藤沢市立善行保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | 藤沢市立善行保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 118 名 |
所在地 | 251-0871 藤沢市善行2-18-1 |
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TEL | 0466ー81ー6169 | ホームページ | http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 1966年05月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 藤沢市・藤沢市長 鈴木 恒夫 | ||
職員数 |
常勤職員:17 名
非常勤職員:11 名
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専門職員 |
保育士:22 名
保健師(本課に配置):3 名
栄養士(本課に配置):2 名
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施設・設備の概要 |
保育室(5)保育室兼ホール・事務室・調理室・休憩室・一時預かり保育室(各1):園庭(善行乳児保育園と兼用)、砂場、プール、すべり台、鉄棒、登り棒、ジャングルジム
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施政方針の一つのテーマ「笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる」において、次代を担う子どもたちの誰もが夢と希望を持ち、健やかに成長できる「まち」を目指し、子どもや子育て家庭に寄り添った支援の充実と、「藤沢教育大綱 学びの環・人の和・元気の輪」に基づき、学びを通して、未来への夢や目標に向かい、生きる力を育めるよう取り組んでいます。 市民や関係団体と行政が連携・協力して、子ども・子育ての取り組みを進め、子ども・子育て支援事業計画の将来像である「未来を創る子ども・若者が健やかに成長する子育てにやさしいまち」の実現を目指します。 それを受けて、子ども一人一人の健やかな育ちを保障するため、保育の内容の充実を図るとともに保育の質の向上に努め、保護者が安心して預けられる保育園を目指します。また、育児相談や世代間交流等の子育て支援に取り組みます。 |
3歳児クラスから5歳児クラスの各学年2クラスの編成です。そして、0歳児から2歳児クラスの善行乳児保育園と隣接しているため、日ごろから交流の機会を多く持ち、思いやりや、あこがれの気持ちを育むなど、異年齢ならではの関わりを充実させています。乳幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う時期であるため、保護者との連携をとりながら生活リズムを整え、人への信頼感を育み、子ども一人一人が安心して生活できるような温かい関わりを心がけています。 |
評価実施期間 | 2019/06/12(契約日) ~2020/03/20(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 2 回(2013年度) |
特に評価の高い点 | ・4・5歳児は「ちゃれんじカード」で「がんばりたいこと」を担任が聞き取って努力目標をカード化し、個別性の高い保育に取り組み、満足・達成感を育むことに力を入れている。子ども自ら目標が設定できるようにすることで自分を見つめ直し、達成のために行動意識することに繋げている。また、自ら達成感を味わったり、他人の達成を賞賛したりする機会にもなっていることがうかがえる。 ・斜面や石垣のある園庭という特徴的な環境を活かして、子どもが楽しく安全に遊び、園庭でも足腰の鍛錬につながっていることが見受けられる。また、園庭の畑で用務員と一緒に野菜を育て、さらに調理員と調理して食するまでの過程を経験する機会があることは、善行保育園ならではの特徴的な取り組みになっている。 ・「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」について職員の理解を深め、さらに保護者に分かりやすく伝えることに注力している。春夏秋冬4期に分けて「健康な心と体」「共同性」「社会生活との関わり」などの姿を、具体的な保育場面の写真やコメントを添えたパネルで掲示している。 |
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改善を求められる点 | ・保護者が子育てや仕事、家庭のことについて、相談しやすい雰囲気づくりをしていくことが求められる。また保護者と担任がしっかりとした信頼関係でつながるよう、より一層の関係づくりが促される。保護者対応や相談支援のスキルについては、保育士ごとにスキルのばらつきがあるように見受けられる。保育士のスキル向上・対応の統一に取り組まれたい。 ・職員の育成や評価は、藤沢市人材育成基本方針によって行われている。市が主管する職員研修をはじめ、園内研修などによって充実を図り、職員が自主的に学びを深めることに取り組んでいる。また、目標管理によって達成状況を自己評価や面談などにおいて確認している。それらの取り組みを通じて、保育の質の向上や遊びの充実させ、子どものより良い発達に繋げることを目指されたい。 |
この第三者評価を受けたことにより、利用者からの意見や要望なども含め、全職員で共有し一人ひとりが保育の振り返りを丁寧に行い、かつ課題についてはそれを補足する提案及び実践することで職員の自信となっているため、より良い保育への改善に繋げて参ります。また、公立保育園として、市民に対して、保育園の使命を含めた子育て支援の情報を提供することについては、その周知の内容が不十分であることと改善に向けての助言をいただきました。今後においても地域に開かれた保育園を目指すため、特に自治会や近隣地域との連携については、保育がわからないことを前提に保育の実践内容を細やかに説明し、災害時等には協力を得るという明瞭な発信についても学びました。 さらに、内容評価において「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」への理解や保護者への周知については方向性が合致していることを確信できたため、保育の環境について学びを深めるとともに、これからも子どもの主体性を考えた保育を展開していきます。 なお、中・長期計画については市の財産である施設のため、各保育所において物的にも人的にも独自の計画を立てることは困難であり、保育のニーズ把握についても本課とともに実施しており、今後も引き続き対応してまいります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページには藤沢市公立保育園の保育目標とともに、各園の紹介の中に園目標が策定され示されている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・藤沢市子育て企画課や保育課、藤沢市公立保育園14園の園長会などを通じて、市、社会福祉事業、各種福祉計画の動向と内容などが伝えられている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市の福祉及び子育てについての課題は、園長会などで分析や議題とされ各園に共有されている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・藤沢市では「藤沢市公共施設再整備基本方針」及び「第2次藤沢市公共施設再整備プラン」に基づき「藤沢市保育所整備計画(ガイドライン)」、保育所保育指針を踏まえた「藤沢市保育計画」を作成している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子ども青少年部及び保育課の目標を踏まえて善行保育園の単年度の園目標を立てている。