ちびっこハウス
第三者評価機関名 | 一般社団法人 日本保育者未来通信 |
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名称 | 特定非営利活動法人 ちびっこハウス | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 地域型保育事業(居宅訪問型保育事業除く) | 定員 | 19 名 |
所在地 | 246-0022 横浜市瀬谷区三ツ境24-8 |
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TEL | 045-777-1618 | ホームページ | http://tibikkohouse.web.fc2.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2023年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 特定非営利活動法人ちびっこハウス | ||
職員数 |
常勤職員:6 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
園長:1 名
保育士:10 名
調理員:2 名
施設管理者:1 名
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施設・設備の概要 |
保育室:2室
調理室:1室
幼児用トイレ:2個
医務室:1室
屋外遊技場:(代替)三ツ境第三公園
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基本理念 未来を担う就学前の子どもの健全育成を行う 園目標 元気で明るい子 協調性がありよく遊ぶ子 |
【動画配信等により、定期的な保護者との子どもの成長の共有が図られています】 園では、送迎時のコミュニケーションや連絡帳、個人面談等を通して、保護者と子どもの成長の共有を行っています。また、毎月数回の頻度で園での子どもたちの様子を動画で保護者に配信しています。動画では普段の子どもの様子や行事の様子等に、テロップをつけて分かりやすく説明しています。 保護者からは「いつもこまめに動画を配信して下さりありがとうございます」「園での様子を写真や動画で共有してくださっているおかげで、子どもがどのように過ごしているかを見ることができ、安心することができています」「動画配信など、コロナ禍でも園での様子がわかって良かった」などの意見が寄せられており、動画配信は定期的な保護者との子どもの成長の共有につながっています。 【ICT、電子媒体を積極的に利用し、情報の発信と受信の効率化が図られています】 保護者との情報共有においては、連絡帳をはじめ、日々の伝達事項等にICTを積極的に利用しています。保護者からも「連絡・情報共有は便利」という声が上がっており、効率的な情報共有が行われています。また、園内においても各部屋に電子媒体が常備され、職員はいつでもマニュアルや行事の計画等を受信できる体制が整えられています。各種指導計画等は、電子媒体を使用しての提出や職員間の共有が可能なため、効率的な情報の発信と受信が可能な体制となっています。 |
評価実施期間 | 2023/06/19(契約日) ~2023/11/01(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(年度) |
特長や今後期待される点 | 【中・長期計画の策定、及び中・長期計画を反映させた単年度計画の作成が期待されます】 園は今年度より認可保育所に移行し、大きな節目を迎えました。移行初年度ではありますが、具体的な保育内容が記載された職員の自己評価表を作成し、人材育成の計画を立てるなど、積極的な取り組みが行われています。 具体的な取り組みは実施されていますが、中・長期計画については、施設長及び管理者間での目標や、構想に留まり、現在のところ文書化されたものはありません。単年度計画については、行事計画を中心とした計画が立てられています。今後は、中・長期計画を策定し、中・長期計画の内容を反映した具体的な単年度計画の作成が期待されます。 |
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自分達の当たり前を見直すきっかけになりました。 保育現場、保育園の運営をよりよくする方法をスタッフで話し合い、今後、よりよい保育園にしていこうと感じました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園の保育理念、保育方針、保育目標は、明文化され、全体的な計画や重要事項説明書に記載があります。また、保育室に掲示され周知が図られています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・社会福祉事業全体の動向や、地域の各種福祉計画の策定動向などについては、園長会や商店街の役員会において、情報を把握しています。社会福祉事業全体の動向については、保育利用日数や利用時間の拡大、就労以外で保育を必要とする家庭や文化の違う家庭への保育等、保育ニーズの多様化について把握しています。地域の各種福祉計画の策定動向などについては、地域での若年層の子育て家庭の増加、それに伴う子育ての孤立化等について把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営課題として、職員の配置基準を上回る職員配置と人件費の兼ね合い等について分析しています。また、職員配置に関しては、早番や遅番等の勤務体制も踏まえて、具体的な課題や問題点を明らかにしています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:c】 ・中・長期計画については、施設長及び管理者間での目標や、構想がありますが、現在のところ文書化されたものはありません。今後は、具体的な目標や成果などを設定した中長期計画の策定が望まれます。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:c】 ・行事計画を中心とした単年度の事業計画が立てられていますが、数値目標や具体的な成果等を設定することなどによる、実施状況の評価を行える内容となっていません。今後は、保育理念や保育目標にもとづき、人材育成計画や保育環境の整備等、行事計画以外の内容について、具体的な成果等を設定し、実施状況の評価を行える仕組みづくりが期待されます。