社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

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横浜市並木保育園

2025年01月06日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細
① 第三者評価機関名
第三者評価機関名 横浜サステナビリティ研究センター有限責任事業組合

② 施設・事業所情報
名称 横浜市並木保育園 評価対象サービス 2024~ 保育所版
対象分野 認可保育所 定員 124 名
所在地 236-0005
横浜市金沢区並木1-4-4 
TEL 045-774-0345 ホームページ https://www.wam.go.jp/kokodesearch/ANN010102E15.do?facility=v8+CVYVgMSAe7EJ29gwTcA==
【施設・事業所の概要】
開設年月日 1978年08月01日
経営法人・設置主体(法人名等) 横浜市
職員数
常勤職員:20 名
非常勤職員:25 名
専門職員
保育士:39 名
施設・設備の概要
(居室数)保育室6室、遊戯室、育児支援ルーム、事務室、休憩室:
(設備等)厨房、調理室各1室、トイレ3か所、プール、園庭:

③ 理念・基本方針
【保育理念】
子ども一人一人が、「現在を最もよく生き望ましい未来を作り出す力の基礎を培う」ことができるよう、保育していきます。
【保育方針】
・一人一人の子どもを大切にし、健やかな育ちを支えます。
・保護者と信頼関係を築きながら、共に子育てをしていきます。
・地域の人との関わりを大切にしながら、子育てを応援していきます。
【保育目標】
みとめあい 育ちあう 笑顔あふれる保育園
【保育姿勢】
・人との関わりの中で、思いやりややさしさを育みます。
・子どもが創意工夫して遊べる環境を提供します。
・子ども一人一人が、お互いの個性や文化を認め合いながら、共に過ごすことを楽しめるようにします。
・近隣の幼稚園、保育園、小学校や中学校との交流や連携を通して、学校生活へ円滑につなげます。

④ 施設・事業所の特徴的な取組
横浜市並木保育園はシーサイドライン並木北駅から徒歩7分並木シーサイドタウンの中に建っています。園舎は2階建てで、1階は0歳児から2歳児の保育室、2階には3歳児から5歳児の保育室と遊戯室があります。乳児室が1階にあることで外遊びへの出入りが子どもたちの成長に合わせて行うことができています。0歳児から5歳児までの定員124名で現在は117名が在籍している大型園です。周囲には富岡総合公園や富岡八幡公園等多くの公園があり、緑豊かな自然環境に恵まれていて、天候良い日は散歩にもでかけています。園庭は全園児がのびのびと遊ぶことができる広いスペースになっており、プールも備えてあります。様々な草花が植えられていて季節を感じることができます。生ゴミ処理機「キエ―ロ」を活用し、生ゴミ削減にチャレンジしています。「キエ―ロ」でできた土でサツマイモやとうもろこしを育て、子どもたちが普段の生活の中で生長を感じたり、収穫等を通して土に触れたりする体験ができます。地域との交流や子育て支援は、年長クラスは近隣園とドッチボー交流を行ない、子ども同士の交流を行っています。商業施設イベントやいきいきフェスタでも、民間園と計画を進めていくことで、職員間の顔の見える関係を築くことができています。月1回並木北コミュニティハウスへ出向き、担当保育士が日頃から楽しんでいる遊びを提供し、自園の育児支援の周知も行っています。今年度から3年間、接続期カリキュラム研究推進事業で、並木第一小学校と「主体的にかかわり育ち合う」子どもを育てる架け橋カリキュラムの開発をテーマに共同研究を行っています。小学校の学習の様子や、公開保育を見せ合いながら、交流や連携の取組を充実させています。

⑤ 第三者評価の受審状況
評価実施期間 2024/04/01(契約日) ~2024/12/26(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 3 回(2019年度)

⑥総評
特長や今後期待される点 ◇特長や今後期待される点
(1)可視化による改善活動や工夫について
・年2回の懇談会では各クラスが年間のクラス運営についてレジュメを配信したり、パワーポイントで懇談会に投影したりして、保護者に分かりやすく可視化したものを基に説明できるよう工夫しています。
・会議ではフォトカンファレンスや保育ウェブを用いて職員間で語り合う時間を作り、より良い保育に繋げています。また、「保育士キャリアラダー」や保育士分野人材育成ビジョンに沿った職務の確認や育成を行っています。さらに、「ハッピーチェックシート」を活用し、日頃から保育の振り返りを行うことで、人権に対する意識についても学ぶ機会を持つようにしています。
・マニュアル等の書類には目次とインデックス等を付してわかりやすく整理してファイルに綴り、効率よく業務を進められるよう努めています。
・子どもがぶつかって怪我しないようコーナーガードを取り付け、子どもがさわらないよう消火器や掃除機をカバーで覆うなど、事故防止に努め、気づいた点をただちに改善することが習慣化しており、PDCAサイクルの推進による、より良い施設運営が図られています。
・園内で「環境・保育の可視化・業務改善・保育を楽しもう!」の分野別のプロジェクトチームを編成し、チームで協働して園の改善活動に取り組んでいます。チームでの活発な意見交換を通じて気づいた点を改善するよう図っています。
(2)区・関係機関・地域との連携について
・職員体制を調整しながら、金沢区花火大会や金沢区民まつり「いきいきフェスタ」に園長、担当保育士が参加し、様々な関係機関と連携しています。金沢区のネットワーク事務局園として様々な子育て支援の取り組みを実施しており、今年度から接続期カリキュラム研究推進事業として小学校と共同したカリキュラムの開発や、3区(金沢、磯子、南)の主任同士の公立園内交流等の活動を開始し、今後の発展が期待されます。
・金沢区のウェブページからはVR施設見学動画を見ることができ、好評を得ています。
(3)今後期待される点
・引継ぎノート、各部会ノート等の手書きの情報源が多く保育士の負荷と情報の分散が懸念されます。各クラスのタブレット等よりメモをグループウェアに投稿してクラス・事務室間で迅速に情報共有する仕組みがあるとよいでしょう。今後、ICT(情報通信技術)を活用し、職員の手書きの負荷軽減と分散している情報の集約化・共有化を図ることが期待されます。
・また、保育園のオリジナルキャラクターである「なみきちゃん」を広報や各種媒体に積極的に展開し、より親しみやすいイメージを広げていくとよいでしょう。
・最後に、保育所等の変更にあたっては、申送りの手順書や引継ぎ文書を作成し、対応した経過がわかるように記録・保存し、利用者の変更後の継続性に配慮するとよいでしょう。

⑦ 第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回の受審にあたり、昨年度から第三者評価プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトメンバーが中心となり、 評価項目の一つ一つをクラス毎に話し合いを進めました。その中で、保育を振り返り、取組事項を出し合い、プロジェクトで集約をしていきました。また、マニュアルや手順書等の見直しを進め、共有する機会となりました。 全職員で、保育理念・保育方針・園目標・保育姿勢についても確認しあうなかで、たくさんの気づきや課題を見つけあい、「子ども主体の保育」という視点を改めて考え、話し合う時間を持つことができました。今回の受審をきっかけにして、見直しが必要なところは改善し、更に職員間の連携を深め、定期的に自己評価を行いながら、子どもたちが主体的にいきいきと過ごせる「笑顔あふれる保育園」になるよう、保護者の皆様にとっても安全、安心な保育園になるよう取り組んでまいります。
また、地域社会の中で園が担う役割についても改めて深く考えるきかっけになり、これからも地域に根差した保育園となるよう、より関係機関と連携を密にしていきたいと思います。
お忙しい中アンケートにご協力いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。また、丁寧な調査と聞き取りで当園の強みと課題を明確にしていただいた、横浜サステナビリティ研究センターの皆様にも心より感謝申し上げます。