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度初めの職員会議において、前年度の反省に基づいて作成した園目標や年間計画案を検討し、事業計画の策定につなげている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園目標、年間保育計画、月間保育計画及びその月のねらいは各保育室に掲示し、さらに懇談会で保護者への周知に努めている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年齢ごとに2クラスあるため、クラスごとに作成した月案を2クラスで確認、評価をした上で全職員に配布している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市の保育に関するアンケート調査を実施して意向や要望の把握に取り組んでいる。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園長の責務は運営方針や、保育園の規則で定められている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・市の藤沢市内部統制推進のための運用ガイドラインを理解して行動するように努めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・目標設定シートによって保育の現状把握(年3回のヒアリング)に努め、保育の質の向上につなげている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市で実施されている職員の意向調査をもとに異動やクラス希望を確認しており、クラス編成に生かしている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・新卒職員は藤沢市の基準に沿って公務員として採用されている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市人材育成基本方針において、公務員として「期待する職員像」「標準職務遂行能力」が示されている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・就業状況は市の勤務管理を利用しており、残業や年休の取得が集計され分析可能になっている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・目標管理シートを用いて職員一人ひとりの育成に取り組んでいる。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・市として必要な階級別基本職員研修が行われ、園では保育士としてマンツーマン研修を実施している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・研修への参加実績は平均年3回程度であり、主任がクラスに入るなど職員体制に工夫をして参加できるようにしている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・善行、善行乳児保育園と共同で受け入れを行うことで、乳幼児いずれの対応も可能になるようにしている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・市のホームページ、14の公立保育園で発行する「ほいくえんだより」、各保育園の便りや通知、掲示において公表している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・公立保育園として定期的に県・市の監査を受けている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・近隣保育園の年長児同士がお互いの園を行き来して遊ぶ機会を設け、子どもが地域での交流を広げられるように取り組んでいる。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育体験・ボランティアの実施について園長会で主旨を定めている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域包括ケアシステムにおいて全庁的な体制を整備し、藤沢市地域子ども・子育てネットワーク体制を整備している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域育児センター事業に挙げた内容について、定期的な地域交流や小規模保育施設への園庭やプールの設備の貸出の取り組みを行っている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・独居の高齢者を対象に世代間交流を実施している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保育の手引きの中に藤沢市立保育園の目標として記されている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページ等に掲載する写真については書面による同意を得て使用している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市ホームページやふじさわ子育てガイドにより、関連施設への共通の周知及び案内をしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園面談では保育園のしおりを使用して保育目標や行事、食事、健康についてなど保育園での生活に必要な事項について丁寧に説明している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・隣接の乳児保育園からの入園児については、児童票、申送り事項(一覧)で、特記事項や家庭状況、排せつ状況などについて引き継ぎをしている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎年12月に公立保育園統一で実施する「保育に関するアンケート調査」の結果は、保護者にプリントとして配布し、懇談会の際にアンケート結果に対する園での対応や、改善内容について口頭で伝えている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情受付担当者、保育園利用者相談室(第三者委員会)の設置があり、園内に掲示し保護者への周知を図っている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・意見箱は、職員から見えにくい場所に設置し、匿名で気づかれずに意見を入れられる配慮をしている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・面談での相談と対応は、児童票に追記し流れを確認できるようにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「業務記述書兼リスク管理表」では、保育園の具体的業務に関する実施者・作業の流れと具体的チェック方法・確認者・根拠法令等・注意点が記載されており、年2回チェックする流れとなっている。(藤沢市公立保育園共通書式) |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症マニュアルに基づいて、整備と取り組みは保健担当職員を中心に行っている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・緊急時組織図は職員室に掲示し職員間で周知、確認できるようにしている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育についての標準的な実施方法は藤沢市保育計画、保育園規則、保育の手引きに明示されている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保育の手引き、子どもや保護者への基本的な関わりについての項目と自己点検リストにより、振り返り及び見直しの仕組みがある。