【第三者評価結果：a】

・理念や基本方針は玄関に掲示している他、統一したカラー（緑）の台紙に貼り、各クラスに掲示して関係者への周知に努めている。さらに、毎月の保育カリキュラム会議や毎年の保育の自己評価の際などに読み合わせや振り返りを行っている。また、保護者会（運営委員会）の際に説明して理解を促している。
・保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し意欲と根気のある子ども」「仲間と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を表現できる子ども」の４項目を重視し、保育指導の実践や活動の中で、育ってほしい子どもの姿の指針としている。

【第三者評価結果：a】

・今年度においても新型コロナウイルス感染防止対策を最優先として掲げ、行政の方針を踏まえ、開所、職員配置、子どもや保護者対応などを法人本部と連携のもと「安心・安全な園運営」に取り組んだ。さらに、今後の余波（第８波）にも備えた園運営についても、法人本部との連携のもとに対策を検討している。
・園長は区の園長会や区主催の会議に参加して、地域の待機児童や新設園開園等の情報を収集し地域の子育てニーズの分析に取り組んでいる。また、「月次報告書」を作成して運営状況や地域動向などを法人本部へ報告し、法人としての経営計画の作成につなげている。

【第三者評価結果：a】

・園の設備で修繕が必要とされる箇所、職員人員体制、人材育成等で課題が生じた際には、法人本部に配置されている担当SVと連携し、適宜対策を検討する仕組みが整っている。
・園予算（小口現金）の運用については、「小口現金取り扱いマニュアル」に従い、園長を責任者として出納担当者（主任）、実査担当者（第三者）が協力して行う流れとしている。本部から配信される月別実績データの他に、園で日々の出金をデータ化して管理し、予算に沿った運営できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・中長期計画書は職員への周知に努めるともに、各クラスの「保育計画・保育月案」に綴じて、いつでも確認できるようにしている。また、中長期計画書は毎年見直し、計画に沿わない点や変更したい点などは職員会議で話し合うことにしている。
・今年度は「経験年数に合わせて、保育力をアップしよう」をテーマとして、保育士を経験年数別のグループ（たまご・ひよこ・にわとり）に分けた研修を行い、全体としては文章力や伝達力の向上をテーマとして取組んだ。園長が中心となり、研修ノートや日々の記録、電子連絡帳の内容、保護者対応の仕方などについて指導している。

【第三者評価結果：a】

・中長期計画書をもとに毎年の事業計画書を作成し、職員への周知を図るとともに保護者へも公開して理解を促している。また、事業計画書は保護者の理解が得られるよう、保育・健康・栄養・安全など計画を項目別に整理したり、具体的にどのような保育や行事などを行っていくのかについても記載したりして、分かりやすさに努めている。
・事業計画書は毎年度末に評価し、次年度計画に反映させることにしている。

【第三者評価結果：a】

・事業計画は前年度事業を総括するとともに、園長を中心に主任やリーダーの意見を集約し、年度末から年度始めにかけて策定している。また、その際には年間行事予定表をもとに担当者を決めて実施状況が把握出来るようにしたり、職員育成研修計画も併せて策定したりして職員へ伝えている。
・事業計画は年度末に法人本部へ報告するとともに、隔日のミーティングや毎月の各種会議において、事業計画や保育理念に沿って保育や行事が実施されているか振り返り、次年度の事業計画へ反映させることにしている。

【第三者評価結果：a】

・事業計画は第１回運営委員会において詳しく説明するとともに、自由に閲覧できるよう玄関にファイルを常置して理解を促している。さらに、年間行事一覧表の保護者への配布や、行事毎の計画・目的は毎月のクラスだよりに掲載して周知に努めている。
・保護者へ配布する行事予定表には行事日程や保護者参加の有無を記載し、保護者の計画が立てやすいよう工夫している。感染症予防下においても、行事計画はお便りや掲示、口頭によって丁寧に伝え、開催においては複数回に分散するなど工夫して、安心して参加できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・PDCAサイクルが常に適切に回せるように、計画書作成→実施→振り返り→改善点を含めて、次年度への引継ぎに取り組んでいる。新しい行事や業務を行う際も、継続して行えるよう計画書を作成し、評価、引継ぎの流れとしている。
・毎年職員に対しては法人の保育標準「にじいろの保育」を配布し、研修や年度末の自己評価の際に全員で振り返りを行うことにしている。また、「成長支援シート」（職員の自己評価表）は、職員各々が自己目標を設定し、園長との定期的な個人面談を得て目標達成への振り返りができる仕組みとなっている。

【第三者評価結果：a】

・職員が自分の保育を振り返ることを目的に毎月実施している「保育セルフチェックシート」をより活用するため、今年度より毎月の職員会議において読み合わせと振り返りを行い、さらに園長が評価することにしている。
・「にじいろの保育」をミニ冊子にして配布して各自チェックできるようにしたり、園内研修で学べるようにしたりしている。また、リーダー会議やクラスリーダー会議などで課題や指摘事項などを検討して、保育計画や業務手順の変更や作り直しなどに取り組み、園一丸となって次年度計画の策定につなげている。

【第三者評価結果：a】

・今年度は「文章を書く力」や「物事を伝える力」を伸ばすことに重点を置き、研修ノートや日々の記録、電子連絡帳の書き方、保護者対応などの指導に力を入れている。また、全ての業務は園長に責任があることを明確に伝え、「品濃町の職員としての振る舞い」を大切にしてほしい旨の周知に努めている。
・園長不在時は、主任をはじめ、副主任→リーダー保育士→保育士など責任の所在順が明示している。また、有事の際には法人共通の「保育ガイド」や「事故防止・対応マニュアル」を基本とし、「品濃町マニュアル」「災害時マニュアル」に沿って対処することにしている。

