グローバルキッズ南万騎が原園
第三者評価機関名 | 株式会社フィールズ |
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名称 | グローバルキッズ南万騎が原園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 定員:60名 (利用者59名) 名 |
所在地 | 241-0835 横浜市旭区柏町127KNOCKSみなまきみらい1階 |
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TEL | 045-367-7771 | ホームページ | https:www.gkid.co.jp/facilities/nursery_107.html |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2017年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 グローバルキッズ | ||
職員数 |
常勤職員:12 名
非常勤職員:11 名
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専門職員 |
保育士: 名
栄養士: 名
調理員: 名
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施設・設備の概要 |
遊戯室:1
保育室:6
事務室:1
給食室:1
駐輪場10台分、屋上園庭、園庭、バギー庫、多目的トイレ:
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経営理念 子ども達の未来のために 保育理念 豊かに「生きる力」を育てる 保育目標 元気に挨拶する子 自分も友達も大切にする子 好奇心・探求心を持って、何でもチャレンジする子 保育方針 保育者が率先して挨拶をし、子ども達の見本となる 愛情を体感できるように言葉や態度で気持ちを伝える 戸外遊びを通して自然物に沢山触れ、子どもの気づきや発見に共感する 食べ物に生きる力があることを伝えていく、ありがとうがいっぱいの保育 |
グローバルキッズ南万騎が原園は、相模鉄道いずみ野線南万騎が原駅から徒歩1分の、6階建てマンションの1階にあります。交通量の多い道路を通らず、駅前のプロムナードから園に直接に行くことができます。マンション専用駐輪場を10台分、送迎用バギー保管場所の用意があり、保護者が利用しやすい環境となっています。 園内は、駅舎や電車のホームをイメージしたユニークな造りになっています。長い廊下は相模鉄道横浜駅から湘南台駅までと海老名駅までの駅名が順番に書いてあり、子ども達に人気です。近隣には、豊かな自然や多くの史跡などがあります。大小さまざまな公園があり、毎日の散歩や戸外活動に利用し、自然や季節を楽しんでいます。 園は地域との関わりを大切にし、高齢者施設や学童保育、保育園・小学校、近隣の商業施設・店舗などと定期的な交流があります。 職員全員が、保育目標を理解し、チームとして、一人ひとりの子どもの生きる力を育めるように、研修などで、質の向上を目指しています。 |
評価実施期間 | 2020/06/10(契約日) ~2021/02/04(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 初 回(年度) |
特に評価の高い点 | 1)子ども一人ひとりを大切にした保育 指導計画は子どもの意見、意思、子どもの自主性や主体性を育て、発揮できるよう作成しています。子どもたちの様子や興味関心など職員はよく観察しています。各クラスの週案・日誌に特記事項欄を設けて、個別の子どもの課題と思われる言動のみならず、微笑ましい場面、頑張っている場面などを記載しています。 配慮が必要な子どもには、年間指導計画、月間指導計画のほかに個別日誌をつけて手厚く見ています。すべての子どもにも、一人ひとりを大切にした保育が行われています。 2)地域との交流・連携 開園当初より、地域に根づく園、地域の中で子どもが育つ園を目指し、熱心に地道な努力を重ねてきました。近隣の保育園、小学校、学童保育所、高齢者施設、店舗、郵便局、鉄道会社などと、季節の行事や日常での交流を続けてきました。地域の親子向けに毎月、園舎(遊戯室)を開放し、遊びや活動を楽しんだり、身体測定を行っており、毎回参加する親子も増えています。 地域の商業施設や会社が連携協働している「みなまき防災ミーティング」に参加し、地域の福祉、街づくりに寄与するとともに、保育園の情報を発信しています。 3)資質向上への取り組み 職員の資質向上への具体的な取り組み内容を、園の中期計画・事業計画に盛りこんでいます。法人の階層別研修、分野別研修に加え、外部研修の受講や園内研修で、学びを深めています。法人専用のアプリケーションソフトを利用し、自主的に興味あるテーマについて学べる仕組みもあります。 職員は個々の「自己チェックノート」に、年間目標を設定し、施設長との面談等を通し、保育の実践も含めた振り返りを行い、次期に繋げています。また、各指導計画の評価、振り返りから気づいた課題などは、職員会議で共有し、保育力向上を目指しています。今回の第三者評価受審の取り組みの話し合いでは、どの項目でも現状に満足せず、更にできる事があるとし、資質向上に意欲を示しています。 |
