わらべうた武蔵小杉保育園
| 第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
|---|
| 名称 | わらべうた武蔵小杉保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
|---|---|---|---|
| 対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60 名 |
| 所在地 | 211-0004 川崎市中原区新丸子東2-924-65 |
||
| TEL | 044-948-9252 | ホームページ | https://www.kidslife-nursery.com/ |
| 【施設・事業所の概要】 | |||
| 開設年月日 | 2016年04月01日 | ||
| 経営法人・設置主体(法人名等) | HITOWAキッズライフ株式会社 | ||
| 職員数 |
常勤職員:12 名
非常勤職員:4 名
|
||
| 専門職員 |
保育士:13 名
栄養士:1 名
調理師:2 名
|
||
| 施設・設備の概要 |
居室数:5(0歳児室・1歳児室・2歳児室・幼児室・事務室兼医務室)
設備等:調理室・シャワー室・乳児トイレ・幼児トイレ・大人用トイレ
|
||
| 【保育理念】「つながり保育」 「心が動く体験」と「豊かな対話」で、つながりを創造する 子どもとつながる:「主人公」になる 保護者とつながる:「共鳴」する 地域とつながる:「市民」になる スタッフ同士つながる:「チーム」になる わらべうた保育園 【保育方針】子どもの時間が流れる保育園 ・安心できる人間関係の中で、多様性を尊重します ・心の動く体験と深い対話で学びのプロセスを大切にします ・子どもの「やりたい」から始まる保育環境をデザインします ・学び続け、専門性を発揮するチーム保育を行います 【保育目標】 ・自信をもって個性を発揮するこども ・たくさんの"好き"を見つけチャレンジするこども ・"違う"を楽しみ友達とつながるこども |
| 幼児クラス(3~5歳児)では、異年齢保育(3~5歳児)を取り入れている中で、以下の3つの育ちが見られている。 ・社会性・思いやりが育つ 年上: 年下を助けることで責任感や自信、思いやりが育まれる 年下: 年上への憧れから生活習慣やルールを自然に習得し、自立心が伸びる ・ 遊びと学びが豊かになる 年上の高度な遊びから刺激を受け、遊びが深まり、創造性や協調性が高まる ・人間関係の幅が広がる 同年齢では得られない多様な交流を通じて、コミュニケーション能力と社会性が育まれる 今年度の夏祭りでは、異年齢グループ3つに分かれて、お店屋さんをして楽しんだ |
| 評価実施期間 | 2025/06/23(契約日) ~2026/02/06(評価結果確定日) |
|---|---|
| 受審回数(前回の受審時期) | 1 回(2020年度) |
| 特長や今後期待される点 | 特長 ・家庭との連続性を大切にした慣らし保育を実施している 0歳児の慣らし保育は約8日間を目安に段階的に実施しているが、今年度より、最初の2日間は保護者と一緒に過ごす時間を設け、家庭での遊び方や関わり方、寝かせ方などを実際に見せてもらいながら進めている。3日目以降の預かりや離乳食の開始についても、子どもの様子を見ながら段階を踏み、栄養士と相談しつつ初回は保護者が与える様子を共有するなど、家庭と園の生活が無理なくつながるよう配慮している。保護者同士も同じ空間で過ごすことで自然に交流が生まれ、安心感につながっている点についても保護者から好評を得ている。 ・主体的保育を軸に職員と保護者が共に育ち合う園づくりに取り組んでいる 今年度、「本気で主体的保育に取り組む」ことを全体方針として明確に掲げ、子どもの意思や選択を大切にする保育を中心に据えている。園長は日々のラウンドを通して子どもの姿と職員の関わりを丁寧に観察し、主体性を支えるための環境づくりや関わり方を職員と共有しながら改善を進めている。職員もこの方針を理解し、子どもが自ら動き出す瞬間を逃さず見守り、互いの実践を話し合うなど、学び合う文化が生まれている。一方で、従来型の行事に慣れた保護者から「成長が見えにくい」との声が上がる場面もあったが、園はその意図を真摯に受け止め、ドキュメンテーションによるプロセスの可視化や説明など、多面的な情報発信に取り組んだ。こうした対話を積み重ねることで、保護者も主体的保育の価値を理解し始めており、園と家庭が協働して子どもの育ちを支える関係づくりが進んでいる。主体的保育の推進は単なる取り組みではなく、園全体で共有された理念として実践につながっていることがうかがえる。 今後期待される点 ・言葉づかいや態度への配慮を大切にした関わりを継続している 保護者アンケートでは、職員の丁寧な対応や温かい関わりに安心感があるという声が聞かれており、日常的な関係づくりが保護者からの信頼につながっていることがうかがえる。一方で、関わり方の受け止めには個人差が生じる場合もあることから、言葉づかいや態度について職員間で意識を共有し、落ち着いた関わりを心がけていくことを、今後も継続されたい。 ・主体的保育を軸にした計画の再構築と共有体制の強化が期待される 現在、園が力を入れて取り組んでいる主体的保育を、より実効性のある形で推進していくためには、中長期計画や事業計画の位置づけを見直し、園長の思いや現場の実践が計画書に反映される仕組みが求められる。