わらべうた宮崎台保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | わらべうた 宮崎台保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 40 名 |
所在地 | 216-0033 川崎市宮前区宮崎2-9-3 メゾン・ド・バッハ3階 |
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TEL | 044-870-1144 | ホームページ | https://www.kidslife-nursery.com/base/kawasaki/miyazakidai/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2015年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | HITOWAキッズライフ株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:10 名
非常勤職員:7 名
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専門職員 |
管理栄養士:1 名
保育士:15 名
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施設・設備の概要 |
2部屋:0・1歳児室、2~5歳児保育室、調理室、事務室兼医務室、乳幼児トイレ、沐浴室、シャワー室
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【保育理念】 ~子どもの時間が流れる保育園~ 家庭のようなあたたかい場で いきいきとした「生活」と「あそび」を子どもたちに 【保育目標】 生きる力の基礎を育む ・からだを育む~しなやかなからだと手 ・つながる力を育む~友だちも大人も大好き ・学ぶ力を育む~チャレンジする好奇心 ・生活力を育む~自分の事は自分での自信 【保育方針】 ・自立して生きる未来の力を育てることを見通し、子ども一人ひとりの今を心から尊重します ・安心できる人間関係の中、子どもが自分に出会い、仲間と共に生活をする力を育みます ・多様な経験をし、問題は必ず解決できる自信を重ね、意欲的に学びにむかう力を育みます ・丁寧な生活を営み、自分で決める経験を自信に、自らルールに気づき生活を創りだす力を育みます ・保護者・地域・保育者が感動をわかち合い、成長を見守るパートナーとして、一人ひとりの子どもの生きる力を育みます |
スタッフ間のコミュニケーション力を向上させる為、ハイタッチ運動をとり入れている。 |
評価実施期間 | 2019/07/22(契約日) ~2020/03/06(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特に評価の高い点 | 【子どもの気持ちに寄り添って一緒に考えることで信頼関係の構築に努めている】 子ども同士の関わりの中でトラブルや意見が食い違った場合は、保育者が仲立ちをし、お互いの思いを汲み取って代弁するようにしている。また、自分を表現する力が十分でない子どもには、日々の子どもの表情や言葉を聞きながら、気持ちを落ち着けることができるような場所へ誘導して職員が隣に付き添うなど、園全体で支援している。 【地域の様々な福祉資源を有効に活用して、地域交流を行っている】 警察が園に来訪して幼児を対象にが交通ルールを学ぶ機会や、毎月バスに乗って公共の乗り物のマナーを学びながら高齢者施設に訪問しての交流、勤労感謝の日に近隣のお店に作品を作って届け感謝の気持ちを伝えるなど、様々な地域交流を図っている。 【年間の目標を定めて園経営にあたっている】 年間の目標を園長が定め、ゴールの姿を明らかにするとともに必要な取り組みを示している。幹部会で確認のうえ全職員に配布しており、計画には具体的な策として数値化された目標も示されている。今年度は職員間のコミュニケーション力を向上させるため、ハイタッチ運動をとり入れている。 保育リーダーについて、川崎市では経験や資格などの要件が定められていないことを確認し、毎年職員の投票によって決定している。現場で頑張っている職員がリーダーとして相応しい人を投票して決める仕組みである。リーダー職としての報酬も連動しているが、選挙結果によっては降格もあるため、職員の意識向上にもつながっている。 |
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改善を求められる点 | 【個人情報保護規定の職員への周知徹底を目指している】 個人情報のファイルは鍵がかかる机の引き出しにに保管し、記録管理責任者の園長が朝と帰りに鍵の施錠管理を行っている。日々の昼礼や会議の中で、個人情報の保護の重要性について全職員に確認を行っている。さらに研修やマニュアルの読み合わせなどを通しての周知が望まれる。 【事業計画を保護者に周知し理解を促すことが望まれる】 行事や今年度の保育目標、ねらいなどについては、保護者会や運営委員会などで保護者に伝える機会を設けており周知に努めている。しかしながら現在のところ、事業計画については周知されていないことを課題としており、保護者にわかりやすく伝え理解を促す工夫が望まれる。 |
