社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

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コモンシティ萌

2020年01月27日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細

評価結果報告書

評価機関名 株式会社フィールズ
評価対象事業所名 コモンシティ萌
評価対象種別サービス 共同生活援助
設立年月日 2011年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等) 社会福祉法人 県央福祉会
③ 理念・基本方針 法人の理念
「障害のある人や高齢者が当たり前に暮らせる社会と、子ども・高齢者・病人・障害者とが普通の人とともに暮らせる社会をめざす」

11の基本方針、3つの使命、行動指針を基本として、利用者の能力や個性に関わらず自己決定を尊重し、地域社会で充実した生活が送れるように支援することをめざしています。

施設でも自宅と同じように生活できることに主眼を置いています。一般就労・通所等それぞれ利用者の生活サイクルも考慮し、利用者自主性を重んじ必要な支援を提供することで自立生活をめざしています。ホームを訪れる家族も多く、うまく希望や相談を言葉にできない利用者においては家族の訪問時や連絡等にて確認をするよう心がけています。
日々の生活やコミュニケーションの中でも利用者の悩みや変化に気づける配慮をしています。
④ 施設・事業所の特徴的な取組 「個人を尊重した支援」
 ヘルパーとともにカラオケや買い物に行くことや利用者が希望する散歩や運動をサポートする等、基本的には利用者個人のやりたいことを尊重した支援をしています。誕生月の利用者がいる月はその利用者の好みの食事とケーキを提供し、利用者と職員で祝う誕生会も開催しています。
 支援の方法等についてはそれぞれ項目ごとに理念を掲げたマニュアルを作成し、利用者本人や家族・後見人が参加して作成した個別支援計画書に基き利用者個々に合った支援方法を職員間で検討し統一した方法でおこなっています。入所時に利用者の状態や生活に対する希望等を「基礎調査票」を用い収集し支援の方向性を決めることに活用しています。
 施設のフロアは1Fと2Fに分かれていますが、フロアを区切って支援するのではなく食事やイベント等は合同で行いフロア間の交流もはかっています。

「家族や地域との交流」
 年に2回家族会を開催し、家族の意見や意向を確認しています。ほぼ毎月施設での生活や取り組みを記した「もえ通信」を発行し施設内に掲示するほか、家族にも郵送しています。家族の訪問も多くみられています。
 また、赤い羽根共同募金活動への参加、施設の関係者や地域の方々とおこなっている「障害者活動支援ハウス萌」の主催する音楽会や外出イベントにも参加する利用者もいます。そこで発行している「萌だより」も施設内に掲示し利用者や訪問する家族が読めるようにしています。
利用者の生活や家族の心配事等を把握し、家族向けの研修会も年に1回開催しています。
⑤ 第三者評価の受審状況 開始:2019年03月30日
終了:2020年01月14日(評価結果確定日)
受審回数:2回(2016年度)
詳細評価PDF

⑥ 総評

特に評価の高い点 1)職員の育成や資質向上について
 入職時の研修でも法人の理念や支援の方法等を細かく指導するとともに、入職から1ヶ月は常勤職員が指導担当として共に業務をおこなっています。また、法人内外の研修を職員に案内し知識や技術の向上をはかっています。常勤職員には資格取得の支援のための研修や費用負担をおこなう等バックアップ体制ができています。


2)関連機関との交流について
 自治会には加入していますが、利用者の生活サイクルの差等があるため自治会の活動には参加はあまりできていません。赤い羽根街頭募金活動への参加や、近隣他法人の作業所やグループホームと活動している防災委員会へは毎月参加しています。地域の問題や改善点等も積極的に話し合い、必要時に協力体制がとれるようにしています。
改善を求められる点 1)マニュアルの整備等
 支援の項目ごとに理念を掲げたマニュアルは作成され見直し毎に更新されていますが、主に所長が作成しており、職員全員に手渡しています。実際は行われてことでも文書化されていない項目も見受けられます。職員が同じ方向性で利用者支援できていない場面があるようです。職員が参加する会議等でマニュアルについての意見を集め、文書化されたマニュアルは見やすい場所に保管することが望まれます。
Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
Ⅰ-1 理念・基本方針

◇努力、工夫していること

職員の入職時に法人作成の倫理要綱、行動指針、ハンドブックに基づき研修をおこなっています。また、職員会議等の際に繰り返し確認をしています。利用者の入居時にはパンフレット等により法人の理念や施設の支援の姿勢等を説明しています。

◇課題と考えていること

法人理念に基づいたマニュアルごとの理念はありますが、施設としての理念が明文化されていません。職員全体に理念が周知され支援方法や方向性の統一を課題と考えています。
Ⅰ-2 経営状況の把握

◇努力、工夫していること

試算表を法人で作成し年度毎の経営状況を確認・把握しています。事業報告書により利用率の確認もおこないその向上を図っています。

◇課題と考えていること

試算表経営状況を職員に提示することを課題と考えています。
Ⅰ-3 事業計画の策定

◇努力、工夫していること

法人の理念や方針をもとに前年度での課題を検討、目標をたて年度毎に所長や常勤職員を中心に策定しています。

◇課題と考えていること

Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組

◇努力、工夫していること

月1回の職員会議で利用者それぞれの課題や問題点を提起し対応方法や対応の結果等を報告しあっています。支援の項目毎に理念を掲げたマニュアルを作成しています。内容は必要があればその都度職員会議で見直し変更しています。
法人の年間計画により支援方法や関連制度等の研修を開催しており参加を奨励しています。外部研修の案内も全職員にしています。


