キッズポケット保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | キッズポケット保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 26(29) 名 |
所在地 | 220-0073 横浜市西区岡野2-5-18 サミットストア併設 |
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TEL | 045-316-2622 | ホームページ | http://www.kids-pocket.com/h_kids.html |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2012年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 特定非営利活動法人キッズポケット | ||
職員数 |
常勤職員:10 名
非常勤職員:13 名
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専門職員 |
保育士:園長 :1 名
保育士:主任:1 名
保育士:15 名
栄養士(内管理栄養士):2(2) 名
調理員:1 名
保育補助:2 名
事務員:1 名
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施設・設備の概要 |
乳児室(0歳児室):1
乳児室(1、2歳児室):1
沐浴室:1
調理室:1
トイレ:1
事務室:1
医務室:1
職員更衣室:1
鉄骨C造り(2階建て1階部分): 建物延床面積:156.55㎡
園庭:42.32㎡
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【保育理念】 「何よりも子どもたちの笑顔を大切にしたい」それが私たちの原点です。女性の社会進出や少子高齢化問題、核家族化など子育てに関する環境も大きく変化している現代社会において、未来ある子どもたちのため、またその大切な子どもたちを育てていく保護者のため、私たちは活動していきます。 【基本方針】 ◎安心・安全の中で、子どもの成長・発達を保障する保育園 ◎保護者とのコミュニケーションを大切にし、保護者が子育てを楽しめるようサポートする保育園 ◎地域交流や子育て支援など、関係者の立場にたった地域に必要とされる保育園 ◎職員が、子どもたちの人格形成期に関わる重責を、高い専門性と誇りをもって果たせる保育園 |
【立地および施設の概要】 キッズポケット保育園は、特定非営利活動法人キッズポケットが、平成24年4月に、開園した認可保育園です。0~2歳児が29名(定員26名)在籍しています。 相鉄線平沼駅より徒歩7分、横浜駅から徒歩15分のところにあり、周囲は古くからの工場や商店、新しいマンションが混在しています。大型商業施設に併設された保育園です。園の近隣には大小の広場や公園が点在し、近くを帷子川が流れています。 【園の特徴】 「・健康な子ども・自分も人も大切にできる子ども・自分で考えて行動できる子ども」を保育目標とし、子どもたちは遊びの中で生活習慣や人とのかかわりを身につけています。少人数の保育園で職員は子ども一人ひとりとの関わりを大切にして、保護者の気持ちに寄り添った保育を行っています。 年間食育計画を立て、0歳児からいろいろの食べ物を見て触って感じる体験をし、食べ物の写真を保育室に貼っています。1歳児クラスではビニール袋の中でシイタケを栽培しています。シイタケに霧吹きで水やりをし、調理してもらって食べています。2歳児クラスでは子どもが米を研いで、炊いてもらって食べることでご飯と米の違いを知っています。旬の食材を知り、食への関心を持てるようにしています。 |
評価実施期間 | 2022/05/20(契約日) ~2023/02/22(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 2 回(2017年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長や今後期待される点 1.子どもの興味・関心を引き出す環境作り 職員は子ども一人ひとりをよく見て、子どものやりたい気持ちを育てています。思い思いに表現できる体験を持てるように意識し、コーナー等の保育環境を作っています。牛乳パックで作った低い仕切りやマットでコーナーを作ったり、部屋の隅に牛乳パックで作った小さな四角のコーナーを作り、その中で、子どもたちは絵本を読んだり、ボールを入れて、ボールプールにするなどして思い思いに遊びを展開しています。 2.園内研修の充実 主任が中心になって年間研修計画を立て、内部研修は、職員、経験の長い非常勤職員が係担当になって講師を務め、午睡チェック、ヒヤリハット、安全環境、人権擁護について、嘔吐物処理、感染症、誤飲・誤食等の研修を行なっています。安全担当職員が公園に行くまでの危険箇所等を検討して、お散歩マップを見直しています。また、ヒヤリハット会議を開催し、発生場所、状況・対応、原因、再発防止策、改善点について検討して、再発防止に努めています。 3.地域に向けた子育て支援 地域の子育て相談会に積極的に参加し、地域の子育て世代に支援を行なっています。また園の玄関正面の掲示板(大型商業施設の入口)に保育園からのお知らせ、献立表や地域の情報、流行している感染症情報等を掲示しています。地域の子育て家庭の かかりつけ保育園を目指しています。 4.中長期計画・事業計画の達成目標の明示と実施状況の評価を 中長期計画に職員の定着・育成や園の理念に基づく、保育内容の充実等6項目を、事業計画には、乳幼児の本質理解、要支援児の保育、保育のベースづくりなど9項目を挙げています。中長期計画・年度計画には、数値目標や具体的な成果を設定し、担当者を決めて、実施状況、進捗状況の評価を行なえる内容にすることが期待されます。 |
