社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

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ポピンズナーサリースクール横浜

2022年04月04日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細
① 第三者評価機関名
第三者評価機関名 株式会社ケアシステムズ

② 施設・事業所情報
名称 ポピンズナーサリースクール横浜 評価対象サービス 2021 保育所版
対象分野 認可保育所 定員 60 名
所在地 220-0012
横浜市西区みなとみらい4-3-5 シンクロン本社新館2階
TEL 045-226-2131 ホームページ https://www.poppins.co.jp/
【施設・事業所の概要】
開設年月日 2014年07月01日
経営法人・設置主体(法人名等) 株式会社ポピンズ
職員数
常勤職員:17 名
非常勤職員:14 名
専門職員
施設長:1 名
保育士:19 名
非常勤看護師:1 名
栄養士:3 名
施設・設備の概要
居室数:9室
設備等:冷暖房・床暖房・空気清浄機など

③ 理念・基本方針
企業理念:働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します
ポピンズナーサリースクール目標:人生で最も重要な時期の人間教育を目指します
・寛容な人間・聡明で愛情深い人間・探求心の旺盛な人間・グルーバル社会で活躍できる人間

④ 施設・事業所の特徴的な取組
・ポピンズアプローチによる0歳からの「エデュケア(education教育とcare保育の合成語)」を実践しています。ポピンズアプローチでは、子どもの知力を、言語・音楽・論理数学・空間構成・身体運動・自然科学・社会性・自己受容の8つの領域に整理し、「知力8(エイト)」と名付け、子どもの発達状況を勘案し、これらをベースとして組み合わせてカリキュラムを構成しています。
・自己肯定感を養うため、個性を尊重し、個々に合わせた援助をおこなっています。

⑤ 第三者評価の受審状況
評価実施期間 2021/06/01(契約日) ~2022/03/28(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1 回(2014年度)

⑥総評
特に評価の高い点 ・子どもが安心して自分の気持ちを表現できるように援助している
自分の気持ちを相手に伝えることの大切さ、自分の意見が違っていても良いことなど、個々に応じての対応に取り組んでいる。5歳児クラスにはじっくりと向き合って話し合いの時間を持ち、自信をもって小学校へ行ってもらうために、相手を大切にする、自分も大切にする、色々な意見があること、伝えることの大切さなどについて、いのちの大切さを伝える取り組みとして行っている。

・子どもが自主的、自発的に遊べるような環境の設定に取り組んでいる
園内はオープンスペースであるが、クラスごとの活動が保障されており、0歳児は個室、1歳児は仕切りのあるスペース、幼児はクラスでの活動やグループでの遊びなど、状況に応じて保育環境の設定に工夫がされている。また、子どもが落ち着けるスペースとして個室、アトリエ、応接室を使用することも可能とし、年齢に応じた絵本や玩具は子どもの手の届く高さに配置しており、自由に手にとり好きな遊びを選択できるように工夫されている。

・園として職員の働く環境を整えることに配慮している
希望休は職員間で把握しながら、重ならないようにし、殆ど希望の休みはとれるようにしている。有給休暇や休日出勤振替休暇などは施設長が管理して、取得できるようにし、緊急性が高かったり、長期休みが取れていない職員を優先するなど、公平に取得ができるようにしている。出勤時には必ず休憩が取れるようにし、その際には職員同士でコミュニケーションをとって、お互いに相談がしやすい風通しの良い職場環境作りに努めている。就業規則などの規定集はいつでも確認することができ、法人としても定期的に産業医の面接が行えるような環境を整備している。
改善を求められる点 ・コロナ禍における年長児の小学校との連携について課題としている
幼児期までに育ってほしい10の姿(項目)を盛り込んだカリキュラムの作成に基づいた保育を行っており、地域小学校訪問による小学生との交流の機会など、小学校就学に向けて期待が持てる様な機会が計画されていたがコロナ禍において昨年、今年は中止となっている。今後、新しい生活様式での取り組み方について課題としている。

・ボランティア受け入れにおけるマニュアルと書類の作成の検討が望まれる
ボランティア受入れ時には施設長が事前説明を行っており、園や保育に関わる留意点などを説明している。また、職員間でもボランティアへの対応などはミーティングなどで留意点などを確認し対応するようにしている。しかし、ボランティア受入れ時でのマニュアルの整備がされていないことやボランティアが施設長の事前説明を受けて、理解と納得がされたかの同意書や誓約書などの準備がないため、作成の検討が望まれる。

⑦ 第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回受審し、第三者の目で評価頂いたことで、さらにナーサリーへの信頼が上がると良いと感じます。
今後も、子ども達や保護者様に寄り添い、運営して参ります。

詳細評価PDF

評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織

Ⅰ-1 理念・基本方針
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。

【第三者評価結果:a】

・理念や基本的な教育方針は、園内の玄関に掲示することをはじめ、ホームページや重要事項説明書にも記載され、入園時の説明会では、重要事項説明書をもとに保護者への説明を行っている。また、職員が作成したドキュメンテーションも掲示し、理念や基本的な教育方針が具体的に保育に反映されていることが分かるようになっている。
・職員の入社前研修やフォローアップ研修時に、理念や基本的な教育方針の説明や読み合わせを行っている。毎月、法人内の保育所施設長が参加するエデュケア会議にて理念や基本的な教育方針の唱和を行い、園内においても毎日、全職員が参加する昼ミーティングで唱和を行い共有化を図っている。

