【第三者評価結果：a】

理念はホームページやパンフレット、「保育園のしおり」、重要事項説明書などに記載しています。職員には法人の入職面談で、「法人の考え」のプリントを配付し、理念の説明を行っています。新卒者の入職時には園長が面談をし、保育の説明の中で文章と口頭で保育理念を伝えています。保護者には入園説明会で、「保育園のしおり」で園長が理念、園目標を説明しています。また、毎年保護者には「保育園のしおり」を配信し、同意書で確認しています。

【第三者評価結果：a】

港南区の合同園長会議に参加し、横浜市や区の子どもの数や待機児童、区の方針などを把握しています。社会福祉協議会や市からもメールで保育のニーズなどの情報を得ています。本部には毎月園の利用者数、保育時間数を報告し、利用者状況を把握しています。年度末には保護者に「現況調査アンケート」を実施し、保育サービスの意向や満足度を把握しています。

【第三者評価結果：a】

法人の園長会にウェブで参加し、理事長、本部職員、他園長などと経営課題について話し合っています。内容については職員会議で職員に伝えています。本部からは毎日他園の事例など課題の配信があり、保健日誌で職員へ周知しています。決算報告書を玄関に置き、保護者や職員がいつでも閲覧できるようになっています。法人で運営規程を作成し、収支の状況、経営成績、財務状態を適正に把握するように努めています。

【第三者評価結果：b】

法人と園で　ビジョンを明確にした中・長期計画を策定しています。中・長期計画には、施設設備、保育計画、人材確保、反省・改善点などを年度毎に盛り込んでいます。園長が策定していますが、策定時、見直し時、振り返り時には職員の意見を聞いています。今後は、具体的な評価ができるような数値目標などを記載することが期待されます。

【第三者評価結果：b】

中・長期計画を基に園で単年度の事業計画を策定しています。園長、主任、副主任で策定し、職員会議やクラス会議で職員の意見を聞いています。利用者数や延長保育の見込み数などで数値目標を設定し、評価しやすいものになっています。今後は、今年度重点的に取り組む目標を明確に記載することが期待されます。

【第三者評価結果：b】

事業計画は幼児クラス、乳児クラスの職員や専門職の意見を取り入れて、園長、主任、副主任が策定しています。保護者の行事アンケートの結果などを踏まえて行事計画を策定しています。事業計画は職員会議などで職員へ周知しています。事業計画の実施状況の評価、見直しは年２回実施していますが、時期はあらかじめ定めていません。

【第三者評価結果：b】

事業計画、事業報告書、決算報告書はファイルして玄関に置き、保護者や職員がいつでも閲覧できるようになっています。年度初めと年度末にクラス懇談会で園長から行事計画など事業計画の内容について説明し、保護者の意見を聞いて事業計画に反映しています。今後は、事業計画を保護者に分かりやすく説明する資料を作成することが望まれます。

【第三者評価結果：a】

年1回保育園の自己評価を実施しています。法人共通の22項目の保育サービスについての評価を園長が行い、本部ヘ報告し、振り返りを行っています。「全体的な保育計画」「年間指導計画」「月間指導計画」の内容はPDCAサイクルに基づき実施し、全職員が評価を行い、サービスの質の向上に努めています。5年に1回第三者評価を受審し、改善に取り組んでいます。

【第三者評価結果：b】

前回の第三者評価の結果を職員会議で共有し、課題に対する改善策を話し合い、実施に取り組みました。業務の効率化については、ICT（情報通信技術）システムを導入して園児の登降園管理やおたより配信などの改善を行いました。園の自己評価の結果を分析し、保育サービスの改善を図り、行事アンケートの結果で行事内容を見直し、行事計画を策定しています。

【第三者評価結果：a】

運営規程に園長の役割を明記し、「職務分担表」を作成し、園長の業務について明確にしています。「園だより」は毎月園長が作成し、園長としての考えを掲載しています。園長は職員会議やクラス会議で方針を述べるなどリーダーシップを発揮しています。BCP（事業継続計画）には災害時の職員の役割分担を記載し、園長が不在時には主任が役割を代行することを明記しています。

【第三者評価結果：a】

区の合同園長会や研修に参加して園長はコンプライアンス（法令遵守）について理解しています。法人が作成した「園長の服務規律」の中に「法令や法人規則を遵守すること」と掲げており、園長は遵守しています。また、「職員倫理規程」「個人情報保護規程」「職場におけるハラスメントの防止に関する規程」などを整備しています。職員は入職時に説明を受け、書類は事務所に保管し、いつでも確認できるようになっています。

【第三者評価結果：b】

年2回保育士に法人作成の自己評価を実施しています。25項目の評価と「昨年から成長したと思う」「来年度の目標」「職場の課題」などについて評価し、園長と面談をします。園長は面談の中で、「困っていることは無いですか？」と聞き、相談にも乗っています。職場の様子をヒアリングし、保育サービスの質の向上に努めるようにアドバイスしています。園長は、職場内での研修で指導をする機会を持つことが今後の課題と捉えています。

