藤沢本町雲母保育園
| 第三者評価機関名 | 株式会社プレパレーション |
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| 名称 | 藤沢本町雲母保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
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| 対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60 名 |
| 所在地 | 251-0021 藤沢市鵠沼神明5-11-13 |
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| TEL | 0466-25-8720 | ホームページ | https://www.kirarahoikuen. com/about/hoikuen/fujisawahonmachi/ |
| 【施設・事業所の概要】 | |||
| 開設年月日 | 2020年04月01日 | ||
| 経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社モード・プランニング・ジャパン | ||
| 職員数 |
常勤職員:13 名
非常勤職員:1 名
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| 専門職員 |
保育士:13 名
管理栄養士:2 名
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| 施設・設備の概要 |
保育室:7
調乳室:1
事務室:1
子どもトイレ:9
園庭:有
医務室:
沐浴室:
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| 藤沢本町雲母保育園は、住宅街の中に立地し自然豊かな環境にあります。近隣には、公園がたくさんあり子どもたちは、様々なコースで元気よくお散歩に出かけています。保育園での生活を通じて、新しい発見に驚いたり、できることが増える喜びを感じたりと子どもたちは多くの刺激を受けながら過ごしています。 時折小さな姿から大きな成長を感じる場面があります。「先生、あのね。●●が綺麗だったの」や「先生、このお花、わらっているみたい」と自然と発信できるようなっていたり、「どうしてお花は赤いのかな?」と知的な興味を高めたりと、本当に驚くばかりです。 関わり合いを深めるにあたり、「なにかさせよう」とするのではなく、子どもの「やりたい」を尊重し、更なる意欲を引き出し、自ら考え・行動する力を養える環境を目指しています。そのためには、子どもはもちろん、保育者だけに限らず保護者の皆様も含めて、お互いの違いを受け入れ深い繋がりを持つことが必要と考えております。 子どもたちに関わるすべての人を尊重し、一緒に学んで一緒に育っていくことができる環境を目指した保育園運営を進めてまいります。 |
| ① 健康な心と身体を育む」 日々の保育や行事などを通して、「健康な心と身体を育む」ことを保育方針としています。 ② 「食育」 食べることの大切さ・楽しさを知り、「食べる意欲」を育むために園をあげて食育に取り組んでいます。 ③ 「きらら教室」 きらら教室では、パズルやぬりえから言語やさんすうまで、様々なプログラムを通して生活に必要な能力を身につける活動を行います。丸暗記や機械的な学習ではなく、工夫や発見・感じたことを言葉や形にすることで考える力を養います。保育士とじっくり向き合い、一人ひとりの成長を見守り援助します。楽しみながら集中して考えるため、基礎力・理解力・学習に対する意欲が育ちます。 ④ 「保護者の方々との連携」雲母保育園では園と保護者の方々とのコミュニケーション・信頼関係を大切に考えております。毎日お迎えの際に5分間お時間を頂戴し、園職員とじっくりお話をさせて頂くことをお願いしています。また、3ヶ月に1度の個人面談、年3回の保護者会や行事、毎日の連絡ノート・栄養ノートを通し連携を密にとっていきたいと考えております。 ⑤ 「安全管理」日ごろより安全面に関しては細心の注意を払っておりますが、当園では万一の時に備え,セコムのセキュリティシステムを導入しております。職員不在時の園内への不審者侵入時や職員による非常ボタンでの要請により、すぐさま警備員が駆けつけるようになっています。また、来訪者を識別する為にカメラ付インターホンの設置、生体認証(職員のみ)による入退出管理を行うなど、徹底した安全対策を実施しており、安心してご利用いただけます。 ⑥ 「アレルギーへの対応」日頃より清潔を保ちアレルゲンの除去につとめております。毎日の清掃はもちろんのこと、おもちゃは毎日洗浄し、消毒を行っております。食物アレルギーをお持ちのお子様には代替食、除去食を御用意し、専用の献立表もお渡し致します。更に、専門知識をもった管理栄養士・栄養士が御相談も承ります。 |
| 評価実施期間 | 2025/07/01(契約日) ~2025/11/28(評価結果確定日) |
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| 受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
