キンダーガーデンえびな
第三者評価機関名 | ソキウスコンサルテーションズ株式会社 |
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名称 | キンダーガーデンえびな | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 76(77) 名 |
所在地 | 243-0434 海老名市上郷1-10-25 |
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TEL | 046-292-7088 | ホームページ | htpps://ebina.shinkou-kai.jp |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2019年10月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人 新考会 | ||
職員数 |
常勤職員:9 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
園長:1 名
主任保育士:1 名
副主任保育士:1 名
保育士:14 名
調理員(外部委託):3 名
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施設・設備の概要 |
居室:6
職員室 更衣室 給食室 相談室 エレベーター 駐車場 駐輪場 屋外遊技場 ボルダリング:各1
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理念 子ども達の成長を見守り、足跡を未来につなげる。 ~君たちの足跡を残したい。~ 基本方針 社会の変化と子ども達の育っていく環境はめまぐるしい程の変化をしています。日本の国内にとどまらず、世界に広がっていく社会環境の中で適用できる子どもとして育っていけるよう子ども達の育っていく道すじをしっかりと見つめながら、「環・食・知」をバランスよく育てていきたいと思います。 |
・はだし保育を取り入れることで、土踏まずの形成促進や、足の裏の刺激による体全体の成長を促しています。 ・子ども達の意見や会話を大切にし、興味関心を持ったことから子どもの主体性を大切に活動内容を一緒に作り上げています。 ・園外散歩を通して地域の人との交流や、体力の向上に努めています。 ・個人絵本を購入していただき、保育の中に取り入れることで絵本に親しむこと、自分の物を大事にすることを学んでいます。 ・全学年で連絡帳アプリを活用。乳児クラスは毎日、幼児クラスは休み明けに子どもの様子を入力してもらい、園での様子も知らせています。 ・毎日の様子をクラスごとに写真入りで作成した保育ダイアリーを保護者に向けて掲示しています。 ・毎月子どもの育ちを写真とエピソードで伝えるポートフォリオを作成し、保護者に渡してコメントを書いて返却してもらい、年度末に一年分をまとめて保護者に渡しています。 ・一時保育、親子陶芸、LaQ講座等の地域の子育て世帯に向けた、子育て支援に関しての取り組みを行っています。 ・栄養士による月一回の食育や、看護師による隔月の健康教育を行っています。 |
評価実施期間 | 2023/08/01(契約日) ~2024/03/12(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特長や今後期待される点 | 1.優れている点 (1)園長の的確なリーダーシップの下、職員間でしっかりした意思の疎通・協力体制ができており、風通しの良い、働きやすい勤務環境作りが進められています。 常に臨機応変かつ柔軟な対応が求められる保育現場に、しっかり対応できる組織を作るため、園長はリーダーシップを発揮して、運営方針や自らの考え、思いを日々のミーティングをはじめ、毎月の職員会議などの機会を捉えて丁寧に説明しています。また、人事考課の面談などで職員の希望や個人的な悩みも聞き、相互理解と職員の意識向上(モチベーションアップ)に取り組んでいます。職員も互いに協力し助け合い、チームワークを発揮しながら保育に臨んでいます。毎朝理念や基本方針について読み合わせを行い再確認し、気持ちを一つにして保育に対する熱い思いを持って子ども達に接しています。このように園長以下全員が一体となって、情報を共有し、協力し、声を掛け合い、相談し合うなど、しっかりした意思の疎通・協力体制が築かれています。保育士相互に良い点を指摘し合うピグマリオンミーティングや園内留学と称して担任でないクラスの保育に当たるなど保育の質の向上に務めています。 今回の訪問調査時の職員に対するヒアリングにおいても職員間の連携・協力や風通しの良さについて多くの肯定的な意見が聞かれました。これらのことは働きやすい勤務環境づくりにも繋がり今後ともこの状況を維持・発展させて頂きたいと思います。 (2)年度の事業計画の策定あたっては園を取り巻く環境の分析、前年度の振り返りなどの結果を踏まえ、着実に改善・向上を図っています。 前年度計画をしっかり見直し、修正・改善事項を把握しこれらを着実に現年度計画に反映しています。特に「子どもたちにとって」「保護者にとって」「職員にとって」「地域」の4つの視点を設定し、この区分に基づきそれぞれ職員でグループを作り、さらに細部具体的に検討し、園の目標を月単位に落とし込んで実施しています。毎月振り返りを行い、結果および達成度を確認するとともに改善事項や時期に反映すべき事項を明らかにしています。特に目標の設定にあたっては具体的実施事項を明らかにし、かつ努めて計数的に設定し、進捗状況や達成度の把握、管理が的確にできるように努めています。日常的にPDCAサイクルによって活動しています。 (3)家庭との緊密な連携により保護者と園の良好な関係が築かれています。 園では、保護者の相互理解を深めることは保育の質の向上において重要なことと考えています。このため、園での子どもの様子を詳しくしっかりと伝え、それにより成長を実感できるように努めています。具体的にはアプリを使った毎日の連絡帳でその日の出来事や様子を伝え、適宜に保育参観、保護者面談などの機会を設け園の方針や考えを伝えるとともに、保護者の意見や提案なども聞き、さらに保育ダイアリーとして日々の保育の内容を写真などを活用してクラスごとに作成し、玄関に掲示して保護者に分かるようにしています。