アスク茅ヶ崎保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | アスク茅ヶ崎保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 96(96) 名 |
所在地 | 〒253-0043 茅ヶ崎市元町7-42 |
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TEL | 0467-59-4550 | ホームページ | https://www.nihonhoiku.co.jp/blog/chigasaki/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2013年09月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 日本保育サービス | ||
職員数 |
常勤職員:12 名
非常勤職員:20 名
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専門職員 |
保育士:25 名
看護師:1 名
栄養士:1 名
調理員:5 名
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施設・設備の概要 |
乳児室(0~2歳児室):3
幼児室(3~5歳児室):3
沐浴室:1
調理室:1
トイレ:7
事務室:1
職員休憩室(更衣室) :1
鉄筋コンクリート造り 2階建て : 建物延床面積 547㎡
園庭:58㎡
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【保育理念】 ~すべてはこどもたちの笑顔にために~ 未来(あす)を生きる力を培う 自分らしく生きる道を歩み、どんな時代にも対応できる資質と能力を培います 【基本方針】 一人ひとりに心をかけ、愛情を注ぎ、成長に合わせたきめ細やかな保育を行うことで、変化の激しいこれからの社会を生き抜くための‘生涯にわたる生きる力の基礎’を育みます ・自ら伸びようとする力を支えます ・五感を養って感性を豊かにします ・後伸びする力を育みます |
【立地および施設の概要】 アスク茅ヶ崎保育園は、平成25年9月に開園し、0~5歳児を対象として現在96人(定員96名)が在籍しています。JR東海道線・相模線茅ケ崎駅北口から徒歩5分の国道1号線沿いに位置し、南側は住宅地で、近隣には小学校、保育園、市民文化会館や、中央公園、一里塚公園ほかいくつかの公園があり、散歩で利用しています。また、近隣には大型商業施設があり賑わっています。園舎は3階建で、園庭及び砂場、遊具を備えた屋上園庭があります。 【園の特徴】 ・園では、子どもたちの「生きる力」「伸びる力」を育むよう、様々なプログラムによる運動遊びや体の動き、心の動きを経験することを大切にしています。専任の講師の指導による体操・英語教室・音楽、スイミング等を取り入れ、楽しむ心、学ぶ楽しさを育んでいます。 ・園では、月に1度3~5歳児クラスで、クッキングを行ない「食育」の取組を大切にしています。屋上園庭で季節ごとに子どもたちが育てた野菜を調理し給食にして提供しています。自分たちの作ったものをみんなで食べ、食の楽しさを体験する保育を行なっています。 ・子どもの人権を尊重し一人ひとり丁寧に関わる保育を行なっています。1歳児には、食事の時、育児担当制を行なっています。 |
評価実施期間 | 2023/08/01(契約日) ~2024/03/25(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 4 回(2017年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長 1.保育プログラムの充実 1歳児から5歳児までクラス毎に音楽(月曜日)、英語(火曜日)、体操(金曜日)を月2回専任の講師を招いて実施しています。また、保護者から要望の多かった水泳教室をスイミングスクールとの連携により今年度から開始しています。子どもたちが、「楽しむ心」や「学ぶ楽しさ」を育み、早い時期からいろいろな体験をして、その中から自分の好きなもの、得意なものを早く見つけて「これだけは誰にも負けない」という自信を持てるよう保育に取り組んでいます。 2.子どもの創造力等を養う保育の実践 今年度、園長自ら子どもたちの前で、ジャガイモ、トマト等の野菜を使い、水に浮くものと沈むものを実際に実験して、みんなで何故だろうと考える保育を行なっています。子どもたちは、「土の中で育つ野菜は沈み、土の上で育つ野菜は浮くこと」がわかり驚いています。子どもの主体性を育てるよう「自主性、創造力、判断力、問題解決力」を養うための保育に取り組んでいます。園では、子どもたちが関心や疑問をもち、考え込む姿を見ることが出来たことから今後も継続して実施していくことにしています。 3.働きやすい職場環境の整備 運営法人の経営理念に「職員が楽しく働けることでこどもたちを笑顔にします」と掲げ、職員が楽しく働くことで、子どもたちが笑顔で安心して過ごせる環境づくりに力をいれています。保育者の子どもが小学3年生になるまで、勤務時間を短縮できたり、ライフスタイルに合わせて「一般職」「総合職」の選択ができたり、また、夏季休暇等が取りやすく働きやすい職場環境になっています。こうした職場環境を整備しており、職員の勤労意欲が向上して、園児に寄り添い丁寧な保育が行なえるようになっています。 ◇今後期待される点 1.災害における取組の強化 園では、毎月防災訓練を実施していますが、自治会や消防団、近隣住民が参加した訓練が行なわれていません。また、職員が地域の防災訓練や災害発生時の対策に関わることもしていません。災害発生時には、相互が協力して安全を図れるよう、行政の支援を得て、自治会への加入や近隣福祉施設、子育て支援施設等との連携を日頃から図り、協力体制を図ることが期待されます。 2.地域子育て支援の充実 園では、屋上園庭の開放や移動動物園、未就園児の「すまいる広場」などの地域子育て支援活動を行なっていますが十分とはいえません。育児講座、子育て講習会、赤ちゃんサロン、おむつ交換や授乳時の施設提供や、老人クラブや地域子育て支援施設等との連携強化をさらに図ることが望まれます。 |
