アスク大和東保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | アスク大和東保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 70(83) 名 |
所在地 | 〒242-0017 大和市大和東2-7-11 |
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TEL | 046-200-3501 | ホームページ | https://www.nihonhoiku.co.jp/blog/yamatohigashi/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2014年10月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 日本保育サービス | ||
職員数 |
常勤職員:18 名
非常勤職員:11 名
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専門職員 |
保育士:22 名
栄養士:1 名
調理員:5 名
事務職員:1 名
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施設・設備の概要 |
乳児室(0~2歳児室):3
幼児室(3~5歳児室):5
沐浴室:2
調理室:1
トイレ:5
事務室:1
職員休憩室:1
子育て支援室:1
軽量鉄骨造地上2階建て : 延床面積 570㎡
園庭:266.12㎡
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【保育理念】 「未来(あす)を生きる力を培う」 自分らしく、生きる道を歩み、どんな時代にも対応できる資質と能力を培います 【保育方針】 一人ひとりに心をかけ、愛情を注ぎ、成長に合わせたきめ細やかな保育を行うことで、変化の激しいこれからの社会を生き抜くための、“生涯にわたる生きる力の基礎”を育みます ・自ら伸びようとする力を支えます ・五感を養って感性を豊かにします ・後伸びする力を育みます 【園目標】 ・健康で明るく元気な子 ・素直な気持ちを表現し、自ら考え意欲的に活動できる子 ・思いやりがあり、感謝する心を持つ子 |
【立地および施設の概要】 アスク大和東保育園は、小田急線・相鉄線大和駅から徒歩7分、閑静な住宅街に位置しています。近くには、市営のスポーツセンターや図書館、多くの公園があります。株式会社日本保育サービスが、2014年10月に開園して11年目の認可保育園です。園舎は軽量鉄骨造り地上2階建てで、園庭は266.12㎡あり、0~5歳児83名(定員70名)が在籍しています。 【園の特徴】 ・保護者と子どもの成長を共有できるように、親子交流会や夏祭り、運動会、生活発表会等の保護者が参加できる行事を年8回と多く開催しています。 ・外部講師による英語、体操、音楽の保育プログラムを実施し、子どもの楽しむ心や伸びる力、生きる力を育んでいます。 ・地域の子育て支援事業として、週1回園庭開放を行なうほか、地域の子どもや保護者と一緒に遊ぶ「ぽかぽかタイム」や育児講座、育児・栄養相談、一時保育を実施しています。 |
評価実施期間 | 2023/08/01(契約日) ~2024/04/01(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(2017年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長 1.子どもの自発性の発揮を援助する保育 職員は、子どもの「やりたい」という気持ちを大切にして、子どもが自分らしさを発揮し、達成感を持てるように援助しています。 2歳児のクラスでは、初詣に行けなかった子どもの意見を取り入れて「お参りごっこ」を行なったり、4歳児クラスでは、お店屋さんごっこでブレスレット等の小物屋さんをやりたいという子どもの思いを受け止めて、小物を制作したりしています。また、5歳児クラスでは、生活発表会の演目を子どもたちの話し合いで「金のガチョウ」と決め、背景画を貼り紙でお城にすることやお城の住人を自分たちにして似顔絵を貼ること等も、子どもたちが決めるようにしました。 2.子どもに声かけする言葉を工夫する取組 園長は「笑顔あふれる園をめざす」という方針のもと、園児への声かけに用いる言葉を重視しています。 大和市すくすく子育て課の心理士等から、「待っててね」ではなく「10秒数えられるかな」などの言葉の言い換えを行なうようアドバイスを受け、年初に安全チェックリストに「言動について」の項目を追加し、毎月クラスで出来ているかを話し合っています。 また、声のかけ方について、「保育で使える言葉がけ」「子どもを育てる魔法の言い換え辞典」等の言葉かけの例が載っている本を使って勉強会を行なうとともに、「保育の専門職としてふさわしくない言葉の例」を保育室に貼り、常に意識しながら保育に取り組んでいます。 3.子どもが食への関心を深める工夫 園に入ると、廊下の左壁に大きなスペースをとって、調理室の半日を紹介する「給食ができるまで」「今月の産地」「テーマ野菜紹介」や「5つの味体験」等の食に関するお知らせが貼られ、子どもや保護者の食への関心を高めています。 また、年齢別に食育計画を作り、子どもたちが野菜を栽培して水やりや観察を行なうとともに、栽培した野菜を使ってクッキングを行なうなどの体験を行なっています。さらに、魚の解体ショーやエリンギの収穫等で実際の食材に触れたり、保育室に色々な野菜の写真や説明の入った資料を貼ったりして、子どもたちの食への関心を深めています。 ◇今後期待される点 1.子どもの地域社会への参加や自然と触れ合う機会を増やす工夫 子どもたちが地域社会を経験したり、身近な自然を体験できるよう散歩に出かける機会を増やすことが望まれます。 また、地域の行事や活動に子どもたちが積極的に参加できるような取組が期待されます。 2.プライバシー保護マニュアルの作成の検討 オムツ替えや着替え時等ではプライバシーに配慮した保育が行なわれていますが、子どものプライバシー保護に関するマニュアルを作成することが期待されます。 3.具体的な達成目標を記載した事業計画の作成 実施内容の評価が行なえる具体的な達成目標を記載した中長期事業計画、ならびに、それを踏まえた単年度の事業計画を作成することが期待されます。 |
