ソレイユ川崎
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | ソレイユ川崎 | 評価対象サービス | 障害者・児福祉サービス版 |
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対象分野 | 生活介護 | 定員 | 15 名 |
所在地 | 215-0001 川崎市麻生区細山1203番地 |
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TEL | 044-959-3003 | ホームページ | https://www.misasakai-soleil.com/index.html |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2005年05月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人 三篠会 | ||
職員数 |
常勤職員:7 名
非常勤職員:2 名
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専門職員 |
看護師:1 名
理学療法士:1 名
生活支援員:3 名
栄養士:1 名
サービス管理責任者:1 名
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施設・設備の概要 |
私たちは 1.あなたや家族の持つ痛み、苦しみに寄り添うこと 2.あなたの気持ち表情を理解する努力を惜しまず、その意思を尊重すること 3.家族とのかかわりを持ち、あなたと家族を含めた幸福を支えること 4.日常生活の中に肉体的苦痛や心理的負担を持ち込まないこと 5.全ての係わりのある人が良心に従って意見をいいあえることを大切にします |
知的障害・身体障害の重複障害をお持ちの方で医療的ケアが必要な方を中心に受けれています。多機能事業所として生活介護と一体的に事業を行っており、未就学児から成人まで幅広い年齢層のグループで「療育活動」を行っています。見る、聞く、体験することを重視し、楽しく安心して過ごせる環境を提供しています。 |
評価実施期間 | 2019/05/16(契約日) ~2020/03/31(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特に評価の高い点 | ①各種の専門職を配置し専門性の高い個別支援に取り組んでいる ・同施設内に医療機関があるので、重症心身障害者、なかでも医療ケアが必要で他の事業所の利用が困難な利用者を積極的に受け入れており、主治医の指示簿と個々の利用者のケアに必要な14項目を記載した看護・生活支援計画を作成して、医療ケアを実施している。施設内リハビリ部の通所担当理学療法士または作業療法士がリハビリ実施計画を作成し、臥床時や車イス使用時の安全で快適な姿勢保持の方法、嚥下能力に応じた食事形態や食事介助の方法を教示したり、必要に応じて機能訓練を行っている。 ②課題分析を充実させ、個別性の高い支援計画の作成に取り組んでいる ・利用開始時に心身・生活状況について非常に詳細な情報を聴取し、多職種で「本人を知るための地図」を作成して、利用者の希望、現状、ストレングスなどを把握している。それを基に、個々の利用者の心身機能、好きな物、関心などを考慮して編成した3つのグループごとに行う制作、園芸、外出、音楽鑑賞などの活動や、役割活動の支援をしている。 ③利用者の尊厳の尊重については家族(保護者)からも高い満足度が得られている ・福祉サービスに従事する者として、守るべき法・規範・倫理などは就業規則への明示をはじめ、職員倫理要綱において行動指針を定めている。入職時に、障害者総合支援法や関係法令を説明・配付し周知に努めている。さらに、全体ミーティングや支援者会議において個別議案を検討する中に盛り込んで、振り返りに努めることにしている。今回行った利用者(保護者)アンケートにおいても、尊厳の尊重に関する各設問において大変高い満足度が得られており、事業所の取り組みが浸透していることがうかがえる。 |
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改善を求められる点 | ①障害の特性を適切に認識して支援することを目指している ・重度の障害者の場合、変化への適応が難しく、生活のパターンを変えづらかったり、「こだわり」を持ちやすい特性があることを踏まえ、できる限り利用者のペースに寄り添える対応に努めている。集団生活の場ではあるが、利用者一人ひとりにとっての「分かりやすさ」や「馴染みの深い生活パターン」を尊重し、落ち着ける空間や活動を提供している。さらに、年齢に応じた対応と実際の支援方法が合致しない場合があることを踏まえ、それらをしっかりと意識して支援できるように職員を育成することを目指している。 ②虐待防止に関する取り組みを充実させることが望まれる ・利用者の権利侵害に関しては、身体を保護することが必要な場合の身体拘束について「身体拘束に関する説明・同意書」による説明と同意の取得、日々の担当者による確認及び体温表フローシートへのチェック、拘束の方法が変わった場合の話し合いが行われている。虐待の防止については、全職員を対象に外部講師による研修を年1回行っているが、利用者の権利侵害について職員が具体的に検討する機会の定期的設定、虐待防止のセルフチェックリスト、早期発見チェックリストの活用、対応方法の周知徹底など、虐待を発生させない組織づくりを、より一層充実されたい。 ③利用者(家族)の意向や要望を把握する機会を充実させることが望まれる ・家族会を2~3か月に1回開催しており、要望や意見などを聞く機会を設けている。送迎時にも個別に話を聞いており、聞き取った内容は主任及び相談員で直ぐに対応したり、職員ミーティングの議題に乗せ話し合ったりしている。また、個別支援計画に関して本人・家族の希望のほか、事業所に対する要望や意見などを書面で把握している。過去には法人としてサービス向上に向けたアンケートを実施したが近年はできていない。再度、実施することを検討されたい。 |
