日野保育園
第三者評価機関名 | かながわアドバンスサポート |
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名称 | 日野保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 70 名 |
所在地 | 234-0054 横浜市港南区日野中央3-41-1 |
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TEL | 045-833-1849 | ホームページ | https://sfg21.com/hino/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2007年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | https://sfg21.com/hino/ | ||
職員数 |
常勤職員:34 名
非常勤職員:2 名
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専門職員 |
保育士:27 名
看護師:1 名
栄養士:2 名
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施設・設備の概要 |
保育室:6
調理室・調乳室:各1
園庭:259.87㎡
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【保育理念】 ・子どもたちの健やかな育成の手助けをします。 ・子どもたちの健康と安全を確保し、安定した心で自己発揮のできる場を提供し、子どもの育ちを見守ります。 ・家庭と協力し、自己肯定感を育み、感情の抑制のできる健全で豊かな人間性をもった子どもの育ちを援助します。 【保育目標】 ・子どもは豊かに伸びていく可能性を秘めており、現在を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培います。 ・心身共に健全で安定した生活を保つことができるように、配慮された環境、雰囲気を整え、子どもたちが自らの様々な欲求を適切に満たすことができるようにします。 ・子どもたちが自ら考え、判断し、行動できるようにすると共に、一方では感情の抑制もできるようにハードソフト両面で保育環境を整えていきます。 ・社会生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培います。 ・集団生活の中で、人に対する愛情と信頼感、そして自己肯定感を育て、周囲への配慮、思いやりを持つことができるようにし、自主自立、協調の態度を養い、道徳性の芽生えを養います。 ・集団生活の中で、言葉への興味や関心を育て、表現する力を身につけ、表現する喜びを体験し、人の言うことをよく聞き、理解する態度を養います。 ・異年齢交流や世代、地域を広げた人との交わりの中で、多くの体験を通して豊かな感性や社会性を育みます。 ・自然や社会事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の基礎を培います。 【園目標】 ・心と体の健康な子 ・友達といっぱい遊ぶ子 ・自分で考えて行動する子 ・思いやりのあるやさしい子 ・感情豊かに表現する子 |
【立地および施設の概要】 本園を運営する社会福祉法人尚徳福祉会<本部鳥取県米子市)は平成8年に設立認可を受け、病児保育施設「病児看護センターベアーズデイサービス」および、認可保育園「保育園ベアーズ」(現認定こども園ベアーズ)を開設。現在は保育園を神奈川県で9園 東京都11園 そのほか老健など運営しています。 横浜市認可保育所日野保育園は平成19年4月横浜市より移管し今日に至っています。JR京浜東北根岸線洋光台駅より徒歩9分、住宅街の中にあり、定員70名の中規模保育園です。横浜市は待機児童解消の目的で定員超過を認めており現在83名在園しています。886㎡の土地、延べ面積428㎡の2階建て、RC造です。園庭260㎡、固定遊具として鉄棒 昇り棒、丸太小屋があり、鉄扉入り口は暗証番号ロック、防犯カメラ 遮光ネット・組立式プールなど設備しています。 【園の特徴】 <優れた設備> 防犯設備が優れています。2系統あり裏口の入り口を監視する大型スクリーン。異常音もキャッチして知らせます。別の系統は360度撮影のカメラを全部屋に設置、24時間録画、1か月保存できる新鋭機器です。広角カメラは4面撮影可能で部屋中すべてが撮影できます。モニターでは4面が同時に写せます。事故などの様子はカメラで再現できます。 |
評価実施期間 | 2020/08/01(契約日) ~2021/02/02(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | ◇特に評価の高い点 1.わくわくするような、行きたくなるような園 園長は子どもがワクワクするような園、安全な園、五感の育成につながる園を目指して環境づくりに励んでいます。保育室では特製の両面棚をあちこちに置き、子どもが両面から取りやすいように玩具や教材を置き、自分で選んで取り出したり、片づけたりできるようになっています。両面棚には小さな容器に入れ、子どもたちの遊ぶ様子や興味の深さを見ながら玩具の入れ替えを行ったり、継続して遊べるように玩具の数を増やしたりして両面棚やつい立てを使ってコーナー分けをし、環境を変化させ、遊びに集中できたり、のんびりと過ごせるように環境を工夫しています。 2.同じ老人クラブとの年間7回に及ぶ交流 近隣住民の老人クラブ「あじさいクラブ」との交流を年7回、毎年行っています。 単発での交流ではなく年間を通しての予定が相手にも伝わり、相互に交流を深め、楽しみな行事となっています。6月グランドゴルフ、10月運動会、11月大学芋パーティ(収穫したさつま芋を調理、共に食べる、3,4,5歳全員)、12月お楽しみ会、1月子ども新年会(ゴマ遊び、羽根つき けん玉 全クラス)、3月お別れ会(幼児クラス会食)など盛りだくさんの計画です。 |
