【第三者評価結果：b】

・理念の実践において、子どもの気持ちを聞いたり察することを大切にし、職員が子どもの主体性を意識した保育に努めている。
・保育方針「のびのび すくすく にこにこ」が具体的に実践されるよう、職員が子どもの声を基にした主体的な保育を行っている。
・保護者には入園説明会や懇談会で理念や方針を説明し、理解を深める取り組みを行っているが、保育への具体的な反映についての説明が今後の課題となっている。

【第三者評価結果：a】

・園長が主導して、地域の単身者増加といった具体的な環境変化を把握し、地域の実態に即したミクロな分析を行い、保育方針や運営に反映している。
・園見学時に実施する事前アンケートを通じて地域住民のニーズを収集し、行政主催の園長会に参加することで地域の状況や保育に必要な情報を共有している。
・法人と共同で作成した園カルテに基づき、地域人口動態、他園の状況、保護者アンケートの分析を行い、課題や環境変化に対する対応を検討している。

【第三者評価結果：b】

・毎月開催される園長会に園長が参加し、経営状況や課題を把握した内容を職員にミーティングや資料で周知して共有している。
・年１回の園の自己評価では、職員全員が参加し、それぞれの観点で課題を検討し、保育の質の向上を目指した具体的な取り組みを行っている。
・少子化や育児休暇制度の影響に対応するため、０歳児の入園確保に向けた新たな施策の検討を進めているが、具体的な内容は事業計画に記載されていない。

【第三者評価結果：b】

・中・長期計画は法人により毎年作成され、園長会で社長から直接説明があり、法人全体の方向性や具体的な計画について園長が詳細に把握している。
・法人の事業方針は園長会で発表され、各園が法人全体の中・長期計画を共有し、運営に反映する仕組みが整えられている。
・園独自の中・長期計画やビジョンの策定は行われておらず、地域の特性や課題を踏まえた具体的な計画の検討が今後の重要な課題となっている。

【第三者評価結果：b】

・「事業計画書」は中・長期計画を基に作成され、感染症対応や給食、安全計画、地域連携など具体的な内容が記載されている。
・年度末には「事業計画書」の実施状況を評価し、その結果を法人に共有して、次年度以降の改善につなげる仕組みが整えられている。
・園長は法人の中・長期計画の説明を受け、各園の状況を考慮しながら年間計画を策定するが、園の課題が十分に反映されていない部分がある。

【第三者評価結果：a】

・事業報告は、法人の定型フォーマットの中では表現しきれない部分についての総括を年度末に行い、園概況や課題、改善点を具体的に示している。
・職員間での振り返りや保護者アンケートの結果を運営委員会で検討し、課題や改善策を議論している。
・事業計画書は毎年３月に策定され、前年度の事業報告を基に見直しを行い、行事や研修計画が職員会議で周知され、職員全体の理解と実行を促す仕組みになっている。

【第三者評価結果：a】

・事業計画の行事計画などは懇談会の資料として作成され、紙媒体とPDFの両方を提供することで、保護者の多様なニーズに対応している。
・運営委員会で事業計画の説明を行い、保護者からの意見や指摘を議事録にまとめて全家庭に配布し、透明性と理解促進に努めている。
・園の年間計画は各クラス運営計画と連動しており、クラス保護者会で説明を行うことで、保護者が具体的な内容を理解しやすい仕組みを整えている。

【第三者評価結果：a】

・園の自己評価は各職員が個別に行い、主任が取りまとめを行うことで、評価理由が明示され、改善点が具体的に把握できる仕組みとなっている。
・全職員が自己評価に参加することで、各立場での気づきや振り返りが共有され、保育の質の向上に向けた取り組みが組織全体で進められている。
・園長が法人方針に基づき自己評価表を作成し、法人との面談を通じてPDCAを組織的に実施し、第三者評価の定期受審により外部からの視点を取り入れている。

【第三者評価結果：a】

・園の自己評価結果から導き出された課題は、園長が抽出し、次年度の園目標に反映する形で対応が進められている。
・評価結果には保護者アンケートの内容も取り入れ、次年度の園目標として全職員に周知を図り、具体的な取り組みへと繋げている。
・園目標に基づき設定された具体的な行動計画は、定期的に振り返りと見直しを行い、改善策は法人運営推進部に共有して進捗を確認している。

【第三者評価結果：a】

・園長は職務分掌やBCPに基づき、災害対応や有事の際の役割と責任を明確にし、施設全体で適切な対応が取れるよう準備している。
・毎年４月に災害対応ハンドブックを更新し、園長不在時の権限委任を含む基本的指揮順位を明確化することで、緊急時にも対応可能な体制を整えている。
・園長は仕事に対する自身の考え方や目標を職員に共有し、目標設定シートを用いて園の進むべき方向を示すとともに、保護者にも魅力的な保育内容を伝えている。

