社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

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にじいろ保育園有馬

2024年12月12日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細
① 第三者評価機関名
第三者評価機関名 株式会社ケアシステムズ

② 施設・事業所情報
名称 にじいろ保育園有馬 評価対象サービス 2024~ 保育所版
対象分野 認可保育所 定員 60(58) 名
所在地 216‐0003
川崎市宮前区有馬7ー8-24
TEL 044‐982‐0721 ホームページ https://www.like-kd.co.jp/
【施設・事業所の概要】
開設年月日 2022年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等) ライクキッズ株式会社
職員数
常勤職員:8 名
非常勤職員:9 名
専門職員
看護師:1 名
施設・設備の概要
居室数:1階保育室2室 リネン室 事務所 
設備等:園庭・ホール・給食室・更衣室・調乳室・絵本コーナー

③ 理念・基本方針
(理念)
・自然を愛し、心身ともに健やかな子ども
・自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども
・「仲間」と関わり、人を思いやれる子ども
・自己を表現できる子ども
 「のびやかに育てだいちの芽」
(保育方針)
 みとめ愛・みつめ愛・ひびき愛
 信頼・安定・共感
(保育目標)
・自然を愛し心身ともに健やかなこども
(めざす保育園像)
・陽だまりのような保育園
・地域と共に育つ保育園
・子どもと共に輝いていける保育園

④ 施設・事業所の特徴的な取組
1公園と園庭の遊びの目的や意義、外遊びの時間について今年度も検討をしていきます。
2目的地までの交通ルール、エリアでの認識、園児数の確認等保育の基本を再度認識し合い、安心・安全に活動できるように配慮していきます。
3毎日繰り返される生活リズム=「日課」と「今は何をする時間、ここは何をする場所」を明確にすることで、子どもたちが生活に見通しを持ち、自ら考えて行動する力を育む環境作りを目指します。
4子どもたちがたくさん「裸足で動き回ることで、その子に合った動きを繰り返し、鍛えられ」、「そのことが,その子の足にとって必要な発達を促し,望ましい成長をもたらす」ことは広く知られています。裸足で過ごすことで飛躍や動的バランス能力の向上や持久的な起立保持能力の向上も報告されている中で更にけがの予防の可能性、危険物に注意が行くことによるけがの減少や 寒冷刺激への適応効果。こうした裸足で過ごす効果を正しく理解した上で、戸外活動においては正しく靴を履くことを子どもたちに伝えていく等安全面も考慮しつつ、子どもの足の健康と発達保障に寄与出来るように、個人差や日々の健康状態に応じて個別に配慮していきます。
5自然を求めていろいろな公園へ行き、木の葉っぱや木の実を拾い集め、保育で作品作りの材料として自然とのふれあいます。さらに、「木育」と言う形で進めていきます。木育の取り組みアプローチとして「自然体験のなかで生きる力を学ぶ方法『樹』からのアプローチ」と「暮らしの中で木の道具をつくり、使うことを通して森林を想い、自然体験の中で生きる力、心を育む方法を実践していく。

⑤ 第三者評価の受審状況
評価実施期間 2024/05/24(契約日) ~2024/12/09(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 0 回(年度)

⑥総評
特長や今後期待される点 特長
・園長はじめ経営層は職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる
園長は毎朝各クラスをラウンドしており、一人ひとりの子どもの様子を観ながら、職員の顔色チェックを行い声がけしている。園長は職員への日々の声かけを大切にしながら、職員がチームワーク良く保育できるように取り組んでいる。働きやすい職場であることが、子どもへの安定した関わりと保育の提供にとって重要であると考えており、すべての職員と毎日会話することを大切にし、良好な関係づくりに取り組んでいる。法人は年1回メンタルヘルスチェックを実施、また嘱託医や臨床心理士による相談窓口を設置し、入寮制度など各種の福利厚生制度を設けて働きやすい職場づくりに努めている。園では園長や主任による職員との定期的な面談のほか、日頃から職員の状況を把握し異変を感じたら声がけなどして、職員の心身の健康保持に努めている。加えて、職員のワークライフバランスの取れた勤務体制を整え、人間関係や働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる。

・身近な自然や地域と触れ合う機会を取り入れている
戸外活動は安全に配慮しながら進めており、さまざまな公園で自然に触れる活動を行い、葉っぱや木の実を集めて保育の中で作品作りの材料として取り入れている。活動自然に恵まれた環境の中で、地域の人々から声をかけてもらえる機会が多く、自然な交流が持たれている。このつながりをさらに大切にしながら、地域との関係をより良いものにしていくために、これからも努力を続けていきたいと考えている。

・食育活動に力を入れて取り組んでいる
季節感や旬の食材を大切にし、栄養バランスとれた食事を提供しており、食材選びや形、堅さを工夫し、調理法や味付けなども子どもたち食べやすいよう配慮をしている。また、食への関心を高めるための取り組みとして、園庭での野菜栽培や芋ほりの後に幼児クラスではスイートポテト作り、乳児クラスでは食材に触れることを楽しむ活動を行っている。

今後期待される点
・子どもと地域とのさらに進めた交流を広げるための取り組みを模索している
園の立ち上げから2,3年目に入っているが、園児と地域との交流に関しては職員数が不足しており十分な地域との関わりや活動が出来ていない。地域の人との交流や地域支援活動にも積極的に参加したいが、日々の保育に追われ思うように活動できていないのが現状である。園では、活用できる社会資源や地域のイベント・行事に関する情報を収集し、職員や保護者とも情報共有して園児と地域の人々や社会との接点を持つように取り組みたいとしている。現状では、公園へ散歩にいく際には地域の人と挨拶を交わしたり、近隣の保育園と定期的に交流する機会を設けたり、近隣の梨園での収穫、ハロウィンイベントへの参加、年長5歳児の他保育園との交流会など、日常的な保育生活の延長線上の活動に留まっている。様々な人、物事との関わりを経験し地域社会に触れる機会は、子どもたちにとって貴重な体験であり、多様な価値観に触れ柔軟な考え方が出来るようになると思われる。高齢者との触れ合いは思いやりの気持ちを育むことができる。園は様々な地域の社会資源を園児に還元する取り組みを模索している。

・園内研修の計画的な実施について課題としている
保護者支援においては、保護者との対話の機会を増やし、意見を吸い上げた上で具体的な改善策を共有する仕組みを強化していきたいと考えている。今後は職員体制の強化を図りながら、研修を充実させることで職員の対応能力の向上に取り組むことに期待したい。

