わらべうた中山保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | わらべうた中山保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 66 名 |
所在地 | 226-0019 横浜市緑区中山5-1-24 シャレー楓1F |
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TEL | 045-938-4595 | ホームページ | https://www.kidslife-nursery.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2012年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | HITOWAキッズライフ株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:16 名
非常勤職員:5 名
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専門職員 |
保育士:17 名
栄養士:2 名
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施設・設備の概要 |
居室数:ワンフロア
設備等:園庭
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【保育理念】「つながり保育」 「心が動く体験」と「豊かな対話」で、つながりを創造する 子どもとつながる:「主人公」になる 保護者とつながる:「共鳴」する 地域とつながる:「市民」になる スタッフ同士つながる:「チーム」になる 【保育方針】子どもの時間が流れる保育園 ・安心できる人間関係の中で、多様性を尊重します ・心の動く体験と深い対話で学びのプロセスを大切にします ・子どもの「やりたい」から始まる保育環境をデザインします ・学び続け、専門性を発揮するチーム保育を行います 【保育目標】 自分らしく個性を発揮する子ども 「好き」に出会い興味関心を広げチャレンジする子ども 「多様性」を認め合い友だちと協同する子ども |
・ふぁんばりん(英語の活動)(全年齢対象) ・キッズおそうじチャレンジ(全年齢対象) ・ダンストーン(ダンスプログラム)(幼児対象) ・絵本巡回としょかん ・保育実習生受け入れ |
評価実施期間 | 2024/06/26(契約日) ~2025/03/03(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 2 回(令和元年度) |
特長や今後期待される点 | 特長 ・実習生受け入れと研修体制が充実した園の取り組みとなっている 実習生や保育に関わる専門職の研修・育成に関する基本姿勢を明確にし、マニュアルを整備して受け入れ体制を構築している。実習生受け入れの実績は2〜3校からの依頼を中心に積み上げており、近年は新たな学校からの申し込みも増加している。園のホームページでは縦割り保育の魅力を積極的に発信しており、これに興味を持った実習生が希望することも多い。このように、実習生が学びやすい環境を整えるとともに、保育の質向上に向けた取り組みを進めている点が特徴的である。 ・主体性を尊重しながら、活動の広がりを大切にする保育を実践している 乳児については、子どもの表情や日々の様子、保護者からの伝達をもとに個人の興味や気持ちを捉え、子どもの思いに寄り添った関わりを大切にしている。幼児クラスでは「子ども会議」などでも興味や考えを引き出し、考え挑戦しながら進むことを大切にし、やりたいことだけをするのではなく、提案を受け入れ、それを活動に活かせるように工夫をしている。 ・職員間の協力体制を強化し、取り組みの良さを相談しながら保育を実践している 職員同士がお互いの良いところを考えて、支え合える関係を築いている。シャッフル保育を取り入れることで、特定の職員に負担が偏らないよう全体で補い合いながら、より柔軟な保育を実践できる体制を整えている。若い職員も積極的に提案できる雰囲気があり、経験や年齢に関係なく意見を出し合いながら保育の質向上にむけて取り組んでいる。 今後期待される点 ・中長期計画と園独自の事業計画策定を期待したい 中長期的なビジョンや計画が明確に策定されておらず、事業計画も法人の定型フォーマットに基づいた内容に限られている現状がある。訪問調査時には園の課題が示されるものの、それらを計画の中に具体的に反映できていない点が課題となっている。園独自の展望や課題を計画として示し、法人の方針と連動しつつ、園の特性や将来像に基づいた計画策定が期待される。 ・環境設定について継続的な課題としている 子どもの発達や興味に合わせて定期的に室内環境の見直しを行い、設定の変更を行うようにしているが、施設の構造上の特性もあるため、設備面については課題があることを認識している。子どもが心地よく過ごせる環境づくりを目指し、職員間での意見交換や振り返りを重ねながら継続的な取り組みに期待したい。 |