【第三者評価結果：a】

・園では児童福祉法や保育所保育指針の抜粋を活用し、研修を通じて職員個々が法令の内容を正しく理解できるよう取り組んでいる。
・園長および職員は法人が実施するコンプライアンス研修を受講し、法令遵守やプライバシーポリシーに関する理解を深めている。
・研修に参加できない職員には、職員会議の議事録や研修報告書を共有することで、全職員が統一した認識を持つように努めている。

【第三者評価結果：a】

・法人の目標に基づく園長の目標設定シートを活用し、職員個人の目標設定シートに反映することで、組織全体で保育の質向上を図る仕組みが構築されている。
・毎月のミーティングで事例検討研修を実施し、処遇改善担当を中心に内容を検討し、職員のスキル向上を目的とした実践的な学びの機会を提供している。
・行政の研修や公開保育への参加を促進し、職員が自己研鑽を行えるよう支援するとともに、法人主導の研修や第三者評価を通じて保育の質向上を目指している。

【第三者評価結果：a】

・物価高や米価高騰への対応として、栄養士と協議して法人指定以外の業者も検討し、予算に応じた柔軟な調整を行っている。
・主任やリーダーとの定期的な面談を通じて現場の状況を把握し、職員間の連携を強化して円滑な業務運営を進めている。
・法人主催の労務研修やテストを施設長に義務付け、労務管理の基礎知識を共有し、経営改善や業務の実行性を高める体制を構築している。

【第三者評価結果：a】

・法人の人材開発部が採用を担当し、運営推進部と事務サポート課が運営基準に基づいて配置を毎月確認する体制を整えている。
・新卒職員の育成には担当者やフロアリーダーを任命し、園全体でサポートを行うことで、定着とスキル向上を促進している。
・パート職員の募集は法人で一括管理し、応募者への対応は園で実施しており、現在の人員配置は子どもの保育利用時間に応じた余裕を持たせた運営が可能な状況になっている。

【第三者評価結果：b】

・職員には「安心の対象」「あこがれのモデル」「保育のプロ」の３つの役割を求めているが、法人と現場の認識に一致が見られず、改善が必要な状況にある。
・主任も含めた面談を実施し、職員一人ひとりの実態を把握するとともに、目標設定シートを活用して期待事項や課題を共有している。
・自己評価シートには法人の理念や園長の目標を反映し、職員がキャリアアップを意識しながら業務に取り組めるよう運用されている。

【第三者評価結果：a】

・職員の休憩時間には事務室を利用することが多いが、エプロンを外して外出が可能な環境を整え、リフレッシュの促進に努めている。
・次年度の意向調査に基づき面談を実施し、退職を検討する職員には聞き取りを行い、継続して働けるよう配慮しながらサポートを行っている。
・有給休暇の取得状況や残業時間を人事部が確認し、就業規則に基づき園長や運営推進部と連携して、職員が働きやすい環境の改善に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・目標設定シートの作成にあたり、園長が職員と面談を行い、経験や職務内容に即した目標を設定し、達成可能な計画を共有している。
・年度当初、期中、年度末に面談を実施し、目標の進捗状況や達成度を確認しながら、必要なサポート体制を整えている。
・法人の運営推進部が職員との面談を行い、園長と情報を共有しながら適切な指導やフォローを行い、研修機会を提供して育成を支援している。

【第三者評価結果：a】

・全体的な計画に基づき、園内研修では「チーム保育」をテーマに実施し、法人研修や行政主導の研修参加を促し、自己研鑽の機会を提供している。
・職員の担当年齢や処遇改善の役割に応じた研修を法人で提供し、専門技術や基本姿勢を学べるよう支援し、目標設定シートで自己評価を行える仕組みを整えている。
・研修実施前後にアンケートを行い、内容を評価・見直しすることで継続的な改善を図り、職員の教育・研修の効果を高めている。

【第三者評価結果：a】

・法人研修はオンライン形式で実施され、相談室を利用することで職員がスムーズに受講できる環境を整えている。
・パート職員にも希望を確認し、マルトリートメント研修や手作りおもちゃ、子どもの生命に関わる研修への参加機会を提供している。
・乳幼児研究所の研修計画に基づき、園長が独自の年間研修計画を策定し、職員の職務や経験に応じた外部研修やキャリアアップ研修の受講を促進している。

【第三者評価結果：b】

・教育実習生受け入れ時には法人のマニュアルを基に主任やリーダーと受け入れ体制を確認し、担当職員には実習期間中の具体的な対応の周知に努めている。
・法人が教育実習生受け入れマニュアルを策定し、基本方針を明確にしており、主任・ミドルリーダー研修で指導者研修や教え方研修を実施している。
・養成校との窓口として受け入れ担当者を指定し、継続的に連携を図る体制を整え、教育実習生の育成に対応している。

【第三者評価結果：a】

・第三者評価の結果や自己評価を園内に掲示し、保護者がいつでも閲覧できるようにすることで透明性の確保に努めている。
・入園を検討している地域の方には、理念や基本方針、主な取り組みを記載したパンフレットを配布し、ドキュメンテーションを用いて園の活動を紹介している。
・法人や保育所の理念、基本方針、保育内容をホームページで公開し、予算や決算情報については書面掲示で情報公開を行っている。