| 特長や今後期待される点 | ○食育活動を通じて保護者同士の交流や家庭での実践を促しています 園では、全園児を対象に、年に1回の親子クッキングをクラスごとに実施しています。保護者と一緒に家庭でも作れるメニューを年齢に合わせて調理することで、家庭でのお手伝いへの意欲や保護者同士のつながりにもつなげています。また、月1回のクッキングや、エプロンシアターを用いた早寝早起き朝ごはんの話・給食フェアでの保護者の試食などもおこない、食育への関心を深めています。食育の様子は、玄関にドキュメンテーションを掲示し、当日中に保護者へ共有し家庭での会話のきっかけとなるように工夫しています。 〇地域貢献を意識して地域に根付いた園となれるように取り組んでいます 園では地域の一員として地域に貢献するために、AEDや誰でもトイレなどを緊急時に地域の方が利用できるようにしています。育児相談も随時受付し、必要に応じて自治体の相談窓口を紹介するなど、地域貢献に向けた取り組みをおこなっています。さらに地域に根付いた園となれるように、民生委員の方を招いた給食の試食会や、地域の方が幅広く参加している公園体操への参加、田植えの見学などをおこなっています。姉妹園との交流として合同のさつまいも掘り体験をおこなうなど、ともだちを増やす活動にも取り組んでいます。 〇業務効率化や均一化の取り組みを継続的に実施することが期待されます 提供するサービスの質の均一化や、業務効率化を図る取り組みをしています。法人本部が詳細な業務マニュアルを作成し、ICTを活用してこどもの記録や職員間の情報共有を効率的に実施するための工夫をしています。今後も継続的にサービスの質の均一化へ向けた取り組みをおこない、保護者やこどもに対してどの職員が対応しても同じ対応ができるような体制整備や職員教育が期待されます。業務の効率化へ向けた取り組みも継続的に実施し、職員が直接的にこどもと接する時間を可能な限り多くすることが期待されます。 〇地域交流をより活発におこなっていくことが期待されます 近隣の方々へ向けた資源の提供や、地域イベントへの参加などにより地域交流に取り組み、地域に根付いた園となる取り組みをしています。姉妹園と連携した取り組みも既におこなっていますが、合同でのイベントも企画中で、地域との交流に意識して力を入れている姿勢が見られます。小学校への就学へ向けて授業参観への参加などの取り組みもおこなっています。今後は現状に満足することなく、小学校との連携をより活発におこなうなど、より地域交流を深めていくことが期待されます。 |
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| 第三者評価を受け、施設運営に対する客観的な評価に接することが出来て良かったです。この施設の強みと弱みを改めて考える機会となり、強みの一層の強化と弱みの改善に努めていきたいと思います。保護者アンケートはいつもより声かけを多くしたことにより、多くの意見をいただくことができました。評価結果については真摯に受け止め、問題点を職員全員で共有し業務運営の向上に努めていきたいと思います。 今後とも、保護者や地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、子育ての拠点として、子どもの目線に立った保育を実践し、良い保育園を築き上げていきたいです。 |
| 詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
| 【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 保育の内容や特性を理念として明文化しています。入園案内や会社パンフレット、ホームページに掲載することで広く公開しています。保護者や職員がよく目にする玄関や保育室、職員室にも掲示をおこない周知を図っています。理念などについて、職員へ向けて入職時の研修にて施設長から職員に伝え、保護者へ向けては入園前見学の際に個別で説明をおこなうことで、的確な内容理解ができるように取り組んでいます。 |
| 【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 業界全体の環境や動向などを把握するために、法人本部の職員が日本子ども育成協議会に参加して、ニーズや時流の変化について情報交換をおこない、運営方針の参考としています。業界全体や地域の情報を把握するために、施設長は市の園長会へ、職員はテーマ別の研修へ参加をし、最新の保育内容や業界の動向などの情報を収集しています。さらに姉妹園との情報・人的交流をおこない広い視野を保てるように努めています。 |
| 【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
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【第三者評価結果:a】 施設長は法人本部や系列園の施設長と連携して、経営や保育園内の状況を把握し、課題や問題点を明確にして対応策の検討をしています。経営状況や改善すべき課題については月1回の取締役会で必要に応じて報告し、リーダー施設長会議での決定を全園通達会議やグループ施設長会議で共有しています。リーダー施設長や法人本部の巡回や面談で園への具体的な落とし込みをおこなっています。 |
| 【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 法人本部が法人全体の事業計画や中長期ビジョンを策定し、その内容を踏まえて園の事業計画などを策定しています。主に年度末ですが時宜に応じた修正をおこなっています。各計画やビジョンと、園の運営実態を考慮して予算の策定をおこなっています。 |
| 【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 中長期的な計画を踏まえ、長期的な視点を持って単年度の計画を策定しています。具体的な計画の内容としては行事以外にも地域とのかかわりや、職員の育成計画なども踏まえ、包括的な内容となるようにしています。計画の策定においては評価も見据えた内容になるように配慮しています。 |
| 【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
