それいゆ保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | それいゆ保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 25 名 |
所在地 | 215-0001 川崎市麻生区細山1203番地 |
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TEL | 044-959-3003 | ホームページ | https://www.misasakai.or.jp |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2015年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人 三篠会 | ||
職員数 |
常勤職員:11 名
非常勤職員:5 名
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専門職員 |
保育士:14 名
看護師:1 名
保育補助:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数:4
設備等:保育室、調乳室、保育園事務室、テラス
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☆保育理念 児童福祉法の理念に基づき、児童の最善の利益を考慮し、養護と教育の一体的な機能を果たしながら豊かな人間性をもった心身ともに健やかな児童を育成します。 ☆保育目標 ○ 自然の中でのびのび遊べる子ども ○ 友だちや保育者と過ごす事が好きな子ども ○ よく見、よく聞く子ども ○ 心豊かで自分を表現できる子ども ☆保育方針 〇子ども一人ひとりの個性・発達を大切にした保育を進めていきます 〇少人数の良さを活かした保育をすすめていきます 〇年間を通じ薄着・また素足保育をおこない、健康な身体づくりをおこないます 〇保育の中に散歩を多く取り入れ、子どもたちが楽しみながら人や自然と関わる力や、また集団 行動のマナーを身につけられるようにします。 〇食事は、季節感のあるバランスの良い献立・安全な食材を心掛け、栄養士、調理員が心を込めてつくります。 〇保護者と職員が、子どもの成長や喜びを共有できるよう家庭と保育園が連携していきます 〇地域社会との連携を大切にし、子ども達がご近所の方や近隣の保育施設などと積極的に交流できるよう保育をすすめていきます。さらに、子育て中のお父さん、お母さん達にもお役に立てるよう、育児講座、遊ぼう会などもおこなっていきます |
・事業所内保育所として、併設施設である重症心身障害児者施設CAMPソレイユ川崎の従業員のお子様を預かるとともに、地域にて保育が必要な児童の保育を行っています。 ・2歳児までの保育園となっており、3歳児以降は連携保育園へのご案内を行っています。 ・敷地内の広場には自然が広がっており、子どもたちは毎日散歩をして、虫や草花などの自然に触れながら過ごしています。令和3年度には、「ぼうけんのもり」という区画を整理し、子どもたちが山、森の中で遊べるような空間もあります。 ・重度の障がいや医療的ケアが必要なお子様も可能な限りお預かりいたします。どの子も一緒に過ごすことで、お互いの存在を認め合うことを目的に統合保育に取り組んでいます。 |
評価実施期間 | 2022/07/25(契約日) ~2023/03/28(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 2 回(平成31年度) |
特長や今後期待される点 | 特長 ・職員の研修機会が充実している 職員一人ひとりに向けて、学びたい知識や技術について、年度初めに確認をし、その意向に沿った研修を案内できるように取り組んでいる。また、施設内研修では、感染症、救命救急などの基本的な研修以外にも、医療的ケアが必要となる園児を預かる上での具体的な医療的ケア、障害への理解、子どもの人権に関する研修等も実施し理解を深めることができるようにしている。 ・子ども一人ひとりの個性と発達を大切にし、少人数の良さを活かした保育をすすめている 施設内は広く、森や野原などの自然に恵まれた環境があり、子どもたちが毎日の散歩や遊びを通して、自然に触れ、積極的に身体を動かしたり、遊び方を工夫したり、社会的なルールを覚えたりできるように援助をしている。また、重度の障がいや医療的ケアが必要な子どもの受け入れを行っており、どの子も一緒に過ごすことで、お互いの存在を認め合うことを目的に統合保育に取り組んでいる。子どもの個性と発達を大切にし、一人ひとりと丁寧に関わることを大切にしながら保育をすすめている。 今後期待される点 ・コロナ禍での保護者支援について 保護者からの相談や意見をいつでも受け付けていることを、入園説明会、園だより、クラス懇談会などで周知しており、相談や意見がある時は速やかに面談の場を設けるようにしている。しかしながら、コロナ禍となり、園児の受け渡しが玄関になったことで、時間をとって話すことができていない現状がある。今後、意見箱の設置や発達支援コーディネーターによる相談会の実施などを検討している。 ・保育室の環境整備について継続的な課題としている 安全管理点検表を使用し、各クラスの当番職員が保育園内外の点検と確認を毎日実施し、玩具や用具、寝具の衛生管理にも努めている。 保育室によっては湿度管理が難しい場合があること、コロナ禍での食事や睡眠時のソーシャルディスタンスに配慮したスペースの確保については、継続的な課題としている。 |
