太陽の子さちが丘保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | 太陽の子さちが丘保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 75 名 |
所在地 | 241-0822 横浜市旭区さちが丘52-7 アーヴァイン山太1階 |
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TEL | 045-369-1430 | ホームページ | https://www.hitowa.com/kids-life/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2012年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | HITOWAキッズライフ株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:17 名
非常勤職員:7 名
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専門職員 |
看護師:1 名
栄養士:1 名
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施設・設備の概要 |
保育室 5室 事務所 1室 厨房 1室:園の横に園庭・送迎用の駐車、駐輪スペースあり 玄関から居室、トイレがバリアフリー
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【保育理念】「のびのび すくすく にこにこ」子どもたち一人ひとりが たくさんの″大好き”に出会えるようこころとからだをすこやかに育んでゆきます 【保育目標】 ・個性をのびのびと発揮する子ども ・たくさんの“好き”を見つけ、すくすくと育つ子ども ・“違う”を楽しみ、友達とつながる子ども 【保育方針】 ・安心できる人間関係の中で、一人ひとりの違いを認め合いながら生活します ・整った保育環境の中で、仲間と喜びのある生活をし、自らルールを発見し社会性を育みます ・様々な経験や人との関わりの中で、自ら好きなものを発見し、健全な心身の発達を図ります ・いろいろな違いを体験する中で、広い視野をもった子どもを育てます ・保護者・地域・保育者みんなで感動をわかち合い、子どもの成長を一緒に笑顔で見守ります |
・絵本のとりくみ 絵本巡回図書館 毎月(乳児 幼児月1回ずつ)のおはなし会 つながりBOOK POST ・食育のとりくみ 園庭のプランターで野菜作り バケツ稲の栽培、収穫の体験(年度によって変わる) クッキング 絵本や歌とのコラボメニュー 行事食メニュー 郷土料理 世界の料理 ・英語レッスン 月2回 0~5歳児対象 外国人スタッフによる英語に触れる経験 ・ダンスプログラム 「リズモン」を導入 ・おそうじプログラム おそうじ本舗のスタッフに雑巾の絞り方等教えてもらい、掃除の体験をする ・リトミック 0歳児~5歳児まで ピアノの音に合わせて体を動かす 乳児は保育士の歌で体を動かす ・わらべ歌 ・お年寄りとのふれあい スタッフ会議、パート会議、会職員が自分のやりたいこと、知りたいこと、困っていることを自由に話し合うでは会議として、にこにこ会議(今年)として、中堅職員によるすくすく会議(今年)、保育リーダー、主任、園長による園の運営についてのびのび会議と職員が主体的に園の運営を話し合う場を作っている。横の連携を作りながら、自分の意見を言える場となっている。 すくすく会議では10の姿のドキュメンテーションを作成するなど職員の自主的な活動につながってきた。ニコニコ会議ではひやりはっとなどの取り組みでも保育の中で視座が広がるなど職員のスキルアップにつながっている。 |
評価実施期間 | 2019/07/22(契約日) ~2020/03/03(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(平成26年度) |
特に評価の高い点 | 【ドキュメンテーションを作成し保育の質の向上につなげている】 園長、主任を中心に保育指針の理解にむけて園内研修を実施し、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を日常の保育の中から探す」というテーマのもとで毎月のドキュメンテーションの作成に取り組んでいる。職員が自主的にドキュメンテーションを作成する姿も見られており、適切な保育や環境整備への意識が高まっていることがうかがえる。 【園として大切にしたい事柄について共有をすすめている】 乳児会議や幼児会議の充実にむけて取り組んでおり、保育指針を学び合い、「各年齢の発達を通してクラス運営をする」「見通しを持って保育をする」など園として大切にしたい事柄について、職員と共有し理解を深められるように取り組んでいる。今年度は検討を重ね、年度途中に幼児クラスの部屋替えを行うなどの新しい試みにも取り組んでいる。 【子ども主体の保育の実現にむけて取り組んでいる】 年長クラスでは、恐竜に興味のある子どもが中心となり、図鑑で恐竜を調べることからはじまり、廃材を使った恐竜づくり、お話づくり、街づくりなどに遊びが展開しクラスでの取り組みとして続けられている。遊びの発展においては、担任が指示をするのではなく、子どもたちの会話を記録し必要な素材を身近に置くなどの配慮や工夫がされており、園見学の際にも子どもたちの作品や取り組みの様子を確認することができた。 |
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改善を求められる点 | 【環境設定の工夫について検討を重ねている】 各年齢の子どもが主体的に遊びに取り組めるように、保育室の棚や机の置き方、コーナー設定などの工夫に取り組んでおり必要に応じて見直しを行っている。玩具や素材、質や量についても検討を重ねており、さらに充実させることを目標に検討を重ねている。 【さらに利用者満足度の高いサービス提供を目指されたい】 今回行った利用者調査の結果は、全体的に大変高い満足度がうかがえた。特に「園での活動は子どもの心身の発達に合っているか」「園での活動は子どもの興味や関心を持って行えるようになっているか」「食事やおやつは子どもの状態に配慮し、工夫されているか」「園内は清潔で整理された空間になっているか」などの設問に関しては高い満足度が得られている。さらに、「不満や要望へのきちんとした対応」、「園以外の苦情相談窓口の周知を図る取り組みの強化」などに取り組み、質の高いサービス提供を目指されたい。 |