【第三者評価結果：a】

・園長は「保育ガイド」の人権項目や個人情報項目を配布し、会議や研修の場において読み合わせや確認を定期的に行い指導に取り組んでいる。保育実務以外でもコンプライアンスが守られるよう、ハラスメントや個人情報保護などの法令や行政・本社からの指示を、職員へ伝えて指導している。
・「児童憲章」「保育士倫理綱領」を各保育室に掲示し、保育士の基本を常に確認できるようにしている。事業計画には「環境問題へ取組み」を具体的に明示し、将来に向けた環境課題に目を向ける姿勢を促している。

【第三者評価結果：a】

・園長は「計画に従った保育がなされているか」について、毎月のリーダー会議をはじめ、日々の保育現場をラウンドして保育士へ具体的なアドバイスに力を入れている。新入職員や新たなリーダー保育士とは「質問・反省ノート」（１人１冊）を通して、毎日アドバイスを行うことにしている。
・園長は「園長への連絡ノート」を用いて口頭に加え、「報・連・相」のカテゴリー別に記載するよう指導し、業務伝達能力の向上を図っている。さらに、主任と共に「園内研修」を企画し、運動競技や体操、ダンス、製作、言葉遣いなどの指導に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・本社から配信される月別実績データを確認して予算順守に努めたり、予算内であっても前年比など検討したりして、必要に応じて節電・節水などに取り組んでいる。
・「働きやすい職場」を作るために、園独自に有休取得一覧表を作成し、出来得る限り希望通り・平等に休暇が取れるよう工夫している。さらに残業時間表を作成して、残業の負担が公平であるか、平均時間はどれくらいかの把握をしている。
・保護者との連絡機能としてのネットワーク通信「ナナポケ」の導入を推進したり、保育書類作成業務の負担軽減を課題に挙げ、アイパットやＰＣデータ化を進め業務改善を図っている。

【第三者評価結果：a】

・法人本部において「採用グループ」を設置しており、例年であれば多岐に渡った採用活動を展開して人材確保に取り組んでいる。園長は適宜、園運営に必要な人員配置を本部に要請し、園長の要請を受けて必要人材の求人を行う流れとしている。
・人材採用の状況については定期的に園長会で報告をして園長への理解を促し、常勤や非常勤職員の比率を考慮した人員構成を計画し、加配については必要に応じて本部に人員要請を行うことにしている。また、新型コロナウイルスの影響によって齟齬が発生しないように、研修や各会議をリモート等で開催している。

【第三者評価結果：a】

・法人共通の「成長支援の手引き」には、「基本姿勢」「業務能力」「対人能力」「マネジメント能力」の職位による期待度を明確にして「成長支援制度」の内容を職員に明示している。成長共有評価は一次評価（園長）は評価基準に沿った絶対評価を実施し、二次評価（本部）で補正し、報酬に繋がる仕組みとしている。
・園長は本部SVと連携してキャリアアップ制度をもとに処遇改善に取り組み、さらにキャリアパス研修を受講して個々のスキルアップを図っている。また、法人の人材育成制度として「アドバンス制度」や「総合職保育士」の制度を導入している。

【第三者評価結果：a】

・法人としての福利厚生では、入寮制度、新卒者帰省費用補助、健康診断、予防接種補助、特別休暇付与などを設け、さらに個人携帯端末による「意向調査」を実施して、意見が直接本部に届くようにしている。本部は個人の要望、異動希望、昇進意欲を集約し、園長に結果報告し、必要に応じて本部SVも面接を行っている。
・園長、主任は休暇取得の促進、時間外労働の削減、職員の心身状態を把握してシフト調整に取り組んでいる。本部では有休取得率や時間外労働超過をデータ化し、園長と連携し労働状況に応じた改善を図っている。

【第三者評価結果：a】

・園長は本部より成長支援制度のレクチャーを受け、職員一人ひとりの成長を支援できるようにしている。職員個別面談を定期的（年２回）に実施し、「目標設定」や「目標達成」に向けた具体的な行動を確認している。さらに、日常においても援助的姿勢で助言・支援に取り組んでいる。
・「評価基準」「教育の方向性」「処遇の根拠」など、級毎に求められる役割を定義して明確化しており、自分の等級に合わせて所属長と相談しながら目標を設定し、評価についても面接で話し合いや相談をし、納得して決めている。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」には職員の資質向上・自己評価の項目に望ましい保育士としての資質、社会人としての基本を明記し、「保育ナビ」では求める保育士像を明確化している。「職員育成年間研修計画」を策定しており、園長はキャリアパス研修や専門部門研修などの受講を確認し、次年度の研修計画に反映させている。
・園長は個々の職員に期待する姿を明確にすることに取り組んでおり、年間職員研修計画に中長期計画で掲げている「経験年数に合わせて、保育力をアップしよう」を目標に、経験年数ごとのグループを作り研修に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・園長、主任は職員の研修受講希望を踏まえ、個々の課題やスキルを考慮して研修参加を推奨している。職員は年間職員研修計画に沿ってキャリアアップに必要な研修や講習を受けられるようにしている。
・職員は、計画された研修以外にも、紹介や興味のある研修を受講出来るようになっている。さらに、職員のキャリアに合わせたグループでの年間園内研修が計画され、マニュアルの学習や子どもの発達に合わせた製作の仕方、主体的な保育の仕方など、実践的なトレーニングが受けられるようにしている。