詳細評価PDF

評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織

Ⅰ-1 理念・基本方針
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「パンフレット」、当評価機関が実施した「アンケート調査分析結果報告書」、横浜市ホームページ、ヒアリング
【確認した点】
・保育理念、保育方針、保育目標は事務所や各クラスに掲示し、子どもの人権や子どもの最善の利益に沿ったものになっている。
【評価した点】
・「運営規定・重要事項説明書」をファイリングし、保護者が手にとり見ることができるように各クラスに置いてある。
・ミーティングや会議の時間を活用して、保育理念、保育方針、園目標等を読み上げる機会を設けている。
【参考意見】
・当評価機関が実施した「アンケート調査分析結果報告書」によると、理念・基本方針の認知度が70%とやや低かった。保護者の関心が保育運営の実態にあるためとも考えられるが、理念・基本保方針は基盤事項であるので、保護者懇談会で直接語りかけることを望む。

Ⅰ-2 経営状況の把握
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市中期計画(2022-2025)」「令和6年度金沢区運営方針」「よこはま笑顔プラン(第5期横浜市地域福祉保健計画)」「金沢ささえあいプラン(第4期金沢区地域福祉保健計画)」、ヒアリング
【確認した点】
・横浜市や金沢区の経営計画を踏まえ、地域のニーズや状況を区と連携し、把握することに努めている。金沢区の第4期地域福祉保健計画での内容を把握し、保育園としてできることを分析している。
【評価した点】
・個人面談や日々の送迎時のコミュニケーションを通して保護者のニーズを把握している。

【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「年間保健計画」「園内プロジェクトメンバー」「ミーティングノート」「職員会議ノート」「会計年度職員ミーティングノート」、ヒアリング
【確認した点】
・園長は市立保育所全体責任職会議に出席して横浜市全体の保育園の課題や組織体制等を把握し、職員に報告、共有している。
・「行動計画・評価書」は職員会議で職員説明を行い、各職員は「目標共有シート」へ記載している。
【評価した点】
・保育園の改善点は仕事改革(業務改善)プロジェクトや職員会議等を通して話し合い、課題を抽出し業務改善するよう努めている。
・職員は、「目標共有シート」の課題改善の取り組みを園長と年3回面談を行い進捗状況や振り返りを行っている。
【参考意見】
・仕事改革(業務改善)プロジェクトの成果は職員のモチベーション向上に繋がるよう、成果物にはプロジェクト名とメンバーの氏名をあわせて掲示するとよい。

Ⅰ-3 事業計画の策定
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市中期計画(2022-2025)」「第2期横浜市子ども・子育て支援事業計画(横浜市こども青少年局)」「『市立保育園のあり方』に関する基本方針(横浜市こども青少年局)」「横浜市子ども・子育て支援事業計画」「横浜市並木保育園中長期事業計画」、ヒアリング
【確認した点】
・市立保育所が担う役割や取り組むべき事業について、3つの施策分野と9つの基本施策に具体的な取り組みの内容(市立保育所の果たすべき役割、機能)を示している。
【評価した点】
・経営課題や問題点の解決・改善に向けた目標について、区長、福祉保健センター部長、こども家庭支援課長、統括園長が定期的に点検、評価を受けている。

【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「令和6年度金沢区運営方針」「第2期横浜市子ども・子育て支援事業計画」「令和6年度こども青少年局運営方針」「行動計画・評価書(課長~係長級)<MBO>」「目標共有シート(職員)」、ヒアリング
【確認した点】
・横浜市の中・長期計画を反映して金沢区の「区運営方針」が策定され「区運営方針」や上司(エリア統括園長)の掲げたMBOをもとに園長が「行動計画・評価書(課長~係長級)<MBO>」を作成している。
・園長のMBOや職員の目標共有シートではいつまでに何をどのように行うのか具体的内容、数値目標や具体的な達成時期を設定している。
【評価した点】
・職員は園内研修を兼ねた業務分担「環境・保育の可視化・業務の可視化・保育を楽しもう」の4分野(プロジェクトチーム)にそれぞれ属し、その中の業務や学んだことをミーティングや会議、園内研修の場で発表、研修している。

【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「行動計画・評価書(課長~係長級)<MBO>」「全体的な計画」「年間指導計画」「月間指導計画」「行事予定」「食育活動計画」「保育計画」、ヒアリング
【確認した点】
・行事等計画については担当職員が中心となり計画を立て、ミーティング、会議等で全体に周知し作成している。
・保育計画(年間、月間、週間)は職員が自己評価し、次に活かして次の計画に反映している。
【評価した点】
・保育園における各種計画は手順に基づいて計画・実施・振り返りを行っている。保護者アンケートの意見も反映させ、反省、改善し次の計画に活かしている。

【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「R5年度保護者アンケート」「懇談会レジュメ」、ヒアリング
【確認した点】
・毎年、年度末に保護者アンケートを依頼、実施している。アンケートは保育園業務支援システム「コドモン」で実施している。
【評価した点】
・年2回の懇談会では各クラスが年間のクラス運営についてレジュメを配信したり、パワーポイントで懇談会に投影したりして、保護者にわかりやすく可視化したものを基に説明できるよう工夫している。
・今年度から3区(金沢、磯子、南)の主任同士の公立園内交流(年8園訪問)により情報交換を進めており、職員のレベルアップにつながることが期待される。
【参考意見】
・当評価機関が実施した「アンケート調査分析結果報告書」によると、事業計画の認知度が47%と低かった。保護者の関心が保育運営の実態にあるためとも考えられるが、理念・基本方針は基盤事項であるので、保護者懇談会で直接語りかけることを望む。

Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「R5年度保育所の自己評価の結果について」「R6年度全体的な計画」「R5年度園内プロジェクトメンバー」「R6年度研修関連資料」「各クラス月間指導計画」、ヒアリング
【確認した点】
・年間指導計画から月間指導計画を作成し、毎月と年度末に振り返りと評価を行い、次月や次年度に活かしている。
・職員全体での各種プロジェクトの参画実施、園内研修や個人の研修参加を推進している。
【評価した点】
・会議ではフォトカンファレンスや保育ウェブを用いて職員間で語り合う時間を作り、より良い保育に繋げている。
【参考意見】
・保育ウェブでは付箋等を用い、効果を高めることが期待される。

【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「職員会議資料」「乳児会議ノート」「幼児会議ノート」、ヒアリング
【確認した点】
・課題の改善に対する取組のために、各セクション会議等を経て、全体会議で周知、決定し、次年度の計画に反映している。
・毎年度末に行う自己評価と保護者アンケートの評価結果から、今年度の結果と反省、次年度へ課題を保育園の自己評価として掲出し保護者と共有している。
【評価した点】
・保護者との日頃の送迎時でのやり取りや個人面談等での話題の中から課題を抽出し、会議等で職員全体で共有している。

評価対象Ⅱ 組織の運営管理

Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「職員体制」「横浜市保育所処務規程」「業務分担表」「職員会議ノート」「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「各種マニュアル」、ヒアリング
【確認した点】
・園長は、「横浜市保育所処務規程」に保育所が所在する区の区役所福祉保健センターこども家庭支援課長の命を受け、保育所の事務を掌理し、所属職員を指揮監督することを職員に周知している。
・苦情解決制度では園長の役割を明確化している。
・「金沢区保育・教育施設班活動マニュアル」には、災害の備えや災害発生から施設再開までの園長、職員の役割、区こども家庭支援課との連携について記載されている。
【評価した点】
・職員体制については保護者に掲示にて周知している。また懇談会の場や園だより等において保育園の方針や取組について伝え、理解を得るようにしている。