また、中長期計画を策定し、中長期計画の内容を反映した具体的な単年度計画が示されることが望まれます。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は年度末に施設長が振り返りを実施し、策定しています。その際に、行事ごとの職員の振り返りの内容を踏まえ、計画に反映させています。今後は、さらに職員等が参画し、園の方向性を定める事業計画の策定が望まれます。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画の内容については、運営委員会にて保護者に周知しています。また、必要に応じて運営委員会で出された意見を反映するなどの取り組みも行われています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育の質の向上に向けた取り組みとして、組織的にPDCAサイクルを取り入れ継続的に実施しています。毎日行われるクラス会議や毎週行われる職員会議において、保育の内容について組織的に確認を行う体制が整備されています。また、各種指導計画等は園専用のサーバーで共有することができるよう整備されており、職員が効率的に振り返りを実施できる体制が整えられています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員の自己評価にもとづいた、課題の文書化ついては、今年度より職員の自己評価を実施し、取り組む計画が立てられています。現時点では、日ごろの保育の中で、課題を明確にし、改善策を実施しています。一例として、施設長が不在時の土曜保育等で、受診が必要と考えられる際の緊急時優先連絡体制についての見直しなどの取り組みを行いました。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・施設長の役割と責任については、全体目標を記載した書面の中で、「施設の管理・運営・保育方針の管理と決定を行う」ことが文書化され、職員に周知しています。また、週に1回実施される職員会議において、具体的な保育の事例を踏まえて、施設長としての考えを表明し自らの役割と責任についての周知を図っています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長は子どもの権利条約をはじめ、児童福祉に関連する法令等を日ごろから十分に理解し、職員に周知しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長は積極的に保育現場に参加し、定期的、継続的に保育の質の現状についての評価及び分析につなげています。また、必要に応じて職員会議の議題に取り上げ、職員と相談する体制が整えられています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営の改善や業務の実効性の向上に向けた取り組み |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・必要な福祉人材や人員体制に関する基本的な考え方について、研修計画で、初任者向け、中堅向け、主任・ベテラン向け、指導職員・管理職向けに必要なスキルや知識を明記し、福祉人材の育成に関する方針を定めています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「期待する職員像」については、全体的な計画や研修計画の中で明確にされています。研修計画では、経験年数ごとに期待する職員像が明記されています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の就業状況や意向については、年に1回、施設長が職員と面談し把握に努めています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「期待する職員像」については、全体的な計画や研修計画の中で明確にされています。研修計画では、経験年数に応じて乳児保育研修、幼児保育研修、コミュニケーション研修、ミドルリーダー研修、アカデミック研修等、具体的な研修内容が示されています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「期待する職員像」については、研修計画の中で経験年数に応じて身に付けたいスキルや知識を明記しています。初任者は、「保育士に必要な専門性の基礎を学ぶ」、中堅は、「保育士に必要な資質を磨く・自身の興味を基本とした専門性の獲得・各分野別リーダー」、主任・ベテランは、「保育士としてのキャリアアップの知識の獲得・対話を中心とし、意見をまとめたり、リーダーシップを発揮する」、指導職員・管理職は、「次世代の育成・リスクや組織のマネジメントの知識を基に今後の見通しを持った保育現場を目指していく」が明記されています。また、必要に応じて研修計画の見直しを行っています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・初任者と経験年数が長い職員を同じクラスに配置する等、園内での個別的なOJTに取り組んでいます。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:c】 ・今年度より認可保育所に移行した為、実習生の受け入れ実績はありません。今後、実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成に関する基本姿勢を明文化するとともに、マニュアルの整備を予定しています。また、指導職員・管理職向けの研修内容に、実習指導者研修を取り入れ、指導者に対する研修の計画を立てています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・1日の園での生活の流れ及び貸借対照表等についてはホームページにて公開されています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園における事務・経理・取引などに関する担当は、施設長と管理者になっており、職員にも周知されています。職員が園で必要な物品を購入する際は、施設長に伝え購入しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域との関わり方について、「地域のニーズにより一時保育を行い、地域の子育てを応援する」等、基本的な考え方が全体的な計画に記載されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・認可保育所に移行する前に中学生の職業体験の受入れを行った実績があります。