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改善を求められる点 | 1)職員参画の事業計画策定 園の事業計画および、中期計画に基づく単年度ごとの事業計画については、今回は主に施設長が策定しました。今後、職員間での話し合いや検討のもと、事業計画を策定することが期待されます。 2)保護者の相談の記録化 口頭、手紙、連絡用アプリケーションなどさまざまな方法で出された保護者からの相談は、相談内容によっては継続的なフォローが必要であるため、記録に残して対応していくことが期待されます。 |
開園4年目にして、初めての第三者評価受審となりました。 全職員で園の運営や日々の保育について、様々な意見を出し話し合う中で改めて反省点や課題点に気付くことが出来ました。 企業理念でもある「子ども達の未来のために」職員がきちんと子ども達と向き合えているかを真剣に話し合ったことは大変有意義な経験であり、資質向上への取り組みを評価していただいたことは少なからず、日々の保育への自信と繋がりました。とは言え、現状に満足することなく今後も地域の社会インフラを目指すべく全職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。 最後になりましたが、第三者評価受審に際しご協力いただきました株式会社フィールズ様、お忙しい中アンケートにお答えいただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 運営理念、保育理念は、法人のホームページ、園パンフレット、重要事項説明書、全体的な計画等に記載しています。運営理念は「子ども達の未来のために」保育理念は「豊かに生きる力を育てる」とし、法人の目指す方向が読み取れます。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 社会福祉事業全体の動向、事業経営の状況把握・分析は、設置法人担当部署が行っています。園がある地域の各種福祉計画の策定動向などは、施設長が、旭区園長会、幼保小連絡会や横浜市の会議、近隣地区の防災会議に出席し、情報を得ています。地域での課題や保育ニーズについて、4、5歳児では定員割れの保育所もあることや、0、1歳児の入所希望が増えていることなどを把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 法人が把握・分析した保育園の経営課題や、人材育成などについては、法人の「中期経営計画2022」に示されています。毎月の全社会議に園長が出席して得た情報、重点課題は、職員会議で説明し、資料も配付しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 今年度、園独自の3年間中期計画を策定しました。理念や基本方針の実現に向けた目標を設定し、年度ごとに具体的な実行内容を決めています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 園の中期計画を踏まえ、単年度の事業計画を3年分策定しています。「専門性を高める」「保育観の統一」「地域に根づき、さまざまな人と関わる」など具体的な事業内容が示されています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 毎年作成している園の事業計画は、保育内容の把握などから施設長が策定しています。年度末に、事業計画の評価を行い、次年度に反映させています。事業計画の、保育内容や年間行事、健康管理、安全管理などについて、職員に会議や内部研修で周知し、理解を促しています。今年度策定した中期計画に基づく、単年度ごとの事業計画については、説明や周知が十分とは言えない状況です。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 保護者用に、「事業報告書」「事業計画書」をファイルにし、玄関ホールに置き、いつでも閲覧できます。事業計画にある、保育計画の各項目と取り組み内容、年間行事などは、保護者会および運営委員会(保護者代表、地域の民生委員、設置法人担当者、園担当者)で保育の目的、目安などと共に説明しています。 事業計画全体や、中期計画に基づいた単年度ごとの計画の説明はしていません。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 年間指導計画、月案、週案を作成し、評価・見直しを行っています。子どもの発達過程、意欲、取り組む姿などを踏まえ、自己評価を行っています。クラスでの様子や保育内容は職員会議、ケース会議などで話し合っています。人材育成計画に沿った研修参加を実施しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 「保育改善職員アンケート」「第三者評価調査保護者アンケート結果」、第三者評価自己評価のとりまとめや保護者への行事アンケートなどを分析した結果や課題は、会議録、事業報告書、当該年度の「保育園自己評価結果」 に記録しています。事業報告書、保育園自己評価結果は、ファイルにまとめ、玄関ホールに設置してあります。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 施設長の役割と責任について、保育施設運営規程、職員配置表、緊急連絡・役割分担表、災害時職員役割分担表に明記されています。