キンダーガーデンこばと
第三者評価機関名 | ソキウスコンサルテーションズ株式会社 |
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名称 | キンダーガーデンこばと | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 70 名 |
所在地 | 243-0014 厚木市旭町3-7-3 |
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TEL | 046-220-6333 | ホームページ | https://kobato.shinkou-kai.jp |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2005年08月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人 新考会 | ||
職員数 |
常勤職員:16 名
非常勤職員:4 名
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専門職員 |
園長:1 名
主任保育士:1 名
副主任保育士:1 名
保育士:14 名
調理員:3 名
栄養士:1 名
事務:1 名
内科嘱託医:1 名
歯科嘱託医:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数(一時利用室含):6
職員室、更衣室、調理室、エレベーター、トイレ、車いす用トイレ:
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[理念]:子どもたちの成長を見守り、足跡を未来につなげる。 ~君たちの足跡を残したい~ [基本方針]:社会の変化と子ども達の育っていく環境は目まぐるしい程の変化をしています。日本の国内にとどまらず、世界に広がっていく社会環境の中で、適応できる子どもとして育っていけるよう、子ども達の育っていく道筋をしっかりと見つめながら、「環・食・知」をバランスよく育てていきたいと思います。 |
・保育目標に「人の気持ちの分かる優しい心、頑張れる強い意志、創造性豊かな心情を育てる」ことを掲げています。 外国籍の子どもには特別扱いすることなく子ども同士のかかわりを大切にしています。障害のある子どもには視覚的な教材を使用したりすることで安心して過ごせるようにしています。 ・はだし保育を取り入れることで、土踏まずの形成促進や足の裏の刺激による体全体の成長を促しています。 ・子ども達の意見や会話を大切にし、行事内容を子ども達と一緒に作り上げています。 ・園外散歩を通して、地域の人との交流や体力の向上を進めています。 ・個人で絵本を購入して頂き、保育の中に取り組むことで、絵本に親しむこと・自分の物を大事にすることを育んでいます。 ・連絡アプリを導入し、家庭との連絡や身体測定結果等を配信しています。毎日の保育活動を写真付きで掲示(保育ダイアリー)し、保護者の方へ保育の見える化として提供しています。月末には、1か月間の子どもの成長記録(ポートフォリオ)を渡し、保護者からもコメントを頂き、成長を共に喜び合うことができます。年度末に1年分を保護者に渡しています。 ・親子陶芸、LaQ講座等の地域子育て支援に関しての取り組みを行っています。 ・栄養士による月1回の食育講座や看護師による健康教育を行っています。 ・外部講師による英語教室(5歳児)を取り入れています。 ・厚木市内にある短大の保育科の学生さんたちと5年以上交流が継続し定期的に劇を披露してくれています。 |
評価実施期間 | 2022/08/01(契約日) ~2023/03/09(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(平成28年度) |
特長や今後期待される点 | [特長] (1)職員はチームワークを発揮し、お互いに連携して日々の保育にあたっています。 職員は互いに助け合い密接な連携のもと保育の質の向上に努力しています。 特に、園長、主任保育士はじめ園の業務の企画運営に携わる職員の強固な連携・チームワークのもとに諸計画の作成、保護者対応、日々の保育の指導・確認など広範多岐にわたる業務を円滑に遂行しています。事業計画などの作成にあたっては、法人本部から示される指針や重視事項を踏まえ、園を取り巻く環境を的確に分析・評価し、それを計画に反映し、協力し着実に保育に反映されています。この姿勢が職員全員に浸透し組織全体としてしっかりした連携・協力体制が構築され、実行、評価、改善の段階においても着実・円滑に進められています。 (2)地域の方々、関係機関と良好な関係が築かれ保育の質の向上に寄与・貢献しています。 地域との繋がりを大切にし、子育て相談など保育園が持つ幅広い機能を提供及び支援をし、地域の子育て支援ニーズにしっかり応えるとともに、福祉施設などへ園児が訪問し、交流の輪ができています。災害対応についての町内会や関係機関との連携や、有事の際に地域の子どもたちも一時預かりの対象とするなど種々の貢献をしています。また、近隣の農家から収穫した作物を頂いています。農業大学では10年前から学生と一緒に芋ほりや雨天の場合は室内で落ち葉などを材料とした製作物をつくる活動をしています。芋ほりで収穫した芋は給食やおやつの食材としています。参加した子どもたちにとって興味深く印象的な体験をすることができ、保育に対する貴重な支援を頂いています。このように地域の方々や関係機関との密接な連携・協力により、保育の質の向上に大きな後押しとなっています。 (3)恵まれた自然環境は子どもの心身の発達と保育に活かしています。 当園は県内主要都市の1つである厚木市の中心近くに位置しています。 相模川の河川敷をはじめ散策路や多くの公園があり、自然にも恵まれています。この立地環境を活かし、保育の中に戸外遊びをしっかり取り入れています。 周辺地域にはそれぞれ特色・特徴のある多くの公園があり、季節や年齢に応じて これらを組み合わせ多種多様な散歩コースが設定されています。子どもたちは自 然の中で生き物や植物に触れ、思う存分に体を動かし、豊かな心と健康な身体を 育んでいます。生涯にわたる人間形成にとって極めて重要なこの時期に心身のバ ランスの取れた保育にしっかり繋げています。 [今後期待される点] (1)保育の標準的実施方法についての継続的な見直しが求められます。 保育について標準的な実施方法を文書化した諸マニュアルにもとづき実施されています。 0歳から2歳までは半年に一度のモニタリングを実施し、計画の見直しをしています。標準的な実施方法にもとづきながらも、子ども一人ひとりの発達や状況等に応じて柔軟に行われるなど常に確認し、必要に応じて適宜実施方法を見直す姿勢をしっかり保持することを期待します。 (2)人材不足の中、人材確保ができ育成の推進について更なる改善努力の継続をされることが期待されます。 必要な人材や人員体制に関する基本的な考え方や福祉人材の確保と育成に関す る方針が確立しているものの、現在は、時代的に人集めも難しく人材確保に悩ん でいる点もあるとのことですが、どの園も同様の状況にあります。 今後とも必要な福祉人材の確保・定着に向けて更なる努力をされるよう期待 します。また、福祉人材の確保・定着の観点から、園の魅力を高める取り組みや 働きやすい職場づくりが期待されます。 (3)前回受審時に改善すべき事項の災害時のマニュアル整備については、緊急時対応マニュアルとして整備され、現在は事業継続計画(BCP)に向けさらなる改善に取り組んでいます。 |
