この評価結果報告書は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、訪問調査に代わる手法で第三者評価を実施しております。
実施した評価手法は、詳細評価PDFにてご確認いただけます。
太陽の子 白根保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | 太陽の子 白根保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60 名 |
所在地 | 241-0005 神奈川県横浜市旭区白根2-3-18 パール横浜白根ビル3階 |
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TEL | 045-958-0285 | ホームページ | https://www.kidslife-nursery.com/facility/kanagawa/yokohama/shirane/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2013年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | HITOWAキッズライフ株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:11 名
非常勤職員:9 名
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専門職員 |
保育士:16 名
保育補助:1 名
看護師:1 名
栄養士:1 名
調理補佐:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数:乳児室・ほふく2室・調理室・調乳室保育室1室(3分割)・事務所兼医務室ホール49.02㎡
設備等:バリアフリートイレ・屋上園庭・園庭シャワー幼児トイレ2か所
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理念 「のびのびすくすく にこにこ」子どもたち一人ひとりがたくさんの“大好き”に出会えるようこころとからだをすこやかに育んでゆきます 基本方針 安心できる人間関係の中で、一人ひとりの違いを認め合いながら生活します 整った保育環境の中で、仲間と喜びのある生活をし、自らルールを発見し社会性を育みます 様々な経験や人との関わりの中で、自ら好きなものを発見し、健全な心身の発達を図ります いろいろな違いを体験する中で、広い視野をもった子どもを育てます 保護者・地域・保育者みんなで感動をわかち合い、子どもの成長を一緒に笑顔で見守ります |
・絵本のとりくみ 絵本巡回図書館 として2か月毎に新しい絵本が届き、年齢毎の本に触れる事が出来ます。又、つながりBOOK POSTとしてご家庭で読み終わった絵本を国内外に定期的にプレゼントしてます。 ・食育のとりくみ 園庭で野菜作り バケツ稲の栽培、収穫の体験やグリーンカーテン作りクッキング 絵本や歌とのコラボメニュー 行事食メニュー 郷土料理 世界の料理等を通じて食を営む力を目標としてます。 ・英語レッスン 月2回 0~5歳児対象 外国人スタッフによる英語に触れる経験 ・「リズモン」を導入 オリジナルプログラムを基にオンラインによるレッスンや保育園スタッフがリズモンダンス研修で学び、日常の保育等で取り入れて活動しています。おそうじプログラム おそうじ本舗のスタッフに雑巾の絞り方等教えてもらい、プロの掃除体験をすることによって意識が高まり、公園の美化活動や清掃活動に繋げています。(キッズお掃除チャレンジ) ・地域ケアプラザとの連携 同ビル2階はケアプラザがあり、年間のイベントを企画しながら園長・栄養士等による読み聞かせや、離乳食講座、マタニティ支援等を行いながら地域に根付く情報発信の場として子育て支援地域支援を行っています。 |
評価実施期間 | 2020/06/29(契約日) ~2021/03/12(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(平成27年度) |
特に評価の高い点 | ・子どもたちが主体的に地域の公益的な活動に取り組んでいる 法人が進めている取り組みとして、子どもたちが主体的に社会との関わりを計画し、お手伝いとして実行する「キッズ株式会社子ども事業部」というものがある。その先駆けとして当園では夏祭り、秋祭りの声掛け、花壇の水やりや、清掃などの美化活動を子ども発案で行っている。法人からは、お手伝いの報酬としてコインを受け取り、保育につながるものの購入に利用することができる。地域交流に加え、子どもの主体性を尊重した活動が行われている。 ・ケアプラザと連携した取り組みを積極的に行っている 同ビル内のケアプラザとの関係構築を進めており、地域情報の収集や、地域に向けた行事などの取り組みをケアプラザとともに行っている。今年度はコロナ禍であるため、旭区の子育て支援が中止になっているが、ケアプラザとともに子どもたちの踊りをオンラインで披露するなどの連携した取り組みを行っている。 ・保護者の要望や意見に迅速に対応している 園長は、旬を逃さないという考えのもと定期的に法人が実施する保護者満足度調査や、行事後アンケートなどの結果を職員と検討し、対応が必要なことは園での見解を示して速やかに掲示や、コドモンによる配信をするように努めており、保護者との連携を深めることに力を入れている。 |