⑦ 第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回、初めて第三者評価受審に当たり、保育内容や問題点の見直し、より良い保育を目指す為には良い機会になったと感謝しております。
保護者様のアンケートからは園の良い面と改善面を分析することができました。
現状を知る良い機会と捉え、自園の良さをより発展させ、改善面を日々前向きに努力していきたいと思います。
職員育成においては第三者評価結果、保護者様のアンケート内容を全職員と共有しこれからの保育計画を新たに考え保育を充実させ、職員の一人ひとりがやり甲斐をもって資質向上に努められるように、今後も職員と頻繫に面談を行い、目標をしっかりと確認し、計画的な研修参加を実施できるように考えています。

詳細評価PDF

評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織

Ⅰ-1 理念・基本方針
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。

【第三者評価結果:a】

・園パンフレットや重要事項説明書、法人HPに企業理念に基づく「こども理念」を記載し、園が実施する保育の内容や特性、目指す方向性や考え方を読み取ることができる。
・「目指す保育園像」「保育の基本姿勢」を定めて職員の行動規範とし、保育目標4項目を重視して保育指導の実践や活動の中で育ってほしい子どもの姿の指針としている。
・職員は法人入職時研修にて「保育理念」などの研修を受講し、理解浸透に努めている。
・利用者や見学者には園パンフレットや重要事項説明書を配付して、保育理念などを説明し周知に努めている。
・園内各所に理念などを掲示し、誰でもいつでも確認できるようにしている。

Ⅰ-2 経営状況の把握
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。

【第三者評価結果:a】

・法人経営層は定例会議で保育業界全般の動向や地域ごとの福祉情勢・各種福祉計画の策定動向などについて情報収集および分析を行っており、当情報を園長会議やメール等で園長に報告し周知に努めている。
・園は法人と連携して、市や区など各行政ごとの方針を踏まえて園運営を行っている。
・区主催の園長会や主任会議に出席し、地域の待機児童や新たな開設園などの情報を収集して、園を取り巻く環境状況と経営状況の変化を的確に把握・分析している。
・法人は保育のコスト分析や保育所利用者の推移・利用率など園の経営状況を分析し、毎月園長に実績報告している。

【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。

【第三者評価結果:a】

・法人運営部で、毎月定例会議(部長、エリアマネージャー、園担当スーパーバイザーで構成)を開催し、各園の経営環境や保育内容・組織体制などについて経営課題を明確にして審議検討している。
・法人より検討結果を各園に通知し、園長はこれらの報告を踏まえて必要な報告・連絡事項を職員会議などにて職員に伝え周知に努めている。
・園長は法人と連携して、重要事項説明書に記載された施設の目的および運営方針にもとづき、経営課題の解決・改善に向けて取り組んでいる。

Ⅰ-3 事業計画の策定
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

・法人は将来の保育事業全体を見据えた中・長期計画を明確にしており、理念や基本方針の実現に向けた目標を設定している。
・園でも独自の中・長期計画を策定しており、園としての経営課題や問題点の解決・改善に向けた具体的な内容となっている。
・園長は3年スパンの中・長期計画を策定しており、数値目標や具体的な課題などを設定して評価可能な計画を策定し、計画の実施状況の評価を行い、必要に応じて見直しを行える内容としている。
・園長は毎年度末に事業遂行・園運営の状況を振り返り、計画の進捗・達成度合いを確認しつつ、理念・目標実現に向けた取り組みを行っている。

【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

・事業計画や全体的な計画は中・長期計画の内容を踏まえて策定されており、年度の重点目標、保育内容、職員育成さらに保護者支援や外部機関との連携など、実行可能な具体的内容となっている。
・単年度事業計画では、保育の質の向上に向けた研修の数値目標や具体的課題を設定して計画の進捗や達成度合いなど実施状況の評価を行える内容としている。
・事業計画は保育園が独自に行っていく計画や健康・栄養管理・保護者・地域との関わり、環境問題、職員体制、年間行事予定などが具体的に設定されており、園長から全職員に説明し周知されている。

【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。

【第三者評価結果:a】

・事業計画は前年度の計画実施状況を見て計画実施の効果・検証を行い、主任や看護師、栄養士、リーダー保育士などの意見を参考に園長が策定している。
・園長は職員会議などで職員に事業計画について説明し、職員間で情報共有を図っている。
・事業計画は、上・下期年2回、「保育所の自己評価」および「職員の自己評価」を実施して、その実施の状況や進捗が把握・評価され、必要に応じて見直しを行っている。
・「職員の自己評価」は成長支援シートに基づいて園長・主任が確認し、必要に応じて職員に助言・アドバイスしている。

【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。

【第三者評価結果:a】

・事業計画は原則、保護者代表や地域の関係者が出席する運営委員会にて説明し保護者などに周知するように努めている。
・開園1,2年度目は、コロナ禍のため運営委員会を開催できず、保護者には「園だより」、玄関掲示、文書配付で伝えている。
・事業報告書や事業計画書など園運営に関する重要書類はすべての保護者が自由に閲覧できるように園玄関にファイリングしている。
・クラス懇談会では、各クラスごとの年間のクラス目標や行事などに関する分かりやすい詳細な内容のお知らせを作成し、特に外国籍の保護者にも理解できるよう個別に対応して保護者などへの周知・説明の工夫を行っている。

Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。

【第三者評価結果:a】

・「保育ガイド」「にじいろの保育」「保育者ナビ」に、職員の資質向上・自己評価や保育の在り方を明文化している。
・全体的な計画・保育計画などすべての保育書類には「自己評価欄」が設けられており、計画⇒保育実践⇒振り返り⇒課題の解決のPDCAサイクルで評価する体制が整備されている。
・「保育園の自己評価」および「職員の自己評価」を定期的に実施し、前者は園長が中心となり職員と検討・分析・共有しながら、また後者は職員が「成長支援シート」を活用して園長との定期的な面談を経て目標達成への振り返りが出来る仕組みとなっている。
・開園3年目で、本年第三者評価を受審している。

