【第三者評価結果：a】

・職員に対しては入社時研修において「保育理念」を学べる機会を設け、加えて保育ガイドへの明示、園内研修会、職員会議等を通じて周知を図っている。
・入園を希望する保護者に対しては、園見学の際に三つ折りパンフレットを用いて説明し、さらに入園時面談では「重要事項説明書」をもとに説明し、クラス懇談会においても理解を促している。また、園内の共有スペースにも理念や基本方針を常時掲示しており、職員が常に意識して保育に取り組めるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・昨年度に引き続き新型コロナウイルスの動向に注視し、今後の余波に備えた保育運営の目安を明確化することに取り組んでいる。
・毎月園児数を磯子区に報告して、新規受け入れを年度途中にも積極的に取り組んだり、月末の在園児数や土曜日利用児童数等を把握したりしてコストを考慮した人員配置としている。さらに、大型マンション内に位置していることを踏まえ、地域状況を把握することを目的に自治会とも連携している。

【第三者評価結果：a】

・保育については日々日誌で振り返り、毎月開催している職員会議において園運営に関わる重要な案件を検討している。園運営に関わる諸経費については、毎月「予算、実績」を把握してコスト意識の醸成に努めている。さらに、配置職員等については、常時担当スーパーバイザーと連携して対応する流れとしている。
・保育の取り組みとしては絵本の貸し出しを積極的に推進したり、育児短時間勤務、短時間パート保育士が多いことを踏まえ、本社と連携して積極的に採用活動に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・中長期ビジョンはテーマを具体的に提示し職員との共通理解を図っている。法人として将来の保育事業を見据えた中長期計画を策定している。園としては、1,500戸のマンションを群の中で運営している状況を踏まえた中長期計画を策定している。
・中長期計画は事務室に掲示して、園一丸tなって取り組めるようにしている。計画に合わせた予算を編成し、研修費や保育室環境整備の為の遊具の購入などを明示している。さらに、新型コロナウイルスによる「新しい生活様式」の見直しも視野に入れている。

【第三者評価結果：a】

・中長期計画を踏まえ、事業計画、全体的な計画、年間保育計画、行事計画、食育計画、保健計画、研修計画等を策定している。また、「地域の子育て拠点」を中長期計画の骨子として掲げており、育児相談には積極的に取り組んでいる。
・事業計画では保育目標を達成するために、園が力を入れて取り組んでる計画や健康･栄養管理、 保護者･地域との関り、環境問題への取り組み、職員体制、年間行事予定を具体的に策定している。
・働きやすい職場環境作りの一環として、職員に対して産休や育休を積極的に取らせている。

【第三者評価結果：a】

・事業計画は前年度の事業報告を反映し、年度末から年度始めにかけて策定している。また園長を中心に主任、リーダー職員、看護師が出席するリーダー会議で検討する流れとしている。さらに、事業計画は法人本部に提出し承認をえることにしている。
・事業計画は職員会議で園長から全職員に説明して承認をえることにしており、さらに「職員育成研修計画」を年度始めに作成し、職員それぞれに身に付けたい資質を促している。

【第三者評価結果：a】

・事業計画書は園を訪れる人々に閲覧できるよう玄関に常置している。また、例年であれば、年度初めの保護者懇談会や運営委員会などにおいて内容の詳しく説明し理解を促している。
・今年度は新型コロナコロナ禍で保護者懇談会が不可能であったため、各クラスで具体的な保育内容をプリントとして配布し、保護者への理解を促した。

【第三者評価結果：a】

・年度末には「保育所の自己評価」、また法人として「成長支援制度」と題した職員の自己評価を定期的に実施している。「保育所の自己評価」は、園長が中心となり職員と検討、分析を重ね園一丸となって取り組んでいる。
・職員の自己評価は職員一人ひとりが自己目標を設定し、園長との定期的な個人面談を得て目標達成に取り組めるようにしている。さらに、「保育所の自己評価」「職員自己評価（成長支援シート）は法人本部へ提出し組織的な取り組みとしている。

【第三者評価結果：a】

・保育所の自己評価は園一丸となって取り組み、職員の理解と参画を図っている。評価欄は各項目毎に書式化され、チェック欄と共に課題を記載するようにして改善の方向性を示唆できるようにしており、次年度計画につなげるようになっていることがうかがえる。
・改善策は各係活動として年間計画に取り込み見直しにつなげ、年度末に法人本部に提出された後に全園的な改善計画の指針と位置付けている。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」には自然災害や事故発生時のフローを整備し、園長の役割を明記している。園長の責任や役割については職務分掌に明示されているとともに、職員に説明して理解を促している。園長は法令順守につながる様々な研修等を実施したり、他園での先進事例なども説明し、保育の質の向上に取り組んでいる。
・園長不在時は代行として主任に権限を委譲し円滑に運営できるようにしている。具体的には主任を第一順位として、権限移譲を明確化している。

【第三者評価結果：a】

・法人としてコンプライアンス順守の徹底に取り組んでおり、入社時時研修をはじめ職制・職域別研修においてもテーマを設け周知徹底に力を入れている。園においては社会ルールや倫理など幅広い分野についての認識を深めるために個別指導に取り組んでいる。
・「保育ガイド」の人権項目や個人情報保護に関する項目のコピーを配布したり、読み合わせなどを実施したりして注意喚起を促している。さらに、「児童憲章」「保育士倫理綱領」を各保育室に掲示し、保育士の基本を常に認識できるように掲示している。