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改善を求められる点 | ・中長期計画を期間を定めてトレースし、職員への理解をさらに深めることも望まれる 中長期経営は法人の経営計画として示されており、園ではそれをもとにの単年度事業計画を策定し、指導計画に反映する仕組みになっている。単年度事業計画に基づいて、白根保育園に於ける全体的な計画を策定し、各クラスの年間指導計画・栄養士による年間食育計画看護師による年間保健計画などの個別計画に落とし込んでいる。さらに、中長期計画の進捗(達成)状況を期間を定めて確認し、職員への理解を深める取り組みも充実されたい。 ・地域への情報提供をさらに充実させることを目指している ⽴地条件としては、最寄り駅から13~15分圏内に位置し駅からの利便性は高くないことがうかがえるが、地域ケアプラザと連携した様々な活動や保育の取り組みについては、保護者アンケートからも高い評価を受けている。園では、園で行われている優れた取り組みを地域に分かりやすく伝えることを目標に、広報活動にさらに力を入れることを目指している。また、横浜市ホームページに、利用希望者に対する情報提供を充実させることも望まれる。 |
今回、第三者評価を受審し、当法人、当園に於ける保育運営に関する福祉サービスの質について、専門的かつ客観的な⽴場から評価を頂く事が出来た。その評価結果に基づきスタッフ一同日々の保育に気づき、自⼰の保育の在り方について振り返る事が出来た。 又、保育の質の向上や保護者・園児等の利用者主体で質の高い保育サービスを提供するとともに、当園の課題である地域に根付く情報発信や地域に開かれた保育運営を行うための課題を明確にし、改善策を見出す為の具体的な目標設定を行う上で、客観的指標となる事が出来た。 行事や保護者との連携に関して評価の高い点については今後さらに推進し、また上記以外の改善を求められた点については⼗分検討・熟慮を行った上で、スタッフ一同力を合わせ保育サービス・保育の質の向上に努め、より良い保育を目指して努力していきたいと考えている。 |
詳細評価PDF | 詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念、基本方針は園舎内掲示をはじめ、パンフレット、ホームページ、重要事項説明書にも記載されている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・今年度より本社と共同で園カルテ(近隣園との関りなどの地域の状況、地区の人口、入園率などを把握し、地域における園の強み弱みを見える化する取り組み)を作成し、地域の状況の把握に取り組んでいる。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社運営担当とは職員体制や財務状況などを常に共有しあい、課題の改善に向けて取り組んでいる。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人として3か年の中長期事業方針を掲げており、財務体質の健全化(収益性の高いエリアでの開発)、質の強化(本社体制整備、現場事務作業の負担軽減、既存施設の整備)、未来への種まき(人事制度、周辺事業開発)などが示されている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人で作成している中長期計画に基づいて、統一した書式によって事業計画を策定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・次年度の事業計画書は毎年3月中に当該年度の事業総括を行い、反省点や改善点などを盛り込み策定している。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者には入園時に重要事項説明書をもとに説明し、さらに年初の保護者懇談会や定例の運営委員会では、指導計画や行事計画などに事業計画の骨子を落とし込んで説明することにしている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は法人理念などを基本として自⼰評価表を作成し、本社との面談等を通じて組織的にPDCAサイクルを回しながら達成に取り組んでいる。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・会議での説明や資料の回覧などを通じて評価結果を職員間で共有し、改善策を検討して実施につなげている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園運営全般や保育における相談、判断、責任、指示系統については、クラスリーダー、副主任、主任、園長の順としている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は本部研修においてコンプライアンス遵守について受講し、園長が講師となって全職員を対象に園内研修を実施している。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は各種の会議や職員との日常的な関わりを通して、指導計画、保育日誌、行事計画書などを把握し、課題抽出に取り組んでいる。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人本部には月次報告書によって園情報を定期的に連絡しており、さらに問題等発生時は都度担当者と協議し対処することにしている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・採用活動は本社において行い、採用前の園体験などを通じて評価するなど、適材適所な人員配置に取り組んでいる。