Ⅰ-2 経営状況の把握
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。

【第三者評価結果:a】

・毎月、法人内の保育所施設長が参加するエデュケア会議に施設長が出席し、児童福祉事業全体の動向についての把握を行っている。
・施設長は、区内の保育所の園長が参加する園長会議にも出席し、地域での児童福祉事業の情報把握にも努めている。ただし、コロナ禍においては、区の園長会議の開催が控えられており、資料などによる情報交換となっている。
・エデュケア会議には法人の部署マネージャーの参加もあり、園の運営などについての相談が行えるようになっている。

【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。

【第三者評価結果:a】

・毎月でのエデュケア会議では部署マネージャーの参加により、園の運営についての問題点や課題などを挙げ、把握するように努め、連携を図りながらアドバイスなども含め対応するようにしている。また、エデュケア会議後には全体会議として、法人の役員が参加する会議も開催し、園の運営状況などの報告を行っている。
・保護者からの要望などはエデュケア会議などで報告し、要望に沿える保育が行えるように努めている。
・エデュケア会議や全体会議で挙がった園での問題点や課題については、園の職員が参加する昼ミーティング、月ミーティングなどで共有化を図り、対応策を職員間で議題にしている。

Ⅰ-3 事業計画の策定
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

・法人決算後のエデュケア会議や全体会議では、法人全体の理念や基本的な教育方針が含まれる中長期的な目標の確認を行い、内容についての評価と改善をし、単年度の事業計画に反映できるようにしている。
・法人としては以前からSDGsに関しての取り組みを目標としており、近年では、より力を入れるように努めている。各園から挙がった案などを検討し、採用されたものを共有化して取り組んでいる。プールの水リサイクルや食に関わるおにぎりチャレンジなどの活動を行っている。
・SDGsのほかにも中長期的な目標としての内容は、各園の施設長からの提案を法人役員に伝えるようにしている。

【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

・園での事業計画書は法人の中長期的な目標を含むように作成している。
・法人決算後のエデュケア会議や全体会議を経て、園では年度末に次年度の事業計画を作成している。作成した事業計画は法人に提出し、確認をしてもらっている。
・イベントごとのアンケートによる反省点を検討する会議や月ミーティングなどで常に事業計画のモニタリングを行って、次年度の事業計画作成がスムーズに行えるように努めている。

【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。

【第三者評価結果:a】

・運営委員会での保護者からの声やアンケート結果の内容を月ミーティングなどにて職員間で話し合い、次年度の事業計画作成時には、その内容が反映されるようにしている。
・年度末に実施する職員による園の自己評価を次年度の事業計画に盛り込むようにしている。
・月ミーティングなどで常に事業計画のモニタリング、見直しを行い、次年度の計画作成時にはスムーズに作成が行えるようにしている。
・事業計画が作成された際には、ミーティングなどで職員に知らせ、職員間で共有化を図っている。

【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。

【第三者評価結果:a】

・入園説明会にて、事業計画書の内容を年間行事予定などを含め、施設長から説明を行い、4月には保護者に事業計画書を配布している。
・事業計画書は園のエントランスに閲覧用のものをファイリングして保護者がいつでも閲覧できるようにしている。
・保護者懇談会においては、全体的に施設長からの事業計画についての説明を行い、各クラスへは担任から資料に基づいて事業計画の説明を行っている。

Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。

【第三者評価結果:a】

・年度末には、職員による園の自己評価を実施し、次年度の事業計画に反映させるように努めている。また、法人では定期的な第三者評価の受審を行い、評価結果とそれに対する改善策については法人の担当部署からのチェックとアドバイスを受けている。
・組織内で保育チェックを行い、それをもとに園内部の研修会などに取り組んで、職員のスキルアップを図っている。
・年度末には年間指導計画の見直しを行い、事業計画の内容を含むようにし、次年度の年間指導計画に反映するように作成をしている。

【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。

【第三者評価結果:a】

・保育所自己評価の結果は分析を行い、文書を作成して玄関での掲示やシステム配信を行って、保護者や職員への共有化を図っている。
・保育所自己評価の結果や顧客満足度アンケートから挙がった課題は、月ミーティングや昼ミーティングなどにて職員間で改善点などを検討し、園全体の意見として改善策に取り組んでいる。
・保育所自己評価の結果は法人の部署マネージャーにも報告を行い、相談やアドバイスなども受けられるように取り組んでいる。

評価対象Ⅱ 組織の運営管理

Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。

【第三者評価結果:a】

・見学対応時や入園説明会、保護者懇談会などで、施設長は、その年度の保育方針や理念などを説明して、保護者や職員に理解してもらうように努めている。
・園の定期的なニュースレターには施設長としてのコメントを掲載しており、施設長としての役割分担を保護者に表明している。
・園内では年度ごとに業務分担表を作成して、施設長をはじめとする主任などの職員の役割分担を明確にしている。
・安全管理マニュアルや消防計画にて災害時役割分担表を記載し、施設長の不在時での対応なども明確化されている。
・施設長不在時には、主任、副主任の順で権限が委任されることが明記されている。