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改善を求められる点 | ◇特に評価の高い点 1.わくわくするような、行きたくなるような園 園長は子どもがワクワクするような園、安全な園、五感の育成につながる園を目指して環境づくりに励んでいます。保育室では特製の両面棚をあちこちに置き、子どもが両面から取りやすいように玩具や教材を置き、自分で選んで取り出したり、片づけたりできるようになっています。両面棚には小さな容器に入れ、子どもたちの遊ぶ様子や興味の深さを見ながら玩具の入れ替えを行ったり、継続して遊べるように玩具の数を増やしたりして両面棚やつい立てを使ってコーナー分けをし、環境を変化させ、遊びに集中できたり、のんびりと過ごせるように環境を工夫しています。 2.同じ老人クラブとの年間7回に及ぶ交流 近隣住民の老人クラブ「あじさいクラブ」との交流を年7回、毎年行っています。 単発での交流ではなく年間を通しての予定が相手にも伝わり、相互に交流を深め、楽しみな行事となっています。6月グランドゴルフ、10月運動会、11月大学芋パーティ(収穫したさつま芋を調理、共に食べる、3,4,5歳全員)、12月お楽しみ会、1月子ども新年会(ゴマ遊び、羽根つき けん玉 全クラス)、3月お別れ会(幼児クラス会食)など盛りだくさんの計画です。 ◇改善を求められる点 1.<期待したい点>大規模保育園経営母体の強みの発揮 本園は社会福祉法人の経営で、神奈川県内、東京都内に多数の系列園を擁しています。 園相互間の協調を重ね、保育理念、保育方針などの共通化、様式の共通化を図ることにより、伝統の重みを保護者に与えられる基盤を作り上げることを期待します。 |
第三者評価の受審は今回で3回目となりました。前回の受審で3点の改善と工夫をと、ご指摘いただき、この5年間で保育の環境について見直しをしてまいりました。子ども達が好きな玩具を自由に取りだして遊べるスペースの確保、廊下も保育室の一部と考え保育室・廊下・園庭の環境について研修を重ね、【わくわく・ドキドキ・明日も保育園に行きたい】を目標とした保育園作り、そして不審者対策とし園庭、園舎脇に防犯カメラの設置、保育室には360度子ども達の様子が見られるようにし、面談等で保護者の方と一緒にお子さんの様子を参観する事もあります。 いつでも保育参観ができるようお声掛けをし、子ども達と一緒に遊んでいかれる保護者の方もおられます。今後もこれらを継続して参ります。 今回の受審で全職員が保育の見直し、運営方針・理念の共通理解する機会をもつ事ができ保育士自身の振り返りに繋がり、更に子どもを中心として【子どもも、保護者も、保育士も共に育ち合い】この言葉を標語に安心・安全な保育園を目指し保育して参ります。 保護者の皆様には、ご多用の中、アンケート調査にご協力いただきありがとうござしました。今回の結果で足らない部分を認識し、改善していけるよう職員一同で努めてまいります。 最後になりましたが、評価機関の皆様には、今後の課題に気づかせて頂きましたことに感謝いたしております。ありがとうございました。 日野保育園園長 平田三枝子 職員一同 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念は、「子どもたちの健やかな育成の手助けをします。子どもたちの健康と安全を確保し、安定した心で自己発揮のできる場を提供し、子どもの育ちを見守ります。また、家庭と協力し、自己肯定感を育みながら、感情の抑制のできる健全で豊かな人間性をもった子どもの育ちを援助します。」とし、子ども本位の保育使命を読み取ることができます。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・横浜市の待機児童数など、園長は地域の園長会議などで情報を得て、各園に持ち帰り対応策を検討しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・設置法人の経営・運営理念・服務規程・コンプライアンスは、全職員に配付されており、全員周知しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園の理念・基本方針の実現に関して、園の「中期・長期計画ビジョン」に盛り込んで対応しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・中・長期計画の目標達成に向けて、具体策を5年間にわたり盛り込み、その初年度実行計画を、その年の事業計画としています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の理念と地域の特色、年度末行事アンケートなどで得られた保護者の意向を踏まえて当年度事業計画を作成し、幼児会議、乳児会議、給食会議、全体の職員会議で、全職員に周知を図り、実践しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画の要約したものは、重要事項説明書、運営規程等に記載していて、保護者には「入園説明会」「クラス懇談会」などで説明し周知を図っています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年間指導計画、月案、週案などでは、PDCAサイクルにより振り返り、見直し作業を繰り返しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育士の自己評価を園長、主任でまとめ、分析し、課題を明文化しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育園業務マニュアルには園長業務、主任業務が明確に示されています。また、園長不在時の権限移譲などもあわせ、記載してあります。