【第三者評価結果：b】

・「保育ガイド」には実習生対応マニュアルが明示されており、それらに沿って実施する流れとしている。実習生の受け入れについては本部が統括し、実習後のアンケート調査から採用に繋げている。
・受け入れ時にはオリエンテーションを実施して、「機密保持誓約書」の署名及び園概要や保育理念、保育の心得などの説明をしている。指導計画、部分実習、実習日誌などは配属クラス担任が丁寧な指導に努め、実習生受け入れの際は園だよりや園掲示にて実習生名を公表している。さらに、実習担当者（実習生へ指導者）への研修を充実することも望まれる。

【第三者評価結果：a】

・「保育理念」を園内各所に掲示し、園玄関には運営規程・重要事項説明書・全体的な計画・事業計画・事業報告・財務収支報告・保育所の自己評価・運営委員会議事録をファイリングし、いつでも保護者が閲覧できるように設置している。
・重要事項説明書には苦情受付、解決のフロー及び行政機関、第三者委員などを明示し、さらに第三者評価の結果はウエブサイトをはじめ園内に閲覧できるように設置している。
・区（行政）へは定期的に運営状況を報告をすると共に、区で行われる園紹介のポスター展示などに参加して地域への情報提供にも取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・法人共通の事務・経理・取引等に関するマニュアルを設けており、「職務分掌」には経理・事務管理責任を明記し、職員全員が確認できるようにしている。また。園内で取り扱う小口会計は限られえており、園長・主任が担当して第三者の職員が年４回実査を行う仕組みを設けている。
・園の会計実績は定期的に法人本部に報告され、園において適切になされているかを確認する仕組みも整っている。さらに法人として監査法人による内部監査を定期的に実施しており、指導、助言のもとに事業経営・運営の適正性を確保している。

【第三者評価結果：b】

・地域交流については新型コロナウイルス対策を最優先としながら、地域向けの絵本の貸し出しや人数を決めての工作教室などを工夫して実施している。また、近隣中学校との交流は、先方からのインタビュー内容を動画で答えるなど工夫して継続している。ただし、毎年5歳児クラスが行っている近隣の老人ホームへの訪問は中止を余儀なくされている。
・入園希望者の園見学の際に保護者支援のニーズを把握して『親子保育園講座』を企画し実施たり、園庭を整備して園庭開放を充実させたり、さらに玄関ホールでは地域活動の情報提供に取り組んでいる。

【第三者評価結果：b】

・「保育ガイド」にはボランティア受け入れの基本姿勢として、「園概要や保育理念、保育の心得等の説明、機密保持誓約書」の署名など明文化している。例年であれば職業体験やボランティアの受入れを積極的に取り組んでいる。
・新型コロナウイルス対策を最優先とし、近隣の小中学生からメッセージや手作りのプレゼントを貰い、お礼をする等の交流を継続している。さらに、ボランティアに対して子どもとの交流を図る視点等で必要な研修、支援を充実することが望まれる。

【第三者評価結果：a】

・戸塚区の私立園長会へ出席しており、地域での共通の問題に関してのディスカッションを行い、具体的な解決に向けて協働することに取り組んでいる。また、虐待防止や発達支援などに関しては、日頃より区の子ども家庭支援課や療育センター、児童相談所と連携を図りながら対応する仕組みが整っている。
・事務室には行政関係・児童相談所・地域療育センター・保健所、学校、管轄警察、消防署、病院リスト等の連絡先を一覧にまとめ、全職員は共有できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・前出の通り区の私立園長会に出席しており、地域の待機児童状況などのニーズを把握している。また、年２回開催している運営委員会や第三者委員との交流などからも地域の福祉ニーズや周辺動向などの情報を収集して園運営に反映させている。幼保小連絡会では共通の教育テーマに沿った課題や情報交換などに取り組んでいる。
・園見学者から子育て事情や相談を受けて最新ニーズを把握したり、例年であれば地域の子育てプロジェクトに参画したりして、園内で親子とのふれあい交流を行う場を設けている。

【第三者評価結果：a】

・園の見学者や保護者などから意見を傾聴して、毎年地域支援の計画を立案して園庭開放、子育て相談、絵本貸出、工作教室などを開催している。今年度は見学者のニーズをもとに『親子保育園講座』を企画し、９月に開催を予定している。
・地域支援は園長や主任が担当しており、年間計画のもとに活動することに加え、PRパネルを用いて行政主催のイベントへ参加して、地域への情報提供なども実施している。さらに、地域への防災支援として、非常食・飲料水を園児・職員分以外に備えたり、貸し出し可能な備品も保管したりして備えている。

【第三者評価結果：a】

・入社時採用研修（人権研修）では「子どもの人権を大切にする保育」を学び、「保育ガイド」には「児童憲章」「全国保育士倫理要綱」を明示し、各保育室に掲示している。「保育ガイド」の「人権」は特に重視し、職員会議では実際の子どもへの関わり方や言動、性差への先入観、外国文化の理解、個人情報への配慮等を確認し合う機会としている。
・指導計画の「人権」についても、日常の保育の中で常に振り返りに努め、毎月末のカリキュラム会議では家庭への連絡や支援、人権への配慮などを報告し合い認識を深めることにしている。