【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・施設長は毎月での法人によるエデュケア会議や研修に参加し、児童福祉事業の動向、各種ガイドラインについて学んでいる。また、行政からの通知により、法令や制度に関する把握にも努めている。
・法人によるエデュケア会議の参加だけでなく、区内の保育所での園長会議の参加により、地域での法令などの情報把握にも努めている。コロナ禍においては、資料での情報交換となっている。
・エデュケア会議や研修で知り得た法令遵守は、園の勉強会や月ミーティングなどで職員に報告をし、急ぎの内容であれば、昼ミーティング時での報告を行っている。

【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

・施設長は年間指導計画を確認し、それを基に作成した月案や週案の確認も行って、毎週、週案の評価を職員と実施し、月案に反映させるように取り組んでいる。
・施設長は積極的に保育の現場に入り、保育の質についての向上が行えるよう分析し、各種ミーティングで職員と検討するように努めている。
・年度ごとに職員一人ひとりと施設長が個別面談を実施して、目標設定と評価を行っている。職員一人ひとりに合った具体的な数値目標を設定し、その目標に取り組むことによって職員のスキルアップとなり、園全体の保育の質の向上にも繋がるようにしている。

【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

・毎月のエデュケア会議や全体会議などで、法人の部署マネージャーや役員などと連携を取って、相談やアドバイスを受けながら経営改善の分析を行っている。
・職員の働きやすい環境を整備するためにしシフトや残業を減らすための工夫などの取り組みに努めている。
・施設長は、職員の立場から物事がみれるように、可能な限り保育の現場に入って職員に合った方針を常に考慮している。また、職員と一緒に保育に携わることによって、職員とのコミュニケーションを増やすことに力を入れている。

Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。

【第三者評価結果:a】

・人材の確保や採用は基本、法人の人事担当部署において一括で行っており、法人グループ内の人材派遣会社や人材紹介会社とも連携して人材確保を行っている。
・新卒での新入職員は、法人での教育研修を経てから各園へ配置を行い、配置された後でも園にてOJT研修を行っている。また、中途採用に関しては、園でのOJT研修と並行して、法人での研修も行っている。
・法人の人事担当部署と施設長で必要とする人材や時期など連携して把握するようにし、園の人材確保に努めている。

【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。

【第三者評価結果:a】

・入社時には、法人で行うOJT研修時に、法人の理念や基本的な教育方針、法人が期待する職員像などの説明をし、それらの内容が記載されている社員用ガイドブックを配布している。
・職員は、年度初めの4月で年度目標を設定し、11月で目標の見直しを行っている。その際には、自己評価を行い、施設長による個人面談での評価、法人での評価を実施し、年度末の2月にも自己評価を行っている。
・キャリアプランアンケートを年1回、法人が行い、職員一人ひとりの次年度の希望や進退などを把握し、職員がキャリアアップを目指せるように努めている。また、職員のキャリアに応じた評価シートを作成し、それをもとに職員評価を行っている。

【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。

【第三者評価結果:a】

・有給休暇取得状況や休日出勤振替休暇取得状況などは、施設長がシステムで全職員のデータを一覧で管理しており、希望休なども公平に取得できるよう、職員で確認できるようにし、ほぼ希望休は取れている状況となっている。また、有給休暇は緊急性の高いことや長期休みが取得できていない職員を優先するなどの配慮をしている。
・職員に大きな負担が掛からないよう、時間外労働のデータを毎月集計して管理している。
・出勤時には必ず休憩を取れるようにし、その際には、施設長や職員同士がコミュニケケーションを取れるようにして相談などがしやすい状況を作っている。

【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・職員は年度初めの4月には年度目標を設定し、11月には自己評価を行った後に、中間面談として、面談シートに基づいた施設長の面談を行い評価をしている。その後は法人での評価を行い、年度末の2月には年度の振り返りの自己評価を実施している。
・目標設定は、職員一人ひとりに合ったものとし、無理のない範囲で個人のスキルアップになる目標や数値を設定するようにしている。
・中間面談においては職員と話したうえで、必要があれば目標の変更や数値の変更を行い、職員に合った無理のない目標が達成できるようにサポートしている。

【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。

【第三者評価結果:a】

・入社時に配布される社員用ガイドブックには、事例を踏まえて法人が期待する職員像を記載している。また、入社時のOJT研修時にも説明を行っている。
・教育訓練年間計画を作成しており、法人内、外部、園内研修などを予定して、職員の希望の研修に参加するようにしているが、施設長からみて、足りない部分などがある場合にはアドバイスをして研修を勧めている。
・教育訓練年間計画は、職員のスキルなどに応じて変更する場合があり、月ミーティングの際に見直している。
・新入職員には園内でもOJT研修を行い、マニュアルなどを活用してその職員のペースに合わせるように行っている。

【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。

【第三者評価結果:a】

・教育訓練年間計画をもとに法人内、外部、園内研修に職員は参加しており、外部研修には行政主催の研修なども行っている。ただし、コロナ禍においては、オンラインでの研修が多くなっている。
・法人内研修としては、入社時研修、2年目研修、3年目研修、主任研修、栄養士研修、救命救急研修などを実施しており、職員のスキルや職種に応じて研修に参加できるようになっている。
・研修に参加した職員はレポートを作成して、施設長が確認を行い、職員間で共有するように努めている。

