欲を育てていくよう心がけている。子どもの発達に合わせて玩具を入れ替え、遊びが広がるように職員が声かけし、保育室の環境づくりを行っており、取り合いにならないように玩具は十分な数を準備している。全身を使って遊ぶ時には、ケガにつながる状況を想定し、安全に配慮しながら行うように努めている。
・子どもの自我の育ちを受け止め、個々に子どもの思いを十分に聞いたり、理由を丁寧に聞くことを心がけており、友達に言葉で自分の気持ちを上手に伝えられない時は、職員が「こうしたかったんだね」など代弁し、言葉を添えて仲立ちしている。玩具の取り合いにならないよう「どうぞ、かして」などの言葉も繰り返し伝えて、お互いの気持ちを尊重し仲良く遊べるように援助している。
・個別の連絡帳や送迎時のやりとり等で保護者と連絡をとり合い、家庭との連携を深めている。

【第三者評価結果：a】

・3歳児には、身の回りの準備や片付けなどを一緒に行いながら、分かり易く伝えるようにしている。友だちと関わりを持てるように、少しずつ当番活動や、ルールのある遊びを取り入れたりしている。
・4歳児には、他者との関わりがうまく持てるように、一人ひとりの話をじっくり聞く環境をつくり、話を聞いてもらえる喜びを感じられるようにするとともに、相手の話を聞く大切さに気付けるようにしている。身近な自然に興味が持てるように、図鑑を用意し、子どもの発見や喜びに共感するように努めている。
・5歳児は、グループで活動する中で意見を出し合いながら遊びを工夫し、友だちとのつながりを深められるようにしており、サークルタイムでは、やりたいことを話し合ったり、楽しかったことを共有したり、友だち同士のトラブルを話し合うなど、相手の気持ちを考えたり、解決しようとする姿が見られている。発表会ではダンスや楽器など好きなことをテーマに、開始や終了のあいさつも自分たちで考えるなど意欲的な取り組みとなっている。

【第三者評価結果：a】

・障がいのある子どもの状況や発達過程に合わせて養護・教育5領域ごとの子どもの様子、配慮及び援助を記載した個別支援計画を作成している。個別支援計画をもとに配慮事項を意識して職員会議（カリキュラム会議）で話し合いを行い、職員間で情報を共有している。
・地域療育センターから巡回訪問指導があり、個別のケースについてアドバイスを受ける機会や担当のケースワーカーから直接話を聞くしくみもあり、職員間で共有し統一した援助を行うことができるように取り組んでいる。アドバイスを受け、室内環境に工夫をしたり、クラスの活動に参加できない場合は、個別に対応することで子どもが落ち着いて過ごせるように配慮をしている。職員は発達障がい等の研修に参加し、研修の内容はミーティングや職員会議で報告し、職員間で学び合う機会を設けている。

【第三者評価結果：a】

・0歳児は受け入れ時に起床、朝食、授乳時間を把握し、1日の生活を見通して、連続性に配慮して保育を行っている。長時間にわたる保育のために、夕方以降の時間帯は子どもがくつろいで安心して、心地よく過ごせるようにマットを敷いたり音楽をかけたりして環境を整えており、希望によって補食と夕食の提供も可能としている。
・子どもの状態について、受け入れ時からの状況が記載された引継ぎノートを使用し、口頭でも情報を引き継いでいる。保護者に子どもに関する伝達が十分に行わるように、引継ぎノートを使用し、連絡事項は職員間で共有し、必要事項を伝えた職員は引継ぎノートにサインして伝達漏れがないように努めている。必要な案件と判断した際には、保護者と担任が話をできるように送迎時のシフトを調整している。