【第三者評価結果：a】

本部理事会で決定した事項や経営に関するメールが届くと職員会議で情報を共有しています。園長は職員が業務で困っている場合は、実際の状況を確認し、改善するよう取り組んでいます。また、業務の効率化を図るため、ICT （情報通信技術）化を促進し、業務量軽減を実践していく予定です。

【第三者評価結果：a】

職員の採用は法人本部で一括して行っていますが、採用時の面接にはオンラインで園長も参加しています。採用の決定は、園と連携したうえで法人本部が行っています。園での必要な人材は本部に連絡し、確実に採用し、人材確保に結び付けています。ホームページで園の紹介をしたり、横浜市の就職のイベントに園長と法人本部の就職担当者と行き、園の魅力を広く伝えています。

【第三者評価結果：b】

就業規定に採用、異動、服務規程、労働時間、休暇などについて定め、給与規定には給与、昇格などを定めています。規程集に綴り、職員がいつでも確認できるようになっています。「期待水準」で人事考課を年2回実施しています。成績、意欲、能力などを本人が評価し、園長が二次評価したものを法人本部に報告し、処遇改善につなげています。今後は、職員が自ら将来の姿を描けるような仕組みづくりが期待されます。

【第三者評価結果：b】

勤務表を作成する際には、あらかじめ有給休暇の希望を園長が聞き取っています。主任、副主任はフリーのシフトにし、クラス担任が休みの時や必要なクラスに支援できる体制になっています。産休、育休、子育て休暇を利用することもでき、職員の子どもの状況で早く帰りたいなどの希望を可能な限り叶えるようワークライフバランスに配慮しています。今後は、現在の就業状況を組織的に見直して改善していく仕組みづくりが期待されます。

【第三者評価結果：b】

年2回保育士に実施している自己評価に「来年度の目標」「職場の課題」などについて記載し、園長との面談では前年度の目標達成度や今年度の目標の進捗状況などについて話し合っています。年間研修計画では初任者、中堅職員、リーダー保育士・調理員・事務員・看護師、主任保育士・園長など階層別の期待する職員の役割を明記し、職員の目標にしています。今後は、職員の希望を聞き取り、園長や主任が一緒に職員のキャリアアップを作り上げていく仕組みづくりが期待されます。

【第三者評価結果：a】

研修計画には階層別に「期待される組織上の役割」「目的」「研修内容」を明示し、毎年受講対象職員をパート職員も含めて研修に参加できるようシフトを調整しています。法人が研修規定を作成し、研修の目的、方針、研修の種類、参加者の人選、費用、研修の報告、研修の成果などについて明示し、職員へ周知しています。

【第三者評価結果：a】

園の研修計画は職員へ受講したい研修内容を聞き、それを基に作成しています。外部研修の案内が来ると、職員が全員毎日見る「保健日誌」に挟んで知らせています。参加希望があれば勤務調整をし受講できるように配慮しています。法人本部の研修はウェブ研修が多く、受講しやすい環境が整っています。内部研修は園長が指導し、小グループで実施していますが、定期的に実施したいと園長は考えています。

【第三者評価結果：a】

毎年実習生を受入れています。実習生受入れマニュアルを整備し、これに基づき実習生徒の事前面談で、園の基本情報の説明や個人情報保護など注意事項を説明し、誓約書の提出を得ています。実習生に希望のクラスを聞き、部分実習か一日担任の代わりを務める責任実習のプログラムかを決めています。実習中には大学の担当者が見学に来たり、最終日には話し合いを行い、連携して育成を行っています。保護者へはお便りで実習生受入れについて伝えています。

【第三者評価結果：a】

園のホームページには園生活の様子を載せ、法人のホームページでは理念、行動指針、第三者評価の受審内容、決算報告、財務情報などを公表しています。園の外の掲示板には交流保育、園庭開放、行事のお知らせなどの情報提供をしています。苦情・相談の体制については重要事項説明書や「保育園のしおり」で知らせています。「保育園のしおり」　では、苦情解決制度について「保育の質の向上の気づき」と捉え詳しく説明しています。

【第三者評価結果：a】

法人は「経理規程」を作成し、経理の基準を定め、適切な経理事務を行い、支払資金の収支の状況、経営成績及び財務状態を適正に把握することに努めています。法人は会計業務の内部監査を実施し、必要時外部の会計専門家の監査を受けています。園には法人本部の経理担当者が連絡無く不意に来園し、小口現金や現金出納帳、金庫の管理などを確認しています。

【第三者評価結果：a】

港南区の園長会や子育て会などの資料は掲示板に掲示し、保護者にも知らせています。地域の中学校2校から職場体験を受入れています。また地域の小学校の生徒が来園したり、幼児が小学校を訪問し、１年生と交流するなど入学前に小学校と連携しています。区の保育園6園と公園でゲームや球技などをして定期的に「6園交流」をしています。港南台地区の保育園11園と5歳児の交流も行っています。地域の特別支援学校に畑を借り、自治会「畑の会」に指導のもと、6月にはジャガイモ、10月にはサツマイモ堀りをし、交流しています。

