それいゆ保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | それいゆ保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 25 名 |
所在地 | 215-0001 川崎市麻生区細山1203 |
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TEL | 044-959-3003 | ホームページ | https://www.misasakai.or.jp/shisetsu/soleilkawasaki.php |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2015年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人三篠会 | ||
職員数 |
常勤職員:11 名
非常勤職員:6 名
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専門職員 |
保育士:12 名
保育補助(子育て支援員):2 名
管理栄養士:1 名
看護師:2 名
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施設・設備の概要 |
2室:鉄骨造1階建 面積71.98㎡(玄関・調乳室・トイレ・ウッドテラス)
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(1)子どもの人権を尊重し、保護者や地域に信頼され愛される保育園を目指す。 (2)子どもとの信頼関係を大切にし、ひとりひとりが安心して生活できるような保育をおこなう。 (3)併設重心施設との交流を通し、ひとりひとりの思いやりが育つような保育を行う。 (4)保育園の保護者を支援する。<子育ての応援、就労支援など> (5)地域の子育て中の保護者を育児講座などを開催し、応援する。 |
(1)医療的ケアの必要な障害児も可能な限り受け入れ、健常児と一緒に保育を行っていく。 (2)環境の良さを生かし、積極的に戸外に出て遊ぶ。 (3)ひとりひとりを大切に丁寧に保育を行う。 (4)子ども達が自分は愛されている、認められていると実感できるような保育を行い、自己肯定感を持てるようにする。 (5)年間を通じ薄着、またはだし保育で健康な身体づくりを行う。 (6)少人数の良さを生かした保育を行う。 |
評価実施期間 | 2019/06/10(契約日) ~2020/04/14(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | ・0、1、2歳児に特化した小規模ならではの専門的な保育環境にあり、アットホームでゆったりとした雰囲気のなかで子どもと保育者が密に関わることで、丁寧に個別の発育をとらえることができている。また、同法人施設敷地内に位置していることから、自然に恵まれ安全な環境のなかで年齢に応じた散歩や外遊びを充実させることができている。 ・地域支援事業に今年度から力を入れており、毎月2回保育園が持つ様々な知識や園の資源を利用した地域の子育て家庭に対する支援活動と、親子ヨガ教室を実施している。活動は、それいゆ川崎キャンパス内のCAMPASキッズを利用して行っており、地域に根付いた保育園として受け入れられるよう力を注いでいる。 ・子どもの人権を念頭に置いて、日誌・連絡帳・会議録などで把握した子ども一人ひとりの情報をもとに、丁寧に関わることを大切にしている。さらに、保護者の意向に耳を傾け、価値観や生活習慣に配慮した支援を心がけている。いつでも保護者からの相談に対応しており、意見や要望を受け付けることを入園時をはじめ様々な機会を通じて伝えている。文化や信条などの違いによって生じる課題につても、個々の価値観に配慮した支援に取り組んでいる。 |
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改善を求められる点 | ・事業所内保育園であることから、園内研修以外にも法人研修を受講する機会にも恵まれており、避難訓練も合同で実施することができている。また、マニュアルについても法人作成のものを共有し取り入れているが、保育園で必要とされる項目については独自のマニュアル等を作成するなど、手順を明確にし活用する工夫が望まれる。 ・登園・降園時には、子どもの成長を伝えたり、連絡帳を通して保護者とのコミュニケーションを図ることで、保護者と職員の信頼関係が深まるように心がけている。各種の園内掲示によって保護者へ園の取り組みを伝えている。ただし、全体として各掲示については、設置場所、表記内容、文字の大きさなどについては、掲示方法を工夫することが望まれる。 ・年度末の職員自己評価の分析をもとに、個人別の育成計画と研修計画を策定している。職員の技術水準、知識、専門資格の習得などの視点や、さらに本人が学びたいことを踏まえ客観的な計画評策定に努めている。研修に行きやすい体制を整え、必要経費は園負担とし、研修報告書によって、園長は本人の成果を確認している。さらに、それらの機会の充実を図り、職員の資質ややる気の向上を目指している。 |
第三者評価、お世話になりました。またこの度は評価結果をお送りいただきましてありがとうございました。 各項目のコメントを拝見いたしまして、日頃の保育を、色々振り返ることができました。ご指摘いただいた点につきまして皆で検討し改善していきたいと思います。 今後とも宜しくお願いいたします。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年初の職員会議にて、全職員に「保育園のしおり」を渡し、保育目標・保育方針を読み上げて周知に努めている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の施設長会議では、保育以外の様々な福祉サービス施設長も全て参加し、社会福祉事業全体の動向について情報を得られる機会となっている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・経営環境・経営課題については「それいゆ川崎キャンパス全体」として検討する仕組みになっている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園独自の中長期計画は作成されていないが、開園から4年間安定した園運営がなされていることがうかがえる。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人全体あるいはキャンパスとしての中長期計画をもとに、園としての単年度事業計画を策定しているが、園としての中長期事業経過期の策定も望まれる。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では「今、大切にすべきこと」に着目することに努めており、ミーティングなどを通して事業計画に反映させることに取り組んでいる。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園時をはじめ定例の保護者懇談会において、「重点的な取り組み」について記載した資料を配布して説明を行うことにしている。ただし、園で保護者の理解を得られるまでには至っていないことを認識しており、更なる工夫を検討している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎週金曜日に週案のチェックを行い、クラス毎に評価を実施して保育の質向上に取り組んでいる。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員個別の業務遂行到達度チェックリストをもとに研修への参加の他、個別指導なども行い個々のスキルアップを図りながら、園全体の保育力向上に取り組んでいる。