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この度、第三者評価を受審するにあたり、各項目を職員と一つひとつ話し合い、協議を重ねまとめたことで、保育園の在り方や保育士としての姿勢など基本的で且つ最も大切なことに気づくことができました。評価機関の方々に実際の保育や園内環境を見ていただくことで私たちの取り組みを伝えることができました。また同時に、主体的に子どもたちが過ごすためにはどのような人的物的環境が必要であるかも考える切っ掛けにもなりました。 人権や虐待、不適切保育に関して力を入れていることも認められ、そのことが職員の喜びと自信にもつながりましたが、計画の立案はできているもののそれに対する振り返りの仕方について改善点があることも教えていただきました。 受審結果を職員全員で見直し良い点はさらに自信を持って行い、改善の必要がある点については早急に取り組みを進めてまいります。 職員の心身の健康が子どもたちや保護者の方々の笑顔につながると信じ、「保育園楽しい、明日もまた行きたい」と思ってもらえるよう、丁寧な保育・子どもたちの気持ちに寄り添った保育を心掛けていきたいと強く感じます。 評価機関の方々には、長い期間にわたり、自園の取り組みに関し評価・提言をいただきありがとうございました。また、保護者の皆様には、お忙しい中、アンケートにご協力をいただき、心より感謝申し上げます。 アスク大和東保育園 橋爪 かおる |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営法人の保育理念「未来(あす)を生きる力を培う」、保育方針「自ら伸びようとする力を支えます」「五感を養って感性を豊かにします」「後伸びする力を育みます」は、ホームページや重要事項説明書、パンフレットに掲載され、運営法人の使命や考え方を読み取ることができます。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・社会福祉事業全体の動向については、法人本部が各方面から情報を収集し、把握・分析しています。園でも、月2回のエリア園長会、月1回の新任園長会でその情報を得ています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・戦略シートで園の環境分析、自園分析をして、園の具体的な経営課題や問題点を明らかにしています。地域の世帯数や児童数の推移・競合他園の状況・自治体情報・法人のエリア内職員情報、園のアピールポイント、不足する要素、外部環境、園見学の状況、保護者ニーズを分析しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・運営法人では、「選ばれる園、施設の確立(選ばれ続ける)」等のビジョンを明確にし、その実現に向けた中長期計画を作成しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の計画として、年間行事予定のほか、具体的な安全安心・虐待に対する取組計画ほか各種計画を策定していますが、中長期計画を反映したものにはなっていません。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度末に職員の意見を反映して戦略シートを作成し、それに基づき事業計画を策定しています。職員には、戦略シートや中長期計画について、具体的に例を挙げながら伝えています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園説明会・運営委員会(園長・主任・保護者代表・民生委員ほかが出席)・クラス懇談会・行事の際に、事業計画の主な内容を説明しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年間指導計画・月間指導計画・週案には自己評価欄があり、PDCAサイクルで実施されています。その際、クラス会議・乳児会議・幼児会議で話し合っています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・自己評価結果を分析した結果は、戦略シートや事業計画書に課題として記載しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、今年度園長に就任するにあたって、年度始めの職員会議で方針を伝えています。「保育は楽しいもので、職員が楽しくないと子どもたちも楽しくない」と職員に表明しています。4月の「えんだより」には「子ども達も保護者の方もそして職員も笑顔あふれる保育園を目指していきたい」と記しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、法人のエリア園長会や新任園長研修で、遵守すべき法令について学び、理解しているかどうかのテストを受けています。利害関係者とは、適切な関係を保っています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、毎日保育室に入って、職員の言動や子どもの様子を見ています。指導計画等のチェックもして、保育の質の現状の評価・分析をしています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、人事・労務・財務面での経営の改善や業務の実効性の向上に向けて、法人の勉強会で理解を深め、園での適正な人事配置を確認するとともに、勤怠状況や時間外勤務、休暇取得状況等の把握・分析をしています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・人材や人員体制に関する基本的な考え方や育成に関する方針は、法人の人事管理規程や職員の等級別の評価項目や要件等を記載した人材育成ビジョンに明記しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の理念・基本方針に基づいた行動規範をクレド(行動指針)としてカードに記し、「期待する職員像」として職員は携帯しています。