事前の説明からとても丁寧にご対応頂き、園の評価も適切に行われたと認識しております。 様々なご助言を頂いた事に関しては今後の園運営に反映してまいります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・玄関に保育 理念、保育目標を掲示し、保護者などの来園者をはじめ職員の目に留まるようにして周知を図っている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎月の全体会(全園長ミーティング)で事業経営および、社会福祉事業全体について動向などを共有している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営課題として残業について検討し、効率的に時間を使っていくことが重要と考え、事務時間の目安を職員と話し合って決め運用するなど、課題を職員と共有するとともに具体的な取り組みを行っている。日誌の記入などについて職員間で話し合い、適切な内容や時間配分について共有している。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人として策定している中長期の事業計画をもとに、園としての単年度事業計画、年間指導計画、行事計画などを策定している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度計画は法人として定めた中長期事業計画をもとに、法人共通の書式によって作成している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画の策定にあたっては、中長期計画(法人全体の方向性)の骨子や前年度総括などを踏まえ、園長やリーダー職員の話し合いによってなされ、年初の定例ミーティングの場において職員に説明し、周知に努めている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園時の説明会や保護者懇談会、運営委員会などを通じて園としての取り組みを説明し、理解を促している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の目標管理シートは3か月毎にチェックしており、園長は達成や進捗度合いを把握して、園全体としてベクトルを合わせて園運営を示唆している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・自己評価についてはミーティングで話し合い、評価とその根拠、改善点などの検討に力を入れている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は年度初めの職員会議で、園内研修のテーマを伝え、今年の園の方向性を明らかにする取り組みをしている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・全職員が法人で行うコンプライアンス研修に年2〜3回参加し、報告書は園長経由で本社に連絡する流れとしている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は3か月毎に職員面談に加え、必要に応じて面談しコミュニケーションを図っている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・人員配置については、日々の昼礼において予定を再度調整して、効率的な運営を行えるように取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の採用については本社主導で実施しており、保育に対し十分な意欲と適性を持った人材採用に努めている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は自己評価シートによって自ら評価を行い、さらに意向調査を実施して意思や課題・意向を把握している。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々のシフトや休暇の取得などは、一人ひとりの要求に出来る限り応えられるような仕組みを作っている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員一人ひとりが設定した目標設定をもとに、園長や主任との日頃の関わりや定期的な面談などによって、職員一人ひとりの個別指導育成に取り組んでいる。さらに必要に応じて個別面談も行って育成に繋げている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本方針の中に「7つの窓」として子どもの成長をはかる7つの視点や、「保育姿勢」(愛する、楽しむ、信じる、待つ、見守る)として職員の子どもに対する姿勢が明記されている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人は主管する職員研修は、職域・職制・職能別になっており、全職員が参加できるようにしている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人として実習生の受け入れマニュアルを整備し、園長向けには受け入れに関する研修を実施して体制を整えている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念や基本方針、保育内容についてはホームページに掲載しており、だれもが自由に閲覧できるようにしている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の運営管理については、本社と園との役割分担が決められており、監査業務、事務、経理、取引等については本社扱い、園では小口現金管理のみとしている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との関わりの基本的な考えを全体的な計画の中に掲げており、近隣保育園のイベントへの参加、近隣の商店には勤労感謝の日に子どもたちの作品出展などを実施している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティアの受け入れについても実習生同様に受け入れ基準などを明確にしており、受け付け、オリエンテーション、具体的な活動などが円滑に実施できるようにしている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・身近な地域の社会資源として散歩コースや近隣の公園があり、子どもの体力に合わせて複数用意している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・区の連携会議などで地域のニーズを把握、共有して地域支援事業に取り組んでいる。