・今回の第三者評価を通じて事業所が目指していることは、着実に具現化されつつあることが確認できております。家族アンケートの結果につきましては高い満足度をいただいており、安定したサービスを提供できていると思われます。事業所としては家族と一緒に作成した個別支援計画に沿った利用者一人ひとりの個別支援に特に力を入れております。また、「さらなる改善が望まれる点」につきましては、事業所一丸となっての取り組みに努めます。地域や関係機関との連携を図りながらサービスの向上に努めます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員に対しては、法人本部が新人研修において法人理念や基本方針などを説明し周知に努めている。事業所では各フロアに「基本運営方針」および「ソレイユRINRI綱領」を掲示し、利用者・家族・関係者の目に触れるようにしている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・利用者・家族、職員などの意向ニーズなどは各種アンケートや面談において必要な情報を入手し、近隣地域や業界の動向などは各種会議、会合に参加して情報収集している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・理事長・関東ブロックエリア長と、定期的に事業所運営会議を行っている。当会議の中で各方面から入手した情報を検討して、事業所として取り組むべき経営課題を明確にしている。これら課題を解決するための具体的な取り組みを単年度事業計画として立案し、目標達成を目指して日々業務を遂行する仕組みが整っている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・事業所の中長期的なビジョンは重症心身障害児・者の生命や健康の保持はもちろん、一人ひとりがあらゆる可能性を持ち、少しでも「普通に豊かな」人生経験を積んでもらうこととしている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として中長期事業計画を策定しており、「基本方針」「重点事項」として明示されている。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業所では月次で収支や業務遂行状況を把握し、運営概要として経営状況をまとめ毎月本部に報告している。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、利用者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画や事業報告についての周知を図る取り組みとしては、職員には面談や運営会議で説明し、さらに回覧によってなされている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・研修委員会において年間の研修計画を立案しており、それに沿って研修を実施している。研修内容としては、専門職別、重症心身障害者協会関連など幅広く、外部研修にも積極的に参加を支援している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画の進捗状況の把握をはじめ、見直しや振り返り、自己チェックなどを月次、四半期、年次などのタイミングでトレースしている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員に対しては、入職時の施設長講義や運営会議などで管理者としての自らの役割と責任について説明している。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人本部が主管する入職時研修では、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などの基本を説明し周知に努めている。以降は事業所内において「ソレイユRINRI綱領」12か条などコンプライアンス関連の規程などを常置しており、職員は何時でも閲覧して再確認して理解を深めることが出来るようにしている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業所ではサービスの質の向上のために様々な面から支援プログラムを考察している。多機能型通所施設事業として、各関係機関との情報交換や家族、他事業所との関わりを深めるようにしている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用状況を踏まえた予算を立て、改善の必要な部署にはニーズに合ったサービス提供が行えるように業務の見直しに取り組んでいる。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の募集採用は法人本部で一括して行っており、新入職員研修後、事業所が必要とする人材を踏まえ、適材適所の人員配置に努めている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人としてキャリアパス制度を設けており、職員一人ひとりの人材育成計画を策定し、さらに職員の適性を考慮して人材配置に取り組んでいる。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・各部署長による面談を定期的に実施して意見や要望、ニーズなどを把握したり、年1回人事希望調査を実施して異動を含め職員一人ひとりの意欲・働きがいなどの状況の把握に努めている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として職域、職制、職歴などをもとに職員一人ひとりを対象に育成計画を策定しており、入職時をはじめ都度説明する機会を設けて理解を深めてもらえるようにしている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・新入職員や転籍者を対象に入職時研修や事業所としての全体研修を実施しており、各部署への配属後に職員一人ひとりの個別研修計画を策定する流れとしている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・キャリアパスをもとに勤務年数、経験、資格などを踏まえて、職員一人ひとりを対象にした研修計画を策定しており、勤務シフトや出勤日などを調整して、円滑な受講を支援している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-① 実習生等の福祉サービスに関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生の受け入れには積極的に取り組んでおり、実習前に実習担当者がオリエンテーションを実施し、福祉サービスに関わる基本的な知識・技術、業界の動向等について説明している。