アソシエふれあいの丘保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ミライ・シア |
---|
名称 | アソシエふれあいの丘保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
---|---|---|---|
対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 80 名 |
所在地 | 224-0062 横浜市都筑区葛が谷15-18 プルミエールふれあいの丘1F |
||
TEL | 045-507-6881 | ホームページ | https://associe-international.co.jp/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2012年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社アソシエ・インターナショナル | ||
職員数 |
常勤職員:22 名
非常勤職員:10 名
|
||
専門職員 |
保育士:26 名
管理栄養士:1 名
栄養士:2 名
保健師:1 名
|
||
施設・設備の概要 |
保育室:5
調理室:1
事務室:1
相談室:1
トイレ:5
園庭:
|
念・基本方針 【アソシエのこころざし(理念)】 アソシエがあるところ 健康で文化的な子育てが守り抜かれ子どもの生命、人格、個性が尊重される。 アソシエがあるところ、地域に応じた真に必要とされる子育ての支援が提供され、地域ごと元気になる。 アソシエがあるところ、人と人とが心から信頼しあえるつながりが生まれ、共に成長を分かち合う。 【アソシエの約束(基本方針)】 子ども 子ども一人ひとりの心に寄り添い、生きるよろこびと生きる力を育む。 保護者 楽しくも大変な子育ての負担を理解し、「ホッ」とできる空間とサービスを提供する。 社員 チームアソシエとして一人ひとりが力を発揮し、いきいきと働きつづけられる環境をみんなでつくる。 地域・社会 感謝の気持ちを持って地域の方たちとのつながりを大切にし、共に育ち合う。 |
・入所している保護者支援→ 保育ウェブ、ドキュメンテーションを使い保育の見える化の実施。行事後のアンケートを含め保護者からの意見を積極的に収集し改善を図る。 ・地域への子育て支援→離乳食講座、行事へのお誘い、園庭開放、夏冬休み時小中高生職場体験、ブログの配信を通し園を知ってもらい継続した園児確保に努める。 |
評価実施期間 | 2024/08/19(契約日) ~2025/01/29(評価結果確定日) |
---|---|
受審回数(前回の受審時期) | 1 回(2020年度) |
特長や今後期待される点 | 1.保育の可視化に取り組み、保護者理解と保育の質の向上に努めています 保護者支援を目的として保育の可視化に向け、今年度より保育ウェブに取り組んでいます。各クラスがどのような保育をしているのか、どのような子どもの姿が見られているのかを書き出して相互に線でつなげ、あそびが発展する様子や子どもの成長していく様子が一目でわかるようにしています。各担任が毎週取り組み、廊下に掲示して保護者と共有し、保育への理解につなげています。また、子どもの姿を語り合うことをテーマにして行った園内研修をドキュメンテーションにして発表し、園が目指している保育を子どもの姿と一緒に伝えています。保育の可視化への取り組みにより、保育士自身が保育の発展や環境と育ちの関連性などを見出すことができ、個々の保育観の共有や保育の見直し、保育の質の向上につなげています。 2.食育活動の幅を広げ、「食」への興味を深めています 今年度はクッキング以外のさまざまな視点から食育に興味を持ってもらおうと、「食」に関して学ぶ機会を多く取り入れています。野菜をちぎったり皮をむいたりするほか、育つ場所によって水に浮くか浮かないかなどの実験も交え、野菜のいろいろな特徴にふれています。テラスで育てた食材は給食で提供したりクッキングで使用したりして味わい、幼児クラスは芋ほりで収穫したさつま芋で焼き芋やスイートポテトを作りました。また、1,2歳児も保育士がつる付きのさつま芋を制作し、芋ほりの疑似体験をして雰囲気を楽しみました。食事マナーや栄養に関することは年齢に合わせてイラストやエプロンシアターを活用し、子どもにわかりやすい伝え方を工夫しています。新米の季節にはおにぎり、クリスマスにはケーキを各年齢に合わせた作り方を考案し、全園児で同じものを作って楽しめるようにしています。そのほか給食に使う乾物の魅力にふれ、水に戻した時の変化や香りを楽しむなど、幅広い食育活動に取り組んでいます。 3.中期計画、及び事業計画の具体化と目標の明確化、達成度を測る指標の明示が求められます 今年度は、法人の中期計画を参考に当園独自の中期計画を事業計画の中に策定しました。2024年から2026年までの3か年の計画となっており、各年度の重点テーマが記載されています。一方で、そのテーマに沿った活動を推進していくにあたっての具体的な目標やその達成度合いを測ることができるような指標が明示されていません。その為、現在の中期計画は方向性や方針を指し示すものに留まっており、具体的な計画とまでは言えないようです。それは事業計画についても同様です。具体的な数値目標尾掲げるのが難しければ、少なくとも具体的な活動内容を明記しておくことで、その活動が出来たかどうか後で振り返る指標となります。また、中期計画は事業計画の前提となるべきものですので、事業計画の中に位置づけられている現状はやや違和感があります。中期計画を単体のものとして独立させ、それに基づき各年度の事業計画が立案されていくと尚良いと思われます。 4.地域交流やボランティア等の外部人材の積極的な受け入れが期待されます 子どもと地域との交流を広げる取り組みがやや少ないように感じられます。年長児による近所のスーパーへの買い物以外に、子どもが地域の大人と接する機会は少ないようです。近隣の高齢者施設との交流や地域のイベントへの参画等も行いたいと考えていますが、相手の事情もあることからなかなか実現が難しいようです。ボランティアや実習生等、外部の人材を保育園に迎え入れる機会も今のところ少ないのが現状のようです。こちらも園としては積極的に受け入れたい意向はありますが、相手の事情もあることから、なかなか受け入れ実績が上がらない状況です。地域性もあり、難しい面もありますが、保育園として出来る工夫や努力は今後も継続されることが望まれます。 |
