この評価結果報告書は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、訪問調査に代わる手法で第三者評価を実施しております。
実施した評価手法は、詳細評価PDFにてご確認いただけます。
アートチャイルドケア武蔵中原
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | アートチャイルドケア武蔵中原 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 40 名 |
所在地 | 211-0041 川崎市中原区下小田中1-22-11 フラワーハイツ中原1階 |
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TEL | 044-750-2123 | ホームページ | https://www.the0123child.com/personal/1281/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2012年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | アートチャイルドケア株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:6 名
非常勤職員:9 名
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専門職員 |
保育士:10 名
看護師:1 名
栄養士:2 名
事務:1 名
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施設・設備の概要 |
居室:9室
設備等:バリアフリー、自動ドアインターホン、床暖房、オストメイト設置、プラズマクラスター設置、園庭、連絡帳アプリ、IC登降園管理システム
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【保育理念】 ~「自分らしく」生きていくことのできる子どもを~ 子どもの全人格を尊重し、子どもたちが本来持っている「生きる力」を育み、何を学ぶかよりも、どう学ぶかを考えられる子どもを育てたい 【保育目標】 そんな子どもたちを育てていくため「安心と安全」を前提に ・睡眠と生活リズムを整える事を目指して保育を展開していきます ・一人一人の個性と成長に応じた保育を展開していきます ・子どもの「失敗」を受け止める保育を展開していきます |
【子どもに向き合う保育】 保育士が子どもの目線に合わせ、お互いの気持ちに気付き、心を通い合わせることで、信頼関係が築かれるサイクルを循環し、大人の都合で子どもたちを向かせるのではなく、子どもの目線を大切にし、一人ひとりと向き合い、関わり合いながら日常の中で、保育者と子ども、子ども同士の信頼関係を築いています。40名の小規模園を生かした家庭的な保育を実践しています。 【遊びを土台とした保育】 外部から講師を招き、遊びを土台とした体操教室と英語教室を展開し、年齢別に目標を設け、各々隔週で行っています。楽しく遊びながら「知育」「体育」「愛情」「礼節」「集中力」「バランス力」「情操」を育成し、人間形成への重要な幼児期の感性を育んでいます。 |
評価実施期間 | 2020/08/01(契約日) ~2021/04/27(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(2016年度) |
特に評価の高い点 | ・グループ園では先行してアプリの導入を全面的に進めている 保護者からの要望もあり、先行して連絡用アプリ(コドモン)を導入し、連絡、欠席連絡、手紙などの配信や保護者との情報交換を行っており、保護者の負担軽減にも繋げることができている。同様に日々の記録など子どもの情報についてもアプリで入力し共有できるようにしている。管理はシステム上で制御されており安全な環境が保たれている。 ・保護者の意見を取り入れながら園運営を行うよう努めている 利用者満足度(CS)調査、第三者評価における利用者アンケートなどについては、特に改善点として出された意見を真摯に受け止め、職員間で共有し検討する機会を設け改善につなげられるよう取り組んでいる。正規職員だけでなく様々な雇用形態の職員も情報を共有し、協力し合い一丸となって保育にあたれるようマネジメントに努めている。 ・目標を設定したことで一体感が生まれている 「みんなで歩こう」という目標のもと、日々の散歩では園をスタート地点として公園までの歩いた距離をつなげて駅名で示すという楽しい取り組みが行われている。足腰の強化、体力づくりを目指すとともに異年齢交流の機会にもなっており、クラスを超えて連携し目標に向かって一体感が生まれている様子が感じられる。 |
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改善を求められる点 | ・地域との交流に力を入れることが望まれる 今年度は、コロナ禍において地域の園長会なども通達・連絡が中心となり情報や課題を共有する機会が得らなかったことを課題としている。従来からの地域との交流に加え、実施できていなかった実習生の受け入れ、ボランティアの受け入れなども含め、コロナ禍による新しい生活様式の中での取り組みについても検討されることが望まれる。 ・さらに保育内容の充実を図ることを目指している 日々の保育の中で、年齢に応じた様々な活動の一つひとつに「ねらい」があることを職員一人ひとりが改めて考える必要があることを認識しており課題と考えている。子どもたちが様々な活動を通して気づきを得ることにつながり、楽しく、健やかな時間を過ごせるように、保育内容の充実を図ることを目指している。 |
今回第三者評価を受審し、改めて当園の細かい部分まで見返り、振り返りを行うことが出来ました。その中で改善点や強化部分を見出すことが出来、一歩ずつより良い方法、方向に向かうように努力しております。 今後は今まで以上に利用されているご家庭にも分かりやすい運営を心がける所存です。また、今後保育園利用をご検討されているご家庭の方々にも、利用したいと思っていただけるよう取り組んでいきたいと職員一同再認識致しました。この度は本当にありがとうございました。 |