また、毎月個々の子どもの様子を写真に撮り、文章と共に保護者に渡して保育の内容を知らせて子どもの成長の足跡を残しています。これらの施策により家庭との緊密な連携、信頼関係ができ、保護者と園の良好な関係が築かれています。 2.改善が期待される点 (1) 地域との交流特に自治会との関係について引き続きの改善努力が期待されます。 当園は、市役所はじめ関係機関とは良好な関係が構築・維持され、一時保育、親子陶芸、LaQ講座等により、地域の子育てインフラとして大きく寄与・貢献していますが、開設して間もない時期にコロナ禍が起こったこともあり、近隣地域特に自治会との関係がやや希薄な状況になっています。自治会への加入のため種々の努力をされていますが、未だ加入には至っていません。近隣の人々と密接な交流を図ることにより、散歩や園外活動時の安全確保や出会う人々との挨拶や言葉を交わすことは社会勉強の第一歩でもあり、子ども達の成長にとって力強い後押しになると思われます。また、近隣住民の方々との防犯・防災に関する連携は、保育の安全・安心の確保に不可欠です。自治会加入によって更なる良好な地域との関係構築のため引き続きの努力が期待されます。 (2)人材の育成について更なる改善・向上が期待されます。 人事管理について総合的な体制が構築されていますが、部分的には見直し・修正が必要な点も見受けられます。具体的には、当園の人員配置の状況は比較的経験豊富なベテラン保育士が少なく、若年層が多くやや偏った状況にあり、よりバランスのとれた職員構成が求められます。またキャリアパスについても、職位、主な職責、求められる能力などの区分について、それぞれの項目の内容が不整合となっている部分が見受けられます。今後見直し、修正して行くことが望まれます。 |
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初めて第三者評価受審をさせていただいたことで、日々の保育を改めて振り返ることができました。課題がより明確になり、継続する中で強化していきたい部分や、改善すべき点にも気付かせていただきました。職員一同で今回の評価結果を共有し、より良い保育の実践ができるよう努めていきたいと思います。地域に対しては「地域に根差し、必要とされる存在でありたい」という考えを今後も自治会をはじめとした地域の方に積極的に発信し、そうなれるよう努めていきたいと思います。職員一同気持ちをひとつにして取り組んでまいります。お忙しい中、アンケートにご協力いただいた保護者の皆様、丁寧に評価をしてくださった評価機関の皆様に感謝申し上げます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念、基本方針が法人のホームページやマニュアル等に記載されています。また、市民や地域の人々に広く知ってもらうため海老名市の「保育所のしおり」にも掲載しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・社会福祉事業全体の動向や地域の各種福祉計画の策定動向と内容などについては法人からの情報や市の諸計画により把握しています。また、市役所はじめ関係機関の刊行物なども適宜入手し、福祉関連業界の動向や施設の状況を把握に努めています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営環境や保育の内容、組織体制、施設・設備、人材育成などについて現状分析を実施し、職員の定着、働きやすい環境作りに力を入れ、事業計画の中で取り組み、逐次改善を図っています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人から示された中・長期計画に基づき園独自の構想やビジョンが描かれています。特に人材育成については中・長期的な視点を持って改善・向上に取り組んでいます。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度の事業計画は法人の中・長期計画、年度計画に基づき、園を取り巻く環境、前年度の振り返りの結果などを踏まえ、具体的に事業内容を詰め策定されています。この際、事業項目を分類・区分し、それぞれを職員の担当グループに分担して作成し、それを全体会議で集約することにより内容の充実を図り、全員が参画意識を持てるように務めています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画の策定にあたっては、事業の規模や特性に応じて担当者を指定して、あるいはグループ分けしてそれぞれのグループが分担して検討・作業を進め、全体会議で集約するなど最も効果的な体制で臨んでいます。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画ついては、保護者懇談会で主要な内容を説明するとともに、必要に応じ保育ダイアリーや園だよりなどでも伝えています。当園の特長について理解を深めるように努めています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園全体や職員個人の振り返りにおいては、PDCAサイクルのプロセスを踏み成果の積み重ね、累積ができ、また、改善事項の次期反映ができるように、園長はじめ上司・先輩が指導するとともに職員相互で確認し合っています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・評価結果は各計画の「実施状況・結果」の欄に課題や次期への計画に反映すべき事項とともに記載、記録されています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は年度初めの職員会議の折に、保育所の運営・管理に関する方針と取組について職員に説明しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は関係業者や行政関係者との適正な関係を保つため、民法はじめ諸法令、規則の理解に務めるとともに、内部規定では特に就業規則のなかの服務規律について遵守を常に心掛けています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、保育の質の現状について日々の保育の現場の様子、保護者懇談会、アンケート調査などあらゆる機会を通じてその把握に努めています。