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【第三者評価結果:a】 施設長と法人本部が主体となって事業計画の策定をおこなっています。策定にあたっては職員の意見を参考にして、実効性の高いものとなるようにしています。策定した計画はアプリにてどの職員でも確認できるようにし、年度末に評価や見直しをおこなっています。 |
| 【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
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【第三者評価結果:a】 保護者への周知や理解を促すために、保育計画は入園案内に記載し、玄関にも配置することで、いつでも確認できるようにしています。年度計画は年間予定表としてわかりやすいものとなるようにし、園内の情報をできるだけ見える化するように努めています。 |
| 【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 保育の質を高めるための組織的な取り組みについて、定期的に振り返りや改善に向けての検討を目的として、事業報告書の作成や年度末の運営委員会の実施および議事録作成、保護者へのアンケート、園の自己評価などをおこなっています。日常的な取り組みとしては、昼礼や職員会議などにおいて職員間でこまめに情報共有をして、保育の質を組織的に向上させています。 |
| 【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
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【第三者評価結果:a】 施設長は運営方針などを踏まえて園においてどのような取り組みをすべきかを検討し、園の方針などを入園案内や園のホームページに記載することで、取り組むべきことを明確にし、周知をしています。通常の運営や緊急時の職務分掌を明確にして、表にまとめて園内に掲示し、マニュアルにも役割分担を明確に記載して、職員が具体的に何をどのようにすべきかを理解しやすいようにしています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
| 【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 施設長は月に1度開催される法人内の施設長会議へ出席し、法人全体の経営方針などを把握した上で、園内における自らの責任や役割を明確化し、職務分掌表の作成および掲示による周知をおこなっています。 |
| 【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 施設長は職員が関係法令等を正しく理解するために、年2回の職員自己評価および面談の実施や、各種研修への参加の推奨をおこなっています。園内研修の実施もおこない、全ての職員が関係法令等の理解が深まるように努めています。 |
| 【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
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【第三者評価結果:a】 園内のリーダー会議を実施して、保育の質向上に向け何ができるか話し合いをおこない、その内容を乳児や幼児グループに共有しています。保育の質の向上に向けて職員が偏りなく外部研修に参加できるように計画を立て、園内研修を利用して外部研修受講者が得た情報の共有をおこなっています。 |
| 【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
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【第三者評価結果:a】 法人本部が主体となり法人全体の人事・労務・財務などの分析をおこない課題を明確にし、施設長会議などにおいて法人本部と施設長が共通の認識を持てるようにしています。1週間固定シフトや5日連続の夏季休暇取得など働きやすい環境整備に努めています。 |
| 【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 園からの要望や状況を踏まえた上で、法人本部が主体となり採用や配置をおこない、人材育成は園でのOJTや外部研修、姉妹園研修などを中心におこなっています。人材の確保や定着を目的として既存職員からの紹介優遇制度の整備や、自宅から1時間以内で通勤できる園への配置、選考前の園見学をおこなっています。 |
| 【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 社訓やスローガンを入社前に案内し、入社後も園内研修などで期待する職員像などを職員に周知しています。法人としてキャリアパスの作成をし、異動や昇格については本人の希望をヒアリングして決めています。職員の自己評価および施設長面談を定期的に実施し、総合的な人事管理となるように取り組んでいます。 |
| 【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
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【第三者評価結果:a】 有給休暇や時間外労働の管理を含めた勤怠管理は法人本部でおこなっています。キーボックスというシステムを導入し、勤怠管理を適正におこなうための工夫をしています。職員の就業環境の確認や整備として、健康診断の実施や産業医の設置、有給休暇の消化確認、夏季休暇5日、社宅制度、栄養士の保育士資格取得支援などをおこなっています。必要に応じて施設長面談や法人本部面談を実施し、外部のホットラインも設置しています。 |
