キッズパートナーみなとみらい
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | キッズパートナーみなとみらい | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60(54) 名 |
所在地 | 220-0012 横浜市西区みなとみらい6-3-4 プライムコーストみなとみらい1階 |
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TEL | 045-227-5151 | ホームページ | http://www.care-partner.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2017年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | ケアパートナー株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:14 名
非常勤職員:0 名
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専門職員 |
保育士:11 名
栄養士:1 名
調理員:2 名
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施設・設備の概要 |
乳児室:1室
幼児室:1室
トイレ:3室
沐浴室:1室
調理室:1室
事務室:1室
会議室(休憩室と更衣室):1室
建物の構造 RC造り 27階建ての1階:建物延床面積 291.83㎡
園庭:91.93㎡
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【保育理念】 私たちは、子どもたち、そしてかかわるすべての方々の「元気」を創造し、社会に貢献してまいります。 【基本方針】 ・情緒の安定が図れる、安全で安心して過ごせる最良の環境を提供します。 ・たくさんの遊びや体験を通し、好奇心や創造性、表現力を育てます。 ・たくさんの人とのふれあいから、明るく元気にあいさつできる子どもを育てます。 ・自分でやりたい、という気持ちを大切にして自立心を育てます。 ・たくさんのやさしさを注ぎ、思いやりのある、やさしい豊かな心を育みます。 |
【立地および施設の概要】 キッズパートナーみなとみらいは みなとみらい線新高島駅から徒歩7分の商業ビル、高層マンション群の中にあります。ケアパートナー株式会社を経営母体とし、平成29年4月に開園しました。定員は0歳児から5歳児まで60名で、現在54名の園児が在籍しています。園舎はRC作り27階建ての1階にあり、園舎前の園庭は、雨の日も遊ぶことができます。保育園はマンションの防災センターと隣接し、2階には診療所(園の嘱託医)があります。 園の近くには臨港パーク、高島中央公園、水際線公園があり、周辺の道路の歩道は、道幅も広く、子どもたちは安心して散歩、戸外活動を楽しんでいます。 【園の特徴】 園は高層マンション群の中に位置していますが、保護者が地域との接点を多く持てるように、地域イベントとの交流を多く持てるようにしています。また、誕生日会に保育参加(半日保育士、希望により給食試食)を行い、保護者と共に子どもの育ちを大切に見守っています。 配慮を要する子ども、障がい児支援、その他保護者支援を大事にしており、設置法人として外部の専門機関と契約し、巡回相談や職員に保護者との関わり方や実際の保育内容について職員をサポートする仕組みがあります。 |
評価実施期間 | 2019/10/01(契約日) ~2021/02/26(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 初 回(年度) |
特に評価の高い点 | 1.子どもの活動を支える職員の取り組み 乳児クラス、幼児クラスはそれぞれワンフロアーで、保育室はカーテンや低い棚で区切り、遊びのコーナーを作っています。職員は子どもの様子をよく見て、子どもたちが興味や関心に応じて好きな遊びを選び、遊びこめるように環境を整えています。4、5歳児はアイディアを出し合い、段ボールでお化け屋敷やお店を作り、遊びを広げています。毎朝のリズム遊びでは、職員はパーテーションを片付けて活動範囲を広げ、子どもたちが思いきり全身を動かして遊びこめる環境を整えています。 2.子どもの年齢、成長に応じた食育活動 乳児・幼児の年間食育活動計画、年間食育イベント計画を立て、子どもたちが食に関する豊かな体験ができるようにしています。乳児クラスでは栽培した野菜に触れたり、スタンプ遊びを楽しんでいます。幼児クラスでは育っていく過程を観察画にし、収穫した野菜を調理して、食に関心が持てるようにしています。 3.保育を深めるための園内研修の取り組み 職員は、毎月1回土曜日の職員会議の中で園内研修を行っています。法人の理念、保育所保育指針の理解、感染症の理解では職員はレポートをまとめ、各自の到達点と課題を明確にしています。リズム遊びの研修では職員が五感を鍛える運動としての基本姿勢を身につける学びを行い、子どもたちの毎日の活動に取り入れています。また、子どもたちの興味・関心に即した玩具づくりも研修に位置付けて取り組んでいます。 |
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改善を求められる点 | 1,単年度事業計画は中・長期計画を反映したものに 単年度の事業計画は、中・長期計画の内容を反映したものとして、具体的な数値目標・成果等を設定し、定期的に実施状況や評価を行なえる内容にすることが望まれます。 2,マニュアル類の整備と活用 保育の手順書や苦情対応マニュアル、事故対応マニュアルは個々にファイルされていますが、職員が活用しやすいように「マニュアル集」(一括ファイル)として、閲覧・共有できるように整備することが望まれます。 3.ボランティア、実習生の積極的な受け入れ 地域の福祉の風土作りや将来の人材育成の面からも、中学生、高校生の職業体験や地域の有志のボランティア、保育を専攻する学生の実習など、積極的な受け入れが期待されます。 |