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は設置法人の施設長研修に出席し、保育分野の現状と取り組みについて、施設長同士意見交換したり、横浜市子ども青少年局、地域の園長会や子育て支援会議に出席し、情報を得ながら保育事業を運営しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年3回保育士一人一人による法人独自作成の「保育士自己評価」を提出してもらい、保育の質に関して評価・分析を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本部理事会での決定事項や検討事項はメールで各園に配信され、系列園の園長会議では保育園運営コストの見直しや経営の改善などについて話し合いを行っています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園は独自の「人材育成ビジョン」を作成し、職員はこのビジョンに沿って、研修を受講する等、自己研鑽に励んでいます。主任は職員一人一人の研修受講状況を把握していて、園長に報告しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人独自作成の「保育士人材育成ビジョン」は、園の理念・基本方針に基づいた「期待する職員像」に基づいて策定されており、職員は入職時のオリエンテーションで説明を受け、十分に理解しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・シフト表作成に当たっては、職員からあらかじめ、公休・有給休暇の意向を聞き取り、調整して作成しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園は「保育士人材育成ビジョン」の中で、初任者、中堅職員、リーダー保育士、主任保育士の期待される組織上の役割と目標を明確にしており、それをもとに希望する研修への参加を後押ししています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では、経験年数、職種により「期待する職員像等」について評価項目を設定しており、職員一人一人も「自己評価表」の中で、「保育理念」「保育内容」「人間関係」「健康・安全管理・規律性」「責任性」「協調性」「積極性」「接遇態度」などの評価項目につき、5段階で自己評価を行っています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育に関わるそれぞれの専門職、保育士業務、看護師業務、調理員業務、事務業務に関する基本姿勢が、園の業務マニュアルで明文化されています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生受け入れマニュアルがあり、園の実習生受け入れに対する姿勢を明確に打ち出しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園のホームページや横浜市のホームページでは、園の理念、保育方針、保育目標などを公開し、事業報告、決算報告書が閲覧できます。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・社会福祉法人である設置法人は保育園運営の透明性に努め、職員に対しては入職時に園長が十分に説明しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・「全体的な保育計画」の中で地域交流について、園庭開放や敬老会などへの支援が明記されており、地域の保育園との「仲良し交流会」やゲームやドッチボール大会、 焼き芋大会など年間を通じて交流を図っています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園には「ボランティア・職業体験受け入れマニュアル」があり基本姿勢を明確にして、方針や利用者への配慮等 受入れ体制は確立しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・近隣の保育園、学校関連、児童相談所など近隣の社会資源が一覧なった小冊子を保護者全員に配布して周知しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域の子育て支援会議に参加し、地域の民生員委員、主任児童委員、子育て支援者と情報交換して具体的な支援について意見を出し合いニーズを把握しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園庭開放や一時保育、育児相談等を行っています。第三者委員の訪問を依頼して地域の福祉に関する情報交換を行っています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本園の保育理念, 保育方針 園目標は保護者に配布する保育園のしおり、区役所のラックに置くパンフレット、ホームページの冒頭に記載されています。園内では園目標である5つの文言が各クラスに掲示されています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・プライバシー保護は運営の基本方針であり、園廊下に「職員倫理綱領」を掲示し「子どもの人権の尊重」は守られるべき最優先事項としています。職員の「守秘義務」は児童福祉法の遵守事項として職員の入職時、実習生やボランティア・職業体験の受け入れ時には説明し周知し、誓約書を提出しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園のパンフレットを作成、園見学や一時保育登録時、園庭開放、育児講座などの参加者へ配布、区役所の福祉保健センターに置いています。ホームページで毎週更新し、アクティブな園をPRしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会の事前説明資料として一式を用意しています。