おぐら保育園
第三者評価機関名 | かながわアドバンスサポート |
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名称 | おぐら保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 120 名 |
所在地 | 212-0054 川崎市幸区小倉4丁目6番23号 |
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TEL | 044-223-8012 | ホームページ | https://sfg21.com/ogura/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2019年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人尚徳福祉会おぐら保育園 | ||
職員数 |
常勤職員:30 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
保育士:29 名
看護師:1 名
栄養士:1 名
調理師:3 名
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施設・設備の概要 |
保育室:6
一時保育室・多目的ホール:各1
園庭:
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【保育理念】 ☆一人ひとりを大切に、子どもの心に寄り添った保育をすすめてゆく 【保育目標】 ☆心身ともに健康な子ども 意欲的に行動できる子ども 感情豊かな子ども 人の気持ちに共感できる子ども 【保育方針】 ☆家庭と連携を取りながら、健全な心身の発達を図る ☆人と関わることを喜び、人に対する愛情や信頼感をもてるようにする ☆発達に応じた生活習慣や運動能力が身につくようにする ☆自己を十分に発揮でき、心豊かな人間性をもった子どもに育てる ☆さまざまな遊びや生活の中で、身の回りのことや人への関心をもち。自分で考えたり、物事を意欲的に取り組めるようにする ☆生活体験の中で、社会的ルールを見につけ、自己コントロールする力をつける |
【立地および施設の概要】 本園を運営する社会福祉法人尚徳福祉会(本部鳥取県米子市)は平成8年に設立認可を受け、病児保育施設「病児看護センターベアーズデイサービス」および、認可保育園「保育園ベアーズ」(現認定こども園ベアーズ)を開設。現在は保育園を神奈川県で9園 東京都11園 そのほか老健など運営しています。 本園は1967年川崎市立おぐら保育園として開所、2019年4月、当法人が川崎市より民間移管を受け、運営しています。JR南武線尻手駅より徒歩20分、バスは新川崎駅より5分「小倉神社前」下車3分の幹線道路より奥まった場所にあります。定員120名の大規模保育所です。現在川崎市の待機児童解消の目的で定員増員が認められ134名です。敷地は1514㎡、建物は木造2階建て 延べ879㎡(駐輪場含む)です。 【園の特徴】 <優れた設備> 園内外の防犯用として監視カメラを17台配備し、「防災監視盤」として事務所内のモニターで常時目視できています。外部からの侵入は即座に発見でき、保育室内部のことも監視可能で、24時間録画1か月は保存されます。園前で小さな自転車事故が起きた時、目撃者がいなくて、園の録画DVを警察に提供、感謝されています。このシステムを利用することにより子どもたちのいさかいやかみつきなどの小さなケガでも事実をありのままに保護者へは知らせる必要がある時は活用できるようになっています。 |
評価実施期間 | 2020/09/04(契約日) ~2021/01/31(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | ◇特に評価の高い点 1.保護者向けに、豊富な園生活資料が、安心を呼ぶ 入学前に配布される「入園者配布フアイル」が園生活の詳細なガイド的役割をもち保護者に安心をもたらします。園生活全般は「保育園のしおり」、アレルギー 突発性の病気など健康管理ついては「健康について」、離乳食 アレルギー食など食生活については「食事について」そのほか「入園後の行事」「園生活で必要な申請書類」など約100Pにおよぶフアイルです。 2.毎日6時には登園する園長 園長は毎朝6時すぎには姿をみせ、登園してくる子供をガラス越しに見て、安堵しています。園理念である「子どもの心に寄り添う」を行動で表現しているのです。全園児に「れんらくノート」を持たせて状態を把握し、クラス担任は迎えの保護者には必ず声かけ、コミュニケーションを図っています。1日1回はどの子供に対しても「ほめる」ことを行い、こどもに自信を持たせています。毎日の何気ない行動が安心を生んでいるのです。 |
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改善を求められる点 | ◇改善を求められる点 1.<期待したい点>大規模保育園経営母体の強みの発揮 本園は社会福祉法人の経営で、神奈川県内 東京都内に30余りの系列園を擁しています。園相互間の協調を重ね、保育理念、保育方針などの共通化、様式の共通化を図ることにより、より大きく伝統の重みを保護者に与えられる基盤を作り上げることを期待します。 |
川崎市より移管して2年目となり、第三者評価を受審いたしました。 日々の園運営を振り返ることができ、更に今後の課題を見出すことが できました。個々や自園の見直しは、問題をクリアにしていく上で、大変 重要であり新たな気づきが得られる良い機会になりました。また、全職員が 運営方針や理念を共通理解することができ、更に職員の保育への意識が高まり 保育の質の向上に繋がればと思います。 今後は地域や関係機関との関係にも力を入れ、更に安心・安全な保育園と なるように職員一同取り組んで参りたいと思います。 最後に受審に際し、ご尽力いただいた評価期間の皆様、ご多忙にもかかわらず 利用者調査にご協力いただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念,保育方針,保育目標等は明文化され、園のしおり、重要事項説明書に掲載し、また、ホームページにも掲載し、新入園児説明会でわかりやすく説明しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・待機児童数や少子化による子ども数の減少傾向など、設置法人の事務部署がアンテナとなり、保育園運営に関する課題を分析し、運営方針を打ち出しています。