開園4年目に初めての第三者評価を新型コロナウイルス感染症禍の中で受審させて頂きましたが、園の施設や保育観察、聞き取り等を予定通り無事に行うことができ安堵しております。 日頃より園運営にご理解、ご協力頂いております保護者の皆様には、お仕事と育児等お忙しい中、多くの方にアンケートのご協力を頂きましたこと心より感謝致します。今回のアンケート結果を真摯に受け止め、今後の園運営に活用させて頂きたいと思います。また、日頃より登降園時や行事のアンケートで頂いております励ましの言葉や貴重なご意見、感想等も引き続き活かして保育してまいります。 今回の評価結果で高く評価して頂けたところは、継続していけるよう職員と共に更に向上できるように努めます。改善を求められる単年度事業計画は、中長期計画の内容を反映したものにし状況や評価を行える内容にし、マニュアル類の整備や活用方法を当社保育事業部と共に見直していきたいと思います。また、ボランティアや実習生の受け入れも、今後機会がありましたら受け入れていきます。 最後になりますが、これからも子ども達一人一人を大切にした保育を職員と共に提供していけるようにし、保護者の皆様の大切なお子様を安心して預けて頂けるよう努力したいと思います。 キッズパートナーみなとみらい 園長 吉野美穂 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育理念、保育方針は園のホームページ、入園のしおり、パンフレットに掲載し,ています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・社会福祉事業全体の動向については、法人本部で把握・分析しています。園長は、西区の園長会や子育て関連連絡会、幼保小連携会議に出席して、社会福祉事業全体の動向、地域ニーズ、待機児童数の推移などを把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人本部で月次状況の把握・分析を行い、課題を抽出し、対応策を講じています。毎年、年度末に保育園の自己評価を行い、保育運営課題に「人材育成」を掲げています。職員は法定人数を満たしていますが、産休や有給休暇取得で人員不足となり、研修に職員を出すには厳しい状況もあります。改善すべき課題について本部役員会で共有しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人の理念、基本方針の実現に向けたビジョンを実現するため 中・長期計画は作成されていますが、2020年度の計画が入っていません。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:c】 ・単年度計画はありますが、中・長期計画に今年度分が入っていないため、中・長期計画を反映したものになっていません。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:c】 ・事業計画は法人本部と園長で検討し、本部が中心となって策定され、職員の参画や意見の集約・反映の下で策定されていません。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画の実施状況について、半期ごとに評価・反省を行っています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・各指導計画は評価見直しを行い、次期の計画に反映しています。乳児、幼児会議を行い、職員会議でも検討しています。年4回職員は自己評価を行い、年度末には園の自己評価としてまとめ、職員会議で保育の質の向上に向けた取り組みを行っています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員は自己評価を年4回行い、2月に集計して園の自己評価としてまとめ、職員会議で話し合い課題を共有しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は法人の理念、方針を玄関に掲示し、4月の園だよりや職員会議で、保育で大切にしたいこと、園の目標を職員、保護者に伝えています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、社会福祉関連法令や園の理念、基本方針、諸規定などをよく理解しており、利害関係者とも適正な関係を保っています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は園の自己評価や月間指導計画、週案の自己評価や保育に参加する中で、園の保育の質の現状を把握しています。職員の子どもへの接し方や日々の保育内容、保護者対応を観察して課題を把握して職員を指導し、保育の質の向上に積極的な関わっています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は、月2回経費報告を本部に行い、本部と連携して人事・財務状況を検証し、現状を把握、経営改善に取り組んでいます。職員が長時間労働にならないように、職員のシフトを調整し、園長が現場に入るなどして、業務の実効性の向上に向けて取り組んでいます。働きやすい環境設定のために、IT化を進め、パソコン,タブレットを増設しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本部作成の人材育成計画があり、経験値ごとに研修計画を作成し、横浜市の配置基準に基づいて保育士、調理師を配置しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・人材育成計画は本部で作成し、職員に周知しています。職員は行動評価表を年2回本部にweb上のシステムに入力、提出し、園長がそれに基づいて面談し、年2回実績を評価しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は有給休暇の取得状況や時間外労働のデータを作成し、就業状況を把握しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経験年数により必要とされる専門技術や研修内容を明確にした人材育成計画があります。職員は行動評価表や園長のアドバイスから一人ひとりの目標を設定しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「期待する人間像」は全体的な計画や園の事業計画に明示しています。