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2014年の創立以来、第三者評価の受審は2回目になりました。 前回は、自己評価への理解が進んでおらず目標設定が難しい状況がありました。それ以降、保育方針に沿った保育を行うために、課題を具体的にあげ、取り組み方を模索し、それに対する振り返りを繰り返してまいりました。 今回、第三者評価を受審するにあたり、保育士それぞれが保育内容を改めて見直すことができました。この、振り返り、課題点を挙げ改善していくという過程こそが大切なことだと気づくことができました。 また、その過程を定期的に評価し、記録して次につなげていくことをアドバイスしていただきました。担当者を決め、責任を持って取り組むことで、私たちの意識を高め、保育士の質向上にもつながっていくと感じ、実践していきたいと思います。 この機会をいただき、様々な角度から保育・運営面のご指摘をいただけましたこと、誠にありがとうございました。 保護者の皆様には日頃からキッズポケット保育園の保育、運営にご理解、ご協力をいただき感謝しております。お忙しいところアンケートにご協力いただきありがとうございました。いただいたご意見は大変貴重なものになりました。 これからも、子どもたちや保護者の皆様のため、また地域に必要とされる保育園になるため、一人ひとりに寄り添ったていねいな保育をおこない「何よりも子どもたちの笑顔を大切にしたい」という基本理念に向かい努力を続けて参ります。 キッズポケット保育園 園長 崎山 薫 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念や基本方針、保育目標は園のしおり、ホームページ、入園のしおりに掲載しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は西区認可保育園園長会に定期的に出席して情報交換を行い、西区子育て施設連絡会に出席し、子育て支援事業を通じて社会福祉事業全体の動向、地域の社会福祉計画の策定動向や内容を把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営環境としては、園の近隣に保育園2園が開園したため、4月時点では定員割れになりました。利用者人数で経営状態が変わるという経営課題について、法人の園長会で話し合われ、共有しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・2020年度から2022年度までの3年間の中長期計画を法人本部が作成し、理念や基本方針を実現するために施設設備の整備、事務業務のICT化、職員研修の強化・リーダー層の育成を大項目として掲げています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の計画は 1.乳幼児の本質理解 2.要支援児の保育 3.保育のベースづくり 4.コロナ禍の行事の変化 5.子育て支援活動 6.職員の定着・育成 7.安全・災害対策 8.保育サービスの充実 9.連携園の拡大を挙げ、中長期計画を反映した内容になっています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・今年度の事業計画は、職員会議で職員の自己評価や保護者のアンケートから園の課題を話し合い、園長が職員の意見をまとめて策定しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は入園説明会や保護者懇談会で説明し、玄関にファイルを置き、保護者がいつでも見られるようになっています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画、月案、週案、日誌にねらいや目標、自己評価や評価・反省欄があり、職員が計画、実行、振り返りを行い、園長が確認して助言し、改善する体制ができています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度末に職員の自己評価と保護者のアンケートを園長がまとめ、職員会議で話し合い、園としての自己評価を行い、課題を文書化して、次年度の事業計画を策定しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ 園長は年度始めの職員会議で園の運営方針、乳児保育の本質理解、要支援児の保育、保育のベース作り等の取組を明確にしています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、社会福祉関連法令や園の理念、基本方針、諸規定等を理解しており、利害関係者とも適正な関係を保っています。法人に弁護士、社会労務士がおり、園長は理事長、事務長に相談できる体制があります。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は日々の保育の様子や指導計画の振り返り、職員会議、クラスミーティング、プチミーティング等を通して保育の現状を把握しています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、適正な職員配置や人件費割合、職員の勤務状況等を把握し、分析を行っています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は必要かつ適切な職員人員配置を絶えず検討しています。必要な人材については、法人全体で新卒採用に力を注ぎ、職員が研修を通して学び、子どもたちと共に楽しく保育ができるように、育成していく方針があります。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の理念・基本方針にもとづいた期待する職員像はありますが、職員に十分に周知されていません。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理の責任者は園長で、主任が勤務体制の管理、勤務表を作成しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度始めの職員会議で職員は今年度の目標を発表しています。非常勤職員には目標を書いてもらっています。職員一人ひとりの具体的な目標管理制度とはなっていません。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・今年度の事業計画に、乳幼児の本質理解、要支援児保育等を挙げ、療育経験のある前園長や療育センターの巡回指導を受けることを記載しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は個別の職員の知識、技術水準、専門資格取得状況を、日常の保育や会議での話し合い、個人面談の中で把握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画に実習生、ボランティア受け入れを明示し、近隣の養成校や職員の出身校等に働きかけていますが、0~2歳までの保育園なので希望者がいないのが現状です。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の事業計画書に法人の理念や基本方針、保育内容、事業計画、予算、決算情報を記載し、ファイルし、玄関に置いてあり、保護者がいつでも見ることができます。