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームぺージに行事などの様子を掲載して広く情報公開している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・2か月毎に家族会役員との連絡会や年3回の施設運営に関する意見交換会を開催して、家族とコミュニケーションを図る機会を設けている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎年定例のソレイユ祭りでは、利用者や家族に加え多くの地域住民も参加しており、一緒に食事や楽器演奏など楽しいひと時を共有できる機会としている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア希望者に対しては事前の面談や見学を行い、心身障害重症児・者について理解を求めている。その上でボランティア内容は面談にて決めることとしている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 福祉施設・事業所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア希望者に対しては事前の面談や見学を行い、心身障害重症児・者について理解を求めている。その上でボランティア内容は面談にて決めることとしている。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・麻生区自立支援協議会、川崎市医療ケア児連絡調整会議などを通し、地域のニーズ把握に努めている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・在宅障害児・者支援を推進するため、外来診療および外来リハビリテーションを実施し、また関連行政機関や医療機関との連携強化を推進している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 利用者を尊重した福祉サービス提供について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の理念や施設の基本方針は施設長が入職時に職員に説明し、利用者を尊重したサービスについて伝えている。普段はチームミーティングを行い、支援について共通理解を持つよう努めている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 利用者のプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者のプライバシーに配慮した支援に努めており、ディルームや脱衣室、トイレ等にカーテンを設置している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して福祉サービス選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページやパンフレットなどで利用希望者や家族に事業所の情報を提供している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 福祉サービスの開始・変更にあたり利用者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用開始にあたり利用者・家族のニーズをもとに暫定プランを作成し支援を開始している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 福祉施設・事業所の変更や家庭への移行等にあたり福祉サービスの継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・他事業所への利用者の移行は稀であるが、事業所を変更する場合は相談支援専門員に看護サマリーなどを提供し、継続して支援が受けられるよう配慮している。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・家族会を2~3か月に1回開催しており、要望や意見などを聞く機会を設けている。送迎時にも個別に話を聞いており、聞き取った内容は主任及び相談員で直ぐに対応したり、職員ミーティングの議題に乗せ話し合うなどしている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・相談・苦情の体制を整備し苦情解決責任者や窓口担当者及び第三者委員や行政の窓口を明示し、契約時には重要事項説明書をもとに利用者・家族に説明している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 利用者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、利用者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者や家族の意向は家族会で聞く機会を設けている。普段は送迎時に聴き取っており、なんでも話してもらうようにしている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 利用者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者・家族の意見に対し迅速に対応している。