キャリアパスに基づき、職員に必要とされる専門技術や研修内容を明示し、それぞれの経験や習熟度に応じ、効果的なものなるように研修内容を工夫しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は、保育に入って現場を見て、また職員の自己評価から職員の保育姿勢や知識、スキルを把握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:c】 ・実習生を受け入れていません。マニュアルも用意されていませんので、C評価になります。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育所の事業や財務等は年3回の運営委員会で報告し、園の玄関に一定期間掲示しています。ホームページには園の理念や基本方針など、法人と して保育事業部の事業計画、予算を掲載しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所の事業や財務等は年3回の運営委員会で報告し、園の玄関に一定期間掲示しています。ホームページには園の理念や基本方針など、法人と して保育事業部の事業計画、予算を掲載しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域とのかかわりについては、全体的な計画に、地域で行うさくらフェスタへの参加、出前育児出張講座などを計画し、文書化されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ・ボランティアの受け入れに対する基本姿勢は明示されていません。マニュアルも用意されていないのでC評価になります。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・近隣保育園、学校関連、横浜市中央児童相談所等の連絡先を事務室に掲示し職員間で情報を共有しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・運営委員会に民生委員が参加し、地域の情報を得ています。またスマイル・ポートで年1回出前育児出張講座を行い、地域の情報を得ています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域に向けて絵本の貸し出しを行っています。園を見学に来た親子、同じマンション、毎月園で行う身長、体重測定に来る親子が絵本を借りに来ています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・保育方針、保育目標、服務規程、行動基準等に子どもの人権尊重を明記しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・就業規則の服務規定にプライバシーの尊重を明記し、入職時に職員に周知しています。園全体が外から見ることができないよう、窓にはフィルターが貼ってあります。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園のしおりを西区子育て支援拠点「スマイル・ポート」に置き、子育て中の人が持ち帰ることができるようにしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園時の説明は個別対応を行い、一人ひとりに重要事項説明書を用いて、保育理念、保育方針、保育内容、利用料金、緊急時における対応などを説明し、保護者からの質問や意向を聞いたうえで同意書に署名をもらっています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・途中転園する子どもに対して引き継ぎ文書などは作成されていません。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・日々の保育の中で、保育士は子どもの表情や言葉、行動などから子どもの思いや意向をくみ取り、子どもの満足を把握するようにしています。また日々の保育日誌に記載された内容からも子どもの思いを把握することができます。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の苦情解決責任者は園長、受付責任者は主任、第三者委員として2名をおくほか、本社相談窓口としての苦情解決責任者、受付担当者を設置しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・第三者委員2名の氏名と連絡先を重要事項説明書に記載すると共に玄関に掲示し、保護者が直接意見を申し立てることができるようにしています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情等の解決に関する規定があり、年度末に見直しをしています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園には安全衛生会議があります。責任者は園長で設備・遊具・備品の点検、事故対応など安全管理に関する事柄を話し合っています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策の責任者は園長で、月1回行われる安全衛生会議で感染症対策について話し合い対策をするようにしています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長を責任者とした災害時の対応体制を整えています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・受け入れ手順書、散歩手順書、苦情処理規定、衛生管理マニュアル、保育マニュアル等各種マニュアルが作成されています。事務室内の鍵のかかる書庫に保管され、必要な時に確認することができるようになっています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・マニュアルは毎年度末に各園から出された意見を基に本部で見直しを行っています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時の面談記録や児童票、食事状況調査表、健康調査票などの提出書類により、入所児童の発育の状況、保護者の生活状況を把握し、全体的な計画に基づいて個別の指導計画が策定されています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画は年度ごと、月間指導計画、週案はそれぞれの計画が終了するごとに自己評価を行い次の計画に繋げるようにしています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に保護者に子どもの家庭の状況、発達状況を記載した児童票を提出してもらっています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・個人情報保護規定があり、保管責任者、記録の保管期間、漏洩防止に対する対策などが記載されています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は児童福祉法および保育所保育指針に則り,会社の理念「私たちは、子どもたち、そしてかかわるすべての方々の元気を創造し、社会に貢献して参ります。」