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にじいろ保育園洋光台
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | にじいろ保育園洋光台 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 80 名 |
所在地 | 235-0045 神奈川県横浜市磯子区洋光台3-33-10 |
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TEL | 045-370-9560 | ホームページ | https://www.like-kn.co.jp/academy/establishment/nijiiro/yokodai/index.html |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2013年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | ライクアカデミー株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:15 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
看護師:1 名
栄養士:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数:9
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のびやかに育てだいちの芽 ・保育方針みとめ愛・みつめ愛・ひびき愛・めざす保育園像陽だまりのような保育園地域と共に育つ保育園子どもと共に輝いていける保育園 ・保育目標 ・自然を愛し、心身ともに健やかな子ども・自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども ・「仲間」と関わり、人を思いやれる子ども・自己表現できる子ども |
・自然豊かな立地に恵まれ近隣に公園も多いため、積極的に散歩に出かけ四季折々の自然に触れる機会を十分にもっています。また近隣園との交流や小学校との連携もあり、就学への不安を減らすことに役立っていると思います。 ・園児の様々な情報は毎日の短いミーテイングの中で共有し、園長、主任はもちろんのこと、担任以外のどの職員でも園児全員の様子を把握するように心がけています。 ・保育者との信頼関係の下、園児一人ひとりが自分を表現し、受け止めてもらい、自己肯定感を育てて行かれるように配慮しています。また相手を思いやったり友だちと協力してひとつのことを成し遂げる経験をし、達成感を味わえるように心掛けています。 ・クラスごとに子どもの興味や発達に合った手作りおもちゃを考え作っています。 |
評価実施期間 | 2020/06/17(契約日) ~2021/03/29(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(平成27年度) |
特に評価の高い点 | ・園で行っている保育の様々な取り組みを発信することに力を入れている 職員は自粛期間中に、子どもの発達に合わせたおもちゃ作りに力をいれ、出来上がったおもちゃの写真をはじめとして、絵本の紹介、手洗いの仕方など園での様々な取り組みについてもブログを通して多く発信することに力を入れた。写真でわかりやすく、家庭での子育てに役立つ内容となっており、新しい生活様式における一つの子育て支援情報として評価できる。 ・子どもの目、保護者の目、他の職員はからどう見えているか、様々な視点で保育を振り返っている 今回実施した保護者アンケートにおいて、職員が出勤、退勤する際に必ず各教室を回って挨拶していることを素晴らしいと評価する声が聞かれている。職員の明るさ、子どもをあたたかく見守ってくれている、などの声も聞かれている。保護者の帰りを待つ子どもの気持ちに配慮しながら、様々な視点から保育を振り返り実践につなげている姿がうかがえる。 ・子ども一人ひとりに寄り添い丁寧な保育を心がけている 子どもの人権を第一に考え、言葉遣いや声の大きさに配慮し適切であるように心がけており、職員全体に周知し取り組んでいる。また、行事においても日々の保育の延長線上と考えることで、準備などで子どもたちに過度な負担をかけるような内容にすることはなく、主役は子どもたちであることを忘れないようにするなど、一人ひとりに寄り添い個性を尊重し丁寧な保育を心がけている。 |
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改善を求められる点 | ・保護者への連絡、通知方法について課題としている 今年度はコロナ禍にあり、懇談会や行事の中止などの現状において、保護者の意見や要望を直接聞くことのできる機会が少なくなっている。今回実施した保護者アンケートでは、様々な意見が寄せられており、毎日の送迎時は時間が少なく、また担任に直接会うことができない保護者もいることから、保護者への連絡、通知方法についてはさらに工夫が必要であり、課題としている。 ・現況に合った避難マニュアルの整備に期待したい 園の立地上、浸水に対するリスクがあることを認識しており、避難訓練の際にも浸水を意識して行うように心がけている。各種マニュアルについては、本社作成の業務マニュアルが整備されており、職員に周知されているが、園として必要な内容についても職員が共通認識を持つために、必要事項をまとめ園独自のマニュアルも必要とされるため、整備することが期待される。 |