【第三者評価結果：a】

・法人HPで一般事業主行動計画や反社会勢力排除の基本方針を公開し、公正性と透明性のある運営姿勢を明確にしている。
・行政監査を定期的に受審し、指摘事項があった場合には速やかに改善を行い、適正な運営を維持する取り組みを進めている。
・経理規定や稟議制度を整備し、３万円以上の支出は法人稟議で決定する仕組みを導入し、適切な経理処理が行われる体制を構築している。

【第三者評価結果：a】

・園外保育では消防署見学や夢見が崎動物公園の訪問、芋掘りなどを実施し、地域資源を活用して子どもたちに地域とのつながりを体験させている。
・近隣商店街の八百屋や肉屋を訪れる行事を通じて、子どもと地域住民の交流を図り、地域社会への理解を深めている。
・地域活動について保護者向けにドキュメンテーションを作成し、情報提供を行い、地域とのつながりを保護者と共有する取り組みを進めている。

【第三者評価結果：b】

・中学校の職業体験受け入れに向けて口頭でアプローチを行い、受け入れ時には法人作成のマニュアルを基に打ち合わせを実施している。
・法人が作成したボランティア受け入れマニュアルを活用し、受け入れ体制や対応方法を職員間で共有している。
・コロナ以降受け入れがない状況だが、中学校の運動会利用などを通じて関係を維持し、将来的な受け入れ再開に向けた準備を進めている。

【第三者評価結果：a】

・市役所や区役所、地域療育センター、児童相談所と連携し、子どもの成育支援や保護者へのサポートに園として積極的に取り組んでいる。
・園長は行政主催の園長会や要保護児童対策協議会に出席し、情報共有や連携強化を図ることで、必要な社会資源の活用に努めている。
・法人が作成した重要事項説明書に、児童相談所との連携内容を明記し、行政機関との関わりを促進する仕組みを整えている。

【第三者評価結果：a】

・行政が主催する園長会や連絡会に出席し、地域の子育て環境や課題を把握し、必要な対応を検討する取り組みを行っている。
・園見学時に事前情報を得て保護者との対話を重視し、シビアな質問にも対応することで、地域の子育てニーズを具体的に把握している。
・河原町団地での子育て支援活動など、地域で行う行事を通じて子育て家庭の状況を把握し、地域福祉ニーズの把握に努めている。

【第三者評価結果：a】

・子育て支援たんぽぽとの連携を通じて、地域の子育て家庭に向けた情報発信や季節の行事の企画・実施を行い、地域福祉の充実に努めている。
・地域向けに遊びや絵本の情報を含むお便りを作成し、掲示板に掲示することで、地域住民への情報提供と子育て支援の促進を図っている。
・未就園児家庭へのサポートとして、保活の支援や未就園児教室の活動を共有し、地域還元を目的とした取り組みを積極的に進めている。

【第三者評価結果：a】

・法人が開催する「マルトリートメント」研修を園長と主任が受講し、その内容を基に園内研修を実施して全職員に子どもの権利尊重について共有している。
・園独自で作成したチェックリストを活用し、普段の保育を振り返ることで、職員が個人およびグループで事例を共有し、子どもを尊重した保育の実践を深めている。
・法人が策定したマニュアルや園長向け研修を基に、園内で職員への研修を展開し、ユニバーサルデザインの保育を実現する取り組みを進めている。

【第三者評価結果：a】

・保護者とのプライバシーに関わる相談時には、相談室の利用や時間差を設けるなど配慮し、職員には内容の取り扱いに注意を促し、聞かれたく無いことはノートを利用する配慮も行っている。
・通りに面した保育室にはレースカーテンを使用し、外部からの視線を遮ることで、子どものプライバシー保護に取り組んでいる。
・水遊び時には絵本教材を用いて「プライベートパーツ」について伝え、４～５歳児が理解できるよう保護者と連携しながら取り組みを進めている。

【第三者評価結果：a】

・土曜日を園見学に当てており、法人が作成した系列園共通のパンフレットに加え、園独自の活動や取り組みをまとめた保育のドキュメンテーションをファイリングして活用し、子どもたちの様子や行事の詳細を具体的に分かりやすく伝えている。
・見学者の受け入れを子育て支援の一環と位置づけ、事前アンケートで質問や関心事項を把握し、それに基づいた個別対応を行うことで、利用希望者の不安や疑問に寄り添った情報提供を実施している。
・見学者対応の研修を職員向けに定期的に実施し、案内方法や説明内容を見直すことで、利用希望者が保育所の特徴や魅力を正確に理解できる体制を維持している。

【第三者評価結果：a】

・入園説明会では、重要事項説明書や入園のしおりを用い、具体的な事例や捕捉を交えながら、保育内容や園の運営方針について保護者が十分に理解できるよう丁寧に説明している。
・保育時間や内容の変更が生じた際には、説明会後に個別面談を設け、保護者の疑問や不安を解消しながら園長が直接対応し、最終的な同意を得るよう努めている。
・保育の開始や変更についての説明内容や同意事項は、保護者との書面記録を残すことで誤解を防ぎ、保護者と園の間で共通理解を図る仕組みを整えている。