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の園長会に参加しており、それらをもとに具体的な福祉ニーズを把握できるように努めている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育方針には「子どもを尊重した保育」を掲げており、各種の研修を通して職員の理解を深めることに力を入れている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として定めた業務マニュアルの中には、子どもや保護者のプライバシーの保護に関する項目を設けるなどして、職員への注意喚起を促している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園のパンフレットは保育理念や保育目標、取り組み、1日の流れなどを写真も交えてカラーで掲載し、分かりやすさを大切にしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前には、保護者から事前に記入してもらった「児童票」や「健康台帳」をもとに園長が面談を行っている。必要に応じて栄養士も同席して生活状況、健康面の確認や保育に対する要望などを聞き、情報の把握・共有に努めている。食事に関しては、アレルギー児には栄養士が必要書類をもとに確認を行い、対応するよう配慮している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度途中の転園などで退園する子どもがいた場合には、お別れ会で子どもたちがみんなで集まる時間を作り、園での活動や行事の写真やメッセージを添えたアルバムを作成し、退園する子どもに渡している。園長や担任は子どもに「いつでもあそびにおいで」と声をかけ、保護者にも、いつでも相談にのることを伝え、新しい環境への不安を軽減できるよう支援している。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の保護者アンケートが毎年定期的に行われ、結果を保護者にフィードバックしている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時には重要事項説明書に記載している、苦情解決の体制(苦情解決責任者の設置、苦情受付担当者の設置、第三者委員の設置)などを説明して周知に努めている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決制度については、重要事項説明書への記載をはじめ園舎でも掲示しており、苦情受付担当者(主任)、第三者委員、法人窓口などを明示している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・意見箱の設置や定期的な保護者アンケートの実施により、保護者からの相談や意見に対応できる体制としている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人で全園共通のマニュアルとして、「災害対応ハンドブック」「感染症対応マニュアル」などが策定されている。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症が発生した場合には、発生状況や対応策などについての掲示を行っている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月災害を想定し、避難訓練を実施し、記録を消防署へ提出して安心で安全な園運営に取り組んでいる。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人作成のマニュアルには、虐待対応ハンドブック、事故対応ハンドブック、感染症、食物アレルギー、人権や虐待など子どもの尊重や権利擁護に関わる各種のマニュアルを整備している。マニュアルはファイルにして、事務所の棚に職員がいつでも確認できるように設置している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルの見直しについては、法人や行政など関係機関からの通知などがあった際に差し替えを行い、その日の昼礼で職員に書面と口頭で伝え周知に努めている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は指導計画策定の責任者として園長が指針をもとに案を作成し、職員と話し合いを行い、出た意見を取り入れて作り上げている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画は、年間指導計画は4期に分けてそれぞれの担任が見直しを行い、月案は月1回のカリキュラム会議で園長と担任が振り返りと次月の計画を話し合い作り上げている。見直しに当たっては、擁護、教育、環境構成と援助・配慮のポイント、子育て支援・地域連携など保育の質の向上の課題にそって行っている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園時に保護者に子どもの成育歴や家庭での様子などの記入をお願いした一人ひとりの「児童票」や「健康診断記録表」などは、「乳幼児童名簿ファイル」にまとめて管理し、個人の身体的発達、社会性の発達、言語的発達、微動運動・知的発達を1年間を通して記録し、クラスごとにファイリングしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・個人情報のファイルは鍵がかかる机の引き出しに保管し、記録管理責任者の園長が朝と帰りに鍵の施錠管理を行っている。日々の昼礼や会議の中で、個人情報の保護の重要性について全職員に確認を行っている。さらに研修などを通しての周知が望まれる。