【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。

【第三者評価結果:a】

・全体的な計画はじめ各計画書に評価欄が設定されており、項目ごとに取り組むべき課題が文書化され、チェック欄と共に課題を記載し、改善の方向性を明確化している。
・「保育園の自己評価」および「職員の自己評価」の各評価欄において取り組むべき課題を明確にし、改善の方向性を検討している。
・職員全員がそれぞれの役割分担に対して責任を持ち、抽出した問題や課題に対して改善策や改善計画を策定し課題解決に取り組んでいる。
・保育所自己評価の結果について分析を行い、文書を作成して玄関での掲示やHPへの記載により保護者へ情報提供している。

評価対象Ⅱ 組織の運営管理

Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。

【第三者評価結果:a】

・「保育ガイド」に園長の役割や具体的な業務が明確に記されており、これと共に園長は「会社運営概要」なども用いて園での自らの職務について職員に説明し周知に努めている。
・園長は、園立ち上げから開園に関わっており、これまでの経験や地域との関係を継続させることにより事業の方向性を示唆している。
・有事の際、園長不在時には主任次いで副主任に権限移譲することを職員に口頭および文書で伝えている。
・園長は、保育所の方針や取り組みを玄関に掲示し職員会議や懇談会などでも説明し明確にすることで、職員や保護者と共有するよう努めている。

【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・法人は徹底した法令順守、コンプライアンス遵守を規定して「保育ガイド」に定めている。
・園長は、園長就任時に法人園長研修を受講し、この「保育ガイド」を中心とした園長の責務を理解しており、福祉分野に限らず社会ルールや倫理を含むものを理解し、職員指導を行い、また利害関係者と適正な関係を保持して業務を遂行している。
・園長就任後も法人主催の研修ばかりでなく、行政や民間が主催する、コンプライアンスに特化した内容のセミナーなどに参加するなど法令順守や人権、個人情報保護などの各種セミナーや研修に参加して幅広い分野にわたり意識的に研鑽を積んでいる。
・園長会議や研修で知り得た法令順守などは職員に報告し理解を促している。

【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

・職員作成の「成長支援シート(自己評価シート)」を年2回回収し、運営および保育の質の現状について評価・分析を行い、問題や課題を把握している。
・全体的な計画を基本に各指導計画が策定され、適切な指導、配慮、環境構成になっているか、適切な自己評価となっているか、園長は様々な角度から検証し職員育成など具体的な取り組みを行っている。
・当園では、会議や相談などで課題点を出し、改善・解決のための具体的な案や取組みを提示して、保育士一人ひとりが主体的に考えて業務を進められるように指導している。
・職員の意見を傾聴し全員がベクトルを合わせて保育の質向上に取り組んでいる。

【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

・毎月法人より、予算データが配信され園長はそれを基にコスト管理を行っている。
・園長は法人人事と連携して、職員の残業時間や有給休暇取得率などを確認し労務管理、人事管理を実施している。
・園長は職員の経験歴や動向を加味し、意識向上・労働意欲アップにつながる人員配置に努めて働きやすい環境づくりに取り組んでいる。
・園長は、保護者との連絡機能としてのネットワーク通信(ナナポケ)の導入を推進したり、書類作成業務などの負担軽減を目指して業務改善・効率化を進める取り組みを行っている。

Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。

【第三者評価結果:a】

・法人は、法人としての人材の確保・人員体制、職員育成など基本的な考え方・方針を明確にしている。
・「年間社内研修計画」を作成し、また「園長会」「栄養士会」「看護師会」を組織して職位や保育歴、各専門職に応じた人材育成を実施している。
・法人「採用グループ」が一般的な人材募集・採用活動を行い、全国の養成校への求人活動や園見学ツアー、公式法人HP求人など多岐にわたる募集および採用活動にて積極的に人材確保に努めている。
・園では、重要事項説明書や事業計画に看護師や栄養士の専門職配置を明記しており、また、常勤・非常勤職員の比率を考慮した人員構成を計画し、加配を必要に応じて法人に人員要請するなどして人員体制を整えている。

【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。

【第三者評価結果:a】

・「成長支援の手引き」に「期待する職員像等」や人事基準を明確にしており、園長は「成長支援制度」の内容を職員に明示し周知を図っている。
・職員の専門性や業務遂行能力・成果・貢献度などを評価して育成・評価・処遇を連動させた総合的な人事管理を行っている。
・「基本姿勢」「業務能力」「対人能力」「マネジメント能力」別に期待度を設定し、一次評価(園長)・二次評価(法人)を行い報酬につながる仕組みを構築している。
・各職員が今後の「自分の姿」を描けるように、キャリアアップ制度に基づいた研修を受講し個々のスキルアップを図っている。

【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。

【第三者評価結果:a】

・法人は年1回メンタルヘルスチェックを実施し、また嘱託医や臨床心理士による相談窓口を設置し、入寮制度など各種の福利厚生制度を設けて働きやすい職場づくりに努めている。
・園では園長が毎朝各クラスに行き、一人ひとりの子どもの様子を観ながら、職員の顔色チェックを行い声がけしている。
・職員との定期的な面談のほか、日頃から職員の状況を把握し異変を感じたら声がけなどして、職員の心身の健康保持に努めている。
・職員のワークライフバランスの取れた勤務体制を整え、人間関係や働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる。

【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・園長は法人より成長支援制度のレクチャーを受け、職員一人ひとりの育成を支援している。
・目標設定においては、等級ごとに求められる役割を定義し、「評価基準」「教育の方針」「処遇の根拠」を明確に職員に示したうえで「支援育成シート」が作成されている
・職員一人ひとりについて目標項目・水準・期限などが明確になった目標設定を行い、園長は職員個別面談を定期的(年2回)に実施し、「目標設定」「目標達成」に向けた具体的な行動を確認している。
・年度末の面談では、目標の達成度、改善点を聞き取り、次年度に活かせるようにしている。

【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。

【第三者評価結果:a】

・「会社運営概要」の中で職員の資質向上・自己評価の項目に、望ましい保育士としての資質および社会人としての基本を明記し、求める保育士像を明確化している。
・園長は「職員育成年間研修計画」に沿って、個々の知識や技術が必要とされる研修受講が出来ているか、年2回の定期的な園長面談と「職員育成年間研修計画」作成時において研修内容やカリキュラムを検討し、計画の評価と見直しを行って個人別管理を行い、適切な人材育成に努めている。
・定期的に研修報告会を実施し、研修内容の「知識の共有化」を図り、園内では年間の受講研修結果を一覧表にまとめている。