【第三者評価結果：a】

・卒園児については要録を記録し、就学先に提出するとともに、口頭での引継ぎを行い、保育の継続性を確保する体制を整えている。
・退園や転園後も園長を窓口として相談に応じる体制を整備し、問い合わせがあった場合は保護者の了承を得たうえで、個人情報に配慮して対応している。
・卒園児を対象に夏祭りへの招待状を園児が作成し、ほぼ全員が参加するなど、卒園後も園とのつながりを保ちながら継続的な交流を図っている。

【第三者評価結果：a】

・無記名の満足度アンケートを法人が実施し、保護者から意見を収集しやすい環境を整え、園としての対応を振り返り、更なる改善を検討している。
・行事ごとのアンケート結果や保護者からの意見を運営委員会で議題に挙げ、改善策を検討することで、満足度の向上を目指した具体的な取り組みを進めている。
・幼児クラスでは帰りの集まりの時間を設け、子どもが日々の活動を振り返ることで、子どもの満足度を把握し、保育内容の質を高めている。

【第三者評価結果：a】

・苦情が寄せられた際には、対応策や改善内容を速やかに保護者へ報告し、問題解決の透明性を確保するとともに、保護者との信頼関係を強化する取り組みを行っている。
・開園時に法人が第三者委員を選定し、法人全体で苦情対応の相談窓口を設置することで、園と保護者双方が安心して利用できる仕組みを構築している。
・苦情解決責任者である園長や受付担当者の主任（ミドルリーダー）に研修を実施し、具体的な対応手順や適切な運用方法の周知に努め、仕組みが確実に機能するよう支援している。

【第三者評価結果：a】

・保護者との日常的なコミュニケーションを重視し、連絡帳を活用して家庭の状況を把握し、必要に応じて園長や主任が担任と連携して保護者支援を検討している。
・相談室を設置し、相談しやすい専用スペースを確保することで、保護者が安心して意見や相談を述べられる環境を整えている。
・法人の苦情相談窓口の存在や苦情解決の仕組みについて、重要事項説明書や入園説明会で周知を図り、ご意見箱を設置して保護者が意見を述べやすい体制を整備している。

【第三者評価結果：a】

・保護者からの相談内容を精査し、園長が主任やリーダーと共有した上で、他の職員への周知方法を検討し、適切な対応策を組織的に実施している。
・職員が保護者から相談を受けた場合、必ず園長に報告する体制を徹底し、迅速で一貫した対応が取れるよう指導している。
・法人の相談窓口と連携し、必要に応じて行政とも協力することで、相談や意見に対する対応の適正性と迅速性を確保している。

【第三者評価結果：a】

・園内で発生したヒヤリハットやインシデントは、原因と改善策を全職員で共有し、事例研修を通じて具体的なリスク軽減策を学ぶ取り組みを行っている。
・法人が作成した事故予防と対応のマニュアルを活用し、園長をリスクマネジメント責任者として、毎月の事故共有会議で方向性を確認する体制を整えている。
・公園の遊具の対象年齢を職員間で共有するなど、活動時の安全を意識した対応を徹底し、各園で収集した事故事例を全社で共有してリスクマネジメント力を向上させている。

【第三者評価結果：a】

・感染症発生時には地域のサーベイランス情報を把握し、園内掲示やキッズダイアリーを活用して、適切な症状や注意点の保護者への周知に努めている。
・感染防止策として手拭きタオルを廃止し、ペーパータオルを使用するなど衛生管理を徹底し、感染拡大を防ぐ取り組みを行っている。
・感染症対策は園長を責任者として体制を整備し、法人看護師監修の予防と対応のマニュアルで職員に周知を図り、毎年見直しを行っている。

【第三者評価結果：a】

・法人主導で策定されたBCPに基づき、キッズダイアリーを活用した保護者と職員の安否確認体制を整備し、周知徹底を図っている。
・浸水リスクに対応するため、高所への垂直避難訓練を年２回実施し、乳児はおぶったり避難車を活用するなど、１５分以内の避難を目標とした実践的な訓練を行っている。
・地元消防署や警察、自治会と連携し、合同避難訓練や備蓄食を用いた幼児向け災害時体験を実施することで、災害対応力を高める取り組みを行っている。

【第三者評価結果：a】

・スタッフハンドブックを入社時に配布し、研修を通じて全職員に周知している。また、主任やミドルリーダー向けの研修を実施し、標準的な保育の提供や指導方法を学ぶ機会を設け、園内での定着を目指し定期的に確認する体制も整えている。園内研修では日々の保育を振り返り見直す機会を確保し、行政が主催する近隣園での公開保育にも職員が参加できるよう配慮し、地域の保育の現状や他園の取り組みを学ぶ機会を大切にしている。
・年度初めに散歩マップや必要な情報をまとめ、ミーティングノートに記載し、確認しやすい状態を保っている。園外保育などの特別な活動の際には、注意すべき点を事前に研修で振り返り、職員全体の意識を統一するようにしている。