それらを踏まえ評価を行い、課題を把握し逐次改善を図っています。現状では特にリーダの育成・能力向上に力を注いでいます。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の経営改善や業務の実効性向上に関する施策を受け、これに連携して園の業務の実効性向上に努めています。特に一時保育の受け入れを積極的に行い、クラス保育の中に浸透させて保育の質の向上を図るとともに地域のニーズに対応しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・職員の採用は法人が計画、実施し、園では法人の方針の下、配置された職員の育成、人事管理を主体に実施し、その体制が確立しています。法人の保育サポート部と連携し積極的な人事管理に努めています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・期待する職員像ついて就業規則の中に「職員の心得」が定められ、日々の保育の現場における行動の基準(準拠)となっています。また、その内容の要点をB6版に分かり易くまとめた小冊子(クレド)を職員に配布し、いつでも確認できるようになっています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理の責任者を園長とし、主任保育士を担当者に定め、責任体制は明確になっています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「期待する職員像」を法人作成の「職員の心得」に明示して、職員に周知しています。入職時に新人研修マニュアルを読み合わせたり「行動様式」と「職員の心得」を職員室にファイルしていつでも閲覧できるようにしています。身だしなチェック表を更衣室に掲示して、常に身だしなみに気をつけるように努めています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「職員の心得」で「期待する職員像」を明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員のキャリアは法人で一括管理しており、新任職員にはクラスリーダーがマンツーマンでOJT教育をし、シニアリーダーが面接など実施して相談に乗っています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生受け入れマニュアルを作成し、基本姿勢を明記しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・ホームページにおいて園の保育理念や保育方針、保育内容について公開し、ブログを随時更新して子育て支援について公表し、ユーチューブやインスタグラムの発信で地域や学生などに幅広く法人や園の考えを知ってもらう工夫をしています。ユーチューブやインスタグラムは法人内で輪番制になっており、統括園が他の園の情報をまとめて作成しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育園における事務、経理規程は、マニュアルの「園規則」の中の「職員の職務・職務分掌」に定められ、園長・主任が管理しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域との関わり方についての基本的な考え方は「地域に根ざした保育」であり、「園生活のしおり」に明示し、事業計画の中で「地域のために」を策定しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受け入れマニュアル「園と社会のつなぎ」があり、その目的を明文化しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の関係機関・団体について、利用できる地域の社会資源について、図書館や公園、文化会館などのリストを作成しています。利用できる地域資源について、職員会議などで情報を共有しています。幼保小中協議会を年3回、海老名市民間保育会、公立園交流会で研修等の企画を立てるなど定期的に連携しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域の子育て支援事業(一時保育・LaQ講座・親子陶芸教室・サイエンスショーなど)を定期的に行い、一時保育事業を通じて地域 の子育て、家庭のニーズを把握し、育児相談を受けるなど子育て家庭の地域の支えになっています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子育て支援事業を通して地域貢献できるように努めています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念に「子どもの成長を見守り、足跡を未来につなげる」。基本方針に『社会の変化と子どもたちの育っていく環境はめまぐるしい程の変化をしています。‐---「環・食・知」をバランスよく育てていきたいと思います』を掲げ、子どもたちの意見や会話を大切にして、興味を持ったことから子どもの主体性を尊重し、活動内容を一緒に作り上げています。具体的には、園企画のスポーツフェスティバルにおいて、幼児のリレーでどんな順番で走るか、バトンの渡し方など子どもたちが決めて楽しく参加しています。更にどんぐりを拾ってきて、どんぐりで駒を作って土俵を作り競技大会を企画しています。水遊びのための浮かべる船を子どもたちが独自に作って遊んでいます。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・児童虐待防止マニュアルや個人情報保護に関するマニュアルが整備されており、年間研修計画に取り入れて職員に周知しています。 ・トイレの仕切り、着替え時のカーテンなど、周囲から見えない配慮や工夫をし、個人的に撮影した子どもたちの写真をSNSにアップしないように注意しています。