系列園の園長会議でも検討し、各園に持ち帰り対応するようにしています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・設置法人の理事会では保育を取り巻く経営環境分析などを行い、課題を抽出し、対応策を検討しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園の理念・基本方針の実現に関して、園の「中期・長期計画ビジョン」に盛り込んで対応しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・中・長期計画の目標達成に向けて、具体策を5年間にわたり盛り込み、その初年度実行計画を、その年の事業計画としています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は園の運営方針を踏まえて作成しており、移管2年目にあたり、より具体的に策定しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・新年度の保育目標や保育内容、行事計画も含まれた事業計画は、必要ページについてはわかりやすく抜粋してプリントし、玄関に掲示し、保護者に配付しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年間指導計画、月案、週案などでは、PDCAサイクルにより振り返り、見直し作業を繰り返しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・月間指導計画の振り返り結果は、「月の反省」「来月に向けて」「保育に対する自己評価」に記録し、改善課題を明確にしています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育園業務マニュアルには、園長業務、主任業務、クラス担任・担当業務の内容が明記されており、年度初めの職員会議で園長は説明し、職員に周知しています。マニュアルには職員の役割を明確にし、園長不在時の代行に関しても明示してあります。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は川崎市の法令関連研修会に参加し、また、地域の園長会議などにも出席し、情報を得ながら適切に保育事業を運営し、保育理念や保育方針、保育目標など実現できるように取り組んでいます。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は日々、各年齢クラスに入って一緒に保育を行いながら、園児の様子や保育士の働きかけを見たり、日誌や指導計画などの書類から、問題・課題をチェックしています。年2回の職員の「自己評価」を確認し、職員の質の向上を図っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・月1回の系列園の園長会議にて保育園運営コストの見直しや経営の改善などについて話し合いを行っています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園には入職年数に応じた「年間研修計画」があり、また、設置法人の作成した「保育士自己評価表」があり、これが法人の「期待される保育職員像」となっています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の「期待される職員像」については、園独自の「保育士自己評価表」や入職年数別・職責別「年間研修計画」からも類推できますが、法人の「就業規則内にも明記してあり、全職員は周知しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・いつでも法人理事長に通報メールが送れるように職員に通報メールの送り先を周知しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では「期待する職員像」を園独自の「保育士自己評価表」や就業規則の中で明確化し、全職員も周知しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では「期待する職員像」を園独自の「保育士自己評価表」や就業規則の中で明確化し、全職員も周知しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では職員一人一人の知識、技術水準、専門資格の取得状況等を把握しており、園長は職員の「キャリアアップ目標」を見ながら、個人面談に臨んでいます。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生受け入れマニュアルがあり、園の実習生受け入れに対する姿勢を明確に打ち出しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園のホームページでは、園の理念、保育方針、保育目標などを公開し、園の運営内容について報告を行っています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・全職員は入社時に新人研修を受講し、就業規則や保育所運営に関するマニュアル類を学んでいます。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園の「全体的な計画」には、「地域の実態に対応した保育事業」として、「長時間保育の実施」「柔軟な一時保育預かり」「延長保育の実施」地域における行事の参加」「地区イベント参加」を掲げ、また、「事業計画書」には地域の交流について積極的に交流することが明記されております。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティアの受け入れについては基本姿勢を明確にしてマニュアルを作成して対応していますが移管開業2年目で実績がなく令和3年4月から実施したいと考えています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・児童相談所や病院、消防、警察署等リストアップして園内に掲示しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・川崎市幸区で開催された民生委員、児童指導委員との会議、懇談会に出席し地域のニーズの把握に努めています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域と積極的交流事業の一環で、園庭開放、育児相談は随時行っています。園内見学も見学者の都合に合わせて随時行っています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本園の保育理念、運営理念は「一人一人を大切に、子どものこころに寄り添った保育を」というシンプルなものです。