にじいろ保育園東戸塚
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | にじいろ保育園東戸塚 | 評価対象サービス | 2021 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60 名 |
所在地 | 〒244-0805 横浜市戸塚区川上町85-1 N&Fビル2 1階 |
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TEL | 045-308-1144 | ホームページ | https://www.like-kn.co.jp/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2006年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | ライクアカデミー株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:11 名
非常勤職員:12 名
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専門職員 |
保育士:16 名
看護師:1 名
栄養士:4 名
調理師:1 名
事務:1 名
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施設・設備の概要 |
居室:ほふく室のある乳児室と幼児室
居室:事務所
居室:厨房
居室:休憩室を備えたロッカールーム
設備等:東戸塚駅西口より徒歩3分。N&Fビル2の1階に位置し、園庭には砂場が設けられている
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こども本人を尊重した「のびやかに育てだいちの芽」との理念を掲げています。 こどもの人権や主体性を尊重し、「温かいまなざしに見守られ、見つめられ、心地良く安定した心」「共感し合い喜びと自信を持ってたくましく生きていける心」との保育方針を大切に、陽だまりのような保育園・地域とともに育つ保育園・こどもと共に輝いていける保育園を目指しています。 園の特徴であるオープンスペースの園舎で、全職員の温かいまなざしが全園児に届くよう、クラスの垣根を越えて共感しあい、喜びと自信を持ってたくましく生きていける心の成長を皆で見守っていく雰囲気が、自然と生まれています。 |
ワンフロアの園舎で、他クラスの様子やこども達の笑い声を聞き合いながら、全職員が全クラスの担任のようにこども達と生活しています。聞こえてくるピアノに合わせて口ずさんだり、隣のクラスのお友達や職員に、苦手な食材が口にできるよう応援してもらったり、静かな活動を邪魔しないよう小さな声で絵本を読んだりと、にじいろ保育園東戸塚のこども達は「相手の気持ちを考える」ことがとても上手です。 職員間では、活動の合間に散歩の行先を相談したり、トイレが成功した子がいるとみんなが歓声をあげたり、食器を落としてしまった音が聞こえると速やかに役割分担がされ、瞬時に皆が助け合う姿が見られます。 毎食、給食職員が全クラスを巡回し、担任と喫食状況について細かく意見交換をしています。給食職員が年長クラスにて行う「献立会議」があり、三大栄養素を用いたメニューの作成を行っています。 異年齢活動を積極的に行っており、朝夕の交流、日々の散歩、行事に向けた取り組みなど意識的に取り入れています。 また、園庭の砂場を活用して夏場には毎週のようにどろんこ遊びを行い、テラスでは夏野菜や稲、球根などの栽培を楽しんでいます。 玄関には「絵本コーナー」が設けられ、日中の読み聞かせに加え、毎日「絵本の貸出」を実施しており、送迎時の親子のふれあい時間に繋がっています。 家庭とは、連絡ツール「ナナポケ」で、文字や写真をつかってこどもの様子を伝え合っています。 |
評価実施期間 | 2021/05/28(契約日) ~2022/03/11(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(平成28年度) |
特に評価の高い点 | ・異年齢交流保育を積極的に行っている 朝夕の合同保育時間だけでなく、日中の保育においても一緒に散歩に出掛けたり、行事に向けた取り組みを見せ合ったりと、クラスを越えた交流を盛んに行い、交流を深めている。昼寝あけに年下クラスのお友だちを起こしてトイレに促してくれたり、散歩に行く前に上着のファスナーを手伝ってくれたりと、園全体が大きな家族のように過ごすことができており、アットホームな様子がうかがえる。 ・食育に力を入れて取り組んでいる 「クッキング」「献立会議」「栽培」「三色ボード当番活動」など、給食職員が企画している活動が多くあり、各クラス担任と年齢に応じた取り組みができるよう細やかに計画されている。乳児クラス向けには野菜の皮むき、栄養のおはなしを実施し、幼児クラスでは「芋ほり遠足後のおいもピザ献立」など年齢に見合った食育が実施されている。年長クラスでは、三色ボードに則った「こんだて会議」を実施して、子ども達が主体となって実際の1食分の献立をたてる取り組みも行われている。 ・職員は連携し、働きやすく楽しい職場環境の下で保育を行っている 園には経験豊富な職員が多く、日々の保育計画や行事の企画など、職員同士で声を掛け合いながら企画運営を行っている。リ-ダー格の職員が声をかけあってその日の職員体制を調整したり、遠足の日程を確認し合う姿が頻繁に見られ、経験の浅い職員の力量を見極めながら議事録のフォローをする等、園内はとても働きやく、風通しの良いの職場環境が出来ている。職員同士の互いを優しく思いやる姿が子ども達にも伝わっていることがうかがえる。事業計画や保育計画の策定や園運営に関する事項は、園長を中心に主任、リーダー格の意見を集約し作成できるように役割を明確にしている。現在、園では職員間の連携良く、良い保育環境の中で保育を行っている。 |