---|
今回、第三者評価の受審を受け事業計画の内容を具体的な数値を明記する事で目標設定しやすくなり達成度も分かりやすくなるとアドバイスをいただきました。来年度の事業計画作成時にはアドバイスを活かして目標を数値化するなど、分かりやすい内容にしていきたいと考えています。また、子どもの姿の可視化を更に工夫し、職員が保育ウェブを活用して行っている日々の保育の振り返りを保護者の方にも共有することで、安心してお子さまをお預けいただけるよう質の高い保育運営を目指してまいります。 |
詳細評価PDF |
---|
評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 法人全体として統一した保育理念や保育方針、保育目標に加え、当園独自の目標についても園の玄関に掲示し、職員のみならず保護者に対しても周知に努めています。園の目標は職員同士で話し合って決定しました。職員への周知については、職員会議の場でクレドを読み合わせて振り返ったりもしています。保護者に対しては、入園時に重要事項説明書で説明している他、毎年、年度初めの保護者会で説明しています。また、運営委員会の場でも伝えています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 福祉事業全体の動向については、法人本部が情報収集にあたっており、そこで得られた情報は法人全体の園長会を通じて、各園の園長に共有されています。地域の福祉ニーズについては、横浜市都筑区園長会で情報を得ています。また、法人が定めたKPI(地域子育て支援活動の実施回数やSNSの更新回数等の数値目標)について、これも法人内の園長会で毎月確認しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 特に保育の課題については、副主任が中心となって現場から吸い上げ、気付いたことを園長や主任に報告を上げています。上がってきた課題については、管理職ミーティングで対応を検討しています。決定した改善策等については、昼のミーティングや職員会議等を通じて、職員に周知しています。また、本部のSVが定期的に訪問し、園の課題を課題管理表にまとめて共有しています。課題がそのままにならないように「完了」になるまで、確実に対応する仕組みとなっています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
---|
【第三者評価結果:b】 法人全体の中期計画を元に、当園独自の中期計画が今年度の事業計画の中に示されています。具体的には、2024年度は「職員間の人間関係」、2025年度は「ワークライフバランス」、2026年度は「業務の安定的な継承」と、年度ごとの重点テーマを掲げています。一方で、そのテーマに対する具体的な目標やその達成度を測る指標、そしてそのための具体的な活動計画等は、明記されていません。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 中期計画において、2024年度は「職員間の人間関係」を重点課題として取り上げており、それについて事業計画には、「チームとして”おかげ様””お互い様”の気持ちを持ち、気持ちよく働き続けることができる環境をみんなで作る」といった内容が記載されており、中期計画を踏まえた単年度計画となっています。一方で中期計画同様、具体的な活動計画や達成度を測る指標等は明記されていません。事業計画等に明記はされていませんが、法人全体としてKPIという数値目標を掲げて、毎月確認していますので、それらの事業計画等への記載も求められます。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 事業計画は、職員の意見を集約し、主任と話し合って、最終的に園長が作成しています。作成した事業計画は職員会議で園長が読み上げ、年度の方針を職員に伝えています。事業計画の進捗状況については、半期で振り返りを行うこととしており、今年度も10月頃に園長と主任で振り返りを行い、事業計画の余白に振り返りを記入しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 事業計画の内容については、運営委員会の際に保護者代表の運営委員に説明しています。他の保護者には運営委員会の記録と共に事業計画を周知し、年度初めの保護者会でクラス毎に説明しています。また、事業計画は園の玄関に常備してあり、保護者がいつでも手にとって確認出来るようにしています。園の今年度の目標については、別途園玄関に掲示する等して、保護者に興味をもってもらえるように工夫をしています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
---|