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務、経理、取引等に関するルールは経理規程に定めています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域とのかかわりについては、事業計画に子育て支援活動(出前育児講座・オンライン子育て相談)への積極的な参加を挙げています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ・ボランティアマニュアルはありません。実習生受け入れマニュアルの内容を使っています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・関係機関として西区こども家庭支援課、西区役所福祉保健センター、横浜市こども青少年局、横浜市中央児童相談所、横浜市中部地域療育センター、園医、警察署、消防署等をリスト化しファイルにしています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は西区5地区研修会に参加し、オンラインによる地域に向けての相談会を2か月に1回発信し、毎回、2、3名の方が参加し、離乳食やコロナ禍での外遊びや他の子どもとどのように遊ぶかなどの相談にのっています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域に向けては、西区5地区内の他園の園長と年1、2回出前合同育児講座を行っています。子どもと手遊びのテーマで、園で使っている手づくりおもちゃの体験を行っています。離乳食や寝かせつけ等についてグループに分かれて相談にのり、2か月に1回に悩み相談会では、西区の子育て家庭の相談支援を担っています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 理念を「何よりも子どもたちの笑顔を大切にしたい」として、一人ひとりに寄り添った安心できる場所であるように、子どもを尊重した保育を目指していることをパンフレットに明示しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護については「オムツ交換マニュアル」に記載し、交換する際周囲からの目にさらされる事がないよう衝立や目隠しになるものを用意して、園児が恥ずかしい思いをしないように配慮を行っています。職員へは4月の新年度研修の中で、人権、プライバシー保護、個人情報保護等について研修しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・西区役所、子育て拠点スマイルポートにパンフレットを置き、ホームページに園の情報を掲載して、多くの人が見ることができるようにしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会時に園のしおりをもとに説明し、保護者の同意を得ています。入園後は懇談会や運営委員会で保育内容の変更点等を保護者に伝えています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・途中で園を変更する場合は、個人情報の保護に配慮しながら、応えられる範囲で対応することになっています。保護者の了解を得て、転園先に伝えることになっていますが、手順等を記載した引継ぎ文章は作成していません。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育の中で、職員は子どもの表情や発する言葉、行動から子どもの思いや意向を汲み取り、子どもの満足を把握するようにしています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決責任者は園長で、苦情受付担当者は主任です。第三者委員2名の氏名、連絡先を園のしおりに明記し、入園説明会で保護者に説明しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園のしおりに「ご意見・ご要望解決の仕組み」、第三者委員の氏名と連絡先を明記し、保護者に配付しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は送迎時や個人面談懇談会等の際に、保護者が相談や意見を述べやすい雰囲気づくりに配慮しています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネジメントに関する責任者は園長です。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策の責任者は園長です。感染症マニュアルを作成し、感染症予防やまん延防止感染症発生時の対応について文書化し、職員に周知しています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・非常災害対応マニュアルに災害時の対応について文書化し、職員に周知しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「保育マニュアル」「衛生管理マニュアル」等により標準的な実施方法について文書化し、職員が一定のサービスを提供できるようにしています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法としてのマニュアルは職員会議やプチミーティングの中で随時見直しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に提出書類と入園面談により入所児童の発育の状況や保護者の生活状況、保護者や子どものニーズを把握しています。入園後は経過記録や発達記録等でアセスメントが実施されています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画にもとづいて、クラスミーティングで話し合い、年間保育計画、月案、週案、保育日誌を作成しています。各指導計画はそれぞれの評価・反省を行い、次期の指導計画に反映しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・月間個別指導計画にもとづく保育士の関わりや保育のねらいに対する経過等を経過記録や個人日誌、発達記録のコメント欄に記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営規程や服務規程、就業規則、新人職員手引き等に個人情報に関しての職員が守るべき姿勢を明記しています。