【第三者評価結果：a】

・法人として「個人情報保護方針」「個人情報保護規定」を定め、入社時に「機密保持誓約書」を交わすことにしている。プライバシーマークを取得して園においても厳重な個人情報管理に取り組んだり、健診やプール遊びなどの時には外部から肌が見えないようスクリーンを設置したり、男児であってもTシャツを着用するなど、保護者が不安を払拭できるようにしている。また、おむつ交換場所は人目に触れにくいような場所の工夫に努めている。
・個人情報の取り扱いについては、承諾書に記載している詳細内容を一覧にして順守できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・法人のホームページは事業の方向性を明示し、さらに園の取り組みについても詳しく掲載し情報提供に取り組んでいる。また、施設見学はなるべく希望に沿うよう対応をしており、見学者にはパンプレット等の資料を配布して保育理念や園概要を説明している。各箇所で丁寧な解説をし、質問や相談をしやすい雰囲気を心がけている。
・園見学の方や新入園の方からの要望を取り入れ、これから保育園入園を検討している地域の方向けに『親子保育園講座』を企画し、9月に開催を予定となっている。

【第三者評価結果：a】

・入園前の面談ではマンツーマンで園長が「重要事項説明書」や「個人情報使用承諾」を説明し、同意を得ている。また、入園前に準備する用品等は写真付で解説した資料を作成し、分かりやすさに努めている。
・保育をはじめ園運営において重要な変更がある場合は都度、重要事項説明書を改正し、再配布のうえ保護者の署名をもらっている。また、年度末や途中の担任変更や保育行事等の保育内容に変更が生じた場合は、園だより等で伝えている。外国籍の方は日本語を理解し易い文章に替えたり、第三者に通訳を依頼したりするなどの体制を整えている。

【第三者評価結果：a】

・転園の際には保育サマリーを作成し、転園先や行政と連携して口頭もしくは文書にて引継ぎを行うことにしている。特に個別配慮が必要な子どもの場合は、発達の様子を詳しく伝える文書を用いて引き継ぐことにしている。
・卒園や退園後も子どもの成長と保護者の育児を支援する姿勢を示し、にじいろ保育園が「第二の家庭」である旨を伝えることにしている。感染症対策を行いながら卒園児と保護者の訪問を受け入れ、育児の悩み相談を受けたり、卒園児の成長を見守ったりしている。さらに、卒園児が直接相談しに来園することもあり、話を聞いたり保護者へも連絡を取るなどして対応している。

【第三者評価結果：a】

・例年であれば給食試食会、保護者懇談会、個人面談、保育参加を年間計画として定期的に行ってアンケートを実施し、満足度や相談傾向を事前に分析している。
・行事後にはアンケート調査を行い、その結果を職員会議で検討している。改善すべき事項を整理し次年度に活かしている。保護者代表が参加する運営委員会において、保護者から発信された要望には全て回答し、その結果も公表している。

【第三者評価結果：a】

・重要事項説明書には苦情受付け体制や第三者委員をはじめ、苦情解決のフロー及び行政機関等の相談窓口の連絡先を掲載している。園玄関には「すまいるボックス」の施錠意見箱とメモを設置し、苦情受付から解決に至る図解したフローを掲示している。
・日々の保護者とのコミュニケーションの中から意見や希望を汲み取り、適宜対応することにしている。また、第三者委員には、運営委員会や行事参加の際に地域での相談内容や傾向を収集したり、相談・苦情の解決方法についてのアドバイスを受けたりしている。

【第三者評価結果：a】

・園ではクラス担任をはじめ、園長、主任、看護師、栄養士などの相談窓口を設置しており、保護者声をかけ易い雰囲気作りを大切にしている。電子連絡帳に助言したい内容や気にかかる内容がある場合は、園長もしくは主任・担任が声をかけ、適宜会話を交わすことにしている。
・法人のホームページにおいても問い合わせが出来、保育園に直接相談しにくい内容の意見を受ける体制を整えて担当ＳＶが対応することにしている。さらに、本部専属の巡回臨床心理士相談では保護者相談に応じる体制もある。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」の「保護者支援」では保護者対応の基本を明記しており、保護者の意見や要望を傾聴する姿勢を示している。日々の登降園時の挨拶や何げない会話を大切にしており、さらに連絡帳などでは成長の喜びを共有できるよう努め、保護者が相談しやすい環境作りに取り組んでいる。
・園長、主任らは電子連絡帳に意見や相談が記載されていないか毎日必ず確認し、含まれている時には担任と話し合い、当日すぐに対応できるようにしている。保護者の意見は「苦情・ご意見報告書」や「業務日誌」「育児相談票」に記録をして共有できるようにしている。　

【第三者評価結果：a】

・入社時研修において「安全管理・危機管理」などを学べる機会を設け、さらに「保育ガイド」においても「事故防止・対応」「危機管理対応」などの項目を明示しリスクマネジメント体制を整備している。都度、「事故報告」「アクシデントレポート」「ヒヤリハット」を作成して回覧し、再発防止、事故防止策を検討し職員共有している。
・戸外での事故を防ぐため、園外保育マニュアル（お散歩マニュアル）の他に園外保育手順書を作成しており、園外保育手順書には、近隣の公園までの間の危険個所や注意事項、公園内での注意事項などを細かく記載している。

【第三者評価結果：a】

・厚生労働省「保育所における感染症ガイドライン」や「看護師ガイド」の感染症予防、対策のマニュアルを整備している。また、看護師で組織した「看護師会」が最新の情報を園に発信したり、感染症発症の対応事例等を共有したりして、法人としての感染症予防策を講じている。
・感染症対策は「保育所における感染症対策ガイドライン」「保健衛生マニュアル」「保育園での新型コロナウィルス感染症対策」「品濃町マニュアル」にそって園一丸となって取り組んでいる。看護師が職員に対して感染症対策の指導を行い、マニュアルは年１回以上見直している。