詳細評価PDF | 詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を記載し、園の玄関にも掲示している。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人運営部において運営課題(コスト分析や利用者の推移、利用率等)の分析を行い、施設長会議で共有されている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営状況や改善課題については、法人の施設長会議経由で職員へ伝えられ、具体的に取り組めるようにしている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人として理念の実現に向けた3ヵ年経営方針を掲げており、施設長会議経由で職員へ伝えられ、具体的には取り組めるようにしている。合わせて、中・長期の収支計画も策定されている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の統一書式に従って単年度の事業計画を策定しており、数値目標や具体的な成果等を設定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎年ナンバーワン宣言を園で掲げ、理念と課題を元にテーマを決めている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は保護者がいつでも閲覧できるよう玄関に配置している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年1回CSアンケートを実施して結果を公表し、さらに運営委員会でも意見を傾聴して保育に反映出来るようにしている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者からの意見は職員会議で話し合い、議事録に残すなどして園全体で改善に取り組み、次年度に繋げている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・施設長の役割、責任、職務については就業規則に明示され、入職時に説明され、人事考課項目にも詳しく定められている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・自治体、行政等の開催する研修、監査説明会などの勉強会に参加して、変更点などを職員に伝え周知に努めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・CSカードの結果をもとに職員間で検討し、「№1宣言(年間目標)」を立案し、保育の質の向上に努めている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営の大枠の部分に関しては本社が主体的に行い、施設長を中心に運営レベルで実効性を高めている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・採用実務などの人材確保については法人本部の専任業務になっており、必要な人材は法人と連携してして採用している。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人材確保は法人として継続的に取組んでおり、定着のための環境整備、質の向上、育成策を講じている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員との日頃の関わりをはじめ面談や職員アンケートを通じて、個々の意見を把握して園運営の参考にしている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人事考課、研修計画にそれぞれ自己目標を設定し、毎月の反省と年2回以上の施設長との面談で達成状況を確認し合っている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人事考課、研修計画にそれぞれ自己目標を設定し、毎月の反省と年2回以上の面談で達成状況を確認し合っている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・新卒職員にはメンターが付き、OJTを行いしくみが整っている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・マニュアルに準じ、園の状況を鑑みたうえで実習生の受け入れを行うことにしている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページ、パンフレットにおいて、理念、基本方針等を公表している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に一度、本部職員が来園し内部監査を実施しており、透明性の高い適正な経営と運営に向けて取り組んでいる。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・事業計画には園の行事に地域の方にも開放し、その際に育児相談なども実施することを計画している。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ・ボランティア受け入れルールは設定されていないため、受け入れも行っていない。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・関係機関のリストは作成されており、事務室及び、保護者も目にすることができるよう玄関脇にも掲示している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の運営委員会を実施しており、保護者の声や意見交換、外部委員からの助言、アドバイス等を受ける機会を設けている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達に不安がある保護者に対して相談や提案に加え、必要であればSEDスクールを紹介し、発達支援を行っている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園内研修として毎年「児童虐待及び人権侵害研修」を行い、職員会議でも話し合いを持つようにしている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・公開してもいい情報と個別の情報については区分けして、全職員への周知に努めている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページでは園の情報詳しく掲載しており、利用希望者への丁寧な情報提供に取り組んでいる。