職員会議や研修、地域交流の取り組み時などに、自らの役割と責任について表明しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 施設長は、設置法人の全社会議・研修、横浜市や旭区の園長会、会議、研修等に出席し、社会福祉制度や現行法令制度を把握し、理解を深めています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 施設長は日常保育、行事などの実際の様子を把握したり、指導計画や保育日誌、自己チェックノート、保護者向け行事アンケートの記載内容の確認などから、保育の質の現状を定期的に評価・分析を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 施設長は、業務の効率化や改善に向けて、適切な人事配置をしています。労務、財務に関しては設置法人担当部署と連携し、実効性の向上に向けた分析を行っています。施設長は、職員の時間外労働を減らす勤務体制やワークライフバランスを考慮した働き方、連絡ノートやお便りのIT化、保育活動の動画配信などに取り組んでいます。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 理念の「子ども達の未来のために」を実現すべく「「豊かな心を持った輝いた大人を魅せる」「豊かに生きる力を育てる」ことができる人材の確保と育成に努めています。園運営に必要な配置基準に基づき、人員配置をしています。職員の経験や勤務体制、希望などを考慮し配置しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 「クレド」に期待する職員像を明記しています。クレドは全職員が所持しています。人事基準は給与規定に定められ、職員に周知しています。人事考課制度があります。法人本部で最終的な査定をし、施設長から各職員にフィードバックされています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 職員の就業状況、時間外労働、有給取得等設置法人に毎月報告しています。施設長は、職員の心身状況、事情等を把握しています。相談しやすい雰囲気を作り、面談を随時行ったり、まめに声掛けしています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 「クレド」および「R1~R6までの階層シート」「自己チェックノート」に「期待する職員像」を明確にしています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 「クレド」「R1~R6までの階層シート」「自己チェックノート」に「期待する職員像」を明確にし、保育所が必要とされる専門技術、専門資格についても明記しています。法人制定の研修計画に基づき、施設長が毎年、研修計画を作り、本人の興味も考慮し受講を勧めています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 施設長は日常の保育業務、職員自己評価、面談などから職員の知識、技術水準、専門資格の取得状況等を把握しています。園では、個別に施設長やクラスリーダーがOJTを行っています。看護師主導の内部研修も月1回あります。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 実習生等の保育にかかわる専門職の研修・育成に関する基本姿勢は、全体的な計画、実習・ボランティア受け入れフローに明文化しています。今年度の受け入れはありません。過去に保育士養成校実習生と看護師養成校の見学受け入れがあります。受け入れ時に学校との事前打ち合わせ、実習生にはオリエンテーションで、守秘義務、留意点等確認しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 横浜市ホームページ、設置法人ホームページ、パンフレットに理念、基本方針、園情報を載せています。事業報告・事業計画はファイルにまとめ、玄関ホールに設置しています。運営内容や予算、決算などは設置法人グループ内のホームページで公表していますが、閲覧するには分かりにくい状況です。今回受審した第三者評価結果は、後日公表する予定です。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 法人ホームページで「フェア取引宣言」を明示しています。保育所における事務、経理、取引、職務分掌などは、経理規程、運営規程に明記してあります。園の経理決済について「施設の予算経理について」「小口現金出納業務」「デビットカード決済方法」があり、各規程とともに事務室に保管し、職員がいつでも確認できます。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 地域との基本的な関わり方について、保育目標や全体計画で示しています。地域のイベントや催し物のポスターを園玄関に掲示し、チラシは持ち帰ることができるようにしています。病児保育のお知らせなど子育てに役立つ情報も掲示し、保護者に情報提供しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 地域の学校教育等への協力について、保育所保育の根幹となる「全体的な計画」の中で小学校との連携の項目を設けています。幼保小交流事業での取り組みとして、小学校教諭の保育園体験を受け入れています。また、フィリピン、フィンランドなどから来日した高校留学生の保育園見学に協力をしたことがあります。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもの最善の利益を優先に、子ども・保護者の状況に対応できる関係機関(行政、病院、警察、療育センター、児童相談所など)をリスト化し、事務室・各保育室に掲示をしています。