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は職員向けに「どのような保育園を目指すか」と題した文書をもとに、「人権を重視した保育」「重い障がい児の受け入れ」「少人数のよさを活かす」「自然環境を活かす」「保護者に優しい」「地域に愛される」「職員にとっての働き甲斐」などの方針や園長としての職務を職員に伝え、園運営をリードしている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育に従事する者として遵守すべき、法、規範、倫理要綱などは、服務心得や服務規程に明示するとともに、正職員に対しては入職時に法人としてコンプライアンス研修、パート職員については「それいゆ川崎キャンパス内」でキャンパス長がソレイユRINRI綱領に従って概ね同様の研修を行い、注意喚起を促している。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、週案、月案、年間指導計画の内容の確認、振り返りや、行事後の反省の中で保育の質について評価を行ってリーダーシップを発揮している。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・働きやすい環境作りを目指して、職員の希望をできるだけ取り入れ、個々の状況なども考慮して柔軟なシフトを組むなど、ワーク・ライフ・バランスを重視することに取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の採用については法人として一括で行うことにしており、必要とする人材について本部に伝え、採用に繋げる流れとしている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・採用、配置、異動、昇格、給与等の規定については運用規程細則に明示されており、入職時のオリエンテーションや研修の場で説明されている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として、毎月の超過勤務や有給取得の状況などが記載された勤務表を設けており、各自が確認して超過手当などが支払われる明朗な仕組みになっている。同様に園長などの経営層も把握しており、出来る限り超過勤務の削減に取り組んでいる。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員一人ひとりの目標管理については業務遂行管理シートを用いて取り組んでおり、年度末の自己評価をもとに園長面談を実施し、振り返りと来年度の目標について話し合い職員一人ひとりの育成に向けての取り組みを行っている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・内外の各種の研修(川崎市、麻生区、法人、民間、園内など)に、職員の参加希望や目標に合わせて参加できるように取り組んでる。また、他園の見学研修なども行い職員の能力アップにつなげている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・新人職員のOJTは原則1年間を設定しており、毎月クラス会議で1か月の振り返りを行い、新人育成振り返りシート(本人の振り返りとチューター職員と園長によるアドバイス)に記録している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生の受け入れなどに関するマニュアルは法人として定めており、それいゆ川崎キャンパス全体としても、年間を通じて数多くの受け入れを実施している。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域支援事業についての年間計画を麻生区に提出しており、区のホームページ「はばたけあさおっこ」によって毎月の事業内容を紹介している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務経理業務についてはキャンパス内の事務担当によって、保育園の事務、経理、取り引きなどを行っている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「どのような保育園を目指すか」という園長作成の文書の中に「地域に愛される保育園づくりをおこなう」という基本姿勢を明示している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・それいゆ川崎キャンパス内にはボランティアルームも用意されており、受け入れ基本姿勢についてもそれいゆ川崎に準じている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・麻生区の資料を保護者に配布するなど地域の関係機関の情報提供を行っている。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・それいゆ川崎キャンパス内のCAMPASキッズ棟では、地域に向けたイベントを保育園が主催して月2回開催するなど、近隣子育て家庭へ園の専門性を還元したり、情報収集に取り組んでいる。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・麻生区の園長会や、それいゆ川崎キャンパスからの情報収集を通して、地域の福祉ニーズの把握に取り組んでいる。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・不適切な保育については職員相互に注意を促せる職場環境づくりに努めている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・虐待については職員がチェック、疑わしき場合には写真を撮るなど、万が一発見した場合通報することを指導しているが、マニュアルの整備が望まれる。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・麻生区発行の保育園の入園情報に園の情報も掲載されており、保育園利用希望者からの見学希望に対応している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・重要事項の中で保育の開始及び変更時の説明を記し、その内容を保護者に説明し、同意書を得るようにしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・卒園や転園に際し、必要に応じて今までの保育経過を申し送り書として作成し送付している。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・日頃から利用者との対話を大切にし、その中で満足度の把握につながるよう努めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情解決責任者、受付担当、第三者委員会で成されており、いつでも誰でも利用できるようにしている。その内容は重要事項説明書の他、園内にも掲示している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者は保育園に対して、相談や意見をいつでも述べることができることを入園説明会、園だより、クラス懇談会などで分かりやすく説明し周知するように努めている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者からの相談や意見について随時受け付けており、必要に応じて園長も同席するなどの対応としている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスク管理対策の基本は、川崎市及びソレイユ川崎の管理マニュアルを基にして、保育園独自の記入レポート用紙の様式を作成し「SHLLモデル」を使用して要因分析に取り組んでいる。