川崎国際保育園
第三者評価機関名 | 一般社団法人かわさき福祉相談センター |
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名称 | 川崎国際保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 15(15) 名 |
所在地 | 〒210-0838 川崎市川崎区境町10-8クレストK2 |
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TEL | 044-200-7478 | ホームページ | https://www.kawasakikokusai.com |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2007年08月29日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社川崎国際商事 | ||
職員数 |
常勤職員:8 名
非常勤職員:1 名
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専門職員 |
園長:1 名
主任:1 名
保育士:4 名
調理員:1 名
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施設・設備の概要 |
保育室:1室を3分割
調理室:1室
事務室兼休憩室:1室
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【保育理念】 子どもの人権や主体性を尊重し、子どもの幸福のために保護者や地域社会と力を合わせ、児童福祉が推進するように関わっていき、併せて家庭援助を積極的に行う。常に深い愛情を持って子どもと接します。 また四季に合わせた遊びを展開し、日本の伝統文化を大切にしながら古き良き習慣や正しい日本語を習得できるよう 配慮しながら明るく楽しく日々を過ごせるような保育を目指します。 【保育方針】 1.個々に子どもに寄り添い、信頼関係を築き、安心して過ごせるように配慮し豊かな愛情で健やかに成長できるように保障します。 2.保護者様に対しては誰でも相談できるような環境と空間、雰囲気を作り、信頼関係を築けるよう目指します。 3.良質な保育サービスを提供するために職員は資質向上に努め、研修を積み、総合力を発揮できるよう目指します。 4.園児には日々を楽しく過ごせるような食事やあそび、睡眠に十分配慮し、毎日の基本的な生活習慣のリズムが確立できるように目指します。 |
【積極的なコミュニケーション】 担当以外の子どもに対しても声掛け(抱っこなど)を行い、日本語の話せない保護者も含む全ての保護者に対しても必ず言葉を掛けています。 【異文化理解】 多国籍の子どもが在籍しているので、毎年対象国を決めて挨拶の言葉や食事などの分化を理解する取り組みを実施しています。 【目の届く小規模保育】 規定よりも多い職員数を維持しており、職員全員で全ての子どもを見守り、保護者と接しています。子ども一人ひとりの体調や体質・成長過程・興味の有無・好き嫌いや家庭環境を全職員で把握しています。 【外国籍の保護者対応】 外国籍の保護者が多いため、日本語に不安のある人には、中国語など語学堪能な園長が翻訳機を用いて、ゼスチャーや写真、ローマ字による手紙など、様々な方法で理解してもらえるように、焦らず・時間をかけて丁寧に対応しています。 【保護者との情報共有】 保護者向け専用アプリを活用して、発達記録・保育記録・午睡時のチェックや身体測定の結果や感染症等の情報の共有を図り、連絡帳機能を用いて日々の密な連携・連絡を行い、災害時の安否確認にも活用しています。 |
評価実施期間 | 2019/04/18(契約日) ~2020/03/07(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特に評価の高い点 | 【食事・食育】 園長自らが安心できる食材を調達し、調理員は子ども達全員のアレルギーや食の好みや食べる量、成長状況を把握しており、数本の包丁や道具を使い分けて、子どもたちの五感を刺激する食事を提供したり、季節食や海外の食事を提供したりして、子どもが食事に興味を持つように工夫しています。 離乳食や幼児食への以降については、月齢だけでなく食べる様子や体調・好みなども勘案して提供しており、子どもたちの食の幅を広げて興味を持たせ、食事を楽しいと感じることを心掛けています。 【発達過程を見守る支援】 当園には「川崎市発達相談支援コーディネーター」の資格を持つ職員が複数人在籍しており、他の園児と比べて感じた様子を保護者に伝えることができるため、育児の際に注意することや気を付けること等をアドバイスして、家庭と園の両方で発達過程を見守る体制を整えています。 |
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改善を求められる点 | 【文書化に向けた取り組み】 小規模園で職員が少人数のため、研修報告や保護者等の面談・相談の報告などは、職員会議の口頭伝達で済ませており、記録保管が不十分です。指導計画の変更や見直しも適宜おこなわれ、全員出席の会議で情報共有できていますが、会議の内容や改定記録を残されることが望まれます。 また、昼礼での伝達事項を引継票に記録して情報共有を図っていますが、実際に共有ができたか否かを確認するシステムがなく、伝達・共有漏れを防ぐためにも、確認する取り組みが望まれます。 【ボランティアの受け入れ】 ボランティアの受け入れマニュアルが整備され、受け入れ体制も確立されていますが、まだ受け入れの実績がありません。 園の掲示板を活用して積極的に働きかけていますが、地域の学校教育施設への協力要請には至っておらず、明文化もされていません。 地域の方々との交流の場としてのボランティア受け入れについて、体制が整っていることを積極的に伝えることが期待されます。 |