【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「各種研修資料」(内部研修実施記録)、ヒアリング
【確認した点】
・園長は、個人情報情報セキュリティー研修、不祥事防止研修、リスクマネジメント研修、人権研修等、定期的に職員への研修を実施している。またコンプライアンス違反などの事例があった時はタイムリーに職員に情報提供している。
【評価した点】
・園長は職員と共に地球温暖化やSDGS等、環境への取組を行っている。

【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「事業計画書(MBO)」「保育士分野人材育成ビジョン」、ヒアリング
【確認した点】
・園長は、保育計画や保育日誌、行事計画等をもとに分析や評価を行い、保育の取組や振り返りについて伝えている。
・園長は、「事業計画書(MBO)」を作成して重点課題推進、目標、達成時期を明確にし、年3回の職員面談で「目標共有シート」に記載した内容の進行状況や達成時期、課題解決の相談やアドバイスを行っている。
【評価した点】
・「保育士キャリアラダー」や保育士分野人材育成ビジョンに沿った職務の確認や育成を行っている。

【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「職員意向調書」、ヒアリング
【確認した点】
・経営の改善や業務の実効性の向上に向けて、保護者支援システムの導入、ワークライフバランスの推進を横浜市こども青少年局や金沢区と連携して進めている。
・職場の安全衛生面を反映した修繕を実施するなど環境整備に取り組んでいる。
・職員面談の際に業務に関する意見や提案を反映させたり、職位や経験等に配慮して、保育園執行体制の構築に活かしている。
【評価した点】
・休暇取得をクラス単位とすることで、フリー保育士が積極的に休暇取得できるよう工夫している。

Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園運営規程」「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「横浜市人材育成ビジョン(保育士分野)」、ヒアリング
【確認した点】
・横浜市立保育所の人材採用と育成に関する基本計画は横浜市こども青少年局が策定し、採用は横浜市で行われている。
・会計年度任用職員は保育者換算表に基づいた人数の確保を区役所との連携により公募し、区役所が面接や採用を行っている。
【評価した点】
・正規新採用職員には2年間の「トレーナー制度」によるOJT育成を実施している。
・人材育成については、「横浜市人材育成ビジョン(保育士分野)」により実施している。

【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市職員行動基準」「横浜市人材育成ビジョン」「保育士キャリアラダー」「目標共有シート」「よこはまの保育」「よこはま☆保育・教育宣言」、ヒアリング
【確認した点】
・「横浜市職員行動基準」により期待する職員像が明確に記載されている。職位ごとに求められる職員の役割は「横浜市人材育成ビジョン」により、人事考課は横浜市の人事考課制度の評価基準に基づいていて、職員にも周知されている。
・保育士キャリアラダーの活用によりキャリア形成や専門性向上に繋がる仕組みが確立されている。
【評価した点】
・職員の意向や意見は、内容に応じて職場内で共有して検討し改善に向けての意見等を金沢区や横浜市こども青少年局へ伝えている。

【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「庶務事務システム」「出勤簿」、ヒアリング
【確認した点】
・日々の職員体制の調整は主任が行い、必要に応じて業務の見直しや休暇の促進等、ワークライフバランスに配慮している。
・横浜市定期健診、ストレスチェック、健康相談員による相談業務によって職員の心身の健康管理を行っている。
・次年度の職員体制の希望は正規職員・会計年度任用月額職員にはアンケート(担当クラス)を取り、職員のモチベーションを尊重している。
【評価した点】
・年間の有給休暇についても園長・主任が休暇取得状況を把握し、主任が調整し平等にとれるよう働きかけている。体調不良の際は休暇が取れるよう職員同士で協力し職員体制を整えている。

【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市職員行動基準」「職員人事考課実施要領」、ヒアリング
【確認した点】
・職員は年度の初めに「目標共有シート」を作成し、業務の目標、具体的な取り組み事項や目標達成時期、能力開発を設定している。
・会計年度任用職員も年度初めに目標設定を行い、業務の振り返り面談を行っている。
【評価した点】
・「目標共有シート」で設定した目標について年3回、園長と面談を行い相互の確認や中間期、年度末に振り返りをしている。

【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。

【第三者評価結果:a】

確認手段】資料「横浜市人材育成ビジョン(保育士分野)」「R6研修一覧」「キャリア自己分析表」、ヒアリング
【確認した点】
・「横浜市職員人材育成ビジョン(保育士分野編)」に期待される職員像が明記されている。
・職員は「キャリア自己分析表」や保育園の研修年間計画を活用してキャリア形成を行っている。
【評価した点】
・研修内容は研修報告や資料回覧等で他職員と共有できるようになっている。
【参考意見】
・主催ごとに存在する研修計画表を実施時期や実施目的の視点から一表にまとめ、研修受講予定を立てやすくするとよい。

【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「R6研修一覧」「キャリア自己分析表」、ヒアリング
【確認した点】
・園長は職員の「保育士キャリアラダー」や「キャリア自己分析表」を通して、職員のキャリアを把握している。
・内部研修や外部研修の受講情報を職員に周知して受講の推進を図っている。
・新採用職員にはトレーナー(キャリアのあるベテラン職員)と組んで計画、振り返りを行いながらOJTを行っている。
【評価した点】
・研修後はアンケート回答、研修報告を作成し職員会議やミーティング等での研修報告や回覧を通じて、保育園全体の保育の質向上に繋がっている。

【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「実習生受入マニュアル」「実りある実習にするために」「実習生受入記録表」「R6研修記録」、ヒアリング
【確認した点】
・実習生受入マニュアルがあり、職員が指導、育成について学んでいる。受入前にはオリエンテーションを行い、実習生の要望や目的などを確認して実習スケジュールを作成している。
・実習生の目的、習熟度、職種等に考慮し、実習生受け入れの際はミーティング等で状況を周知し共有している。
【評価した点】
・より効果的な実習のため、実習生一人ひとりの状況を把握し、実習養成校の担当教員と連携している。

Ⅱ-3 運営の透明性の確保
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「並木保育園パンフレット」「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「令和5年度保育所の自己評価の結果について」、横浜市ホームページ、ヒアリング
【確認した点】
・ホームページや外部の情報サイトで施設の情報や第三者評価結果を公表している。
・「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」に苦情、相談等解決の仕組みが記載されており、入園説明会や懇談会等で伝えている。
・園だよりを近隣の小学校に配布し、保育園の存在や役割を明確にするようにしている。
【評価した点】
・「令和5年度保育所の自己評価の結果について」において、保育方針と園目標、今年の課題、取組状況、保護者アンケート結果、次年度の課題・改善点を記載し、園内に掲示している。

【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「令和6年度よこはま市立保育所自己点検表(運営、保育、給食)」、ヒアリング
【確認した点】
・園長は、年1回横浜市物品及び役務検査事務取扱規定による検査事務の取扱いの基本について検査員研修を受講している。また、園長は会計経理の視点から見た責任職の役割について経理研修を受講している。
・保育所の概況、職員の配置、施設運営、児童の処遇について、横浜市こども青少年局監査課の一般指導監査か自己点検表及び添付資料での指導監査が年1回行われている。
【評価した点】
・指導監査実施の結果、指摘事項がなかった。

Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「金沢シーサイドタウン地区 わくわくニュースなみキッズ」、ヒアリング
【確認した点】
・各種育児支援情報を掲示板、子育て支援用のウォールポケット等に掲示、配架して情報提供を実施している。
【評価した点】
・職員体制を調整しながら、花火大会や区民まつりに園長、担当保育士が参加し、様々な関係機関と連携している。
・月1回、並木北コミュニティハウスにて、地域の親子対象のフリースペースに担当保育士が参加している。
【参考意見】
・近隣に所在する「富岡八幡公園こどもログハウス」の団体利用を検討するとよい。