【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。

【第三者評価結果:a】

・園長・主任は職員個別に知識・経験・資格取得の状況などを把握し、個人別管理ファイルを作成している。
・資質向上につながるよう適切な研修受講ができ、職員一人ひとりに応じた研修計画を策定して受講を推奨している。
・保育の現場では、職員の意欲を大切にしながら、経験年数や役割分担に応じスキルアップに必要な研修を受講できるよう、外部研修などに関する情報提供などを行い各種研修の機会を確保するよう配慮している。
・外部研修案内は閲覧しやすい場所に提示し、非常勤職員を含む全職員に対して研修申請を募り、申請に合わせたシフト調整を行い、なるべく希望に添えるよう努力している。

【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。

【第三者評価結果:a】

・「保育ガイド」に実習生の受け入れマニュアルを整備し、実習生など保育に関する専門職の研修・育成に関する基本姿勢を明文化している。
・実習実施に際しては、主任が事前にオリエンテーションで保育実習の目的や実習に向けての心構え、機密保持、健康管理などについて説明し受け入れ体制を整えている。
・指導計画、部分実習、実習日誌などは配属クラス担任が丁寧に指導し、実習中は実習生が将来につながり、実習が楽しくできるような環境づくりに努め、実習生の育成・研修を行っている。
・本年度は、大学生1名、中学生3名の実習生を受け入れている。

Ⅱ-3 運営の透明性の確保
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。

【第三者評価結果:a】

・区や会社公式のHPやSNSなどを活用し、法人および園の理念・基本方針をはじめ、各種の情報や園の概要・活動の様子を紹介し公開している。
・保育理念などを園内各所に掲示し、園玄関には運営規程や園活動の取り組みの実施状況、苦情・相談の対応、改善状況などを公表している。
・保育園への苦情対応については、要望、苦情の相談先、また苦情解決の仕組みを掲示したり、重要事項説明書で保護者に明示し周知している。
・園掲示板に地域向けに園行事などの情報を掲示・案内し情報提供している。

【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

・「経理規定」および「職務分掌」に事務・経理・取引などに関する体制・権限・責任が明確にされ、園長以下職員は各規程・マニュアルに基づいて円滑な業務遂行を行っている。
・法人の事業、財務などについては外部の専門家の定期的な監査などにもとづき、公正かつ透明性の高い適正な事業経営・運営に努めている。
・保育園業務に関しては、行政監査や法人の内部監査を定期的に受審して指導、助言を受け、そのもとで園長や主任が業務の実施状況を把握して円滑な業務遂行・園運営を図っている。
・市による行政監査では人員基準について指摘を受け、経営改善を図っている。

Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。

【第三者評価結果:b】

・地域との関わり方は、「保育ガイド」の「地域支援・子育て支援」に地域支援および地域交流の基本的な考え方を明確にしている。
・活用できる社会資源や地域の情報を収集し、職員や保護者とも情報共有している。
・園児と地域との交流に際しては、立ち上げ2,3年目に入っているが、職員数が不足しており地域活動が出来ていない。
・現状では、公園へ散歩に際には地域の人と挨拶を交わしたり、近隣の保育園と定期的に交流する機会を設けたりして、地域の社会資源を園児に還元するよう取り組んでいる。

【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。

【第三者評価結果:a】

・「保育ガイド」にボランティア受け入れマニュアルを整備し、ボランティア受け入れや職場体験、地域の学校への協力などに関する基本姿勢や体制を明確にしている。
・ボランティア受け入れについてはマニュアルを整備し、受け入れ窓口、担当者の設置、ボランティアの種類や対象者、受け付け方法を明確にしている。
・事前にオリエンテーションを行い、ボランティアに対して必要な研修・支援を行い積極的なボランティア受け入れに努めている。
・園では、地域の中学校からのボランティア受け入れを行い、学校教育などの協力につなげている。

【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。

【第三者評価結果:a】

・園は社会資源や関係機関を明示したリストや一覧表を作成し、事務所に備え置き職員間で情報共有している。
・保護者には、広報誌などを戸別配付したり、玄関に設置したりして情報提供している。
・園長は園長会や協議会に参加し、最新の地域情報を入手している。
・家庭での虐待など権利侵害が疑われる子どもへの対応では、保健所の地区担当保健師や児童相談所などとの定期的または必要に応じて連絡・情報交換を行い、共通の問題を把握し検討・解決に向けて連携している。
・特別支援を要する園児への対応には、地域療育センターと定期的に連携を図っている。

【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

・地域の福祉ニーズを把握するため、区の園長会に参加したり、運営委員会を開催して情報交換や地域の状況を把握し、関係者から地域の生活課題などの情報把握に努めている。
・幼保小連絡会に参加し、共通の教育テーマに沿った課題や問題について情報交換・共有を行っている。
・園見学者から子育て事情や相談を受けて最新のニーズを把握したり、近隣の保育園と年長交流会を開催して各種の情報を入手するよう努めている。
・保育所が併設する商業施設や地域の会議には園長が出席し情報収集している。

【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。

【第三者評価結果:b】

・立ち上げ2,3年目に入っているが、職員数が不足しており積極的な公益的事業・地域活動が出来ていない。
・現在、園では公園愛護活動への参加や園で育てた稲を地域の公立保育園に配り、交流を深めるなどの活動を行っている。
・地域の子育て支援として、法人主催の「臨床心理士相談」や「育児相談」を実施して地域貢献に関わる活動を予定している。
・有事の災害に備えて地域連携ができるよう区の防災ネットワークに参画する計画を立てているが、今後、地域の防災対策や被災時の福祉的支援など地域住民の安全・安心のための地域の福祉ニーズを把握して、さらに公益的な事業・活動に取り組まれたい。

評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・職員は法人入職時研修にて、人権研修「こどもの人権を大切にする保育」を受講しており、「保育ガイド」に「人権」「児童憲章」「全国保育士倫理要綱」を明示して、子どもを尊重した保育を実践するために、職員会議や研修を通じて職員の理解・実践につなげる取り組みを行っている。
・園内研修では「人権擁護のセルフチェック」など活用して性差や文化の違いなどに関する固定観念を払拭し、子どもや保護者が安心して通園できる保育園とする努力をしている。
・保護者などには、食事・宗教・生活習慣、文化の違いや病気、障害などについて各種会合で説明・周知し理解につながるよう取り組んでいる。