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今回で5度目の受審となりましたが、客観的な視点で評価していただくことで、 今一度当園の保育を見つめ直し、より良い運営に繋がればとの思いから受審をさせていただくことになりました。評価機関の方々には、子どもたちの園生活の場面を観察の上、様々な角度から調査、評価をいただきました。また、保護者の皆さまにはご多忙にもかかわらずアンケートにご協力いただき感謝いたします。 受審にあたり、職員一人ひとりが評価項目に対してそれぞれの考えや思いを伝えることで 改めて当園の運営方針や保育理念や特徴、現時点で欠けている部分や課題等に真剣に向き合うことができたと感じています。保護者アンケートからは園の現状を客観的に知ることができました。 当園にとって引き続き大切にするべきことや運営面で十分でないことが明確になり、客観的な評価を受けることの重要性を痛感いたしました。 ご意見をいただいた項目は、できる限り早急に改善し、取り組んでまいります。お褒めのお言葉をいただいた項目は、今後の私たちにとって励みとなり大きな自信に繋がっております。これからも一人ひとりの子どもたちに寄り添い、安心して過ごせる環境、保護者の皆様に安心してお子さまを預けていただける園作りに邁進してまいります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念は、一人ひとりに心をかけ、愛情を注ぎ、成長に合わせたきめ細やかな保育を行なうことで変化の激しいこれからの社会を生き抜くための「生涯にわたる生きる力の基礎」を育むことを目指しており、保育実践における3つの保育方針に反映し、保育の使命や目指す方向、考え方を読み取ることができます。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・社会福祉事業全体の動向や保育所周辺地域の福祉需要や利用者(こどもの数)に関するデータ等の事業経営に欠かせない情報は、法人本部が把握・分析しています。月1回の運営法人の園長会や主任会議で園と情報共有を図っています。園として必要な情報は、職員会議や昼礼で職員に周知しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営環境については、運営法人が社会全体の動向から課題を明確にし、役員会議や園長会で説明を受け、自園に置き換えて、改善課題を明確にしています。職員は、年間目標管理シートを作成して園長が四半期ごとに面談を実施し、自園の課題を把握しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営法人は、2019年~2025年の長期経営ビジョンを作成し、経営環境等の把握・分析を踏まえて、子育て支援事業のさらなる質的成長と既存事業の拡大や事業構造改革による経営基盤の強化、新しいビジネス価値の創出を重点施策に掲げて取り組んでいます。また、2023年~2026年の中期経営計画を作成し、経営の効率化を目指した組織改編、事業構造改革をもとにさらに良質な子育て支援サービスの提供を図り広く社会に貢献する取組を行なうことにしています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の中期計画の目標である①家庭と地域の連携②保育の質の向上を踏まえて、単年度事業計画を作成しています。令和5年度の計画は、地域の子育てに対する取組や保護者との連携、職員の研修、健康管理、事故防止・対応策等9項目を掲げ、具体的な実施内容を記載しています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度の事業計画は、各クラスの職員で園の課題や取り組みたいことを話し合い、年度目標等を定め、職員会議で園全体の事業計画を策定しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・行事等の事業計画は、子どもと保護者の生活に密接に関係するので、「園だより」で伝えたり、保育室の掲示板に掲載して知らせています。また、年度当初のクラス懇談会や保護者会、入園説明会等で、年間活動報告、クラス目標、年間行事計画、行事取組等を説明しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「保育業務マニュアル」に各計画の作成・見直し時期・見直し方法を定めています。クラスの年間指導計画、月間指導計画や週案は、目標、ねらい欄、評価・反省や振り返り欄があり、職員が計画、実践・評価を行ない、園長が確認した後、園全体で課題に対する対応策を検討・見直しするPDCAサイクルに基づく体制ができています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の自己評価は、「施設の自己評価」として目指す保育や保育内容、子育て支援等を項目ごとに検証し、具体的内容を自由記述としてまとめています。また、保育内容や課題を分析し、年間の総評と次年度への課題を記述しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、年度始めに職員会議等で園の運営方針・取組を説明し、園長自らの役割について話しています。