事前の説明からとても丁寧にご対応頂き、園の評価も適切に行われたと認識しております。 様々なご助言を頂いた事に関しては今後の園運営に反映してまいります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念、基本方針は園舎内掲示をはじめ、パンフレット、ホームページ、重要事項説明書にも記載されている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は本社で毎月開催される「全体会」に出席し、保育を取り巻く事業環境や法人の動向や取り組みなどを把握して、園運営に反映させている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は法人の本社や地域の園長会などに参加しており、児童福祉全体の事業環境や地域の子育てに関する動向などを把握している。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・昨年度、法人の3か年事業方針として、財務体質の健全化(収益性の高いエリアでの開発)、質の強化(本社体制整備、現場事務作業の負担軽減、既存施設の整備)、未来への種まき(人事制度、周辺事業開発)などが示され、各園で作成している単年度の事業計画に盛り込むことにしている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の中長期計画をもとに園の単年度事業計画を策定する流れとしている。さらに、園固有の年度をまたがる事業を明確にするために、園としても中長期計画を策定することを検討されたい。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画の策定にあたっては、中長期計画(法人全体の方向性)の骨子や前年度総括などを踏まえ、園長やリーダー職員の話し合いによってなされている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時の説明会や保護者懇談会、運営委員会などを通じて園としての取り組みを説明し、理解を促している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人共通の取り組みとして年1回以上自己評価を実施しており、クラス単位で8つの大項目(保育目標、保育の内容など)について評価を行い、園長と主任でまとめた結果を職員へ共有し、玄関掲示により保護者にも開示して保育の質の向上に取り組んでいる。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園における自己評価をもとに職員の振り返りや気づきを記述している。結果は職員に回覧され周知に取り組んでいる。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長の目標設定シートを全職員に回覧しており、園長の園経営についての基本的な考え方の理解を深めてもらうために実践している。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長会ではコンプライアンス研修(11月の園長会や)や理解度を測定するためのテストを実施しており、園内においても同様のコンプライアンス研修(1月の園内研修)や理解度を測定するテストを園長主導で実施している。80点未満は再テストし、合格するまで繰り返すなど職員の理解にむけて取り組んでいる。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を日常の保育の中から探す」というテーマのもとに、毎月ドキュメンテーションの作成につなげている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は職場環境の課題について明らかにし、本社と連携して具体的な取り組みを推進することでリーダーシップを発揮している。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の採用については本社主導で実施しており、保育に対し十分な意欲と適性を持った人材採用に努めている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人共通のスタッフハンドブックを全職員に配布し、法人として求める職員像を保育姿勢として周知に努めている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々のシフトや残業、休暇の取得などは、一人ひとりの希望に出来る限り応えられるようにしている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員一人ひとりが設定した目標設定をもとに、園長や主任との日頃の関わりや定期的な面談などによって、職員一人ひとりの個別指導育成に取り組んでいる。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本方針の中に「7つの窓」として子どもの成長をはかる7つの視点や、「保育姿勢」(愛する、楽しむ、信じる、待つ、見守る)として職員姿勢を明示し周知に努めている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人が主管する職員研修は、職域・職制・職能別になっており、全職員が参加できるようにしている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人として実習生の受け入れマニュアルを設けており、各種の対応事例も盛り込まれ、標準化に取り組んでいる。