【第三者評価結果：a】

・園長は各種の会議帯において課題の抽出や改善に向けて方向性を示唆することに取り組んでいる。具体的なテーマとしては、業務の効率化、事務量の削減、事務時間の改善、休憩の取り方、応援体制などの検証に取り組み、さらにOA環境の整備などに取り組み働きやすい環境作りに努めている。
・保護者対応としては、言動や表現の仕方・印象などについて適宜、助言・指導に取り組んでいる。年度始めには「職員育成年間研修計画」を作成し、職員が積極的に自己研鑽できるよう研修参加を奨励している。

【第三者評価結果：a】

・園長は職員の経験歴や動向を加味し、意識向上に繋がる人員配置に取り組んでいる。また、職員の残業時間や有給休暇取得状況を毎月確認し、労働意欲を損なうことなく働きやすい環境づくりに努めている。
・職員から指導者として認められているか否かを振り返ることにしている。特に、「職場内のトラブル」「事故や子ども間のトラブル」「退職者」などを視点として、「支え合える職場になっているか」に着目して指導に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・法人として年間社内研修計画を作成し、職位や保育歴、専門職別の研修を実施し、人材育成に取り組んでいる。また、「園長会」「主任会」「栄養士会」「看護師会」を組織し、職位、専門職の人材育成の場としている。
・園長は主任指導のポイントとして「怒ることは自分に負けること」「怒りは敵」などを座右の銘として取り組み、一般職員に対しては保育現場においてＯＪＴを中心に「気付きを伝えていく」ことに注力して指導助言に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・職員育成として実施している２回の評価では、一次評価（園長）は評価基準に沿った絶対評価とし、二次評価（本部）で補正し、報酬に繋がる仕組みは整っている。園長は本部SVと連携して処遇改善に取り組み、キャリアパス研修を受講して個々のスキルアップを図っている。
・本部では将来管理職を望む人材育成制度として「アドバンス制度」や「総合職保育士」の制度を設けている。園長は職員との日頃の会話や、面談（年2回以上実施）では成長を伝えた後に意向や意見を把握し、改善につなげている。

【第三者評価結果：a】

・法人として年１回「満足度調査」を個人携帯端末回答で実施して職員個々の意見を把握し、結果に応じて担当SVが職員面接を行うことにしている。有休取得率や時間外労働超過をデータ化し、園と連携し労働状況に応じた改善を図っている。メンタルヘルスや労働災害などへの対応として、嘱託医や臨床心理士による相談窓口を設置している。
・園では休暇取得の促進、時間外労働の削減に注力し、職員の状態を把握してシフト調整に取り組んでいる。また、「就労環境が募集要項に沿っているか」についても常にチェックすることにしている。

【第三者評価結果：a】

・職員一人ひとりの成長を支援する仕組みとして、園長は法人から成長支援制度のレクチャーを受け、それをベースに職員個別面談に臨み、「目標設定」や「目標達成」に向けた具体的な行動を示唆している。
・法人として等級毎に求められる役割を定義し、「評価基準」「教育の方向性」「処遇の根拠」を明確にしている。園長は目標達成に向けた取り組みに対し、日頃から援助的姿勢で助言・支援に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・「職員育成年間研修計画」を策定しており、キャリアパス研修や専門部門研修などの必要とされる研修受講を支援し、次期の研修計画に反映させることにしている。研修受講後はは本部指定の「研修報告書」に記述し、全職員に回覧している。定期的に職員会議等で研修報告会を実施し、研修内容の「知識の共有化」をしている。
・「園内研修」については「乳児」「幼児」それぞれのチームでテーマを選定して取り組んでいる。自らテーマを選定することやチームで取り組むことによって、成果を相乗させることがうかがえる。

【第三者評価結果：a】

・外部研修（法人や地域が主催する）には職員の希望を踏まえ、さらに個々の課題やスキルを考慮して選定し参加を促している。研修案内は、閲覧しやすい場所に提供し、非常勤務を含む全職員の研修申請を募っている。
・３グループに分け職員全員が参加できるように促し、さらに研修申請に合わせたシフト調整を行い、なるべく希望に添えるように努めている。新卒や新規職員等は、保育担当や行事分担を経験豊富な職員の指導と援助のもとに取り組めるようにしている。

【第三者評価結果：b】

・実習生の受け入れは法人が統括し、実習後のアンケート調査から採用に繋げている。「保育ガイド」には実習生マニュアルに沿って、受け入れ時にはオリエンテーションを実施しており、「密保持誓約書」の署名及基本事項を詳しく説明することにしている。
・指導計画、部分実習、実習日誌等は配属クラス担任が丁寧に指導することを心がけ、特に社会人として身に付けなければならない基本事項を話したり、様々な体験を支援して楽しい思いで実習してもらうことにしている。実習生受け入れの際は園だよりや園掲示にて実習生名を公表している。

【第三者評価結果：a】

・法人のホームページやSNSをはじめ、行政のホームページにおいても園の概要を公表している。また、地域社会へは園の掲示板に園行事などの情報を掲載している。
・重要事項説明書には苦情対応や第三者委員を記載しており、苦情解決のフローや行政機関等の相談窓口の連絡先などを詳しく掲示している。第三者評価の結果は園内に閲覧し、ネット上での公表を保護者へ伝え、事業の透明性を担保している。