【第三者評価結果：b】

「ボランティア・職場体験受け入れマニュアル」を整備し、受入れ時には園の方針や個人情報の取り扱いについて説明し、「誓約書」を提出を得ています。中学生の職場体験は地域の中学校2校から引き受け、大学生ボランティアには子ども達との触れ合いを体験できる環境を整えています。今後は行事などに係るボランティアも受入れていきたいと考えています。

【第三者評価結果：a】

関係機関、団体の港南警察署、子ども青少年局、福祉保健センター、病院、区役所、子育て支援関係などの連絡方法を一覧表にしてファイルしています。港南区の合同園長会の後で6園のエリア会議で定期的に連携を図っています。年2回療育センター職員が巡回し、子どもの様子を観察した後、職員とミーティングをしアドバイスを得ています。虐待が疑われる場合は児童相談所や区役所などと連携する体制になっています。

【第三者評価結果：a】

港南区の「子育て支援会議」に参加し、民生委員、主任児童委員、幼稚園、他保育園などと情報交換し、地域課題について話し合っています。港南区合同園長会や幼保小連絡会に園長が参加し、地域のニーズの把握に努めています。地域に向けて「子育て相談」を周知し、子育てに悩んでいる保護者には育児相談を実施し、生活全般についても把握しています。

【第三者評価結果：a】

港南区の「子育て連絡会」で、子育て支援に関わる団体や機関と協同して子育てに役に立つ講演会やイベントなどを企画し、活動しています。園では園庭開放し、地域の1、2歳児と保護者が園庭の利用で園児たちと一緒に遊んでいます。また「泥んこあそび」や人形劇などの行事で地域の子どもたちと保護者が園児と一緒に遊ぶ交流保育をしています。「育児講座」「育児相談」などの子育て支援も行っています。災害時の備蓄品は園の分だけでなく、地域住民の利用も考え多めに備蓄しています。

【第三者評価結果：a】

保育理念には「子どもたちの自己肯定感を育み、安定した心で自己発揮のできる場を提供し、子どもの成長を見守る」という子どもを尊重した姿勢を明示し、職員は理解しています。「職員倫理規程」には人権を尊重した職員の基本姿勢を明示し、職員へ周知しています。法人本部から虐待事例の通知があると職員間で共有し、事例検討などで理解を深めています。

【第三者評価結果：a】

子どものトイレ、シャワーにはカーテンを取り付け、プライバシーに配慮しています。着替えや身体測定など裸になる時は他の子どもに見られないように工夫しています。保護者の個人面談中は事務所に他の職員が入らないようにしています。

【第三者評価結果：a】

園の玄関に重要事項説明書、「保育園のしおり」などを置き、いつでも閲覧できるようになっています。廊下の壁には職員の写真や行事の写真が掲載してあり、園の様子が分かるようになっています。港南区のホームページや「港南台子育てマップ」に園の情報を掲載し、情報提供しています。園の見学希望者は電話予約し、随時見学可能です。見学は主任が対応し、園のパンフレットで説明をし、園内を案内しています。質問にも丁寧に答え園への理解を得られるように努めています。

【第三者評価結果：a】

入園が決定した保護者には、入園説明会の前に重要事項説明書や家庭調査書、誓約書の確認を依頼しています。入園説明会では「保育園のしおり」、重要事項説明書で保育の内容や留意事項などの説明をし、同意を得ています。看護師や事務職員からの詳しい説明をした後、保育士と保護者の個人面談を行っています。特に配慮が必要な子どもの場合は園長が対応しています。保育の内容の変更時は「おがーる配信」で全保護者へ一斉配信して知らせています。

【第三者評価結果：a】

転入児の保護者と面談し、今までの様子を聞き、情報を全職員で共有しています。転入前の園に電話連絡をし今までの生活環境を継続し、安心して過ごせるように努めています。卒園児には日野まつりや運動会、お楽しみ会などに園児と一緒に参加し、楽しめるよう支援しています。卒園後も保護者から「学校に行きたがらない」などの相談を受けるこがあり、対応しています。

【第三者評価結果：a】

行事毎にアンケートを実施し、保護者の意見を把握しています。毎年度末には「現況調査アンケート」を実施し、保育サービスについてや「園を選んだ理由」、「嫌な思いをしたこと」、満足度を把握し、保育サービスの向上に活かしています。保護者との個人面談やクラス懇談会などからも希望や意見を聞いて記録に残し、職員間で共有し改善点などを話し合っています。