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人がめざす目標をもとに、各法令や園の方針・保育所の理念や方針、目標に基づいて年齢ごとに成長してほしい姿をめざして園全体としての「年間指導計画」を作成している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内にはエアコンが設置され、温度や湿度を調節し心地よく過ごせる環境作りを心掛けている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前の面談、日常的な保育の様子や保護者との連絡ノートのやり取り、送迎時の会話の中から発達過程や家庭環境から生じる個人差や子どもの気持ちを汲み取るよう心がけている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的な生活習慣の習得は、子どもの意欲やタイミングなどに合わせ、一人ひとりのペースに合わせ進めることとしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・玩具などは子どもが自分で取りやすい目の高さのところに置き、コーナー遊びを工夫するなど自発的に遊びに入れるように工夫している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・調乳は法人の調乳マニュアルに沿って調乳し、4、5か月児の授乳は、部屋の奥にサークルを作り生地で回りを囲って落ち着くスペースを作っている。職員と子どもが1対1で安心して子どもと目線をあわせ、ほほえみながら「おいしいね」と語りかけて、こどもとの愛着関係が持てるように配慮している。また、服を着替えるときは、「さっぱりしようね」などと優しく言葉をかけるなど、特定の職員が応答的に関わるように努めている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・自分でしようという気持ちを尊重し、散歩に行くときに自分で靴を履きたがる時は、職員はゆとりをもってその様子を見守り、できないところを声かけなどしながら援助している。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・3、4、5歳児は同じクラスで活動をしており、日常的に異年齢の交流が行われている。「みんなのコンサート」という発表会に向けて、子どものやりたいこと、興味があることを聞き出し、劇や劇に使う衣装なども職員と一緒に手作りするなど、子ども主体で取り組みを行っている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 非該当 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・開園時間は7時から18時まで、18時から20時までが延長保育となっており、時間によって補食や夕食を提供している。就労の都合で当日でも延長保育を受け付けるなど、保護者の急な都合にも対応している。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間で小学校連携の計画を作成し、小学校との連携や就学に向けて取り組みを行っている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの健康に関しては、保健業務マニュアルや感染症対策マニュアルに則り、日々の子どもの健康管理を行っている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断は0、1、2歳児は毎月1回、3、4、5歳児は年3回実施している。診断結果は「すこやか手帳」にサインをしてもらい、治療を必要とする場合は保護者に知らせている。健康診断の結果は所定の書類に記入し、個別に記録したものを管理している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・現在、在園児にアレルギー児はいないが、アレルギー児に関しては、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」のもと、医師の判断により、栄養士、保護者で面談後、健康管理委員会(川崎市)の指示により除去食で提供する仕組みになっている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:b】 ・食に関する豊かな経験ができるよう、栄養士が「年間食育計画」を作成し、「食事」「食に関する行事」「郷土料理・世界の料理・絵本献立」「クッキング」など、食に関連づけた目標に沿って、各年齢に応じた内容で計画を立てて進めている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・栄養士は子供たちの喫食状況を把握して給食日誌に記録し、毎月の給食会議で担任や全体会議で情報共有しながら話し合い、次月献立や調理の工夫に反映している。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・連絡帳は0歳から2歳児クラスまでは複写式の個別連絡ノートを活用して、家庭での様子、健康状態、検温、排便、睡眠、食事などの情報を把握できるようになっている。3、4、5歳児は毎朝登園時に体温や便、朝食の有無、特記事項などを連絡帳に記入してもらい、一日の保育の参考にしている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園時には保護者と子どもにあいさつを交わし、家庭での様子を聞き取りその日の保育の参考にしている。送迎時には対応する職員が子どもの1日の様子を伝えられるよう、担任がいなくても引き継ぎを十分に行えるよう努めている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待の兆候を見逃さないように、職員は登園時の様子や着替えの際に体のあざがないかなどの視診や触診による確認をするほか、子どもと保護者の様子や変化を注意深く見守り記録をすることにしている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員は、毎日の日誌、週案、月案をもとに振り返りを行い、反省や改善点を出し合い、日々の保育に繋げるよう取り組んでいる。今月の振り返りや来月の目標を園長と担任がカリキュラム会議で話し合い、次月の計画に反映するよう取り組んでいる。 |