また、保育園業務マニュアルの「職務分担表」で、園長の職務について明記し、園長不在時には、主任が代行することを定めています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、児童福祉法や児童憲章、全国保育士会倫理綱領、雇用・労働法規等を理解し、保育理念や保育方針、保育目標等が実現できるよう取り組んでいます。園との取引業者や行政機関等との接触にあたっては、公正・中立を旨とし、不正行為が生じないよう厳正な対応を行なうよう指導を徹底しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、保育の質の現状について指導計画月案等の確認をし、また、日頃から保育現場に入り職員と話し合い、評価・分析を行っています。園長は、日頃から年間指導計画や月間指導計画により実施している保育の現状が子どもたちのために有効なものになっているか評価・分析を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人の運営会議で系列園の園長や法人職員も参加して保育園運営のコストや経営問題を話し合っています。また、人事・労務・財務管理は、法人担当職員と園長が協力して分析や改善に取り組んでいます。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営法人には、新卒・中途採用・アルバイト・パート採用等、それぞれに必要な人材に関する基本的な考え方・育成方針があり、計画的に人材確保を行なっています。園で面接し、採用は、運営法人で行なっています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・行動規範「クレド」に「保護者と一緒に子どもを育てます」「成長の芽を育て可能性の花をさかせます」や保育理念や運営方針を記載して目指すべき職員像を明示しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理の園での責任者は、園長です。主任が補佐しシフトを管理しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人は、人材育成ビジョンで等級ごとに必要なスキルを示し、また、5項目の行動指針(クレド)を掲げて、「期待する職員像」を明確にしています。人事考課表(査定表)に職務要件(仕事として発揮するレベル)があり、職員の目指すべき目標を設定しています。職員は、「目標管理シート」を作成し、個人目標や課題に取り組んでいます。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人の人材育成ビジョンやクレドに「期待する職員像」を明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・パソコンのマネージメントシステムに研修修了証を登録し資格取得状況を把握しています。 また、全職員の個人ファイルに、専門資格の取得状況等を記録しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「実習生受け入れマニュアル」があり、研修・育成に関する基本姿勢を明文化しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営法人の経営理念、グループ運営理念、保育理念、予算・決算、中期経営計画や園の保育方針、保育プログラム、事業内容は、法人や園のホームページで公開しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の運営規程に職員の職務内容を規定し、経理規程には、給与・出納・会計監査等について規定し、権限と責任を明確にするとともに職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との基本的な関わり方について、園のしおりに「地域につながり支え合う施設として社会に貢献する」と明示し、全体的な計画のなかで子育て支援を積極的に行なうことを示しています。また、マニュアルにて文書化されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「ボランティアの受け入れ」についてのマニュアルがあり、学校教育への協力について基本姿勢を明文化しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の病院、消防署、警察、児童相談所等の各機関と連絡がすぐとれるよう、「地域社会資源リスト」をつくり事務所に掲示しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・今年度は地域の第三者委員である民生委員や主任児童委員と、地域のことについて話し合う機会を設けることができました。来年度は4月に、保護者数名と第三者委員、園長を含めた運営委員会を開催する予定です。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の全体的な計画のなかで「子育て支援」として定期的な園庭開放、年1回の移動動物園開催、給食試食会やクリスマス会の実施、感染症の地域向けの研修実施等が明示されています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念で子どもを尊重した保育の実施を明示し、保育指針においてもすべて子ども本人を尊重したものとなっています。休憩室や玄関に保育理念を貼り出し職員会議で理念を唱えています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報保護マニュアルに子どものプライバシー保護について記載しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・未就園児対象の子育て支援(すまいる広場)の年間行事予定表を、コミュニティセンターや子育て支援センターに置いています。