レイモンド湘南保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | レイモンド湘南保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60(66) 名 |
所在地 | 253-0084 茅ヶ崎市円蔵1-19-50 |
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TEL | 0467-50-0421 | ホームページ | https://www.lemonkai.or.jp/school/nursary/leimond-shonan-hoikuen/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2014年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人檸檬会 | ||
職員数 |
常勤職員:10 名
非常勤職員:9 名
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専門職員 |
保育士:16 名
調理員:3 名
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施設・設備の概要 |
0~2歳児室 3室:鉄骨造り1階建て 床面積430㎡
3~5歳児室 3室:
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【保育理念】 子育てによろこびを、社会にあたらしい風を、笑顔あふれる子どもが住む未来の地球のために、私たちは保育を通して3つの心を育てます。①人、命を愛する心 ②自然と共に生きる心 ③創造(想像)する心 【保育方針】又は【基本方針】 ① 子ども一人ひとりの育ちに寄り添いそれぞれの、生きる力を育む。 乳児の育児担当制、大人がさり気なく手を差し伸べる保育、基本的生活習慣と生活経験、子どもの自主性を大切にしたコーナー保育。 ②さまざまな体験を通して、しなやかな身体と豊かな感性を育む豊かな自然体験、動植物との関わり、心揺さぶられる原体験と豊かな表現活動、多様な運動遊び、子ども発のつながる保育、文化・伝統の継承、美しい保育空間づくり。 ② 人とのつながり、社会とのつながりを育む、あいさつ、礼儀作法、利他の心。 |
【立地および施設の概要】 相模線北茅ヶ崎駅から徒歩20分の住宅街にあり、鉄骨構造1階建て(430㎡)園庭計270㎡にて、0~5歳児の定員60名(在籍66名)を擁しています。周囲に複数の散歩コースがあり、年齢に合わせて選択しています。近隣に保育園・幼稚園・小学校・中学校があり、避難訓練や地域交流を持つ機会があります。周囲に田畑があり、四季折々の自然に触れることができ、近隣の「レモンちゃんの畑」で農業体験をし、近隣商店との交流もしています。 【園の特徴】 社会福祉法人檸檬会全体の今年度の取り組みとして、子どもの遊びが深まるときそこにあるのは探究心であり、保育を意識するとき今子どもたちはどんなことに興味や関心を持っているのだろうか、そこからどんな風に保育が展開されて行くのかと言うことを考えながら、大人も子どもも「なんだろうその先の向こうには」という扉を開けて進んで行くことができる保育を提供しています。 0、1歳児クラスへの関わりは乳児担当制保育を実施し、幼児年齢に於いては個々の育ちを大切に、子ども一人ひとりの生きる力と豊かな感性、社会人とのつながりを大切にしています。 |
評価実施期間 | 2020/05/01(契約日) ~2020/12/25(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特に評価の高い点 | 1.子どもが主体的に遊べる保育環境の提供 職員は子どもが何をやってみたいか、何が楽しいかを常に考え、室内ではままごと、積み木、絵本などのコーナー遊び、園庭やテラスでは砂場遊び、虫取り、水遊び、植物の世話など遊びたくなる環境を提供しています。3~5歳児クラスは毎朝のサークルタイムで子どもたちの意見を引き出し、年齢や発達に合わせて、法人の本年度の取り組みである子ども発の「なんだろうその先の向こうには」を求め、子ども主導での遊びの展開、仲間と一緒に何かに向かって取り組める環境を提供しています。 2.種まきから収穫まで行う一貫した食育 地域の方から借りた「レモンちゃんの畑」で野菜を栽培しています。年間の栽培計画を作成し、4、5歳児がピーマン、茄子、ほうれん草、にんじんなどを種から育て、野菜が大きくなっていく様子を観察し、絵に描いたり写真を撮り、保育室内に掲示したり「レモンちゃんの畑ニュース」を園だよりに載せています。自分たちで育てた野菜を収穫し給食で食べるまでの過程を一貫して体験し、子どもたちは植物の成長と食事の大切さを実感しています。 3.職員の質の向上に向けた取り組み 職員の個別目標管理シートや職員用冊子「れもんのこころ」の保育の振り返り指針のチェック項目により、半期ごとに職員一人ひとりの目標を設定し、中間面談で進捗度を、期末面談で目標達成度を評価・反省し、園長から助言を受ける仕組みがあります。目標達成度の評価は査定、報酬に連動し、職員のモチベーションの向上につながっています。 |
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改善を求められる点 | 1.園の外に向けた活動の推進 保育の専門機関として子育てのノウハウや知識、技術、情報を生かして講習会を開催し、地域ボランティアを受け入れるなど、地域との交流を推進することが期待されます。その結果、地域との風通しが良くなり、園の子どもたちにとって豊かな経験につながることになります。 |
社会法人檸檬会レイモンド湘南保育園園長 齊藤由起子 今回レイモンド湘南保育園に関する評価結果をいただきました。昨年一年をかけて保護者・職員の協力を得て評価に取り組んできました。開園して7年経過の中で、保護者と保育園の関係性はどのような状況にあるのか、職員一人ひとりが保育内容を理解したうえで保育に取り組めているのかなど、保育運営にあたり手探り状態の部分もあり、今回の評価依頼をお願いいたしました。 今回の結果からみて保護者の園に対する方針や理念の伝わり方のあいまいさに施設長としての取り組み方の工夫を感じ課題となりました。保護者に対しての取り組みは早急に取り組んでいく必要性を感じています。 全体評価としてレイモンド湘南保育園の良好と評価して頂いた点は今後も継続し、子どもたちの探求する心を育てていき、足りない点については取り組みの内容を園内研修課題として提案して、改善していく努力をしていきたいと思います。 評価にあたり、ご配慮いただきました皆様ありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の理念、園の保育理念、保育方針を入園パンフレット、重要事項説明書、ホームページなどに記載し、玄関ホールに掲示しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・社会福祉事業全体の動向については,法人本部、管理部が把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の単年度の事業計画に、課題とともに本年度の目標及び重点取り組み内容を明記し、職員間で共有しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人の理念や基本方針の実現に向けたビジョンを明確にした園独自の中・長期計画を作成しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の事業計画には保育指針、施設の課題、年度目標及び重点取り組み内容、年間入所児童計画、職種別職員計画、年間行事予定など具体的な内容を記載していますが、中・長期計画を反映した単年度の計画までには至っていません。