【第三者評価結果：a】

・重要事項説明書には災害時の対応体制を明記して保護者への周知を図り、「保育ガイド」の「危機管理」には災害時対応マニュアルが整備されている。また、園児や保護者の緊急連絡先はリスト化し、素早く確認出来るようにしている。
・「安心伝言板」は、保護者・職員ともに月１回の避難訓練の際に訓練の内容を園から発信し、災害時に確実に使用出来るよう訓練を行っている。備蓄品は毎月の担当者及び栄養士・看護師が点検し、特に食料品は災害時のマニュアルに沿って非常食の献立も作成している。月１回避難訓練を行い、消防署に報告している。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」「看護・保健ガイド」「栄養・給食ガイド」が整備され、保育実践の場での統一した基準を文書化している。「保育ガイド」の「保育の実践：心得」「保育の実践」「にじいろの保育」では子ども一人ひとりの発達や個性に対応した標準的な水準を明記し、職員の違いによる差異が極力ないように具体的な内容が明記されている。マニュアル類は専用の場所に保管し、すぐに確認できるようにしている。
・本部入社時研修の「人権」「個人情報」の項目は、職員会議等でも適宜議題に挙げ、保育士自らの振る舞いや行動を振り返る機会を設けている。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」の内容は本部で適宜、見直しており２０１９年に最新版を改訂した。保育ガイドが改定された際は差し替えをし、変更点を職員へ周知している。
・保育計画は立てるだけではなく、毎月のカリキュラム会議で全クラスが発表・考察・評価をし、園長がアドバイスをする仕組みがある。
・保育参観や行事の内容・日程は、保護者アンケートや聞き取り調査の結果をもとに、担当者が集まり検討するなど、職員や保護者の意見を反映し、行事の内容や日程の見直しを行う仕組みがある。

【第三者評価結果：a】

・入園時の面談や年２回以上の個人面談、相談などから、子どもと保護者の希望や要望などを把握し保育計画に反映できるようにしている。
・保育開始後は連絡帳や日常の保護者とのコミュニケーション、個人面談等から職員間でアセスメントを行い、個別指導計画に反映させるようにしている。特別支援を要する園児や家庭支援が必要とされる園児へのアセスメントは区子ども支援係、児童相談所、保健所、療育センター、臨床心理士との協議体制がある。
・指導計画は作成、実施、自己評価に至るプロセスを、リーダー、主任、園長の順に確認し、策定の最終責任者として園長が押印する仕組みがある。

【第三者評価結果：a】

・保護者からの保育に関する要望は、口頭・連絡帳・面談などで受け入れ、保育計画に取り入れるようにしている。
・保育や指導が計画通りに進まない場合は、園長の指導の下その都度評価し、計画の見直しをしている。
・定例会議（職員会議、リーダー会議、クラス会議、カリキュラム会議等）では策定した指導計画についてＰＤＣＡのサイクルを継続し、職員周知のもと、恒常的に見直しを行う仕組みがある。
・指導計画を緊急に変更する場合は園内掲示や安心伝言板で保護者に知らせている。

【第三者評価結果：a】

・指導計画や評価は、下書きの段階で園長・主任が指導することで職員の疑問や不安が解消に努めている。
・個別の「発達経過記録」様式を用い、成長過程を定期的に記録しており、０．１．２歳児は個別指導月案を策定、特別な支援が必要な園児は、個別指導計画を策定している。
・職員会議議事録は回覧押印し、全職員が内容を把握できるようにしている。アレルギー児の状況変更などには、最新情報について把握し確認洩れが生じないよう留意している。

【第三者評価結果：a】

・本部は「個人情報保護法」にもとづき「個人情報保護規定」を策定し、公式ホームページでは「個人情報保護方針」を開示してる。
・家庭調査票、保育関係書類、緊急連絡票等を鍵の施錠可能な書庫に保管し、職員の持ち出しは主任、園長への確認を厳守している。部外者の事務室入室は極力避け、来客等では氏名、時間等を記録し、厳重管理体制を整えている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・本部入社時研修では法令にもとづく「個人情報取り扱い」の研修を実施し全職員に周知している。園では適宜、事例を交え「個人情報保護」の観点での職員教育を行い、法令遵守の責任への理解を深めている。
・重要事項説明書をにおいて、保護者に個人情報の取り扱いの説明をし同意書にて確認している。

【第三者評価結果：a】

・全体的な計画は、法律や行政・本社の指針や理念を基に本社より原案が発信され、カリキュラム会議にて園内で話し合い、子どもの発達、地域性や園の環境、コロナ禍での配慮事項などを踏まえて作成している。
・全体的な計画には保育理念・保育方針・保育目標のほかに学年ごとの目標が明記され、各学年の成長発達に応じた計画になっている。計画の作成にあたっては園長・主任が中心となって立案し、パート職員を含め全職員に周知している。
・計画書は各クラスの保育月案にもファイリングし、クラスの月案の作成や評価をする際に参照するようにしている。
・毎年自己評価を行い「今年度の自己評価」欄に記載し、次期に生かせるよう本社へ報告している。

【第三者評価結果：a】

・事務所および各クラスに温湿度計を設置し、適切な室温・湿度になるよう調節している。夏季は環境温度計を園庭に設置してWBGT値の確認を行い、値が高い日には園外の活動を控えるなどの配慮をしている。
・衛生に関するマニュアルや手順書を整備し、環境・備品・保育物品などの衛生管理に努めている。
・家具は木材を使用した温かい雰囲気のものであり、ロッカーやおもちゃ棚、本棚などの配置を工夫し、コーナーごとに遊びが展開出来るようにしている。ベンチや置き畳、マットなどを利用し、子どもが自由に座ったり寝転がったりして過ごせるよう工夫している。
・おやつや給食の際にはテーブルの配置を変え、気持ちを切り替えて食べられるよう配慮している。
・高さの低い手洗い場やトイレを完備しており、子どもが使いやすいようになっており、１日３回決められた時間に清掃・衛生チェックを実施して衛生管理に努めている。