園児面談のお知らせから保育園のしおり 重要事項説明書、児童票(問診票)は月齢により質問内容が異なる精密なものです。別紙として、食物チェック表があり、アレルギー食などの調査があります。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は平成19年4月横浜市より受け継ぎ社会福祉法人尚徳福祉会<本部鳥取県>が民間移管したものです。横浜市の方針で待機児童解消のため園児の定員70名を15%増員して83名で運営しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者の満足度は行事後のアンケート<匿名>や対保護者の「保育園現況調査アンケート」で把握しています。同時に乳児 幼児全員に「連絡ノート」を配布しており、意見や要望を日常的に聞く姿勢を明らかに、改善点を公表してます。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園の玄関に「苦情解決制度について」が掲示され、各クラスにも同じ掲示がされています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者が意見を述べやすくするために全園児に個別の「連絡ノート」を配付しています。保護者からのコメントが多く寄せられていますが、その子ども特有の問題なため、職員会議でも報告するだけのもののようです。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者対応マニュアルがあり、入職時に心得として周知して、保護者対応について法人主催の接遇研修を受けたり、日々の連絡帳や、登園や降園時にコミュニケーションを図り、傾聴に努めています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネージメントの対象は園外と園内の事故予防に重点が置かれています。危機管理対策として防災配備体制を作成し責任分担体制を敷いています。事故防止・事故対応マニュアルがあり連絡の手順はフローチャート図で職員に周知されています。毎月2回訓練を実施して反省を記録しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・コロナによる行政からの登園自粛の効果は本園では半数ほどの園児がありました。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園は立地条件的に火事と地震の訓練がメインです。防災マニュアルがあり防火管理組織を作成し、横浜市防災マップに基づいて行動することを基本にしています。災害が起きた場合は「緊急時ブログ」と「災害用伝言ダイヤル」(171番)で情報が流れます。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・標準的な保育サービスの実施方法は「全体的な計画」で大筋を決め、保育の内容である指導計画を各年齢ごとに策定し年間、月間 週案と作成し、乳児は個人別の指導計画が作成されてます。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・各クラスで月間指導計画の実施結果を振り返る「まとめ」の文書が作成されます。健康 人間関係 環境 言葉 表現の5項目で詳細な記録があります。ポイントを要約し次月の指導計画につなげています。これらは6か月ごとに作成される「クラス自己評価」の保育内容の良かった点、改善点に集約され、後期に向けた課題となっています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:b】 ・アセスメントは入園時に一人ひとりの子どもの心身の発達状況や家庭での養育状況を児童票や健康診断表で把握、個人面談で補充しています。入園後は朝夕の口頭での情報交換、連絡ノートのやり取り、行動予定と結果の記録を保育日誌に記載し、月例の「発達記録」作成を通じて把握しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・週案と月案の振り返りを通じて月間指導計画を変更し6か月ごとに年間指導計画の振り返りと評価を実施しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の記録は児童票・健康記録・発達経過記録・乳児個別月間指導計画・幼児月間指導計画・年間指導計画・保育日誌・連絡帳は法人で統一した様式で記録をとっています。記録する事柄を明確にしたマニュアルがあり、記録方法は研修に参加して習得しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育に関する記録の管理責任者は園長です。保育士には児童福祉法上「守秘義務」と当法人の「職員倫理綱領」の「人権尊重」義務が課せらています。本園には個人情報の管理で中核をなす「情報漏洩」の対応マニュアルがあります。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育所保育指針及び横浜市「子ども権利条例」や法人の理念、保育方針、保育目標を土台とし「全体的な計画」を作成し厚労省の「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」及び「乳児の3つの視点」で示された子どもの像を目標に据えて、そこへ到達するまでのプロセスを各年齢別に分け、0歳から卒園までを見通した連続性を主眼としています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・陽光まぶしい街並です。2階建ての園舎はコロナ禍の12月でさえ窓を開け換気を行い、各クラスのエアコンや空気清浄機を利用するまでもなく、健康で心地良い環境です。夏は園庭や1階、2階に遮光ネットを張り、毎月担当者が園舎内を回って安全点検を行います。