アスク南林間保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | アスク南林間保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60(73) 名 |
所在地 | 〒242-0003 大和市林間1-3-27 |
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TEL | 046-278-1615 | ホームページ | https://www.nihonhoiku.co.jp/blog/minamirinkan/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2013年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 日本保育サービス | ||
職員数 |
常勤職員:15 名
非常勤職員:2 名
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専門職員 |
保育士:12 名
栄養士:1 名
調理員:3 名
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施設・設備の概要 |
乳児室(0~2歳児室):3
幼児室(3~5歳児室):3
沐浴室:1
調理室:1
事務室:1
トイレ:4
職員休憩室(更衣室):1
地域子育て支援室:1
相談室:1
鉄骨造り 2階建て :540.21㎡
園庭:66㎡
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【保育理念】 未来(あす)を生きる力を培う 【保育方針】又は【基本方針】 ・自ら伸びようとする力を支えます ・五感を養って感性を豊かにします ・後伸びする力を育みます 【コーポレートメッセージ】 「すべては子どもたちの笑顔のために」 |
【立地および施設の概要】 アスク南林間保育園は、2013年7月1日に開園し、現在0~5歳児が73名(定員60名)在籍しています。小田急江ノ島線南林間駅より徒歩5分の住宅街の中にあり、利便性の良い立地です。園舎は日当たりの良い二階建ての建物で、1階と屋上に園庭があります。 【園の特徴】 ・株式会社日本保育サービスが運営法人で、大和市を含むエリア園5園が連携して子育て情報を共有しています。駅に近い立地ですが、園の周辺には大小の公園があり、天気の良い日には散歩に出かけています。園内には日当たりの良い1階園庭や屋上園庭があり、のびのびと遊んでいます。 ・子どもがさまざまな経験ができるよう、栄養士による食育指導やクッキングプログラム、外部講師による様々なプログラムを実施しています。 ・保護者支援として、園でのオムツ処理、希望者へのサブスクリプションの導入、寝具(午睡マット)やエプロン、食事用口拭きや哺乳瓶を園で用意しています。 |
評価実施期間 | 2023/08/01(契約日) ~2024/02/26(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(2016年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長 1.食を通して子どもを育てる食育活動 5歳児は「やさいはかせになろう」をテーマに、画用紙にピーマンやトマトの絵を描き、旬や栄養を図鑑で調べて説明を添えてミニ図鑑を作成し、玄関や外の掲示板に掲示しました。栄養士による3色表を用いた食材クイズやクッキング指導により、食への関心を高めています。クッキングで調理した「白和え」を食べた子どもは「いつもよりおいしい」と笑顔が見られます。家庭でも「今日は〇色が足りないね」「今日の献立はバランスがいいね」とコメントする子どももいます。 献立には毎月の行事食のほかに、郷土料理の日があり、全国各地の郷土食を紹介しています。地図を用いて郷土料理が食されている地方を紹介し、食への関心を高めています。保護者の要望から、献立の食材の産地を明確にしています。 2.子どもと職員が楽しめる保育への取組 園目標「えがおで、たのしく、のびのびと」に則り、園は「職員と子どもが楽しんで取り組める保育活動」を目指しています。園長は積極的に保育活動に参加し、目指す姿を職員に見せています。 職員も自主的にシフト調整に協力し、隙間時間を活用して書類作成や作業を代わって実務を補完するなど、チームワークを発揮して残業の抑制に取り組んでいます。また、ワークライフ・バランスを推進し、職員が余裕をもって子どもたちに接することで、園目標の達成を目指しています。 3.災害時の防災対策の工夫 園単独での避難訓練に加え、年1回引取り訓練日を決めて消防署と一緒に訓練しています。消防署からは「姿勢を低くして逃げるんだよ」等の指導を受けながら避難訓練を行なっています。その後、どのように引き取ってもらうかも合わせて訓練します。この日のおやつは乾パン、お昼のお米はアルファ米にするなど災害時を想定して総合的な訓練を行なっています。 また、「防災ぐつ」を園が用意しています。サイズが2種類で左右フリーのため履くのが便利で、厚底になっているためガラス等危険な障害物への安全対策にも役立ちます。 ◇今後期待される点 1.園が目指すべき姿を実現するための事業計画の策定 園が目指すべき姿を実現するためには、中・長期計画とそれを実現するための単年度の事業計画を策定することが望まれます。現在の中・長期計画や単年度の事業計画は、実施状況の評価が十分にできるものとなっていません。成果を評価できる数値目標を含んだ事業計画を策定し、組織的に実施状況の評価をして、一貫したビジョンをもって職員全員で計画的に取り組んでいくことが期待されます。 2.園の取組についての保護者への周知 プライバシー保護について、マニュアル等に具体的な保育方法として明示し、職員で共有した上で、子どもや保護者にも分かりやすく説明することが望まれます。また、配慮を要する子どもへの理解や子ども同士の関わりへの園の取組についても、保護者へ説明する機会を持つことが期待されます。 3.職員が希望する研修に参加できる機会を 法人研修は実施されていますが、外部研修には参加できていません。非常勤職員を含む職員一人ひとりが、希望する研修に参加できるよう配慮し、研修資料を閲覧できるようにすることが期待されます。 |