保育の中で気付きがあっても、なかなか改善に向けての取り組みを行う時間が作れなかったり、見過ごしてしまうことも多い日常でした。 今回第三者評価を受けるにあたり、職員みんなで、ひとつひとつ立ち止まり考える時間をもち、この園の良さと課題が見えてきました。園内では時間をかけて話し合った結果でも、発信が不十分なために保護者には伝わりにくかったり、保育の内容や保護者対応に職員間で個人差があることも改めて知りました。また、振り返りはしていても、課題を改善していく取り組みは行っていないこともわかりました。 これを機に必要なマニュアル作りや職員会議等で個人やクラス運営などを定期的に振り返り、園としての質の向上を目指していきたいと考えています。 子どもたちにとって何が必要か、保護者に何を伝えていきたいのか、話し合い考えていくことが、保育の質の向上と職員のやりがいに繋がることを期待します。できることをひとつずつ 先延ばしにせずに考え少しずつでも行動していきたいです。大変勉強になる機会をいただきましてありがとうございました。 |
詳細評価PDF | 詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ライク子ども理念である「のびやかに育て だいちの芽」は、パンプレットやホームページ、重要事項説明書への明示、玄関・職員室・各クラスに掲示し、保育方針や保育目標とともに、入園時説明会、入園後の保護者懇談会、園だよりなどを通じて保護者へ伝え、周知に努めている、コロナ禍のため年初の懇談会資料にて方針を文書で配布した。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・業界動向については法人本部で分析して法人園長会で伝えられ、地域の子育てニーズについては地域で開催される各種の会議やイベントなどに参加して把握している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人本部では各園の経営状況、職員体制、保育施設整備、保育内容や問題点についての情報を園長会や担当のスーパーバイザーなどを通じて把握し、児童教育の強化などに取り組んでいる。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人本部では将来の保育事業を見据えた保育事業全体の中長期計画は予算編成も含めて策定しており、園では個別の課題を盛り込んで中長期計画を法人統一の書式で策定している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度事業計画は中長期計画や前年度計画の未達成状況などを盛り込んで、法人統一の書式で作成している。さらに、事業計画に沿って全体的な計画、年間保育計画、行事計画、食育計画、保健計画、研修計画等の各種運営計画を策定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画の策定にあたっては、職員会議において前年度総括を行い策定する流れになっており、保護者の意向や要望、職員の意見などを反映させることにしている。園において原案を作成し、法人本部において承認を受けて確定する流れとしており、年初の職員会議で園長より説明することにしている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度事業計画は、各クラスの保護者代表、第三者委員、経営層などが参加している定例の運営委員会に置いて説明し、理解を得ることにしている。事業計画書の記載事項は指導計画に関わることが多いことを踏まえ、年間指導計画として保護者に伝えている。また、事業計画は玄関に常置して来園者が自由に閲覧できるようにしているが、周知や理解には結びついていないことを課題としている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人として策定している保育ガイドは園運営の根幹となるマニュアルとして位置付けており、職員の資質向上や自己評価に関する項目なども設け、標準化して取り組めるようにしている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の自己評価シートは、項目ごとのチェック欄と共に課題を記載できるようにしており、改善の方向性を明確化できるようになっている。よって、職員間で共有のもとに検討し、次年度計画に反映し改善に取り組めるようにしている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の保育ガイドには、園長をはじめ主任や保育士など職域・職層・職階毎の役割や具体的な業務を明示しており、円滑な園運営ができるようにしている。園においては、職務分掌をはじめ行事係分担表、懐疑役割分担、消防活動編成表などを設け、園長指導のもと事業の方向性を示唆する仕組みが整っている。園長は職務分掌を明示し、自らの園での職務について職員に説明して周知に努めている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法令等遵守については法人としても重視しており、入社時研修では説明によって理解を促し、更に今年度よりコンプライアンスガイドブックを用いての自習や読み合わせを行う機会を設け、職員一人ひとりの注意喚起に力を入れている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は決められたフォーマットのチェックに加え、日々の保育の中で保護者対応や保育の内容について指導を行い、主任やリーダ格保育士との指導分担を明確化し、統括して保育の資質向上に参画できる体制を構築している。