【第三者評価結果：a】

・毎年、マニュアルに関するヒアリングを実施し、実際の運用状況を確認しながら改善に取り組んでいる。また、監査や第三者評価などで指摘された事項についても検討し、必要な見直しを行っている。
・毎月のミーティングで各クラスの報告を行い、保育の振り返りや見直しの機会を確保している。また、保護者からの指摘や意見についても、ミーティングの場で全職員と共有し、改善策を検討している。職員同士が気軽に意見を出し合いながら、日々の保育をより良いものにしていくための仕組みが整っている。

【第三者評価結果：a】

・適切なアセスメントを行い、指導計画に反映させることで、一貫した支援ができるよう取り組んでいる。保護者アンケートや園の自己評価を活用し、定期的な振り返りを行えるようサポートしている。指導計画の策定においては、園長を責任者、主任を指導者と位置づけ、計画の策定と自己評価が適切に行える仕組みを整えている。また、園内で保育計画について学び合う会議を実施し、職員同士が指導計画の質を向上できるよう努めている。
・支援が困難なケースについては、基礎研修を実施し適切に指導できるよう準備をしている。

【第三者評価結果：a】

・指導計画は、主任研修を通じて年に１回見直しを行い、変更がある場合は毎年２月の全体会で全職員に周知する仕組みがあり、計画の継続性を保ちながら、必要な調整を適切に行えるようにしている。
・毎年、指導計画作成に関する研修を実施し、職員が計画の策定方法を学びながら、保育の質の向上に取り組めるよう支援している。年間の指導計画だけでなく、より具体的な活動計画を作成することで、子どもたちの実態に即した柔軟な見直しが可能となり、より効果的な保育実践へとつなげている。

【第三者評価結果：a】

・本社による統一書式を提供することで、子どもの成長を継続的に記録できる仕組みを整えており、統一フォーマットにより、職員間の情報共有や振り返りがしやすくなっている。
・職員会議では、子どもの情報を共有する仕組みを作り、全職員が子どもの成長や支援の状況を把握できるようにしている。日々のミーティングでは、子どもの様子を伝え合いながら支援の方向性を確認しているが、毎月のスタッフ会議では、報告とともに記録を残し、会議に出席できなかった職員も閲覧できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・本社の策定したプライバシーポリシーを基に、スタッフハンドブックを通じて全職員の周知に努め、個人情報の適切な取り扱いをに取り組んでいる。園内および本社での研修を通じて、職員の理解を深めるよう促しており、研修に参加できない職員に対しては、スタッフ会議の議事録や研修参加者の報告書を共有することで、すべての職員が一定の認識を持てるようにしている。
・保護者には、入園時に個人情報に関する同意書を提出してもらい、各種帳票については、園長が管理責任者として施錠できる棚で適切に保管している。

【第三者評価結果：a】

・全体的な計画は、年間指導計画の作成に向けて確認し、見直しを行っており、園長が前年の反省を踏まえて作成し、各クラスの担任が具体的な年間指導計画を立て、園長と主任が確認を行う流れとなっている。年間指導計画は期ごとに反省を行い、計画の改善につなげている。
・指導計画の反省はクラス内で共有し、必要に応じて個別に声かけを行いながら、実践につなげるように努めている。また、計画や記録は「キッズダイアリー」を活用して作成し、子どもたちの成長や日々の取り組みを全体で把握しやすいよう工夫している。

【第三者評価結果：b】

・施設の構造上、換気が難しいため、室内環境の見直しを随時行い、快適に過ごせるよう工夫している。０歳児のおむつ替えは沐浴室で行い、着替えの際はパーテーションを設置してプライバシーに配慮している。１歳・２歳児保育室はパーテーションで仕切り、幼児クラス３歳～５歳児までは合同保育を行っているが、活動内容によって年齢別に行うなどの配慮をしている。お昼寝は幼児クラス合同で行っているが、年長児は年度後半になる２月中旬から０歳児室で昼寝時間を過ごし、環境の変化に慣れるよう配慮している。
・手洗い場は各クラスに設置されており、衛生管理にも配慮している。玩具は曜日ごとにグループに分けて殺菌庫に入れ清潔に保ち、毎月の安全点検を実施し、問題があれば記録して園長に報告、修繕の対応を行っている。施設の構造の問題で掃除がしにくい場所があるため、課題として改善に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・一人ひとりに寄り添った関わりができるよう、子どもの反応や声、指差しなどを丁寧に読み取り、目線を合わせて笑顔で応えることを意識しながら日々の保育を行っている。子どもが安心して自分の思いを伝えられるよう、温かい雰囲気づくりを大切にしている。
・保育の質を高めるため、気になる声かけや口調について話し合い、園長から伝える場を設けるほか、改善に向けた園内研修や「マルトリートメント研修」での振り返りを行い、事例をもとに全体で考える機会を設けている。保育を振り返りながら、子ども一人ひとりの個人差を尊重し、より良い関わり方を模索し続けている。子ども発信から活動を広げることは継続的な課題としているが、日々の活動では自由に過ごせるよう配慮している。幼児クラスでは、夏祭りや運動会の曲、発表会の内容について、子どもたちの意見を聞きながら進めるようにしている。