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アンケートや聞き取りを通して適切な園評価をして頂いたと思います。 今回挙がった課題を真摯に受け止め来年度以降の園運営に反映していきます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念や保育目標は保育室や相談室に掲示されており、保護者や来園者をはじめ職員の目に触れる工夫がされている。また、理念は重要事項説明書やHPにも記載されている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人と共同で園カルテを作成し、地域の人口動態や他園の状況や保護者アンケートを基に、課題や環境の変化を分析している。これにより、地域の特徴に合った対応が図られている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設面の老朽化や子どもの環境設定について課題がある中で、法人と連携して改善に向けた検討を行っている。地域から保育園の存在は認められているが、保育内容をアピールする取り組みを課題として位置付けている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・中・長期計画は法人で毎年策定され、園長会にて社長から詳細な説明が行われている。これにより、法人全体の方向性を共有し、各園での取り組みが計画に基づいて進められている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「事業計画書」は中長期計画を基に作成されているが、専門職に関わる内容以外では定員に関する記述が中心であり、園の具体的な課題が十分に反映されていない点が課題となっている。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画書は毎年3月に前年度の事業報告書を基に見直しが行われ、次年度の行事や取り組みが実行できる内容として策定されている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の年間計画は法人の方針に基づいて園で策定され、保護者会でその内容が説明されていることで、保護者への周知が図られている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園では法人のフォーマットを活用してフロア単位で自己評価を行い、園長と主任がその結果を基に園全体の評価を実施している。評価結果は掲示され、職員や保護者に公開されている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度末の職員会議で、分析から明確になった課題を共有し、各職員が解決に向けてどのように取り組むか話し合いを行っている。議事録に現場の意見を記録し、パート職員には議事録を基にパート会議で改善計画を共有している。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は法人が作成した職務分掌を基に業務に取り組み、園全体の運営において自身の役割と責任を果たしている。また、職員には周知を図り、業務の円滑化を図っている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では、児童福祉法や保育所保育指針の抜粋を用いた研修を実施し、職員が法令を正しく理解できるよう取り組んでいる。内容は1年に数回見直しや確認が行われ、継続的に理解を深めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の目標に基づいて園長が目標設定シートを作成し、その内容を職員個人の目標設定シートに反映している。これにより、組織全体で共通の目標に向かう体制が整えられている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・物価高や米価高騰への対策として法人が予算を増額し、園では物品の見直しによる無駄の削減に取り組んだ。また、必要な物品を早めに察知して購入し、保育の質を保ちながら効率的な運営を進めている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人が採用活動を統括し、運営推進部と事務サポート課が毎月運営基準を確認して職員配置を適正化している。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員には安心の対象、憧れのモデル、保育のプロという3つの役割が求められている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員同士のコミュニケーションを重視し、昼食を相談室や給食室前で共に取れる環境を整えている。ただし、個々の希望に応じて自由に選べる仕組みを採用し、休憩時の外出も可能としている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員一人ひとりの目標設定シートを活用し、園長が年度当初、期中、年度末に面談を実施している。面談では目標達成に向けたプロセスを確認し、適切な指導を行うことで職員の成長をサポートしている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内では毎月研修を実施し、SIDS研修やエピペン研修、ケース会議など具体的な内容を含む年間研修計画を立てている。研修後は職員間で学びを共有する報告会を実施している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人研修はZoomを活用して実施されており、職員が相談室を利用して受講できる環境が整えられている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生の受け入れは、これまで2〜3校からの実績があり、最近では新たな学校からの申し込みも増えている。縦割り保育をHPでアピールし、実習生が興味を持って希望するケースもある。受け入れ時には実習担当が窓口となり、養成校と連携して学びの機会を提供している。