【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「次世代育成ボランティア受け入れマニュアル」「ようこそ保育園へ!」、ヒアリング
【確認した点】
・令和6年度の職場体験学習は、釜利谷高校1名、金沢総合高校1名、富岡中学校3名、富岡東中学校3名の職場体験学習を受け入れている。
【評価した点】
・富岡東中学校にて職業講話を行い、ボランティアに誘うなど、次世代育成事業として学校教育への協力を行っている。
【参考意見】
・ボランティアに注目をしてもらえるような募集チラシを学生の意見やアイデアを取り入れながら作るとよい。

【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「関係機関連絡先一覧」、ヒアリング
【確認した点】
・関係機関の連絡先を一覧表にしてあり、すぐに対応できるようになっている。
・毎月1回金沢区市立保育所責任職会議にて、区の要支援家庭や区の状況等の情報共有を定期的に実施している。
・金沢区の子育て支援連絡会、児童主任委員との会議には定期的に参加している。
【評価した点】
・必要に応じて関係機関との連携をとり、虐待の可能性等ある場合は、児童相談所、こども家庭支援課権利擁護担当や、保健師、ケースワーカーなどと連携、対応し情報共有が図られている。

【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「金沢区運営方針」「保育運営規程」「金沢区外遊びキャンペーンスタンプラリー2024.9-11」(金沢区健やか子育て連絡会:とことこ)、ヒアリング
【確認した点】
・金沢区のネットワーク事務局園として園庭、施設開放、交流保育、育児講座、絵本貸し出し、育児相談等の取組を実施している。
・関係機関との共催の合同育児講座の開催では保育資源の提供を行い、区民まつりにて合同でブースを担当し、地域との関係の構築を図っている。
【評価した点】
・必要に応じ、育児相談で心配なケースや共有した方が良いケースについては区役所の相談窓口に繋げる仕組みができている。

【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「育児支援パンフレット」、ヒアリング
【確認した点】
・育児支援パンフレットを区役所、地域ケアプラザ、子育て支援拠点、商業施設イベント、区民まつり等で配布したり、子育て支援拠点のホームページ等を活用し育児支援の各種活動について周知を広めている。
・AEDが設置され、職員が毎年最低1回は外部研修を受講し、その内容を園内研修することで地域貢献を行っている。
【評価した点】
・大規模地震等、地域の方の受入は有事の際直接はないものの、近隣の地域防災拠点への案内ができるようにしている。また、富岡東中学校との年1回、合同防災訓練を実施している。

評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「よこはま☆保育・教育宣言」「子どもの人権!幸せお届け大使!ハッピーチェックシート」(R6年度)「保育園の案内(外国語版)」、ヒアリング
【確認した点】
・「よこはま☆保育・教育宣言」をもとに園内研修や外部研修を受講し、子どもの主体性を大切にする共通認識を高めている。
【評価した点】
・R5年度代行保育士研修で作成した「ハッピーチェックシート」を活用し、日頃から保育の振り返りを行うことで、人権に対する意識についても学ぶ機会を持つようにしている。
【参考意見】
・区内に所在する「金沢自然公園」で提供されている各種プログラムが利用できないか、検討するとよい。

【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「金沢区保育実践研修<乳幼児の性と性教育~R6.6.18」、当評価機関が実施した「利用者家族アンケート」、ヒアリング
【確認した点】
・「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」にプライバシー保護について明示し、職員は「保育所保育指針」に基づき子どもの人権およびプライバシーの保護に努めることを、保護者にも周知している。
・オムツ替えや着替えの場所でのパーティション使用、3歳以上のトイレへの扉設置、シャワーブースへのカーテン取付、プール遊び時の目隠し用のネット取付やラップタオル(3歳以上)使用等によりプライバシーに配慮している。
【評価した点】
・送迎時の保護者が通常と違う人の場合は、特に注意をはらって職員間で確認をとっている。
【参考意見】
・当評価機関が実施した「利用者家族アンケート」によると、「プライバシー保護に関する取組」の認知度が63%であったため、プライバシー保護方針及び日々の取組や工夫を保護者に周知するとよい。

【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「保育園しおり」、ヒアリング
【確認した点】
・園見学では、保育園の概要や子どもの様子等丁寧に説明している。
・「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」には、布団のサイズや持ち物等、図や表を使ってわかりやすくしている。
・「保育園しおり」を園庭開放利用者や保育イベント会場等で配布している。
・散歩先公園等で遊んでいる家庭に育児支援等のチラシを配布している。
【評価した点】
・金沢区のウェブページからはVR施設見学動画を見ることができる。
【参考意見】
・VR施設見学動画へのアクセス方法をよりわかりやすくするとともに、内容をブラッシュアップするとよい。
・並木保育園のオリジナルキャラクター「なみきちゃん」を広報や各種媒体に積極的に展開するとよい。

【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」、ヒアリング
【確認した点】
・入園説明会で、重要事項説明書を用いて保育内容、利用サービス等をわかりやすく説明している。
・保育内容の変更時には、保育園業務支援システム「コドモン」での配信、クラス掲示、送迎時に口頭等、変更内容を伝えている。
・特に配慮が必要な保護者には、園長、主任が対応できるようにしている。
【評価した点】
・入園後に変更(制度変更にかかるもの)があった場合には在園児にも重要事項説明を再配布し伝えるようにしている。

【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。

【第三者評価結果:b】

【確認手段】資料「保育所児童保育要録」、ヒアリング
【確認した点】
・保育所の変更に伴う引継書類は、個人情報の観点から作成していないが、保護者の要望があった時には口頭で行っている。
・保育所の利用終了後の保護者からの相談には園長が窓口となって対応している。
・小学校就学の際に「保育所児童保育要録」を作成し、保育所から小学校へ子どもたちの育ちを引継いでいる。
【改善を要する点】
・保育所等の変更にあたり、申送りの手順書や引継文書を作成し、対応した経過がわかるように記録・保存し、利用者の変更後の継続性に配慮するとよい。

【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「保育所の自己評価の結果について」「おたのしみ会」「なみき親子フェスタ」、ヒアリング
【確認した点】
・子どもの興味・関心・主体性を尊重し子ども相談会(行事内容の話し合い)等により子どもの声を十分に聞くよう心がけている。
・個人面談を年1回、懇談会を年2回行い、希望に応じて随時個人面談を行っている。面談、懇談会前に事前アンケートを実施して保護者の意見を収集している。
【評価した点】
・おたのしみ会、なみき親子フェスタ等の保護者参加の行事後、保護者より「ひとこと感想」を記入用紙や保育園業務支援システム「コドモン」より収集し、結果をクラスに掲示して次年度の行事に活かしている。
・年度末に保護者アンケートを保育園業務支援システム「コドモン」を活用して実施し、その集計結果と意見への回答及び次年度の課題等を掲示している。

【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」、「ご意見・ご要望の解決のための仕組みについて」の掲示物、苦情対応の記録ファイル、「事故報告書」の画面、意見箱「保護者の皆様へ」、ヒアリング
【確認した点】
・第三者委員、苦情解決の責任者(園長)と窓口(主任)による苦情解決体制を明確化し、「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」に記載して入園説明会で説明している。
・保護者が目に付きやすい玄関に意見箱を設置し、箱内を毎朝確認している。
・対応した苦情や意見に対しての記録は、各クラスの保育日誌の他、苦情対応の記録のファイルに綴り管理している。
・保護者からの意見を改善した時は、園だより等で保護者に周知している。
【評価した点】
・第三者委員の掲示を1階と2階の2か所に掲示して、保護者が目に付きやすいように配慮している。
【参考意見】
・当評価機関の利用者アンケートによると、「施設の苦情解決の仕組み」の認知度が58%と低いため、入園時説明・掲示のみならず、配布物・保護者懇談会説明など周知方法をさらに工夫するとよい。