【第三者評価結果：b】

・乳児期から自分で身の回りのことができるよう、着替えの時間には子どものペースを見ながら「自分ではいてみる」などの声かけを行い、少しずつ自立を促している。２歳児クラスでは、服のたたみ方のイラストを掲示しているほか、写真を用いて整理整頓の仕方などもわかりやすく伝えている。
・幼児クラスでは、身の回りのことが自分でできるようになっているため、個々のロッカーの片付けも個別に声をかけながら整理できるように促している。金曜日には道具箱の整理を行い、製作物などを持ち帰ることが習慣となるよう指導している。異年齢での関わりのなかで、生活習慣についても学んだり助け合ったりする姿が見られている。
・生活習慣を身に付けることの大切さについて働きかける機会が少ないため、年齢に応じてわかりやすく伝える取り組みについて課題としている。

【第三者評価結果：a】

・限られた環境の中でも多様な活動を取り入れ、子どもたちが楽しみながら成長できるよう工夫をしている。カート置き場を活用したプール遊びや、栽培キットを使用して室内での栽培活動を楽しめるようにしている。公園は複数あり、自然物の多い公園に出かけ、四季を感じられる遊びを取り入れている。
・暑さの厳しい時期は、乳児は氷に触れる遊びや運動遊び、粘土遊びを行い、幼児は廃材遊びや運動遊び、ルールのある遊びも取り入れ楽しく過ごせるようにしている。年長児同士の交流再開によって、夏祭りでは他園の子どもたちを招待したり、園庭のある施設へ遊びに行ったりする機会も設けている。
・夏祭り、幼児の運動会、乳児の親子レクリエーション、発表会などの行事や、園外保育として少し遠くの公園や消防署へ出かけ、ピクニックごっこを楽しんでいる。幼児は遠足としてバスで動物園に行くなど、様々な体験を通じて学びの機会を広げている。

【第三者評価結果：a】

・入園直後は２週間を目安とし慣らし保育を行っており、保護者の就労復帰時期や子どもの様子に応じて相談しながら個々に進めている。睡眠についても、午前中の対応を含め、子どもの生活リズムに合わせた個別の対応を行っている。
・保育室の環境は子どもの発達に応じて見直しを行い、絵本や玩具についても定期的に入れ替えることで、発達段階に合った環境となるよう配慮をしている。保護者との連携は「キッズダイアリー」を活用し、月１回のドキュメンテーション掲示によっても子どもの成長や活動の様子を共有している。（ブログは本社全体の方針により来年から中止予定。）また、着替えやおむつ替えの場所にはパーテーションを設置し、安心して過ごせる環境を整えている。

【第三者評価結果：a】

・１歳～２歳児は合同保育を行っており、一緒に活動しているが、製作、英語、食育などの活動時にはパーテーションで区切ることで、年齢に応じた関わりができるよう配慮している。子どもたちの状況を踏まえ、活動内容によっては０歳児と１歳児が合同で行うこともあるなど、柔軟に対応できるようにしている。
・月齢による発達の違いから、気持ちの切り替えに時間がかかる場合もあり、他の子どもたちが待つ時間が長くなることが課題となっており、食事では座って準備ができたら「いただきます」をするなど、一斉ではなく個別に進めるなどの工夫をしている。トイレが離れていることも課題の一つとなっているが、子どもが興味を持ったタイミングで保護者と共有しながら無理なく進めるようにしており、オムツ交換の時間にトイレへ行く習慣をつけ、少しずつ慣れるよう促している。

【第三者評価結果：a】

・幼児クラスでは、子どもたちが自分の考えを発表したり、友だちの意見を聞いたりすることができるよう話し合いの時間を設け、行事に向けても希望を取り入れるようにしている。日々の活動では製作や食事はクラスごとに行い、散歩は一緒に出かけることで、集団での活動を楽しみながら経験を積めるようにしている。
・異年齢の関わりを大切にし、幼児クラスでは「たてわりチーム」での活動も取り入れている。幼児主体のカレーパーティでは、年長児が中心となり食材の買い物から始まり、午後にはカレー作りを行い、夕食を食べてから帰宅している。「お泊り会」の名残として続いており、夕方６時過ぎまで活動を行うことで特別な経験となっている。保護者との連携として、「キッズダイアリー」や個人の連絡ノートを活用し、お迎え時間や質問、体調の変化などを共有できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・特別な配慮が必要な子どもや、気になる子どもに対しては、個別記録を作成し個別指導計画を立てて支援しており、子どもの気になる姿や思い、課題などを整理し、支援の目標、支援方法、環境構成について明確にしている。保護者や専門機関とも連携しながら、経過記録を残すとともに必要に応じた支援を行い、個々の状況に応じた対応を大切にしている。
・クラスの活動では子どもが落ち着けるよう、絵本スペースやベンチを活用したり、子どものペースに合わせて声をかけながら無理のないように進めている。視覚的にわかりやすくするため、掲示やイラストを活用し流れを伝える工夫をしている。クールダウンが必要な場合は、事務室でも休めるよう配慮している。
・幼児担任は研修に参加し、学んだ内容を職員全体で共有することで、支援の質を高められるように努めている。