当園は小規模保育事業として活動3年目に入る保育園です。第三者評価を受けること自体が初めての園でした。 実際に受審してみて、知らなかったことや分からなかったこと、園に足りていないところが浮きぼりになり、取り組むべき課題がはっきりと見えてきたことが大変に良かったことと思いました。 お子様一人ひとりを大切に見つめ、スタッフも園児もいつでも笑顔の絶えない保育園でいたいです。 当園ならではの特徴を生かしながら、これからもスタッフ一人ひとりがそれぞれの専門性を発揮でき、まわりと協力し合いながら高めていき、今後もさらなる磨きをかけ、よりよい保育に努めていきたいと思います。 株式会社川崎国際商事 川崎国際保育園 代表兼園長 供田 幸子 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 保育理念と目標を玄関に掲示しており、法人ホームページやパンフレット、保護者向け配布物等に 掲載しています。職員には、入職時の説明や会議・研修等で規範となる「保育実践の3本柱」と併 せて周知徹底を図っています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 事業経営をとりまく環境と経営状況について、川崎市・川崎区の協議会や、各種連携会議には園 長や主任が積極的に参加して、日頃から情報収集を行っています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 経営課題に関しては、小規模認可保育園であるため転園が前提であることに加え、外的要因で0 歳児の希望者が減少していること等、園児数確保などの変化する状況を分析して、職員全体で共 有しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 運営状況を踏まえ、保育理念や保育方針の実現に向けた中・長期計画が策定されています。中・ 長期計画の内容はビジョンが明確化されており、事業所内にも掲示され全職員が確認できるよう になっています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 中・長期計画を踏まえた単年度の事業内容の具体的な計画が策定されています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 事業計画については、アンケートや口頭で寄せられた家族からの意見や、職員からの意見や提案 を集約して、職員会議で検討し策定される仕組みとなっています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 事業計画は玄関に掲示している他、法人ホームページにも掲載して保護者が閲覧できるように なっています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 保育の質の向上に向けてクラス毎の自己評価を年に4回実施しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 事業活動の振り返りや日常の保育活動、自己評価の結果から検討課題を明らかにし、職員会議 で課題の共有化を図っています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 「職員役割分担表」や社内の組織図に、園長の役割と職務上の責任が明文化され、保育園におけ る全ての責任は園長に帰する旨が記載されており、職員会議や定期的な園内研修で、全ての職 員に説明・確認を行い、周知に取り組んでいます。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園長は遵守すべき法令等を正しく理解するために、自ら園長会や外部研修に積極的に参加して、 法令遵守や不適切な事例などの情報収集を行って知識を深めています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 園長は現状把握のために、日々の振り返りと日案等の確認を大切にしており、保育の質の向上に 意欲的に取組んでいます。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 園長は人事・労務・財務の状況について常にチェックして分析を行い管理に努めています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 園の中・長期計画で看護師の重要性・必要性を掲げており、入口横の掲示板や求人情報誌等を 活用して募集を行っています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 事業計画に保育方針を明記して園の目指す保育士像が明確になっています。職員会議等で職員 への説明を徹底しており、個人の年間目標に反映させています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 園長は全ての職員との個人面談を実施して、本人の意向だけでなく職務に留まらない悩みなどを 聞き、個別の面談記録で継続的な個別支援にいかせるように工夫しており、ワーク・ライフ・バラン スに配慮した職場環境作りを実施しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 職員一人ひとりの育成のために、職員個人別研修計画(自己向上シート)を作成しており、保育方 針に記載された保育士像を踏まえた目標を設定しており、園長との年2回の面談で目標達成度の 確認を行うとともに、目標の見直しも行います。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 保育方針に記載された「保育士像」は園内に掲示されて職員が目に付く環境になっており、研修計 画についても事業計画に明文化されています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 園長・主任は、面談や日々の保育状況から、各職員の知識・技術水準・専門資格の取得状況を把 握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 実習生の受け入れマニュアルが整備され、受け入れ体制も確立されており、実習生の受入れに関 する情報を園の掲示板を活用して働きかけていますが、まだ依頼がなく受け入れの実績がありま せん。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 行政や園のホームページ・園の玄関横の掲示板・パンフレット等で、保育理念や保育方針、保育の 様子などを掲載して情報公開を行っています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 校正かつ透明性の高い適正な経営・運営のために、事務や経理などの役割については、園の事 業計画・役割分担表でルールや責任を明確化し、職員全員に説明・理解を促し、明文化して閲覧可能な状態にしています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 事業計画に地域の子ども・子育て支援事業についての計画が記載されており、取り組みの記録が 残されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ボランティアの受け入れマニュアルが整備され、受け入れ体制も確立されていますが、まだ受け入 れの実績がありません。