【第三者評価結果：b】

玄関と各保育室に「苦情解決のしくみ」を掲示しています。意見箱を設置するだけでなく、行事ごとのアンケート、年度末の現況調査アンケートなどがあり、保護者が申し出しやすいようにしています。苦情を受けた際は、苦情解決規定に沿って適切に対応することを職員間に周知しています。個人情報に関するものを除き、「事業報告書」や「園だより」で公表することとしています。年度末には「保育園のしおり」「重要事項説明書」を配付するなどして保護者に周知していますが、苦情解決体制が浸透しきれていない現状があり、保護者にさらに周知していく工夫が期待されます。

【第三者評価結果：b】

「保育園のしおり」「重要事項説明書」に苦情解決責任者、苦情受付担当者、3名の第三者委員の氏名、連絡先を明記し、保護者に配付するとともに、玄関と各保育室に掲示しています。相談を受けた際は、事務所で園長・主任・担任、相談の内容によっては看護師・栄養士がアドバイスを行うなど、保護者が気兼ねなく話ができるように配慮しています。横浜市や港南区の苦情対応窓口、神奈川福祉サービス運営適正化委員会、横浜市福祉調整委員会など、相談や意見を述べる複数の方法があることを保護者に分かりやすく説明した文書の作成が期待されます。

【第三者評価結果：a】

職員は、送迎時に保護者と積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を深められるように努めています。意見箱を設置し、行事ごとや現況調査アンケートを実施し、保護者の意見を把握しています。保護者対応マニュアルや苦情マニュアルがあり、苦情・意見・相談を受けた際は園長が同席し、迅速に対応し、解決するようにしています。検討に時間がかかる場合は保護者に経過報告をし、できるだけ早く回答するように努めています。相談内容は苦情解決記録簿に記録し、保護者への継続的な支援を行えるようにしています。

【第三者評価結果：a】

事故防止・事故対応マニュアルを整備し、事故発生時の初期動作などを職員は確認し合っています。リスクマネジメントの責任者は園長とし、「安全点検チェック表」で月4回チェックをしています。ヒヤリハット報告書、事故報告書、インシデントレポートがあり、子どもの安心と安全を脅かす事例の収集に努めています。また防犯カメラを活用し、事例の要因の分析に役立てています。毎月、園長・主任・副主任会義、職員会議で事故報告、ヒヤリハットを報告するとともに注意事項、再発防止、保護者対応について検討し、改善を図っています。

【第三者評価結果：a】

「衛生管理マニュアル」「感染症対応マニュアル」があり、感染症予防やまん延防止の対策について文書化し、職員に周知しています。看護師を中心に園内研修を行い、全職員が嘔吐処理の方法や手順について学んでいます。保護者は入室時に手指の消毒や子どもの朝の体温を連絡帳に記入し、毎朝看護師が全園児の連絡帳を確認しています。職員や子どもたちの手洗いの徹底、玩具の消毒を行い、感染症が発生した際はお知らせを掲示、配信し、横浜市からの感染症予防に関する最新の情報を配信するなど保護者に情報提供しています。

【第三者評価結果：a】

防災マニュアルを整備し、防火管理組織を編成して災害時の対応体制を定めています。「避難訓練・不審者訓練計画表」に沿って、月1回地震や火災などあらゆる場面の「想定外に対応できるか」を検討しています。緊急時の園から保護者への連絡方法として災害用伝言ダイヤル、一斉メール配信、ホームページの緊急ブログなど複数のツールを利用し、職員、保護者に周知しています。災害用備蓄品の一覧表を作成し、主任が管理しています。消防署立ち合いのもと、起震車・煙体験、消火器訓練、区役所と連携して通報訓練を行っています。

【第三者評価結果：b】

標準的な実施方法については「保育士業務マニュアル」「0歳児保育マニュアル」などの中に文書化し、入社時研修で職員に周知しています。園長、主任は日々の保育の様子を観察し、保育日誌、各指導計画、個別面談や自己評価からマニュアルに基づく保育が行われているか、子ども一人ひとりの状況に応じた保育を行っているか確認しています。「職員倫理規程」に子どもの尊重、プライバシーの保護や権利擁護に関わる姿勢を明示していますが、プライバシーの保護に関する具体的な姿勢をマニュアルや手引書等に文書化することが期待されます。

【第三者評価結果：a】

マニュアルについては年度末に見直しを行っています。標準的な実施方法の振り返りや見直しは、職員会議や0～2歳児のクラス会議、幼児会議で毎月行っており、必要に応じて指導計画の内容を反映しています。保護者からの意見は行事や現況調査アンケート、クラス懇談会、日々の連絡帳、個人面談などから把握し、検証・見直しに反映しています。保護者には年度末に「園のしおり」を配付し、前年度と保育方法の変更が生じた箇所は色を変え、保護者が理解できるようにしています。

【第三者評価結果：a】

指導計画の責任者は園長、主任です。全体的な保育計画を基に各クラスの各指導計画は担当職員が話し合い、必要に応じて栄養士や看護師、児童相談所職員と意見交換をしながら、子どもの年齢や発達に応じて作成しています。作成にあたっては、子どもの状況、子どもと保護者の生活状況、保護者や子どものニーズがベースとなっています。0～2歳児は毎月個別指導計画を作成しています。支援が必要な子どもに関しては、クラスの指導計画の個別配慮欄に個別の計画を記載しています。