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画や行事計画は、職員が自分の意見を述べやすいように事務所などで園長が個別に聞き、職員会議などでも話し合い策定しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・重要事項説明書に保育の進め方について記載し、乳児、幼児ごとに保育説明会で説明しています。玄関に重要事項説明書、決算報告書、定款をファイルし保護者が確認できるようにしています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・各指導計画に実施状況、評価・反省を記入し、職員会議、幼児会議、給食会議(アレルギー・離乳食会議)などで意見交換し、次期の計画に反映していますが、定期的に乳児会議が開催されていません。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の自己評価の結果は園長が分析し、文書化して公表しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は職員会議や園内研修で組織をリードし、信頼関係を築いています。園運営に関し、理念や基本方針、「寄り添う保育」の実践方法について職員への周知徹底を図っています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・業務マニュアル、就業規則に職員が守るべき法・規範・倫理などを明記しています。園長は遵守すべき法令などを十分に理解し、職員に周知しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は各指導計画や週案及び保育日誌などを確認し、保育の現場を見て回り、理念や基本方針、園が目指す保育が実践されているかを評価・分析しています。職員会議や職員の自己評価などで評価・分析し、職員に課題があると感じた時には面談などで質の向上に向けて話し合っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は園運営のために全職員の役割分担を決め、経営や業務の効率化と改善に向けて分析を行っています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人全体の勉強会、経験年数によるフォローアップ研修、外部研修を軸に、園長が職員一人ひとりの目標カードによる育成計画を立てています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経験年数により必要とされる専門技術や研修内容を明確にした法人の人材育成計画があります。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ・労務管理の責任者は園長で、職員の経験や勤務時間帯などを考慮して職員配置をしています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の人材育成計画をベースにして、職員の個別目標管理シートや職員用冊子「れもんのこころ」の保育の振り返り指針のチェック項目により、職員一人ひとりの目標を半期ごとに設定しています。中間面談で進捗度を、期末面談で目標達成度を評価・反省し、園長から助言を受けています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の人材育成計画があり、キャリアパスに基づき、職員に必要とされる専門技術や研修内容を明示し、それぞれの経験や習熟度に応じ効果的なものとなるように研修内容を工夫しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は保育に入って現場を見たり、園としての自己評価を実施し、職員一人ひとりの保育の姿勢や知識、スキルを把握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育に関わる専門職の教育・育成についての基本姿勢を明記した受け入れマニュアルがあり、受け入れ時には職員や保護者、子どもたちに事前に知らせています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ホームページに法人理念、保育理念、保育方針、保育内容などを載せ、玄関に法人及び園の決算報告書、運営管理規程、重要受講説明書、定款のファイルを置き、公表しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営管理規程、職務分担表に園運営における職務分掌と権限・責任を明記し、職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画の中で、地域との関わりを大切にする保育を掲げ、園庭開放、子育て相談、高齢者施設との交流会、近隣農園での芋掘りなど園や子どもへの理解を深めるための取り組みを計画し、実施しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ・ボランティア受け入れに対する基本姿勢を明記したマニュアルが無いため、C評価となります。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・事務所内に「防災関係機関一覧」があり、茅ヶ崎市役所保育課、消防署、警察署、病院、教育委員会、防災対策本部などの電話番号一覧を掲示しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・茅ヶ崎市保幼小連絡協議会や茅ヶ崎市の園長会に園長が参加し、福祉ニーズ・生活課題を把握しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域の福祉ニーズに基づいた公益的な事業・活動を行っていないのでC評価になります。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画で、人権尊重・説明責任・個人情報の保護・苦情解決を掲げています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の服務こころえにプライバシーに配慮した保育を行うことの記載があります。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園のホームページに、園の方針をわかりやすく提示しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前に重要事項説明書を配布し、園の概要・法人の概要・理念・事業内容・一日の流れ・保育時間・送迎・服装・持ち物・集金・連絡・健康管理・薬の預かり・安全・保険・警報発令時の対応・苦情解決の仕組みなどについて説明し同意書をもらっています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・卒園後の相談は園長が受けています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎朝のサークルタイムで子どもたちから「今日は何をしたいのか」を引き出し、すぐに実践しています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決責任者は園長、苦情受付担当者は、主任、第三者委員は地域の主任児童委員・児童員です。