現状の法人フォーマットでは、園が大切にしている主体性支援のプロセスや、その実践を支える環境設定・職員育成の方向性が十分に表現しにくく、計画が形式的になりやすい側面がある。園長の目標設定シートは職員の目標へ落とし込まれているものの、園全体のビジョンや園長の考えを保護者へ伝える仕組みが十分に設計されていないため、主体的保育の価値をより広く共有する機会を創りたいところである。計画書そのものが園の取り組みを可視化し、職員だけでなく保護者も共に主体的保育を支える「仲間」として参画できるような構造となれば、園の実践と家庭がより強く結びつく。法人においても、園独自の実践が反映できる柔軟な書式の検討や、中長期ビジョンの共有方法の改善が望まれる。こうした計画の再構築が進めば、園の主体的保育の取り組みがより確かなものとなり、園・家庭・法人が一体となった質向上の推進が期待される。 |
|---|
| 今年度、当園は「主体的保育」を全体方針として明確に掲げ、子どもの意思や選択を尊重する保育環境の構築に注力してまいりました。今回の評価を通じ、職員間の学び合いの文化や、日頃の温かな関わりが保護者の皆様の安心感に繋がっているとの評価をいただけたことは、私共にとって大きな励みとなりました。 一方で、方針の転換期において「成長のプロセス」をいかに共有していくかが重要な課題であることも再認識いたしました。今年度は、保護者の皆様の声を反映してドキュメンテーションの掲示場所を動線に合わせた位置へ変更するなどの改善を行った結果、送迎時の対話が活性化し、理念への理解が深まる手応えを感じております。今後も、口頭での伝達やキッズダイアリーアプリやドキュメンテーションを通じた「丁寧な対話」を継続し、保護者の皆様と共にお子様の育ちを支え合える関係性を築いてまいります。 また、計画策定に関するご指摘についても真摯に受け止めております。今後は、事業計画書・全体的な計画等に園独自のビジョンを盛り込み、子ども・地域の実態に合わせた計画や現場の実践がより明確に反映される計画づくりを進めてまいります。職員・家庭・法人が三位一体となり、主体的保育を園の永続的な文化として定着させていけるよう、体制構築に努めていく所存です。 今回の評価結果を糧に、子どもたちが自分らしく輝ける園運営に全力を挙げて邁進してまいります。 |
| 詳細評価PDF |
|---|
評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
| 【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・3月の全体共有では、園長が「つながり保育」の理解を職員に問い、各自の解釈を出し合う場を設け、年度方針との結びつきを明確にしている。新任職員には4月の慣らし保育期間中に理念・目標・計画を園長主任と読み込み、実践との対応関係を具体的に説明するなど、重点的に理解促進を図っている。 |
| 【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・近隣在住の第三者委員と相談・情報交換ができる環境があり、地域の子育て動向を把握しながら園運営に反映している。中原区の入所希望数が減少する一方、園では見学希望が増加しており、口コミや夏祭りでの案内、SNS的な話題性など、地域評価が集客要因として分析されている。 |
| 【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・定員割れの背景として転居や受験志向を把握し、0歳児入園のばらつきなど実態に基づいた課題分析を行うなど、要因把握が具体的である。園舎改修計画や人材確保・育成など、園独自の課題に対する方向性を設定しており、改善策を運営課題として明確化している。 |
| 【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・法人の中長期計画を社長が全体会で説明し、園長が主体的保育の推進を自園のビジョンとして位置づけ、理念と実践の接続を図っている。 |
| 【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・法人フォーマットによる制約を感じつつも、園長は「思いが載りにくい」点を自覚し、実際の子どもの育ちに沿った形で単年度計画へ落とし込む工夫を行っている。単年度計画には担当・時期・必要資源が整理され、定員充足率や研修受講率などKPIを設定することで、達成度を把握しやすい構成となっている。 |
| 【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・主体的保育の実現を共通方針として、職員会議で現場の課題を出し合い、栄養士や看護師を含む多職種の意見を計画に反映している。 |
| 【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・年度初めの保護者会では重点取組を資料で説明し、園の方針を言語化して伝える機会を設けている。また、保護者アンケートや意見交換の場で得た声を計画に反映する仕組みを整え、家庭との対話を計画づくりに生かしている。 |