【第三者評価結果:a】 毎年1回、保育の自己評価を行い、項目ごとに点数化しています。自己評価の点数が高い項目から順に並べた「スコアランキング」を事業計画や事業報告に掲載しています。これらの数値を元に課題を抽出し、保育の質の向上に向けた改善策を策定しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 事業計画においても事業報告においても、自己評価の「スコアランキング」については、あくまで直近の結果を掲載しているのに過ぎず、目標を設定し、その結果から課題を抽出し次の目標に繋げるといった内容にはなっていません。せっかく、数字で測れる指標があるのであれば、今後さらなる活用が期待されます。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 園長の役割と責任については、業務分担表を事務所に掲示している他、毎年、年度初めには直接職員に説明して伝えています。また、指示命令系統等、組織上の位置付けについては、組織図を作成して職員に周知しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 法人が主体となって、コンプライアンス等の研修を毎年、定期的に行っています。園長は園長研修や法人の園長会で、個人情報の取扱や守秘義務、基本的な人権等について、継続的に学んでいます。園長は日頃の職員の様子を見ながら、その場その場で指導しています、また、園内でも研修を行ったり、チェックリストを活用したりして、職員自身による振り返りを促しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 保育の現状について、園長は日頃から主任や副主任から報告を上げてもらい把握しています。保育の課題として、どうしても子どものマイナス面に着目しがちな風潮があった為、どうしたらプラス面に意識がいくようになるのか、経営層で話し合いを行ってきました。その中で、今年度は副主任から提案のあった「保育WEB」を導入することで、保育の質の向上に繋げることが出来たようです。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 保育園の経営に関しては、SVと相談しながら、密に連携をとっています。業務改善を進めていくための体制としては、日々のミーティングや管理職会議で課題を出し合い、話し合っています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 人材の確保については、法人が主体となって行っています。現在は、職員による紹介制度が効果を発揮しています。また、園独自の取り組みとしては、HPやブログを使って、園の活動を広く発信することに力を注いでいます。特に、保護者向けの情報だけでなく、他の園の保育士が見ても興味を持ちそうな、どのような保育をしているのか、であったり、自分たちが取り組んでいる研修内容等も積極的に公開し、職員の確保に繋げています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 等級別人事考課基準という表があり、それが職員の成長のステップを示すキャリアパスとして機能しています。また、この人事考課基準を用いて、年2回自己評価と園長評価を行っています。その際、園長は職員と面談し、本人のキャリアプラン等も把握し、人事配置に繋げています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 有給休暇については、概ね希望した日に取れるように調整しています。また、法人が奨励している9連休制度についても、今年度は全職員が取得できる予定となっています。時間外労働の削減にも取り組んでおり、ノンコンタクトタイムを導入し、保育を離れて書類作成に集中できる時間を職員それぞれに設定するようにしています。法人が実施しているメールによるストレスチェックの仕組みもあります。その他、職員には法人に直接相談できる相談窓口も周知されています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 職員一人ひとりに目標を設定してもらい、それにそって定期的に面談を実施して振り返っています。目標は等級別人事考課基準に沿って設定していますが、目標が達成できたかどうか、後で誰が見ても分かるような「目標水準」までは、明確に出来ていないようです。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 園内研修に加え、法人が用意している研修プログラム、外部研修やオンライン研修、キャリアアップ研修等、多種多様な研修の機会を職員に提供し、職員の育成を図っています。法人内の研修では、各園から専門リーダーが集まって行うグループ研修等も力を入れて行っています。保育の写真を持ち寄り、それが「十の姿」のうちのどれに該当するか等、話し合ったりもしています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 全員参加の園内研修に加え、外部研修にも積極的に職員を派遣しています。法人の人事管理システムの中で、研修計画を策定し、職員全員が計画に沿って研修を受講できるようにしています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 実習生については、積極的に受け入れたい意向はありますが、実績としては今のところほとんどありません。もし実習生が来れば、受け入れられる体制は整っています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 保育所運営について、透明性の確保を図る為に、積極的に情報開示を行っています。具体的には、ホームページで情報開示に加え、園内に開示資料を掲示しています。また、園の外に掲示板が多く設置されており、園の活動について、広く地域に発信しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 毎年、横浜市の監査を受けていますが、その前に毎年、内部監査を行っています。また、法人本部から定期的にSVが訪問し日々の運営状況について園長と一緒に確認しています。その他、外部の監査法人が入って、事業や財務について確認しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
---|