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・厚生労働省感染ガイドライン、川崎市健康マニュアル、ソレイユ川崎感染症対策マニュアルを基に独自で職員に向けた清潔管理を明示し、清潔管理及び園児の手洗いを徹底している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・避難訓練は月1回、消防主催の全体訓練は年2回実施しており、訓練後は職員会議で課題について話し合い次回につなげている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・個人情報の取り扱いについては、「服務心得」で周知している。入園時には、プライバシー関連(写真掲載)説明および同意確認表に説明日と同意の有無を記録している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法について常に検証に取り組んでおり、見直しが必要と判断したら、周囲に提案するようにしている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の子どもの様子、クラスの様子については保育日誌に記録している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育日誌では毎日、週案は毎週、月案は毎月振り返りをして、翌週、月の保育に反映できるようにしている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもに関する記録は保育日誌、障がい児日誌、個別記録に記録し保管、職員はいつでも確認できるようにしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもに関する記録は、鍵のかかる書庫に保管しており、事務室で閲覧や記録をすることが定められいる。記録の持ち出しはしてしない。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年度末の職員会議では、職員全員で全体の計画の内容について再確認している。全体的な計画を踏まえて養護と教育の各領域を考慮し、各クラスにおいて年齢と発達に応じた年間指導指導計画を作成している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業所内保育園として同法人施設の広い敷地内に位置しており、日常的に敷地内での散歩や散策が可能となっている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・少人数であることや重度の障がい・医療的ケアが必要な子どもの受け入れも可能としていることから、職員は一人ひとりに寄り添い丁寧に対応するように努めており、担当の保育士は子どもの少しの変化にも注意をむけ対応できるように取り組んでいる。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時から一人ひとりのマークを決めて自分の持ち物や場所がわかるようにしており、0歳児後半から自分の持ち物を出したり入れたりできるような環境設定をしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室内は、低い棚などに玩具を設置して子どもが自分で出したり片づけができるように設定している。絵本、ままごと、くるま、ブロックなど年齢と発達に応じて玩具を配置し自由に出して遊び込めるようなスペース作りがされている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・担当制を取り入れており、毎日の子どもの迎え入れから食事、排せつ、睡眠、遊びなどを一人が担当することによって子どもが環境に慣れ、安心して過ごすことができるように配慮している。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・活動内容によっては、1歳児と2歳児が一緒に遊んだり行動したりする時間もあるが、基本的にはクラスごとで活動し年齢ごとの遊びの内容や時間を保障している。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 0、1、2歳児の乳児のみの保育園であるため、該当しない。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重度の障がい、医療的ケアの必要な子どもの受け入れを可能としており、受け入れにあたっては、障がい特性についての研修や勉強会を実施しクラスを超えて全職員が同じ対応ができるように十分な情報共有に努めている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・延長保育の申し込みがあり数名対応しているが、人数はその日によって異なる。現時点では17時半にはほとんどの子どもが帰宅し、18時半までには全員が帰宅している。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 0、1、2歳児の乳児のみの保育園であるため、該当しない。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・看護師の配置があり、入園面談に参加して園長とともに保護者から子どもの健康について聞き取りを行っている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月2回の健康診断と年2回の歯科健診を実施し、適切に記録・保管されているとともに保護者に報告する流れとなっている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・食物アレルギーについては入園時に確認しており、医師の指示書に基づき除去食の対応をしている。栄養士が献立を変更し献立表を保護者に配布し確認してもらっている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月1回の栄養ミーティングでは栄養士と各クラスの担当1名ずつが参加し、離乳食の進み方や献立について、食育活動について話し合い共有する機会としている。献立は施設の管理栄養士が作成しており、形態のみ保育園用となっている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・行事では、子どもが楽しみにできるような飾りや盛り付けに工夫し、お誕生日会ではおやつにケーキを提供している。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・0歳児は毎日の子どもの様子を連絡帳に細かく記載し園と家庭で情報共有できるようにしている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園、降園時には保護者に子どもの様子について口頭での確認に加え、連絡帳でも詳細にやり取りしている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝礼で事例や保育に関連するニュースなどについて報告をして職員に注意喚起するとともに、話し合いの機会をもつようにしている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員全員が業務遂行到達度チェックシートを記入し、園長が年1回個別面談を行い、職員からの意見等を確認できる仕組みとなっている。 |