事例として夏にプールで楽しんでもらった際に、衣服にボールを入れたまま帰宅したことがあった。直ぐに職員間で話し合い再発防止に取り組んだ。家族からの相談や意見は個人の記録に残し共有を図っている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設として安全管理対策委員会が設置され、事故やヒヤリハットの改善策などを話し合っている。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における利用者の安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染対策委員会が各部署のラウンドを行い、感染対策についてチェック表で確認している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における利用者の安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・防災委員会が設置されており避難訓練について話し合ったり、防災マニュアルの見直しなどを行っている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 提供する福祉サービスについて標準的な実施方法が文書化され福祉サービスが提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・個別支援委員会が設置され、個別支援計画書の運用について職員の意見を聞きながら話し合っている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各種のマニュアルはその都度見直しを行い差し替えている。ひとり一人の手順書も年度ごとに更新し、利用者に合った支援ができるよう取り組んでいる。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別支援計画は担当職員が作成しサービス管理責任者が内容を確認している。個別支援計画作成の流れは文書化され、アセスメントはシートをもとに行い利用者ニーズを把握することや、個別支援計画の家族の同意やモニタリングの時期などを明確にしている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別支援計画のモニタリングは6か月に一度となっており、計画に変更が無ければ手紙で家族に知らせ、変更があれば家族に説明し同意を得ている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 利用者に関する福祉サービス実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別支援計画に沿ったケアについては記録に残し、グループで行うモニタリングでは、担当以外の職員の意見を聞きグループノートに記録している。なお、専用の書式を検討中とのことであり今後が期待される。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 利用者に関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・電子カルテシステムを導入しており、受診の管理などに活用されている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 利用者の自己決定を尊重した個別支援と取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・指差してどちらかを選ぶことができるのは21人の利用登録者の内2~3人に過ぎないため、はい・いいえで選択できるように声を掛けたり、実物を見てもらいどちらを選ぶか表情で判断している。自己決定を尊重した個別支援が難しい場合は、家族の協力も得て好きな事・好きな物を探し、個別支援計画に記載して、担当者間で共有している。 |
【A2】A-1-(2)-① 利用者の権利侵害の防止等に関する取組が徹底されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・心身の状況により身体を保護することが必要な場合は、利用契約書別紙「身体拘束に関する説明・同意書」を利用開始時及び各年度開始時に家族に説明し、同意を得ている。同意書に基づいて、日々担当者間で不要な拘束をしていないか確認し、体温表フローシートにチェックしている。拘束の方法が変わった場合は、職員ミーティングで話し合っている。 |
【A3】A-2-(1)-① 利用者の自律・自立生活のための支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・利用開始時に家族から利用者に関する心身・生活情報を網羅した情報用紙を提出してもらい、概ね1か月の慣らし利用期間後多職種で「本人を知るための地図」を検討し、ニーズ整理表で、課題毎に本人の希望、現状、ストレングス、支援の可能性、具体的ニーズを整理している。 |
【A4】A-2-(1)-② 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・情報用紙では、「コミュニケーション」以外に「はい・いいえの表現」「要求の方法」「好きなこと」「気分のむら」「嬉しい時・楽しい時の様子」を家族から情報収集している。利用開始後も支援の中で、利用者が表情、身振り、体の様子で発信することを汲み取っている。 |
【A5】A-2-(1)-③ 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者の意思を尊重できるように、家族と連絡票や送迎時に会話で情報交換している。 |