【第三者評価結果:b】 子どもと地域との交流を広げるための取り組みとしては、年長児による買い物があげられます。自分たちで何か制作したい、といった場合には、自分たちで近隣のスーパーに買物にいくことで、地域との交流に繋げています。また、区がやっている公園にあるログハウスを予約して使用することもあります。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ボランティアを受け入れる際の手順等は整備されていましが、実際にボランティアを受け入れることは少ないようです。小中高生の夏休みと冬休みにあわせて、保育体験のチラシを配布したところ、卒園児が中心ではありましたが、小学生や中学生もボランティアを受け入れることができました。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 児童虐待やネグレクトに関しては都筑区こども家庭支援課と綿密に連絡を取り合う体制があります。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 地域の福祉ニーズを把握する為の取り組みとしては、運営委員や地域の民生委員から地域の情報を聞き取ったり、見学者から地域の子育て支援ニーズを聞き取ったりしています。町内会にも加入していますが、そこで情報を得る機会は少ないようです。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 地域の子育て家庭向けに離乳食教室や子育てサラン等のイベントを開催しています。こうしたイベントについては、年間でスケジュールを立てており、その計画は地域に向けて公開しています。また、運動会等の行事にも地域の方を招待したりもしています。災害時の備蓄品に関しても、地域の子育て家庭を考慮した分も備えています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 園では児童憲章に基づく人権尊重を掲げ、子どもの最善の利益を最優先しています。人権に関する研修を入職時や職員会議で行い、共通理解を図っています。子どもの人権を尊重する保育として、名前を呼ぶときには敬称を付ける、声のかけ方に気をつける、無理強いをしたり腕を引っ張たりしないことなどを意識しています。年に2回「人権擁護のためのセルフチェック」を用いて自身の言動を振り返り、各クラスで不適切保育などについて話し合っています。気になる言動が見られた場合は園長や主任が声をかけて状況を確認し、該当者に聞き取りや対策を伝えています。保育活動の中では子どもの思いや考えを尊重し、気持ちに寄り添った対応を心がけています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 子どもに関する個人情報の取り扱いについては、入園時に重要事項説明書に沿って保護者に説明を行っています。説明後は保護者の意向を確認のうえ、同意書を取り交わしています。保育の上でも子どものプライバシーや羞恥心に配慮し、オムツ交換時はパーテーションを利用して周囲から見えないように行っています。また、着替えの介助はオムツや下着一枚にならないよう上下順に行い、子どもにもその着替え方を伝えています。水あそびの際は外から見えないよう目隠しシェードを活用し、着替えはラップタオルを使用して男女別に行っています。4,5歳児に向けては、プライベートゾーンについて系列園の看護師から話をする機会を設けています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 法人のホームページにて保育の理念および目標、保育の特徴や取り組みを詳しく掲載しています。園のホームページには基本的な情報や園見学の案内、イベントや動画配信のお知らせを掲載しているほか、リーフレットや入園ガイド・重要事項説明書の閲覧もできます。また写真を添えた園のブログを通して、保育活動の内容を分かりやすく紹介しています。そのほか電話やホームページで園見学も随時受付け、園長や主任が個別に対応しています。見学の際はリーフレットや冊子「アソシエの保育」を配付し、活動の様子を丁寧に説明しています。園では子どもの主体性を大切にし、0~2歳児では緩やかな担当制保育を取り入れていること、幼児は「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を意識して保育していることを伝えています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 入園前面談を実施し、保護者に「重要事項説明書」の内容を丁寧に説明しています。説明後は重要事項一つ一つの内容と個人情報の取り扱いに関する同意書をもらっています。また重要事項の内容を変更した際は、変更点を説明したうえで改めて同意書をもらっています。そのほかの変更については都度連絡帳アプリで配信し、配慮を必要とする家庭には個別に対応しています。入園ガイドブックには、衣類の名前の記入場所を図で示したページを独自に追加し、保護者によりわかりやすように工夫しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 卒園の際に小学校に提出する「保育所児童保育要録」については、横浜市の研修にも参加して正しく記載するようにしています。子どもが退園する際はクラスでお別れ会を開き、本人の制作した作品の綴りにメッセージを添えて渡しています。卒園時には卒園式を行って記念品やアルバムを贈呈しています。卒園・退園後も何かあればいつでも相談しに来て良い旨を子どもや保護者に伝え、園長や主任が窓口となって対応するようにしています。卒園後1年間は連絡帳アプリの利用をできるようにしており、職場体験や行事参加の案内などを配信しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 日々の子どもの姿を日誌等に記録をしているほか、ドキュメンテーションや保育ウェブにも記録を残しています。