| 【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 職員一人ひとりの育成に向けて、法人本部にてキャリアパスを作成し、年2回の職員自己評価および施設長面談において、一人一人の課題や目標などを確認しています。自己評価チェックリストは保育所保育指針などに基づいて基準を定め、時宜に応じて面談を受け付け、職員一人ひとりが目標達成に向けて取り組みやすいように体制を整備しています。 |
| 【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 全ての職員が偏りなく研修の機会が得られるように、年1回以上の外部研修、毎月1回の園内研修が受けられることを目安に研修計画を立てています。研修計画の策定においては職員の経験や能力、職員本人の希望を考慮しています。1つの外部研修を受講できる職員数は限られてしまうため、外部研修を受講した職員が園内研修として情報の共有をおこなう場合もあります。 |
| 【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
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【第三者評価結果:a】 研修の事前・事後レポートを作成して法人本部・姉妹園に報告および共有することで、職員一人ひとりに教育の機会が得られるように努めています。新任職員に対しては園内でOJTを実施することで、より実践的な内容となるように取り組んでいます。職員が研修に参加しやすい環境となるように、就業時間内の受講や交通費を含めた費用を法人が負担するなどの仕組みを採用しています。 |
| 【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
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【第三者評価結果:a】 養成校からの実習生の受け入れは随時、積極的におこない、中学生の職業体験なども予定しています。実際の受け入れの際には必ず施設長が研修についての説明などのガイダンスをおこなっています。 |
| 【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 法人・園のホームページなどで、理念や基本方針、保育の内容、事業計画、事業報告、予算および決算などの情報を公開し、運営の透明性を確保しています。 |
| 【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 園での現金などの取り扱いについては業務マニュアルに記載し、施設長を責任者として適切な管理をおこなっています。年1回、内部監査を実施し、事務や経理などにかかわる処理方法や実際の取引などが適切におこなわれているかの確認をしています。 |
| 【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 地域の方々との交流について、地域のイベントである田植え作業や公園体操などへの参加や、地域のイベントについて依頼があればポスターやチラシを掲示して周知をおこなっています。日常的にもお散歩の際には地域の方に積極的に挨拶をして、保育園の認知とともに良好な関係つくりができるようにしています。 |
| 【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
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【第三者評価結果:a】 ボランティアの受け入れは随時おこない、施設長を中心として事前説明や注意事項などの確認をおこないます。卒園児や地域の方だけではなく、保育士の養成学校からの実習受け入れもおこなっています。 |
| 【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 地域の病院、警察署などの関係機関を一覧にして掲示し、嘱託医の連絡先は、保育園案内にも記載し、周知をしています。嘱託医とは毎月連絡を取り、0歳検診や全園児検診をおこなっていただき、毎月の避難訓練の企画・内容は消防署に提出し、内容の確認をしていただいています。不審者訓練では警察署の協力を受け、避難の様子の確認やこどもへの指導、園の取り組みの評価などをしていただいています。 |
| 【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 運営委員会を通じて地域の声を聞くとともに、幼保小連携会議や藤沢市の施設長会議に参加することで地域や福祉ニーズを把握しています。育児相談を随時受け入れ、必要に応じて藤沢市の相談窓口を紹介するなど、相談内容に合わせた対応となるようにしています。 |
| 【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 園にはだれでもトイレやAEDが設置してあり、園に訪ねてきた方や、緊急時などは誰でも使えるようにしています。職員は年1回、AEDの使い方についての研修を受け、必要な際に適切な対応ができるように準備しています。園では3日分の園児と職員の非常食と必要な備品を揃えています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
| 【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 こどもを尊重した保育をおこなうために、研修を通して保育を見直す時間を設け、日々の保育の中で、見直す点が無いかなどの確認をおこなっています。こども自身がお互いを尊重できるように絵本などを用いてわかり易く説明するように工夫しています。 |