と保育方針「①情緒の安定が図れる、安全で安心して過ごせる最良の環境を提供します。②たくさんの遊びや体験を通し、好奇心や創造性、表現力を育てます。③たくさんの人とのふれあいから、明るく元気にあいさつできる子を育てます。④自分でやりたい、と言う気持ちを大切にして自立心を育てます。⑤たくさんのやさしさを注ぎ、思いやりのある、やさしい豊かな心を育みます。」に基づき作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員が保育室の温度、湿度を適切に保持できるよう、エアコンや加湿器で調節し、清掃マニュアルに沿って掃除手順を決めて行っています。新型コロナウイルス対策で、以前より換気や園内清掃、玩具の消毒を強化しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に保護者提出の書類や入園前の面談で生育歴や家庭状況を把握し、全職員に周知しています。また毎月の職員会議で0~2歳児は個別の子どもの姿を、3歳児からはクラスの報告書を提出し、全職員で情報を共有しています。子どもの個人差を大切にして保育を行っています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的生活習慣について子どもたちは毎日の繰り返しの中で、生活の流れを理解して身に着けるようにしています。習得にあたっては、一日の流れを絵入りのカードで示し、子どもが自分でやろうとする気持ちを大切に意欲的に行えるように見守りつつ、必要に応じて声かけをしています。「自分でできた!」との達成感を味わえるように最後の行程は、子どもが行えるように支援しています。子どもがじっくりと取り組めるように時間にゆとりを持つようにしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各クラスには子どもの年齢や発達にあった、興味や関心が持てるようにおもちゃや絵本、教具を子どもの目の高さの棚に備えています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児は特に登降園時に、子どもの体調や機嫌等を保護者と確認し合って、離乳食や授乳の状況もこまめに伝え合っています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの状況に応じ、職員は必要な手助けをさりげなくして、励ましたり、褒めたりしてやる気を持てるようにしています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスはワンフロアーで、カーテンで区切り活動に応じて安心して過ごせるようにしています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・在籍している子どもが安心して過ごせるよう環境整備に配慮し、障がいのある子どもには3か月に1度、要配慮児指導計画を立て、クラスの指導計画にも個別配慮として記載し、毎日要配慮児童保育日誌を記録しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ディリープログラムや週案は子どもが安心して心地よく過ごすことができるように、ゆったりとした計画になっています。日中は体を動かす活動を多く取り入れ、夕方は机上遊びやマットでくつろいで遊べるように環境を整えています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・アプローチカリキュラムを作成し、就学に向けて準備を行っています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理マニュアルがあり、それに基づいて入園までの状況、入園後の子どもの健康状態について把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の健康診断、歯科健診、幼児クラスの尿検査、3、4歳児の視聴覚検査、毎月の身体測定を行っています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に沿って子どもの状況に応じた対応を行っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的計画の中に食育の項目を設け、年間計画、月間計画、個別計画に繋げています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では本社の管理栄養士がたてた献立を使用しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・乳児は連絡ノート、幼児はホワイトボードで子どもたちの毎日の様子を保護者に伝えています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・現在は新型コロナウィルス禍のため、送迎時の対応は短時間としながらも、職員は保護者一人ひとりに丁寧に情報交換を行い、信頼関係が築けるように努めています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待に関する横浜市のハンドブックがあり、虐待の定義、発見のための基礎知識、虐待の気づきから支援までの流れ、虐待の対応と支援、などについて書かれており、職員が虐待について理解したり対応策を学ぶことができるようになっています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画、月間指導計画、個別指導計画、日々の保育日誌に自己評価欄を設け、日々の保育実践の自己評価を行っています。 |