【第三者評価結果：a】

・法人として監査法人によるの内部監査（法人本部及び全保育園）を定期的に実施しており、指導・助言をもとに事業経営・運営の適正化に取り組んでる。園では年４回「小口現金実査」を行うともに、園長以外の第三者が収支をチェックすることにしている。
・「職務分掌」には経理・事務管理責任を明記するとともに、経理規定にもとに発注・請求・領収の書類を管理し、月末に「小口現金出納帳」「領収書」の原本を本部に送付している。

【第三者評価結果：a】

・戸外活動の一環として活用している公園の清掃を地域の人々と一緒に行ったり、スーパーでの買い物、図書館、水族館、高齢福祉施設など訪問したりなど、地域の社会資源を園に還元することに力を入れている。
・現在、新型コロナウイルス対策の一環として中止しているが、園行事に未就園児を招待したり、隔週木曜日11：00～11：30には絵本貸し出したり、さらに育児相談も実施していた。保育園見学者には乳児クラスの食事場面や献立を見てもらい、離乳食相談に応じることにしていた。新型コロナウイルス収束後には、再開することにしている。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」にはボランティア受け入れの基本姿勢を明文化しており、「機密保持誓約書」の署名及び園概要や保育理念、保育の心得等の説明をしている。学生の職業体験やボランティアの積極的な受入れを推奨している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・オリエンテーションでは子どもとの関わり方で留意する事項事項を説明している。コロナ禍以前は近隣小学校５年生が事業の一環として幼児クラスとの交流で「折り紙教室」を開催した。新型コロナウイルス収束後には、再開することにしている。

【第三者評価結果：a】

・行政機関をはじめ、関係機関の連絡先を職員室に掲示して周知に努めている。区園長会や協議会に参加して地域情報を収集し、小学校の運動会を見学したり、小学生は来訪したりする機会を設けている。
・家庭での虐待等権利侵害が疑われる子どもへの対応では、区、子ども支援係りや児童相談所と連携して対応している。特別支援を要する子への対応は地域療育センターと定期的に連携を図る体制が整っており、保護者から依頼を受け「民間療育施設」からの訪問によって子どもの育ちを共有している。

【第三者評価結果：a】

・園長は区園長会に参加して地域の待機児童状況を把握したり、運営委員会では第三者委員より地域の子育てニーズや周辺住民の状況等を収集したりしている。年２回の育児講座をはじめ絵本の貸し出しなど、地域の未就園児（保護者）支援には力を入れ、共通の教育テーマに沿った課題や情報交換に取り組んでいる。
・園見学者から子育てニーズを把握したり、要保護児童対策地域実務者会議に参加したりして虐待防止関連事業での地域連携を図っている。

【第三者評価結果：b】

・地域の子育て支援として「育児相談」「臨床心理士相談」などでSNS等で案内しており、未就園家庭の孤立化対応策の一環としても位置付け、事業計画では地域との関わりを具体的に明示している。
・有事の災害に備え、地域連携ができるネットワークを構築に取り組んでいる。さらに区内の地区別親子フェスタに参画し育児支援に取り組んでいる。「保育ガイド」には様々な非常時に備えた対応フローを明示している。

【第三者評価結果：a】

・入社時研修では人権について学び、さらに「保育ガイド」に「児童憲章」「全国保育士倫理要綱」を明示したり、各保育室に掲示したりして周知に努めている。「人権」は特に重要視しており、職員会議では子どもへの関わり方や言動、性差への先入観、外国文化の理解、個人情報への配慮等を確認し合う機会を設けている。
・指導計画には「人権」欄があり、日常の保育の中で常に振り返りを行うようにしている。外国籍の子どもや保護者には丁寧にゆっくり話かけ、配布物はフリガナ付を配布する。さらに、名簿の性差について配慮している。

【第三者評価結果：a】

・重要事項説明書には個人情報の取り扱いについて明記し、「個人情報使用承諾書」の署名を保管している。家庭調査書等の重要書類及び保育指導計画は施錠できる書庫に保管し、使用する際の管理基準を定めている。個人写真の扱いはブログや写真購入サイト「るくみー」掲載時に注意している。
・保護者面談については保護者の仕事に支障が出ないよう日時を設定し、飛沫感染防止アクリル等を使用し相談室での対応としている。シャワー時は目隠しカーテンを使用し、幼児トイレにはドアを設置して注意喚起に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・法人ホームページでの情報提供に加え、園見学はなるべく希望に沿うような対応に努めている。園見学者にはパンプレット等の資料を配布し、保育理念や園概要を説明している。各箇所で丁寧な解説をし、質問や相談をしやすい雰囲気を心がけている。
・保育園のパンフレットは子育て拠点や磯子区役所にも常置している。コロナ禍であることを踏まえ、SNSに保育園紹介を掲載しており、見学前に閲覧を促すことで園内案内のリスク低減に努めている。

【第三者評価結果：a】

・例年、概ね２月中に入園面談を実施して、「重要事項説明書」を用いて説明し同意を得ている。３月（第一土曜日）の全体説明会を開催して、入園前に準備する用品等は写真付で解説した資料を作成し保護者に配慮している。
・年度末や途中の担任変更や保育行事等の変更が生じた場合は、園だより等の紙面で知らせている。今年は新型コロナの影響もあり、行事縮小や中止の大幅な変更の説明を書面で配布した。外国籍保護者への対応として、昨年度は中国語の話せる職員がいたが異動になったため、中国語の堪能な保護者にも依頼している。