【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」、ヒアリング
【確認した点】
・「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」の「保育内容に関する相談・要望・苦情」に関する記載がある。
・年間計画にて個人面談を予定する他、保護者からの希望に応じて随時面談を行い、必要に応じて個室(ミーティングルーム)を使用して意見を言いやすいように配慮している。
・保護者との日々の関わりを大切にし、各クラス担任・園長・主任を含め全職員が保護者からの相談・意見に対応している。
【評価した点】
・保育園業務支援システム「コドモン」を活用して保護者が無記名で述べられる保護者アンケートを年度末や行事後に実施している。

【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「ご意見・ご要望の解決のための仕組みについて」、ヒアリング
【確認した点】
・マニュアル「ご意見・ご要望の解決のための仕組みについて」に対応手順を規定して年度末に見直しを行っている。
・朝夕の受け入れ、降園時に一人ひとりの保護者に積極的に話しかけ、その日の子どもの様子を丁寧に伝えている。
・保護者からの相談・意見はミーティングや会議で職員と共有し、必要に応じて個人面談を行って対応している。
【評価した点】
・当評価機関の利用者アンケートによると、「施設は保育の内容に関するあなたの疑問や要望に対して丁寧に回答してくれますか」の満足度は86%と高く、保護者の意見に対する傾聴・対応体制がうかがえる。

【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「事故防止・リスクマネジメント」「ヒヤリハット・事故報告書(画面)」「安全点検表」、各種安全管理マニュアル、ヒアリング
【確認した点】
・各種の安全管理マニュアルを基にした救急対応訓練や心肺蘇生等の研修、リスクマネジメント研修等により職員のスキルアップに努めている。
・ヒヤリハット・事故報告の事例から改善策・再発防止策について情報共有している。
・誤食(離乳食)を防ぐ環境設定を心がけ、SIDSチェックを徹底している。
・毎日「安全点検表」を使用して遊具・園庭等の安全点検を行い、危険や異常をただちに報告するようにしている。
【評価した点】
・各保育室内に設置したファイルに、「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」と共に「安全計画」の資料を綴じて周知に努めている。
・防災係が中心となって、定期的に防災上の課題を検討し、次年度の避難訓練計画に活かしている。

【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「感染症ガイドライン」、各種健康管理マニュアル、「ご家庭での処理の仕方」の説明書、ヒアリング
【確認した点】
・感染症ガイドラインの他、各種健康管理マニュアルがあり、年度末に見直しをしている。
・下痢、嘔吐の処理の仕方はガイドラインやマニュアルを参考に対応し、クラス内に通常時・嘔吐物処理時のマニュアルを掲示して迅速に対応できるようにしている。
・日中、夕方と保育で遊んだ玩具、絵本、テーブル等こまめに消毒している。
【評価した点】
・嘔吐の消毒研修を行って職員のスキルアップに努めている。
・感染拡大予防のため、嘔吐、下痢、出血時の衣類等はビニール袋に入れそのまま返却し、その際は家庭での洗濯の仕方を説明書を渡して説明している。
・感染症情報(人数や感染症の種類、症状など)を事務室と4歳児室の窓に掲示し、保護者に情報提供している。

【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「避難訓練計画」「救急訓練計画」「避難訓練実施報告書」「備蓄一覧表」、各種マニュアル、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・防災・防犯係を決めて「備蓄一覧表」を作成し備蓄品の管理を行っている。
・各室にヘルメット、避難リュックを手の届きやすい場所に架け、トイレのポリタンクに水を備え、緊急時に備えている。
【評価した点】
・月1回、様々な想定(地震・津波・火災・豪雨)での避難訓練を行っている。
・年1回、消防署との合同訓練、避難場所に避難する訓練、起震車や煙体験、引き取り訓練等を行っている。
・散歩先の避難ルートや災害時の危険箇所の確認をしている。
・避難訓練の際、事前に想定に応じた行動予定を時系列で準備し、訓練後に実施報告書にて問題点や改善事項を振り返っている。
【参考意見】
・おひさまルームの非常口前には、緊急時の移動を考慮して物を置かないよう常に留意するとよい。
・避難用滑り台の降り口に、勢いよく滑り下りた場合の衝撃に備えてクッションフロアマット等の設置を検討するとよい。また、降り口前の砂山が避難の妨げとなるおそれがあるため、移動や撤去等を検討するとよい。

Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「保育所保育指針」「よこはま保育☆教育宣言」「全体的な計画」「年間指導計画」、ヒアリング
【確認した点】
・標準的な実施方法は「保育所保育指針」「よこはま保育☆教育宣言」「全体的な計画」「年間指導計画」「月間指導計画」「週案」「行事計画書」等が基になっている。「個人情報保護マニュアル」を参考にしている。
・カリキュラムの作成、振り返りを月1回の会議にて共有、その他ミーティングで報告し周知している。
・日誌・指導計画は園長、主任が内容を確認している。
【評価した点】
・各々研修を受講し、保育実践が豊かなものになるよう、職員会議やミーティング等で報告し職場全体で共有できるようにしている。

【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「保育所の自己評価の結果について」、ヒアリング
【確認した点】
・「全体的な計画」をもとに各クラスで話し合い、毎月クラスごとのカリキュラムを策定し、毎月振り返りを行い翌月の計画策定に反映している。
・デイリー・年間カリキュラムは年1回見直ししている。
・クラスミーティング、乳・幼児会議、クラスリーダー会議等で前年度の反省を踏まえ、次計画を策定している。
・保育の場面ごとに水遊びやプール、園外保育(遠足、散歩)の計画を毎年、見直している。
・指導計画は、子どもの様子に合わせて柔軟に計画している。
【評価した点】
・全体的な計画の作成・見直しをプロジェクトが中心となり、全職員が参画して行っている。

【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「年間指導計画」「月間指導計画」「入園前記入票」「児童票」、ヒアリング
【確認した点】
・指導計画はクラスごとに作成して職員間で共有し、必ず主任、園長が目を通して確認している。
・入園前面談、入園説明会、「入園前記入票」「児童票」等を参考にし、子どもの様子や状況を把握した内容を指導計画に反映している。
・カリキュラム会議には会計年度任用職員月額含む保育士が参加し、統括園長からアドバイスをもらっている。
・カリキュラム会議やミーティングで、クラスの様子や個々の子どもの様子を話し合い、振り返りや評価を行っている。
・週案、月カリキュラムでは保育の振り返りを行い、経過記録は二期で子どもの育ちを記録し振り返りをしている。
【評価した点】
・保健師、横浜市南部地域療育センター、児童相談所のケースワーカー、小学校等とケースカンファレンスをし、情報を共有しながら指導計画の作成に反映している。

【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」、各指導計画、ヒアリング
【確認した点】
・年間・月のカリキュラムの計画と反省を定期的に行っている。
・毎月のカリキュラムはクラスミーティングで振り返り、カリキュラム会議で反省も含め、内容を職員で共有している。
・懇談会で1年の計画、総評を保護者とも共有し、保護者のニーズを会議で共有・把握し、次の計画に反映している。
【評価した点】
・「全体的な計画」はプロジェクトメンバーが中心となり、全職員が参画して作成、見直しを行っている。
・実施状況の良かった部分はさらに伸ばし、工夫が必要な部分は改善策を考え、次の計画作成の時に活かしている。