【第三者評価結果：b】

全体的な保育計画に基づいて、クラス会議、幼児会議で話し合い、各指導計画を作成しています。各指導計画はそれぞれの期間終了時期に評価を行い、次期の指導計画に反映しています。保育内容や指導計画については活動内容や環境構成、保育士の関わりなどの評価・振り返りを各クラスで話し合い、職員会議で全職員に周知しています。保育の振り返りや計画の見直しにあたっては、支援を充分に行っているか、子どもや保護者のニーズや子どもの様子に対応しているかなどの問題点や改善課題を明確にし、次期の計画に生かすことが期待されます。

【第三者評価結果：a】

子どもの発達状況や生活状況は児童票（生活・発育・発達調査票、発達経過記録、発達確認記録、保育経過記録、健康記録）、保育日誌に記録しています。全園児に連絡帳があり、0～2歳児は個別指導計画、支援が必要な子どもには障害児指導計画を作成しています。職員間で記録の書き方に差異が生じないように、園長、主任、副主任が指導しています。情報共有のため、職員会議、0～2歳児クラス会議、幼児会議を定期的に開催し、会議録に記録しています。

【第三者評価結果：a】

「個人情報保護規程」「文書保存規則」「個人情報取り扱いマニュアル」があり、子どもの記録の保管・保存・廃棄・情報提供・個人情報の不適切な利用や漏えいに対する対応方法を記載しています。個人情報に関わる記録や文書は鍵のかかる書庫に保管し、事務所からの持ち出し禁止を徹底しています。記録管理の責任者は園長で、パソコンやタブレットはパスワードで管理しています。職員は入職時に個人情報に関する研修を受講し、誓約書を提出しています。保護者には毎年重要事項説明書を配付し、個人情報の取り扱いについて説明しています。

【第三者評価結果：a】

全体的な計画は「児童憲章」や「保育所保育指針」などの趣旨を捉え、法人の保育目標（子ども像）、保育理念に基づき、園長、主任が作成しています。保育目標に「・心と身体の健康な子ども・友達といっぱい遊ぶ子ども・自分で考えて行動する子ども・思いやりのあるやさしい子ども・感性豊かに表現する子ども」を掲げ、0歳児の3つの視点や１歳児以上の5領域に沿った内容を記載しています。子どもの発達過程を月齢や年齢ごとに設定し、卒園までに育みたい子どもの姿を明記することにより、就学までの長期的見通しを持てるようにしています。子どもの家庭状況や7時から20時までの保育時間、保護者・地域への子育て支援、地域の実態等を考慮して計画を作成しています。全体的な保育計画は職員会議、クラス会議、保育の現場で職員の意見を聞き、年度末に園長、主任が見直し、次年度の計画に反映しています。

【第三者評価結果：b】

室内の環境が適切になるように、温度、湿度、換気、採光に留意しています。各保育室には温湿度計、空気清浄機、加湿器、扇風機、二酸化炭素濃度測定器等を設置しており、午睡後、布団を上げる際に窓を開け、換気を行っています。日々の清掃、消毒は「清掃チェック表」「消毒チェック表」を用いて適切に実施しています。月4回「安全点検チェック表」を用いて担当職員が安全点検表を行い、家具の角はクッション材で保護し、子どもが安全で安心して過ごせる場所を提供しています。保育室は可動式の両面棚やパーティションを使ってコーナーを作り、子どもが好きな玩具を自由に出して遊べるようにしています。また活動に合わせテーブルの配置を替えるなど、子どもの発達、興味・関心に合わせて柔軟に配置を工夫しています。園長は一人ひとりの子どもがくつろいだり、落ち着ける場所をさらに工夫したいと考えています。

【第三者評価結果：a】

子ども一人ひとりの発達過程や家庭環境、生活リズムなどの個人差は児童票や入園資料で全職員が確認しています。職員は子ども一人ひとりの様子を連絡帳や送迎時に保護者から聞いた家庭での様子などから把握しています。法人では、「子どもの主体性を重んじた保育」を目標としており、職員は「子ども一人ひとりの人格を大切にした保育」を行うように心がけています。職員は子どもの欲求に耳を傾け、子どもが安心して自分の気持ちを表現できるように、一人ひとりに寄り添った応答的な関わりを大切にしています。自分を表現する力が不十分な子どもに対しては、子どもが何を求めているかを考え、子どもの気持ちを想像しながら汲み取り、代弁するなど成長に合わせた保育を心がけています。職員はNGリスト集に基づき、わかりやすい言葉で伝え、声のかけ方や大きさにも配慮しています。