また、園のホームページでは基本情報を掲載しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の開始及び保育内容については、入園時に重要事項説明書を配付して丁寧に説明しています。その後、同意書の提出を受けています。変更の際にも全家庭に新たに配付し、保護者会等で説明をして同意書の提出を受けています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所等の変更の際は、手続き方法を伝えたり、市保育課に相談したりして、保護者が不安にならないよう配慮しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者に対して、利用者満足度調査を年2回実施しています。法人本部での集計結果は保護者や職員間で共有し、改善に役立てています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情受付担当者は主任、解決責任者は園長です。保護者に配付している「重要事項説明書」に第三者委員2名の氏名、連絡先も記載されています。玄関に苦情窓口担当者名等を掲示しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に配付する重要事項説明書には、保護者が保育内容に関する相談・苦情・意見等を述べたりする際のために、複数の連絡先が記載されています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が相談しやすい雰囲気、環境に配慮し、相談や意見を丁寧に傾聴して迅速に対応することを職員に周知しています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・安全管理の責任者は、園長です。安全係1名、安全推進委員1名の計2名で園の安全について管理しています。法人本部の安全管理委員会を通して事例収集して園での対策を検討しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策の責任者は園長です。常勤の看護師が子どもの健康に関する助言や対応を行なっています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・災害時の対応マニュアルを作成しています。災害時の通報、避難誘導、消火、防護措置等の役割分担表が事務室に掲示されています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育マニュアルが整備され、いつでも内容を確認できるようにしています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各種マニュアルは、年度末に職員から見直し・改定意見を聞き、園長が集約して運営法人の担当部署に伝えて運営法人が見直しを行なっています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に「家庭調査・緊急引渡票」「健康調査票」「お子様の状況について」等を提出することになっています。また、入園前に面談を行ない、子どもの健康状態、既往歴、授乳、睡眠、食事等の状況を保護者から聞き把握しています。さらに、入園後は、子どもの発達や身体状況を「成長の記録(児童票)」として、0~2歳児は毎月、3~5歳児は年4回記録しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の見直しについて「保育園業務マニュアル」に見直しを行なう時期、検討会議の参加職員、保護者の意向把握と同意を得るための手順等を定めています。月間指導計画や週案については、クラスごとに職員間で話し合い、園長・主任が確認・承認しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの成長の記録として、0~2歳児は「個別指導計画及び成長の記録(児童票)」があります。3 ~5歳児には児童票があり、3か月ごとに成長の記録を指定項目別にチェックし、自由記述欄を設けて 記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「個人情報管理規程」および、その附表の「個人情報帳票の保存期間の一覧表」があり、子どもの記録の保管、保存、廃棄、情報の提供に関して定めています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、児童憲章、児童の権利に関する条約、児童福祉法、保育所保育指針等に基づき、子どもの基本的人権を尊重した「未来(あす)を生きる力を培う」「自分らしく生きる道を歩み、どんな時代にも対応できる資質と能力を培います。」という保育理念をベースに保育方針、保育目標に基づいて策定しています。年次計画は、各クラス担任が起案し、系列保育園と整合性を考慮して作成されています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室は明るく、加湿器付き空気清浄機、サーキュレーターを使って室温・湿度を適切な状態に保っています。心地よく過ごすために時間を決めて(30分に1回、5分)窓を開けて換気を行なっています。音については、各クラスは壁で仕切っており、ピアノ演奏やリズム体操の音が他のクラスに漏れることはありません。熱中症防止のため、夏場の屋上や園庭で毎日熱中症指数を計測して指数の安全値を確認して戸外活動を行なっています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、入園までの生育歴や家庭の状況を児童票や面談で、入園後は子どもの経過記録や保護者との関わりの中で、一人ひとりの子どもの状態や家庭環境を把握し、一人ひとりの個人差を尊重し指導計画を作成し保育を行なっています。