【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。

【第三者評価結果:b】

・実習生受入れ時には、施設長が実習生と面接を行い、保育に関わる全体的な留意点を説明するとともに、実習生の目標設定を行っている。
・実習生の目標設定を行う際は、学校側のプログラムや実習生からのヒヤリングを考慮して実習プログラムの作成をしている。
・実習生の受入れがある際には月ミーティングで職員に実習生に関しての留意点を説明して対応が行えるようにしている。
・主任と副主任は実習生受入れのための研修を受ける機会がなかったが、留意点などに注意して実習生に合わせたアドバイスなどを行っている。
・コロナ前では、年に2回程の実習生の受入れを行っていたが、コロナ禍においては、実習生の受入れを控えている状況となっている。コロナ終息や感染状況低下のタイミングなどで、再開する方針となっている。

Ⅱ-3 運営の透明性の確保
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。

【第三者評価結果:a】

・事業計画や事業報告、予算、決算などは園の玄関にてファイリングし、閲覧が可能となっており、入園時の説明会や保護者懇談会でも説明を行っている。また、法人のホームページには、理念や基本的な教育方針を明示している。
・定期的な第三者評価の受審を行い、その結果はインターネットでの閲覧ができるようになっている。
・コロナ禍前には、園情報をまとめたパネル掲示板を区役所のイベントなどに掲示してもらったり、近隣の会社が主催する夏祭りなどのイベント会場にも掲示し、情報を発信している。

【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

・法人経理規定に則った運営を行い、外部の会計事務所へ経理を委託し、定期的に運営の確認をし、アドバイスなどを受けながら適正な運営に努めている。
・法人内に内部監査などの委員会を設け、3年に1回程のペースで運営状況の確認を受けている。
・行政による監査は隔年で実地監査、書類監査を受けており、改善点やアドバイスなどを園内職員で共有し、改善に努めている。
・園での事務や経理などの責任者は施設長となっている。

Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。

【第三者評価結果:b】

・地域との関りを持つような心掛けは園としての方針はあるが、文書化しているものはない。
・地域で開催されるイベントなど、積極的に参加する方針ではあるが、コロナ禍においては控えているのが現状となっている。
・コロナ禍前では、地域性もあり、近隣に博物館などがあるため、外出を行っていた。子ども向けアニメのキャラクターミュージアムも近隣にあったため、活用をしていた。
・コロナ禍前では地域の子育て支援施設においての未就学児や育休時の家庭などに向けた子育て相談会や質問などを実施していた。

【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。

【第三者評価結果:b】

・ボランティア受入れ時には施設長が、ボランティアに園や保育に関わる留意点を説明している。また、職員側としてもボランティアの対応方法や留意点などは月ミーティングなどで確認し、職員間で共有化を図っている。
・ボランティア受入れに対するマニュアルなどの整備がされておらず、ボランティアへの同意書などの準備もないため、今後は作成することが望まれる。
・地域のボランティアによる茶道教室を受け入れ、子どもとの交流を深めていたがコロナ禍においては、受け入れを控えている。

【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。

【第三者評価結果:a】

・地域の要保護児童対策地域会議が定期的に開催されており、施設長が参加し、情報共有に努め問題解決に取り組んでいる。
・地域の療育担当者の訪問を毎年受けている。関わりなどが難しい子どもへの対応やアドバイスを受けている。必要に応じて、その情報は保護者などにも伝えている。
・虐待が疑われるケースでは、法人内や各種ミーティングにて職員間での共有化を図り、関係機関との連携を取って対応している。

【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

・区の園長会議や子育て支援施設連絡会に施設長が参加し、地域で求められているニーズについての情報交換を行っている。子育て支援施設では、施設長や職員の保育士が講師として未就学児の保護者や育休時の家庭などに向けた子育て相談会や質問などを実施し、地域に貢献している。
・近隣の幼児教育施設と福祉施設の在り方についての意見交換を行う会を開催した。

【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。

【第三者評価結果:a】

・支援施設連絡会では、施設長や保育士が講師となって未就学児の保護者や育休時の家庭などに向けた子育て相談会や質問などに答えて専門的な知識を地域に提供する機会を設けている。
・園のビルオーナーと年1回の避難訓練を実施しており、災害時にはビルオーナーとの連携が図れるように取り組んでいる。また、近隣の警察署と連携して不審者訓練を実施し、警察からのアドバイスなどを受けている。

評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・職員一人ひとりが入社時に配布される法人の社員用ガイドブックなどには、子どもの人権を尊重する記載がされており、職員間で共有化を図っている。
・教育訓練年間計画に沿って、子どもの人権を尊重する研修や虐待防止研修などに参加している。また、月ミーティングの際には、職員間でマニュアルの確認や写真の撮り方について、子どもの虐待に関するニュースなどからの事例検討などを行っている。
・SDGsについて子どもたちと取り組んでおり、性差の先入観をなくすように伝え、オリンピック・パラリンピック開催に伴い、世界の多文化理解に興味感心が持てるように取り組んでいる。

【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。

【第三者評価結果:a】

・子どものプライバシー保護については業務マニュアル内に明記し、職員間で共有化を図っている。また、教育訓練年間計画に基づいて研修に参加している。
・子どものプライバシーに関する行政からの資料なども回覧し職員間で共有するように努めている。
・プールなどの水遊びの活動の際は、外から覗かれない配慮を行い、着替えも外では行わず、必ず屋内で着替え、水着の上にはラッシュガードかTシャツを着用するようにしている。
・プライバシーに関しての内容は重要事項説明書にも記載しており、入園時の説明会などで保護者への説明も行っている。