【第三者評価結果：a】

子ども一人ひとりの年齢や発達段階に合わせて、基本的な生活習慣が身に付けられるようにしています。保護者と連絡帳や送迎時のやりとりで情報交換を行い、一人ひとりのペースに合わせて援助しています。子どものやりたい気持ちを尊重し、必要に応じて職員が手伝いながら声をかけています。排泄では、子どもがトイレに興味を持った時に座ってみることから始め、紙パンツを脱げるように手助けし、履けるように繰り返し練習し、布パンツへ移行するなど段階を踏みながら、子どもが「できた」という実感を持てるように、無理せず進めています。基本的な生活習慣を身に付けることの大切さについて、職員が見本を見せたり、絵本や紙芝居を用いて視覚的に伝えています。子どもが一人でできた時には大いに褒め、できたという達成感を共感し、子どもが主体的にやってみようとする気持ちが持てるように働きかけています。

【第三者評価結果：a】

子どもの年齢や発達に応じて興味・関心が持てるように多くの玩具や絵本を準備し、子どもの目に入り、自分で触ったり、手に取って遊べる高さの棚に備えています。子どもが興味を示さなくなった玩具を定期的に入れ替えたり、他クラスと玩具の貸し借りをするなど、遊びたくなる環境を整備しています。遊びごとのコーナーを備え、飲み物の紙パックのマルチパーツで家を作ったり、椅子の代わりにするなど、子どもたちは自主性を発揮して思い思いに遊びを展開しています。4～5歳児クラスでは、のりや折り紙、廃材などを手の届くところに置き、子どもがいつでも自由な発想で表現活動ができるように環境を整えています。天気がよい日は積極的に園庭遊びや戸外活動を取り入れ、身体を思い切り動かせるようにしています。職員は散歩中に交通ルールや態度を伝えています。またルールのある遊びを通して、社会的ルールが身に付けられるようにしています。

【第三者評価結果：a】

月齢などの発達状況に応じて、ハイハイやつかまり立ち、歩くなどの探索活動や遊びが主体的に行えるように安全な環境に配慮しています。保護者が連絡帳に記載した家庭での様子を基に、担当職員は子どもの活動の様子を見ながら、1日の過ごし方を組み立てています。職員は子どもの仕草や発語などから子どもの思いを受け止め、ゆったりと応答的に関わるようにしています。できるだけ同じ職員が関わり、スキンシップをとったり、優しい言葉かけをするなど、愛着関係を深められるようにしています。月齢に応じた遊びを楽しめるようにコーナーを分け、子どもの目の高さに様々な素材の玩具や音の出る玩具を小分けにして置き、子どもが自ら選んで遊べるように環境を整えています。個々の発達に応じた0歳児指導計画や0歳児日誌、児童票があり、送迎時の会話や連絡帳から子どもの生活リズム、体調、離乳食等を保護者と共有し、連携を密にしています。

【第三者評価結果：b】

遊びや生活の中で、子どもが自分でやろうとする気持ちを受け止め、職員はそばで見守りながら子どもがじっくり取り組めるように援助しています。子どもの手の届くところに玩具を置き、子どもの発達や興味に合わせて玩具やコーナーの見直しを行っています。着せ替え人形や絵本を多数用意し、取り合いになることなく一人でじっくり遊び込めるように配慮しています。園庭や公園では子どもたちは落ち葉や木の実を拾ったり、花や虫に触れるなど、感触を楽しんでいます。個々の発達に応じた個別指導計画や日誌があり、連絡帳や送迎のやりとりのほか、ホワイトボードでクラスの活動の様子を写真付きで保護者に知らせています。様々な年齢の子どもとの関わりの場を設定し、職員が仲立ちをしながら、子ども同士の関わりを楽しめるようにしています。看護師や英語の外部講師との交流はありますが、栄養士や調理師との保育士以外の大人との関わりを図ることが期待されます。

【第三者評価結果：a】

各年齢の年間目標のもと、子どもの興味、関心、欲求から遊びを計画し、活動へと展開できるようにしています。3歳児の保育では、集団の中で散歩や食育、ルールのある遊び等興味・関心のある活動に取り組み、自身の食事の配膳など、集団の中で自分の力を発揮できるようにしています。5歳児の保育では地域交流の中で、他園とのゲームを友だちと協力して行うなど、達成感を味わえるような集団遊びを積極的に取り入れています。野菜の苗の購入では、何を植えたいか子どもたちの意見を聞き、購入する苗を決めています。保護者には毎日写真と文章でその日の活動の様子を伝えています。また、地域交流を積極的に行い、子どもたちの姿や学び、育ちを保護者や地域の方に伝えています。

【第三者評価結果：b】

園は2階建てで、バリアフリー構造になっていませんが、玄関前にすのこを敷き、段差をなくしています。階段には手すりを設置し、障害に応じた環境に配慮しています。子どもが不安になったときには、安心して過ごせるようにマットを敷くなど落ち着ける空間作りに努めています。障害のある子どもに合わせた個別支援計画を作り、クラスの指導計画と関連づけています。個別日誌には子どもの様子や反応を記録し、横浜市南部療育センターの巡回指導でアドバイスを受け、指導計画に反映しています。保護者とは、送迎時や連絡帳、個人面談で園での様子、家庭での様子を伝え合い、保護者の不安に寄り添った適切な援助に努めています。職員は障害のある子どもの保育に関する法人研修や外部研修に参加し、必要な知識を得ています。