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページで法人や保育所の理念、基本方針、保育内容を公開するとともに、予算や決算情報は書面掲示で公開し、閲覧可能な環境を整えている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者や地域社会に対して保育内容を適切に説明し、分かりやすく応答的な情報提供を行い、地域社会との交流や連携を図り、透明性のある説明責任を果たしている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・近隣の保育園や幼稚園、小学校との交流を年に数回行い、子ども同士が関わる機会を提供している。また、警察署や消防署の協力を得て、見学や体験を通じて地域社会を知る活動を実施している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受け入れの態勢は整備されているが、地域的な要因から参加者が少ない状況にある。必要に応じて保護者に協力を依頼しており、保護者との関係性を活かした取り組みが行われている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・福祉事務所や児童相談所、保健所、病院、学校などの関係機関リストを整理し、園長が地域の資源と良好な関係を築き、園長としての経験を活かし、地域内のネットワークを活用している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の子育て家庭からの声を、園見学や相談を通じて聞き取り、子育てに関する不安や疑問を把握している。これらの意見を基に、園内で対応可能な取り組みを検討し、地域福祉の増進に活かしている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子育て支援事業として、園見学時の相談や土曜日に食育や急病時対応に関する相談会を実施している。赤十字と協力した取り組みを行い、地域の子育て家庭への支援を積極的に提供している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもの人権尊重や個別性を基本方針とし、ユニバーサルデザインの保育を展開している。毎年2回のマルトリートメント研修やチェックシートの活用で保育内容を見直し、職員が自己評価と他者評価を通じて専門性を高める取り組みを行っている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報保護の基準を策定し、事務所の鍵付き棚で個人情報を適切に管理し、法人によるマニュアル策定や定期的な研修を通じて、全職員が個人情報保護に関する共通認識を持つ取り組みを行っている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園見学はホームページや電話で申し込みが可能で、見学時間は45分を基準としているが、見学者の要望に応じて延長する柔軟な対応を行っている。地域のフリーペーパーや園前の掲示板でも案内を行い、見学の申し込みがしやすい環境を整えている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前に実施される説明会では、面談を通じて保護者に重要事項を説明し、入園時には同意書を取得している。変更が生じた際には、保護者会などで全体会を開き、分かりやすい説明を行うことで理解を促している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人に相談窓口を設置し、保育所等の変更に伴う相談を受け付ける体制を整えている。園では、保護者に対していつでも相談可能であることを口頭で伝え、柔軟に対応している。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度末に保護者アンケートを実施し、法人で分析後、園長がさらに詳細に検討して職員に共有している。アンケート結果を翌年度の運営計画に反映する仕組みを整え、保護者満足度の向上に努めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情受付から解決までの手続きや経過、結果の記録を整備し、苦情解決の体制を利用者に明示している。これを通じて、保護者との相互理解を図り、信頼関係の構築に努めている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・送迎時にはプライバシーに配慮し、玄関から室内または相談室を利用して話を伝えるなど、保護者が安心して相談や意見を述べられる環境を整えている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情受付から解決までの手続きや経過、結果を記録し、必要に応じて公表することで透明性を確保している。この体制により、保護者との相互理解を深め、信頼関係の構築に努めている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長をリスクマネジメント責任者として毎月事故の共有会議を行い、事故事例やリスクの分析を通じて園内の安全体制を強化している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長を責任者とし、感染症の予防と対応マニュアルを作成して職員に周知を図っている。マニュアルは法人の看護師を中心に毎年見直し、最新の対策を反映している。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人が作成したBCPに基づき、災害時にはアプリを活用して保護者と職員の安否確認を迅速に行える仕組みを整え、事前に周知を図っている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人で作成しているスタッフハンドブックによって標準的な実施方法が文書化されており、入社時に配布し、研修を通じて全職員に周知することで、統一された保育の提供を目指している。