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改善を求められる点 | ・子どもにわかりやすい言葉や表現方法については継続的な取り組みとしている 日々の保育においては、子どもの気持ちに寄り添うことを大切にしており、年齢に応じてわかりやすい言葉や表現を用いることや、丁寧な対応、声の大きさなどについては継続的な取り組みとしている。保育者自身がおだやかな気持ちでいること、せかす言葉や制止させる言葉を不必要に用いないよう心がけることを課題としている。 ・園長は、職員一人ひとりの経験や習熟度に応じた育成に取り組んでいる 経験年数や習熟度に合わせて保育所保育指針を読み解くことや、日々移り行く情勢を理解しながら個々の知識を高めていく事で、丁寧な自己評価に繋がると考えられるが、現時点においては、職員によるより丁寧な保育の自己評価が課題である。また、長期計画に沿った単期計画の立案など基礎基本の理解不足も課題である。にじいろ保育ガイドには、「職員の質向上・自己評価」が記載され、自己研鑽や自己評価を示し、「保育者ナビ」等にはにじいろ保育の在り方を明文化している。「成長支援シート」(職員の自己評価表)は、職員各々が自己目標を設定し、園長との定期的な個人面談を経て目標達成への振り返りが出来る仕組みである。園長は今年度7月に「職員育成研修計画」の見直しを行い、経験年数や習熟度に応じた計画を策定し職員育成に取り組んでいる。 |
今回、5年ぶりに評価を受審するにあたり、前回の評価結果を見直す作業から始めました。 前回の受審で抽出された園の課題や取り組み内容と、現在の園の状況を照らし合わせ、改善された点や新たに浮かび上がった課題を確認しながら自己評価シートの作成にあたりました。一つひとつの取り組みや工夫を細やかに明文化することで、改めて、職員の頑張りが見えてきました。 今回の結果をもとに、ここから新たな「にじいろ保育園東戸塚」の歴史を刻めるよう、保護者の皆さまや地域の皆さまとともに、こども達に寄り添っていけたらと思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・企業理念「人からありがとうと言われるサービスを提供する」を軸に「ライクこども理念」を定め、保育方針・保育目標など基本方針を園パンフレットやホームページ、重要事項説明書などに明示し、保育所の使命・目指す方向・考え方を示している。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本社定例会議で保育業界全般の動向と方策について検討し、また最新の社会福祉情勢や地域ごとの策定動向などを把握分析して各種情報を園長会議やメールなどで報告・周知している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本部運営部では部長、エリアマネージャー、園担当SVで組織される定例会議を開催し、全園の経営状況、職員体制、保育施設整備、保育内容や問題点について議題を挙げ検討して関連する園に報告している。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・中・長期的なビジョンは本部で策定されており、本社全体会で園長に説明している。園長はこれを踏まえ、必要に応じて自園の状況に応じた中・長期計画を策定して職員に伝え、また事務所に掲示している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度計画は中・長期計画を踏まえて、事業計画、全体計画、年間保育計画、行事計画、食育計画、研修計画など各種計画を策定されており、適切な内容であるかを園長、主任,副主任2名で相互に確認し理解が深められるように工夫している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は前年度の事業報告を反映し、年度末から年度初めにかけて園長・主任・リーダー格職員が策定し職員に伝えている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は運営委員会でその内容の詳細を説明し、保護者などに周知するように努めている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「にじいろの保育」「職員の資質向上・自己評価」などに、にじいろ保育の在り方や自己研鑽・自己評価について明文化している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・平成28年の第三者評価で課題となった「職員の習熟度の偏り」「行事の縮小」「危機管理」に関する事項を中・長期計画に盛り込んでいる。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育ガイドには園長の役割・責任や具体的な業務が明確化されている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社にて「コンプライアンス確認テスト」を実施し、園長が一層の理解・認識に取り組んでいる。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、「中・長期計画」「職員育成研修年間計画」「保育所の自己評価」「成長支援シート」を毎日分析し、保育の質向上に向けた課題を抽出している。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は全体会議で自園の経営状況及び財務状況を把握しており、さらに労務研修及びテストを義務付けられ労務管理の基礎知識を持ち、それを基に経営の改善や業務の実行性を高める取り組みに指導力を発揮して業務を行っている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本部にて、福祉人材や人員体制、職員育成などに関する基本的な考え方や方針が確立されており、採用に特化した部署として「採用グループ」を設置して人材募集及び人材確保を実施している。