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アスク南林間保育園は、「えがおで、たのしく、のびのびと」を園目標に日々保育を行っております。 9月より体制が変わりより良い環境作りや個々に合わせた援助の在り方や環境作りを実現していくための一環として、更なる保育の向上を目指し今回の第三者評価を受けました。準備の段階から、様々な分野・視点から客観的に保育や環境を見つめ直し、自己評価することの大切さを感じました。そしてご意見いただいたことで新たな気づきがあり、改善点も明確になりました。 また、これまで取り組んできたことに上乗せをしていきながら、自信を持って更なる向上を目指していきたいと職員一同気持ちを新たにしております。 引き続き当園の保育を築いていきながら子どもたちが様々な体験や経験を通して、 園目標である「えがおで、たのしく、のびのびと」過ごせる園でありたいと思っております。 この度、お忙しい中、アンケートにご協力いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念や保育方針は、園や法人のパンフレット、ホームページ、重要事項説明書、入園のしおりに掲載しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・社会福祉事業全体の動向や大和市の状況は、法人が情報を収集しています。保育園のコスト管理や保育園内外で多発する子どもの事故情報を共有し、園運営に生かしています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、現在の園の課題は、園の目標をどう具現化していくかを職員間で確認することや、経営の効率化、保育の環境改善、保護者との意見交換等と考えています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園は運営理念や保育理念を踏まえて、中・長期計画を策定しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:c】 ・中・長期計画として園の方針を方向付ける3つの目標を挙げていますが、中・長期計画を反映した単年度の事業計画はありません |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・中・長期計画は、職員会議等での話し合いを踏まえて、園長が主任の助言を得て策定しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園説明会や年度始めの懇談会で、保育プログラムや年間指導計画、年間保健計画や食育年間計画、食農活動計画等を説明する際に、中期計画の「一人ひとりの子どもを見つめる保育」「保護者の思いに寄り添う」「地域との交流を図る」の内容を盛り込んで説明しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画に基づく年間・月間指導計画・週案の評価・見直しを各期末に行ない、PDCAサイクルに基づく保育の質の向上を図っています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「施設の自己評価表」では、園目標の8つの大項目と中項目の内容に対しABC評価を行ない、項目ごとの保育の具体例を記述し、「今年度の総評」を記載しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園長は、年度始めの職員会議で、理念に基づいた全体の計画や年間行事予定、法人の経営方針および法人の分析する地域福祉の動向、収支状況等を説明しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、エリア会議や大和市の園長会議に出席し、遵守すべき法令等を理解し、利害関係者とは適正な関係を保持しています。また、研修や園長会で話題になった法令や取組を、職員会議で周知・共有しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、指導計画の振り返り、職員会議、乳幼児会議や職員面談を行なう中で、園の保育の質の現状を評価・分析しています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、法人が作成した予算表をもとに勤怠状況や時間外勤務、職員の休暇取得状況を把握し、収支状況を分析・確認しながら経営の改善に取り組んでいます。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・人員体制は、法人の職務要件に従い、加配を含めて大和市の職員配置基準を満たしています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の理念に基づいた「期待する職員像」を明文化し、理念と行動規範を示したカード(クレド)に記載しています。人材育成ビジョンには職務要件と期待される役割を明記し、事務所に置いています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の勤怠管理は園長、シフト調整は主任が行なっています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の人材育成ビジョンに明文化された職務要件を職員の目標の指標とし、目標管理の仕組みを構築しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の人材育成ビジョンには職務要件を明示し、「期待する職員像」を明文化しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は職員一人ひとりの職務状況を把握しています。