| 【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・法人の自己評価を全職員で確認し、前年の評価結果も併せて参照することで、園全体で課題認識を揃えながら改善を検討している。年間を通して計画→観察→振り返り→改善を実施し、観察記録やアンケート結果を根拠に改善策を具体化している。 |
| 【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・評価で示された「地域との関わりの弱さ」に対し、幼児クラスの年間計画へ具体的に組み込み、職員会議で推進状況を確認している。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
| 【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・園長の職務分掌は文書化され配布されており、会議や研修で役割と責任を繰り返し説明することで、職員が園長の立場を理解しやすい環境がつくられている。 |
| 【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・年2回のマルトリートメント研修では、具体事例を基に児童福祉法や虐待防止法との関連を説明し、法的根拠と実務を結びつけて理解を深めている。 |
| 【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・園長は主体的保育の実現を保育の中心に置き、全員で取り組める体制づくりを進め、理解が難しい職員にも丁寧に意図を伝えながら方向性を揃えている。 |
| 【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・物価高騰を受け、食材の選定基準を見直しつつ品質を保つ工夫を行い、無駄の削減で浮いた予算を玩具購入に充てるなど、園長の改善意識が具体的に表れている。 |
| 【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・法人方針に沿って採用・育成・定着を一体で進め、園でもパート職員を直接面接で採用するなど、園の実情に合った人材確保を行っている。 |
| 【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・理念に基づく「期待する職員像」を明確化し、採用・配置・異動・昇格など人事基準を職員に周知を図り、判断の透明性を確保している。 |
| 【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・来年度に向けた業務改革として、職員の希望を募り1〜2案を実際の運営に採用し、保護者にも説明したうえで導入しており、職員参画型の改善が進んでいる。 |
| 【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・目標設定シートを基に、キャリアアップ研修の受講を促し、個々の目標と研修実績を結びつけながらスキル向上を図っている。 |
| 【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・スタッフハンドブックに「期待する職員像」を明示し、目標設定シートと照らし合わせながら専門性や基本姿勢を自覚できる仕組みを整えている。 |
| 【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・法人オンライン研修のほか、川崎市・中原区の栄養士研修・主任交流会・公開保育など、多様な外部研修に参加できるよう調整し、学びの機会を広げている。 |
| 【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・前年は1名を受け入れをしている。法人マニュアルに沿って担当保育士・園長・看護師が役割を分担し、事前オリエンテーションから振り返りまで一連の支援を行っている。 |
| 【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・法人HPでのプレスリリースに加え、園内掲示やキッズダイアリー配信で事業計画・報告・苦情対応体制を公開し、利用者が容易に情報へアクセスできる環境を整えている。 |
| 【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・事務・経理・取引に関する規定や役割分担が明確化され、園内で周知が図られており、日常業務で迷いなく運用できる体制が整っている。 |
| 【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・今年度の重点目標として3園交流を位置づけ、公園遊びや相互訪問を通じて、5歳児が就学前に顔見知りを作れるよう意図的に関係づくりを進めている。 |
| 【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・受入実績は少ないが、法人マニュアルに基づき手続き・配置・事前説明・守秘義務など必要事項を整備し、受け入れ可能な体制を維持している。 |
| 【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・地域の関係機関一覧を整備し、保健センター・児童家庭支援センター等と情報交換ができる関係を構築している。 |