【第三者評価結果：a】

・保育所の変更はあった場合は、変更先や行政や各関係機関と連携を図り、保護者の依頼に基づいて必要に応じて申し送りをしている。卒園や退園後も子どもの成長と保護者の育児を支援する姿勢を示し、にじいろ保育園が「第二の家庭」である旨を伝えている。
・現在、地域の公立小学校（３～４校）や私立小学校への入学が中心になっており、転園児を含めて運動会等に案内している。小学校の参観日には職員も参観に行くことにしており、そこで卒園保護者から相談を受けることもある。

【第三者評価結果：a】

・子どもの心身の健康が保障され、「子ども一人ひとりが伸び伸びと保育園生活を楽しめているか」を視点に、全園児の表情や活動の様子を注視しながら組織一丸となって目指す保育に取り組んでいる。子どもが活き活きと成長した姿を共に感動し、または子どもの細微の変化への「気づき」を共有し、子どもの満足度を図っている。
・行事後はアンケート調査を行い、その結果を職員会議で検討している。改善すべき事項を整理し次年度に活かしている。運営委員会を年２回実施し、保護者代表の意見を参考にしている。

【第三者評価結果：a】

・外部の苦情・相談窓口として、「区子ども支援係り・保健所・児童相談所・療育センター・神奈川福祉サービス運営適正化委員会」の電話連絡先を掲示している。苦情を受付た際には「苦情報告書」として記録し、データを本部に提出している。さらに、必要に応じて本部ＳＶと連携し解決することにしている。
・本部は系列園の苦情事例を園長会にて共有し、各園への周知に努めている。苦情や意見に対し職員間で検討を行い、園だよりや掲示でフィードバックする流れとしている。

【第三者評価結果：a】

・日常的に接する担任以外にも、園長、主任をはじめ、看護師や栄養士などの専門職による相談窓口を設置している。保護者が気軽に声をかけ易いようにコミュニケーションを図ることに力を入れている。
・法人のホームページからネット上で問い合わせが出来るようにしており、保育園に直接相談しにくい内容の意見を受ける体制を整え、担当ＳＶと協働して対応する流れとしている。さらに、本部専属の巡回臨床心理士相談では保護者相談に応じる体制がある。

【第三者評価結果：a】

・「保育ガイド」の「保護者支援」では保護者対応の基本を明記しており、保護者の意見や要望を傾聴する姿勢を明示している。保護者の意見は「苦情・ご意見報告書」や「業務日誌」「育児相談票」に記録し共有している。また、「すまいるボックス」（意見箱）には、すぐに意見が投稿できるようメモを設置している。　　　　　　　　　　　　　
・行事毎に実施している保護者アンケートの集計を掲示したり、苦情は即日本部に報告したりして、対応策を保護者に伝えている。苦情は「保育の質向上の宝」と捉え対応している。

【第三者評価結果：a】

・「事故報告」「アクシデントレポート」「ヒヤリハット」を記録に残し回覧している。再発防止、事故防止策を検討し職員共有している。本部は系列園の事故事例をインシデント化し、各園の安全保育に関する意識の高揚に努めている。
・「安全点検表」を用いて週１回の保育園内の安全確認を行うとともに、毎月の避難訓練・不審者対応訓練の実施している。「アナフィラキシーや心肺蘇生等の緊急時対応訓練」「安全マニュアル・不審者対応マニュアル」などによって安全性を担保している。

【第三者評価結果：a】

・感染症が発生した場合は、都度園内に掲示し、潜伏期間等の病状の情報を提供している。保育中、体調不良児が発症した場合には看護師が保護者連絡をし、受診後の対応も保護者に伝えている。看護師指導による嘔吐物処理等の専門分野の講習会を定期的に実施し、全職員への周知を図っている。
・保護者には入園時に感染症罹患時の登園禁止期間、登園時の医師による「意見書」、保護者記載の「登園届」の提出を説明している。新型コロナウイルスの感染予防策として看護師会から「新型コロナウイルス対応」を作成し、系列園での予防策の目安を示している。

【第三者評価結果：a】

・災害時に備えた備品点検や保護者参加の大規模災害時対応訓練を年１回実施している。安否確認などは「安心伝言板」「災害時伝言ダイヤル」などの連絡ツールを利用し、日頃から定期的な訓練に取り組んでいる。
・「避難訓練」は定期的に消防署の指導を受け、自治体助成の防災用品は本部が包括し、リスト化したものを購入している。消防点検を年２回実施したり、ハザードマップで園の立地条件を確認したりして、耐震措置として保育室内の転倒防止には注意を払っている。

【第三者評価結果：a】

・本社作成の「保育所の役割」「保育の実践」「危機管理」など各種保育実践の場での統一した基準を文書化したマニュアルガイドが整備され、職員がいつでも確認できる場所に設置・保管している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・人権に関しては、「全体的な計画」「保育年間計画」「月案」に人権の欄を設け、子どもの人権を尊重した保育を振り返る様式となっている。
・法人のマニュアルガイドをもとに、園独自の「お散歩マップ」「お散歩マニュアル」などを作成し、公園の遊具やあぶない場所を記載して事故防止に努めている。