【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。

【第三者評価結果:a】

・法人でプライバシーマークを取得し、法人内規定「個人情報保護方針」「個人情報保護規定」を定め、これらを基に園においても厳重な個人情報管理を行っている。
・児童票含め重要書類などは鍵付きキャビネットに保管したり、書類を持ち出す場合は、必ず園長・主任に声をかけるようにして責任を明確にしている。
・日常の保育では、オムツ交換時や着替え、お漏らしした際など、適切な対応を心がけて子どものプライバシー保護に努めている。
・写真撮影や動画については、園内、園外(ブログ、HPなど)問わず細心の注意を払い、掲載する写真は保護者から同意書をもらって対応している。

【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。

【第三者評価結果:a】

・HPやSNSなどを使って園の概要や行事・活動、子ども達の様子などが伝わるよう情報発信している。
・園見学はインターネットにて予約可能としてなるべく希望に沿うように対応している。
・見学時にはパンフレットなどの資料を渡して分かりやすく丁寧に説明しており、保育理念や園の概要など当園の特徴・強味を積極的にアピールしている。
・ゆっくりと園内見学をして、その後は質疑応答の時間を持ち、保護者の想いに寄り添った対応を行っている。
・大きな行事後は保護者アンケートをもとに情報提供の見直しを行って、見学者などには常に新しい必要な情報を提供している。

【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。

【第三者評価結果:a】

・入園時、またサービス内容変更時には、重要事項説明書を用いて丁寧に説明し、保護者などの理解が進むように配慮している。
・保育の提供開始時には、写真付きで説明資料を作成して保育内容はじめ、全体的な計画以下詳細に説明を行っている。
・保育サービスや重要な変更がある場合は都度、重要事項説明書を改訂し再配付の上、保護者から同意書などの提出を求めている。
・担任変更や行事内容の変更が生じた場合は理由を明記して知らせ、さらに質問などを受け付けて丁寧な対応に努めている。
・外国籍の保護者には理解しやすい文章に変えたり、通訳や翻訳アプリを利用している。

【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

・保育所などの変更にあたっては保護者の了解を得て、変更先保育所や行政、各関係機関と連携を図り、また支援の必要な家庭に対しては変更園へ引き継ぎや申し送り事項を口頭で詳細に説明し、配慮の必要な情報を共有して子どもと保護者へのスムーズな保育の継続性に配慮している。
・卒園・退園など利用終了後も、子どもの成長と保護者の育児を支援する姿勢を示して、にじいろ保育園が「第二の家庭」である旨を伝えている。
・園では年長児(卒園児)を対象としたプログラムを用意して、就学支援に力を入れている。

【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・子どもに対しては、日常の保育の中で子どもの表情、態度、言葉の発信内容、しぐさなどから、子どもの細微な変化への「気づき」を共有し子どもの満足度を把握している。
・子どもに変化があった場合や子どもの思いに寄り添って職員全員で楽しい雰囲気づくりを行っている。
・保護者に対しては、保護者懇談会,個人面談、保育参観を定期的に実施して意見や思いを受け止めて利用者満足度を把握している。
・アンケート実施後は、パーセンテージなども算出したり、文章による意見も検討事項に挙げ会議などで話し合い、全職員が真摯に受け止め迅速かつ丁寧に対応するよう心がけている。

【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。

【第三者評価結果:a】

・重要事項説明書に苦情解決の仕組みを記載し、保護者に対して説明周知に努めている。
・当園の苦情解決の体制(苦情受け付け担当:主任、苦情解決責任者:園長、相談窓口:第三者委員2名、外部相談窓口についてなど)を整備して情報提供している。
・苦情が発生した場合は、基本姿勢として苦情を貴重な意見として捉え、原因や事実確認を行い早期解決に努めている。
・苦情に対しては即時対応を原則とし、内容を勘案し園だよりや掲示で公表したり、苦情申し出者へのフィードバックを行っている。
・苦情報告書を作成し、状況により法人と連携して解決する体制を構築している。

【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。

【第三者評価結果:a】

・看護師や栄養士など各専門分野の相談窓口を設置し、保護者からの意見や相談があった場合は保護者に寄り添い子どもにとってより良い解決策となるように取り組んでいる。
・法人専属の巡回臨床心理士は保護者相談にも応じている。
・内容によっては即時に職員間で情報共有し、法人、職員と連携してより良い方向に解決するように努め、改善された内容については保護者に報告し相互理解を図っている。
・保護者から相談希望があった場合は、相談しやすい時間および相談スペースを確保して、個人情報保護遵守に努め保護者が安心して相談できる環境を整えている。

【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。

【第三者評価結果:a】

・保護者からの苦情や相談に対しては「相談対応マニュアル」(法人にて定期的に見直し実施)に沿って対応している。
・園長はじめ職員は保護者の相談や意見の傾聴に努め、「すまいるボックス」(ご意見箱)を玄関に設置したり、随時アンケートを実施したりして、保護者の意見を把握するように努めている。
・送迎時には保護者に、子どもの保育園での様子や出来事を出来るだけ伝えるようにしており、連絡ノートや保育記録などを整備して情報共有を図っている。
・保護者の意見は「苦情、ご意見報告」や「業務日誌」「育児相談票」に記録している。

【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。

【第三者評価結果:a】

・職員は入職時研修にて「安全管理・危機管理」の研修を受講しており、園では「保育ガイド」の「事故防止・対応」「危機管理対応」をもとにリスクマネジメントに取り組んでいる。
・「事故報告」「アクシデントレポート」「ヒヤリハット」を記録に残して職員間で回覧共有し再発防止・事故予防策に反映している。
・ニュースや系列園で起きた事故・事件を自園に置き換えて職員間で検討している。
・「安全点検表」を用いて毎週保育園内の安全確認を実施し、毎月避難訓練・不審者対応訓練の実施および心肺蘇生などの「緊急時対応訓練」を実施している。

【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

・園では、行政の指導および「保育所における感染症ガイドライン」および「看護師ガイド」の感染症予防、対策マニュアルを整備して感染症対応している。
・法人看護師会では定期的に会議を重ね、最新の情報を園に発信したり感染症発症の対応事例などを共有し、各園の感染症予防策を講じている。
・園内では各種の感染症が発生、または蔓延した場合の対応フローを適時確認できるよう認識しやすい箇所に掲示している。
・実際に感染症が発生した場合は、全職員・家庭と情報共有を図り、体温測定や感染症の特徴に合わせた観察など体調管理を徹底して、感染症の拡大予防・対応に努めている。