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人としての方針に基づき、各職員が目標設定を行い半年毎の面談を通しての振り返りを行い、達成を示唆することにしている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・就業状況はシステム化によって管理されており、さらにアンケートによって意向を調査している。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人共通の目標シートを各自が記入し、年度当初、中間、年度末に面接を行い共有、振り返りをおこなうことにしている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の関連会社が主管する研修システムによって、園長・主任・リーダー保育士・保育士・栄養士などは分野別研修を毎月行っている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年初には法人や園において年間研修計画を策定し、円滑に参加できるようにしている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生については本社作成の受け入れマニュアルを整備しており、将来の職員として期待しており、積極的に取り組んでいる。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ホームページには理念や方針をはじめ、法人の一般事業主行動計画、「えるぼし認定」(女性活躍の優良企業認定)などを掲載し事業の透明性を担保している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の運営管理については、本社と園との役割分担が決められており、監査業務、事務、経理、取引等については本社扱い、園では小口現金管理のみとしている。園長の責務についてはスタッフハンドブックにも明示されている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との関わりについては、全体的な計画や園目標としても設定しており、各クラス年間指導計画や月案等に明示している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受け入れに関して、ボランティア登録申込書、事前説明、ボランティア活動記録が記載された「ボランティア受け入れハンドブック」を整備し、基本姿勢を明示している。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の関係機関などの連絡先等職員の目につくところに掲示して周知に努めている。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・今年度より園カルテによって、法人内全園が同一フォーマットで地域の福祉ニーズを把握できるようにしている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「子ども事業部」の取り組みとして、祭りの声掛け、清掃活動、花壇の美化活動などを子どもが主体的に行っている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもを尊重した保育の実践を踏まえ、マニュアルに基づいた勉強会や研修等を開催している。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・マルトリートメント研修の中にプライバシー保護についての内容が盛り込まれており、理解を深められるようにしている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページが刷新され、保育理念、保育内容のほか、入園の案内、園見学、問い合わせ等、必要な情報を得ることができるようにしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・新入園児へは重要事項説明書を用いたオリエンテーションを行い、園独自の資料も合わせて園生活について保護者に説明している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育園を退園する家庭には退園後も相談に応じる旨を口頭で伝えているが、文書として定めているものはない。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・毎年保護者アンケートを実施しており、以降・要望・意見を把握して玄関に結果を掲示している。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書に苦情受付担当者・責任者、第三者委員の連絡先、本社のホットラインを掲載し毎年全家庭に配布する。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書に苦情受付担当者・責任者、第三者委員・本社の連絡先を掲載し毎年全家庭に配布している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ハンドブックで苦情解決責任者としての対応、改善策の実施など、苦情対応要領が明記されている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人で災害・感染症・アレルギー・事故等についてマニュアルが整備されており、職員に周知している。また、保健、安全の担当者を設置し事故発生時の対応についてマニュアルに基づいた訓練を定期的に行っている。何度初めには、SIDS研修を行いSIDS防止に努めている。