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保育園としての事業計画や保育理念を如何に職員に周知し、 どうやって明確なビジョンをもって保育をしていくかということを 考えるきっかけとなりました。 また、保育園の職員にとっても日頃の保育を省察し、 言語化していくことで、 新たな気づきとなったと感じております。 今後、受審の結果をもとに、 また職員と保育を振り返るきっかけとし、 子どもたち、保護者の皆様にとって、 「ここに来てよかった」と言ってもらえるような保育園づくりに、 より一層努めてまいりたいと考えております。 この度は誠にありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・開園時に策定した理念・基本方針は明文化されており、玄関及び各クラス内に掲示している。保育理念、保育目標、保育方針を大事にしていることを、保護者には入園説明会にて「保育園のしおり」で、見学者には保育園のパンフレットで説明し、周知を図っている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・川崎市保育第二課や麻生区保育総合担当から医療的ケア児の情報やインターネットでも子どもに関する情報を収集している。また、川崎市からの通知なども把握し、職員に共有している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の会議や通達から経営環境と経営状況の把握・分析に努め、経営課題を明確にしている。経営課題を達成するためにできることを検討し、目標を明確化して、順次取り組みを進められるようにしている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人では理事長により中長期のビジョンは共有されている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・中期計画で一番の目標としている地域子育て支援事業の年度毎の目標を、1年目「準備、広報」、2年目「内容充実」、3年目「完成」とあるが、事業計画の重点目標には「開かれた園づくり」として記されており、具体的な達成目標等も明示することも必要である。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・中長期計画が明確ではないが、事業計画の重点的な取り組みで、(1)法人の理念に基づいた園経営、(2)保育指針に基づいた保育の展開、(3)開かれた園づくりをめざす、(4)心身の健康・安全活動の推進、が示されている。しかしながら、達成基準に客観的指標がなく、事業報告でも結果が抽象的になっていることは課題である。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者には園だよりや懇談会、保育説明会で事業計画に沿った運営について説明を行っているが、現在は事業計画自体を公開はしていない。事業計画を理解してもらい支援を期待しているので、今後の課題として事業計画を保護者にも開示することが必要と思われる。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・月案を通して、子どもの理解に基づく保育の計画や実践の振り返りを各クラス会議で行っている。その内容を全体職員会議でも確認しながら評価を行い、月間のPDCAで子ども一人ひとりに着目したものにしている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月案を通して、子どもの理解に基づく保育の計画や実践の振り返りを各クラス会議で行っており、その内容を全体職員会議でも確認しながら評価を行い、園全体で保育の内容に関する認識の統一を図っている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育園における出来事の最終責任は全て園長にあることを自覚し、職員には折に触れ、何があっても園長が責任を取るので安心して保育業務に専念できるよう表明し、理解を図っている |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園のしおりには「保育士倫理要綱」を記しており、利用者に対して倫理の遵守を示している。遵守すべき法令等を新聞や雑誌等から学ぶ、研修の参加や法人の会議に参加して理解し、会議等で職員間の情報共有とコンプライアンス遵守に取り組んでいる。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は日々変化する保育に対応していけるように社会状況の把握をし、保育制度について情報収集に努め、学習を怠らないようにしている。保育内容についての月案やクラス会議、全体会議学習を通して、より良い保育を提供できるように努めている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人理事長と保育園の運営や経営についての会議を3か月に1回行い、園児、職員数、予算などの資料を作成して分析を行っている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人本部事務局(関東事務局)にて採用計画を作成し、保育士の採用確保に取り組んでおり、園長は採用試験等の具体的な取り組み関与をしている。中途(キャリア)採用は、各施設が理事長との面談時に情報を共有して採用を進めることになっている。園児の状況に応じて、必要であれば法人本部と相談し、基準を上回る配置を行うこともある。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人本部にて「歩実心(あゆみのこころ)」という理念、基本方針があり、「期待する職員像等」が明確にされている。それぞれの部署と連携し人事管理を行っており、処遇改善Ⅱ以降はキャリアパスが明確化されている。職員の募集や応募者の整理、採用試験、合否の判定、決定後の手続き等は、法人本部の指示に従って行っている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ・勤務表を作成する際には、職員一人ひとりの休みの希望を15日までに聞き、反映させるようにしている。急な休みや早退等の申し出には、可能な限り応じるようにしている。2年目以降は有休のほかフレッシュアップ休暇(連続3日)があり、職員のリフレッシュにつながるよう取り組んでいる。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の取り組みとして、職員一人ひとりの目標管理のための仕組みが構築されているが、今年度は実施できていなかったため、来年度に向けて取り組むこととしている。業務遂行チェックリストを、来年度には法人の「目標管理シート」が活用できるよう進めている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の研修体系から、法人研修、施設内研修、外部研修を活用して、研修計画を立て共有している。