定期的な園長会、幼保小連絡会、みなまき防災ミーティングなど連携を図っています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 園で開催する運営委員会には外部委員として地区民生児童委員の出席があり、地域の様子やニーズを聞くことができています。園の子育て支援事業の園舎開放に参加した地域の子育て世代の人や園見学者からの相談を通しても地域のニーズを把握しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 園の専門性を活かし、離乳食の相談があった時は実際の形状やメニューを参考に説明をしています。園にAEDを設置してるほか、職員は救急救命講習を受けており緊急時の対応が可能です。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 経営理念、保育理念、保育目標は子どもを尊重したものとなっています。「クレド」「重要事項説明書」に明記しています。子どもを尊重した保育に関する基本姿勢は、保育マニュアル、各指導計画に反映されています。各指導計画に「人権」の項目があり、振り返りと、確認をしています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 「個人情報管理規程」「保育基本マニュアル」があります。指導計画に「人権」欄を設けています。個人情報の取り扱い、虐待防止等確認していますが、子どものプライバシー保護についての規程等は策定していません。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 園情報を記載したパンフレットは旭区子ども家庭支援センターに置いてあります。旭区主催「あさひ子育て保育園ひろば」(今年度は中止)で園紹介のパネルを展示しています。地域子育て支援拠点で、園の紹介や情報提供をしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 保育の開始・内容について記載した「ご利用案内」「重要事項説明書」をもとに、入園前説明会、入園前個人面談で説明しています。説明時には、適宜質問に答えながら、進めています。準備するものや、連絡通信アプリケーションソフト利用方法の資料なども配付しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 勤務先変更、引っ越し、利用時間変更は「延長保育利用時間変更申込書」を保護者が提出することになっています。転園や幼稚園に通園するなどの場合に、書類や文書を送付することはしていません。保育の継続性に配慮が必要な場合は、電話などで引継ぎや、経過の確認をしています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 職員は日々の子どもの発言や、表情、態度、様子などから子どもの満足度を把握しています。保護者には、行事アンケート、懇談会、個別面談、運営委員会、日常会話などから満足度を把握しています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 苦情受付担当・解決責任者は設置法人相談窓口および、施設長となっています。第三者委員2名の設置と連絡先を、重要事項説明書に明記し、園内に掲示しています。解決の仕組みの流れが分かるチャートの掲示や配付はしていません。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 保護者からの相談、意見、要望がある場合は、担任および施設長が対応しています。園の職員以外に、相談窓口として、第三者委員2名、旭区保健センター子ども家庭支援課を紹介しています。保護者に配付している「重要事項説明書」に第三者委員、旭区保健センター子ども家庭支援課の連絡先を明記し、園内に掲示しています。子育て中の、相談窓口一覧が記載された「子育てガイドブック(とことこ)」を玄関に置き、配付もしています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 懇談会、運営委員会、個人面談、アンケート、連絡用アプリケーションソフト等で保護者の意見を把握しています。送迎時や日常的に積極的に声掛けをし、話しやすい雰囲気を作っています。担任だけでなく、どの職員も子どもや保護者に話しかけるようにしています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 クラスの子どもの安全確保はクラス担当職員としています。リスクマネジメントの最終責任者は施設長としています。園内で災害時役割分担表、緊急時の役割分担を決めています。緊急時連絡先のリストと対応を事務室、保育室に掲示し、職員に周知しています。事故対応のマニュアルがあり、職員に周知しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 施設長を責任者とし、系列園の看護師と連携をとり、感染症対策を講じています。感染症に関するマニュアルがあり、感染症流行前にマニュアルの確認、嘔吐処理、消毒液の作り方などの内部研修を看護師主導のもと、実施しています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園内の災害時役割分担が決まっています。毎月、様々な想定で避難訓練を行っています。園舎は耐震構造になっています。AED、非常用電源があります。