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人本部より毎月予算比の実績データが園に配信され、それらをもとに園において調整できる勘定項目を精査して改善に取り組み、月末に本部に報告する流れとしている。また、園長をはじめ、職域・職制・職階に沿って法人で開催している各種の研修に参加できるようにしており、マネジメント力の向上にも取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の採用については法人本部で一括で行っており、全国の養成校への求人活動、就活ブース会場設置、園見学ツアー、公式ホームページからの求人、社員紹介制度等、多岐に渡って展開している。園では適宜必要な人員配置を本部に要請して、担当のスーパーバイザーを窓口となり必要人材を確保できるようにしている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として成長支援に関する手引き定め、職位による期待度を基本姿勢、業務能力、対人能力、マネジメント能力などの項目によって明確している。評価基準に沿って園長が一次評価(絶対評価)を実施し、二次評価(本部)で補正し、報酬に反映される仕組みとしている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人で職員の就業状況を把握しており、時間外勤務の削減と有給休暇の取得を推進、有休取得率や時間外労働超過情報を園長と共有し就労状況に応じた改善に努めている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として園長に対して成長支援制度レクチャーを定期的に行い、職員一人ひとりの成長を適切に支援できるようにしている。園では園長と職員との定例職員個別面談を年2回実施し、等級毎に求められる役割を定義し「評価基準」「教育の方向性」「処遇の根拠」を明確化している。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人ホームページの採用サイトでは人材育成として、キャリアパスイメージ、人事考課制度と人材登用制度を入職希望者に示している。保育ガイドには職員の資質向上に望ましい保育士に必要とされる資質、社会人としての基本を明示している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として制度化している人事考課制度と人材登用制度によって職域・職制・職階別に育成計画を設け、経験に応じた研修や専門的分野の研修を開催している。園では年初に身につけさせたい資質と受講させたい研修を鑑み年間職員育成年間研修計画を策定している。また、外部研修の案内の掲示をし、非常勤務を含む職員の参加を促している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「保育ガイド」には実習生マニュアルが整備されおり、受け入れ時には担当職員によるオリエンテーションを実施し「機密保持誓約書」の署名及び園概要や保育理念、保育の心得等の説明をしている。具体的な保育内容は、クラス担任が丁寧に伝えるようにしている。受け入れについては本部が統括し、終了後のアンケート調査を行うなど採用を意識した取り組みを行っている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人のホームページには、保育理念や基本方針、各園の概要、採用や人材育成に関する取り組み、法人概要など運営状況が示されている。園では保育理念を各所に掲示し、玄関には運営規程・重要事項説明書・全体的な計画・事業計画・事業報告・財務収支報告・保育所の自己評価・運営委員会議事録、第三者評価の結果を常置し情報公開に努めている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として外部の観察法人による内部監査を定期的に実施しており、指導、助言にもとに事業経営・運営の適正性を担保している。園では年4回小口現金実査を行い第三者が収支確認するこを義務付けている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドの地域支援・子育て支援の項目には、地域との積極的な関わりを持つことを促している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドにはボランティア受け入れの基本姿勢に関する項目を設け、積極的に受け入れることを示している。受け入れ時には機密保持誓約書の署名をはじめ、園概要や保育理念、保育の心得、子どもとの関わり方で留意する事項などを説明して円滑な活動を支援している。ボランティアの受け入れについては法人本部からの紹介に加え、園に直接問い合わせがある場合は、本部に確認して受け入れることにしている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務室には行政関係・児童相談所・地域療育センター・保健所、学校、管轄警察、消防署、病院リスト等の関係連絡先を一覧にまとめ、全職員に伝えている。また、区園長会や協議会、幼保小会議などに参加して地域情報を収集し、地域ネットワークの中での協働できるよう取り組んでいる。