行事後はアンケートを実施し、保護者の感想や意見を把握しています。アンケート結果は園長・主任・行事担当者で検討をして職員や保護者に周知し、次回の行事に反映させています。そのほか保護者のニーズや提案は、連絡帳、保護者会、個人面談、運営委員会、日々の会話などで把握しています。また意見箱を設置し、匿名で意見や提案を園に伝えられるようにしています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 苦情解決制度については、重要事項説明書を用いて、入園時面談の際に説明しています。また、玄関に意見箱も設置しています。運営委員会の前に保護者の意見を集めるようにしており、それに対する回答は公表しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 運営委員会の前に保護者の意見を集めるようにしている他、個人面談の前に保護者アンケートを行っており、保護者が意見を出しやすようにしています。意見箱も設置しています。また、保護者から相談を受ける際は相談室を活用するようにしており、プライベートに配慮し丁寧に話が聞ける環境を心がけています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 保護者から相談や意見があれば、即答できる場合は即答し、答えにくい内容については、園長や主任に相談してから回答するというルールを定めています。苦情対応マニュアルも整備されており、万一苦情があれば、マニュアルに沿って組織的速やかに対応することになっています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 安全管理委員会を設置し、定期的にミーティングを実施しながら園内の安全に関する取り組みを進めていまう。安全管理マニュアルを職員間で確認している他、ヒヤリハットの収集・分析に力を入れて取り組んでいます。ヒヤリハットについては、職員が書きやすい、提出しやすい書式を現在も模索中です。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 「園内の感染症対策を考えてみましょう」というテーマで、職員にアンケートを取り、その回答を元に、園長、主任、看護師で対策を検討し、職員へ教育・研修を行いました。嘔吐処理の仕方等の対策についても、看護師が講師役となって勉強会を実施しています。また、感染症を蔓延させない為に、掲示やアプリで保護者に感染症情報を伝えています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 災害時の体制や対応の仕方、災害時の保育を継続するための対策について、「事業継続計画」を策定しています。事業継続計画は職員に周知している他、保護者にも周知しています。緊急時の連絡方法等も含めて、定期的に避難訓練を実施しています。また消防署の協力の元、通報訓練等も実施しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 入職時には法人本部が中心となって、「アソシエ保育BOOK」や「子どもの人権ンを大切にする保育」をもとに保育研修を実施しています。入職後も職員会議で保育内容をテーマに園内研修を実施し、園で目指す保育の方向性を示しています。法人が整備した保育のマニュアルを基本に、各学年ごとに子どもの姿に沿った指導計画を立て実践しています。子どもの尊重、プライバシーの保護については重要事項説明書に明記しています。年度はじめに重要事項の内容や変更部分を職員間で確認し、各クラスに1部ずつ配付して周知を図っています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 全体的な計画を基に、年間指導計画・月間指導計画・週案を策定し、年毎・月毎・週毎に評価・反省を行い、次の計画につなげています。また、毎月のクラスミーティングで保育の振り返りを行い、担任・副主任で課題を明確にして改善策を検討し実施しています。各クラスのミーティング内容は副主任から園長・主任に報告をするほか、職員用アプリ内の議事録に記録して職員全員が閲覧できるようしています。指導計画や保育の見直しにあたっては、保護者や職員からの意見や提案を取り込みながら行っています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 指導計画を策定するにあたっては、子どもの姿に寄り添ったものとなるように策定することを大切にしています。また、年2回の運営委員会で利用者全体のニーズや必要とするサービスを把握し、年間やクラスの指導計画に反映させています。個別の計画は入園前面談や児童健康調査票等で把握した子どもの生活状況、保護者のニーズも考慮しながら具体的に立案しています。園では指導計画を策定するだけでなく、独自に保育を可視化する保育ウェブにも取り組み、それを基に保育実践の振り返りや評価を行い職員会議で共有しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 全体的な計画と年間指導計画は法人が作成・振り返りを年度末に行い、保護者の状況やニーズを反映した内容に変更して各園に周知しています。各園の指導計画は法人統一の物を基本に、園の状況や保護者ニーズによって内容の変更や追記を行って整備するほか、子どもの状況や姿に合わせて柔軟に変更しています。2月に実施している職員の自己評価と施設の自己評価を次年度の指導計画に反映し、作成に活かしています。園では指導計画の書き方の研修を行い、保育の実態を反映してPDCAサイクルを継続する計画内容になるように取り組んでいます。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもの心身や生活状況に関する情報は、入園前の生活状況・児童票・児童健康調査票などに記録して事務所に保管し、職員間で共有しています。