【第三者評価結果：b】

・幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の10項目を念頭に置き、就学を意識した5歳児後半のカリキュラム（アプローチカリキュラム）を作成して保育を行っている。当番活動や行事の感想の発表等を通じて言葉の正しい使い方を覚え、食育活動や栽培、劇活動等で豊かな感性と表現力が育つように援助している。給食ではトレイを使用し時間内に食べられるようにしている。また、保護者とは個人面談を通し、小学校以降の生活を見通せるような関わりや必要な援助について知らせている。
・幼保小連携の研修や会議に、5歳児クラスの担任が参加して情報交換をしているほか、年度末頃には情報共有のために小学校教諭の来園もある。保育所児童保育要録は、子どもの育ちや発達の状況を的確に記録をするほか、配慮事項等は担任だけでなく関わってきた職員が確認している。近隣保育園との交流として7園による新聞づくりなどの機会を設けているが、小学校との交流については今後の課題としている。

【第三者評価結果：a】

・業務マニュアルの中に健康管理に関する記載があり、それに基づき日々の子どもの健康について把握できるように努めており、0～2歳児は連絡帳に体温を記載して子どもの体調を把握し、3～5歳児は受け入れ時に体温などを確認しボードに記載している。子どもの体調変化やケガがあった場合は、お迎え時に保護者に伝え、翌日には家庭での様子を確認するように努めている。
・年度当初に子どもの健康上注意すること等について職員間で確認し、日々の変化についてはミーティングで共有している。乳幼児突然死症候群について周知しており、0歳児5分、1歳児10分ごとに呼吸状態を確認して記録に残し、うつ伏せにならないよう、姿勢についても確認している。
・入園説明会では届出書などの書式を保護者に配付し、園での感染症対策や与薬、注意する病気等の説明をするとともに乳幼児突然死症候群については懇談会等においてもその危険性を説明している。

【第三者評価結果：a】

・定期的な健康診断・歯科健診の結果を「健康の記録」に記載し、必要な情報は会議で職員に周知を行い、指導計画、保健計画にも取り入れるようにしている。また、保護者には当日に健診結果を伝えているほか、毎月の身長・体重の測定結果は「健康の記録」で知らせている。
・紙芝居、絵本を通して子どもたちが健康について関心が持てるようにするなど、食生活を含めた心身の健康教育を計画に盛り込んでおり、通常は3歳から歯磨き指導を行っている。（コロナ禍では歯磨き指導は中止している）月1回ほけんだよりを作成し、季節の感染症や注意事項などについて保護者に知らせるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・アレルギー疾患のある子どもに対して、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」をもとに園のマニュアルを作成し、マニュアルに沿って対応している。誤食が無いよう、配膳前に職員間でチェックを丁寧に行うよう取り組んでおり、除去食は専用のトレイ、色付きの食器、名前・アレルゲン名の食札を用い、一番先に配膳している。
・食物アレルギーのある子どもには、保護者に「保育教育施設におけるアレルギー疾患生活管理指導表」の提出や毎月献立確認をしてもらい、連携しながら除去食の提供をしている。子どもが理解できる範囲でアレルギーについて伝えたり、本人も意識ができるよう声をかけたりしている。

【第三者評価結果：a】

・食育の計画を作成し年齢ごとに食と健康、食と人間関係、食と文化、命の育ちと食、料理と食、のテーマごとに年間目標として食育の取り組みを行っている。ファームではナス、ピーマン、キュウリなどの栽培活動を行い調理室で調理してもらったり、サツマイモ掘り、みかん狩りに出かけたり、梅シロップづくりを行って梅ジュースパーティをするなど、子どもが食材に触れながら食に親しみ興味を持つことができるように取り組んでいる。乳児は野菜洗いやキノコなどに触れる機会などから、匂いや触感を楽しめるよう援助している。
・職員は一人ひとりの食べる量を把握し、少食や好き嫌いのある子に対しては、「苦手なものは一口食べてみよう」「残してもいいよ」と声をかけている。毎月末に翌月の献立表を配付し、栄養士が「給食だより」を発行している。