【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。

【第三者評価結果:a】

・ホームページには理念や基本的な教育方針をはじめ、保育室の写真なども公表している。また、地域の子育て支援施設においても園の情報パネルの掲示をしている。
・園の見学は基本、予約制となっており、月3回での開催となっている。飛込見学などがあった場合には、園の中には入れないが施設長が説明を行い、改めて予約をするという流れになっている。
・コロナ禍においては、オンラインでの見学対応となっている。

【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。

【第三者評価結果:a】

・入園説明会では重要事項説明書をもとに保育所の説明を行い、質疑応答の時間を設け、内容を理解した上で同意書を交わしている。
・説明会後には個別面談を実施し、児童票や健康診断票、アレルギーチェック表などを提出してもらい、子どもの情報を把握するように努めている。
・学期の途中から入園される場合には、個別面談を実施し、面談時に保育所の説明を行っている。

【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

・引っ越しなどにより保育所が変更する子どもには、転居先の行政から依頼があれば必要に応じての情報提供を行っている。同法人内のポピンズ同士での転園になる場合には、保護者に確認を取った後に情報提供を行っている。
・子どもの卒園時には、小学校の先生が来園し、保育要録などの情報を提供しており、補足情報などは口頭での説明もしている。
・転園、卒園後には引き続き、子どもとの関係が保たれるように、夏祭りや近隣会社のイベントなどにも招待しているが、コロナ禍においては控えている。年賀状のやり取りなどは行っている。

【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・イベントや行事後には、保護者にアンケートを取り、次回開催時に反映できるように取り組んでいる。また毎年、顧客満足度アンケートを実施し、保護者の要望を把握することに努めて、分析、改善策の検討を行い、次年度に反映させるようにしている。
・アンケート結果が出た際には、全職員で共有するようにし、改善策などの検討を各種ミーティングで行っている。
・保護者の個人面談を実施し、年長クラスに関しては、夏の前期と年度末の後期と2回実施している。また、保護者懇談会の開催をし、満足度の把握に努めている。

【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。

【第三者評価結果:a】

・苦情解決の体制を整備しており、その内容は重要事項調査報告書にも記載され入園時に説明を行っている。苦情解決責任者を施設長とし、苦情受付担当を保育士としている。園外に第三者委員の設置をしている。また、その内容は保育所の玄関にも掲示している。
・顧客満足度アンケートの実施や意見箱の設置をしており、園への苦情や要望があれば匿名で記入することができる。
・送迎時などで保護者からの問い合わせなどがあれば、素早く対応を行い苦情に繋がらないように取り組んでいる。

【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。

【第三者評価結果:a】

・重要事項説明書には、質問、相談は気軽に行える旨と個別面談や参観が随時行えることが記載されており、入園時に説明も行っている。
・保護者がゆっくりと落ち着いて相談できるスペースとして応接室を用意し、いつでも相談できるようになっている。
・登降園時には職員が保護者とコミュニケケーションを図るように心掛け、質問や相談がしやすい環境作りに取り組んでいる。

【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。

【第三者評価結果:a】

・顧客満足度アンケートの実施や意見箱の設置、日々の保護者とのコミュニケーションによって、相談や意見が述べやすい環境作りに取り組んでいる。
・保護者からの相談や意見などがあった場合には、速やかに検討し、説明を行うなどの対応に努めている。また、時間がかかるようなことならば、その旨を説明している。
・相談、意見などが保護者からあった場合は、各種ミーティングにて職員間で共有し、検討を行っている。

【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。

【第三者評価結果:a】

・法人内に危機管理委員会を設け、リスクマネジメント体制を整えている。
・安全管理マニュアルを整備しており、事務所に設置し、事故発生時の対応やその後の対応などが行えるよう、職員間んで共有化に努めている。安全管理マニュアルは年度末での見直しを行い、必要があれば改定をしている。また、内部研修時などでも活用し、その際にも適宜の見直しを行っている。
・事故報告書やヒヤリハットは、発生内容記入と、原因の分析、今後の対応が記入できるようになっており、再発防止に繋がるようになっている。また、1か月後には今後の対応の見直しを職員間で行い、その対応方法で問題がないか検討をしている。

【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・感染症予防マニュアルを整備しており、改定があった場合には、看護師から全職員に説明を行い共有化を図っている。
・看護師を中心に園内研修を実施し、園内で感染症が発生した場合の対応方法を共有化している。
・園内で感染症が発生した場合には、掲示などによって、保護者に報告し、感染拡大防止に努めている。
・コロナウイルスに関するマニュアルは法人で作成して整備されている。

【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。

【第三者評価結果:a】

・災害時の体制が決められており、対応方法はマニュアル化され、いつでも確認が行えるようになっている。
・ハザードマップによると洪水、浸水などの恐れはないとのことだが、園の立地環境としては海が近いということがあり、津波などの災害時にはオーナービル側への避難が決められている。
・食料や備品類などの備蓄リストを作成し、リストに沿った備品の準備を行っている。
・年に1回、ビルオーナーとの合同避難訓練を実施している。その際には警察の立ち合いもある。
・自治体から、防災メールなどを受信し、連携を取っている。

Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。

【第三者評価結果:a】

・本社作成による保育を運営するために必要なマニュアルが全て整備されており、マニュアルに沿った研修を行っている。職員は入社時に研修を受講している。

【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。

【第三者評価結果:a】

・指導計画の内容について、保育を日々実施する中で検証、見直しを行い、次週、または、次月に反映できるように取り組んでいる。
・検証、見直しについては、職員、保護者の意見を反映出来るよう、ミーティングを行っている。

【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。

【第三者評価結果:a】

・本社担当部署やマネージャーなどから園運営について客観的なアドバイスを受け、カリキュラム策定に活かしている。
・全体的な計画は本社作成のフォーマットをもとに施設長が作成し、それをもとに年間計画、月計画、週計画を策定している。各計画は振り返りを行い、次の計画に活かすように取り組んでいる。
・看護師主導のもとの保健計画や、栄養士主導での食育計画があるが、どちらも保育士の意見も取り入れながら園全体で取り組み評価し合えるようにしている。

【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。

【第三者評価結果:a】

・指導計画の修正、見直しが必要と判断した場合は、施設長と職員でミーティングを持ち、より良い計画への変更を行い、実践、振り返りを行い、次週、次月の指導計画に反映できるようにしている。
・運営委員会での保護者からの意見、保護者アンケート、保育所の自己評価を踏まえ、次年度の計画に反映できるようにしている。その際、ミーティングを行い職員で共有し検討を行っている。

【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。

【第三者評価結果:a】

・個別カリキュラムや成長記録が作成されている。
・記録要領の作成に関しては、本社担当部署による研修が行われている。
・毎日のランチミーティングにてその日の子どもの状況、保護者からの発信など共有を行い、月1でミーティングにて、子どもの発達、クラス運営状況などの共有を行う仕組みがある。

【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。

【第三者評価結果:a】

・個人情報のファイルは、鍵付きキャビネットでの保管としている。
・全社員、入社時に個人情報取り扱いに関する研修、退職時には、個人情報漏洩防止のため誓約書へのサインをし理解している。
・保護者に対しては、重要事項説明書に個人情報の取り扱いについて文書化されており、入園説明会にて説明を行っている。


評価結果内容評価

A-1 保育内容
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。

【第三者評価結果:a】

・全体的な計画は、保育所の教育理念や方針、目標に基づき、本社にて編成されている。
・園においては教育理念、ナーサリースクール目標に基づき、毎年度末にスタッフと主に振り返りを行っており、年度初めに子どもの発達や地域の特性などを踏まえ内容を見直している。全体的な計画を年間計画に落とし込み、それに基づき各クラスにて月案、週案を作成している。

【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。

【第三者評価結果:a】

・室温、湿度計を全室完備し快適な環境整備に努めている。
・設備に関しては安全チェックリストを、衛生面に関しては衛生チェックリストを用いて環境に配慮している。
・保育室はオープンスペースであるが、0歳は個室、1歳児は区切りのあるスペースが用意されており、落ち着いて過ごせるように配慮されている。また、子どもが落ち着けるスペースとして個室、アトリエ、応接室を使用することも可能としている。年齢に応じた絵本や玩具を用意し、子どもの手の届く高さに配置しており、自由に手にとり好きな遊びを選択できるように設定している。

【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。

【第三者評価結果:a】

・子どもの成長や個人差を十分に把握し、個々に合わせた成長の見守りをおこない、自発的に取り組めるよう配慮している。
・子どもへの話しかけは、ポジティブな言葉で伝え、子どもの気持ちを受けとめることができるように取り組んでいる。命の危険や怪我、事故に繋がる場合は、子どもを制止させるが、それ以外の場合は、個々の活動の様子や気持ちに寄り添い保育を進めている。
・保護者とは朝の受け入れ時にメモリーと口頭で子どもの健康や家庭での様子について確認し共有しており、検温表、健康観察表に記録しいる。昼ミーティングにおいてその日の様子を共有し、個別の詳細なことについては月末ミーティングで報告、一人ひとりの状況について担任以外の職員も把握し、きめ細かく対応できるように取り組んでいる。
・言葉については、子どもたちにも正しい言葉遣いを伝えるように心がけており、幼児には「ふわふわ言葉、ちくちく言葉」などでわかりやすく掲示をしている。

【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。

【第三者評価結果:a】

・子どもの基本的生活習慣を身につけられるよう、指導計画に沿って日々取り組みを行っている。また、家庭にも取り組んでいることを伝え、連携を図っている。
・個々の様子に合わせ、活動内容のバランスや休息をとれるように心掛けており、0歳児から外から帰ったら手洗いをするなど継続して援助することで、自然に身につくように取り組んでいる。幼児クラスの子どもたちに向けては、自分たちで考えてできるように、丁寧に取り組むことができるように伝えている。(トイレのスリッパを揃える、正しい手の洗い方など)
・トイレトレーニングは個々の発達に合わせて家庭と相談しながら始めており、園での子どもの様子を伝え、子どもの気持ちを大切にし負担にならないようにすすめている。
・休息時間は年齢ごとに設けており、保護者の希望にも柔軟に対応できるようにしているが、長時間の保育で疲れがでないように眠れなくても体を休めるように伝え静かに過ごせるようにしている。年長児は1月頃から就学にむけて昼寝をしないように取り組んでいる。