職員一人ひとりが権利擁護の姿勢を理解し実践できるよう努めている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルの見直しは法人主導で行われており、適正な運用と継続的な改善を図るため、毎年園からのヒアリングを実施し、現場の意見を反映するよう努めている。また、監査や第三者評価などで指摘された事項についても検討し、必要に応じてマニュアルの見直しを行っている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の作成では、来年度から月案をなくし、年間計画を期ごとに整理しながら、週案に入る方法へと移行途中である。日々の保育での子どもの様子を観察し、発達や興味、生活リズムなどを踏え、季節や環境などを取り入れながら見通しを立てるようにしている。食育については栄養士と担任が相談し発達段階に応じた具体的な活動を組み込んでいる。指導計画の確認及び職員への指導も含めて主任が担当し、最終確認は園長が行う仕組みとなっている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・指導計画については、週案と年間計画の両方において評価と反省を行い、職員会議やクラスごとの話し合いにおいても子どもの発達状況を共有し、活動の意図が正しいものであったかの検討を行うようにしている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・システムの導入や帳票の作成は本法人で行われており、統一書式を提供することで、継続的に子どもの成長を記録できる仕組みがある。子ども一人ひとりの発達経過記録は年齢ごとに記録し、成長過程を継続的に把握できるようにしている。年度の引き継ぎの際には、一人ひとりの様子や特徴などを別紙で共有し、個人の成長や援助のポイントを次年度の担当に伝えている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・会社としてプライバシーポリシーを策定し、スタッフハンドブックを通じて職員に周知し、全職員が一定の認識を持てるよう取り組んでいる。保護者には入園時に個人情報に関する同意書を提出してもらい、各帳票は園長が管理責任者のもと、施錠できる棚で適切に管理している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、児童憲章、児童の権利に関する条約、児童福祉法、保育所保育指針などの趣旨に則り、法人にて作成しており、園から定期的にヒアリングを行い、内容の見直しを進めている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ワンフロアに仕切りを使用して1歳~5歳児までの子どもたちが一緒に過ごしており、職員全体で子どもたちを見守ることができる環境となっている。クラスの枠を超えて関わることができるため、職員は他のクラスの子どもにも積極的に声をかけ、見守るようにしている。子どもたちにとっても、困ったときに誰にでも声をかけやすく、助けが必要なときにすぐに職員が対応できる体制を整えている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの主体性を尊重しながらも、「やりたいことだけをする」のではなく、提案を聞き、それを活動に生かせるよう工夫している。この考えを職員全体で共有するため、研修を行い、日々の保育の中で実践できるよう周知を図っている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・靴箱やロッカーなどに個人マークを用いており、子どもが自分の場所を認識できるよう工夫をしている。うがいや手洗いの指導については、幼児には文字を用いて説明し、乳児にはイラストを活用することで、発達段階に応じた方法で伝えている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝の会では、その日の予定や伝達事項を確認し、出席を取ることで一日をスムーズに始められるようにしている。活動内容によっては散歩に出かけることもあり、静と動のバランスを考えながら計画を立てている。室内でも遊べるよう、アトリエを活用し、寒い日や暑い日でも快適に過ごせる環境を整えている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園直後は約1週間のならし保育を実施し、保護者の理解を得ながら職場復帰のスケジュールに合わせて子どもの体調や様子を踏まえた個別対応を行っている。睡眠時間やミルクの時間は個々で異なるため、保護者と密に連携しながら、園での生活に無理なく慣れていけるよう配慮している。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳・2歳児は合同保育を行い、同じスペースで過ごしており、月齢による発達の差に配慮し、グループに分かれて活動できるよう工夫しながら職員を配置している。前半は、仕切りを使用して活動スペースを分け、玩具の種類やテーブル・椅子の高さにも配慮し、発達に適した環境を整えている。後半には仕切りを外し、より自由な関わりが生まれるようにしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度初めは、3歳児が活動に集中できるよう、仕切りを活用しながら落ち着いて過ごせる環境を整えている。