教育や研修を事業計画の重点目標に掲げて力を入れており、研修委員をつくり内容の見直しを行っている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度初めの個別面談及び、全体職員会議にて、職員個人の学びたい知識や研修の意向を確認し、専門資格などの取得状況を表にして把握できるようにしている。新任職員や配慮が必要な職員に対して、チューターをつけてOJTシートを活用し定期的に面談を行い、適切に職員教育ができるよう取り組んでいる。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として実習生に関わるマニュアルやプログラムなどが整備されているが、事業所内保育事業のため2歳児までの保育所となり、養成校のニーズとそぐわないことから、実習生の受け入れは少ない。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育所の事業についてはホームページで公開している。行政には必要に応じて定員や面積基準など、運営についての報告・連絡を行っている。外部からの問い合わせがあった場合は丁寧に対応し、納得いただけるまで説明を行うようにしている。地域に向けては、子育て支援事業のパンフレットの配布や、ホームページで保育園の活動を地域の方にも見てもらえるようにしている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・給与規則、経理規程など法人のルールが整備されており、それに従って適切に運用されている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子育て支援事業の年間計画の中で、その目的について「保育園で培ってきた子育てのノウハウを活かし、地域の子育て支援、存在を地域住民に認識してもらう」と明記されている。地域の保育園と連絡を取り合い、園庭開放を今年度より再開し、子育て支援事業を2か月に1回の頻度で再開している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ソレイユ川崎にてマニュアルがあり、ボランティアの希望は可能な限り受け入れていたが、コロナ禍において、直近での受け入れは行っていない。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・麻生区発行の子育てガイドブック『きゅっとハグあさお』で、地域施設などの社会資源が示されている。麻生区では、定期的に地域の保育園や行政と地域情報や保育相談ができる連絡会などの体制づくりがあり、園の担当者は積極的に参加し情報共有を行っている。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・コロナ禍により、地域交流は制限的となっていたが、今年度より地域子育て支援事業を2か月に1回の頻度で再開している。その際に参加した保護者からの聞き取りや、育児相談などにも積極的に応じ、地域の福祉ニーズ等の把握に努めている。ケースカンファレンスや日々の保育の中でも、麻生区保育総合支援担当や児童家庭課、川崎市保育第2課とは連携を取り、地域の子育て支援状況の確認やニーズの共有に取り組んでいる。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域のニーズに即した延長保育事業を、公益的な事業として実施している。昨年度、施設の敷地内に「ぼうけんのもり」という場所を整備し、今後、地域への開放も含めた取り組みを展開していくことを予定している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもを尊重する取り組みについて、前園長が作成した文書を職員、園児、保護者に配布し、認識を共有している。園内にも園児を尊重した保育について遵守すべき事を掲示し、折に触れて確認するようにしている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護等の権利養護に関する規定・マニュアル等を整備している。入所時に保護者と個人情報保護と守秘義務についての誓約書を交わし、職員は子どもに関する個人情報が流出しないよう配慮している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育園のホームページには行事の様子が写真付きで掲載されているが、基本的な情報は示されていない。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書には利用の開始及び終了に関する事項が明記されており、それに従って実施されている。利用開始については、市町村から特定地域型保育の利用調整を受けた後、必要事項が記載された書面による契約の締結をもって開始するものとしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・卒園や転園に際し、必要に応じて今までの保育経過を申し送り書として作成し送付している。問い合わせには、個人情報に配慮しながら最大限協力出来るように努めている。医療的ケア児については転園先に資料を送って連携をとることになっている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・日頃から利用者との対話を大切にし、満足度の把握に努め、職員間で共有し、改善につながるよう取り組んでいる。保護者からの意見や要望についてはしっかりと受け止め、改善すべきところは直ちに取り組むようにしている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・サービスに対する苦情がある場合は、解決の仕組みが確立されている。苦情解決責任者、受付担当、第三者委員(会)で成され、保育園のしおりにも明記されており、いつでも誰でも利用できる事としている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者は保育園に対していつでも相談や意見を述べることができることを、入園説明会、園だより、クラス懇談会などで分かりやすく説明し、周知するようにしている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者からの相談や意見に対しては誠実に対応し、速やかに面談の場を設け、日時はできるだけ保護者の希望に沿うようにしており、意見に対しては謙虚に受け止め、納得していただけるまで丁寧に対応するようにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスク管理対策の基本は、川崎市及びソレイユ川崎の管理マニュアルを基にしている。