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園独自の散歩マップや区が発行する子育て支援マップ等の社会資源を保護者に提供しています。また、職員会議等を通して職員間で共有化が図られています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・区の園長会や商店街の役員会の参加を通して、地域の福祉ニーズや生活課題等の把握に努めています。一例として、以前より家族向けのアパートが多い地域であり、近年戸建ても増加し、若年層の家庭の増加による子育ての孤立化等について把握しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・把握した福祉ニーズ等にもとづいて、一時預かり保育を実施しています。一時預かり保育の実施については、全体的な計画に「地域のニーズにより一時保育を行い、地域の子育てを応援する」と明示するとともに、ホームページでも実施の旨を掲載しています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもを尊重した保育の実施にあたり、「虐待、人権無視等、不適切な保育を禁止するマニュアル」を作成し、職員が理解し実践するための取組を行っています。マニュアルには、不適切な保育の禁止として、「子ども一人ひとりの人格を尊重しない関わり」「不適切な保育を行った保育士がその行為を振り返り、改善すべき行為に気づくための対応」等の項目が挙げられ、具体的な取り組みにつなげています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護に配慮した保育について、個人情報保護に関するマニュアルに記載があります。マニュアルには、個人情報の利用目的、第三者への提供の制限等について記載されています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園のパンフレット等については、区の担当課の窓口や地域の子育て支援センターに設置するなど、多くの人が園についての情報を入手できるよう取り組むことが計画されています。園の概要については、1日の園での生活の流れ等、ホームページ内で紹介しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前の合同説明会では、重要事項説明書を使用し保護者等がわかりやすいよう説明しています。合同説明会に来園できない保護者に関しては、個別に説明を行っています。また、保護者からは説明後に同意書を得ています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所の変更にあたっては、連携園の要望に応じて必要な情報を共有しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・日々の保育の中で、子どもの満足を把握するように努めています。子どもの声に耳を傾けたり、表情から気持ちを汲み取ったりすることを基本とし、家庭との連絡帳等など保護者からの情報も参考にしています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情解決の体制として、施設長を苦情・相談解決責任者とし、重要事項説明書に記載しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書には、苦情・受付担当者及び相談解決責任者が記載されるとともに、第三者委員の連絡先を明記するなど、保護者が相談したり意見を述べたりする際に、複数の方法や相手を自由に選べることをわかりやすく説明した文書を作成しています。また、玄関にも掲示しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員は日々の保育の提供において、連絡帳のやりとりや、送迎時のコミュニケーションなどで保護者が相談しやすく意見を述べやすいよう配慮し、適切な相談対応と意見の傾聴に努めています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・リスクマネジメントに関する責任者は、施設長となっています。事故発生時の対応と安全確保についてのマニュアルが整備され職員に周知しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策については、施設長が責任者となり、感染症予防マニュアル等に沿って対応をしています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・災害時における子どもの安全確保のための取り組みとして、非常災害対応マニュアル、避難訓練、消火訓練計画及び記録があります。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法については、事故防止マニュアルや虐待、人権無視等、不適切な保育を禁止するマニュアルに適切に文書化されています。また、保育の手順書を基にオムツ交換や、プール活動・水遊び等が行われています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に1回、施設長は標準的な実施方法を見直しています。見直しの際は、日ごろの保育実践の中で職員と共有した保育内容等を反映させています。また、必要に応じて、指導計画の内容に反映させています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:b】 ・アセスメントにもとづく指導計画の策定については、施設長が責任者となり、クラス担任が作成しています。施設長は必要に応じて指導計画の添削や各職員へのアドバイスなどを行い、適切なアセスメントが実施されています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・各種指導計画は施設長が時期に応じて確認しています。見直しによって変更した指導計画の内容については、施設長に伝えるとともに、職員会議にて共有し周知する仕組みを整備しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達状況や生活状況等について、児童票、保育日誌、個別指導計画等、園が定めた統一した様式によって把握し記録しています。また、個別の指導計画にもとづく保育を実施していることが、個人目標、達成までの援助、配慮事項、評価反省より確認することができます。