【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「個人日誌」「経過記録」「児童要録」「乳児連絡票」「児童票」「児童健康台帳」「ミーティングノート」「引継ぎノート」、現場確認(ミーティングの様子)、ヒアリング
【確認した点】
・「個人日誌」「児童票」等の各種様式にて発達状況や生活状況を把握している。
・毎月2回の全体的な会議(職員会議、カリキュラム会議)、その他、乳・幼児会議、フリー会議、リーダー会議、クラス別会議、プロジェクト会議等、細かな情報共有が行えるようミーティングを行っている。
・各クラスの「引継ぎノート」により情報共有している。
【評価した点】
・パソコンの共有フォルダや保育園業務支援システム「コドモン」により、出欠席やカリキュラム・日誌等の情報共有を可能としている。
【参考意見】
・ミーティング記録、カリキュラム会議・職員会議の議事録等に回覧簿があるとよい。
・「引継ぎノート」や各会議ノート、議事録等、手書きの情報源が多く保育士の負荷と情報の分散が懸念される。クラスのタブレット等よりメモをグループウェアに投稿して、クラス・事務室間で迅速に情報共有する仕組みがあるとよい。

【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市個人情報の保護に関する条例」「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「個人情報持ち出し管理簿」、各種研修記録、ヒアリング
【確認した点】
・子どもの記録は規定に準拠して管理、保管、廃棄を行っている。
・個人情報を含む書類は書庫に施錠して保管している。「児童票」「児童健康台帳」などは事務所から持ち出さないことにしている。
・個人情報の取扱いについて保護者に入園説明会で伝えて了承を得て、書き換え時は保護者が事務所に来て行っている。
・個人情報の保護については全員が受講し、会計年度職員は園で代行研修などで周知している。
【評価した点】
・個人情報の受け渡しには、個人用の封筒を使用し、ダブルチェックして封入し、保護者に確認(サイン)してもらっている。
・タブレットは施錠された充電保管庫に保管し、持ち出し時は「持ち出しチェック表」にて記録して管理を徹底している。


評価結果内容評価

A-1 保育内容
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・「全体的な計画」に保育理念、保育方針、園の保育目標、保育姿勢を明記し、これらに基づいて年齢別の発達状況や保育時間を踏まえて編成している。
・保育理念や園の保育目標の振り返りや見直し等を行い、保育所保育指針等の内容変更時にはその都度確認して「全体的な計画」を作成している。
【評価した点】
・「全体的な計画」を「横浜市並木保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」「育ちの目安と配慮(並木版)」「安全計画」等の資料と一緒に目につきやすい黄色いファイルにインデックスを付して綴じ、各保育室内に設置して保護者がいつでも自由に閲覧できるよう周知に努めている。
・「全体的な計画」に、長時間における保育についての内容も加え、家庭での過ごし方、社会的責任や地域との関わりも考慮しながら内容を作成している。

【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「園内プロジェクトメンバー」、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・各保育室に温度湿度計を設置して毎日記録するとともに、適宜調整している。
・午睡の際には入眠しやすいようにカーテンを使用して明るさを調整している。
・日差しが強い時期は、園庭やテラス、プールに遮光ネットを張っている。
・2階トイレや3歳児室、ホールの一部の窓は、転落防止の安全面に配慮し、全開にならないようになっている。
・毎日の清掃(手洗い場、トイレ)のほか、玩具や木柵、棚等の消毒を毎日または曜日を決めて実施している。床窓の清掃、雨どい清掃、布団乾燥は定期的に業者が実施している。
【評価した点】
・保育室内の棚や木柵等にコーナーガードをつけ、消火器や掃除機をカバーで囲って、安全に配慮している。
・手洗い場、トイレには冷暖房を設置し、寒い時期に便座シートを活用し、開閉しやすい蛇口に交換して利用しやすくしている。
・今年度より個人のハンドタオルの使用からペーパータオルを使用して衛生面に配慮している。
・環境プロジェクトを立ち上げ、定期的に各倉庫やホール等の清掃及び整理や排水桝の清掃、園周辺の落ち葉掃除など、園環境の整備に取り組んでいる。

【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「カリキュラム会議議事録」「各クラスのウェブ保育会議」「子どもの人権!幸せお届け大使!ハッピーチェックシート」「セルフチェックシート」、ヒアリング、現場確認
【確認した点】
・個々の子どもの育ちを十分に把握してカリキュラムを作成し、配慮事項をミーティングや各会議などにより職員間で共有し、状況に合わせて区や関係機関と連携している。
・子どもとのやりとりの中で言葉だけでなく表情や仕草等からも気持ちに気づけるようにしている。
【評価した点】
・自己の表現が難しい児には、思いを言葉で表現できるように言葉を補いわかりやすい言葉でやりとりしている。
・外国籍の子どもに対し、必要に応じてAI通訳機を使用したり、英語の話せる職員が対応するなど配慮している。
・R5年度金沢区代行保育士研修で作成した「子どもの人権!幸せお届け大使!ハッピーチェックシート」や横浜市こども青少年局作成の「セルフチェックシート」等を活用して子どもの人権に関する研修等を実施して情報共有に努めている。

【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「月間指導計画」「育ちの目安と配慮(並木版)」、ヒアリング、現場観察
【確認した点】
・「全体的な計画」や「育ちの目安と配慮(並木版)」を基に、年齢や発達に応じてカリキュラムを立て、保育に取り入れている。
・午睡、午前寝を含め、一人ひとりの状態に合わせて休息時間を取れるように配慮している。体調に合わせて活動へ参加できるように考慮したり、必要に合わせて早めに入室し休息できるようにする等の対応をしている。
【評価した点】
・子どもの持ち物や場所(ロッカー、フック等)にマーク(シールやラベル)をつけて、発達に合わせて玩具や用具、着替えなどを自分でできるように配慮している。
・机にマークをつけて自分の場所がわかり進んで席に座れるようにしている。
・病気の予防や健康の増進に関心が持てるよう、子どもの発達に合わせて話をしたり、手洗いの仕方を掲示したりしている。
・夏季には熱中症について説明し、今年度より、幼児クラスは水筒を保護者に用意してもらい子どもが飲みたいタイミングで水分を取れるようにしている。

【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「リズム年間計画」「食育活動計画」等、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・子ども達が自分で生活が進められるように玩具、くつ、帽子、おむつ、ティッシュ、着替えなど、発達に合わせて自分で取れる所に置いている。
・子どもの主体性を重視し、安全面も考慮しながら玩具を配置してコーナー作りをしている。
・体操、手遊び、リズム、滑り台、ウェーブバランス等の室内でも体を動かせる活動や、制作、描画、粘土、塗り絵、折り紙、ハンドベル等のじっくり楽しむ活動を取り入れ、作品や制作物を部屋に飾っている。
・カプラやLaQ、ボール運び等、友達と関わりながら一緒に楽しめる活動も取り入れている。
【評価した点】
・年齢に合わせて自分で生活を進められるように、一日の流れを絵カードやボード等にわかりやすく示している。
・当番活動(朝の人数確認、水やり、朝の会の進行等)やルールのある遊びを通して、社会的なルールや態度を身に付けられる機会を取り入れている。
・なみき親子フェスタ(旧運動会)やおたのしみ会等の行事では、行事当日のみならず、事前の準備活動を通して他クラスと関わる機会を持っている。
・園庭での虫探し、栽培物への水やりや収穫、散歩等の活動を通して自然と触れる機会を取り入れている。