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 地域の関係機関を明示したリストを事務所内外に掲示して全ての職員が対応できるようにしてお り、連携が適切に行われています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 提携園や近隣園や民生委員との会議や町会への参加、近隣の保育施設と密に連携しており、関 係機関からの情報収集を心掛けています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 地域の福祉ニーズに基づいて、園が有する福祉サービスの専門的な知識や交流の場・情報を還 元すべく、今年度も一時保育や予約制の保育相談、おむつ交換スペースとしての赤ちゃん駅を継 続的に行っています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 園の保育目標の達成のために「怒らない保育」「笑顔で保育」「静かに保育」を実践することを心掛 けており、掲示物や職員会議での唱和などで職員へ周知しています。入園説明会で保護者にも説 明しておりホームページにも掲載しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 子どものプライバシー保護や権利擁護についてマニュアルが整備され、虐待等について外部研修 にも参加しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 見学は随時受け入れ対応しています。パンフレットには保育理念や保育方針、年間行事、1日の 過ごし方等が写真や図入りで掲載されています。口頭でも丁寧に説明をしています。ホームページ でも園の様子が紹介されています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 パンフレットや入園案内、重要事項説明書等に基づき、延長利用や早朝利用、土曜日の利用等の 内容を、入園の面接時や入園前説明会で保護者に説明し、同意を得ています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 家庭の事情や意向により保育所を変更する際には、所定の保育記録を引継ぎ園に持参し保育状 況や身体状況等を伝えています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもの言葉や表情・行動等を日々観察して、子どもの意向や満足度を把握するよう努めていま す。言葉でうまく表現できない場合は表情や動作に注意し意向を確認しています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 苦情解決の仕組みが整備され、園長・主任が窓口になっています。第三者委員が設置されている 旨を重要事項説明書にて説明し、玄関にも掲示して周知を図っています。玄関に意見箱も設置し ており、保護者が苦情を伝えやすい工夫をしています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 園長を含む全ての職員に対して相談できる旨を「園だより」にて保護者に周知しており、日々の送 迎時にも保護者とのコミュニケーションを心がけ、玄関に意見箱を設置して、相談や意見が述べや すい環境を作っています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 保護者会等で確認した意見や相談、アンケートや意見箱に寄せられた内容は職員会議等で周知 し、苦情対応マニュアルに沿って当日、または近日中に対応しています。どの職員でも相談を受け られるような体制を整備し保護者にも周知しています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 園のリスクマネジメント体制が構築され、防災計画・災害時マニュアルも整備されています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 感染症マニュアルは厚生労働省の感染症対策ガイドラインに基づき整備され、毎年内部研修で見 直しを行っています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 防災計画、災害時マニュアルを整備して毎月避難訓練を実施しています。訓練ごとに振り返り見直しをしています。保護者参加の引き渡し訓練も定期的に行っています。災害時の安否確認のために保護者向け専用アプリや災害伝言板について保護者・職員に周知しています。食料・水分を3日 分保管し事務員がリストを管理しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 保育の標準的な実施方法については、保育理念・方針に基づいたマニュアルや保育課程、事業計 画、権利擁護に関する資料を明文化しており、園児の個別指導計画・対応資料を作成して、一人 ひとりと向き合う姿勢が共有されています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 標準的な実施方法の見直しとして、午睡中の日案・週案の見直し、週1回の職員会議・月1回の全 体会議での月・半期年度末の振り返りを実施しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 個人指導計画の策定は、保護者や関係職員・行政・関連施設団体と連携し、責任者の園長と担任 を中心に行い、全職員で全児童の情報を共有して対応しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 指導計画の評価・見直しは、主任が中心となって実施しています。日々の保育記録の評価と保護 者面談を実施し、週1回の職員会議とケース会議を経て、年齢に応じた定期的な見直しを行ってい ます。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:b】 健康状態や食事状況や日々のエピソード等、指導計画に基づく保育の記録や子どもの発達記録 は保育日誌に記録され、専用アプリを用いて保護者に送信しています。