【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。

【第三者評価結果:a】

・危機管理および災害時への対応マニュアル、さらに「事業継続計画」を策定し、その他の各種規定を整備してリスクマネジメントに取り組んでいる。
・定期的な避難訓練や、年1回保護者参加の大規模災害時対応訓練を実施して職員、保護者はじめ関係者に対して危機管理意識向上に努めている。
・月に1度避難訓練を行い、消防署の指導を受けつつ、「安心伝言板」や「災害時伝言ダイヤル」などの発信練習をしており、毎年保護者参加のもと、安否確認訓練や避難訓練、防災訓練を行っている。
・有事の災害に備え、定期的に園長と避難訓練担当者が、「安全確認チェック」を行い、さらに食材備蓄品・備品点検を行っている。

Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。

【第三者評価結果:b】

・法人では、「会社運営概要」「看護・保健ガイド」「栄養・給食ガイド」などを整備し、保育実践の統一基準を文書化している。
・入職時研修では「人権」「個人情報」に関する内容を学び、職員会議でも継続的に議題とすることで保育の質向上にむけて取り組んでいる。保育ガイドに基づく園内研修の実施については計画通りに進んでいないことを課題としており、現場での応用力を高めるためにも園内研修の充実が求められている。

【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。

【第三者評価結果:a】

・「会社運営概要」の内容は法人で適宜、見直しされており、直近では2024年に改訂があり全体共有されている。 
・職員や保護者の意見を反映するため、行事後のアンケートや運営委員会を活用して意向を把握し、運営に反映できるように努めている。第三者評価で寄せられた意見は全体で検討を行い、保育実践の改善につなげることを目指している。

【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。

【第三者評価結果:a】

・入園時は「家庭調査票」や面談によって 子どもと保護者の生活状況などを把握できるようにしており、 これらの情報を基に指導計画を立て、子どもの生活や成長に即した保育実践につなげている。計画の作成から実施、自己評価のプロセスは主任、園長が順に確認し、最終責任者である園長が承認する仕組みになっている。
・保育開始後は連絡帳や個人面談、保護者との日常的なコミュニケーションから得られる情報をもとに、職員間で共有している。支援が必要な家庭および子どもについては、児童相談所、療育センター、臨床心理士など関係機関と協議を行い、アセスメント結果を共有しながら適切な支援を行う体制が整っている。

【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。

【第三者評価結果:a】

・職員会議やクラス会議、乳児、幼児会議などの定例会議で指導計画の進捗や課題を検討し、サイクルを継続することで計画の見直しを行っている。保護者の意向を反映し、個別の課題については適宜見直しを行っており、子どもの発達や家庭での状況を考慮した柔軟な計画が実施できるように努めている。
・指導計画の変更を行うことはないが、状況に応じて活動内容を変更できるよう、週案ベースで2種類の計画を事前に用意するなどの取り組みがある。

【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。

【第三者評価結果:a】

・幼児の成長過程は個別の「児童票」様式を用いて定期的に記録している。特別な支援が必要な子どもには、個別指導計画を毎月更新して対応し、職員間で共有され、保育の連携と質の向上にむけて取り組んでいる。
・保育記録には主任や園長の承認が必須とされており、記録内容や表現方法について必要に応じて指導が行われている。職員間で記録の経験や技術に差がある場合、主任が個別に指導を行い、必要に応じて改善を求めている。

【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。

【第三者評価結果:a】

・法人は「個人情報保護法」について「個人情報保護規定」を策定し、公式ホームページで「個人情報保護方針」を開示している。職員は入職時に「守秘義務誓約書」に署名し、個人情報取り扱いに関する研修を受けている。保護者には重要事項説明書の個人情報の取り扱いを説明し、同意を得ている。
・園内では家庭調査票、緊急連絡票、保育関係書類を鍵付き書庫に保管している。書類の閲覧や持ち出しは主任または園長の承認が必要とされ、タブレット使用後も記録内容を確認し、鍵付き書庫に収納している。


評価結果内容評価

A-1 保育内容
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。

【第三者評価結果:b】

・全体的な計画は毎年法人から送られ、法人主導で作成している。 法人の会議(園長会、主任会、栄養士会、看護師会)で理念や方針、目標に基づいた意見を取りまとめ、その後、地域性や状況を踏まえて各園で検討し、完了させている。
・職員全体で計画を共有した上で、年間計画、月案、週案、個別指導計画、行事計画を個別に作成しており、年間計画や月案については、年度初めと年末に職員間で協議を行い、計画の具体化を図っている。
・次年度計画への見直しや課題の反省は自己評価をもとに行っているが、全体的な計画については見直しや評価への職員の参加が十分ない点が課題として認識されている。

【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。

【第三者評価結果:a】

・保育室の環境設定は各クラスで検討しており、コーナー遊びや遊具の配置は、子どもの成長や遊びの状況に応じて随時相談しながら調整し、子どもが過ごしやすいように工夫をしている。
・保育室は3クラスをつなげて広く利用することで、子どもの活動範囲を広げ、自由な遊びや行事(誕生会、クリスマス会、お正月遊び、夏祭りなど)の際には、子どもがのびのびと参加できる環境を整えている。空きスペースを確保する努力も行っている。
・年長児の午睡は、秋以降になると就学に向けて徐々に廃止しているが、子どもの様子に応じて疲れた際には休める場所を用意するなど柔軟な対応を行っている。

【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。

【第三者評価結果:a】

・家庭との個人面談や栄養士との献立面談で得た情報を基に、園での生活状況と合わせて子どもの個人差を把握し、適切な助言を行うように努めており、全体で共有し、一貫性を持って支援できるようにしている。
・乳児や自己表現が苦手な子どもに対しては、気持ちを受け入れて代弁するなど、寄り添った支援を心がけている。子どもの気持ちや欲求を受け入れることを大切にしており、活動を制止するのではなく、子どもが主体的に行動できるように肯定的な前向きな言葉を使い援助できるように努めている。

【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。

【第三者評価結果:a】

・荷物は廊下にかける場所を設け、室内にはロッカーや棚、かごを用意している。 子どもが自分の場所や持ち物を覚え、自ら取り出したりしまったりできるように個人マークを付けるなどの工夫をしている。
・個人差を踏まえ、子どもの意欲を大切にしながら一緒に取り組むようにしており、無理なく生活習慣を身につけられるよう見守りながら、褒める言葉がけを大切にしている。
・看護師や栄養士が担任と相談しながら季節や発達段階に応じた健康指導や食育指導を行い、手作り教材や視覚的な資料を活用して子どもたちに生活習慣や食の重要性をわかりやすく伝える工夫をしいる。