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症予防と発生時には原則として本社作成のマニュアルに沿って対処できるように、職員への周知に努めている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害対応マニュアルを作成して、災害対応のための備品、備蓄食料を用意している。併せて、災害発生時の引き取り人名簿を作成し、情報伝達訓練、引き渡し訓練を毎年行っている。BCPを作成し大規模災害時の対応に備えている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人が作成しているマニュアル(園長・スタッフハンドブック・虐待対応・感染症・アレルギー・給食衛生・実習生受け入れ、ボランティアなど)を常置しており、整備されており、印刷して職員がいつでも見られるようにしている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・スタッフハンドブックについては毎年本部で見直しをおこない、変更箇所については園で周知を行えるよう取り組んでいる。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画は今年度から現担任によって策定するルールになり、全体的な計画と前年度の振り返りをもとに3月中に策定されている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画については毎週、毎月、毎四半期ごとの期間を定めてに振り返りを行っている。それぞれのクラスの状況、活動内容、見通しについてリーダー会議、職員会議などで共有している。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達記状況は統一された様式「発達記録」「発達記録まとめ0~2歳児」「発達記録まとめ3~5歳児」に記録をしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人としてのプライバシーポリシーの策定をし、スタッフハンドブックで職員に周知し、子どもの記録の管理・運用している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は本社で作成されており、児童の権利に関する条約や保育所保育指針などの趣旨をとらえて編成され、保育理念、保育方針、保育目標などに基づいた内容となっている。園においては保育所保育指針や10の育ってほしい姿等を考慮し、子どもの発達過程、地域交流などを考慮しながら独自の全体の計画を編成している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室内はエアコンにより空調管理を行い、空気清浄機、加湿器により適切な温度と湿度に保たれており、定期的に窓をあけ換気行っている。温度は午睡チェック表、園日誌にも記録している |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の送迎時には口頭により子どもの様子を保護者にたずねるとともに連絡帳を確認し、子ども一人ひとりの発達や家庭環境などを把握しながら、保育にあたれるように取り組んでいる。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの発達に応じて、日々の保育の中で着かえや排せつ、食事などの基本的な生活習慣を伝え身につくように取り組んでおり、保護者と子どもの様子を共有しながら無理のないように進めている。0歳児後半からは子どもの興味に合わせて衣服の着脱などを、寄り添いながら丁寧に伝えるようにしている。2歳児クラスでは個々のリズムに合わせてトイレトレーニングをはじめ、3歳児クラスではあそびの中で箸の持ち方を楽しく学べるようにしている。栄養士と連携し、食具の持ち方や座り方、姿勢などの食事のマナーも伝えている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各クラスにおいて、子どもが主体的に活動できるような環境づくりに取り組んでおり、0歳児クラスより玩具は手の届く棚に置いて、好きなときに自分で選んで取り出せるようにしている。1歳児クラスからは仕切りを作りコーナー遊びで集中できるようにし、机上では静かに遊べるようにパズルやお絵描きをするなどの工夫をしている。けん玉、コマ遊び、アスレチック遊びなどでは、それぞれを得意とする保育士を中心に活動が盛んに行われている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児クラスでは月齢による差が大きいことから、低月齢と高月齢の子どもを分けてグループでの保育を行うようにしている。子ども一人ひとりのリズムに合わせて保育を行うように努めており、離乳食の進め方や座る位置などにも配慮し、安心して過ごせるようにしている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児、2歳児クラスでは、子どもの動きが活発になり子ども同士の関りも多く主張も大きくなることから、職員の配置に工夫をし危険がないように見守り必要に応じて援助を行っている。乳児クラスは毎月の個別計画を作成し、一人ひとりの成長や発達に沿った目標を設定し保育にあたっている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスは仕切りがなくオープンスペースでの保育を行っており、異年齢で過ごすことによって子ども同士がお互いを認め思いやりの心を持つことが出来るように援助している。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障害のある子どもの保育にあたっては、期ごとに個別指導計画を記入し、年間カリキュラム、月案にも個別配慮として位置づけ、他の子どもたちとともに過ごせるように配慮している。