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念や基本方針、保育内容についてはホームページに掲載しており、誰もが自由に閲覧できるようにしている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の運営管理については、本社と園との役割分担が決められており、監査業務、事務、経理、取引等については本社扱い、園では小口現金管理のみとしている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画において、地域との関わり方について基本的な考え方を文書化している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア受入れハンドブックには基本姿勢を明示しており、事前説明では、個人情報に関する取り扱いやプライバシーの保護などの重要な事項について説明し理解を促している。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・身近な地域の社会資源として散歩コースや近隣の公園などがあり、子どもの体力に合わせて複数用意している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園庭開放や身体測定、おはなし会、育児相談を実施し、地域の保護者や子どもに対して参加を呼び掛けている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・第三者委員を運営委員会や園の行事(運動会、卒園式)に招待したり、児童主任委員とはジュニアボランティア受け入れ時の会話などを通じて情報交換を行い、園運営に反映させることにしている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の定めた目指す保育園の姿、つながり保育の中において、「子どもとつながる:主人公になる」と標榜し、子どもの尊重を明示している。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・個人の尊重については、保育姿勢として入社時には必ず研修を行っている。その他の研修でも、子どもの権利条約の理解について取り上げ、会社全体の共通理解になるよう取り組んでいる。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページには園の概要、アクセスマップ、園の様子が動画で紹介され、利用希望者に分かりやすく伝えることに努めている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時には児童と保護者と一緒に面談し、重要事項説明書を用いて説明し必ず同意書にサインをもらうようにしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・転園を余儀なくする際には、担任から園長に報告され、区役所などの行政のルールによって対応することにしている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者懇談会を年1回、個人面談を年1回開催して、意向や要望を把握するともに重要な案件を伝える機会としている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時には重要事項説明書に記載している、苦情解決の体制(苦情解決責任者の設置、苦情受付担当者の設置、第三者委員の設置)などを説明して周知に努めている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決制度については、重要事項説明書への記載をはじめ園舎でも掲示しており、苦情受付担当者(主任)、第三者委員、法人窓口などを常時玄関に掲示している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人で定めたハンドブックには、相談や意見を受けた際の記録の方法や報告の手順、対応策の検討等を明示している。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・インシデント・ヒヤリハットは適宜園長や主任に報告を行うとともに、病院受診案件が発生した際には、即日担当職員と主任、園長で検証を行い、職員間で周知し事例検討によって改善案を検討している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域での感染症の発生状況は緑区からの情報を提供し、園内で発生した際にはコドモンによって発生状況は通知することにしている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員には、年度初めに危機管理研修、「防災の日」には災害時を想定した引き取り訓練を行い、「伝言ダイヤル」や「WEB171]を利用して安否確認の方法を周知するよう取り組んでいる。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・スタッフハンドブックには保育の基本姿勢として子どもを尊重する姿勢が示されており、全員が所持し研修で使用している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間計画、月案、週案、などそれぞれに決められた期間で振り返りを行い会議で周知し次の計画に反映できるようにしている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に保護者から保育に関して大切にしていること、育ってほしい姿などについて詳しく聞き取り記録している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の見直しや手順などは、計画の内容ごとに「スタッフハンドブック」をもとに、定期的に見直しを行うこととしている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園後の子どもの発達状況や