【第三者評価結果：a】

朝・夕の延長保育時は0～5歳児が一緒に過ごしています。延長保育用の玩具は乳児に合わせて大きいものを用意し、誤飲がないように配慮しています。また鉛筆は片付け、ケガのないようにしています。「全体的な保育計画」「月間指導計画」に「長時間にわたる保育」について記載し、子どもが安心して心地よく過ごすことができるよう「毎日の保育・教育の流れ」は、ゆったりとした計画になっています。子どもの体調に配慮しながら、子どもが穏やかに安心して過ごせるように、手をつないだり、あたたかい言葉かけを行い、膝の上に乗せるなど個別の対応を心がけ、子どもが落ち着ける環境を整備しています。延長保育の子どもには、保護者の希望があれば間食、夕食、0歳児はミルクを提供しています。保育時間の長い子どもの引継ぎは口頭で伝えると共に、伝達板や視診簿を用いて伝え、保護者へ伝え漏れがないようにしています。

【第三者評価結果：a】

全体的な保育計画や5歳児クラスの年間指導計画に小学校との連携の取組を示し、小学校での生活が円滑に行えるように保育を行っています。小学校から招待を受け、校内見学や児童と交流をし、就学への興味や関心を深めています。生活面では午睡時間を短くしたり、給食を食べ始める時間を遅らせるなど小学校の生活リズムに慣れるようにしています。また上履きを履いたり、ハンカチ、ティッシュを身に付けるようにしています。懇談会を通じて保護者同士の交流を深め、子どもの姿を伝え合うことで、見通しを持てるようにしています。職員は保護者から入学への心配や子どもの様子を聞き、小学校の教員とのミーティングでの際に引継ぎを行っています。気になる子どもについては、小学校教員が来園し、子どもの様子を伝えています。保育所児童保育要録は5歳児の担任が作成し、園長と主任が確認して小学校へ持参または郵送しています。

【第三者評価結果：a】

園では「健康観察マニュアル」「SIDS対応マニュアル」など子どもの健康管理に関するマニュアルを整備しています。毎朝、看護師が各クラスを回り、全園児の出欠や連絡帳を確認し、子どもの健康状態を確認しています。朝の受入れ時に子どもの体調や怪我について保護者から聞き取り、視診簿に記録しています。保健日誌にケガ、欠席、早退など全園児の情報を書き込み、全職員で共有しています。保育園のしおりや重要事項説明書に、園で実施する健康診断や日々の健康管理、感染症などの情報を記載し、保護者に伝えています。子どもの既往症や予防接種の状況は入園前面談で聞き取り、児童票（予防接種）や健康台帳に記録しています。乳幼児突然死症候群（SIDS）については、午睡時に睡眠チェック表に記録し、子どもの状態を確認しています。保護者には横浜市からの健康管理についての情報を配信しています。職員は法人の「乳幼児保健研修」を受講しています。

【第三者評価結果：a】

健康診断と歯科健診を年2回、身体測定を毎月行っています。健康診断と歯科健診の結果は、健康台帳に記録し、保護者には「健康カード」に記載して結果を報告し、保護者から確認のサインを得ています。必要があれば看護師から保護者に個別に声をかけ、子どもの健康状況を丁寧に伝えています。看護師が身長・体重発達曲線で子どもの発育状況を把握し、健康な身体作りのための食育活動に生かしています。また幼児クラスは看護師が手洗い指導を行い、歯科衛生士が紙芝居で歯の大切さを楽しく伝えています。5歳児クラスは看護師により歯磨き指導を行い、食後のうがいを習慣づけています。健診結果を年間保健計画に反映し、園全体に関わることについては園だよりや保健だよりで保護者に知らせ、保育園のしおりに「健康なからだづくりのために」を掲載し、家庭での生活に生かせるようにしています。

【第三者評価結果：a】

横浜市の「保育所における食物アレルギー対応マニュアル」に基づき、「アレルギー対応マニュアル」を作成し、アレルギー疾患のある子ども一人ひとりに合わせた対応を行っています。職員は毎年食物アレルギーに関する対応について職員会議で全職員に周知しています。毎月園長、看護師、栄養士、調理師、担任がアレルギー児の保護者とアレルギー面談を行い、次月の食事の内容の確認を行っています。乳児のアレルギー児は別テーブルを使用し、幼児は同じテーブルでも座席を離すようにしています。名前とアレルゲンを記載したカードと色の違うトレーと皿を必ず使用し、一目でわかるようにしています。他の子どもの給食が混入しないように最初に配膳しています。保護者へは、保育園のしおりに記載している内容をもとに、入園説明会や入園面談でアレルギーの対応について説明しています。