中途採用の新任職員と新採用職員にチューター制度があり、先輩職員が1年間OJTを行なっています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生受け入れの基本的な考え方や受け入れ手順は、「実習生受け入ガイドライン」「実習にあたっての諸注意」に明文化しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念や保育方針、保育内容は、園のパンフレットやホームページに記載し、見学者に渡すほか、大和市役所に置いています。ホームページには法人の経営理念や会社概要・財務に関して公表しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務・経理・取引に関するルールは、法人の経理規程や保育園業務マニュアルに記載しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・グループ運営理念の中で「地域とつながり支え合う施設として社会に貢献します」と明示し、全体的な計画の中で地域交流の具体的項目を挙げています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・業務マニュアルに、ボランティアの受け入れ意義を「地域の保育への理解の深まり」「保育園運営と保育サービスの透明性確保につながる」と明文化しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・要保護児童対策地域協議会へ園長と主任が出席し、その中で児童相談所や大和市の保育関係課と交流し、様々な課題へ取り組んでいます。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、大和市の園長会、系列のエリア園長会や幼保小連携連絡会に参加し地域の福祉ニーズや課題の把握に努めています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・一時保育は26家庭が登録されていて、月に2~3名程度の子どもを受け入れています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育方針に子どもを尊重する旨を明示し、職員会議で職員に周知しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・オムツ替えは別室で行ない、身体測定の際には窓をカーテンで遮蔽し、着替えの際にはパーティションを利用するなど、子どものプライバシー保護に配慮しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・パンフレットとして、保育理念や保育方針を中心とした法人のものと保育園での一日や年間行事等の園での生活を中心にした園のものの2種類を用意しています。いずれも、図表や写真を多く取り入れて分かりやすい内容にしており、大和市役所に置いています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育の開始及び保育内容の変更時は、保護者の意向を聞きながらていねいに説明しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・転園する際には、要望があれば引き継ぎ書を作り個人情報も保護者の同意の上引き継いでいますが、園としては手順を定めるなどの積極的な対応はしていません。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員は、子どもが安心しているかや楽しんでいるかなどの心の状態まで踏み込んで、子どもの様子を月間指導計画や週案の振り返り欄に記入し、次の保育の展開につなげています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の仕組みを重要事項説明書に明示し保護者に配付、説明し、玄関に掲示しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・重要事項説明書に苦情受付担当者、苦情解決責任者、第三者委員や運営法人の連絡先を明記し、「ご相談・苦情・ご意見あればお気軽にご連絡ください」と明示しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員には、日々の送迎時の保護者との会話が単に挨拶に終わらないよう指導しています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人に安全管理委員会があり、園でも安全推進員を置いて対応しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策について園長と主任が中心となる管理体制があります。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時に備えた業務継続計画の中で、園長が全体を統括し、担任を9つの係に分けて対応する体制を決めています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法は、保育園業務マニュアルほか各種マニュアルとして整備しています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルの改訂時期や方法は、保育園業務マニュアルに明記しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画を園長が作成し、それに基づいて担任職員が指導計画を作成し、園長・主任がチェックをし、最終責任者は園長となっています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の見直しについて保育園業務マニュアルに見直しを行なう時期、検討会議の参加職員、保護者の意向把握と同意を得るための手順等を明確に定めています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの様子や状況は、保育日誌や指導計画の振り返り欄に記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「個人情報保護マニュアル」があり、子どもの記録の保管、保存、廃棄、情報の提供に関して定めています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、保育理念(事業運営方針)、保育方針、園目標を明記し、児童憲章、児童福祉法、保育所保育指針等の趣旨を踏まえて作成しています。