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・新入園説明会を実施しており、入園のしおりや重要事項説明書をもとに保護者への個別の質問や疑問にも応答している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・退園後も相談に乗ることを保護者に伝えているが、口頭のみの対応であるため文書でも示すことも必要とされる。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社主導のもと毎年10月にCSカード(顧客満足度)を実施し、園では結果をもとに検討・対応を進めている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・CSアンケート(匿名)の実施や結果の公表、年2回の第三者委員が参加する運営委員会を開催している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の玄関に、相談窓口等の掲示をし明確にしている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内の案件については、施設長の裁量範囲の中で判断して返答し、迅速に対応することにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの安全に関わる外部のニュースなどは、本社教育研修部より適宜メールで配信され、注意喚起を促している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症マニュアルは本部にて検討・改定し、さらに行政の指示なども盛り込み「ガイドライン」としている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に配付している重要事項説明書兼入園のしおりに記載しており、入園説明会では口頭でも説明、周知している。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人共通のマニュアルをはじめ、園内研修や外部研修などによって、標準的な実施方法についての周知徹底を図っている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修や社内研修を通して、標準的な実施方法についての見直しを行っている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長がマネージャーと相談しながら全体的な計画を策定している。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・社会情勢・事案・法令改定など、地域福祉のニーズの変化等を鑑み、適宜、指導計画を見直している。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児クラスは、個人記録を作成しており、職員全体で一人ひとりの様子を把握し、保育に取り組んでいる。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園内研修を通して個人情報保護規程等の周知徹底、遵守に取り組んでいる。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は法人本部でより毎年配信されており、保育理念、保育方針、保育目標に基づいて編成されている。園内においては、3月にリーダー会議、職員会議にて全体で検討する機会を持ち、地域性、交流などに変化があれば見直して取り入れるようにしている。園として作成した全体的な計画を基に、各クラスの担任が年間計画を策定し、期ごとに見直しと修正を行っている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内の温度、湿度は常に適切な状態に保持し保育日誌、園日誌に記録し確認できるようにしている。定期的に窓やドアを開けて換気も行っている。年齢に応じた保育室の設定に配慮し、業務マニュアルに沿って安全及び衛生管理に努めている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育に必要な子どもの情報は入園時に保護者から提出された書類を職員間で共有し把握できるようにするとともに、日々の様子は連絡帳や送迎時の保護者との会話より把握に努めている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・着替え、食事、排せつなどの基本的な生活習慣を伝え、子どもが楽しみながら自然に覚え身に着けられるように援助している。乳児は入園時より個人マークをロッカーなどに示し自分の持ち物や場所などがわかり、着替えなど身支度を自分でやってみようとする気持ちを受け止め、援助している。担任を中心に食具の持ち方、食べ方なども伝えている。トイレトレーニングは子どもの発達に応じて、保護者と状況を共有しながら無理なく進められるようにしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室では年齢ごとに玩具や絵本を手に取りやすい場所に設置し、発達に応じて見直しや入れ替えを行っている。乳児クラスでは指先を使って遊ぶ手作り玩具も多く揃え、子どもの発達を促すことができるようにしている。