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社にて人事基準は明確に定められており、スタッフハンドブックに「期待する職員像等」を明確にしている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・本部は有給取得率や労働超過をデータ化し分析検討し、園長と連携して労働状況に応じた改善を図り、また園長・主任は休暇取得の促進、時間外労働の削減に取り組んでいる。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・目標設定シートにて職員一人ひとりの目標項目、目標水準、目標期間を設定する目標管理のための仕組みがあり、園長は職員と年度当初、期中、年度末に面談を実施し適切な指導に取り組んでいる。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」に職員の資質向上・自己評価の項目に、望ましい保育士としての資質、社会人としての基本を明記している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本部では園長研修、主任研修、新卒研修など、経験に応じた研修や専門的分野の研修を開催している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では本社での教育実習生受入マニュアルに基づき、基本方針を明確にして受入体制を整えている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ライクアカデミー公式ホームページの公開を行っており、法人及び園の保育理念や基本方針、保育の内容や活動などを情報発信している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の事務、経理、取引などに関するルール、職務分掌と権限・責任を明確にし、職員に周知して適正な経営・運営に努めている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「地域とつながる」を理念に掲げ、地域活動に取り組んでおり、「保育ガイド」の「地域支援・子育て支援」に地域との関わりについて明記している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受入や地域の学校教育などへの協力についての基本姿勢を明文化し、マニュアル・体制は整備している。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務所には行政関係・児童相談所・地域療育センター、学校・管轄警察・消防署・病院リストなどの連絡先を一覧にまとめ、全職員に周知している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は区園長会に参加し地域待機児童状況など、地元の福祉の状況やニーズなどを把握するように努めている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・近隣公園の掃除やハロウインなどで近隣の人々と交流し、地域に根差した園となるよう取り組んでいる。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・入社時研修にて職員は、人権研修「子どもの人権を大切にする保育」を受講し、その後は毎年マルトリートメント研修を実施し、子どもを尊重した保育の実施に向けた取り組みを行っている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護についてはマニュアルが作成され、また自己目標シートの中にも記載があるため、職員は常に念頭に入れて保育を行っている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育理念や基本方針、保育内容や園の特徴など、園情報はホームページに掲載したり、園内に掲示または設置して誰でも閲覧できるようにしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の開始・変更時には重要事項説明書及び個人情報承諾書の内容を、園長が保護者に説明し同意を得るようにしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所の変更や自園の保育終了に当たっては、園長が窓口担当者となり対応し、変更先や各関係機関と連携を図り、必要に応じた申し送りをしている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・行事後のアンケートや保護者満足度アンケートを実施し保護者が求める保育を把握するように努めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・重要事項説明書に苦情受付体制や第三者委員を記載し、行政機関等の外部の相談窓口の連絡先を提示している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社にも苦情相談窓口があることを重要事項説明書に記載し、保護者には入園説明会で周知している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では毎日の昼礼で保護者からの意見や相談を職員間で共有し、迅速に対応するよう努めている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本社でリスクに対するマニュアルや事業継続計画を作成するとともに、関連する研修を実施している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・厚生労働省「保育所における感染症ガイドライン」及び「看護師ガイド」の感染症予防と対策のマニュアルを整備し、職員間で周知徹底している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害発生時への対応マニュアルを整備し対応体制を整え、保護者・職員の安否確認の仕組みを作って説明・周知している。