【第三者評価結果：a】

・幼児クラスの子どもたちは夕方５時半から６時に乳児室へ移動し合同保育となるが、乳児と幼児のスペースをパーテーションで分けて安心できる環境で過ごしている。また、０歳児は４時半から５時になると１歳児と合同になり、落ち着いて過ごせるよう配慮をしている。現在は延長保育時間の利用は少ないため、それぞれの好きな遊びを楽しめるよう配慮し、幼児はおしゃべりをしながら保育士とゆったりと過ごせる時間を設けている。
・引継ぎは毎日の昼ミーティングで伝達し、各クラスへ共有している。口頭でも担任から遅番の職員へ直接伝え、連絡ボードにも記入することで確実に伝達できるようにしている。連絡ボードには、時間、担当職員、体温、保護者からの伝達事項、体調の変化など、気になる点を記録し、スムーズに引き継ぎを行うようにしている。

【第三者評価結果：b】

・職員が小学校へ出向き、小学校教諭と話す機会を持つほか、小学校側から声がかかることもあるなど、少しずつ年長児が小学校に訪問できる機会が増えてはいるが、さらに活動の一環として小学生との交流を増やすことを検討している。
・保護者には個人面談の際に、小学校進学に関する心配事を聞き、就学前検診についての情報を共有するなど、保護者の不安軽減にも努めている。また、年長児が午睡をしなくなる時期には、小学校に関する絵本を多めに用意したり、卒園児から寄贈された教科書を置いたりすることで、就学への関心を自然に高められるよう工夫している。小学校生活について話す機会を設け、子どもたちが安心して進学を迎えられるよう支援している。

【第三者評価結果：a】

・園長が中心となり子どもの健康管理を担当している。ケガや体調不良の子どもへの対応は事務室で行い、必要に応じて保護者へ連絡している。健康指導の一環として、近隣の保育園が実施する公開保育（歯科指導）に参加し、幼児クラスは歯科検診時に歯磨き指導を受けている。手洗い指導は日々の保育の中で継続的に行い、子どもたちが衛生管理を身につけられるよう支援している。プライベートゾーンについての理解を深めるため、絵本を活用した指導を行い、着替えスペースの見直しを進めている。
・職員向けには、救急対応の研修を実施しており、近隣の保育園の看護師からの指導を受ける機会を設けている。園内研修では、嘔吐処理、SIDS（乳幼児突然死症候群）の対応、エピペンの使用方法、アレルギー対応について、毎年４月に研修を実施し、緊急時の対応力向上に努めている。

【第三者評価結果：b】

・日々の健康観察に加え、定期的に医師による健康診断を実施し、子どもたちの健康状態の把握に努めている。健康診断や歯科健診の結果は、毎日のミーティングで職員間で共有し、全職員が周知できるように努めている。歯科健診の結果は診察結果を記載した用紙を配布し、口頭でも保護者に伝えるようにしている。健康診断の結果については、園医から担任に直接伝えられ、その場で連絡ボードにメモを残し、保護者に報告している。特に異常がなかった場合は、連絡帳にその旨を記載し、保護者が安心できるよう配慮している。
・結果を保護者に伝える際には、丁寧に細かく説明し、保護者の質問に応じたり、一緒に考えたりすることで、子どもが健康に過ごせるよう努めている。今後の課題として、健診結果を保育に反映させる取り組みが不十分なため、指導計画に反映し、より健康を意識した保育活動へとつなげていきたいと考えている。

【第三者評価結果：a】

・生活管理指導表を活用し、定期的に保護者と面談を行い、子どもの健康状態や生活習慣について確認しながら対応している。職員が適切な知識を持ち、確実な対応ができるよう、生活管理指導表の確認ポイントに関する研修や、アレルギー疾患の基礎知識、エピペンの使用方法についての研修を実施している。
・園内研修を通して、アレルギー対応ガイドラインを全職員に周知を図り、エピペンの使用方法についても定期的に確認を行い、緊急時に適切な対応ができるよう備えている。特にアレルギー児がいるクラスでは、２か月に１回のフロアミーティングでアレルギー対応について繰り返し確認し、職員間で情報を共有している。
・食事の提供においては、誤食を防ぐため、アレルギー対応の食器の色を変え、配膳時にはアレルギーの有無を声に出して全員で確認するよう徹底している。また、エプロンやテーブル拭きの色も変え、座る位置にも配慮し、他の子どもとの距離を保つことで、安全に食事ができる環境を整えている。