年2回の臨床心理士の訪問での相談できる機会があり、園での対応方法の助言をもらいその子にあった対応ができるように取り組んでいる。就学にむけての面談や保護者から希望があればその都度面談をしており園での様子を家庭と共有している。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育時間の長い子どもが家庭のようにゆったりと過ごせるように、マットやゴザを敷いて寝転んだりくつろぐことができるスペースを作っている。また、疲れがでないように落ち着いて過ごせるように配慮しており、子どもに何がしたいか聞いて好きな遊びができるようにしている。絵本の読みきかせ、パネルシアター、ゲームなどを用意し、日中とは別の遊びや活動が提供できるように工夫している。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体の計画、年間カリキュラム、アプローチカリキュラム・月案に小学校との連携・継続の項目があり年間での計画をもとに月案におろして記入している。小学校生活への見通しが持てるような取り組みとして、小学校の生活についての絵本を読んだり、午睡時間中にえんぴつの持ち方、線の練習、などを進めている。当番活動では5歳児クラスは子ども事業部(職員のおてつだい、プランター水やり、野菜販売)、そうじチャレンジ、(廊下、玄関、シーツ交換の手伝い)などを行っている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保健業務、感染症対策マニュアルに従い、看護師を中心に子どもの健康管理に努めている。看護師は毎朝、人数確認をしながらクラスをまわり子どもの健康状態を確認している。朝の受け入れでは、子どもと保護者に検温をしてもらい、体温が高めの場合は再度検温し受け入れ可能であるか判断をしている。ミルクや食事介助などで0歳児クラスの保育に入ることも多い。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の内科健診、歯科検診を行っており、健診結果を記録し保護者に伝えている。子どもに関する書類は施錠できる棚に入れて事務所内で見ることができる。健康診断の予定は年間予定に入れているが、健診前月にも保護者に知らせ廊下に掲示し、子どもの健康について心配なことがあれば、事前に伝えてもらうようにしている。看護師は数日前にも保護者に伝え確認するように努めている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー児への対応はガイドラインに沿って行い、保護者と面談し生活管理指導表の提出と除去申請を行っている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育計画に基づき、クラスごとに目標を設定し毎月の食育活動を実施している。三色栄養群について、旬の野菜に触れる、幼児クラスのクッキング、など栄養士を中心に様々な食育活動が行われている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・献⽴は園独自で作成しており、旬の食材を取り入れ、出汁をきかせ素材の味を感じられるように薄味で調理することを心がけている。0歳、1歳児ではそれぞれの発達に応じて中期食、完了食と段階を踏んで食事の提供をし、アレルギー児に対しては完全除去食を提供している。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・受け入れの際には連絡帳と保護者との会話により、子どもの健康状態や家庭での様子などを聞取り、降園時には1日の様子を伝え保護者と子どもの状況について共有できるように取り組んでいる。乳児クラスでは連絡帳により、食事や睡眠などについても詳しくやりとりし、把握できるようにに努めている。幼児クラスは掲示によって毎日の活動内容を伝えている。えんだよりでは毎月の予定と取り組みの様子、クラスだよりでは月の目標と活動の様子を伝えている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の個人面談を行い、子どもの成長について保護者と共有し課題などについて話し合う機会を設けている。日頃より保護者と会話する時間を持つように心がけており、話しやすい環境づくりに努めており、個人面談以外にも希望に応じて相談に応じる体制としている。相談の際にはプライバシーに配慮しランチルームで話を聞くなど配慮している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝の受け入れ時には、視診により子どもの様子を確認し、いつもと違う様子や気になることがあれば保護者に確認している。着替えの際には子どもの体を確認しており、園でできた怪我ではないものや受け入れの際保護者から伝えられていない怪我がある場合、引き渡し時に保護者に確認をしている。頻繁に家庭からのアザや衣類の乱れ等、子どもの発言から虐待が疑われる場合は昼礼や会議を通して全職員に情報共有を行っている。虐待に繋がりそうな恐れのある場合、保護者の精神面を気にかけたり、生活面での不安などを聞く機会を設け、虐待に繋がらないよう援助をしている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・日々の保育の振り返りは日誌で行っており、その日の活動の評価と反省を翌日にいかせようにしている。週、月、期ごとに振り返りの機会を持ち、行事ごとに評価を行い、反省点や改善点を話し合い次年度に反映できるようにしている。 |