【第三者評価結果：a】

・保育所保育指針改訂に伴い、「保育ガイド」の内容は本部で適宜、見直している。２０１９年に最新版を改訂した。また、「全体的な計画」「保育年間計画」「月案」の様式の見直しをている。
・各種の保育計画、年間行事計画などは、職員会議やクラス会議などでの評価、反省を行い、次の計画に反映させている。
・保護者には、個別指導計画の作成や見直しについて子ども状況に合わせて説明を行い、同意を得ている。また、意見箱、懇談会、個人面談などで寄せられた意向や意見を計画に反映するようにしている。

【第三者評価結果：a】

・入園前の個人面談では、「家庭調査票」をもとに子どもと保護者の生活状況を把握しアセスメントしている。
・面談内容は職員間で共有し、計画は入園後、子どもの様子を確認してから作成している。また、保育開始後は連絡帳や個人面談、日常の保護者との関りからアセスメントを行い、看護師や栄養士などの専門職の意見も取り入れて個別指導計画に反映している。
・特別支援や家庭支援が必要とされる児へのアセスメントは各行政機関や、臨床心理士との協議体制がある。療育機関との連携を図り相談しながら個別計画を作成している。

【第三者評価結果：a】

・各種の指導計画は、作成後クラスリーダー、主任の指導を受け、園長確認の手順で承認されている。
・策定した指導計画は、各定例会議を通してＰＤＣＡのサイクルを継続し、職員周知のもと、恒常的に見直している。
・トイレトレーニングなど生活習慣の習得については、子ども一人ひとりの様子や保護者の意見を反映し、連携を取りながら個別指導計画の見直しをしている。
・指導計画を緊急に変更する場合は書面に赤ペンで記載して渡したり、園内掲示、安心伝言板で保護者に知らせている。

【第三者評価結果：a】

・子どもの発達状況や生活状況などは、個別の「発達経過記録」様式を用い、定期的に成長過程を記録している。
・0．1．2歳児は個別指導月案を策定し、特別な支援が必要な児は、個別指導計画を策定している。
・職員が記録をする保育書類様式には、全て主任、園長が確認する仕組みとなっている。また、必要に応じて記録内容や表現方法など、指導をしている。
・職員会議議事録は回覧押印し、全職員で共有するようにしている。衛生管理やアレルギー児の状況変更など、最新情報の洩れが生じないよう留意している。

【第三者評価結果：a】

・本部は公式ホームページに「個人情報保護方針」を開示し、「個人情報保護法」にもとづき「個人情報保護規定」を策定している。
・保育園では子どもの記録が入っているパソコンは園外持ち出し禁止とし、それぞれにパスワードを設定している。個人情報の記載がある書類は鍵の施錠可能な書庫に保管し、職員の持ち出しは主任、園長への確認を厳守している。
・部外者の事務室入室は極力避け、来客等では氏名、時間等を記録し、来客には名札をつけてもらい全員が外部の人と分かるようにして厳重管理体制を整えている。

【第三者評価結果：a】

・全体的な計画は、児童憲章、保育所保育指針を踏まえながら、子どもの発達や生活の連続性を考慮し、子どもの健全な育ちを中心に編成している。また、保育理念・方針・保育目標を土台とし、地域の実態に対応した保育事業と行事への参加、地域との関わりなどを考慮しながら作成している。
・計画の作成は、関わりのある職員（園長、主任、フリー職員、調理、乳幼児職員）を中心に内容を検討しその後、職員会議で全体への周知を行っている。
・計画の見直しについては、保護者アンケートの意見や職員の自己評価からの課題や充実させたい部分を取り入れ、全職員で話し合いや確認を行い、見直す箇所を赤ペンで書き入れるなどして次年度の指導計画や保育などに反映している。

【第三者評価結果：a】

・室内にはエアコンが設置され、温度や湿度を調節して日誌に記録することで心地よく過ごせる環境作りを心がけている。また、定期的に換気を行い感染予防に努めている。
・お掃除マニュアルに基づいて、手洗い場・トイレは、毎日手入れを行い、その都度のチェックを行い、職員による日々の清掃、安全点検(室内・外回り)、消毒のほか、業者委託部分など衛生面にも配慮している。
・年齢、季節、子どもの様子などを見て、家具の配置、遊具の素材を選び子どもの動線や安全に配慮してコーナーを作りを行い、動きやすい環境に整えている。子どもが落ち着いたり、くつろげる場所として、衝立の利用、家具の配置による他の視線が気にならないスペースのほか廊下の一角も利用してその場に応じた対応ができるようにしている。
・食事後の着替えなどを行い、サンシェード・レースカーテンを使用するなどして睡眠のための環境づくりを行っている。

【第三者評価結果：a】

・入園時に保護者に提出をお願いした児童票・健康台帳や入園児の個別面談からの情報を職員で共有し、入園後は子どもと職員の関わり、観察などを通して子ども一人ひとりの把握に努めている。
・法人の保育方針である、みとめ愛（信頼）・みつめ愛（安定）・ひびき愛（共感）のもと、子どもの仕草や顔色を読み取り、声かけをして日々の関わりを大切にしている。
・年齢によってわかりやすい言葉を選び、目線を合わせて穏やかに伝えるように心がけ、子どもに対して決めつけたりせず、ひと声かけて状況を見たり、見守り保育を行うようにして子どもの気持ちにそった対応に努めている。また、幼児は、時にはお互いを認め合える思いやりと優しさを感じて表現できるように援助している。