【第三者評価結果：a】

・入園時に保護者が記入した調査票をもとに子どもの養育環境を把握するとともに、入園児面談や年２回の個人面談、気になる事があった時などに保護者と対話し、現在の子どもが置かれている環境を把握できるよう努めている。
・子どもが保育者を「自分を受け入れてくれる存在」として認識できるよう、月齢・年齢の発達段階に応じての関わりに努めており、優しく穏やかに子どもと接し、分かりやすい言葉を用いていること、スキンシップをよくとり、訴えられない子どもの気持ちも汲み取ることを心掛けている。子どもが何かを表現した時には、隠された訴えがないかも考え、接するように努めている。
・命令するような言葉かけはせず、子どもの気持ちを受け止めてから導くように援助している。

【第三者評価結果：a】

・月齢・年齢の発達段階に応じて基本的な生活習慣が身につくよう、クラス毎の月案・週案などで計画を立て援助しており、自分でやる事を嫌がる子どもには、強要するのではなく子ども自身が興味を持って楽しみながら出来るよう、声かけを工夫している。靴箱やロッカーに個人マークを示し、自分の場所がわかり片付けなどがしやすい工夫も行っている。
・電子連絡帳や、朝夕の受け渡し時にコミュニケーションをとる事で子どもの出来る範囲を知り、家庭の方針も取り入れながら生活習慣が身につくように援助している。
・５歳児は、小学校の生活を意識しながら身支度・片付け・清潔の保持・就寝起床などを自分で先を見越しながら行っていけるよう指導している。

【第三者評価結果：a】

・おもちゃ箱におもちゃの写真を貼って、強制するのではなく楽しみながら片付けられるようにしたり、遊び方を限定せず自由な発想で遊びが展開できるよう計画し、関わるようにしている。
・感染症対策で外部講師による体操教室は中止しているが、園長の指導でリズム遊びをしたり、園長が保育士らに園内研修でリズム遊びや体育指導の仕方を教えたりして、体を動かす遊びを積極的に取り入れている。
・大勢が集まる運動会も中止せず、クラス毎に複数回に分けて企画し、保護者に見せる事を楽しみにしながら体育活動が出来るようにするなど、コロナ禍においても実施方法に工夫を行っている。
・天候が良い日は毎日散歩に出かけているほか、園庭を整備して砂場で遊んだり駆け回ったり出来るようにしている。
・戸外散歩で近隣の方に挨拶をしたり、交通ルールを守るなど、ふれあい・礼儀・ルール等を伝え、集団生活の中でルールや役割を楽しみながら身につけられるような遊びや体験（ゲーム・遊びや行事の企画等）も多く提供している。

【第三者評価結果：a】

・０歳児専用の保育室があり、這ったり寝転がったりできる畳の場所・つかまり歩きが出来る場所・清潔に飲食が出来る床の場所・落ち着いておむつ替えが出来るパーテーションで区切られた場所等、乳児が過ごしやすい場となっている。おもちゃ棚の配置を工夫し、低月齢の児でも見やすく手に取りやすいようにしている。
・対数以上に保育士を配置し、一人ひとり違う生活リズムにも対応できるようにしており、乳児を泣いたままにはせず、必ず優しく声をかけながら接するように努めている。月齢に応じて1歳児クラスとも協力し一緒に活動できるようにするなどの配慮もしている。
・「全体的な計画」「保育月案」「個別月案」で、一人ひとりの月齢に合わせた計画を立てて保育を行っている。
・入園前の面談は個別に綿密に行い、入園後も園長・保育士・栄養士・看護師が保護者と直接会話する機会を頻回に持ち、電子連絡帳以外にも子どもや家庭の様子を詳しく把握できるように取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・年齢・月齢ごとの発達をふまえて個別に保育計画を立て、自分でしようという気持ちや興味を持った探索活動、みたて・つもり遊び、友だちとの遊び等が充分に行えるように援助している。
・子どもの「やってほしい」「やってみたい」という気持ちを押さえつけることなく、ゆとりをもって子どもと接するよう心がけており、子供が身の回りの物や友達に関心を持ち、自分から基本的な生活習慣の実施や遊びが出来るように援助している。
・コロナ禍のため地域の交流事業（2歳児交流）や地域のボランティアの方等との交流は中止しているが、園内で年長児に世話をしてもらったり、他のクラスの子どもと一緒に遊ぶ機会を設けている。
・子ども同士の関わりは見守りと仲立ちを使い分け、人に対する感情の発達を促している。
・電子連絡帳や対話を通して保護者と連携し、躾や基本的な生活習慣の体得を家庭と園で一貫出来るように情報の共有に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・３歳児はゲーム遊び・ごっこ遊び・イメージ遊び・体を動かした遊びを多く取り入れ、社会性やイメージ力が育つよう、保育士が一緒になって遊ぶようにしている。
・４歳児では友だちと意見を言い合ったり、思いやりの気持ちが持てるよう保育士が仲立ちをしたり、目的をもった行動が出来るよう援助している。
・５歳児はグループを作って話し合いや企画立案をしたり（お楽しみ会の給食のメニュー）、目標に向かって友達同士で頑張って取り組んだり出来るよう援助している。５歳児の後半は小学校への接続に向け「アプローチカリキュラム」に沿って、学びの自立・生活上の自立・精神的な自立が確立できるよう指導している。
・「保育所児童要録」を作成し、就学先のすべての小学校へ園児の引継ぎを行い、保護者に向けては声をかけ就学前の不安や質問等に応じている。
・感染症状況に応じて卒園式に地域の民生委員らを招くことも予定しており、就学後も見守ってもらえるよう依頼している。