園内での写真撮影は原則禁止しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・理念や基本方針、保育の内容や保育園の特性等を紹介した資料(リーフレット)を海老名市子育て相談課の「保育所のしおり」に掲載して幅広く一般の人にも入手できるようにしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育の開始にあたっては「入園のしおり」や「重要事項説明書」等に基づき、丁寧に説明しています。また、説明の際には文章だけでなく実際に使用するものを提示して、保護者が準備しやすいように努めています。保育内容の変更については、資料配布やクラス会で趣旨を説明すると共に、ご意見箱や連絡ノート、電話などで直接頂く声等を把握して、保護者の意向に配慮して実施しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育園の転園や卒園に当たっての実施事項、手続きなどのマニュアルを作成して的確に実施できるように努めています。卒園の際は「保育所児童要録」を作成し、小学校へ送付しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度の初めに、園の運営や活動について、クラスごとに説明会を実施しています。保護者の満足度調査は、クラス担任を調査担当者として、保護者参観や行事などの後に連絡帳を活用して保護者に問いかけたり、送迎時のコミュニケーションの中で行っています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の体制として、苦情申し出窓口を設け、受付担当者および解決責任者を定めるとともに、第三者委員(県の保育会利用者相談室5名)を指定しています。更に、その旨を「園生活のしおり」に記載し、園内に掲示をしています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が相談をする際に、その方法や相談相手を自由に選べることをわかりやすく説明した文書を作成しています。更に、保護者にその文書を配布したり、わかりやすい場所に掲示するなどの取り組みを行っています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者から相談や意見を受けた際の対応方法や報告の手順、記録等についてマニュアルを整備しています。また、マニュアルの定期的な見直しを行っています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長をリスクマネジメントの責任者として、緊急時対応マニュアルを整備し、事故発生時の対応を職員に周知しています。事故報告書の構成は、事故の発生日時、発生状況、対応、事故後の様子、原因と職員配置、対策で構成されています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策の責任者は園長が担うとともに、役割の明示はしていませんが、職員間の連携はできています。感染症対応マニュアルがあり職員に周知するとともに随時見直しを行っています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の対応策(緊急時対応マニュアル)が書面化されており、職員に周知されています。災害時の対応策は、マニュアルの中で分かれており、火災、地震、風水害、津波など災害の種類に応じた対応となっています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画にもとづいて、年間、月間、週間の各指導計画、日案を作成して保育を実施しています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育について、担任間で振り返りの時間をもち、保育の標準的な実施方法の検証・見直しに努めています。検証・見直しにあたり、週案や月案、年間計画等については、週末、月末、年度末に見直し、翌年の全体の計画等に反映させています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・アセスメントにもとづく指導計画策定の責任者は主任保育士が担当しています。入園前に園児のアセスメント(児童の状況の事前調査)を行い、職員間で情報の共有を図っています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・指導計画の見直しは、園長、主任、担任が対応し、保育の現状に合わせて計画を変更したり追記をする場合があります。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの発達状況や生活状況はクラス担任が個々に記録している所見に適宜記録しています。また、指導計画については、乳児は個別指導計画を作成し、月末に評価して次月の計画に反映させています。幼児はクラス全体の指導計画を作成し、障害児については必要に応じて個別に作成しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長が子どもに関する記録管理の責任者になっています。個人情報保護規程等により子どもに関する記録の保管等の規定を定めています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は児童憲章、児童の権利に関する条約、児童福祉法、保育所保育指針等の趣旨を把握し、これらを反映して作成しています。一人ひとりの最善の利益を最重要事項と考え、全ての子どもが安心して充実した園生活が送れるように作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・室内での活動の前に環境を整え、室温は夏期28℃、冬期20℃、換気や必要に応じてエアコンの使用をし、日の光も利用して部屋を温めたりして環境を整えています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・月齢の違いや家庭環境による違いを把握し、全職員で共有し、配慮した保育を行うなど、一人ひとりの子どもの個人差を十分に把握し、尊重しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・月齢に合わせて生活習慣の目標を職員間で共有し、難しいところは手伝いながら、できるようになることを目指しています