【第三者評価結果：a】

・食育の一環として、梅ジュースや味噌づくりを行い、子どもたちが食べ物の加工や変化の過程を楽しめるようにしている。梅ジュースづくりでは、梅のへたを取り梅を漬ける工程を体験し、梅が溶けていく過程を観察できるようにしている。夏祭りでは、保護者と子どもたちに梅ジュースを提供し、作ったものを共有する楽しさを感じられるようにしている。味噌づくりでは豆をつぶして味噌の仕込みを体験し、時間をかけて発酵していく過程を学んでいる。年長児は３月に「おやつづくり」を行い、候補の中から作りたいものを選んで調理を体験しており、昨年は蒸しパン風の肉まんを作り、食に対する興味を深める活動となっている。
・食育の様子は、毎月「ドキュメント」として発信し、「きゅうしょくだより」にも掲載している。希望する保護者にはレシピを提供し、食育活動を家庭でも活かせるよう工夫している。保育参観では試食の機会も設けており、０歳児の懇談会でも試食を提供ている。

【第三者評価結果：a】

・本社の献立を基にアレンジを加え、「世界の料理」や「郷土料理」を毎月の献立に取り入れている。行事の献立では、見た目や季節感を意識し、子どもたちが楽しめるように工夫をしている。希望する園では年１回「和食器で食べる日」を実施し、幼児が普段と違う食器で食事をする経験を提供している。お品書きを一人ひとりにつけたことで、子どもたちの関心が高まり、良い反応が見られていた。
・世界の料理は英語活動と連携した取り組みとなっており、郷土料理についてはイラストや掲示を活用しながら子どもたちに説明を行い、興味を持てるようにしている。献立は２週サイクルであるため、子どもたちの喫食状況を踏まえ、２週目の調理方法などに反映できるようにしている。栄養士は食事の様子を見に行くようにしており、１・２歳児の食事介助に入ることもある。離乳食については、入園時の面談で個別に確認し個々の状況に応じて保護者と確認しながら進めている。

【第三者評価結果：a】

・日々の連絡帳でのやり取りを通して、園と家庭の様子を共有し、子ども一人ひとりの成長を支えている。また、送迎時にも子どもの様子を伝えたり、保護者と会話を交わしたりすることでもコミュニケーションを図っている。
・発表会や運動会、親子レクリエーションなどの行事を通して、保護者に子どもの成長を実感してもらう機会を設けている。加えて、保育参観を実施し、普段の生活や活動の様子を見てもらうことで、家庭と園が一体となって子どもを見守り、支えていけるよう工夫している。ドキュメンテーション、各クラスの予定（週）をクラス前に掲示し、活動内容を知らせている。毎月のねらいと先月の姿などについてはクラスだよりを配信している。

【第三者評価結果：a】

・年度初めの懇談会は各クラスのねらいについて説明し、自己紹介などを行いながらクラスごとに話し合う場を設けている。年度末では、１年間のドキュメンテーションとともに子どもの成長について伝え、保護者に子どもの成長をより具体的に感じてもらえるよう工夫している。
・個人面談は年１回実施し、気になる姿がある場合は個別に対応し、保護者からの相談があれば時間を調整して対応している。園内には相談室を設け、少人数の環境を活かして話しやすい雰囲気をつくるよう努めている。事務室は２階にあるため、意識的に職員が１階に降りることで、日常的に保護者と話せる機会を持つようにしている。
・土曜日には「ゆんたく広場」を開催し、保護者同士が気軽に話せる場を提供しており、救急対応の動画を見てもらうなどの取り組みは好評を得ている。

【第三者評価結果：a】

・登降園時の保護者や子どもの様子を注意深く観察し、受け入れ時の視診を通して子どもの心身の状態を確認している。特に、虐待の兆候を見逃さないよう意識し、気になる家庭があった場合は、速やかに園長・主任へ報告し、対応の仕方を話し合い、職員会議を通じて全職員が情報を共有し一貫した対応を行う体制としている。対応ケースはないが、個別ファイルや虐待対応ファイルに記録を残し、継続的に子どもの様子を見守る仕組みがある。
・職員の意識向上のため、マルトリートメント研修を年に数回実施し、全職員が参加することで虐待や権利侵害に関する理解を深めている。また、必要に応じて園長が関係機関と連携を図り、職員に情報を共有するほか、行政主催の「要保護児童対策協議会」の研修に参加し、地域や自園の情報を共有する機会を持つことで、適切な支援と対応ができるよう努めている。

【第三者評価結果：b】

・職員一人ひとりが年間の目標を設定し、園長と合意した上で実践を進めている。中間で園長面談を実施し、進捗を確認しながら目標達成に向けたサポートを受ける体制を整えており、最終的には自己評価を実施している。
・毎月の指導計画は主任が援助し、PDCAサイクルを回しながら保育実践の改善を行うよう取り組んでいる。職員は日々の保育の中で課題を見つけ、その課題に対して何ができるかを考え、見直しにつなげている。また、園内研修で共有し、職員同士で意見を出し合ったり、結果からわかったことを話し合う時間を設けたりすることで、互いに学びを深めている。
・課題として、指導計画の自己評価が子どもの活動やその結果に偏る傾向があるため、園長と主任が援助・指導を行いながら、より包括的な振り返りができるよう改善を進めている。