(保育目標、心構え、専門職として、保育方法、危機管理、ケガ対応、個人情報と守秘義務、防災、防犯、確認事項、会議話し合い、動向観察確認服務、月例行事、薬、配膳、アレルギー、オムツ、嘔吐、ごみ、) |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画策定の最終確認と責任者は園長であり、業務を統括する職務であることは善行保育園規則に明示されている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保育計画に基づき、会議を実施し期ごとに指導計画の振り返りが行われている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりに関する必要な情報を記録するしくみがあり、適切に保管している。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ファイリングシステム及び藤沢市行政文書取扱規定により文書管理をしている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育指針改定に基づいて藤沢市保育計画の内容も改定された。藤沢市公立保育園全園による保育内容委員会では年4回の勉強会を実施しており、「主体的」とはどのようなことであるかについても各保育園で協議し理解が深まるように取り組んでいる。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室内の温度と湿度を毎日測定し、日誌にも記録している。日中はカーテンで採光調節しており、遊びに集中するためカーテンを閉めるなどの工夫をしている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達過程は月間案の個人別配慮に記録し継続して確認できるような仕組みがある。学年の話し合い、保護者からの相談などでも把握に努め、家庭と共有できるようにしている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児期に身についている基本的生活習慣について、幼児期ではさらに理解を深めるため、子どもの印象に残るように丁寧に取り組むように努めている。丁寧に伝えることで、子どもが自分でやってみようとする気持ちを持つきっかけになるように支援している。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室のレイアウトでは、玩具の片づけがしやすいように写真で掲示したり、玩具箱を子どもと一緒に作り直したりすることで大切に使う気持ちが持ち自分も保育園の一員であることを自覚できるようにしている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 3歳児からの保育園であるため該当しない。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 3歳児からの保育園であるため該当しない。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児は隣接の善行乳児園からの入園がほとんどであることから、4月入園当時は保育士が応援にきて、受け入れやお昼寝などに入ることで円滑に移行できるように配慮している。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一日の流れや活動内容を絵と文字で伝え、掲示していつでも確認することができるようにしている。また、その場で必要な物、かばん、イスなどについても絵や写真で伝えており、その子にあった支援ができるように努めている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育時間が長くなる子どもが安心して過ごせるように、静と動のバランスを保ち生活リズムを整えることができるように配慮している。園庭使用表で確認しながら午後にも外遊びができるようにするなど、外気にふれ気分転換できるようにしている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・小学校見学で、運動会の練習など見学したり、一年生とゲームをするなど交流の機会としている。小学校には卒園児もいるため、子どもたちも楽しみにしている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保健指針に基づき、朝の挨拶時に、子どもの表情などを視診で確認するとともに保護者にも声をかけている。日中の子どもの体調変化については連絡ノートをポケットに入れて携帯しており、名簿としても使用できるので非常用にも活用可能としている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・身体測定、園医による健康診断、歯科検診、4,5歳児の視力検査を適切に実施し子どもの健康管理に努めている。健康診断や歯科検診の結果は保護者に伝え、必要に応じて通院をすすめている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市食物アレルギー対応の手引きに基づき、アレルギー面談を行い、一人ひとりの状況を確認し専用ファイルに詳細な情報をまとめ、薬も入れられるようになっており、緊急時に持ち出しできるように準備している。成分表を保護者に渡して保護者に3部確認してもらい、担任、調理、園長、がチェックしている。配膳時には専用緑のトレイを使用して、蓋をあけて調理員と保育士が成分表で声をだして確認し合い徹底している。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月テーマを決めて食に関連した絵本や紙芝居を用いて伝え、子どもが食に対する興味や関心が持てるように取り組んでいる。誕生日会では型抜きなどで盛り付けに工夫し子どもが食事を楽しめるように工夫している。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市公立保育園共通の献立を使用しており、2週間のサイクルメニューを提供している。週1回は魚を取り入れたり季節の食材に配慮して薄味を心がけている。食事の進み具合などについて保育士と調理士が共有しており、残菜があった場合などには味付けや食材の切り方などを工夫し2週目に活かすようにしている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保育計画5章、「会話をとおして大切にする」に基づき、保護者とはできるかぎり口頭で子どもの様子を伝えあうように努めている。担任以外でも早番、遅番の職員にもおたより帳やホワイトボードで様子を伝え、共有に努めている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者との対話、信頼関係を築くために毎日の挨拶、表情にも気を付けながら取り組んでいる。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝の視診、子どもと保護者の様子の変化などに注意し気づいたことがあればその場で声をかけて確認するように努めている。日々の着替えや健康診断時にも、身体を確認し変化に気づけるように努めている。子どもや保護者の様子などについて気づいたことがあれば、会議などで職員間で共有できるようにしている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員会議では、月の保育の反省や課題をあげて翌月の話し合い、ケース検討や保育マップの使用など議事録に記録している。日々の保育の反省は保育日誌に記入、主任が内容を確認し助言を記入している。担任だけでかかえこむのではなく、園長や主任にも相談しながら園全体でサポート体制をとり保育をすすめられるようにしている。 |