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」が整備され、保育実践の場での統一した基準を文書化している。ガイドは職員がいつでも確認できる場所に設置している。「保育の実践:心得」「保育の実践」「にじいろの保育」では子ども一人ひとりの発達や個性に対応した標準的な水準と具体的な内容が明記されている。また、日常的に必要な項目を抜粋し一冊のファイルにまとめ活用している。園独自の散歩マニュアル、散歩マップの作成もある。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育ガイド」の内容は、本部で適宜見直している。2019年に最新版を改訂した。保育所保育指針改訂に伴う「全体的な計画」「保育年間計画」「月案」の様式を見直している。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時は「家庭調査票」や「面談」の下に子どもと保護者の生活状況を把握し、アセスメントしている。 ・保育開始後は連絡帳や個人面談、日常の保護者とのコミュニティにおける情報から、個別の職員間でアセスメントを行い、個別指導計画に反映している。 ・特別支援を要する児や家庭支援が必要とされる児へのアセスメントは戸塚区子ども家庭支援課、南部児童相談所、保健所、戸塚地域療育センター、臨床心理士との協議体制がある。 ・指導計画は作成、実施、自己評価に至るプロセスを、リーダー、主任、園長の順に確認し、策定の最終責任者として園長が押印している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画を作成後、クラスリーダー、主任の指導を受け、園長確認の手順で承認されている。 ・定例会議(職員会議、リーダー会議、クラス会議、カリキュラム会議等)では策定した指導計画についてPDCAのサイクルを継続し、職員周知のもと、恒常的に見直している。 ・トイレトレーニング等、保護者の意向を反映し、個別指導計画の見直しをしている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別の「発達経過記録」様式を用い、成長過程を定期的に記録している。0.1.2歳児は個別指導月案を策定している。 ・特別な支援が必要な子どもは、個別指導計画を策定している。 ・職員が記録をする保育書類様式には、全て主任、園長の押印欄があり、確認が必須となる仕組みとなっている。主任、園長は必要に応じて記録内容や表現方法等、指導をしている。アレルギー児の状況変更など、最新情報の洩れが生じないよう留意している。職員会議録、園長会資料などは、職員が個々に確認できるよう「職員用安心伝言板」を活用してメール配信している。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本部は「個人情報保護法」にもとづき「個人情報保護規定」を策定し、公式ホームページでは「個人情報保護方針」を開示している。 ・保育園では家庭調査票、保育関係書類、緊急連絡票等を鍵の施錠可能な書庫に保管し、職員の持ち出しは主任、園長への確認を厳守している。 ・本部入社時研修では法令にもとづく「個人情報取り扱い」の研修を実施し全職員に周知している。園では適宜、事例を交え「個人情報保護」の観点での職員教育を行い、法令遵守の責任への理解を深めている。 ・重要事項説明書をにおいて、保護者に個人情報の取り扱いの説明をし同意書にて確認している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は本社で決められたものを基本に、地域の実態や園内研修のテーマ、園の特徴とする保育を盛り込んで完成させている。にじいろ保育園が掲げている「子ども理念」をもとに年度ごとの子どもの様子や情勢を踏まえて編成している。意識的な異年齢交流保育や、経験豊富な職員による行事運営、砂場のある園庭、駅近くの立地を生かした保育など、園の特徴を生かした計画となっており、園長・主任が「案」を作成し、全職員からの意見を募ったうえで完成させている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室温の基準を明文化し、各エアコンのリモコンに貼っている。保育室内には「温湿度計」付の壁掛け時計を設置し、いつでも確認できるようになっている。太陽光を最大限取り入れられるよう、日中はカーテンを開けて過ごしている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園前の集団生活経験の有無や、出生時の環境を考慮した関りを心がけている。発達課題が新たに見つかった際や家庭状況に変更が生じた際は、都度職員会議で共有し議事録に記録している。必要に応じて「育児相談票」を作成している。母親の懐妊で甘えが増したり、家族構成が変わった際には子どもの気持ちを受け止め尊重した保育を心がけている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画や年間指導計画の中で、食事、着脱、排せつなど年齢ごとの基準を明確にし、子どもの発達に応じて基本的生活習慣を身に着けられるよう配慮している。看護師、栄養士からの専門的な指導により生活習慣の大切さを伝えるようにしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年齢に応じた玩具や教材を設置し、好きな遊びを選択できようにしている。