人材育成ビジョンには、等級別に期待される職務要件を記載しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理の責任者は園長で、シフトは主に主任が管理しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人材育成ビジョンには、等級別に期待される職務要件が記載され、職員が目標をたてられる仕組みとなっています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人材育成ビジョンに、「期待する職員像」や等級ごとの職員が必要とする専門技術、専門資格を明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長・主任は、職員管理システムで、職員一人ひとりの知識、技術水準、専門資格の取得状況等を把握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生等の研修・育成について、保育園業務マニュアルや学生実習生受け入れガイドラインに、基本姿勢や受け入れの際の手順等が記載されています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園や運営法人のホームページで、経営理念、グループ運営理念、保育理念、保育方針、事業内容、予算、決算報告等を公表しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営規程や経理規程、就業規則、保育園業務マニュアルの中に、職務分掌や経理関係のルールが明示され、職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・グループ運営理念の中で「地域とつながり支え合う施設として社会に貢献します」と明示し、全体的な計画の中で地域交流の具体的項目を挙げています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育園業務マニュアルに、ボランティアの受け入れ意義を明文化しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・市役所や近隣保育園、警察署等の連絡先を記入した「電話番号一覧」と診療科目ごとの病院の連絡先を記入した「かかりつけ医一覧」を事務室に掲示し、職員会議で職員に周知しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、大和市の園長会や系列のエリア園長会、幼保小連携連絡会に参加し、地域の福祉ニーズや課題の把握に努めています。また、ファミリーサポートセンターの会合にも参加して、育児不安を持つ保護者が増加していることを把握しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園庭開放や一時保育、地域の子どもや保護者と一緒に遊ぶ「ぽかぽかタイム」は、その実施日を保育園の外壁に掲示しています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育方針に「一人ひとりに心をかけ、愛情を注ぎ、成長に合わせたきめ細やかな保育を行う」と、子どもを尊重した保育を実践する旨を明示し、職員会議で職員に周知しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・エリアの園長会でプライバシー配慮の報告があり、職員会議で報告に基づいて保育を行なうように職員に周知しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・パンフレットとして、保育理念や保育方針を中心とした法人のものと保育園での一日や年間行事等の園での生活を中心にした園のものの2種類を用意しています。いずれも、図表や写真を多く取り入れて分かりやすい内容にしており、大和市役所に置いています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の開始及び保育内容の変更時は、保護者の意向を聞きながら丁寧に説明しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:c】 ・転園する場合は、転園先の園に連絡して電話や対面で引き継ぎを行なっていますが、園として手順を定めるなどの対応はしていません。また、文書を渡すことはありません。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、子どもの姿や表情から意向を汲み取ったり、意見を聞いたりしながら、子どものニーズを満たす保育を行っています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情解決体制として、苦情受付担当者は主任、苦情解決責任者は園長、第三者委員を2人任命し、運営法人にも連絡できるようにしています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書に、苦情受付担当者や苦情解決責任者、第三者委員、運営法人の連絡先を明記し、「ご相談・苦情・ご意見があればお気軽にご連絡ください」と明示しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・日々の送迎時には、職員から声かけし、保護者が話しやすい雰囲気を作っています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人に安全管理委員会があり、園でも安全推進者を置いています。安全推進者は、安全チェック表で不備がないかをチェックしています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策について、園長と主任が中心となる管理体制があります。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・業務継続計画で、園長が全体を統括し、職員を9つの係に分けて対応する体制を決めています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法は、保育園業務マニュアルほか各種マニュアルとして整備しています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルの改訂時期や方法は、保育園業務マニュアルに明記しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画に基づいて指導計画を作成し、園長・主任がチェックや指導を行ない、最終責任者は園長となっています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の見直しについて、保育園業務マニュアルに、見直しを行う時期、検討会議の参加職員、保護者の意向把握と同意を得るための手順等を明確に定めています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達状況や生活状況等は、児童票、健康調査票等に記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「個人情報管理規程」があり、子どもの記録の保管や保存、廃棄、情報の提供等を定めています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、児童憲章、児童福祉法等に示された子どもの権利を保障する理念を踏まえ、保育所保育指針に基づいて作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・室温や湿度はエアコンや加湿器で保持するようにしています。