【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。

【第三者評価結果:a】

・晴れた日は園庭や近隣の公園を活用し、活動内容や子どもの体調などに合わせて活動場所を選択している。園庭はクラスごとに時間を決めて使用し、砂場やボール遊びなど主体的に活動できる環境を整備している。熱中症アラートを確認しつつ、夏にはプール遊びやテラスでの遊びを安全に配慮した活動として提供出来るように努めている。
・季節ごとの行事や活動、自然や地域との関わりを大切にしており、親子遠足や地域の畑での芋掘り、梨狩り、プランターでの野菜や稲の栽培などを実施し、子どもたちが収穫体験などを通じて自然に親しみやすい機会を提供している。
・表現活動や製作、ダンスなどを日常の保育や行事にも取り入れており、松ぼっくりやどんぐりを使った製作や、ハロウィンで地域のお店に協力を依頼しお菓子を受け取るなど、地域との連携や季節感のある活動を展開している。
・各クラスのホワイトボードに活動内容を掲示し、保護者には迎えの際に直接説明を行うようにしている。

【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・慣らし保育は基本的に5日間を予定しているが、子どもの状況や保護者の就労状況に応じて柔軟に日程を調整しており、相談しながら個別に対応することで、安心して通園できる環境を整えている。入園直後は個別対応を徹底しており、子どものペースに合わせた昼寝や朝のおやつ、牛乳の提供、離乳食対応を行っている。
・保育室の環境は子どもの発達段階に応じて配置を工夫し、ハイハイやつかまり立ちしやすいように家具を配置したり、歩行可能な段階では広い空間を確保するなど、成長に合わせて柔軟に環境整備を行っている。
・保護者の不安を軽減するために、連絡帳と口頭によって子どもの様子を丁寧に伝え、信頼関係を築けるように努めている。

【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・子どもの視点に立って、絵本や玩具を手に届く高さに配置することで、自発的な探索や発見ができる環境を整えている。子ども同士の関わりが多くなる時期でもあり、発達段階で生じる子ども同士のトラブルに際しては、子どもの思いに寄り添うことを大切にしており、言葉で代弁してくりかえし伝えながらお互いを尊重し仲良く遊ぶことができるように配慮をしている。クラス活動だけでなく、幼児クラスの遊びに参加する機会を作り、安全に配慮しながら異年齢での関わりを促進している。
・保護者との連絡帳や送迎時の会話から得た情報を職員間で共有し、子どもの家庭での様子や成長を保育に反映できるようにしている。

【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・夕方の合同保育や状況に応じた午前の合同保育では、特に4歳児と5歳児が一緒に過ごす時間が多い。
・運動会や発表会では、子どもたちが主体的に意見を出し合い、活動内容を合わせて決めている。 運動会では個別の目標(なわとびやとびばこなど)を設定し、発表会ではピアニカや劇遊びなどなど、最後までやり遂げる経験を支援している。
・廃材を使った製作活動やブログを活用してSDGsを取り入れた取り組みを行っている。近隣の畑や海外交流活動(インドの友達との踊り紹介など)子ども、地域や国際的な関わりを子どもみんなで楽しみながら学べる環境を提供している
・英語活動は月1回実施し、モニターを活用しながら、子どもたちの意見を出し合って活動内容を決定している。これにより、主体性を持ちながら楽しく学びに取り組む機会を作っている。

【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・障がいのある子どものために個別の月案を作成し、無理なく生活できる計画を立てている。必要に応じて職員を1人加配し、保護者と連携しながら柔軟な対応に努めている。内部研修や外部研修に参加し、支援方法を職員全体で共有し実践につなげている。
・法人の臨床心理士による巡回相談を受ける体制を整えており、専門的なアドバイスを基に保育を進めるようにしている。
・ 医療機関や専門機関との関わりに関する情報収集を積極的に行い、保護者と密に連携している。

【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

・延長保育は夕方から合同保育となり、6時以降は希望によって補食を提供している。 職員2名が配置され、絵本の読み聞かせや好きな遊びにじっくりと取り組むことで、人数が少なくなる中でも子どもが安心して楽しく過ごせるよう工夫している。延長保育の際には、1日の活動を詰め込みすぎないように、ゆったりとした環境を整えており、コーナーを使って体を休められるスペースを確保し、静かな遊びを取り入れることで、子どもがリラックスして過ごせるようにしている。
・その日の活動内容や子どもの様子について、遅番担当職員への引き継ぎをノートや口頭で行っており、健康面の引き継ぎについては簡単なチェック表を活用して伝達漏れがないよう工夫をしている。
・週1回の乳児・幼児会議では、ノートやミーティングなど子ども職員間で子どもの様子を共有し、引き継ぎや保育の連続性を確保している。

【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。

【第三者評価結果:a】

・主任が中心となり近隣の小学校との連携に積極的に取り組み、年明けには1年生との交流会を予定している。また、中学校の運動会に参加するなど、地域の学校との関わりを重視した活動を実施している。
・日常生活の中で座って話を聞く練習やえんぴつの使い方、トイレの使い方などを指導している。 給食については配膳やかっぽう着とマスクの着用など、実際の学校生活を想定した準備を行い、栄養指導や地元野菜(のらぼうな)の栽培活動にも取り組んでいる。
・保護者には、小学校生活にむけた活動内容を丁寧に説明している。午睡を減らした時間を活用し、ワークブックや当番、製作活動を取り入れることで、就学に向けた準備を進めている。
・保育所児童要録は担当職員が協議を重ねて作成し、小学校へ訪問して提出することで、子どもの成長や特性が引き継がれるよう配慮し、保育園と小学校との連携を強化している。

【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。

【第三者評価結果:a】

・看護師を中心に子どもの健康管理に取り組んでおり、毎日の連絡帳によって朝食や体温、前日の様子、予防接種の状況などを確認し、各クラスを巡回して子どもの健康状態を把握できるようにしている。
・ アレルギー対応では、看護師が昼食やおやつ時に付き添い、エピペンの使用方法については保護者許可を得て全職員に指導を行い 、具体的な手順をわかりやすく共有している。プール前の心肺蘇生法、嘔吐処理対応などの緊急時対策について職員全体で研修を実施し迅速な対応ができる環境を整備している。
・SIDS対策として午睡時には必ず見守り保育者を配置し、姿勢、掛物、湿度、呼吸、顔色を確認している。 保護者には入園時やほけんだより、保護者会で健康に関する知識を提供し、家庭とともに取り組むことができるように努めている。