| 【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 全職員が人権についての園内研修をおこない、共通理解ができるようにし、職員会議で個人案をもとにこどもの成長過程を職員間で共有しています。おむつ交換時などは、パーテーションを使用して周囲の児童から見えにくいよう配慮し、着替えの際には上半身だけ、下半身だけとわけて着替えるようにしています。幼児クラスの着替えは、ラップタオルを使用するなど配慮をしています。 |
| 【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
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【第三者評価結果:a】 法人のホームページでは雲母保育園全体に関する説明を記載し、園ごとのページでは園の様子や施設長インタビュー、入園案内を記載することで、利用希望者が保育の内容や、園での生活がイメージできるようにしています。園の見学希望は電話だけでなくホームページからも問い合わせができるようにし、利用希望者が方法を選べるようにしています。 |
| 【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
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【第三者評価結果:a】 入園時に重要事項説明書を兼ねた入園案内を用いて、保育方針をはじめ園での基本的な事項、その他注意事項などを説明しています。写真や動画の撮影などについては、同意書を取り交わしています。園見学や入園面談の際に保育時間や、持ち物、感染症の取り扱い、投薬を含めた園生活のルールと園の重要事項を詳しく説明しています。アレルギーや成育歴についてのヒアリングもおこなっています。 |
| 【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 転居などの都合で転園が決まった場合には、こどもの成長を詳細に伝え、安心して次の生活になじめるように配慮しています。必要に応じて転出先の園と連携して情報の共有をおこないます。 |
| 【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 保護者参加行事の際は必ず保護者アンケートを実施し、行事の改善を図れるようにしています。年3回の懇談会と個人懇談、年2回の保育参観を実施し、保護者との交流を図ることで、信頼できる関係が構築できるようにしています。こどもの発達に応じて、部屋の配置を変えたりすることで、部屋を広く使えるような工夫をして、こどもが快適に過ごせるように努めています。 |
| 【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 苦情解決の仕組みや体制について、入園案内への記載および説明や、園の玄関にも掲示をおこなうことで、保護者への周知を図っています。園に苦情があった際は、苦情簿を作成して本部への報告、園内には昼礼にて全職員に共有します。状況の把握だけでなく、再発防止策についても意見を出し合います。 |
| 【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
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【第三者評価結果:a】 日常的に保護者とコミュニケーションがとれるように、園の取り組みとしてお迎え時の5分間対応をおこなっています。園でのこどもの様子だけでなく、家庭でのこどもの様子を伺うとともに、その中から育児相談や園への要望などについての話題になることもあります。必要に応じて個別の面談なども随時実施する体制としています。 |
| 【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
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【第三者評価結果:a】 職員は普段の連絡帳や5分間対応で保護者からの相談や意見を伺う機会とし、伺った意見は施設長と共有し、必要に応じて園内での対応策の検討や情報共有をおこないます。内容によっては法人本部とも連携して対応します。 |
| 【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ヒヤリハットや事故簿については都度作成して職員間で共有します。年度末に改めて分析や振り返りをおこない、安心・安全な環境を提供できるように努めています。戸外保育日誌、点呼、午睡チェック表を使用した確認をおこなうなどの具体的な安全対策を実施し、緊急時に備えた訓練やAED研修なども実施しています。 |
| 【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 職員会議にて感染症に関しての勉強会をおこない、できるかぎり予防対策がとれるように努め、発生してしまった際にも迅速に適切な対応がとれるように努めています。園便りの保健コーナーにて感染症の予防や発生時の対応について、保護者に情報提供し、感染症発生時には玄関にて感染者数を周知し、注意喚起をしています。 |
| 【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 災害時などに組織的に対応ができるように事業継続計画や職員の時差退社計画を策定しています。月1回の避難訓練、年1回の引き取り訓練をおこない、保護者にも災害時などにどのようにこどもの引き渡しをするかを確認しています。適宜マニュアルの見直しをおこない、各リスクに対して適切な対応がとれるように備えています。 |