毎週更新されるホームページ 見学者へ配布されるパンフレットなどの冒頭に明記され、入園が決まった子どもの保護者には「保育園のしおり」で周知され、全職員には「全体的な計画」作成過程で意見を聞いているので理解されています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園内での子どものプライバシー保護については「個人情報保護守秘義務マニュアル」という詳細な規定あり。11アイテムの規定が存在します。各帳票の個人情報取り扱い、保護者配布の「個人情報使用同意書」や写真撮影、ホームページ上の同意書」などがあり、個人情報チェックリストで再確認をして順守をさせています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一般への情報提供は運営法人のホームページの中に本園があり、担当職員が力を入れ、ほぼ毎月保育日誌や写真など更新しています。区役所の子ども支援コーナーへパンフレット配布なども行っています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会の事前説明資料として1冊のフアイルを配布しています。情報漏れがないようにオールインワン的なもので46Pの「保育園のしおり」や感染症 SIDS、食物アレルギーなど記載の「健康について」、年齢別の食育計画がわかる「食事について」、「重要事項説明書・同意書」「運営規定」など各種届出の「様式一覧」、「入園時に用意していただくもの」「年間行事予定」など収められ、保護者にとって見落としのできないものばかりで、便利なものです。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は2019年4月川崎市より民間移管を受けた社会福祉法人尚徳福祉会<本部鳥取県>が建物など新築開園したものです。非常勤職員は引き継ぎ、常勤職員は法人内異動でしのぎ新規採用は30校リクルートしています。川崎市の方針で待機児童解消のため園児の定員120名より5%増員しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者の意向 満足度の調査は行事後のアンケート<匿名>で把握しています。同時に各クラスとも乳児 幼児全員に「連絡ノート」を持たせ、年2回のクラス懇談会などきめ細かな情報を収集しています。玄関にある意見箱には投書はありません。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園の玄関にカラーで縁どりされた「苦情解決制度について」が掲示され、人目をひきます。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者が意見を述べやすくするために全園児に個別の「連絡ノート」を持たせています。保護者からのコメントが多く寄せられていますが、その子ども特有の問題なため、職員会議でも報告するだけのもののようです。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情は面談 電話 書面で受付担当者が随時受けつけ、また担任も受付けます。受けた場合は原則即日回答するようにしています。周囲からの雑音が入らないようにするためその日に回答を心がけています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園は川崎市幸区の住宅街の中にあり車が少なく交通事故の心配も少なく、リスクマネージメントの対象は園内での園児の事故予防に重点が置かれています。小さな噛みつきから病院受診などすべてのケガは「怪我チェック表」と「記録簿」に記録されます。保護者に連絡するケースなど事故対応マニュアルに沿って対応しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・2020年2月からの新型コロナウイルス大流行で緊急事態宣言のなか川崎市の保育所は4月10日~6月30日まで登園自粛となりましたが、リモート勤務ができない保護者の場合は登園可とし、多数の園児が登園しています。政府の「協力要請」よりも強い「保育園閉鎖」を求める声がありました。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園は立地条件的に火事と地震の訓練を行っています。火災が11回 地震5回 不審者対策4回行い、避難訓練は開催時間を違えて、また不意に行うこともあります。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・標準的な保育サービスの実施方法は「全体的な計画」で大綱を決め、保育の内容である指導計画を各年齢ごとに策定し年間、月間 週案と作成し、乳児と要支援児には個人別の指導計画が作成されてます。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園開設2年目に当たるため各種マニュアルの整備に時間が割かれ、その見直しまでの余力はないのが現状です。本法人には保育園が20数か所あり、近在の園長からはサジェスチョンを受け、鋭意作成し始めています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園時に一人一人の子どもの心身の発達状況や家庭での養育状況を児童票や健康診断表で把握、個人面談で補充しています。入園後は朝夕の口頭での情報交換、連絡ノートのやり取り、各指導計画(月 週)の実施状況から把握しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画を全職員が確認し、それに基づき各年齢別の子どもの発達状況を踏まえ、養護と教育の視点から保育の指導計画を立てています。乳児は月間指導計画、個別指導計画の中で、「月案の反省」「自己評価」欄があり、クラスごとの評価 改善点が書かれています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・全園児の児童表を作成し、保育個人日誌 健康記録表 毎月の発達経過記録に記入され、年間を通して全体的な像が浮かび上がる記録です。園長は毎月この記録を確認しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育に関する記録の管理責任者は園長です。個人情報は保育士に対して児童福祉法の「守秘義務」が課せられその内容は「各帳票の個人情報」や「保育における個人情報保護・第3者への提供への同意書」「ホームページ上の写真掲載の同意書」「職員 ボランテイアの誓約書」まで細部まで規定されています。