玩具の消毒は毎日午睡時に行い、布製品の洗濯は週数回行い衛生管理に努めている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:非該当】 0歳児の受け入れはないため非該当である |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児、2歳児では月齢にも配慮し、子ども一人ひとりの発達に応じた援助を行うように努めている。探索活動が活発になるため保育室の設定に配慮し、安全に好きな遊びに集中し取り組めるように工夫している。片付けがしやすいように、子どものペースに合わせて近くにカゴを置くなどの配慮をしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスでは、4歳児と5歳児は通常は合同保育をしているが、制作など活動内容によっては年齢ごとに行うなどそれぞれの発達に合わせた活動にも取り組めるように工夫をしている。小人数であることから異年齢で過ごす時間も多くあり、年齢の違う子どもたちがお互いを認め合いやさしく接することができるように援助している。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園内はバリアフリーであり、障害に対応できる設備となっている。現在までのところ障害のある子どもの在籍はないが、障害のある子どもの保育に当たっては、個別の指導計画を作成し、クラスの指導計画と関連付けることなどの体制づくりはされており、職員にも周知されている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・17時以降は基本的には幼児の部屋での合同保育時間としているが、遊びや子どもの様子、人数などを見ながら乳児と幼児はそれぞれの部屋でゆっくりと過ごすなどの配慮をしている。合同保育時間では、遊びや玩具などに配慮し、年齢の違う子ども同士が安全に楽しく過ごせるように |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画の中に、小学校との連携等に関する部分を策定し、見通しが持てるように日々の生活の中で機会を設けている。5歳児クラスの年間指導計画では、小学校の付近を散歩で訪れることや、見学会、交流の機会などにより、就学に期待を持ち心の準備を整えることができるようにと記載されている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園保健マニュアルに沿って看護師を中心に子どもの健康管理に取り組んでいる。看護師はクラスを巡回し視診により子どもの健康状態や爪の確認なども行い把握できるように努めている、年間保健計画に沿って保健指導も取り入れているが今年度はコロナ禍であるため、状況に合わせて行い、手洗いうがい指導では紙芝居やブラックライトなども取り入れ年齢に応じてわかいりやすく伝える工夫をしている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園医による定期的な健康診断、歯科医による歯科検診、身体測定などにより子どもの健康管理を行い、健康診断記録、歯科検診記録に記録し保管している。結果はその都度、保護者に知らせており、受診などが必要な場合には個別に伝えるようにしている。園医との連携は取れていることから、健診時に相談をすることや必要に応じて電話でも連絡することも可能としている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」を基に、子どもの状況に応じた対応を行っている。アレルギー児は受診した上で、川崎市保育園在園児等健康管理委員会に半年に一度、届けを出している。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間食育計画が作成されており、子どもの年齢に応じたねらいに沿った食育活動が実施されている。今年度はコロナ禍にあり、クッキングなどは中止していたが、感染拡大防止策のもとで年度後半にむけて可能なことには取り組んでいく予定としている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社作成の献立を使用し2週サイクルでの提供をしており、1週目で残食が多かったものは2週目に形や味を変えるなど子どもが食べやすいように工夫をしている。献立では旬の食材が取り入れられ、乳幼児の咀嚼など発達に合わせて調理が行われ、子どもが給食を通じて様々な食材や調理法を知るとともにおいしく食べられるように配慮している。季節の行事、郷土料理、毎月の誕生会ではおやつにケーキやゼリーを提供するなど、特別メニューとして子どもたちが喜び楽しみにできるように工夫されている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・連絡用アプリ(コドモン)を使用し、連絡、欠席連絡、手紙と配信を行ない、保護者との情報交換を行なっている。日々の送迎時の会話や連絡帳において子どもの状況をやり取りし、共有できるように努めている。幼児クラスでは連絡帳の使用はないが、連絡機能という部分でやり取りできるようにしている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の送迎時の会話や保護者参加の行事、個人面談などで保護者とのコミュ三ケーションを築くように努めており、保護者からの相談にはいつでも応じる体制である。園内は、玄関を入るとすぐに事務所であるため、気軽に声をかけてもらえるような雰囲気づくりに努めている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・受け入れ時には視診を行い子どもの様子を確認しており、気になることがあればか保護者に声をかけて確認するよう努めている。虐待等権利侵害が疑われる場合には、施設長に報告、園での状況把握に努め、記録を残し会議で共有できるようにしている。施設長の判断により関係機関との連携を図る流れとしており、虐待の疑いフローチャートに沿った対応ができるように職員間に周知している。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育実践の振り返りは、日案、週案、月案にて行い、反省や改善点などを次の計画に反映できるように取り組んでいる。また、職員は園内研修や職員会議、朝礼等で情報を共有し保育内容や実施形態を話し合い、保育の向上に努めている。 |