| 【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 法人共通の業務マニュアルを使用して均一なサービスが提供できるようにしています。新規職員は入社時に研修をおこない、OJTなどによる教育もおこなっています。さらに、園独自の早番、遅番の手順書を作成して、より具体的な業務内容が把握できるように工夫しています。全体的な計画に養護・教育の領域を詳細に定め、それをベースとして年案・月案・週案を作成しています。 |
| 【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
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【第三者評価結果:a】 毎月、各クラスの評価やケース会議をおこない、一人ひとりのこどもに対する理解を深めて、より良いクラス運営がおこなえるように振り返りや改善の機会としています。管理栄養士と毎月、各クラスで食育担当と会議をおこない、給食の進め方や食育活動について改善を図っています。 |
| 【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 定期的に、幼児リーダー、乳児リーダー、施設長を中心にして保育内容や保育計画の確認、見直しをおこない、改善を図っています。各クラス、幼児組、乳児組でも月1回会議をおこない改善に努めています。支援が必要なこどもがいる場合は、会議の際や、別途昼礼後にケース会議をおこない、適切な保育のための話し合いができる機会としています。必要に応じて市の支援機関と連携し、個別計画を作成しています。 |
| 【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 3歳未満児は全体の計画と併せて個人別の計画を立て、振り返りをおこない、次の計画に反映させています。職員会議や昼礼の時間を使って職員間で情報を共有しています。指導計画は施設長を中心に職員会議やケース会議、園内研修などにて見直しをし、こどもの姿からよりよい保育内容を協議したり保護者面談の結果を取り入れたりしています。より適切な保育目標を立てて保育に取り組めるように法人として全体的な計画・指導計画の見直しもおこなっています。 |
| 【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
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【第三者評価結果:a】 保育支援システムを使用して園児台帳の作成や児童票の保存、毎日のこどもの様子などの記録をしています。記録した情報は職員が誰でも確認することができ、担当クラス以外の情報も把握できるようにしています。 |
| 【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
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【第三者評価結果:a】 個人情報書類は個人別、または種類別にファイリングし、施錠できる棚で保管・管理をして、事務所外への持ち出しは禁止しています。毎年プライバシーマーク取得継続のための研修・テストを全職員に実施し、個人情報などの取り扱いが適切にできるようにしています。入園時には必ず保護者に対して個人情報の取り扱いについて説明し、個人情報取り扱いについての同意書を取り交わしています。 |
評価結果内容評価
| 【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 全体的な計画は、法人本部で作成し、養護・教育の領域を詳細に定めています。それをベースに施設長や担当職員が意見を出し合いながら、年案・月案・週案を作成しています。特に地域支援などについては詳しい担当職員と相談しながら作成しています。全体的な計画の見直しについては施設長が年1回おこなっています。 |
| 【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
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【第三者評価結果:a】 こどもたちが清潔に安全に過ごすことができるように、毎日の清掃のほか定期的に玩具の消毒をおこなっています。 また、手洗い場には手の洗い方のポスターを掲示し、こども自身も清潔保持ができるように工夫しています。 エアコンの温度設定は徹底し、こどもが快適な環境で過ごせるようにしています。絵本コーナーを施設内に設け、こどもがくつろぎクールダウンできる環境を整えています。また、毎週各クラスの破損や故障箇所がないかチェックリストを作成して確認し、破損や故障箇所があれば素早く対応できるよう心がけています。 |
| 【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 こども一人ひとりに対する理解を深めるために、必要に応じてケース会議を開き、職員同士で意見交換をしています。また、昼礼時にはエピソードについて伝達しあい、職員全員でこどもへの理解が深まるように考察をしています。コミュニケーション向上についてや、こどもの観察の仕方・対応の難しいこどもの保育などについての研修をおこない、こどもの発達についての理解を深め、統一した対応がおこなえるようにしています。 |