棚や机上の備品は滑り止めマットを敷いています。避難用靴を保育室に準備しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 事故防止、感染症、個人情報管理、苦情解決、保育マニュアルなど標準的な実施方法が文書化されています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 マニュアル類は設置法人担当部署で、必要時に見直し・改訂が行われています。園での手順方法やリスト、記録方法などは、適宜、話し合いや確認をしています。年度末の職員アンケートも参考にし、修正を加えています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 各クラスの担当職員が、年間指導計画、月間指導計画、週案を作成しています。0~2歳児クラスは個別指導計画を作成しています。幼児でも、個別配慮が必要な場合は、個別計画を立てています。施設長が保健計画を作成しています。指導計画の最終責任者は施設長としています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 各指導計画に「ねらい」「自己評価」の欄を設け、振り返りと見直しをし、次の計画に繋げています。クラス間での打ち合わせや、職員会議でクラスごとの報告を行っています。各クラスごとの指導計画の内容や変更点を、共有する話し合いの時間が、確保しづらい状況です。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもの発達状況や生活状況等は、児童票、健康の記録、個別指導計画、午睡チェック表、週案・日誌などに記録しています。入園後の子どもの成長の記録は、0歳は毎月(半年後2か月ごと)1,2歳は2か月ごと、幼児は3か月ごとに児童票に記録しています。身長・体重は毎月「健康の記録」に記載しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 個人情報管理規程があります。「書式一覧および保管期間リスト」が毎年、設置法人より送付され、保管、廃棄などが決められています。個人情報に関する書類は、事務室の鍵のかかる書棚に保管管理しています。子どもに関する記録管理者はクラス担任とし、最終責任者は施設長としています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 全体的な計画は運営法人としての経営理念「子ども達の未来のために」、保育理念「豊かに生きる力を育てる」園の保育目標「元気に挨拶する子」「自分も友だちも大切にする子」「好奇心・探求心を持って何でもチャレンジする子」に基づいて作成し、利用者本人を尊重したものになっています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 生活にふさわしい場として、室内の温湿度はエアコンの温度設定を調整したり、加湿機能付きの空気清浄機のほか、毎日睡眠チェック表に記録をしています。新型コロナ感染症の観点から消毒(設備、用具、おもちゃなど)・換気は特に注意を払っています。例年は開けない排煙口も開けています。臭い対策としてトイレは24時間換気にしています。日差しはロールカーテンで調整をしています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 保護者からの入園時提出書類、個人面談、入園後の職員との関わりなどから家庭環境の把握や子ども一人ひとりのペースや発達段階を考慮し保育を行っています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 職員が明るく元気に笑顔で挨拶をすることが大切と考えているので、子どもに対し職員が率先して手本を示しています。食事では離乳食は、月齢に囚われず個々の発育状況に合わせて進めています。食具の使い方(手づかみ食べからスプーン・フォーク、箸へと段階を追って)、姿勢など子どもの成長に合わせて伝えたり、援助しています。排泄面では活動の区切りにトイレへの声かけや促しを行ったり、一人ひとりの排尿の感覚や間隔に合わせたり個別に対応しています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 各クラスも低い棚におもちゃや絵本などを置き自分で取り出したり、しまったりができるようになっていますが、おもちゃや玩具の量・種類を増やしていくことを検討しています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 職員はスキンシップをとりながら、子どもの表情や様子を感じ取るようにしています。喃語が出てきたらやりとり遊びをふやす、言葉が出ない子どもにはたくさん話しかけコミュニケーションをとるなど、子どもの欲求に対し、満たされるように寄り添っています。優しく穏やかな言葉かけ、ゆったりとした関わりをしています。子どもが職員を信頼し、安心して過ごしている様子が窺えます。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 状況に応じて子どもがままごと、人形遊び、ブロックなど自発的遊び、探索活動もできるよう配慮をしています。職員は、一人ひとりの成長発達や、自分でしようとする意欲に合わせて、子どもの気持ちに寄り添いながら、できた時は十分に褒めています。