【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。

【第三者評価結果:a】

・定期的な健康診断や歯科検診の結果は、看護師が園長や主任に報告し、会議で全職員に周知している。健診結果は「健康の記録」によって保護者に共有しており、記録には確認印をもらう仕組みがある。健康診断後には、手洗いや咳エチケット、熱中症予防、AEDの使い方などをテーマに保健指導を実施し、健康に対する意識を高めることができるように取り組んでいる。
・1歳半や3歳児健診などの園外健診については保護者から結果を聞き取り、必要に応じて個別カリキュラムに反映できるようにしている。

【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

・ アレルギー対応では、誤食・誤配防止のために別の机での食事提供を行い、保護者に対しても対応内容を事前に伝えている。理由や給食内容の違いについて説明する健康教育を実施し、子ども自身が主体的に受け入れられるよう配慮しているほか、盛り付けや食材選定でも細やかな工夫を行っている。
・毎月、アレルギー児の保護者と面談を行い、献立の事前説明や配慮が必要な事項を共有し、安全な食事の提供に努めている。
・職員は「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に基づいたマニュアルに沿って食事対応を行っている。 毎年、エピペンの使用方法やアレルギー対応についての研修を受け、誤配防止フローを活用して職員全員が統一した対応を実施出来るように努めている。

【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。

【第三者評価結果:a】

・食具や食器の使い方について、乳児期はスプーン、幼児期は箸の持ち方を指導している。 年齢や発達段階に応じた食事介助や声かけを行い、無理をせずに子どもの意思を尊重しながら楽しく食事ができるような環境を整えている。0歳児は子どもの月齢に合わせた対応を行っており、離乳期には栄養士が毎月保護者と面談を実施し、食べ具合や未食食材について検討、相談に乗るなどの対応を行っている。
・年間の食育計画を基に、野菜の重さ比べや水に浮く・沈む実験など、楽しみながら食材に興味を持てるような活動を実施している。また、食材や道具を大切にする意識を育むことができるように配慮している。野菜の栽培活動を取り入れ、ピーマンやトマト、キュウリなどを育てることで、子どもたちが食材を身近に感じ、苦手意識を軽減できるように取り組んでいる。食べられなかったものを次回には乗り越えられるよう配慮している。

【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。

【第三者評価結果:a】

・子どもの体調や食欲に合わせて量を調整し、無理なく食べられるよう配慮している。 体調不良の時には牛乳をお茶に変更するなど、子どもの健康状態に応じた対応を徹底している。時には栄養士がクラスを回り、個別の喫食状況を確認しながら子どもとコミュニケーションを取るようにしてしる。
・食材の大きさや形状を子どもの発達状況に合わせて調整しており、 9月の身体測定値をベースに栄養目標量を再設定し、毎日の残食量を計測して喫食状況を分析している。給食会議でこれらのデータを共有し、献立の改善について協議している。
・献立には季節の食材や初物を取り入れ、子どもにその特徴などを説明し食への興味を育む工夫をしている。行事食や郷土料理、季節のメニューを積極的に取り入れ、楽しめるようにしている。 食事に関する掲示物を用意し、食文化や献立の背景を子どもや保護者に丁寧に伝える工夫をしている。毎日の給食を展示し、保護者にも関心を持ってもらい、子どもと食事について会話できるようにしている。HACCPに基づいた衛生管理を徹底し、安全で安心な食事を提供している。

A-2 子育て支援
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。

【第三者評価結果:a】

・アプリ連絡帳を活用し、保護者に家庭での様子を記入してもらい、園での生活記録を共有している。子どもについて気になることがあれば、乳児は連絡帳、幼児は送迎時に口頭で伝えるようにしている。今日の活動と明日の予定を掲示しており、定期的にブログでも保育の様子を伝えている。園だより、給食だより、保健だより、クラスだよりを毎月配付し、保育の目標や活動内容をわかりやすく保護者に伝えている。
・運動会や生活発表会など、子どもの表現活動を保護者に見てもらえる機会を設けており、子どもたちの成長や日々の保育での取り組みについても理解が得られるように取り組んでいる。

【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。

【第三者評価結果:b】

・保護者会を年2回実施し、年度初めに保育目標や保育の取り組みについて、年度終わりはクラスの様子や進級についてなどを伝えている。個人面談は年1回実施しているが、保護者から希望があればいつでも相談に応じる体制がある。相談内容に応じて看護師や栄養士など専門職の対応も可能であるほか、園長や主任が同席するなどの対応も行っている。面談の際には記録を徹底し、職員間で内容を共有して振り返りを行うようにしている。 コロナ禍が続いたこともあり保護者とのコミュニケーションの時間が短縮してしまたことを認識しており、限られた機会を活用して情報交換を密にすることなどを課題としている。

【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。

【第三者評価結果:a】

・朝の受け入れ時や着替え、排泄の際に子どもの身体にケガやあざなどがないかを丁寧に視診しており、虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見と対応を行う体制を整えている。職員間で日々の子どもと保護者との協定を確認し、ケガやあざ、その他の異常を起こさないための協力体制を強化している。その間、継続的にどうなっているのか、子どもたちの状況を見守っている。
・重要事項説明書に育児ストレスが苦痛につながる可能性があることを記載しており、職員間でも共有している。虐待や権利侵害が疑われる場合、経過観察記録を詳細に記入し、園内で早急に情報共有と協議を行い、安全を最優先した対応を行う体制がある。

A-3 保育の質の向上
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。

【第三者評価結果:a】

・法人提供の「にじいろの保育」という自己評価フォーマットを活用し、職員は定期的に自身の保育実践を振り返っている。 振り返りの内容は園長に提出し、面談でフィードバックを受けることで具体的な改善につなげ、成長支援制度の目標設定と連携させている。
・乳児クラスの帳票では、子どもの育ちや努力を重視し、養護面と教育面の目標を設定できるよう取り組んでおり、翌日以降の保育実践に反映できるようにしている。
・会議では自己評価をもとに職員が気づいた課題や反省点を共有し、全体で対話の機会を持ち、改善策を取り入れることで、より良い保育の実現を目指している。週計画の振り返りも行い、情緒の安定や心身の健康を重視した保育計画につなげている。