【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。

【第三者評価結果:a】

・遊びや生活の中で、協調性の育みや、社会性を身につけていかれるよう、職員が援助している。散歩の時は、あいさつをする、交通ルールを伝えるとともに危険個所(段差、溝など)についても伝え、自分でも気づくことができるように援助している。
・季節に合わせた散歩コースや内容を設定し、自然に触れる機会環境を設けている。近隣にはいくつかの公園があり、活動に合わせて行き先を選択し出かけ、木の実、落ち葉拾いをしたり、園庭での栽培活動(ミニトマト、バジル)水遊びを行ったりしている。
・ありがとう、ごめんなさいという言葉を言葉で伝える重要性を伝え、自発的に発信出来る様に、年齢に合わせ、適切な援助を行っている。
・表現活動では、リトミック、英語、制作などのほか、スピーチ活動では4、5歳合同で朝ごはんのことなど簡単な発表からはじめており、やりたいこと、行事で楽しかったことなど少しずつ気持ちを伝えられるように援助している。また、言われてうれしい言葉、悲しい言葉についてもグループで発表する機会を設けている。

【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・0歳児保育では、一人ひとりのペースに合わせて睡眠、食事、遊びに配慮しており、入園当初は午前や午後にも睡眠時間を設けるなど個別に対応している。保育室内は、安全に配慮し広く遊べるように配慮しており、木製の玩具を多く揃え、発達に合わせて手作り玩具や絵本なども準備している。運動遊びができるように設定するなど定期的に見直しを行っている。
・システムの利用や送迎時に保護者とコミュニケーションを図り、家庭との連携を密にするように努めている。

【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・1歳児は区切りのあるスペースを使用し、子どもの様子を見ながらその都度遊びを提供している。自我の成長が最も見られる時期のため、子どもに寄り添い、子どもの気持ちを受け止め、時には子どもの気持ちを代弁しながら、子ども同士の関わりをサポートをしている。
・探索活動が十分行えるよう、散歩時の落ち葉拾いやどんぐり拾い、虫探しなども活動に取り入れている。また、図鑑や虫メガネなどを用意して子どもの興味関心が広がる環境を設定している。子どもの様子についてはメモリーで伝えるとともに送迎時の会話からも保護者と情報を共有している。

【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・オープンスペースであるが、クラスごとの活動を中心としている。4歳児、5歳児合同での活動が多く、グループ活動による食事や遊びなどの機会を多く取り入れている。
・各年齢に応じた保育環境の設定と自分の気持ちを相手に伝えることの大切さ、自分の意見が違っていても良いことなど、個々に応じての対応に取り組んでおり、5歳児クラスにはじっくりと向き合って話し合いを行った。自信をもって小学校へ行ってもらうために、相手を大切にする、自分も大切にする、色々な意見があること、伝えることの大切さなどについて、いのちの大切さを伝える取り組みとして行っている。
・子どもたちの日々の取り組みは、毎日写真で掲示し口頭でも伝え保護者に共有できるように取り組んでいる。
・スポーツフェスティバル、クリスマスリサイタルへ保護者の参加があるほか、保護者の協力のもと、生まれた時の写真、気持ちなどを書いてもらい卒園時に渡す取り組みがある。

【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・発達や身体的に障害のある子どもに対して、個別のカリキュラムを作成している。また、療育センターと連携を図り、アドバイスも受ける仕組みがあり全体で共有している。
・インクルーシブな環境を設定することで、子ども同士は自然に声をかけ助け合う姿が見られており、心の成長にも繋がっていることが報告されている。
・職員は、障害児保育などキャリアアップ研修や社員研修などを通じて学びの場を設けている。また、保護者からの相談には随時対応しており、必要に応じて相談窓口やパンフレットを渡すなどの対応をしている。

【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・1日の生活の見通しが立てられるよう、幼児クラスは前日の帰りの会にて、明日のスケジュールを伝え、期待と安心をもって登園出来るよう環境を整えている。また乳児クラスも当日の朝、1日のスケジュールを伝え、見通しを持った生活が出来る様に配慮している。
・毎日のミーティングにおいて、日々の子どもの状況(体調面やメンタル面等)を細かく伝え、共有している、また保護者にもお迎え時に伝え、自宅での様子も共有してもらっている。
・乳児クラスは、9時に朝のおやつ、全園児11時~12時までにランチ喫食スタート、3時に全園児おやつ、18時に長時間保育の捕食または、夕食の提供を行っている。また、散歩時、夕方、など随時水分補給を行っている。
・夕方は少ない人数になると好きな遊びを提供し、一人ひとりとゆったりと関わり楽しく過ごせるように配慮している。マットを敷いて家庭のようにくつろいで過ごせるように環境の工夫をしている。

【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。

【第三者評価結果:b】

・幼児期までに育ってほしい10の姿(項目)を盛り込んだカリキュラムの作成に基づいた保育を行っている。
・地域小学校訪問による、小学生との交流の機会があり、小学校就学に向けて期待が持てる様な機会が計画されていたがコロナ禍において昨年、今年は中止となっている。
・小学校の養護の先生が園に来園し懇談を行うことで、スムーズに就学できるよう、意見交換を行う機会を設けている。
・児童保育要録の作成を行い、全園児分、提出している。