| 【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 生活習慣を身に着けるため、こどもの様子を見ながら発達段階に合わせた食事、排泄、着脱の練習をし、こどもの「やりたい」という気持ちを大事にしています。また、お箸の練習については栄養士が箸の持ち方のレクチャーをおこなっており、保育者だけでなく栄養士や保護者とも連携をすることで園と家庭と双方でこどもの生活習慣をサポートできるようにしています。食事量、睡眠時間、排便の様子など細かく確認し、普段と違う場合は帰りの際に保護者に伝え、いち早くこどもの体調の変化に気付くことができるようにしています。 |
| 【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
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【第三者評価結果:a】 こどもの自主性、自発性を尊重し、保育内容にあった環境を事前に準備してシミュレーションをおこない適切な支援ができるよう努めています。再構成する必要があれば職員同士で話し合い、より良い保育ができるよう工夫しています。 集団遊びや伝承遊びを通し、自分たちでルールを守ることや友だちとの関わり方を考える機会を提供しています。ルールを守る大切さや必要性を体験し学ぶことで、生活と遊びが豊かに展開されるように取り組んでいます。また、戸外に出られる日は、園庭や公園に行き屋内だけでなくさまざまな場所で十分に体を動かし活動できるようにしています。 |
| 【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
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【第三者評価結果:a】 保育者は、0歳児一人ひとりが安心して過ごせるようにお気に入りの玩具を用意し、落ち着いて過ごせる場所を設定しています。穏やかな音楽をかけることで新しい環境に慣れるまでの環境作りを工夫しています。 食事に関しては、発達段階で食事の時間を分けることで、こども一人ひとりに職員がゆったりと関わり落ち着いて食べられるようにしています。 また、降園時に保護者へ体調管理や食事、睡眠管理などについて当日のこどもの様子をしっかりと伝えることで、園と家庭の双方で同じように進められるように、コミュニケーションを図っています。 |
| 【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
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【第三者評価結果:a】 1・2歳児の保育では、自我の育ちや、こどもの「やりたい」という自主性を尊重した保育をおこなっています。 また、トイレトレーニングは、こどもの発達を把握した上で、家庭と一緒に進められるように、普段のお迎え時の保護者との会話や懇談会、個人面談において話し合いする場を設け、無理に進めずこども一人ひとりのペースに合わせて進められるようにしています。そして、1・2歳児は自我が芽生え始め、友だちとの関わりも増えてくる時期のため、友達同士の交流の広がりを見守りつつ、相手とのコミュニケーション方法を伝えることや、言葉に出して伝える援助をおこない、友だちや保育者との触れ合いを大事にしています。 |
| 【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
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【第三者評価結果:a】 3歳以上の保育では、集団での生活の中で思い通りにいかない時などには、保育者が一緒に寄り添いどうしたらよいのか考え丁寧に支援をしています。また、 生活の場では、当番活動を通して自主性を育て、こどもたちが主体的に活動できるように援助しています。そして 異年齢児クラスとの合同保育も定期的に実施し、交流を広げることで社会性や思いやりが育まれるような経験ができるようにしています。 |
| 【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
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【第三者評価結果:a】 保育者は療育職員と連携を取りながら支援の質を高めています。療育の様子を保育者が実際に確認しに行くことで、療育職員と情報を共有し、安全面に配慮したうえで発達段階に応じた個別の支援計画を立案しています。保護者とも日頃からこまめにやり取りをし、共通の認識のもとで統一した支援がおこなえるように努めています。また、外部や藤沢市がおこなう障がい児支援に関する研修にも保育者が参加し、支援に必要な知識と理解を深める取り組みも進めています。 |
| 【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
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【第三者評価結果:a】 保育者は、お絵描きや折り紙などさまざまな種類の遊びを準備し、こどもが好きな遊びを自分で選べるようすることで保育時間の長いこどもが安心してくつろげる環境を整えています。また朝、昼、夕方と部屋や玩具を変えることでこどもたちが飽きずに落ち着いて遊べる環境作りをしています。 |
| 【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
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【第三者評価結果:a】 就学にむけて園では、幼少連携会議に参加し地域の幼稚園、小学校と連携して小学校就学を見通した保育をおこなっています。小学生との触れ合い遊びや、授業参観への参加などを実施し環境を知ることでこどもたちが安心して小学校就学できるように支援体制を整えています。藤沢市発行の小学校入学に向けた資料などは保育園内に掲示し、保護者と共有しています。 |