しかし、職員の対応に個人差もあると考えています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 3歳児クラスはまずはやってみて楽しかったという気持ちになれるように一人ひとりの取り組みの様子を見守ることに努めているほか、自分のことを主張したい気持ちを受容しつつ、安定して活動ができるような声掛けや援助をしています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 園舎は平屋建て、バリアフリー構造となっています。多機能のトイレの設置があります。障がいのある子どもには年間指導計画、月間指導計画のほか、個別日誌をつけており、丁寧に成長に配慮した保育が行われていることが窺えます。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 指導計画は子どもの意見、意思、子どもの自主性や主体性を育て、発揮できるよう作成しています。子どもたちの様子や興味関心など職員はくみ取り、計画は計画として、その日の活動には柔軟性を持たせています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 全体的な計画の中に小学校との連携の項目があり、5歳児クラスの年間指導計画はそれに基づき、期ごとに子どもへの就学に向けた保育を行っています。円滑な就学に向けたアプローチカリキュラムも作成しています(今年度は新型コロナ感染症の影響で計画は実行できず)。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 子どもの健康管理に関する「健康管理について」のマニュアルがあります。それに基づき子どもの表情、機嫌、動き方など健康状態を把握しています。保育中の子どもの体調不良については、37.5度の発熱を目安に保護者に一報を入れますが、子どもの様子によっては発熱に拘わらず連絡をしています。ケガについては程度に応じた適切な対応をしています。保護者のお迎え時に状況を伝え、翌日は家庭での様子を必ず確認しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 園医による内科健康診断は0歳児クラスは毎月、他クラスは年2回、歯科健診は全クラス年2回定期的に行い子どもの発育や健康状態を把握・確認しています。結果は児童票やけんこうのきろくに残しています。結果を踏まえ、配慮等については職員会議を通して周知されています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 食物アレルギーのマニュアル(提供までの手順を含む)に則り、適切な対応に努めています。食物アレルギーのある子どもについては、主治医による生活管理指導表を提出してもらい、それを基に除去食を提供しています。提供の際は、専用のトレイ、専用の食器、食札、台拭きを使用し最初に配膳しています。子どもの席はいつも同じ場所にし、職員がかたわらに座り、誤食のないようにしています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 普段の食事環境のほか、子どもがさらに食事を楽しめるよう、ランチパーティや合同で食べる機会など特別感を演出することもあります。食が細い子どもなど、子どもが食べた達成感を持てるように食べる前に量を減らしています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 離乳食は月齢に捉われず一人ひとりの成長に合わせて提供しています。子どもの歯のケガ、病み上がり時などにも柔らかさや大きさ等栄養士と連携をしています。毎日各クラス担任が記入した喫食状況記入表を栄養士がまとめています。それを基に残食の多かった献立については給食会議で切り方や盛り付け方など話し合っています。献立は2週間ごとのサイクルメニューなので、2回目に速やかに反映できます。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 2歳児までは個別保育連絡アプリケーションを使用して、毎日の情報交換をしています。幼児クラスはホワイトボード掲示で活動の様子を伝えています。また、玄関で保育の様子の写真をスライドで提供しており、保護者が子どもの園生活を知るのに役立っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 今年度は新型コロナ感染症の観点から子どもの朝夕の受け渡しは玄関対応としていますが、例年は保育室で朝は「おかわりないですか?」など声をかけ、昨日との違い、体温、食欲、機嫌について確認しています。お迎えも子どものトピックなど話すようにしています。基本的な生活習慣が身につくことに関し、園での取り組みを話したり、アドバイスをしたりしています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 園用の虐待防止マニュアルを作成し、職員に虐待の定義を周知しています。朝の子どもの表情や着替え時に良く見る(不自然なあざやケガがないか)ことで子どもの状態を確認しています。状況によって写真に残すこともあります。子どもの何気ないつぶやきも聞き逃さず、必要に応じて全職員で見守るようにしています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 指導計画に対する自己評価のほか、個々の目標に対する自己評価をしています。保育を振り返る際は結果だけに捉われず子どもの思いをくみ取り、子ども主体の活動になるような環境を整えていく、その過程を大切にしています。 |