【第三者評価結果：a】

・挨拶、姿勢、食事、排泄、着替えなど、基本的生活習慣が身につくように、職員が率先して手本を示したり、絵本などをわかりやすく説明していく機会を作り、年齢や発達に合った援助をしている。手洗いやうがいは実践や、「ばいきんばいばい」、「ばいきんどうぶつえん」などの手作りの紙人形劇を用いた健康教育などを取り入れることで、子どもが理解できるように働きかけている。
・基本的生活習慣については子どもが出来たことを認め、褒めて、自信が持てるように関り、自分でやりたい気持ちを大切に待ったり、見守ったりして援助している。
・排せつ習慣については、保護者との連携を大切にして、子どものやりたい気持ちを待ち、無理強いすることなく毎月の計画の中に取り入れ一人ひとりに合った進め方をしている。

【第三者評価結果：a】

・保育理念である、「人や物・自然との豊かな出会いや体験を通して生きていく力を育みます。」のもと、友だち同士で共同して遊ぶ姿を見守り時には援助して活動できるようにしている。また、一人ひとりの子どもが意欲や達成感が持てるように援助し、遊びが広がるように声かけをしている。
・子どもが自分のやりたいことを自分で決められるように手の届くところ、目線の高さに合わせた低い棚に、玩具を置き、子どもが自分で取り出したり片付けたりが出来るようにしている。また、自分たちでゲーム遊びを考えたり、ブロックを使ったごっこ遊びなど遊びの中で体を動かして遊んでも危なくないようにコーナーを分けて遊べるように工夫している。
・園庭での自然物への関わりや、園外での木の実ひろいなど自然と触れ合う機会を作り、自然物を使った制作などにも取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・同じ職員が関わる担当制にしてスキンシップを取りながら、愛着関係を形成して子どもが安心して過ごせるようにしている。また、一人ひとりの発達状況に合わせてコーナーつくりや部屋の移動を行い、安全に配慮している。
・触れ合い遊びを通して、話しかけたり、音を鳴らしたり、表情や喃語などから思いを感じとるようにしながら欲求や要求を受け入れ、一人ひとりに応答的な関わりをしている。
・月齢や一人ひとりの成長に合わせた玩具のほか、絵本や生活用具などは子どもの手の届く場所に配置し、自分で手にすることが出来るようにしている。また、保育室内はハイハイ、伝い歩きができるように、スペースを確保している。
・個別の連絡帳・送迎時に子どもの様子を丁寧に伝えて保護者と信頼関係を築き、24時間の生活リズムを整えられるように連携を図っている。

【第三者評価結果：a】

・子どもが自分でやりたい気持ち、意欲を大切にしながら見守り、さり気なく援助しながら出来た時に十分に褒めて自信や意欲に繋げている。
・園庭や公園に行く機会を取り入れ、園内外での探索活動を十分に行えるように環境を整備している。また、保育室内では、スペースを作ったり、廊下などを利用して子どもの興味、関心や発達に合わせて探索活動が十分に出来るようにしている。また、園庭の遊びなどを通して異年齢交流の機会を設けている。
・子どもの発達に合わせて玩具の入れ替え、遊びが広がるようにコーナーつくりを行い、全身を使って遊ぶ時には、けがに繋がる状況を予測して安全に配慮している。
・ごっこ遊びでの他の子どもとのトラブルなどの際は、相手の気持ちを伝えたり、仲立ちをしながら関係性を築いていけるよう援助している。
・個別の連絡帳、送迎時のやりとりなど保護者と連絡を取り合い、家庭との連携を深めている。

【第三者評価結果：a】

・集団遊びを取り入れながら、興味関心のある活動に取り組めるような環境を整えて、友だちと一緒に遊ぶ楽しさや充実感を味わえるように関わっている。また、じっくり遊べる環境作りを考え、遊びが友だちと関わりながら展開できるように支援している。
・集団の中で自分の力を発揮し、友だちと共に楽しめるようにゲーム遊びや大縄跳びなどの集団遊びを積極的に取り入れている。子どもが自分のことを主張したい気持ちを受容しつつ、安定して活動が出来るように声掛けや援助をしている。
・夕涼み会や、年長児童のみが参加するサマースペシャルデイなど自分たちでアイデアを出し合い、役割を考えて話し合い、一つのものを作り上げる協同的な活動を行っている。
・日々の活動や取り組みは写真などを掲示したり、園だより・クラスだよりで保護者に伝えている。活動内容などの掲示物は、クラスごとにファイルし、いつでも確認できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・子どもの状況に合わせた室内の環境づくりやバリアフリー化した園舎で、子どもが過ごしやすいように配慮している。
・特別な配慮が必要な子どもには、発達過程に合わせて個別支援計画を作成し、毎月の様子は、月間指導計画の個別配慮欄に記入して支援している。また、職員間でカリキュラム会議で話し合い情報を共有し、園全体での支援の取組を行っている。
・障がいを個性と捉え、集団生活を共に過ごす中で、子ども同士の関わり合いを見守りながら互いを認め合い、育ちあえるように、座席や活動時の他の子との組み合わせなども配慮した環境づくりに努めている。
・保護者の送迎時には、一日の様子を伝えたり、一緒に考えてより良い方向に向えるよう保護者と直接話しをするなど、連携を密にしている。
・横浜市南部地域療育センターからの巡回訪問や民間の施設からの訪問や情報交換を行い、障がい児保育などの研修に参加して保育の質の向上に努めている。