さまざまな記録は職員用アプリで全職員に共有できるようにしています。日々の状況や伝達事項はクラスの視診表や職員用アプリで共有し、毎日の昼礼でも確認しています。非常勤職員は毎回勤務開始前にアプリ内の園内連絡に目を通し、情報の共有を図っています。アプリの園内連絡はどの職員が閲覧したかわかるようにしており、情報共有の徹底に努めています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 個人情報に関する取扱いにおいてはマニュアルに定め、重要事項説明書にも明記して保護者に説明しています。子どもの写真・映像(肖像)の使用については同意書を交わし、保護者の意向に沿って対応しています。職員においては、入職時や定期的に個人情報保護についての研修を行い、情報漏洩のないように努めています。子どもや保護者に関する情報の記録はクラスごとに整理し、事務所内で管理して持ち出しを禁止しています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
---|
【第三者評価結果:a】 全体的な計画は法人が理念や方針に基づいて作成したものを基本に、園の特徴や地域の実態に合わせて自園用に整備しています。本部より変更や追加の通達があった際は、自園の計画に反映させています。自園の全体的な計画は子どもの姿や園の実態に合っているかなどを年度末に見直し、次年度につなげています。園から本部に意見や提案がある場合は、スーパーバイザーを通して伝える仕組みがあります。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 各保育室に温度・湿度計を常備し、適切な室温を保てるようにしています。保健師が朝のラウンドの際に保育士に助言をしながら室温管理に努め、子どもが快適に過ごせるように配慮しています。寝具については、0~3歳児はリースのシーツと布団を使用し、2週間ごとに交換・洗濯を行っています。4、5歳児はコットベットを使用しており、園で定期的に消毒をしています。手洗い場には水道に手が届くように足台を用意し、トイレにはズボンなどが履きやすいように腰掛ける台を設置しています。各保育室は生活の動線や遊び込める空間を考えた環境づくりに取り組み、子どもが常に心地よく過ごせるよう発達や姿に合わせて定期的に見直しを行っています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園では子どもの発達や個人差を把握し、一人ひとりの育ちを大切にした保育をするよう心がけています。子どもの気持ちを受け止めながら応答的に関わり、子どもが安心して過ごせるようにしています。何かあった際は行動の理由を問うのではなく、子どもが自分の気持ちを表せるように声をかけ、その気持ちに寄り添いながら子どもの行動を肯定的に置き換えるようにしています。職員はチェックリストなどを活用して自身の言動を定期的に振り返るほか、職員会議で不適切な言葉がけや行動について共通認識を深めています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 食事・排せつ・着替えなどは子ども一人ひとりの成長に合わせて進めています。担当制保育を実施している0~2歳児では、その時々の子どもの気持ちに寄り添って丁寧に援助しています。幼児クラスでは朝や帰りの支度を自分で行い、給食時はお盆を使って自分の食事を運ぶなど、身の回りのことを身につける取り組みができるような環境を整えています。トイレトレーニングは家庭の様子を聞き、個々の発達に合わせてトイレへの興味や気持ちを促しています。生活をするために必要な習慣がなぜ大切なのか、わかりやすく理由を添えながら日々子どもたちに伝えています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 子どものやりたいことを保育者がしっかりと捉え、それを保育に反映させるようにしています。各保育室にはコーナーを設け、子どもが好きなあそびを自分で選んで集中して遊び込める環境づくりに努めています。定期的にレイアウトや玩具について話し合い、子どもの発達や興味に合わせて見直しを行っています。子どもたちには生活やあそびを通して友だちとの関わる楽しさを伝え、異年齢で一緒に散歩に行く機会なども設けています。また2歳児の頃より少しずつ朝の会を取り入れ、幼児クラスでのサークルタイムにつなげていき、子どもが自ら意見を言える場を提供しています。気候の良い日は散歩に出向いて季節の移ろいを感じながら、公園で虫探しや木の実拾いを楽しんでいます。また、地域と関わる機会も設け、買い物体験、毎月の他園との交流、高齢者とのふれあいなど、さまざまな体験ができるようにしています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 担当制保育を取り入れ、子どもが安心しながらゆっくり生活できることを大切にしています。応答的な関わりや十分なスキンシップを大切に、体調の変化や気になる様子などを保護者と共有をしながら心身の安定を図っています。保育室は子どもの成長に合わせて環境を設定し、興味を示す絵本を揃え、指先を使うチェーン落としや音の鳴るものなど発達に合った玩具を提供しています。また床の所々や壁に絵本のイラストを貼って、発見や触ることを楽しめるようにしています。子どもの様子に合わせて絵本や玩具を入れ替え、子どもが常に興味・関心を持って活動できるように工夫しています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 1歳児クラスでは緩やかな担当制を取り入れ、子どもが活発に活動して興味を広げていける環境を大切にしています。子どものやりたい気持ちを受け止めて保育に取り入れ、遊び込める空間を意識したコーナーづくりに取り組んでいます。