保育園独自の記入レポートの様式を作成し、SHELLモデルを使用して要因分析をしている。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・主な感染症については、定期的に研修などを行い、対応時の役割、管理体制を確認している。新型コロナウィルス感染症については、月2~4回ソレイユ川崎と共同で会議を行い、感染症の発生状況、予防対策や対応マニュアルなどを定期的に見直し、保育園でも周知している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地震・豪雨・火災・大雪等の災害ひとつひとつに対応策を定めている。保育園としての防災の考え方を、保護者に園だよりや懇談会でわかりやすく伝えており、毎月の訓練の予定、実施状況も伝えている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・業務マニュアル、危機管理マニュアル等、保育業務に必要となる各種マニュアルを設置し、標準的な実施方法を明示している。各種マニュアルは保育事務室に置き、職員がいつでも確認できるようにしている。入社時にはマニュアルに沿って保育業務に関する説明を行い、必要に応じて文書の配布も行い、園として統一した援助を行うことができるように努めている。定められた標準的な実施方法に沿った保育が提供されているかについては、日常の保育において職員同士で声をかけあい、また会議においても振り返りを行うようにしている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の標準的な実施方法については、常に検証を行うように努めており、気づいたことがあれば提案し会議で共有と検討を行なう仕組みがある。検討の結果、見直しが必要であると判断された場合には、その内容を保護者に伝えるとともに、見直しに伴う園児や保護者の不安等にも丁寧に対応するように努めている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育に必要となる子どもに関する情報は、入園時に保護者より定められた書式を提出してもらい、成育歴、アレルギーや慢性疾患等、家庭の状況等について把握できるようにしている。面談においても保護者の希望等について丁寧に聞き取り、面談記録は記録ファイルにまとめている。一人ひとりの保育経過記録表はクラスごとにファイルし保管している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子ども一人ひとりの個別指導計画、及び各クラスの月案は、毎月の評価と反省を行うことが定められており、見直した内容を翌月の保育に反映できるような仕組みがある。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもに関する記録は、定められた書式を使用し職員間で把握できるように取り組んでおり、日々の保育の様子は各クラスにおいて保育日誌に記載している。一人ひとりの園児の成長発達については、期毎に評価を行っており「評価シート」に記録し、その推移を確認できるようにしている。保育日誌や評価シートは園長が確認し、必要に応じて加筆訂正を行っており、個別に指導しながら記述に差異が生じないように努めている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報保護規程等により、子どもの記録の保管、保存、廃棄、情報の提供に関する規定を定めており、その対応方法を全職員に周知している。各種記録の保管は、慎重に行うようにしており、保育日誌、各種指導計画書は各クラスの棚に納めて保管し、断りなく持ち出すことは禁止としている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、保育所の理念、保育の方針や目標に基づいて編成されており、各年齢の保育目標に沿って養護・教育・食育それぞれの保育内容が示されている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・安全管理点検表を使用し、各クラスの当番職員が保育園内外の点検と確認を毎日実施し記録している。玩具や用具、寝具の衛生管理にも努めている。保育室は年齢に応じて子どもが安全に過ごせるように家具や遊具の素材・配置等に工夫をしており、子どもの発達や活動内容によって設定の変更等も行なうようにしている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの年齢や発達に応じた保育計画を立て、その情緒の安定や積極的に取り組む意欲を育むことができるように、子どもの欲求を受け止め、子どもの気持ちに沿って丁寧に、笑顔と真心をもって保育にあたるように努めている。子どもにわかりやすい言葉づかいで、やさしく話しかけるようにしており、子どもが安心して自分の気持ちを表現できるように配慮をしている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・食事、着替え、睡眠、排泄などの基本的な生活習慣を子どもが身につけることができるように、年齢だけでなく一人ひとりの発達に合わせた援助を行っている。0歳児クラスでは、室温や湿度に留意して快適に過ごせるように努めており、保育士が丁寧に関わり安定した生活リズムをつくるように配慮をしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの発達の特性や過程、個々の状況や「趣味」「関心」を踏まえ、子どもが自ら関わりたくなるような環境を構成するようにしている。保育士が「これで遊ぼう」と遊びを決めるのではなく、いくつかの遊びを用意し、自分で選択できるように援助している。また、「やってみよう」とする気持ちを受け止め、子どもがやりたいことに安心して挑戦できるように働きかけ、やり遂げた満足や達成感を共有している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ゆったりと落ち着いた環境の中で家庭と連携を取りながら、一人ひとりの生活リズムを大切に保育に努めている。