【第三者評価結果：a】

・長時間保育では、少人数で遊べるように部屋を分けたり、コーナーつくりをして子どもがくつろいで安心して心地よく過ごせるよう工夫をしている。0歳児は0歳児の保育室で、関わる職員をなるべく固定して安心してゆったり過ごせるように配慮している。
・一日を通して、午前中での遊びが継続したり，日中に作った製作の続きを午後にも行うなど、子ども自らが遊びを継続して取り組むことができるような環境作りを行っている。
・夕方の補食の提供の際には、保護者の意向を踏まえ、量を調節したり、時間をずらしたり夕食に支障が出ないよう配慮している。
・保護者に子どもに関する伝達が十分に行えるように、引継ぎ用の伝言票を使って連絡事項は職員間で共有し、伝達漏れが無いよう赤ペンで記入するなどの工夫を行っている。また、担任から直接伝えたいことがある場合には、送迎時や連絡ノート、電話や手紙を使って直接伝えている。

【第三者評価結果：b】

・5歳児クラスの年間計画は、小学校との円滑な接続・連携の欄に計画を記載し、1年を4期に分かて就学に向かえるような活動を盛り込んでいる。
・今年度は感染症対策のため行っていないが、通年は小学校訪問や学童児童の来園などで、子ども同士で折り紙をしたり遊ぶなどの交流を持つことで、小学校への見通しにつなげる機会を設けている。
・保護者とは、個人面談を通し小学校以降の生活を見通せるような関わりや、話をしている。
・幼保小連携の研修や会議に5歳児クラスの担任と園長が参加して情報交換を行っている。今年度は感染症対策のため行っていないが、通年は就学前には、小学校教諭に子どもたちの様子を見てもらいその後引き継ぎを行うなど連携を図っている。
・保育所児童保育要録は、子どもの育ちや発達の状況を的確に記録するほか、一人ひとりの育ちをどのように援助してきたかを記入して小学校の生活がスムーズに行くように配慮している。

【第三者評価結果：a】

・保育ガイドの中の健康管理マニュアルに基づき担任が朝の健康チェックを行い、看護師は全クラスを巡回して子どもの状態の把握に努めている。子どもの体調の変化や怪我などの際は，電話やお迎えの時に保護者に伝え、翌日の登園では、家庭での様子を確認している。
・保健年間計画書は看護師が作成し、各クラスで共有して職員とともに健康教育を行っている。保護者には保健だよりや掲示板にて感染症の有無や、健康教育に関する写真の掲示などで取り組みを伝えている。
・既往症に関しては、既往歴一覧表を作成し、全職員で共有し、予防接種に関しては一覧表を作成し、ファイルで保管していつでも確認できるようにしている。
・SIDSチェック表を用いて呼吸の確認を行い、0・1歳児に対しては、乳幼児突然死症候群に関する手紙をを配布し、入園時に市から配布される小児救急のかかり方ハンドブックも配布するなどの情報提供を行っている。

【第三者評価結果：a】

健康診断は年2回、園医が健診し、歯科健診も年2回実施している。健診の結果については健康の記録に記載するとともに保護者の方へは書面で伝え、保護者の印鑑をもらうことで確認をしている。
・健診前に、子どもの健康状態で気になることがあれば、保護者から内容を伺い、検診時に看護師が医師に相談して、アドバイスなどを保護者に伝えている。
・健診結果は各クラスごとに記載し、ファイルして共有していつでも見れるようにしている。また、記録を通じてミーティングや会議で職員に周知している。
・健康教育の一環として、手作りの歯ブラシや紙芝居を使っての歯磨き指導・手洗い指導・咳エチケット指導など子どもたちにわかりやすい指導などを行っている。

【第三者評価結果：a】

・アレルギー疾患のある子どもに対して、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」をもとに園のマニュアルに沿って対応している。個別にアレルギー児個別対応シートを作成し、保護者と面談して確認を行い進めている。
・アレルギー食提供における一日の流れのフロー図に基づいて、食事の提供をしている。テーブルを分けたり、雑巾の色分けをし、職員がそばについて安全面に配慮している。可能な限り同じ職員が対応し、アレルギーバッチを後ろ襟に装着し共有している。フロー図は災害時リュックにも入れ、避難先でも対応できるようにしている。
・アレルギー児に対して受けた研修を研修報告として全職員と共有し、技術に対しても看護師の指導のもと行い事故防止に努めている。
・他の子どもや保護者へのアレルギー疾患などについて理解を図り、園への食べ物の持ち込みへの協力を依頼する取り組みを行っている。