【第三者評価結果：a】

園のパンフレットに「給食は楽しく食べるもの」を掲げ、食事は必要な栄養を摂るだけでなく、おいしく食べること、楽しく食べることを大切にしています。全体的な保育計画、年間指導計画に「食育」の項目を設け、食を営む力の育成に向け、食育計画を作成し、子どもたちの興味・関心が湧くようなプログラムを計画しています。幼児クラスは配膳時に子ども一人ひとりに減らすものはないか確認し、量を調節しています。苦手な食べ物を「せめて一口でも」などと無理強いすることなく、好きな場所で自発的に食べたいものから食べ、食事の楽しさを味わっています。乳児クラスは、子どもが食べることに興味を持ち、手づかみでもしっかり食べることを大切にしています。食材に関心が持てるように野菜の栽培、バイキングやおにぎり作り、じゃがいも掘り、じゃがいも洗い、玉ねぎの皮むきなど組み入れ、食べられる食材が増えていくように取り組んでいます。

【第三者評価結果：b】

職員は子ども一人ひとりの食事量や好みを把握し、毎月の給食会議で保育士から喫食状況や残食の状況を報告し、献立や調理方法の工夫に反映しています。子どもの好みや食べる量を考えて調節したり、小さく切り分けたりして、食べやすくなるよう工夫しています。保育士は子どもたちの反応や様子を伝え、提供の仕方や味付けを変えるなど柔軟に対応し、子どもたちの食事量の増加につなげています。夏野菜カレーやそうめん、とうもろこしなどの季節感のあるメニューや、七夕やクリスマスなどの季節に合わせた行事食を提供しています。「衛生管理マニュアル」があり、マニュアルにもとづいた衛生管理を適切に行っています。今後は栄養士や調理員が子どもの食事の様子を見て回り、直接子どもたちの話を聞く機会を持ち、献立や調理に反映することが期待されます。

【第三者評価結果：a】

全園児は連絡帳を使い、園での様子、家庭での様子を記載しています。特に乳児クラスでは連絡帳で24時間の連続性を大切にした保育をするため、睡眠、ミルク・食事、排便については時系列で記入するとともに、家庭での様子、園での様子を記録しています。毎日の活動の記録を写真や文章を使って掲示し、日々の保育の様子を口頭でも伝えています。年2回、乳児・幼児の懇談会で各年齢の保育のねらいや様子などを伝え、保護者の疑問や悩み、意見を聞くなど、相互理解を深められるようにしています。保育参観・参加は、保護者の希望に合わせ、いつでも受入れる体制になっています。日々の送迎で、また個人面談、懇談会や運動会を通して、子どもたちの成長や発達を保護者とともに共有する機会となっています。日々保護者から入手した情報は視診簿、保健日誌に記載し、職員間で共有しています。

【第三者評価結果：a】

職員は日ごろから保護者が何気なく話していることに耳を傾け、保護者の気持ちに寄り添うようにしています。笑顔で挨拶するなど温かい雰囲気作りに努め、信頼関係を築くように心がけています。また園だよりやクラスだよりでクラスの様子を伝えています。年1回の個人面談のほか、保護者の要望に応じて育児相談や面談を行っています。面談の際には、他の保護者に聞かれずに落ち着いて話せる場所として事務室や休憩室を案内しています。担任はもちろんのこと、内容によっては園長、主任、看護師、栄養士など専門職の立場から保護者へ適切なアドバイスができるようにしています。送迎時に相談を受けた職員はすぐに結論を出して答えるのではなく、園長、主任、担任間で相談し、支援できるようにしています。相談内容は育児相談記録・保護者対応記録簿に記録し、個別のファイルに綴じ込み、継続的にフォローができるようにしています。

【第三者評価結果：a】

朝の受入れ時や着替え、喫食状況、服が汚れていないか、傷の有無など子どもの身体の状況や保護者の様子を観察し、必要に応じて記録や写真に収め、園長に報告しています。子どもの様子から異変を感じ取った場合は、すぐに担任から主任、園長に報告し、対応策を検討しています。気になる保護者には話をするきっかけを作るようにし、保護者の育児の不安に寄り添い、虐待の予防に努めています。「虐待関係マニュアル」を整備しています。

【第三者評価結果：a】

月間指導計画、保育日誌、0～2歳児の個別指導計画等に自己評価・振り返り、反省欄があり、各指導計画をもとに行う保育の実践を記録し、園長、主任が日々確認しています。振り返りの記録が子どもの活動の様子や結果のみの記録になっていないかを園長、主任は確認し、必要に応じて助言しています。指導計画に対する評価にあたっては、職員個々が気づいた課題などをミーティングや会議で報告し合い、保育内容の改善や専門性の向上に取り組んでいます。職員は年2回、職員自己評価と園長との面談を行っています。園長は、個々の職員の自己評価に基づいて、課題・改善点を明らかにして園の自己評価につなげています。