【第三者評価結果：a】

・玄関前のスロープ・園庭と保育室の床のバリアフリー・身障者用トイレ・エレベーターがあり、身体障害を持つ園児や保護者、地域の方に対応出来るようになっている。
・通常の保育月案・週案・日誌の他に個別月案・週案・日誌を作成し、個別に評価をする仕組みがあり、子どもの障害の種類や対応の方法を、カリキュラム会議やミーティングで共有している。クラスにおいては、障害を持つ子どもが他児と一緒に遊べるよう、子どもに合わせた援助に取り組んでいる。
・本社の臨床心理士の訪問相談や地域療育センターの巡回相談を活用する仕組みがあり、療育関係の情報や書類はファイルにまとめ、必要時に活用出来るようになっている。療育センターや通所施設と連携して保護者へパンフレットを提供したり、子どもの障害の心配について相談を受けている。
・園長は職員研修計画を立て、保育士に障害児保育のキャリアアップ研修を受講を促している。

【第三者評価結果：a】

・椅子とテーブルだけではなく置き畳・マット・ゴザ等を使い、遊び・食事・着替え・排泄・睡眠等の生活の流れに沿って、子どもが長時間ゆったりと過ごせるよう配慮している。
・集団生活の中にいても他児と離れたスペースを作ったり、可能な限り保育者と１対１で過ごしたりと、一人ひとりの体調やリズムに合わせて無理なく過ごせるよう工夫している。
・延長保育の際には夕補食・夕食を提供があり、延長保育や夕食の提供は期日までに申し込みがなくても調整し、可能な限り受け入れる体制としている。
・各クラスの「クラス伝達表」に一人ひとりの状況を書き入れ、特定の担当保育士以外でも保育や受け渡しがスムーズにできるよう工夫している。電子連絡帳は、園長・主任・看護師も毎日全員分チェックして子どもの日頃の様子を知ると共に、保護者からの問いや不安等に対応できるように努めている。

【第三者評価結果：a】

・「全体的な計画」の中に「小学校就学に向けての期待を持つ」という学年目標と、「小学校への円滑な接続・継続」についての目標が定められており、更に「アプローチカリキュラム」で就学に向けての具体的な活動や配慮、家庭との連携等を計画し、実施に取り組んでいる。
・５歳児交流の一環として近隣の小学校を訪問し、１年生との交流や小学生の体験などを行っている。コロナ禍のためは訪問は中止となったが、小学校から手作りのプレゼントを頂いたり、手紙のやり取りをするなどの交流を行うことができている。
・横浜市の書式を使用し、園長の指導の下、担任が責任を持ち「保育所児童要録」を作成し、近隣の小学校は訪問による要録引継ぎを、遠方の小学校は電話による引継ぎを行い、要録を渡している。
・「幼保小接続期研修会」「幼保小交流事業担当者かい」等に参加し、小学校との連携を図る機会を設けている。

【第三者評価結果：a】

・全園共通の保健マニュアルがあり、常駐の看護師が中心となり子どもの健康管理や衛生管理を行っている。看護師によるクラスの巡回を実施しており、健康観察、ケガなどの個別対応も行っている。
・子どもの怪我やトラブルは園長・看護師に報告し、本社へ報告の必要がないような小さなケースでもアクシデントレポートに記載し、保護者へどのように伝えたか、保護者の反応はどうだったか、どうすべきだったかも含めて状況の振り返りを行なう体制を整えている。
・「保健年間計画」を立案し、看護師はそれに沿って保健行事・職員教育・保護者支援を行っている。
・SIDSについては職員教育を行うと共に、マニュアルを各クラスに掲示しており、SIDSチェックはマニュアルに従って決められた時間ごとに行っているが、体調不良時や水遊び後などは更に注意して観察を行うように努めている。保護者に対しては入園時にSIDSについての説明をする他、ほけんだよりやクラスへのポスター掲示でアピールしている。

【第三者評価結果：a】

・嘱託医による健康診断・歯科健診を各年２回行い、本社への報告と結果を一覧にして全職員への周知を行っており、健康診断の結果問題がある場合は保護者へ受診を促し、結果を共有すると共に、必要時に保育計画に取り入れている。嘱託医との連携もとれており、電話での相談にも対応してもらうことができている。
・歯科健診の結果は行政への報告も行い、歯科健診事業に参画している。健診結果は個々の「けんこうのきろく」に記載し、保護者へ伝え、問題がある場合などは個別に面談し相談を受けるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・アレルギー児に対しては、ガイドラインに従い、医師の記載した「アレルギー疾患生活管理指導表」の内容を遵守して対応している。その他の疾患についても、医師の指導書や意見書に従い対応する体制を整えている。
・看護師が主体となって保護者より疾患の状況を定期的に確認し、保育士・栄養士と連携を取り対応している。
・給食の際には「アレルギー食提供における１日の流れフロー」に沿い、アレルギー食の受け渡し時や提供時の手順を徹底している。
・アレルギー児には専用のテーブルを使用し、食事介助は1対１で行っているが、アレルギー児が疎外感を感じたり差別を受けたりする事がないよう、職員の態度や声かけに注意している。
・保護者からの疑問や質問への対応や、アレルギー症状出現時の対応について、栄養士や看護師による職員指導を行っている。また、共通の嘔吐処理マニュアル、オリジナルの箇条書き手順書も作成し保育室とトイレ、事務所にセットしている。