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・意見や要望は直接園に申し立てる方法と第三者委員に申し立てる方法があることを重要事項説明書に記載しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園や降園時に対応する職員や担任にいつでも相談しやすいように、職員から声かけをするように努めています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネジメントの責任者は園長です。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症に関するマニュアルを各クラスに配付しています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・防災計画を整備し、毎月火災や地震の想定訓練や、災害により避難先が違う訓練を実施しています。消防署と連携した避難訓練も行っています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育に関する基本事項について各種マニュアルがあり、一定の水準を保つ体制があります。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本部制定の業務マニュアルで食育、保健、避難訓練などを毎年見直しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前に、家庭環境、子どもの身体状況や生活状況について把握しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「全体的な計画」に基づいて各クラス担任が「年間指導計画」「月間指導計画」「週案」「日案」を作成しています。0~2歳児は「個別指導計画」を作成しています。指導計画はそれぞれの期間末に評価・反省をし、次期の指導計画に反映しています。評価や見直しは、子どもの成長をどのようにとらえるかを含めて主任と話し合いながら行っています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの生活状況等の記録は法人の書式でパソコンに入力しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・就業規則に個人情報の保護やソーシャルメディア等の取り扱いについての記載があります。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、児童憲章、児童福祉法、保育所保育指針などの趣旨をとらえ、法人の理念に基づいて法人で骨子が作成されており、それをもとに子どもの様子や家庭の状況、地域との連携などを考慮して作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・主体性を育むコーナー保育、美しく家庭的な空間づくりを掲げ、定期的に模様替えをしています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前面談や児童票、連絡帳などから子どもの状況を把握し、昼礼で職員間で情報を共有し、個別に対応しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・今年度の法人全体の取り組みとして、「なんだろう、その先の向こうには」を掲げ、さまざまな生活経験を積んだり、基本的生活習慣を身に着けることで、生きる力を養えるよう取り組んでいます。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内ではコーナー遊び、園庭やテラスでは砂場遊び、虫取り、水遊び、植物の世話など子ども同士が関わり合いながら好きな遊びができるようにしています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月齢などの発達状況に応じて、ハイハイやつかまり立ち、歩くなど探索活動や遊びが主体的に行えるように、安全な環境に配慮しています。乳児の育児担当制保育を実践し、子どもの表情や様子から、子どもの思いをくみ取り、特定の保育士が応答的に関わり、生理的な欲求の充足や情緒の安定を図りながら、愛着関係を形成しています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食事や着替え、排泄など、保育士が見守りながら自分でやろうとする意欲を認めるようにしています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・3歳児は太鼓の音を聞いた子どもが、どうやったら太鼓ができるかというつぶやきから、子ども主導で太鼓づくりに発展し、夏祭りへ広がっています。保育士は興味関心のある活動に取り組めるよう配慮しています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障がいのある子どもは開設以来在籍していません。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育時間の長い子どもに配慮し、デイリープログラムや週案は子どもが安心して心地よく過ごすことができるようにゆったりとした計画になっています。内容は子どもの状況で必要に応じて変更できるようにしています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・5歳児の年間指導計画書には、就学に向けて「健康な心と体」「道徳性・模範意識の芽生え」「思考力の芽生え・数字や図形、標識・文字に関心をもつ」「協調性・豊かな感性と表現」などの保育目標があり、就学後の成長を見通した取り組みをしています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理に関するマニュアルがあります。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に2回健康診断、年に1回歯科健診を行い、結果を「成長の記録」に記載して職員で共有しています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」「食物アレルギー緊急対応マニュアル」「子どものぜん息ハンドブック」等に基づき対応しています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「全体的な計画」に食育を推進する記載があり、成長に合わせて子どもが食事を楽しむことができるように計画しています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・献立は法人本部で立て、園の調理師の意見を入れて修正しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全員連絡帳をもっており、保護者と担任が直接会えない場合でも情報を共有できるようにしています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・新人から園長クラスまでそれぞれのレベルに合わせて法人主催のコミュニケーション研修があり、職員のコミュニケーション力を上げ、保護者との信頼関係を築くことを目指しています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「職務こころえ」の中に虐待対応についての記載があります。登園時に観察し早期発見に努めています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・乳児会議、幼児会議で、各クラスの個別の子どもの様子、遊び、制作、友だち関係、サークルタイムの様子などを報告しあい、保育実践の振り返りを行っています。 |