一人ひとりの発達が著しく、特定の大人と安定した関係を持つことが必要な時期でもある為、日々変化していく成長を見逃さず「今この子にとって何をしたら良いか」、「必要なことは何か」という視点を常に持ち、適切な援助をタイミング良く行っていくようにしている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・コロナ禍において、保育室ではクラスごとに活動する時間を多くし、散歩では一緒に遊べるように配慮をしている。歩行や運動機能の発達を見守り、興味関心の芽生えを大切にしながら保育を進め、自立したい気持ちを大切にしながら、保育者が仲立ちとなり、遊びや友達との関係を広げている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 該当なし |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重度の障害や医療的ケアが必要な子どもを可能な限り受け入れ、どの子も一緒に過ごすことで、お互いの存在を認め合うことを目的に統合保育に取り組んでいる。担当を決め、個別配慮表や個別配慮園児日誌を作成しながら無理のない保育をすすめており、看護師も介助を行っている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの在園時間を考慮し、保育内容や環境について配慮を行っており、体調面には特に気を配るようにしている。夕方はできる限り長くクラスで過ごし、人数に応じて合同保育を行うようにしている。人数が少なくなることで、さびしさを感じないように、抱っこをしたり好きな遊びに集中して取り組めるようにしたり、一人ひとりに丁寧に関わるように努めている。コロナ禍以前は、朝夕に子どもの人数が少ない場合は合同保育にしたり、行事以外でも異年齢で過ごす時間を多く持つようにしていたが、現状はクラスごとの保育が大半となっている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 該当なし |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・主な感染症の症状等の一覧と感染症発生時の対応マニュアルを各保育室へ掲示し、子どもの健康管理に取り組んでいる。子どもの健康に関する情報は、朝礼やクラス、全体の臨時及び定例職員会議で時間を設けて共有できるようにしている。保護者に対しては毎月の「園だより」内での「保健について」でお知らせすると共に、新型コロナウィルス感染症に伴う発熱や濃厚接触者の特定等について文書で配布をし伝えている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月2回の健康診査と年1回の歯科健診では、クラス担当保育士が付き添い介助を行い、直接情報を得ることができており、保育に反映できるようにしている。健康カードへの記録は、保健担当保育士がを行っている。保護者への結果報告は、健康カードの配布によって伝えられており、受診や再検査等の連絡事項がある場合には、降園時に保護者に口頭で伝えるなど個別に対応している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患・慢性疾患等の対応については、指示書と共に看護師からの情報も随時受けて保育を行っている。 保育士2名が医療的ケア「認定特定行為業務従事者認定」を受け、介助を行っている。アレルギー対応食は日々の給食数依頼表に色を変えて明記している。医師の指示によるアレルギー対応食は、他の園児へ、該当児には食べてはいけない食べ物があるため混同しないように、トレイで対応することを伝えて、個別トレイで食事対応をしている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれる環境を整え、保育士や友達と関わり合いながら、楽しく一緒に食事をすることを大切にしており、それぞれの発達段階における、子どもの「自分で」を大切にし、「食べたい」という意欲を育むよう援助している。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・川崎市の献立(施設入所用)をもとに、栄養士が園児用に献立を作成している。季節の野菜や果物を取り入れ、季節の行事食や誕生日会のケーキなどの提供もあり、子どもが楽しく食べることができるように工夫している。離乳食についても栄養士が保護者と食材表をやり取りしながら月齢に合わせて進めている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育方針、全体の計画の内容、日々の保育の意図などについては、入所時、送迎時の対話、連絡帳や行事、懇談会などの機会を設け、保護者にわかりやすく伝えるようにしている。連絡帳では、家庭との日常的な情報交換を詳細にやり取りしており、送迎時には口頭で担任がその日の子どもの姿を伝えている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々のコミュニケーション(送迎時、連絡帳など)により保護者との信頼関係を築くことができるように努めており、保護者の就労などの個々の事情に配慮して、それぞれの保護者の思いや、要望、悩みなどに対して、相談に応じるよう面談の機会を設けている。また、保護者から面談の要望があれば、迅速に対応し、面談を実施している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園時は、視診をするとともに家庭での怪我があるかどうかを保護者に確認するようにしており、虐待等の早期発見と予防に取り組んでいる。また、着替えの際にも視診を行っている。身体的だけでなく、子どもの精神面にも気を配り、小さな変化を見逃さないように努めている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎月1回、クラスミーティング、職員会議(常勤)を行い、会議に参加していない非常勤用には後日必ず伝達用の会議の時間を設け、全体共有に取り組んでいる。また、月1回30分程度、その日のテーマについて意見交換を行う場を設けており、自由に話すことができ、職員同士のコミュニケーションを図ることに役立てている |