【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。

【第三者評価結果:a】

・健康管理に関するマニュアルの整備されており、マニュアルに基づいて適切な対応に努めている。
・入園時に重要事項説明書にて、保健衛生に関する方針や取り組みについての説明を行っている。既往症や予防接種状況などは、保護者から書面にて共有してもらっている。また感染症が流行した場合は、保護者へ紙面で情報提供している。
・園では昼寝中のSIDSチェックを実施しており、0~2歳児は5分に1回、3歳児以上は15分に1回とし記録している。職員は、入社時に必ずSIDSの研修を受け一人ひとりの理解を深めている。
・コロナ禍においては保護者の送迎は玄関までとし、感染拡大防止に取り組んでいる。また、手洗い、うがい指導は各クラスで担任または主任が中心に行い、日頃から感染症予防に努めている。

【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。

【第三者評価結果:a】

・システム、書面にて定期的な健診結果を記録しており、スタッフにはミーティングにて共有し保育に反映できるようにしている。
・保護者には、事前に質問や心配事を記入してもらうように伝え、当日医師より回答を受けるようにしている。その結果をシステム内や書面にて返信し、共有に取り組んでいる。

【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

・アレルギー児に対しては、医師の指示のもと、看護師、栄養士と面談を行い、連携により適切な対応に取り組んでいる。
・配膳の際には担当職員(エプロンの色を変え)がつき、別色トレーにて食事の提供が行われている。その際、栄養士との指さし、書面確認、別の保育職員との再確認を行い、誤配膳の予防に努めている。また、保護者やクラスの子どもたちに室内での飲食を行わないよう徹底している。
・アレルギー児対応がある場合には必ずマニュアルに沿って研修を行うようにしている。

【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。

【第三者評価結果:a】

・食べたい、おいしい、いい匂いなど感性が育つよう、月1回の食育活動を通じて、経験出来る様に努めている。子どもからの発信(グリンピースは何から出来ているかなど)を受け止め、豆苗を育ててみたり、トマトの栽培、米作りなど体験、経験から食に対して興味感心が持てる様な取り組みを行っている。また、個々に合わせた食事の量やおかわりなどの対応を行っている。
・年度初めにアンケートを行い、栄養士と担任が相談のうえ決定し、クッキングを実施している。スイートポテト、茶巾しぼりなど自分の分だけを作って食べる機会や、おにぎりパーティ、テラスで食べる機会など子どもが楽しく取り組むことができるように工夫している。また、系列園合同で田んぼを借りてもち米を収穫し年長児がサツマイモご飯を作る取り組みも実施されるなど食育活動に力を入れれている。
・食育活動では栄養士も指導に入っており、活動の様子は掲示で知らせている。

【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。

【第三者評価結果:a】

・季節に合わせた献立、日本文化に触れるための郷土料理、多文化理解に触れるための海外の献立などを取り入れている。献立とともにその国に関して知らせ、郷土料理は担当を決めて調べた結果を朝の会などで説明するなどの取り組みがある。
・子どもたちが食べやすい味付け、調理の仕方などを工夫し残食を減らすように努めており、栄養士が喫食状況の確認、残食の確認を行い、食がすすまない場合は相談し量を減らすなど意欲がでるように配慮している。また、苦手なものを減らすことを自分で伝えられるように援助している。年齢に応じて座り方、食具の持ち方、静かに話すなどマナーについても伝えている。
・世界食糧デーの「おにぎりアクション」に保護者了承のもとで参加し(写真を投稿)食について子どもたちと一緒に考える機会を設けることができている。
・給食室では衛生管理のマニュアルや給食提供に関するマニュアルが整備されており遵守している。

A-2 子育て支援
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。

【第三者評価結果:a】

・システムにて、子どもの成長や姿を共有、また個人面談や懇談会などで情報交換を行い連携を図っている。面談は年2回予定しており、コロナ禍においてはオンラインでも対応している。年度初め保護者懇談会もオンラインで実施につなげており、クラスのねらいなどを伝えることができている。
・送迎時には出来る限り口頭で子どもの様子を伝えあうように努めているほか、日々の様子を写真に撮って保護者と共有し子どもの成長を確認してもらえるように取り組んでいる。

【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。

【第三者評価結果:a】

・保護者からいつでも相談にのれる体制を整え、システム等からも保護者の気持ちを汲み取るように心がけている。また日頃より声掛けを行うようにしており相談しやすい関係づくりの構築に取り組んでいる。
・面談内容は、記録を残し、子どもの成長を見ながら、継続的に共有出来る様にしている。相談内容に応じて施設長が対応する場合もある。

【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。

【第三者評価結果:a】

・虐待防止マニュアルの整備がなされており、園内において研修を行い周知に取り組んでいる。また、ポピンズオンラインで視聴(全員)、学習システムも活用している。
・朝の受け入れ時には視診を行い、着替え時、排せつ時などにも身体の確認を行い、疑わしいものは、写真を撮って記録を残すようにするなど早期発見と対応及び予防に努めている。また、ケースによっては、児相と連携をとる体制としている。

A-3 保育の質の向上
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。

【第三者評価結果:a】

・職員間で保育の振り返りを行い、園全体で同じスタンスで保育に臨めるように取り組んでいる。
・自己評価で、自身の振り返りをし、前向きに改善していくための意識向上を図るように努めている。週の振り返り、月の振り返り、年間は期ごとに振り返りを行っている。職員会議では、月末ミーティングで振り返りを行う仕組みとなっており定着している。