子どもの発達過程や興味に合わせた保育内容や活動を行うなため、子どもの個性やニーズを把握し、尊重する取組を行なっています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育者は、一人ひとりの発達に合わせて、排泄・着脱等の基本的な生活習慣が身に着けられるようにしています。職員は履きやすいようにズボンを置いたり、一緒にやって見せるなど必要な援助を しています。できたときは共に喜びあっています。職員は子どもの自分でやろうとする気持ちを尊重 し見守っています。 月間指導計画や年間指導計画に子どもの発達に合わせた援助について目標を立て保育を行なっています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・週に1度は、子どもたちが園での遊びや活動の内容を決める日を設けています。子どもたち同士で話し合いをすることで、次の活動が楽しみになるような話や声かけをして、期待をもって行動したり、見通しを持って活動できるようしています。子どもが主体的に活動できるよう、子どもの気持ちを受け止め関わり方や環境に配慮し見守りや支援を行なっています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児は、自分の感情や欲求を言葉で伝えることができませんので、泣いたり、笑ったりしてコミニュケ―ションを取ろうとしています。保育士は、0歳児の表情や声の変化に反応し優しく声かけをしたり、抱っこしたりすることで安心感を与えています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児の年間指導計画に「自分でしようとする気持ちを大切に育てる」とあり、また、2歳児の年間指導計画にも同様な記載があります。保育者は、一人ひとりの子どもの状況に応じて、子どもがしようとする気持ちを尊重した保育に努めています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・3歳児には、それぞれの興味関心に合うものが見つけられるように見守っています。この時期には 大人からの多くの言葉かけや、投げかけが必要だと考えて保育にあたっています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・障がいのある子どもの指導計画は、所属するクラスの月案の内容を踏まえながら、担任・看護師・クラスに関わる職員で話し合って、他園児とできるだけ同じ生活や活動になるよう午睡の際に早めに起こして着替えをするなどの対応を図るなど個別指導計画を作成しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝夕の異年齢での合同保育は、安全に考慮し、広い部屋をパーテーションで区切って使用しています。異年齢コーナー・マット・ついたて等を使い、子どもが落ち着いて過ごせるように環境を整えています。クラスの枠にとらわれず、子ども一人ひとりが安心して過ごせるようにしています。夕方は、疲れが見える時間でもあり、子どもを抱っこしたり、布団で横になったりできる環境を整えています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体の計画の中で、小学校との連繋や就学に関する事項が記載されています。それに基づいて、小学校に行くまでに自立できるような活動を行なっています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの健康管理に関して、健康管理マニュアルを作成し、それに基づいて健康対策を実施しています。保護者からの聞き取りにより、子どもの前日の発熱での欠席や、子どものケガ等は視診表や伝言表に記入し、健康状態の把握に努めています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・定期的な健康診断は年2回、歯科健診は年1回実施し、結果は成長記録カードに記録するとともに、関係職員に周知しています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、アレルギー疾患のある子どもに対して、厚労省の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」の内容を理解し、それに基づきマニュアルを作成して適切な対応を実践しています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育の年間計画の中で、年齢別の計画を作成しています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・月齢や発達に応じた食事の種類や大きさ、硬さ等を考慮した献立や調理の工夫をしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・連絡帳や送迎時のやりとりを通じて、家庭と園との情報交換を行ない、気になることは保護者とともに解決策を考え、信頼関係の構築に努めています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・連絡帳や送迎時の口頭でのやりとりを通じ、日頃からコミュニケーションを密にとるようにしています。担任を通じて、保護者から気になることがあると分かれば、園長からさり気なく声をかけることもあります。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝の受け入れ時に、子どもの服装や様子の異常有無、傷等の有無を目視確認しています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育士等が園長面談等を通じて自身の振り返りを行ない、意識の向上につなげています。 |