【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】現場確認、保育園業務支援システム「コドモン」の連絡帳画面、ヒアリング
【確認した点】
・安全面に配慮し棚や柵等にクッション材を付け、はいはい、歩行等を十分に動けるように工夫している。
・こまめに清掃や消毒を行って衛生面に気を付けている。
・避難車を使って園庭や園周辺の散歩やテラスで過ごす時間を楽しめるよう配慮している。
・シフト制のため、緩やかな担当制を作り、安定して関係性を築いていけるようにしている。
・入園後は保育園業務支援システム「コドモン」の連絡帳や送迎時の保護者との対話等を通じて家庭との連携を図っている。
・高月齢児と低月齢児で分かれて遊ぶなど、月齢や発達に合わせて過ごす時間を作っている。
【評価した点】
・避難車やテラス、棚等でスペースを仕切り、手作りハウスや座布団を設置して落ち着ける場所を設定している。
・玩具の入替、手作り玩具などにより、遊びや生活への関心が持てるようにしている。
・食事の形態やミルクの量や回数などを家庭に確認しながら対応している。

【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・おむつ交換や着替えの時など、子どもとやりとりしながら行っている。
・やろうとした時の見守りや励まし、できた時の共感を大切にしている。
・自分で好きな玩具を取り出せるようにし、子ども達の様子や声からやりたい遊びや玩具を整え、時間に余裕を持たせながら子どもの気持ちに応えられるようにしている。
・送迎時に保護者と家庭との連携を取りながら、午睡の時間や日中の過ごし方等、配慮するようにしている。
【評価した点】
・同クラス・異年齢クラスの子どもや調理員等の園内での関わりのみならず、園庭開放や施設開放、体験給食、交流保育等で来園する地域の親子、実習生、ボランティアやインターンシップ、職業体験、保育士体験等での来園者等、様々な人々と関わる機会を設けている。

【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・年齢に応じてグループで活動する機会を取り入れ、発達や育ちに合った環境、遊びのコーナーを設定している。
・衣服の着脱や排せつの始末など、やり方のみでなく、マナーについても意味や必要性を伝えている。
・相手と意見の相違があった時には、相手の気持ちにも気づけるように保育者が仲立ちしている。
【評価した点】
・一日の流れを絵や文字を用いて可視化したり、玩具等の片付けをしやすいように写真やイラストをつけたりと、自分達で生活を進めやすいように工夫している。
・年齢に合わせて、当番活動や食具の使い方を掲示するなどの食育活動を取り入れている。
・風、水、氷、花、虫など、遊びや飼育をする中での子ども達の気づきを大切にしている。
・クラス内で子ども達と一緒に会議を開き、自分の意見を言ったり、相手の意見を聞いて、遊びのルール決定やお楽しみ会でやりたいこと等を決める機会を設けている。

【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜市南部地域療育センター相談票」、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・いすや机の大きさの調整やすべり止めの設置、トイレ用のマット、興味や発達に合わせた玩具の用意、落ち着いて過ごせるように位置の調整、保育室以外の場所の活用など、個々に合わせた工夫や配慮を行っている。
・活動の際には、必要に応じて保育者が個別につく等、個々に合わせてできることを無理なく行えるように援助している。
・ミーティングで子どもの様子や対応について共有し、研修で得た知識を会議等で職員と共有している。
・保護者と見学や入園説明会、入園時等に面談を行い、送迎時に日々の様子を情報共有し、必要に応じて区の保健センターでの発達相談の様子を聞いている。
【評価した点】
・横浜市南部地域療育センターの巡回訪問(年2回)、関係機関(保健師等)とのカンファレンス等を行い、そこで得た情報をカリキュラム等に加え、対応方法や配慮事項等を園内で共有している。
【参考意見】
・昭和53年に開設された園舎の設計上、スロープ、バリアフリートイレ、介助用いす、介助皿等、個々に合わせた設備・用具はなく、その都度、代用の物や必要なものを用意し工夫しているのが現状である。今後、バリアフリー化に向けた改修を検討するとよい。

【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「年間指導計画」「月間指導計画」「連絡帳」、ヒアリング
【確認した点】
・長時間にわたる保育の内容について、各種指導計画に記載している。
・朝の受入時に保護者に体調を確認し、降園時に保護者に様子等を伝えている。
・保育時間が長い児は、夕延長時(18:30~)におやつを提供し、いつもとは違う玩具やゆったり過ごせるスペースを用意している。
・クラス間で人数を伝えながら合同保育になるタイミング等の調整を行っている。合同で過ごす際には、クラス間で連携を取りながら年齢に応じた玩具で遊べるように配慮している。
【評価した点】
・日中の様子はミーティングで情報共有し、クラスで引継ぎを行い、口頭・「引継ぎノート」、乳児クラスでは保育園業務支援システム「コドモン」の連絡帳等を活用して情報共有している。
・前日の体調や怪我について、翌日対応する職員にも引継ぎ、保護者とやりとりするようにしている。

【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「横浜版接続期カリキュラム実践事例集第9集」「幼保小の架け橋プログラム便り」「全体的な計画」「懇談会資料」「アプローチカリキュラム」「保育所保育要録」ヒアリング
【確認した点】
・5歳クラスの後半から小学校就学に向けたカリキュラムをまとめた「アプローチカリキュラム」を作成している。
・個人面談時に就学に向けて必要な情報を伝えたり、懇談会時に保護者同士で話したりできる機会を取り入れている。
・就学前に就学先の教員と引継ぎを行っている。
・小学校の初任者研修の受け入れをしている。
・「保育所保育要録」は担任が作成し、多方面から子どもの育ちを伝えられるよう、主任、フリー職員なども確認し、最終確認は園長が行っている。   
【評価した点】
・幼保小の架け橋プログラムを実施し、近隣の小学校との交流を計画実施している。
・幼保小の職員の定期的な研究会や学校の先生の保育園見学の機会を設けて情報交換している。

【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「年間保健計画」「保健だより すくすく」「児童健康台帳」「引継ぎノート」、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・「年間保健計画」を立て「月間指導計画」に反映させている。
・毎朝の受入時に保護者とともに子どもの健康状態を確認し、「引継ぎノート」を利用して日中の様子を家庭に伝えている。
・「こどもの健康で配慮すること」を各クラスの健康台帳ファイルとミーティングノートに綴じて職員に周知している。
・個人面談時に「児童健康台帳」に既往症・予防接種などの追記を保護者にお願いしている。
・SIDSチェックは保育園業務支援システム「コドモン」にて実施している(0歳は5分毎/1歳は10分毎)。
・「ブレスチェックのポイント」の掲示や各クラスの健康管理マニュアル設置等によりいつでも確認できるよう留意している。
・「保健だより すくすく」を年4回保育園業務支援システム「コドモン」で配信している。
【評価した点】
・状況によって変化する発疹や蕁麻疹等の様子を各クラスに設置されたタブレットで写真撮影し、保護者が画像で状態確認できるように努めている。
・怪我や体調不良の際は迎え時に状態を伝え、翌日に様子を確認して丁寧に対応している。状況に応じて通院をし、保護者に状況説明をしている。

【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「年間保健計画」「児童健康台帳」「歯科健康診査票」、ヒアリング
【確認した点】
・嘱託医による健康診断を年2回、歯科健診を年2回行っている。
・健康診断や歯科健診の結果を保育園業務支援システム「コドモン」にて通知し、必要に応じて保護者に口頭で伝えている。
・健康診断の様子を写真で可視化して保護者に伝えている。
・歯磨き指導は、コロナウィルスの影響で中断していたが、今年度より年長児クラスから再開している。
・健診前に保護者から質問を受け付け、保護者との情報共有の機会としている。
・個別相談にて保護者から口腔内衛生や睡眠や食事の相談に受け答えしている。
【評価した点】
・虫歯予防に食後にお茶を飲んでいる。
・歯や健康に関する絵本、紙芝居を読み、子ども達の健康への意識を高めている。