【第三者評価結果：a】

・栄養士は食育計画を作成し、年間計画に基づいて世界の料理・クッキング・郷土料理・食材さわり・三色食品群・行事食など取り組んでいる。
・栽培計画については、夏野菜・冬野菜などを栽培して給食で提供し、収穫の喜びや食の大切さを学ぶ機会を設けている。
・保育室を遊びのスペースと食事のスペースを分け、食事の前には絵本や紙芝居の読み聞かせを行い、食事時間の切り替えや落ち着いて食べる雰囲気づくりをしている。
・職員は一人ひとりの食べる量を把握し、小食や好き嫌いのある子どもに対しては、盛り付けの時に量を減らしたり、食べにくいものは小さく切る工夫している。0歳児には、ミルクは個々のペースにあわせて与え「おいしいね」と優しく声かけしながら、信頼関係の構築に努めている。
・玄関に給食・おやつの写真を展示し人気の給食レシピは、給食だよりに掲載し保護者が持ち帰り出来るようにして食生活について家庭と連携を図っている。

【第三者評価結果：a】

・食事に関しては、毎月の給食会議や日々の喫食状況により、子どもの発達状況や体調によって食事の量やきり方を調整している。0歳児は、離乳の咀嚼の状況を確認しながら調理員・担任・看護師・主任・園長で話し合って食材の切り方，硬さについて話し合い進めている。
・調理員が食事やおやつの時間にクラスを回って子どもたちに声をかけ食事の様子を確認し、担任からは残食状況を聞いて、調理の工夫をしている。残食は戻ってきた給食でも確認し、給食日誌に記載し、残食の多い時には次のメニューのときに切り方や調理方法を変えるなどの次の調理に反映している。
・旬の食材や果物を取り入れたり、七夕やクリスマス、ひな祭り等の行議食の提供し、郷土料理や世界の料理、行事に関する料理などを取り入れている。
・衛生管理マニュアル、給食の手引き、調理業務マニュアルなどを活用し、衛生管理や事故防止に努めている。

【第三者評価結果：b】

・乳児クラスは個別の連絡帳で詳細に子どもの様子を記載し、保護者に伝えている。幼児クラスは、毎日クラスの活動を写真や活動内容を掲示板に掲示して保護者との共有に努めている。写真やクラス内容はクラスごとのファイルして保管し、いつでも確認できるようにしている。送迎時には保護者に家庭の様子を尋ねたりその日の子どもの様子を伝えて情報交換している。また、週1回ブログを更新して園の様子を伝えている。
・コロナ感染予防で今年度は行えていないが、通年はクラス懇談会で保育理念や保育目標、1年間の保育について説明し保護者の理解を得るよう努めている。今年度は、園の取り組み内容をお手紙にて配布することで保護者との共有を図っている。
・運動会や幼児クラスの「お楽しみ会」や全クラスでの夕涼み会などの行事で子どもの成長を発表する機会があり、保護者が子どもたちの成長を実感できるような取り組みを行っている。

【第三者評価結果：b】

・連絡帳や掲示板の掲示で日々の保育中の情報を伝え、送迎時には必ず挨拶をしてその日のエピソードを伝えてコミュニケーションを取り、保護者との信頼関係を築くよう努めている。
・保護者にはいつでも相談出来ることを伝え、希望があれば面談時間を調整し落ち着ける場所で話を聞けるようにしている。
・保護者の就労や個々の事情に合わせて電話で相談を受けたり、内容によっては複数職員で話を聞き、相談内容は個別記録表に記載して、継続的にフォローを出来るようにしている。
・保育士や調理師、看護師など専門性を生かしたアドバイスや支援を行い、相談の内容によっては磯子区福祉保健センターや横浜市南部地域療育センターなどと連携し、個々の状況に合わせて支援している。
・送迎時に相談を受けた職員が適切に対応できるように、相談内容によって園長・主任から助言が受けられる体制を取っている。

【第三者評価結果：a】

・日々の送迎の様子から、保護者と子どもの関係を出来る限り把握し、看護師も朝、巡回して子どもの様子をチェックしている。子どもが着替える際には身体に不自然な傷やあざがないか日常的に確認を行い、気になる事を発見した際は、随時写真などで記録に残し、職員会議にて情報を共有し協議する体制を整えている。また、身体測定時・シャワー沐浴時での身体の状態・養育の状況の把握に努めている。
・気になる子どもがいた際には、職員は看護師、園長に報告することが周知されており、職員会議などで職員間で検討協議し、必要があれば、園長を通して行政機関との連携を図っている。また、連携をとる流れをフローで事務所に掲示し迅速に対応できるよう整備している。
・人権に関する研修は、外部講師を招いたり、職員間での研修を行い理解するための取り組みを行っている。

【第三者評価結果：a】

・年間指導計画や月間指導計画をもとに、さまざまな会議で互いの疑問点・改善点などを意見交換し、互いの学び合いや意識の向上に結び付けている。また、職員の自己評価、保護者アンケートの結果を反映し、次年度の取り組みや園全体の自己評価を行っている。
・子どもの心の育ち・意欲・興味などをよく観察し、子どもが「できた」「できない」でなく次につながり、それを踏まえた職員の援助・関わり方が適切であるかなどを確認しながら自己評価をしている。
・職員の自己評価は毎日、月ごと、年ごとと定期的に行い、園長面談や年度末に振り返りをすることで職員の自己評価を行っている。
・職員の自己評価結果から明らかになった課題をまとめ、園としての課題とし、改善や専門性の質の向上に取り組んでいる。コロナ感染予防前には、他園の保育の様子を見たり、園で公開保育をおこない意見交換を行い保育実践の改善に努めている。