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は定期的に開催している運営委員会や、地域で開催されている各種の会議などに参加して、児童福祉に関する各種の情報を把握して園運営に反映させることに取り組んでいる。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・様々な機会を通じて把握した地域情報をもとに、育児相談、体験保育、臨床心理士相談、行事参加案内、などを実施しており、園の専門性を地域に還元することに取り組んでいる。事業計画書には地域との関わりを明示し、子育ての孤立化対応についても盛り込んでいる。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・入社時の人権研修では、法人で作成している保育ガイドをもとに子どもの人権を大切にする保育について学ぶことにしている。さらに、児童憲章、全国保育士倫理要綱を各保育室に掲示して「子どもを尊重した保育」の留意に努めている。月案には人権に関する取り組みを盛り込み、毎月振り返りを行うことに繋げている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として個人情報保護方針や規定を定め、さらにプライバシーマークを取得して個人情報保護に力を入れ、職員に対しては入社時に個人情報の取扱いに関する誓約書を交わし、プライバシー侵害にあたる事例集を整備し周知理解に努めている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園のリーフレットをはじめ、ホームページなどによって園の情報を提供している。特にホームページには、法人理念、保育方針、保育目標、にじいろ保育園の特徴(空間、食育、遊び等)、保育園の生活、保護者が気になるポイントなど、園が大切にしていることを明示している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園内定後、新入園時説明会や個別面談を開催し、重要事項説明書を用いて説明を行い同意書を交わし、準備する用品等は写真付で解説した資料で、保護者が戸惑わないよう配慮している。入園後には保護者懇談会を行い、指導計画について説明し、合わせて家庭の様子や子どもの状態について確認を行うことにしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所の変更はあった場合は、変更先や行政や各関係機関と連携を図り、必要に応じた申し送りをしている。転勤などで途中退園し、遠方に移る場合は保護者の意向に沿って書式を揃え、スムーズに他地域の保育園に移れるように対応している。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日頃より子ども一人ひとりの状況を保育士間で共有し、保育に取り組むようにしている。保護者の価値観や生活習慣も鑑み、無理強いせず、職員は子どもの細微の変化への気づきを共有し、子どもの満足につながるようにしている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書には苦情受付け体制や第三者委員を記載し、園玄関には意見箱(すまいるボックス)とメモを設置している。苦情解決制度については、苦情受付から解決に至るフローを掲示し、入園時には口頭で伝えている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・担任以外にも、園長、主任、看護師や栄養士の専門職も内容によって保護者の相談に応じることを入園時や、保護者懇談会などを通じて伝えている。保護者とのコミュニケーションを図り気軽に声をかけてもらえるような関係づくりに努めており、相談内容に応じて会議室や相談室などを使用しプライバシーに配慮している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドには保護者対応の基本を明示し、組織として保護者の意見や要望を傾聴する姿勢を明示している。苦情・ご意見報告書や業務日誌育児相談票に記録し、担任だけでは判断できない場合にはリーダー、主任、園長への相談後、応答するルールとしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・関係機関との連携や園内の役割分担、避難経路図を明示したり、毎月の避難訓練、アナフィラキシーや心肺蘇生等の緊急時対応訓練を定期的に実施している。保育ガイドでは事故防止対応、危機管理対応が明記され、園では本部フォーマットに従ったBCPを策定して、リスクマネジメントの体制を整備している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症予防、対策のマニュアルを整備のほか、看護師会では、定期的な会議で、最新情報を園に発信したり感染症発症の対応事例等を共有し、感染症予防努めている。行政からの指導をもとに看護師会で新型コロナウイルス対応を作成し、園での予防策の指針を掲示している。感染症が発生時の対応フローを掲示し、感染症発生時には園内に掲示して病症の情報を提供している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育ガイドには災害時の対応マニュアルがあり、職員に周知している。保護者には災害時の対応体制を重要事項説明書に掲載し周知に努めている。