【第三者評価結果：a】

・保育の計画書（全体的な計画・月案）には食育の欄があり、毎月見直し、計画を立てている。
・食事と生活の場が同じになるため、給食の際には室内のレイアウトを変え、感染予防をしながらも楽しい雰囲気で食べられるよう配慮している。
・乳児クラスの食器は持ち手付きや小さいサイズの物を使用し、幼児クラスでは箸や少し大きい茶わん等を使用、食べる量や食べる順番、種類は無理強いせず、量を減らしたり、優しい声掛けや促しで、自分からすすんで食べられるよう援助している。
・栄養士が中心となり食育年間実施計画を立て、行事食の提供・幼児クラスの野菜の栽培・乳児クラスへの野菜見せ・幼児クラスのクッキング（コロナ禍では中止したが12月より開始予定）等を行っている。
・年長児へは、子どもが栄養についても楽しく興味が持てるように、栄養士指導による「三色栄養のお話し」を行っている。
・保護者とも連携を取り、家庭の様子と園の様子を伝え合って食事への不安が減るような関わり方をしている。

【第三者評価結果：a】

・園医・看護師・栄養士が連携して子どものSD曲線を把握し、身体的発達に問題がある場合は栄養価の検討や評価をしている。
・全園共通の献立を使用し、離乳食から幼児食まで、月齢・年齢に合った食事を提供しており、季節の食材を使用したり郷土料理を取り入れたり、園行事ではオリジナルメニューや子どもの希望を取り入れたメニューで楽しめるように工夫している。
・保護者と連携して一人ひとりの食事の傾向を把握すると共に、給食記録日誌・検食日誌に毎日の喫食の状態や検食の結果を記録している。
・栄養士は積極的に喫食中のクラスを訪問し、実際に離乳食の食事介助をして咀嚼や嚥下の様子を確認したり、子どもに食事の感想を聞いたりしている。また、給食会議では職員同士が喫食の様子やメニューの感想を出し合って、栄養士は月後半の味付けや調理法を工夫するなど改善につなげている。
・衛生点検表を毎日記載し、園長が確認後押印している。

【第三者評価結果：a】

・電子連絡帳で家庭からの連絡や相談を受け、相談への回答や子どもの園での詳細な様子を伝えており、電子連絡帳は担当保育士だけではなく園長・主任・看護師らも毎日確認し、必要時は担任と連携を取って保護者のサポートができるように努めている。
・園だより・クラスだより・給食だより・保健だよりで月毎の具体的な計画をわかりやすく伝えている。
・行事の際には園内に写真やコメントを掲示し、保護者へ声掛けをして子どもが出来た事や頑張ったことを伝えて成長を共有できるように取り組んでいる。
・年２回個人面談を行い、保護者への伝達事項、保護者からの要望・苦情・相談、考察を記録票に記録している。また、必要時には育児相談を行い、家族構成（家庭の状況）、主訴（相談内容）、助言・対応を記録票に記録している。

【第三者評価結果：a】

・毎日の挨拶や声かけを欠かさずに行い、可能な限り対話を多くするように努めており、子どもの様子は決まった言葉かけだけではなく、短い時間の中でも具体的に伝えることを心掛けている。
・個人面談や育児相談は決められた期間以外にも常時対応可能としており、就活や転職、転居、家庭環境の変化など、保護者個人の相談にも応じ、保育士のスキルを活用しながら専門職も相談に応じている。子育てに関する細かな相談は園長、主任が主に対応しているが、さらに全体の相談対応スキルの向上を課題としている。
・電子連絡帳や口頭での相談に対応する際、保育士はいつでも園長・主任へ相談し、助言が受けられる体制となっている。

【第三者評価結果：a】

・子どもに身体的・精神的な変化がないか、綿密に観察しており、送り迎えの際の保護者とのやり取りにも注意して確認するように努めている。毎日のオムツ交換や着替え、毎月の身体計測などの際に、体にあざがないかなど観察している。
・虐待が疑われるような兆候があった場合には直ちに職員ミーティングを開き、全職員が虐待への理解が出来るよう情報を共有して更に綿密に観察することを周知している。保護者だけではなく、職員が保育中に乱暴な声掛けや乱雑な扱いをしていないか、人権を侵害するようなことはしていないか園長・主任が中心となりチェックを行っている。
・虐待（の疑い）を発見した際は「虐待ケース票」に記載し、その他時系列での記録などと共に保管している。虐待の対応は本社の「虐待対応フロー」を活用し、こども家庭課・児童相談所・民生委員・児童委員・警察署へ相談・連絡出来るよう手順を整えている。

【第三者評価結果：a】

・毎日の保育の反省や疑問・質問などを記載した「研修ノート」という大学ノートを園長とやり取りし、各自の保育の振り返りや学習を行っている。
・月１回保育の自己評価を「セルフチェック表」に記入し、園長が各自にコメントしている。年１回各自が携帯している「にじいろの保育」へ評価を記入し、職員会議で共有した後「保育所の自己評価」を作成し、保護者へ公開している。
・園内研修で「研修ノート」の内容を発表しあったり、「にじいろの保育」の内容を学んでいる。自己評価で改善したい点はリーダー会議・クラスリーダー会議・職員会議で話し合い、次回の保育計画や事業計画に活用している。
・パート職員や派遣職員も声をかけやすいように報告ノートを用意し、相談になどにもれるようにしている。