前年度の「施設の自己評価」を反映し、主任の助言を得て職員会議で周知しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・室内のエアコンや加湿器付き空気清浄機等により温度、湿度、換気を適切に管理しています。保育室の開口部は広く採光は十分で、隣接する保育室の活動や職員の声のトーンに配慮しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・一人ひとりの子どもの情報は、入園時の家庭調査票、健康調査票や面談記録と、入園後の健康診断結果や経過記録から把握して指導計画を作成しています。0~2歳の新入園児には慣れ保育を導入しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的な生活習慣については、年齢に合わせて目標を定め、一人ひとりの発達を見ながら無理なく身に着くよう配慮しています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育室は広くスペースを使い、自由遊びでは一人ひとりが遊びこめるようにコーナーを作っています。1階園庭には砂場や畑があり、夏場は水遊びができます。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画の中に、長時間過ごす子どもへの配慮事項を記載しています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの特性や発達を見ながら対応しています。エプロンは食事の楽しさを味わうことを優先して無理強いしていません。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児はできることが増え個人差が大きくなる時期なので、職員を多めに配置しています。予め遊びのルールを説明し、できたことを大いに誉め、意欲を持って友達と関わり遊びを広げていけるように援助しています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設内はバリアフリーで段差はありません。階段に手すりが設置され1階に多目的トイレがあります。エレベーターはありません。個別対応が必要な際は、一時保育室や相談室を活用して静かに過ごしています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりの生活のリズムを大切にしながらのびのびと生活できるように1日の流れを組み立てています。午前中は体を動かすことを中心に組み立て、午後はコーナー分けをして一人ひとりが好きな遊びをして過ごせるように配慮しています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画の中で小学校との連携を掲げ、5歳児の年間指導計画の中に「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」10項目記載し、それに基づいた接続期の保育を行なっています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育園業務マニュアル」に基づき、子ども一人ひとりの日々の健康状態を把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 .・嘱託医による健康診断は年2回、嘱託歯科医による歯科健診は年1回、身体測定は毎月行なっています。それぞれの結果は、「個人健康記録表」に記録し、診断内容を園長、主任、担当職員間で情報共有しています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患のある子どもについては、「食物アレルギー対応マニュアル」に従い、慢性疾患児については、かかりつけ医の指示のもとに、保護者と連絡を密にして対応しています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年齢別の年間食育計画を作成し発達に応じた食育を行なっています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児の場合は、保護者、栄養士と担任が相談し、月齢に合わせて家庭と段階を合わせた離乳食を提供しています。また、子どもの体調によっては牛乳をやめてお茶にすることもあります。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・0~2歳児は連絡ノートや送迎時の会話を通して、3~5歳児は伝言ボードに書かれたコメントや送迎時の会話を通して家庭での様子の把握や園での状況の伝達を行なっています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・送迎時にその日の子どもの様子を伝えたり、保護者からのちょっとした相談に応じるなど保護者とのコミュニケーションを重視しています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は朝登園時に子どもの様子や態度を観察し、着替え時等に子どもの身体の様子を確認しています。また、子どもとの何気ない会話の中から気になる発言がないかもチェックしています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・職員は乳児・幼児会議や職員会議での話し合いや指導計画の自己評価を記入する際のクラス内での話し合いを通して、保育実践の振り返りを行なっています。 |