ロードマップのカーペットを敷いてくるまあそびがより楽しめるようにし、手づくりの紐通しやボタンはめ、ブロックやパズルなどじっくり遊べる玩具も揃えています。窓にはステンドグラス風にカラーセロファンを貼り、床に映る色の影に手をかざすなどして、光など身近な自然にも興味を持てるようにしています。自我が現れる2歳児では、やりたい気持ちはあるけれどできない状況を受け止め、幼児期の集団での生活を見据えた援助や見守りを大切にしています。発達に合わせて、友だちとのやり取りを楽しむごっこ遊びやブロックなどの続きができる環境を整えています。担任同士で一番楽しんでいたあそびは何か、どのようにしてあそびを発展させていくか、どんな環境を作っていくかなどを話し合い、子どもたちの成長する姿に見通しを持ちながらあそびの環境づくりに努めています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 幼児クラスでは、子どもが主体的に活動に取り組める環境と関わり方を大切にしています。何がしたいか、どうしたいか問いかけて子どもの考えや想いを引き出せるようにしています。また、さまざまなことに興味を持てるような声かけやヒントを伝えながら、自然に子どもが自ら物や事に関わり始められるようにしています。子どものやりたいことや作りたいものを実現できるような環境を整え、子ども同士で話し合って考える時間や場面、あそびの続きや展開ができる空間を提供しています。いつでも制作を楽しめる教材や廃材を豊富に準備して自由に表現できるようにし、メダカやカブトムシの飼育を通して生体の不思議さや命の大切さにも気づけるようにしています。また文字やすうじ、約束ごとなどを掲示し、日々の生活の中で必要な知識や習慣が身につくように働きかけています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 園内には「誰でもトイレ」を設置し、車いす、導尿等の医療的ケア児にも対応できるようにしています。特別な配慮を必要とする子どもに関しては個別指導案を作成し、合理的配慮を入れて保育に反映しています。集団の中で生活の見通しが持てるように絵カードを作ったり、落ち着ける空間を確保したりし、本人が過ごしやすい環境を提供するよう心がけています。職員は本部主催の要配慮児研修に参加し、得た知識や情報を職員会議で共有しています。また、該当する子どもの様子について昼礼や会議で都度共有し、園全体で理解を深めています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 園では子どもがいろいろな保育者と関われる環境をつくり、「みんなが見ていてくれている」という安心感のもとで一日を過ごせるようにしています。その中で0~2歳児は緩やかな担当制保育を実施し、より個別に関われるよう配慮しています。保育室はパズルやゲームといった机上あそび、ままごとあそび、ブロックあそびなどコーナー別にして、どの時間でも自分の好きなあそびで楽しめるようにしています。朝夕の合同保育では小さい子と大きい子の活動空間を分け、けがや事故のないように安全に留意しています。子ども一人ひとりの様子や伝達事項は視診表を活用し、昼礼や遅番への引継ぎの際に口頭でも確認しながら申し送りを行い、保護者に確実に伝えられるように努めています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 小学校教育への円滑な接続に向け、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿に沿った活動内容・幼保小の連携・家庭との連携などを位置付けた「アプローチカリキュラム」を作成し、1年間をかけて計画的に就学準備を進めています。幼保小交流にて小学校体験を実施し、小学生と遊んだり校内を探検したりすることから始め、児童との交流を深めながら学校のことを教えてもらっています。実際に学校を見学し直接話を聞くことにより、学校は楽しい場所であることを知り、就学への不安軽減や期待感につなげています。職員は公開授業に参加し、卒園児の様子を見たり情報の収集したりし、保育に反映させています。保護者には年度はじめに、幼保小の連携や就学に向けた取り組みについて話をしています。また区が保護者向けに主催している、就学前後の不安や疑問についての講演会・情報交換会の開催を周知をしています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 入園時の面談で子どもの既往症や予防接種状況を確認し、児童票に記録しています。家庭と連携して日々の子どもの食事や睡眠、健康状態を確認し合い、保育中に体調の変化が見られた際は必要に応じてお迎えを依頼しています。けがについては保護者に状況を丁寧に説明し、翌日再度の謝罪とけがの確認をしています。毎日の昼礼において子どもの健康状態やけがなどについて職員間で共有し、必要に応じて対応しています。保育においては保健師や系列園の看護師を中心に手洗い・うがいなどの保健指導を行っています。また、戸外あそびやアクティビティを取り入れ、健康な体づくりにも取り組んでいます。また、保護者には園内での感染症状況を知らせて蔓延防止を呼びかけ、保健だよりを通して家庭でのケアなどを伝えています。乳幼児突然死症候群(SIDS)については、保護者に仰向けでの睡眠を促し、園では睡眠中の体位・呼吸チェックの管理を徹底しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 嘱託医による内科健診と歯科検診を実施し、結果は健康診断・身体測定表及び歯科検診票に結果を記録して保管しています。また健康カードに医師の所見を記入して保護者に確認してもらい、結果に応じて医師からの助言や受診の促しを個別に伝えています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 慢性疾患やアレルギー疾患がある場合は、主治医からの「生活管理指導票」に基づき、調理・園長・担任・保護者の4者面談を毎月実施して献立や緊急時の対応を確認しています。