記録の保管は5年間としています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は、児童憲章、児童の権利に関する条約、児童福祉法、保育所保育指針等の趣旨をとらえ、法人の基本理念「何よりも子どもたちの笑顔を大切にしたい・・それが私たちの原点です」や基本方針、保育目標に基づき、子どもの最善の利益を考慮して作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室には空気清浄機や加湿器、扇風機等を備え、子どもの様子や必要に応じて適切に調節しています。園の窓は開閉できない仕組みになっており、定期的に玄関を開けて空気を入れ替えています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりの発達過程から生じる個人差は入園面接や児童票、児童健康台帳等で把握しています。入園後は連絡帳や送迎時の会話、個人面談を通して子どもの状況を把握し、毎月の個別の指導計画に反映しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが排泄・睡眠・食事等の基本的生活習慣を身に付けることができるように、一人ひとりの子どもの発達状況を連絡帳や送迎時に保護者と情報交換を行い、園と保護者が同じペースで進めていけるよう、保護者にアドバイスをしながら進めています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各クラスには子どもの年齢や発達に応じて玩具や絵本を子どもの目に入り、自分で触れたり取って遊べる高さの棚に備えています。、コーナー保育を取り入れ、集中して遊べるように配慮しています。子どもが興味を示さなくなった玩具を定期的に入れ替え、遊びたくなる環境を整備しています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月齢等の発達状況に応じて、ハイハイやつかまり立ち、歩く等の探索活動が主体的に行えるように安全なスペースを作り、環境を整えています。朝の受け入れ時、子どもの体調や機嫌等を保護者と確認し合い、連絡帳の記録をもとに担当職員は1日の過ごし方を考え、子どもにとって無理のない生活となるように配慮しています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は自我が芽生えてくる1、2歳児の特性を考慮して、子どもにおてつだいさせてもらえるか聞き、さりげなくサポートして、子どもが自分でできた喜びを感じられるようにしています。1歳児では、身の周りの興味を持ち、簡単なことをやりたいという気持ちを尊重し、個々の成長を見極めながら一人ひとりに合わせた対応をし、情緒の安定を図っています。2歳児では、身の周りのことを行い、自分でやりたい気持ちを受け止め、自分でできた喜びを職員と共感しながら自信につなげていくように支援しています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 0~2歳児施設のため、c評価になります。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障がいのある子どもについて、子どもの状況に配慮した「個別支援計画」を作成しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育時間の長い子どもに配慮し、デイリープログラムや週案は子どもが安心して心地よく過ごすことができるよう、ゆったりとした計画になっています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 0~2歳児施設のため、c評価となります。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育中に子どもの体調悪化やケガが発生した場合は、子どもの状況に応じて保護者に連絡したり、降園時に説明し、翌日の登園時に家庭での様子を確認しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月の身体測定、年2回の健康診断・歯科健診を行っています。結果は保健係が集計し、プチミーティングで職員に周知しています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・厚生労働省の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」をもとに、アレルギー対応マニュアルを作成し、子どもの状況に応じた対応を行っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画の中に食育の推進の項目を設け、年齢に応じた食育指導計画を作成し、子どもたちが食に関する豊かな体験ができるようにしています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・家庭と連携をとり、子どもの発達状況や咀嚼力を聞き取り、献立や形状や大きさは一人ひとりに合ったものを提供するように調理を工夫しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育方針に保護者とのコミュニケーションを大切にし、保護者が子育てを楽しめるようにサポートする保育園を挙げ、家庭との連携を大切にしています。今年度から保育ICTアプリで日常的に情報交換を行っています。また毎日の送迎時の会話で情報交換を行っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育方針に保護者とのコミュニケーションを大切にし、保護者が子育てを楽しめるようサポートする保育園を挙げて、送迎時に子どもの様子を聞き、その日の様子を伝えています。今年度からICTアプリで子どもの様子を伝え合っています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は朝の登園時に子どもの健康観察を行い、着替えの時に全身をチェックしています。また、子どもと保護者の様子に変わりがないかを見ています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員は年間指導計画、月案、週案、個別計画・日誌で定期的に保育の振り返りや自己評価を行っています。毎月職員会議、クラスミーティング、毎日プチミィーテイングを行い職員間で日々の保育の振り返り、話し合いを行っています。 |