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今回、第三者評価を改めて受審させて頂きました。前回は改善すべき項目とされていた部分にも職員と共に取り組むことで新たな気づきや成果も出すことができたと感じています。そして職員一同が今回の結果をみて自分たちの取り組みを認めてもらったことで背中を押してもらえたように感じていました。今後も今回の結果をもとに職員一同で話し合いをしてより良い園を作って行けるようにしたいと思います。また、保護者からの観点、職員確保・定着の観点からも園の魅力を高める組みや働きやすい職場づくりを行っていくことで地域に必要とされ続ける保育園になれるように努めてまいりたいと思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念・基本方針は法人および園のホームページ、マニュアル等に記載されており、その使命や目指す方向、考え方を読みとることができます。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年度別の園児数や保育士の推移を分析するなど、園の事業経営をとりまく環境を把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画、事業報告にて確認していますが、入所率、離職率、一時保育利用率、子育て支援参加率の統計を出し、分析結果をもとに改善すべき課題を職員に周知し、職員とともに話し合いをしてその改善に努めています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・理念や基本方針の実現に向け中・長期的な目標(ビジョン)を明確にした事業計画を作成しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の計画は、中・長期計画を踏まえた具体的な事業内容となっています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は、職員(各クラスのリーダー)が参画し、意見の集約・反映のもとに作成されています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は、保護者に年度初めに年間行事予定を伝えるとともに、必要の都度、掲示や手紙等の配布やユーチューブで配信したりしています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育の計画については、定期的に評価を行い、次の計画に反映されるよう、PDCAサイクルにもとづく保育の質の向上に向けた取組みを実施しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・評価結果にもづき保育所として取組むべき課題や改善点を明確にし、職員間でそれを共有化するとともに改善計画の見直しの実施に努めています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、年度初めの職員会議にて、自らの役割等を職員に周知しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は、安全衛生(安全衛生・健康管理マニュアル)、防火管理(年2回の通報訓練等)、児童福祉法等の遵守すべき法令を十分に理解しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は、保育の質の向上に関する課題を把握し、改善のための具体的な取り組みを明示しています、 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は、職員の人事考課を行う際に、職員との面接のなかで本人の思いや園長の思いをお互いに伝え合うことで、職員の意識の向上を図る取り組みを行っています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・必要な保育人材や人員体制に関する基本的な考え方や福祉人材の確保と育成に関する方針が確立しているものの、現在は、時代的に人集めも難しく人材確保に悩んでいる点もあるとのことです。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・人事基準(採用、配置、異動、昇進・昇格等に関する基準)が明確に定められ、職員に周知されています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員の有給休暇の取得状況や時間外労働のデータを確認し、就業状況を把握しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、園長・主任と面談のうえ自身の目標を設定し自己評価を行っています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園が目指す保育実施のため、期待する職員像(社会福祉法人新考会の職員行動様式)を明示するとともに、職員に必要とされる専門技術・専門資格(保育士資格等)を明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・個別の職員の知識、技術水準、専門資格の取得状況等を把握するとともに、職員一人ひとりの教育・研修の機会確保のため、個人の希望を入れ年間研修に参加できるよう配慮しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生の保育に係る専門職の研修・育成についての実習生受入マニュアルにより、その実習内容、プログラムが整備されています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営の透明性を確保するための情報公開として、ホームページにおいても、園の保育理念や保育方針、保育内容について公開しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・公正かつ透明性の高い適正な運営のための取組みとして、保育所における事務、経理、取引等に関するルール、職務分掌と権限責任が明確にされ、職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との関りについての基本的な考え方は保育方針や事業計画に示されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受け入れマニュアルがあり、趣旨と目的を明らかにしています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・厚木市の関係機関として、家庭相談課、児童相談所、療育相談センター(まめの木)、子育て支援センター(もみじの手)などがあり、「厚木市・保育のしおり」の裏面に掲載されているのでリストとして活用しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・厚木市の統計情報等によって、市の全域および地域の福祉ニーズの動向を把握しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・一時預かりや地域の子育て相談によって保育に関する専門知識と経験を地域の子育て世代に還元しています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育方針や保育目標に基づく園の特徴(園生活のしおり)の中に「子供たちの意見や会話を大切にし、行事内容を子どもたちと一緒に作り上げます」とあるように子どもを尊重する考え方は、入園の説明会等で保護者に表明しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・個人情報保護方針のマニュアルにプライバシー保護の規定があり、個人情報保護方針が玄関に掲示されています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・厚木市は委託先の保育所の情報を集約した「厚木市保育園のしおり」があり、選択肢の一つとして掲載されています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育の開始にあたっての入園の説明会では、園生活のしおり、重要事項説明書、園規則を配布して時間をかけて説明し、質問等に対応しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・転園や卒園についての手続き、実施事項などについてのマニュアルがあります。