アレルギー食はカラーのトレイを使用し、食札を添えて提供しています。配膳にあたってはマニュアルの手順に沿って調理と担任で確認をし、誤配・誤食の無いように細心の注意を払っています。食事は専用の机を用意し、担当者は専用のエプロンを着用して介助にあたっています。年齢に応じて、該当児が別席・別献立による精神的負担を感じないように楽しい雰囲気をつくるなど、心理的配慮にも心がけています。年度はじめにアレルギーに関するマニュアルを全職員で確認し、手順のフローチャートを保育室に掲示してどの職員も適切な対応ができるようにしています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 食事は楽しみながら食べることを大切にし、食育計画を基にクラスごとに食を身近に感じながら楽しめるように工夫しています。好き嫌いに対しては完食を無理強いしないことを基本に、さまざまな食育活動を通して食に興味や食べてみようとする気持ちを持てるように進めています。テラスでは幼児クラスが季節の野菜や果物、稲を栽培し収穫後は給食に取り入れて提供しています。また、収穫した大根を干した切干し大根作りや小松菜の水耕栽培に挑戦したり、給食で出たみかんの皮で足湯をしたり、幅広い食育活動に取り組んでいます。年齢に応じた調理活動も行い、野菜の皮むき、ちぎり、トッピングやおにぎりづくりのほか、年長児は包丁やピーラーを使用する機会も設けています。そのほか、試食会の実施や食育だよりを発行し、食生活の話や給食レシピの紹介を通して保護者にも食に興味を持ってもらえるようにしています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 職員と栄養士で定期的に話し合の場を設け、保育と連携しながら安心して食べることのできる食事を提供しています。給食時間には栄養士が適宜巡回し、子どもの喫食状況を確認して次の献立に反映するようにしています。子ども一人ひとりの発達にも配慮し、離乳食の段階を上げる際は担任・栄養士・保護者で面談を実施しています。家庭での未食材の進行状況を確認し、子どもの咀嚼や嚥下状態に合わせて進めています。毎月の献立表を家庭に配付するほか、日々の給食は献立の説明を添えて玄関にサンプルを展示しています。献立には旬の食材を使用し、行事食や郷土料理も取り入れて季節を感じる食べ物や土地の料理を提供しています。また、絵本に登場する食事やおやつ、卒園前には5歳児からリクエストも取り入れ、子どもたちが喜び楽しめるように工夫しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 連絡帳・ドキュメンテーションの配信を通じて、日々の活動の様子や保育の情報を保護者に提供しています。年に2回保護者会を開き、目指していきたいこと、クラスの様子、子どもの姿を伝えています。また個人面談も実施し、子どもの発達の見通しや課題を共有して一緒に子育てを楽しめるように支援しています。そのほか、年齢に応じて保育参観や保育参加を行い、子どもの遊ぶ様子や子ども同士の関わりを見てもらう機会を設けています。園では昨年度から保育の可視化を目的とする保育ウェブに取り組み始めています。ウェブマップを保護者も見られるように廊下に掲示し、各クラスがどのような保育をしているのか、どのような子どもの姿が見られているのか、子どもの育ちや成長を職員と保護者で共有し合えるようにしています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 保護者との日々のコミュニケーションを大切に常に明るく対応し、会話や連絡帳のやりとりの中で職員との関係を深めています。また、日頃より職員全体で子どもを見ることを心がけ、どの職員が関わっても子どもや保護者が安心できるようにしています。子どもや保護者に気になる様子が見られた場合は職員から声をかけ、保護者の要望や必要に応じて時間を設けて話をじっくり聞いています。できる限り保護者のニーズに応えられるような体制をつくり、保護者に寄り添った支援を行っています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:b】 朝の受け入れ時に子どもの様子を保護者に確認しながら、アザや傷などがないかなどの視診も行っています。そのほか、家庭での食事状況、着衣や入浴などの衛生状況、体重の増減、生活リズムなどにも留意し、不適切なことがないか確認しています。子どもや保護者に変化が見られた時は声をかけ、保護者の気持ちに寄り添ったり話を聞いたりして子育てが苦しくならないように配慮しています。虐待の疑いを感じたり発見したりした場合は園長・主任に速やかに報告し、事実確認の上、状況に応じて本部及び関係機関と連携を取る体制を整えています。また、児童相談所からの情報は記録に残し、情報が漏洩しないよう配慮しながら職員間で共有しています。園では虐待に関するマニュアルの周知や理解に対して不十分さを感じており、虐待等権利侵害などの研修や理解に向けた今後の取り組みに期待します。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
---|
【第三者評価結果:a】 保育の反省は子どもの姿を通して行い、目の前の子どもの姿に合った計画や保育を実践するようにしています。職員自身の振り返りについては、年に2回「人権擁護のためのセルフチェック」を実施するほか、職員育成ICTサービスを活用した自己評価を行って園長と面談しています。保育実践においては、研修受講後に記録や会議を通して得た学びを共有するほか、毎週取り組んでいる保育ウェブをもとに子どもの「10の姿」について園内研修を実施しています。保育ウェブでは子どもの姿や考えを肯定的に捉えることを基本としたことで、職員同士が互いの保育も肯定的に見るようになり、保育への思いや考え方に対する認め合いや理解にもつながっています。 |