避難訓練は定期的に消防署の指導を受けて実施、消防設備点検も年2回、保護者参加の大規模災害時対応訓練を年1回実施し、安否確認は安心伝言板災害時伝言ダイヤルを利用して日頃から発信練習をしている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・にじいろ保育園の保育標準化が具体的に明記された保育ガイド、看護・保健ガイド、栄養・給食ガイドが整備され、園では職員が確認できる場所に配置している。保育ガイドでは保育の理念やビジョン、基本、方針、目標、園の目指す子どもの姿などと合わせて、保育の実践、心得について記している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人内の全園が業務マニュアルとして活用している保育ガイドは、法人本部で適宜見直しており、2019年に最新版を改訂している。また、保育所保育指針改訂に伴い全体的な計画、保育年間計画、月案の様式を見直している。全体的な計画、保育年間計画、月案、週案、年間行事計画は職員会議やクラス会議等での評価、反省を検証し、次の計画に反映できるよう取り組んでいる。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時は家庭調査票をもとに子どもと保護者の生活状況や子どもの発達発育状況と家庭での保育状況などを把握している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・定例会議では策定した指導計画についてPDCAのサイクルを継続し恒常的に見直しを行っている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別の発達経過記録様式を用いて、成長過程を定期的に記録している。職員が記録をする保育書類様式は全て主任や園長が確認、必要に応じ記録内容や表現方法に差異が出ないよう指導し押印している。日々の重要事項は昼ミーティングで共有している。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人としてPマークを取得し、個人情報保護法や個人情報保護規定をホームページで公表してる。園では個人情報に関わる子どものファイルは施錠可能なキャビネットに保管し、職員の持ち出しは主任、園長への確認をするなど適切な保管運用に努めている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体な計画は法人理念、保育方針や目標に基づき、子どもの最善の利益を第一に児童の権利に関する条約、児童福祉法、保育所保育指針などの趣旨をとらえて作成されている。本社で作成されている全体的な計画を踏まえ、当園における環境、地域との関りなどを考慮し、子どもの発達過程や人権、家庭の状況、保育時間などの実態に応じて作成につなげている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内はエアコンにより一定の温度を保ち加湿器、空気清浄機の使用や定期的な喚起により快適な環境が保てるようにしている。日中は日当たりも良く明るいため、必要に応じてカーテンを使用している。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりの心と身体の発達について、クラス会議で共有し、ケース会議では援助が必要な子どもについて共有し話し合いの機会を持ち、共通認識をして保育にあたれるように取り組んでいる。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達に応じて、着替え、排泄、食事などの基本的な生活習慣が身につくように援助しており、乳児より自分でやりたい気持ちを見逃さないように、保育士が一緒に手伝いながら伝えはじめ、出来たことはほめて、意欲が持てるようにしている。子どもの気持ちを尊重し、ゆっくり見守りながら先回りしないようになど援助の仕方に気を付けている。入園当初より一人ひとりのマークで持ち物や場所がわかるような工夫があり、2歳児クラスからはロッカーの形式も変わるので、自分で荷物を出したり片付けたりできるように援助をしている。一度できるようになると「手伝うことは甘やかすこと」と考えがちだが、時には甘えさせることも必要と寛容にとらえ援助している。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝夕の自由遊びの時間では、好きな遊びを見つけ自由に選択できるように、絵本や玩具などは取りやすい高さに設置している。子どもの発達や興味に合わせて保育室の設定や絵本、玩具の見直しを定期的に実施している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児クラスでは、健康管理を含めて命を大切に、ささいなことでも見逃さないように努め、安全と衛生管理を大切に保育にあたっている。遊び、食事、睡眠、おむつ交換それぞれのスペースを確保し、月齢や個人差による生活リズムの違いにも対応し、一人ひとり落ち着いて生活できるように配慮している。ベビーベットやラックなども成長に合わせて使用し、天蓋やモビールをつけ落ち着いた雰囲気作りをしたり、成長や発達に合った玩具を取り出しやすい場所へ置き、興味をもって触れることができるようにしている。また時々テラスに出て気分転換を図っている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども同士の関りが増えてくる時期であるため、おもちゃの貸し借りなどの際には仲立ちをして援助しているが、子どもの気持ちを受け止めることを大切にしている。