入職時や職員会議等でこれらの規定は説明され、確認されています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園では「保育園のしおり」の目次の前のページ、一面に川崎市の「子どもの権利に関する条例」を掲げて、子どもを虐待や差別から全面的に擁護する姿勢を鮮明に打ち出しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では「保育園のしおり」の目次の前のページ、一面に川崎市の「子どもの権利に関する条例」を掲げて、子どもを虐待や差別から全面的に擁護する姿勢を鮮明に打ち出しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人一人の状態は、児童票、健康記録表 個人面談で入園前は把握でき 入園後は全園児がもつ連絡ノートや毎月記録される発達記録などで把握しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園では「一人一人に合わせる」ことを基本にしているので、早めのご飯 箸の使い方 早めの布パンツ着用など子どもが欲すれば援助するなど基本的な生活習慣を身に着ける時期もその子どもの意思を尊重して保育を行っています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもたちが自主的に遊べるように、興味や関心をもっている玩具を手の届くところの棚に置いています。この両面棚は法人特製で両側から取れるように、自分で好きなものを取り出せる環境を作っています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者に配布する「保育のしおり」には年齢別の保育計画として「0歳児」が掲載され個人別指導計画は3か月ごとに子どもの成長に合わせて内容が変わる保育となっています。・0歳は病気への抵抗力が弱いため保育日誌や個人別連絡ノートでの家庭での様子を丁寧に把握して時には看護師や栄養士と相談、専門的なアドバイスを受け保育しています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・1歳児、2歳児は個人差が大きいため個別指導計画では「子どもの現在の様子」とそれに対する「保育士の配慮」「環境設定」をその子どもに適した計画を毎月立て、保育実践に結び付けています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・3,4,5歳は集団生活において自己を感じはじめる時期であり、それを体感できる遊びが多くあります。その典型が「運動会ごっこ」で今回5回5日に分け、出演する子どもとその保護者5人という少人数の催しでした。ノートには「勝つ喜び負けるくやしさしさを味わった」「毎日練習して鉄棒で前回り 逆上がりができるようになった」などの感想が寄せられています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園には配慮が必要な子がいます。それぞれ12項目の個別支援計画書を作成して年4回見直しをしています。園内はバリアフリーでトイレ 階段に手すりがついています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は最寄りの駅から遠く、長時間保育の子どもが多いです。6時30分にご飯 味噌汁 おかずを夕食として提供し保護者からは感謝されています。6時半以降一階の1室に集まり、異年齢保育が始まります。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「全体的な計画」及び「5歳児年間指導計画」で小学校への円滑な接続に努め小学校への興味関心や期待を持てる保育を目標にしています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの健康管理のためにマニュアルやガイドラインに沿って、児童票から一人一人の健康状況を把握しています。保護者は入園時に「健康記録表」を園に提出し、その後、予防接種などを受けた後は「予防接種連絡カード」を提出、台帳に記入し、既往症などの確認、追記をし、園に報告しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:b】 ・健康診断は、年度初めにお知らせして、嘱託員より、0、1歳児は年6回、2歳児以上は年3回実施しています。歯科検診は年1回、6月に行います。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・食物アレルギーのある子については「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」をもとに、、医師の「除去食申請に対する主治医意見書」を「川崎市健康管理委員会」に提出し、認定を受けて取り進めています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもたちは、園庭の畑とプランターにてサツマイモ、スイカ、オクラ、キュウリ、ピーマン、なす、パブリカなどを栽培し、収穫してクッキング保育に使用しています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・栄養士は毎日食事中の各クラスを見回り、その食べ方や表情、感想などを見聞きして、食べる量や子どもの好き嫌いを確認しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・0、1、2歳児は個別連絡帳にて園と保護者は連携して保育に当たっています。3歳児以上は子ども一人一人が個別に持っている「連絡ノート」に園からも保護者からも、何かあれば書くことにしています。送迎時には日々の子どもの様子を保護者に伝えており、また、園だよりやフォトフレームを掲示することにより様子をわかりやすく伝える工夫もしています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長と保育士は、子どもの送迎時の声かけや連絡帳を通して保護者と親和的雰囲気を作り、信頼関係を築いています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では「保育園のしおり」の目次の前のページ、一面に川崎市の「子どもの権利に関する条例」を掲げて、子どもを虐待や差別から全面的に擁護する姿勢を鮮明に打ち出しています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育日誌の乳児版には「反省・考察・」、幼児版には「評価・反省」の記入欄を設けてあり、保育実践における自己評価も含めて担当職員は記入しています。 |