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・絵本や玩具は子どもの手の届く場所に置いたり、何をどうしたいのかを聞きながら、準備段階から自分たちで関われるようにしています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・柔らかいマットや茣蓙、匍匐スペースを活用し、個々の状態に合わせた生活内容、活動内容、環境整備を行っています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・見守りを重視し、着脱などで自分でできるところまでできた喜びを共有し、難しいところを手伝いながら関わるなど子どもが自分でしようとする気持ちを尊重しています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児の保育に関しては、散歩の目的地や室内の活動などの大きなテーマについて、子どもたちと話し合い、活動を発展させていけるように声掛けや環境整備を行っています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・バリアフリートイレの設置、設備の角をクッションでカバーする等、安全な環境整備に努め、子どもの状況をよく把握して心理状況に合わせた保育を行っています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個々の家庭状況に応じた適切な保育時間や登園時間を設定し、子どもの最善の利益が確保できるよう努め、好きな遊びを選択できるような環境や、一人で集中したり協力して一緒に遊べるようなスペースを確保するなど、環境整備に努めています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年長クラスの年間指導計画の中に小学校との連携について記載する欄があり、就学に向けた計画を立てて実行しています。年長児が小学校を訪問して小学生や学校の先生と接したり、幼保小中連絡協議会でも小学校教員の保育園訪問を要望しています。来年2月には年長児が小学校の見学ができるようになる予定です。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理マニュアルがあり、朝の受け入れ時から健康状態を把握する配慮事項等が記載されています。子どもの体調悪化やけがなどについては、遅番ノートを活用して確実に保護者に状況を説明するとともに、次の日の早番ノートで保護者に確認しています。 ・保健計画を作成し、定期的に反省や振り返りを行い、欠席一覧表や早番ノート、朝礼伝達などで個々の情報を共有しています。 ・子どもの健康に関わる情報は、入園児の保護者からの聞き取りや児童票での把握、その他連絡帳等によって情報共有に努めています。保護者に対して、保育園の子どもの健康に関する方針や取り組みは入園説明会や「園だより」等を通して伝えています。 ・乳幼児突然死症候群に関する研修を行い、午睡チェック表を活用して呼吸や顔色などを決められた時間に確認し、体勢を直したりしています。保護者からの相談時に、乳幼児突然死症候群の園での取り組みや家庭での予防策を伝えています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:b】 ・健康診断・歯科健診には看護師が同席し、結果は定められた様式に記入され、記録は職員室にファイルされて職員がいつでも確認することができるようになっており、保育に活用されています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では現在アレルギー疾患のある子どもは3名で、「保育所におけるアレルギー対策ガイドライン」に基づき、食事時の職員配置や提供方法等に配慮しています。医師の指示のもと、投薬依頼票に応じた対応や、保育の中での配慮を行っています。 ・保護者と通院の状況や治療状況の情報を共有し、保育園の生活での配慮や提案を行い、「食物アレルギー疾患生活管理指導表」をもとに除去食でも他の子どもと変わらない見た目の食材や調理方法で提供しています。除去食は器にかわいらしい柄を付けて蓋もつけて、職員が給食室から運び、調理師と相互に確認をしています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育計画を作成し保育の計画のなかで最も重要なものの一つとして位置づけるとともに、定期的に反省・振り返りを行っています。部屋を広く使い、職員も一緒に食事をすることで、落ち着いた雰囲気で食事をとれるようにしています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・それぞれの家庭での食事の提供方法や子どものその日の体調を考慮し、食材の形状をその子に合わせて変更したり工夫をしています。日々の残食などから好き嫌いを把握し、配膳前に子どもと相談しながら食べる量の増減を行っています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園児全員につき連絡帳があり、家庭との情報の共有や伝達に活用しています。毎日の保育ダイアリーを活用して、保育のねらいや今後の活動について保護者に伝えています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者には、こちらから声がけをし伝達の漏れがないよう努め、子どもの様子の確認などを通して保護者との信頼関係を築くようにしています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待等の兆候を見逃さないように、保護者とのコミュニケーションを図るとともに、子どもの受け入れ時や着替えなどの際に視診をよく行ったり、相談があった場合には面談等で対応し、虐待防止に努めています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育士はクラスごと、フロアごとに、毎日自らの保育の振り返りを行い、良かった点・改善すべき点を次の保育に生かしています。保育者の自己評価の結果のみで保育を進めず、子どもたちの状況によっては取り組みを変更したり、よりその場にあった保育を行うよう努めています。 |