職員に表現見本を配布 し、個別指導も実施しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 個人情報保護規程等で子どもの記録に関する取り扱いを定めており、園長が鍵のかかる保管庫 で管理しています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 全体的な計画は児童福祉法、保育所保育指針を基にした保育理念・保育方針・保育目標に基づき、 家庭や地域の状況を踏まえ0歳児~2歳児それぞれの心身の発達状況に応じた編成となっています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 室温は極端な温度差とならないよう外気温±5℃に保ち、湿度は40%~60%になるよう冬場は加 湿器を使用して配慮しており、定期的に窓を開け換気をする他、24時間換気を使用しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもにとっての最善の利益を考慮し、心身ともに健やかな子どもを育てるために、子どもの発達過 程や家庭の環境などそれぞれの子どもについての状態や状況といった個人差を確認し、個別指導 計画に記録しています。それらの内容は職員間で共有し日々の保育に活かしています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもの発達状況に合わせて食事・排泄・睡眠・更衣等生活習慣を身につけられるよう指導計画を 立てています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ひとつの保育室を棚や戸を使いクラス毎のスペースに仕切っていますが、遊びなどの活動時は異年 齢も一緒になって遊んでいます。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 保育室はひとつですが棚や扉で仕切られており、0歳児のみで過ごすスペースが確保されています。午睡以外にも午前・夕方と多く睡眠時間をとる工夫をしています。0歳児の担任保育士が早番か ら帰る時間まで必ず2名配置されるようにシフト調整をしていますが、他クラスの保育士も状態が把 握できる体制としています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 食事・排泄・着替えなど身の回りのことは、子どもが自分で行う意欲を持つことを優先的に考え、自 信に繋がるように介助や言葉掛けて、できる力(範囲)を見極めています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 <対象外> |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 現在、障害のある子どもは在籍していませんが、受け入れに備えて園長・主任が「川崎市発達相談 支援コーディネーター」の資格を取得しています。発達障害の診断は行えませんが、0~2歳児で あっても他の園児と比べて感じた様子を保護者に伝えることができるため、育児の際に注意すること や気を付けること等をアドバイスして、家庭と園の両方で発達過程を見守る体制を整えており、その 知識や技術を内部研修にて全保育士に指導しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 保育室は長時間の保育時にもストレスがないよう明るさ・音・温度等に配慮しており、小規模保育園 のためクラスの垣根を越えた関わりができる環境となるように保育室内の配置をしています。 長時間保育は子どもの精神的な負担が大きいことを入園前に説明しており、0歳児には延長保育や 週6日の長時間保育をなるべく避けるようにお願いしています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 <対象外> |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 川崎市作成の健康管理マニュアルに基づいた保育所のマニュアルを作成し、子どもの体調の変化 等を保健日誌に記入しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 年に3回(5月・10月・2月)の健康診断・年に1回(6月)の歯科検診を実施しており、健康診断の結果 は書面で保護者に伝えるとともに、記録をして結果を保育士全員に周知し共有しています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 アレルギーのある子どもに対し、厚生労働省が示す「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」 に基づきアレルギー対応マニュアルを作成して対応しています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 食育計画に基づきクラス毎に食を楽しめるよう計画を立てています。喫食状況等を記録しており、調 理員とも参加する毎月の給食会議で内容を検討して、その後の計画に役立てています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 川崎市こども未来局子育て推進部保育課作成の「栄養価入り献立カード」を基に調理員・保育士が 連携して食材の切り方や調理方法、子どもが好きなキャラクターや動物の形にした盛り付け方や、彩 り・量などを工夫して子どもの心を掴み、楽しめる食事を提供しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 家庭とは送迎時にコミュニケーションを取り、家庭での体調や遊びの様子、園での活動や睡眠・食事 等の様子を確認し合うと共に、園児別のアプリの連絡帳でも管理しており、子どもの成長や様子・情 報を共有しています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 毎日の送迎時に保護者とコミュニケーションをとり、常に優しく笑顔で接し、相談しやすい環境を整え て、全職員と保護者との間で信頼関係を築くことを心掛けています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 園独自の虐待防止マニュアルを整備しています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 園独自の振り返りチェック表があり、職員間の話し合いや自分の作成した指導計画等を通じて、年1 回の自己評価を行っています。自己評価を踏まえて園長面談を実施し、次の保育に向けて自己啓 発表を作成して保育実践の改善に努めています。 |