【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」「調理会議」「給食食材一覧(個別の献立表)」、ヒアリング、現場確認(ミーティング、給食)
【確認した点】
・「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」は事務室に保管し、常に確認できる状況にしている。
・医師のアレルギー生活管理指導表をもとに献立を作成して、調理員・園長・担任・保護者の4人で献立確認の面談を行って連携して対応し、献立表に毎月保護者から確認印を得ている。
・ミーティングで翌日の給食の献立確認(除去確認)に加え、配膳時に調理と担任同士での声出し確認を行っている。
・食物アレルギーや宗教食など、食事の際に配慮する必要のある子どもには、給食やおやつの際に専用のトレー、食器を用意し、最初に配膳して配慮している。
・食物アレルギー児は、必要に応じて個人テーブルの用意や台拭き、床ぞうきんを他児とは別のものを使用している。
【評価した点】
・震災時での避難に備え、アレルギー児、宗教食の児のビブスを避難リュックに用意している。
・慢性疾患の対応として、医師の指示のもと与薬意見書と薬を預かり与薬をしている。

【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「全体的な計画」「年間指導計画」「月間指導計画」「食育活動計画」「食育だより」、ヒアリング、現場確認
【確認した点】
・「全体的な計画」「年間指導計画」「月間指導計画」それぞれに食育に関する保育計画を記載し、年齢や季節に応じた様々な取組(種まき・栽培・収穫・調理等)を計画している。
・各クラスの食育の様子がわかる写真などをプロジェクトがパネルにまとめて入口に展示し、育てた野菜を調理してもらったり、家庭に持ち帰り食べてもらったりしている。
・ままごとや絵本、紙芝居を通して食への関心を高めている。
・発達に合わせて座席や食具を工夫して子ども達が楽しく食事ができる環境を作っている。
【評価した点】
・「食育活動計画」にてクラス別・月別の活動を計画し、作物の栽培、収穫体験、皮むき等の調理、実際に食べる経験を通じて、食材や食への関する関心を高めている。
・玄関のサンプルケースに毎日の給食を展示し、食事量や盛り付けの様子を保護者に伝えている。

【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「給食だより」「給食日誌」「ミーティングノート」、ヒアリング
【確認した点】
・毎日、ミーティングでその日の献立の食べ具合を共有し、子ども達がおいしく食べられる工夫をしている。
・毎月、ミーティングの際に配膳の衛生管理を確認している。
・毎月、月末に園長と調理との会議を設けている。その中で離乳食の食形態の確認や各クラスの食育計画を伝えている。
・個々の家庭とも相談しながら発達に合わせた離乳食やきざみ食を提供している。また、食事の様子を保護者と伝え合うなど、連携を取っている。
・0歳は取り皿を出してもらうことで、食べる楽しさを感じたり、食べようとする意欲が育つようにしている。
【評価した点】
・季節の行事食(こどもの日、七夕そうめん、七草粥など)を献立に取り入れ、また食材を花型、星型にするなど工夫をしている。
・様々な地域の献立(シーホー豆腐や治部煮など)を取り入れ、食の楽しみを感じられるようにしている。
・幼児クラスでは、ご飯、汁物は、盛り付けの量(少なめ、普通、大盛り)を個々の摂取状況に応じて配慮している。

A-2 子育て支援
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「園だより」「個人面談記録」「クラスノート」、保育園業務支援システム「コドモン」の連絡帳、「みてみタイム」の掲示物、ヒアリング
【確認した点】
・個人面談、懇談会、日々の送迎時に保育の様子や子どものエピソードなどを伝えている。
・「園だより」や「クラスノート」に、ねらいや園での様子を伝えている。ルビ付きが必要な保護者には対応している。
・個人面談、「みてみタイム」、保育士体験などの機会に個別に保護者と子どもの様子を共有している。
・「経過記録」や「個人面談記録」をつけて家庭環境の様子を記録している。
・保護者からの情報で、必要なことは「引継ぎノート」に記入したり、ミーティングや会議等で伝え、職員間で共有できるようにしている。
【評価した点】
・保護者に1日の様子を「クラスノート」や「連絡帳」で可視化して情報提供し、保育園業務支援システム「コドモン」により配信して、保護者がいつでも様子を確認できるよう配慮している。
・「みてみタイム」における保護者の感想を園内に掲示して、保護者との繋がりを育んでいる。

【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「園のしおり」「年間行事予定」「面談記録」「経過記録」「保育日誌」、現場確認、ヒアリング
【確認した点】
・送迎時など様子を伝え合う中で保護者の思いや要望に寄り添うようにしている。
・年1回の個人面談の他に随時、希望に応じて個人面談を実施している。
・面談日時は決まった期間内に保護者の希望を聞き調整し、期間外でも柔軟に対応している。
・面談は事務所で行い、必ず複数の職員がやりとりを聞ける体制を取り、必要に応じて面談内容を記録している。
・クラス担任間での相談内容を共有し、対応に困ったり、悩んだ時は主任や園長、他職員に相談してアドバイスをもらっている。
【評価した点】
・保護者対応研修を受講したり、臨床心理士訪問時(年3回)にアドバイスをもらっている。
・必要に応じて関係機関(横浜市南部地域療育センターや育児相談等)を紹介している。
・当評価機関が実施した「アンケート調査分析結果報告書」によると、保護者の相談や要望に対する満足度は85%超であったため、保護者の相談・要望に丁寧に対応していることが伺える。

【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「虐待防止マニュアル=子どもの虐待のきづきから支援までの流れ」、ヒアリング
【確認した点】
・朝の受け入れや、日中の着替え時などの視診を行い、体や衣服の清潔さ、怪我やあざの有無を確認するようにしている。
・1日1回は着替えの時に視診(怪我や衣服の汚れ、清潔さなどを確認)している。記録すべきことがあれば写真などで記録している。
・土曜日保育の受け入れは、就労するなど、保育を必要とする事情がある場合に受け入れを行っている。
【評価した点】
・不適切保育研修や虐待防止研修を職員を中心に受けて情報共有し、虐待に対しての知識向上に努めている。
・虐待等が疑われる子どもへの対応について、クラス内だけでなく園長、区へ報告し情報共有している。
【参考意見】
・保育時の虐待防止研修を受講・情報共有しているが、家庭での虐待等の研修を受講・実施していないため、マニュアル、チェックリスト等を用いた園内研修を実施し、早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めるとよい。

A-3 保育の質の向上
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。

【第三者評価結果:a】

【確認手段】資料「年間指導計画」「月間指導計画」「保育士キャリアラダー」「保育士の自己評価シート」「目標共有シート」「カリキュラム会議 議事録」「保育所の自己評価シート」「保育所の自己評価の結果について」「新年度会議議事録」、ヒアリング
【確認した点】
・日誌や指導計画で定期的に振り返りを行い、園の自己評価に反映させている。
・担任間でクラスミーティングを持ち、共通認識を持っている。また、情報共有にて保育実践との比較をし、保育の質の向上に努めている。
・カリキュラム会議を保育を振り返る機会としている。
・エピソードを中心としたドキュメンテーション記録に取り組んでいる。
・公開保育、トレード保育(他のクラスに入って様子を見る取り組み)、園内研修などで保育を見合い、振り返りをしている。
【評価した点】
・年に3回(年初、中間、年度末)、園長との面接を行い、個の課題を共有し、保育士キャリアラダーや目標共有シート(MBO)を用いて、自己評価の確認をしている。統括園長が保育士と年2回、面談を行っている。