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報の取り扱いについては、「当園の個人情報保護方針及び写真動画についてのマニュアル」に記載され、個人情報の利用目的、第三者への提供の制限、管理及び使用などについて定められています。また、職員が、個人情報及び業務上知り得た利用者等の秘密を保管する際は、鍵のかかる棚、またはパスワードでロックされた園が管理するパソコンに保管すること等も定められています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は、子どもの保育目標をはじめ、保護者、地域への支援等、保育所の理念、保育の方針や目標に基づいて作成されています。また、全体的な計画に記載がある発達過程については、保育所保育指針の保育内容を前提に作成されています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・温度、室温については、日々計測し記録すると共に必要に応じて空調の調整や換気を実施しています。採光については、照明やカーテンの開閉で随時調整し、一人ひとりの子どもが心地よく過ごせるよう配慮しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・送迎時や連絡帳等で得られた、一人ひとりの子どもの情報を職員間で共有し、個人差に配慮した保育実践につなげています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの発達に合わせて、生活習慣が身に付けられるよう、家庭との情報共有や職員間での情報共有を日々行っています。その中で、「このような関わりが良かった」など具体的なエピソードを取り上げ、振り返りを行いさらに実践につなげています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが自主的に遊ぶことができるよう、コーナーごとに遊びの環境を設定しています。ごっこ遊び、人形遊び、ブロック遊びなどのコーナーを子どもの興味や時期に応じて変更するなど、環境整備に取り組んでいます。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:非該当】 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの状況に応じ、子どもが自分でしようとする気持ちを尊重し、探索活動等が十分にできるよう、キャスター付きの棚で臨機応変に仕切りを変更し環境を設定しています。また、一人ひとりの興味が生かされるよう、製作活動の際は、様々な素材を用意し、自由に手に取ることができるような取り組みを行っています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 非該当 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・現在、配慮が必要な子どもは在籍していませんが、今後の在籍を踏まえ、区や民間で実施される、障害児保育等の研修に参加しています。また、必要に応じて療育センター等の関係機関と連携する体制の構築を計画しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画では、長時間保育について、子どもの発達・生活リズム及び心身の状態を十分に配慮し、通常保育とのバランスを考慮し、一日の疲れや保護者を待つ気持ちを受け止め、温かい対応を行うこと等が記載されています。また、家庭との密接な連携を行うと共に、職員間の協力体制と子どもの正確な情報をもとに、子どもが不安を抱くことなく過ごせる環境と保育を保障することが述べられています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・非該当 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの健康管理を適切に行うため、健康管理に関するマニュアル等を整備しています。また、視診の際はチェックポイントが記載されたマニュアルを使用し、それに基づき一人ひとりの子どもの心身の健康状態を把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断、歯科検診の結果については、児童健康台帳に記録され、関係職員に周知されています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・食事の提供等においては、アレルギー対応マニュアルをもとに、子どもの状況に応じた適切な対応を行っています。朝の時点で、対象児の登園について担任と給食職員で確認します。提供の際は、献立を確認しながら担任と給食職員で確認し、所定のチェックリストにチェックします。専用の食器を使用し、対象園児の隣に職員を配置することで、誤食がないよう環境を整えています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画の中に、食育の項目を設け、年間を通して食に関する豊かな経験ができるよう配慮しています。計画では、「身近な食材を知る」「気持ちのよい食卓を感じる」など、具体的な実践内容が記載されています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの発育状況や体調等を考慮し、食材の切り方や刻み方を配慮するなど調理の工夫をしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保護者との日常的な情報交換については、送迎時のコミュニケーションや連絡帳、ICTを使用した情報共有を通して行っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々のコミュニケーションにより、保護者との信頼関係を築けるよう、挨拶だけでなく、子どもの様子を一言伝えるなどの取り組みが行われています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待等権利侵害の兆候を見逃さないよう、怪我等を発見した際は、保護者に確認するようにしています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・日々の保育実践の振り返りについては各種指導計画の項目にある、反省・評価にて行われています。施設長は、評価の際は、素直に感じたことを記載する旨を職員に伝えています。 |