【第三者評価結果：a】

・コロナ禍において職員は子どもと一緒に食事をしていないが、年齢に応じた介助と見守りを行いながら、一人ひとりの食べる量を把握し安全に食事がとれるように援助している。子どもの発達状況、特に歯の生え変わりの時期や体調によって、食事の量や食材の切り方を調整しており、栄養士は咀嚼の状況を確認しながら、調理員と担任と話し合って食材の切り方や大きさ、硬さについて工夫を行い、提供している。また、各担任から残食状況を聞き、調理の工夫に反映できるようにしており、給食会議において、盛り付けや刻み方の調理方法の工夫を話し合っている。
・献立は栄養士が作成しており、季節の行事食の献立や、旬の野菜や果物を使い、素材を活かした調理方法や盛り付けを工夫している。郷土料理、世界の料理を献立に取り入れ、保育においては地図などを導入し日本や世界の文化にも触れることができるように工夫している。4，5歳児は自分で量を考えながら盛り付けを行うバイキングの日などがあり、子どもの楽しみとなっている。栄養士と調理員は、0,１歳児の食事介助を行ったり、食事やおやつの時間にクラスを回って子どもたちの喫食状況を確認したり声をかけたりしてる。クッキング保育は栄養士・調理員・担任が企画し実施している。

【第三者評価結果：a】

・0～2歳児クラスは個別の連絡帳で詳細に子どもの様子を記載し、保護者に伝えている。3～5歳児クラスについては、毎日のクラスの活動を掲示で伝えている。また、送迎時には、家庭での様子を尋ねたり、園でのその日の子どもの様子を伝えたりして情報を共有できるようにしている。全クラスの今日の保育について、ドキュメンテーションで送迎時に保護者に見てもらえるようにしている。
・クラス懇談会では保育理念や保育目標、1年間の保育について説明し保護者の理解を得るようにしており、コロナ禍において今年度はオンラインで実施することができている。　　　　　

【第三者評価結果：a】

・連絡帳や掲示板の掲示で日々の保育中の情報を伝え、送迎時には必ず挨拶をしてその日のエピソードを伝えてコミュニケーションをとり、保護者との信頼関係を築くようにしている。
・全クラス6月に個人面談を行い、それ以外にも要望があればいつでも相談に応じる体制が整っている。保護者にはいつでも相談できることを伝え、希望があれば面談時間を調整し落ち着ける場所で話を聞けるようにしている。必要に応じて担任だけでなく園長や主任、栄養士が専門性を生かしたアドバイスや支援を行うことにも取り組んでいる。横浜市南部地域療育センターと連携し、個々の状況に合わせて支援している。

【第三者評価結果：a】

・送迎時の保護者の様子や保育中も含めた子どもの顔色、言葉、態度等についても、確認するように努めており、着替の際には原因の分からないアザやケガ、やけど等がある場合には確認をして、状況に応じて写真を撮るなどの対応に努めている。また、保護者の様子や言動などで気になることがあった場合には、声をかけてコミュニケーションをとり、保護者の不安な気持ちを聞いたり相談を受けたりするなどの対応に努めている。
・職員が虐待の疑いがあると感じた時は、園長、リーダーに報告し、職員間で情報共有するとともに、ケース会議を開いてその後の対応の協議を行う体制としている。虐待対応マニュアルがあり、園での対応が難しいと判断した場合には、関係機関と連携をとり対応できるようにしているほか、毎年、虐待・人権の研修を行い、全職員が参加し意識を高めている。

【第三者評価結果：a】

・職員個々が年に2回、自己評価シートに取り組み、クラス内やグループで話し合い、検討を行うしくみがあり、保育の質の向上にむけて取り組んでいる。年度末の職員会義でまとめ、課題を抽出して園の自己評価として公表している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・月案、週案・保育日誌等の指導計画に対する保育の実践について、クラス会議等で意見交換を行い、主体的に日々の保育の振り返りを行い、議事録に記録し、情報共有している。