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・連絡帳アプリや送迎時の保護者との会話と保育所で実際に接する子どもの様子によって子どもの満足の把握をしています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情申し出窓口を設置し、受付担当者(主任)および責任者(園長)を定めています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情受付ガイドラインはいつでも手に取れるようにしています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・相談を受ける方法や報告、対応策等についてのマニュアルが整備され定期的に見直しが行われています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・緊急時対応マニュアルがあり、事故発生時の対応と安全管理についての手順等が示され職員に周知されています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・感染症対応マニュアルがあり、施設長を責任者とした管理体制が整備されています、マニュアルは随時見直しが行われています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・災害時対応については緊急時対応マニュアルが書面化され職員に周知されています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・標準的な保育の実施方法については各種のマニュアルに記述され文書化されています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・標準的な実施方法の検証・見直しは、年度末に行われる園の組織としての自己評価に合わせて、マニュアルの見直しが行われています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園前に園児のアセスメントを行い、生育歴や家庭環境を加味した子どもの成長に応じた指導計画を作成し、職員間で情報の共有をしています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・指導計画の見直しは期末に振り返りを行い、改善すべき事項があれば次期の計画に反映されます。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・個々の子どもの記録は法人として統一した様式が整備されています、現在は多くの記録がパソコン入力できるようになり事務作業の効率化とともに確認のしやすさが向上しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・記録管理の責任者は施設長です。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・当園は、社会福祉法人新考会の傘下にあり、基本方針は法人の理念との整合性が確保されており、全体的な計画は、園の保育理念、基本方針、目標にもとづいて職員参加のもとに作成されています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが心地よく過ごせる環境を次のように整備しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達と家庭環境等から生じる一人ひとりの個人差を捉えたうえで、人権に十分に配慮した関りを行っています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもが基本的生活習慣を身につけるにあたり、発達年齢に応じた対応や方法をとるよう職員に周知していますが、個人差等には十分配慮して無理なく根気よく関わるなかで身につけていくようにしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが主体的に活動できる環境を次のように整備しています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児保育(0歳児)においては、次のような配慮を行っています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・3歳未満児(1・2歳児)の保育においては、次のような配慮を行っています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児以上の保育においては、次のような配慮を行っています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・障害のある子には、クラスの指導計画と関連付けた個別の指導計画を作成し、できる限り状況に配慮した個別の支援を行っています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・それぞれの子どもの在園時間を考慮した取り組みについては、次のような対応を行っています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・計画の中に小学校との連携について記載する欄があります。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理マニュアルがあり、受け入れ時の健康観察から降園時までの子どもの健康状態を把握する配慮事項等が記載されています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:b】 ・それぞれ年2回の健康診断と歯科検診が行われ、記録のファイルは保管され保育に活かされています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に沿って法人が作成した「食物アレルギー給食マニュアル」が整備されています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの年齢や発達に応じ、量、形状、大きさなどに配慮しています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎日、喫食状況の記録として子どもの様子や残量等が記載された「園給食日誌」があります。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・連絡帳アプリを活用して連絡を取りたいときはお互いアプリに記入して保護者と密に連絡を取り合うことができるようになりました。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所のモットーは「笑顔で挨拶」で、保護者には笑顔で接して話しやすい、相談しやすいコミュニケーションづくりを心掛けています。その背景には「職員が楽しく保育すれば親も喜んで来てくれる」という考えがあります。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・虐待防止マニュアルを整備し、虐待時の対応が文書化され、職員の虐待防止研修参加を計画的に実施しています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・年度末の保育所の自己評価を行う時期に、チェックリスト形式で職員毎の自己評価をスマホで入力して、主任や施設長と面談をして考え方や思いの違いを話し合いながら保育実践の評価と成長に向けた個人目標を定めていきます。 |