| 【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 保育者は、日々の健康チェックをおこなうとともに園内での怪我については保護者のお迎えの際に必ず謝罪と説明をしています。担任以外でも対応ができるように、申し送りノートにて職員間で情報共有をおこなっています。 また、入園時には必ず保護者に乳幼児突然死症候群についての情報提供をすることや保育室に予防方法を掲示しています。乳幼児突然死症候群を防ぐため0・1歳児は5分間隔で午睡チェックをしています。 |
| 【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
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【第三者評価結果:a】 0歳児は毎月、1歳児以上は年2回の健康診断をおこない結果は健康ノートで保護者に共有しています。異常があった場合は保護者に説明をしています。日頃の体調に関しては、連絡帳アプリを使用し保護者と共有しています。歯科検診は年1回おこない、結果は結果表に記録して保護者に配布しています。検診結果は事務室で保管し、職員全員が閲覧して情報共有ができるようにしています。 |
| 【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 入園時に施設長、栄養士、担任が保護者と面談をおこない、アレルギーの有無や喘息、アトピーなどの慢性疾患の有無を丁寧に確認しています。アレルギーや疾患がある場合は、医師の指示をもとに保護者と話し合いを重ね、生活管理指導票を用いて職員間で情報を共有し、確実に対応できる体制を整えています。さらに、調理法や食材に関する情報も保護者と職員間で共有しています。特にアレルギーがないこどもでも、体調に応じて牛乳の提供を控えるなど柔軟に対応しています。 |
| 【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
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【第三者評価結果:a】 園では、定期的にクッキング保育や夏野菜の栽培をおこない、収穫の喜びや食べることの楽しさをこどもたちが実感できるようにしています。栽培した野菜を給食で食べることで食への関心を育み、年長児は自分の給食を自分でよそうことで適量を意識する力を身につけています。また、年長児が栄養士と一緒に買い物に出かけ、食材に触れる体験を通して食への理解を深めています。さらに年に2回、法人全園で連携した給食フェアを開催し、特別な献立の提供や保護者の試食会を実施しています。 |
| 【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
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【第三者評価結果:a】 栄養士が毎月テーマを設定して献立を作成し、季節感や行事食を取り入れながら、こどもたちの発達や日々の様子を踏まえて内容を決めています。給食を作った管理栄養士は、必ず食事中のこどもたちの様子を観察し、食べる量やスプーン・箸の使い方、食事内容が年齢や発達段階に合っているかを確認しています。その記録をもとに日々の給食を見直し、安全で美味しく楽しく食べられるような工夫を重ねています。 |
| 【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 毎日の連絡帳や5分間対応にてご家庭でのこどもの様子を聞き取り、必要に応じて昼礼等で職員間での情報共有をして保育に反映しています。 保護者が少しでも不安がある場合は、個人面談や保育参観などを実施し、安心してこどもを預けていただけるような対応を適宜おこなっています。また、保育の様子やイベントのドキュメンテーションを玄関に掲示しこども成長や表情を保護者に共有しています。 |
| 【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 毎日の連絡帳とお迎え時の5分間対応で保護者とコミュニケーションをとることを大事にしています。また、担任以外も積極的に保護者対応することで、園全体で保護者の支援ができるようにしています。保育者だけでなく、栄養士が対応することで栄養面についても保護者が気軽に相談できる体制を整えています。 そして、年3回の個人面談だけでなく、気になることがあれば随時面談をおこない保護者が安心して子育てができるように支援しています。 |
| 【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 虐待等権利侵害の兆候を見逃さないよう毎日の視診や保護者とのやり取りから少しでも気になることは施設長に報告し、些細なことも記録を残すようにしています。 必要に応じて本部や藤沢市に報告をするなど速やかに対応する体制を整えています。年1回必ず、人権・虐待に係る研修をおこないこどもの人権擁護について職員全体で理解を深めています。 |
| 【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 職員は年2回、自己評価チェックリストを作成し、それをもとに施設長と面談をおこなうことで、自身の成果や課題を振り返る機会としています。また、人権擁護のセルフチェックリストも活用し、日々の保育やこどもとの関わりについて振り返りをおこなうことで、保育の質の向上やこども一人ひとりの尊重に努めています。 |