【A6】A-2-(1)-④ 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・火水曜日の午前・午後、月木金曜日の午後にプログラムを組み、多彩な日中活動、レクリエーションを実施している。季節や行事に合わせた制作、オセロ、ハンカチ取り、的当て、宝探しなどのゲーム、スヌーズレン、アロママッサージ、音楽療法、足浴、紙芝居、季節の行事、リハビリ部と合同のリハレク、グループ活動、ボランティアによる音楽演奏、バルーンアート、人形劇、制作活動、絵本の読み聞かせなどを行っている。 |
【A7】A-2-(1)-⑤ 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・心身機能、好きな物、関心を考慮して、毎年3つの活動グループを編成している。身体障害の程度が軽度なグループでは、紙漉き・葉書作り、玄関ロビーの季節ごとの飾りつけなどを行い、食べ物に関心のあるグループでは、野菜を育て、季節の食べ物を外食や買って来て食べている。他の1グループでは、音楽を聞いたり、足浴、グループミーティングなどを行っている。 |
【A8】A-2-(2)-① 個別支援計画にもとづく日常的な生活支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・食事は、医師・栄養士・リハビリ担当者と連携し、体重と摂取熱量の評価、咀嚼・嚥下機能の評価を行い、普通食・ムース食・ペースト食・経管栄養食の形態で、適温で提供している。病状による特別食、偏食による代替食、行事に因んだデザートを提供している。 |
【A9】A-2-(3)-① 利用者の快適性と安心・安全に配慮した生活環境が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・室温や乾燥に留意し、必要に応じて冷暖房の調節、扇風機・加湿器・空気清浄機の使用、換気を行っている。利用者の身体状況によって適温が違うので、衣類や肩・膝掛けなどで個々の利用者が快適に過ごせるように調整している。 |
【A10】A-2-(4)-① 利用者の心身の状況に応じた機能訓練・生活訓練を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設内リハビリ部の通所担当理学療法士または作業療法士が、個別にリハビリテーション実施計画を作成し、臥床時や車イス使用時の安全で快適な姿勢保持の方法、嚥下能力に応じた食事形態や食事介助の方法を提示したり、必要に応じて機能訓練を行っている。正しい姿勢保持を写真で示し、食事方法申し送り票および介助の仕方に特化した食事介助カードを作成し、トランスファー・ポジショニング・食事チェック表で確認できるようにしている。 |
【A11】A-2-(5)-① 利用者の健康状態の把握と体調変化時の迅速な対応等を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断・医療相談を年各1回、体重測定を月1回行い、毎利用日に家族から連絡票や送迎時に口頭で情報を収集し、到着時にバイタルサインを測定して健康状態を把握している。施設内医療機関の外来や訪問看護を利用している場合は、情報を共有している。入院した場合などは医療情報提供書の提出を依頼したり、通所再開前に電話で家族から聞き取りを行っている。 |
【A12】A-2-(5)-② 医療的な支援が適切な手順と安全管理体制のもとに提供されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・医療ケアが必要で他の事業所の利用が困難な利用者を積極的に受け入れている。現在の利用者のうち2人が人工呼吸器利用者、3人が気管カニューレ装着者、1人が胃瘻造設者で、7~8人が喀痰吸引を必要としている。 |
【A13】A-2-(6)-① 利用者の希望と意向を尊重した社会参加や学習のための支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・殆どの利用者が希望や意向を表出できない為、本人を知るための地図では好きな事、嫌いな事、苦手な事を把握している。取り組めそうな活動を個別支援計画に定め、少人数のグループまたは個別に、紙漉きによる葉書づくり、オーブン粘土で作る贈答用のマグネット作り、テラスでのオクラ・パプリカ・スナップえんどう作り、近隣のコンビニへフルーツパフェを食べに行くなど外出の支援を行っている。 |
【A14】A-2-(7)-① 利用者の希望と意向を尊重した地域生活への移行や地域生活のための支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者の興味や関心に合わせた外食、買い物、散策などのグループ外出、隣接の障害者支援施設でボランティア音楽家団体が行う音楽交流サロンへの定例参加、紙芝居返却の為の図書館への同行、初詣、自治会の祭への参加など、地域での生活を支援している。 |
【A15】A-2-(8)-① 利用者の家族等との連携・交流と家族支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・家族とは連絡票で、食事・水分の摂取量、排泄の状況、バイタルサイン測定結果、日中活動の内容と状況、伝達事項などを相互に情報提供し、送迎時に口頭で利用中の様子を伝えている。健康状態についての伝達は、看護師が直接行っている。 |
【A16】A-3-(1)-① 子どもの障害の状況や発達過程等に応じた発達支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・障害の程度が軽い利用者においては発達段階を評価しながら、支援するように努めてきた。 |
【A17】A-4-(1)-① 利用者の働く力や可能性を尊重した就労支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 |
【A18】A-4-(1)-② 利用者に応じて適切な仕事内容等となるように取組と配慮を行っている。 |
【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 |
【A19】A-4-(1)-③ 職場開拓と就職活動の支援、定着支援等の取組や工夫を行っている。 |
【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 |