一人あそび、友達との遊びなどそれぞれが楽しく遊びに集中できるように、また取り合いにならないように玩具の数を多くするなど環境に工夫をしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスでは友だちとのあそびが盛んになり、室内ではままごとやブロックなどコーナーづくりをして、じっくりと遊び込めるように配慮している。野菜をテーマにごっこ遊びをすることもあり、散歩で八百屋さんを見に行ったり、栄養士と協力し野菜を見せてもらったりしながら子どもの興味が広がるようにしている。3歳後半からは当番活動もはじまり、植物の水やり、カブトムシのお世話などの役割も楽しく行えるように援助している。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・特別な配慮が必要な場合、3か月ごとの個別指導案を作成しており、無理のない範囲で集団遊びにも参加し、子ども同士の関わりも持てるよう配慮している。環境面においては、必要に応じて集団から少し離れた場所で過ごしたり、活動の時間を調整するなどの工夫をしている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児と幼児で分かれて過ごしながら年齢ごとの遊びを保障しており、人数に応じて合同保育につなげるようにしており、18時には希望により捕食を提供し、空腹を感じることなく過ごせるように配慮している。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の中には小学校との連携や就学に関する事項の記載があり、ねらいに沿ってわかりやすく子どもに伝えるようにしている。子どもが見通しをもって一日を過ごせるように、その日の予定を知らせ時計を見て活動できるようしたり、日直など学校での役割について伝えたりしている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理に関するマニュアルに基づき、看護師を中心に職員全体で園児の心身の健康状態の把握に努めている。看護師は午前と午後に全クラスをまわり、視診により子ども一人ひとりの健康状態を確認するとともに状況に応じて連絡帳にも目を通している。ミーティングでも、健康面に関する情報を伝え職員間の共有に努めている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月の身体測定と年2回の頭囲、胸囲の測定、内科健診、歯科健診(各年2回)尿検査(幼児クラス)視聴覚検査(3歳児)を実施し個別に記録し必要な情報は職員間で共有している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者との面談により必要な情報を得て、必要な対応や気をつけた方が良い点がある場合は職員に周知している。現在慢性疾患をもつ子どもはいないが、受け入れた際の対応は同様としている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育計画を作成し、目標に沿って年齢ごとの食育活動を行っている。本年度はコロナ禍にあり、クッキングは中止としているが、給食で提供する野菜を事前に見せたり、野菜の栽培活動は実施しており、種まきから水やり、収穫までを幼児クラスを中心に体験することができている。野菜の生長を観察し、触れることによって食材に興味を持ち、命の大切さを伝え食事を楽しみにできるように取り組んでいる。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社で作成されている献立を使用し2週サイクルで提供している。旬の食材を多く取り入れ季節に配慮した内容となっており、毎月の誕生日会や行事食では園で工夫を加え献立を作成することも可能となっている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・乳児は連絡帳で子どもの状況を詳細にやり取りし保護者と共有できるようにしており、幼児は必要に応じて事務的な連絡や園に対するご意見、要望、質問等に連絡帳を利用してもらい、送迎時には話しきれない面を補うようにしている。連絡帳の記載から休日の過ごし方や家庭での様子を知ることができたり、その時々の保護者の気持ちに気づくきっかけにもなっている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・登降園の際には、保護者に声をかけ子どもの様子を伝えるとともに乳児クラスは連絡帳でその子ならではのエピソードを伝えるよう心掛けている。集団生活における我が子の姿をできたことだけでなく、成長途中の面も含めて温かく見守っている姿勢が伝わるように努めている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園時には視診をして子どもと保護者の様子に注意するとともに、気になることがあれば保護者に確認するように努めている。また、着替えの際などにさりげなく介助をしながら体に不自然な傷やあざがないかどうか確認しており、少しでも違和感を感じたり気付くことがあった場合は、その都度園長、主任に報告している。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育日誌や月案などで自己評価をしているが内容は活動やその結果に偏りがちなため、その時々の子どもの姿を見て、そこからの気づきを次に生かせるよう心掛けている。 |