| 【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・送迎時の会話や園見学者から地域の子育て事情を収集し、運営委員会での意見を区へ要望として提出するなど、日常的に地域の声の把握に努めている。 |
| 【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・見学時や英語活動に未就園児の体験参加を受け入れるなど、地域の子育て家庭に向けた開放的な活動を継続している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
| 【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・今年度「本気で主体的保育」を掲げ、子どもの自己肯定感の育ちを重視しながら職員全体で試行錯誤を進めており、理解共有のための対話を重ねている。 |
| 【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・送迎時の会話では他児の情報を口外しない、声量を抑える、保護者の前で職員同士の個別情報を話さないなど、具体的な配慮の徹底に努めている。 |
| 【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・パンフレットや掲示、地域施設への配架を通じて理念・保育内容・施設概要を分かりやすく公開し、誰でも手に取りやすい環境を整えている。 |
| 【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会では重要事項説明書を用いて内容を丁寧に説明し、個人面談で家庭の状況に応じた補足説明を行うなど、理解しやすい工夫がされている。 |
| 【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・転園・進級・卒園時には手順と引継ぎ文書に基づき情報を整理し、担任間・園間で共有することで、子どもの生活が途切れないよう配慮している。 |
| 【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・主体的保育の推進にあたり保護者の意見を聞き取り、理解が得られるようドキュメンテーションなどで説明を重ねるなど、双方向の改善姿勢が見受けられる。 |
| 【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・責任者・受付担当者・第三者委員による苦情解決体制が明確化され、園内掲示や資料配付で利用者にわかりやすく示されている。法人の相談窓口や第三者委員への直接相談が可能で、保護者が安心して意見を伝えられる複数の窓口が確保されている。 |
| 【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・玄関に意見箱を設置し、苦情解決のフローとあわせて掲示することで、いつでも気軽に意見を伝えられる環境を整えている。 |
| 【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・キッズダイアリーの改善要望を保護者から直接受け取れる仕組みを活用し、アプリ改善が実現した際には保護者から喜びの声が寄せられるなど、双方向の改善が機能している。 |
| 【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
|
【第三者評価結果:b】 ・BCPを毎年更新し、参集計画をPDFで共有するなど、災害・事故時に誰がどのように動くかを明確にした体制を維持している。 |
| 【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・感染状況はキッズダイアリーで全保護者へ周知する前に確認を取り、誤解や不安を招かないよう丁寧な情報発信を行っている。 |
| 【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・地震・火災・水害・不審者を想定した訓練を毎月行い、防災計画は消防署・警察・自治会と連携しながら整備されている。 |
| 【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・保育に関する標準的な実施方法は、法人統一のスタッフハンドブックや各種マニュアルとして文書化され、子どもの尊重、プライバシー保護、権利擁護に関する姿勢が明確に示されている。散歩や安全管理、害虫対策などについては園の実情に合わせた独自マニュアルも作成されている。 |
| 【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・法人で定めたマニュアルや規程は見直しの時期や方法が明確にされ、年度末の自己評価や第三者評価、ヒヤリハットの共有を踏まえて職員会議で検証が行われている。熱中症対応など必要に応じた見直しも実施されている。 |
| 【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・指導計画は園長を責任者として策定され、全体的な計画を基に、観察記録や発達記録を用いたアセスメントが行われている。乳児は毎月、幼児は定期的に発達状況を整理し、必要に応じて個別指導計画を作成する体制がある。 |