0歳児室は床暖房になっています。南向きの保育室は日光が差し込み冬は暖かいですが、7~9月はひさしをして日光をさえぎるようにしています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・一人ひとりの子どもの発達、性格、家庭環境等は、入園時の書類や面談、入園後の成長の記録や個人健康記録票、個人面談記録等で、職員は把握しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの発達とやりたい気持ちに合わせた対応で、基本的生活習慣が身に付けられるようにしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:b】 ・初詣に行けなかった2歳児クラスでは、行きたいという子どもの意見を取り入れて「お参りごっこ」をすることになりました。異年齢でお店屋さんごっこをすると、4歳児からブレスレット等の小物屋さんをやりたいという意見が出てきて、小物を制作中です。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもたちの月齢が低いときには、ベッドを置いていつでも眠れるようにしていました。好きな遊びでゆったり過ごせるようにしています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・時間がかかっても、自分でやってみる子どもを職員は見守って、できたことを大いに誉め、間違った場合は、そのあと丁寧な言葉で一緒に直すようしています。意欲があまりない子どもには、職員が援助をして一緒にやってみるようにしています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児では、友だち同士で役割を決めて電子レンジや椅子、テーブルを使って家族ごっこ、ドライヤーを使って美容院ごっこ、重病人を職員に頼んで病院ごっこ等、ままごとを発展させています。子どもたちの希望で、夏祭りごっこ、おばけごっこを楽しんでいます。園庭では、鬼を子ども同士で決めるなど、ルールのある遊びを取り入れています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障がいのある子どもには個別指導計画を作成しています。目標や具体的な支援・配慮の手立て、ほかの子どもたちとの交流の仕方やクラスの保育への参加の仕方も記載しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりの生活のリズムを大切にしながら、のびのびと生活できるように1日の流れを組み立てています。午前中は体を動かすことを中心に組み立て、午後は比較的おだやかな遊びをして過ごせるように配慮しています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画の中で小学校との連携を掲げ、さらに「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」10項目を記載しています。5歳児の年間指導計画に、それに基づいた計画を立て、接続期の保育を行なっています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園業務マニュアルに基づき、一人ひとりの子どもの健康状態を把握し、受け入れ時や保育中の情報を、昼礼を通して全職員で共有しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・嘱託医による年2回の健康診断、年1回の歯科健診の結果は、個人健康記録票・歯の健康ファイルに記録し、職員間で共有しています。健診日に欠席した子どもは、後日職員と一緒に病院へ行って健診を行なっています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・厚生労働省の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」を基に、アレルギー患者のある子どもへの対応をし、保護者には入園説明会や入園のしおりで伝えています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年齢別の年間食育計画を作成し、発達に応じた食育を行なっています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児の場合は、保護者、栄養士と担任が相談し、月齢に合わせて家庭と段階を合わせた離乳食を提供しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・0~2歳児は連絡ノートや送迎時の会話、3~5歳児はアプリの配信や送迎時の会話を通して、家庭での様子の把握や園での状況の伝達を行なっています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・お迎え時にその日の子どもの様子を伝えたり、保護者からのちょっとした相談に応じるなど、保護者とのコミュニケーションを大切にしています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員は、登園時に子どもの様子や態度を観察し、着替え時等に子どもの身体の様子を確認しています。特に、不自然な外傷を見逃さないようにしています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員は、乳幼児会議や職員会議での話し合いや指導計画の自己評価を記入する際のクラス内での話し合い等を通して、保育実践の振り返りを行なっています。 |