6月後半からは合同保育を導入し、異年齢での関わりを深めている。縦割りグループでは、年長児がリーダーとなり、年下の子どものお世話をすることで、責任感を学ぶ機会を作っている。年長児が積極的に関わることで、年下の子どもたちも安心して活動できるような関係づくりを大切にしている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・配慮を必要とする子どもの保育にあたっては、個々の特性を職員間で共有し、家庭と連携しながら子どもに合った援助を行うよう努めている。定期的に面談を実施し、支援の方向性を確認しながら、適切な環境づくりを進めている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 延長保育の利用は多くなく、ほとんどの子どもが19時までに帰宅している。補食は18時30分に提供し、18時以降は人数を見ながら合同保育に切り替えている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年一回、地域の小・中学校の教員との合同研修に参加し、情報共有や連携を図ることで、保育と学校教育のつながりを強化できるよう取り組んでいる。就学に向けた年長児の交流機会を設けており、連携している小学校から年2回の招待を受け、学校探検やゲームなどを通じて1年生との交流を行っている。子どもたちが小学校の雰囲気に慣れ、就学に期待を持ちスムーズな移行ができるよう支援している。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの健康管理については、研修を受けた職員が学んだ内容を園内で共有し、園長や主任とともに担当している。毎日の視診を行うとともに、ケガや発熱などへの対応も行っている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・定期的に実施している健診結果は主任が記録し、結果を用紙に記入して家庭へ伝えている。また、毎月の身体測定結果については「キッズダイアリー」を通じて保護者に知らせている。保健に関する情報発信として、法人からの「ほけんだより」を配信し、感染症についての情報は適宜発信するとともに、玄関に掲示して地域の感染症情報の周知に努めている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー児への対応やエピペンの使用方法については、動画を活用した研修を実施し、職員が確実な知識を習得できるようにしている。食事提供の方法については、配膳に関わるすべての職員が正しく理解し、安全に対応できるようにしている。食事環境や援助の仕方にも十分配慮し、保護者と連携を密にしながら、子どもが安心して過ごせるよう努めている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児から陶器の食器を使用し、食事の際の丁寧な扱い方を学べるようにしている。和食中心の献立に合わせて和柄の食器を使用し、日本の食文化に親しめる環境を整えている。給食の配膳や片付けは職員が行っているが、4歳児からは自分で食器をカゴに入れる習慣を身につけるよう援助している。5歳児はクッキング活動の一環として、使用する食材を買いに行く体験を取り入れ、食に関する興味や主体性を育む機会を作っている。年に2回、味噌を寄贈する活動を行い、食を通じた地域とのつながりを大切にしている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の献立に基づきながら、6月以降は園独自に考えた献立も取り入れている。子どもの喫食状況を反映し、味付けや見た目、彩りに配慮しながら提供している。また、季節感を大切にし、毎月旬の野菜を取り入れた献立を考案している。世界の料理や郷土料理、絵本献立、行事にちなんだ食事を取り入れ、食を通じた学びの機会を提供している。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・アプリを活用した情報交換に加え、登園時にも口頭で伝える機会を作り、保護者とのコミュニケーションを大切にしている。また、3歳以上の幼児については自分で伝える力を育み、家庭での親子の会話につなげられるように、保護者にも「子どもに園でのことを聞いてみてほしい」と伝えるようにしている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園での活動の様子や保育者とのかかわりを、保護者が直接見て感じられる機会を提供しており、 保育参加と面談を同日に行っている。年1~2回実施しているが、希望があれば随時対応可能であることを伝えている。保育参加当日は一緒に登園してもらい、保護者が子どもと一緒に遊んだり、活動に参加したりする時間を持つことで、子どもとの関わり方のヒントを得られるよう配慮している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・家庭での虐待等権利侵害の早期発見と対応に向けて、登園時は視診によって子ども一人ひとりの身体の観察を行い、保護者の様子も確認している。気になる様子があれば園長、主任に報告を行うことを職員に周知を図り、状況に応じて法人や行政への連絡を行う体制としている。日頃より、保護者とのコミュニケーションを図るようにしており、気軽に会話をしたり相談がしやすいような関係づくりに努めている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年度初めに職員一人ひとりが年間の目標を設定し、園長との中間面談によって進捗を確認しながら、最終的な自己評価につなげている。得意を活かした保育実践が行えるよう助言をしたり、前向きな評価をして意欲の向上に繋げている。 |