各クラスやトイレ掃除は次亜塩素酸ナトリウムや弱酸性次亜塩素酸などで消毒を行い、「清掃チェック表」に実施者名があります。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人一人の子どもの状態は児童票、健康記録表 個人面談で確認し、 入園後は連絡ノートや保育日誌、毎月記録される発達記録などで一人一人の発達や家庭環境から生じる個人差は担任間で把握しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・乳児が基本的生活習慣を身につけ、毎月個人別指導計画を立て、それに基づき保育を実施しています。週案で振り返りを行い、次月の月案で見直しています。各年齢のミーティングなどで、一人一人の子どもの様子、発達を職員間で共有し、共通理解をもって基本的な生活習慣が身につけられるように援助をしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全職員は子どもがワクワクするような園、安全な園 五感の育成につながる園を目指して環境づくりに励んでいます。保育室では子どもが取りやすいところに玩具や教材があり、自分で選んで取り出したり、片づけたりできるようになっています。玩具は法人特製の両面棚に子どもたちが選びやすく、片づけやすいように小さな容器に入れ、両面棚やつい立てを使ってコーナー分けをしたり、環境を変化させ、遊びに集中できたり、のんびりと過ごせるように環境を工夫しています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・0歳児の個人別指導計画は個人差に留意しながら作成し、成長に合わせた保育内容になっています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「自分でしよう」という気持ちを大切にして時間に余裕を持ったり、さりげなく援助したりして自分でやったような達成感、成功体験を感じてもらうようにサポートしています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は厚労省の「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を目標にした保育計画を組んでいます。最後の年齢である5歳の子ども像は明確であり、3,4 5歳と連続性が保たれています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障害や支援の必要なお子さんに対しては個別の指導計画を作成し、療育センターの巡回相談にも対応しています。職員会議等で子どもの発達状況や課題、関わり方等を話し合ったり、書面での情報を全職員が共通認識を持てるようにしています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・長時間保育の幼児は登降園表で、乳児は連絡ノートで降園時間と送迎者、軽食、夕食の利用などを確認しています。保護者が迎えに来たときは「お帰りなさい」と正面から声掛けし、一日の労をねぎいます。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「全体的な計画」及び「5歳児年間指導計画」では、小学校との連携や就学に向けての計画が組み込まれ、それに基づいて就学に向けての生活リズムや遊びを通して文字や数などに親しめるように、保育内容や環境の工夫に努めています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では子どもの健康管理のために「健康管理マニュアル」に基づき、朝や日中の健康観察を行い、体調の変化を把握しています。また、毎朝看護師が各クラスを回り、全園児の家庭からの連絡帳を確認し、健康状態を把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:b】 ・健康診断は、年度初めにお知らせして、嘱託医により年2回実施しています。歯科検診は年2回春・秋に行います。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では横浜市の「食物アレルギーガイドライン」に沿って、アレルギー児の対応をしています。主治医の指示書と保護者の除去食確認をもとに、「完全除去食」を提供しています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の「年間食育計画」では、年齢ごとのねらいに沿って、食事、行事、栽培、クッキング保育などの活動を保育に取り入れています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの発達状況やのど、口、歯の具合、体調に考慮した食事内容、調理法、形状(刻む、柔らかくするなど)に対応して食事を提供しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・0、1、2歳児については、毎日、個別連絡帳にて家庭と日常的な情報交換を行い、3歳児以上の幼児に関しては、出入り口のホワイトボードや口頭、連絡帳を使って情報共有を図っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園職員は保護者とは送迎時の会話や連絡帳でのコミュニケーションを通じて、保育園や家庭での子どもの様子を共有し、成長を喜びながら信頼関係が醸成されるように対応しています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では「虐待対応マニュアル」に沿って、職員に周知し、取り組みを行っています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育日誌はねらいや活動内容、子どもの様子などから環境構成や援助、配慮について振り返りや考察、次への展望を記載するようにしています。 |