| 【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の見直しは時期や手順を定めて実施され、週案・期ごとの振り返りを通じて改善点が整理されている。食育や地域交流など重点テーマは年度内にも見直しが行われている。 |
| 【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達や生活状況は法人で定めた統一様式で記録され、日誌や個人記録、保健記録等が電子と紙の双方で管理されている。主任・園長が内容を確認し、記録の視点や表現が統一されるよう助言を行っている。 |
| 【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・個人情報保護規程に基づき、子どもの記録の保管・保存・廃棄・提供方法が定められ、記録管理責任者のもとで運用されている。書類やPCは鍵付き書庫で管理し、遅番職員が施錠を徹底している。 |
評価結果内容評価
| 【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は法人理念「つながり保育」を基盤とし、「心が動く体験」「豊かな対話」を軸に、7つの窓を発達の枠組みとして0~5歳の発達段階に応じたねらいを設定している。家庭状況や保育時間、共働き世帯や多文化背景の保護者が多い地域特性も踏まえて編成され、年間指導計画や食育計画、事業計画との関連性を保ちながら、職員参画による評価結果が次年度の計画に反映されている。 |
| 【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・子どもの年齢や発達段階、興味関心、生活の流れに応じて、棚や仕切りを活用した環境構成が行われており、午前・午後・夕方といった時間帯ごとの過ごし方や、遊びの内容に合わせて保育室の設定を変更し、子どもが自分で遊びを選び、動線に無理がなく、安心して活動に集中できる空間となるよう工夫されている。遊びの種類に応じた配置により、静的・動的な活動が共存できる環境づくりに努めている。 |
| 【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
|
【第三者評価結果:b】 ・子どもの発達過程や家庭環境、一人ひとりの背景を把握したうえで、思いや欲求を受け止める関わりを大切にしており、毎月実施しているマルトリ研修を通して、子どもへの言葉かけや関わり方を振り返り、職員全体で問い直す機会が設けられている。子どもの年齢や発達、理解の程度に応じた伝え方を大切にし、事例を基にしたミーティングで、声かけの仕方や関わりの工夫について話し合われた内容を、日常の保育に反映するよう努めている。危険な行為や生活上のルールについては必要な伝達を行いながら、感情面には配慮した関わりが意識されている。 |
| 【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・排泄や着脱、清潔といった基本的な生活習慣について、子どもの発達や生活リズムを丁寧に見ながら援助が行われている。特に乳児のトイレトレーニングでは、子どもの様子や排尿間隔、保護者の希望を踏まえ、人と比べることなく、子どもからの発信を大切にした進め方が共有されている。成功体験を積み重ねることを大切にし、個別の状況に応じた関わりが行われている。 |
| 【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・散歩や戸外活動は、年齢や発達に応じて場所や内容を選び、乳児は安心して歩いて行ける場所で同じ環境に親しみながら季節の変化を感じ、幼児は少し離れた公園まで散歩に出かけるなど活動に広がりを持たせている。年長児の遠足では行き先候補を出し合い、子どもたちの興味を基に話し合って決定し、公共交通機関の利用や交通ルール、マナーを学ぶ機会にもつなげている。 |
| 【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
|
【第三者評価結果:b】 ・0歳児の慣らし保育は約8日間を目安としている。今年度からの取り組みとして、最初の2日間は保護者と一緒に過ごす時間を設け、家庭での遊び方や関わり方、寝かしつけ方などを実際に見せてもらう形で進めている。3日目からの預かりや離乳食開始についても段階を踏み、栄養士と相談しながら初回は保護者が与える様子を共有するなど、家庭との連続性を大切にした進め方としている。 |
| 【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・1歳からの入園児についても保護者と相談しながら慣らし保育や生活の進め方を計画し、食事場面を一緒に過ごすなど個別の対応を行っている。就労復帰時期が重なる家庭が多いことを踏まえ、子どもの様子に応じて柔軟に対応する姿勢が共有されている。 |
| 【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・幼児は合同保育を基本としつつ、週ごとの活動内容を担任同士で相談し、製作や遊具使用など活動に応じて年齢ごとに活動へ取り組んでいる。春から夏にかけては縦割りグループを取り入れ、3歳児が新しい環境や集団に無理なく慣れていけるよう配慮されている。 |