片付けがしやすいよう玩具ごとに棚を区切ったりブロックのパーツ写真を貼るなどの工夫をしている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園直後は一人ひとりのリズムに合わせ睡眠時間にも配慮し、家庭と共有している。疲れの出る夕方には、落ち着いて遊べる玩具を用意している。また、発達に合わせた手作り玩具も揃えている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・友達と手を繋いで歩くこと、走る・飛び跳ねる事、しゃがむ階段の上り下りなど様々な動きが出来るよう機会を作っている。ブロックを壊したくない訴えがあったので、そのまま継続できるよう置き場所をつくるなどの配慮をしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・場を共有し、自分のイメージを広げて遊びこめるごっこ遊び、子どもが主体的に展開できる遊びをを多く取り入れている。勝ち負けや順位のあるゲームでは、情緒が崩れやすくなることもあるので、思いを受け止め励ますようにしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・障害のある子どもには個別の指導計画を策定する準備がある。年齢に関係なく「個別複写式連絡帳」を用意し、日々の細やかな情報を共有する体制であり、子ども達が分け隔てなく関われるよう、さりげないフォローを心がけている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・活動内容や使用する材料を子ども達が選択する等、主体性を尊重しており、少ない人数でも寂しさや不安を感じることの無いよう、その時間だけの玩具を用意したりスキンシップを多くとるなどの工夫をしている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・就学に向けた取り組みを「アプローチカリキュラム」にて策定している。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・にじいろ保育園独自の「看護ガイド」に従って保健衛生対応をしている。看護師は毎朝クラスを巡回し、健康状態、休みの情報などの把握に取り組んでいる。発熱や下痢症状が見られた際には速やかに看護師もしくは園長に報告し、速やかに保護者へ連絡している。けがが発生した際、受診の必要性を看護師・園長が判断し、保護者の承諾を得て、近隣の医療機関を受診している。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に2回ずつ、嘱託医による健康診断と歯科健診を実施し、記録に残し、家庭と共有している。必要があれば、保護者から主治医に相談して貰ったり、嘱託医の医院へ通院してもらうなど、園での健診を最大限に活用している。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園の際に、栄養士と個別面談を行い、既往歴、家族のアレルギー状況、子どものアレルギー有無について聞き取りをし把握に努めている。必要があれば、主治医意見書を提出してもらい、保湿クリームや痙攣止めの薬を預かることも可能であり、薬を預かる際には、にじいろ保育園指定の「対応シート」を用いて、保管場所や塗布時間などを取り決めるための「アレルギー面談」を行う。面談には、担任・園長・看護師・栄養士など複数の職員が出席し、半年か1年ごとの実施としている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・現在は2歳児クラスからパーテーション(行政配布)を使用し各クラスで食事をしている。栄養士の巡回があり、子どもの喫食状況などを確認しているが残食は少なくほとんどないことが報告されている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・2週間サイクルの献立により、1回目に食べられなくても2回目に食べられるよう工夫されている。毎月の身長・体重を把握し、喫食時の保育室巡回、月1回の給食会議などで好き嫌いや人気のメニューについて確認した。1回目の提供で残渣が多く見られたものは切り方や形態を変更している。乳児は歯の本数によって形状を変更している。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・送迎時の口頭でのやりとり、連絡ツール「ナナポケ」にて日常の情報交換を行っている。ツール利用が難しい家庭には、連絡帳を用いている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・玄関に設置している「すまいるBOX」にいつでも意見や苦情を投函できるよう、筆記用具を常設している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会において、園の虐待防止に向けた取り組みについて時間をかけて説明している。子育てに不安を感じる家庭があれば行政・関係機関と情報を共有し、虐待防止に努めている。不審な傷痣を発見した際には、保護者に確認し、説明が不明瞭な場合や怪我の程度に不安を感じる場合には、関係機関に報告させていただく旨を説明している。プライバシーに配慮しながら傷痣を撮影したり、虐待チェックリストに記録を残している。「ごはんは何食べたの?」「って言われてどんな気持ちになった?」等言葉を選びながら子ども自身の聞き取りを行う。緊急一時保護対応も考慮し、本社や関係機関への速やかな報告・通告を心がけている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・日々、週、月、四半期、年度ごとに保育の振り返りを行っている。ねらいに対して保育者が工夫したこと、前日や前週・月から改善できたことを記載できているか、園長・主任で指導助言を行っている。 |