生活状況などは統一した書式に記録し共有できるようにしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報の取り扱いについては、「重要事項説明書」を使って説明を行い、同意書にサインをもらっている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体な計画は保育所保育指針に沿って、理念や保育目標・保育方針を大切に絵本や食育、英語など特徴のある活動を盛り込みながら0歳から5歳児までの発達に合わせて作成している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・加湿器、空気清浄機を設置し各クラスごとに温度と湿度を確認し、午睡チェック表に記載、確認できるようにしている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・ふわふわことば、ちくちくことばを具体的に掲示して言葉について分かりやすく気づきを促している。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の生活の中で、靴下をはく、上着を着るなど成長と発達に応じて子どものやりたい気持ちを尊重しながら、意欲がでるような関わりをするように努めている。出来たときにはほめて、やる気を引き出し成功体験を味わえるようにしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各クラスにおいて、玩具を低い棚に置き子どもが自由に取り出したり片づけたりできるように工夫している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児では、発達に合わせてパーテーションや仕切りの位置を変えていろいろな設定ができるようにしており、安全に配慮し一人ひとりが十分に遊べる環境づくりに工夫している。手作り玩具、室内アスレチックなどを子どもの興味に応じて設置している。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児は、つながりの持てる保育ができるように乳児会議で子どもの様子を共有している。毎月照らし合わせ、次の姿を考えながら保育ができるようにしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児はコーナー遊びを充実させ、友だちとの言葉のやり取りなど関わりを楽しめる環境づくりをしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内はバリアフリーになっておりトイレも車イス対応可能としている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育時間の長い子どもには、希望により補食、夕食の提供を行っており、補食は急な受け入れにも対応できるようにしている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・小学校との交流会では、1年生の教室に入れてもらい一緒に遊ぶ機会をもつことが出来ている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・看護師の配置があり、朝の保育室の巡回や連絡帳の確認により、子どもの健康状態を把握できるように取り組んでいる。ケガや病気などについては、その状況だけでなく帰宅後のホームケアについても伝えている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断、歯科検診での指摘事項や病気などは看護師が把握しミーティングなどで全職員に周知している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・既往症一覧表で、病名、経過対応方法について子ども一人ひとりの必要な情報を記録している。事務所に掲示しているほか土曜日誌に貼っており、全職員が確認できるようにしている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育計画に基づき、年齢に応じた目標に沿って毎月の食育活動を行っている。乳児は野菜などの食材に触れることからはじめ、幼児クラスでは配膳や箸の持ち方などマナーを伝えたり、栽培活動やクッキングなどにも取り組んでいる。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・栄養士、調理員はクラスを巡回し子どもの様子や食事の状況を把握し、給食会議で情報を共有できるようにしている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年2回懇談会を実施し、 保育目標、クラス目標などについて伝えるとともに年齢ごとの成長や発達の様子を知らせている。保護者同士が懇談できる時間を設け、子どもや子育てに関する悩みなどを共有できるようにしている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人面談を年1回実施し、子どもの成長や発達について保護者と共有できる機会としているほか、保護者の希望に応じていつでも相談に応じる体制としている。また、内容や希望に応じて園長や主任が同席するなど、助言できる体制を整えている。面談の内容は個人面談記録に残している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝の受け入れでの視診をするとともに、着替えのときには全身を確認しており、少しでも気になったことは報告している。虐待が疑われる傷などがあれば写真に残している。子どもの様子、保護者の様子にも気を配り情報を共有できるように努めており、必要に応じて区役所などと連携をとり対応している。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎日の日誌で評価と反省を記録し、保育に反映できるように取り組んでいる。指導計画は週、月、期毎に振り返り、会議にて職員間で共有できるように努めている。 |