| 【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・現在、障害のある子どもの在籍はないが、受け入れを想定したマニュアルを整備し、状況に応じて個別指導計画を作成できる体制を整えている。保護者からの相談には応じ、必要に応じて区の窓口や専門機関につなぐ対応を行っている。 |
| 【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・早朝や延長時間帯は少人数での保育となることを踏まえ、担当者間で丁寧な引き継ぎを行い、子どもが安心して過ごせるよう配慮している。延長時間帯は静的な遊びや好きな遊びを中心に、落ち着いた雰囲気の中で過ごせるよう環境が整えられている。 |
| 【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・年長児の年間指導計画には「小学校生活への移行を意識した生活リズムの確立」「仲間との協同・自立的行動の促進」が位置づけられ、「時間を守る」「話を聞く」「自分の気持ちを言葉で伝える」といった生活態度や自己表現の育成を、行事や日常活動の中で積み重ねている。地域の年長児同士の交流として、公園でリレーやドッジボールを行う機会を設け、集団の中での関わりや遊びのルールを体験的に学べるようにしている。 |
| 【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・保健衛生担当者が中心となり、手洗い・歯磨き・プライベートゾーンについて絵本等を用いて伝え、子どもが「痛い」「かゆい」など体の不調を自分で言葉にできるよう、日常の声かけを重ねている。園長も保育の見回りを行い、ケガの手当てが必要な場合は園長に連絡し、通院対応は担任が行うなど、役割分担を明確にして対応している。 |
| 【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・健康診断・歯科健診の結果は保健衛生担当が記録し、主任および園長が内容を確認している。保護者へはキッズダイアリーで周知を図り、園内の記録は書面として残し、必要時に確認できる形で整理している。 |
| 【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・食物アレルギーの除去対応があり、川崎市健康マニュアルと法人マニュアルに基づいて対応している。献立は栄養士が確認し、担任と園長も確認したうえで、最終的に保護者が内容を確認する流れとしており、提供前に複数名で除去内容の確認を行う体制としている。 |
| 【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・各保育室で食事を行い、幼児は食事コーナーを設けて、好きなタイミングで食べ始められる形としている(アレルギー児は別途配慮)。終わりの時間は目安として伝え、席は基本的に自由としつつ、3歳児は当初は決まった席で落ち着いて食べられるようにするなど、年齢や状態に応じて方法を調整している。 |
| 【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・法人共通の統一献立では、郷土料理や世界の料理、行事食、絵本給食などを毎月計画的に取り入れており、子どもが季節感やさまざまな文化に親しめる内容となっている。彩りや盛り付けなど見た目にも工夫が凝らされ、食べやすさへの配慮が感じられる。喫食状況や残食の記録を継続的にまとめ、献立や調理方法の工夫にいかしているほか、栄養士や調理師が日常的に食事の様子を見守り、離乳食のステップアップも含めて子どもの状況を把握できるようにしている。 |
| 【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・家庭から得られた生活状況や体調、気になる変化などの情報は、当日中に職員専用アプリで全職員に共有され、担任以外の職員も把握したうえで保育に関われる体制としている。情報の行き違いを防ぎ、園全体で子どもの生活を支える基盤として機能している。 |
| 【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・連絡帳、個人面談、クラス懇談会、送迎時の対話など、場面に応じた方法で保護者とのコミュニケーションを図り、子育てに関する不安や相談を受け止める機会を設けている。保護者の思いや状況に寄り添った対応が、安心感につながっている。 |
| 【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
|
【第三者評価結果:a】 ・年度初めの保護者会において、虐待が疑われる場合には通報義務があることを明確に伝え、気になることがあれば園長に報告する体制を周知している。見逃しが命に関わる場合があることを園長から職員全体に伝え、意識づけを行っている。 |
| 【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
|---|
|
【第三者評価結果:a】 ・2月に自己評価を実施し、前年度の評価内容を確認しながら振り返りを行っている。個人での記入にとどめず、気づきを持ち寄る形とすることで、意見が出やすい雰囲気づくりが意識され、全員が参加できる工夫がなされている。 |