◇課題と考えていること

利用者に対する支援方法、取り組みが統一化できていない事を課題と考えています。
Ⅱ 組織の運営管理
Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ

◇努力、工夫していること

所長は他2施設と兼任となっているため常駐はしていませんが、携帯電話によりいつでも連絡をとれる体制となっています。所長は月に2回は施設を訪れ支援内容や環境等を確認しています。
施設内での相談事や問題等は所長不在時には常勤職員が対応し必要があれば所長に連絡をして解決を図っています。


◇課題と考えていること

管理者が現場にいる時間が少ないことが課題と考えています。
Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成

◇努力、工夫していること

新職員の入職時には法人作成のガイドラインや施設作成の支援マニュアル等を用いて常勤職員が理解しやすく指導しています。入職時1ヶ月は常勤職員がつき業務にあたるようにしています。人材の確保は法人人事部と協働しておこなっています。
法人内外の研修を全職員に周知し、希望があれば参加できる体制をとっています。資格取得のための研修も開催し常勤職員には資格取得のための支援をしています。


◇課題と考えていること

男性非常勤職員の定着が悪いことが課題となっています。
Ⅱ-3 運営の透明性の確保

◇努力、工夫していること

ホームページやパンフレット等に法人・施設の理念や基本方針、事業報告・決算報告等を示しています。苦情解決については法人、施設の担当者と第三者委員の連絡先を示すとともに、施設玄関にも担当者の写真と連絡先を掲示しています。施設内には相談や苦情を受け付けるための「みんなの声ポスト」を設置しています。

◇課題と考えていること

情報が多いので職員間の情報共有が不十分と考えています。
Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献

◇努力、工夫していること

地域との交流については重要事項説明書に記され、入居契約時に説明しています。
地域の活動についての情報は施設内に掲示したり利用者に直接参加を呼び掛けています。街頭にて共同募金活動に参加しています。近隣他法人の作業所やグループホーム等と開催している会議で地域や施設ごとの課題や解決方法、災害時の協力体制について話し合っています。
大和市福祉保健センターが開催する防災フェアに参加し防災ビデオの上映やグッズ販売等をおこなっています。ボランティアは現在受け入れがありませんが、受け入れマニュアルは作成されており体制はできています。

◇課題と考えていること

自治会の活動はほとんどできていないことが課題となっています。

Ⅲ 適切な福祉サービスの実施

Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
Ⅲ-1-(1)利用者を尊重する姿勢の明示

◇努力、工夫していること

法人策定の「倫理行動綱領」・コモンシティ萌作成の「生活支援マニュアル」・神奈川県知的障害施設団体連合会が提案する「あおぞらプランⅢ」を基に勉強会を行い職員の理解を深めています。また、入職時には、必ず研修を受け、先輩職員が1ヶ月間OJTとして新人育成に努め、支援の統一化を図ります。
グループホームのルールなどは、利用者の話し合いで決める等、基本的に利用者たちの意見を尊重し、トラブルのない共同生活をおくることができるよう支援しています。
入浴、手洗い、洗濯、職員の入室時、利用者あての手紙など、利用者のプライバシーや個人情報を守り、私生活上の自由に配慮した支援に努めています。急な雨などの時は、利用者の希望や許可を得て居室に入り、洗濯物を取り入れています。


◇課題と考えていること

障害の特性を理解し、全職員が統一した利用者支援ができるように研修を開催することが課題と考えています。日常の支援に於いて、プライバシーには配慮していますが、プライバシー保護に関する規定やマニュアル等の作成していないことが課題です。ホームの基本方針に沿ったマニュアルの整備、それを基にする全職員の理解と周知が課題となっています。
Ⅲ-1-(2)福祉サービスの提供に関する説明と同意(自己決定)

◇努力、工夫していること

法人のホームページやホーム内の活動写真を数多く載せたパンフレットなどで情報を提供しています。また、見学者には個別に分かりやすく説明をしています。
入居時には、サービス利用契約書・重要事項説明書・利用者調査票などの資料を配布すると共にサービス内容も丁寧に説明し同意を得ています。利用者の意見が把握できないときには、家族、または法定代理人が同席し確認をしています。


◇課題と考えていること

利用者本人の意見が十分把握できない時があり、今後の課題となっています。
Ⅲ-1-(3)利用者満足の向上

◇努力、工夫していること

利用者の個別面談や日常の生活状況などから本人の希望や思いを汲み取り、職員全員で検討し支援内容に反映しています。
家族会を年に2回定期的に開催しています。利用者や家族からの相談や質問に答えています。


◇課題と考えていること

アンケート調査等行った事は無いことが課題となっています。
Ⅲ-1-(4)利用者が意見等を述べやすい体制の確保

◇努力、工夫していること

苦情解決の仕組みは確立しています。契約書や重要事項説明書に組織としての取り組みを詳しく記載しています。苦情申立先や権利擁護について第三者委員・行政の窓口・県の福祉サービス運営適正化委員会の連絡先を記載し、ホームでの苦情解決責任者・担当者も配置しています。文書化だけでなく玄関に連絡先を掲示、リビングには相談や苦情を申し出るための「みんなの声ポスト」を設置しています。
基本的な支援として利用者の意見を傾聴し、尊重する姿勢で日常の生活を支えています。


◇課題と考えていること

利用者の意見がすべて受け入れられない所に、利用者の反発が生じると考えて、課題と考えています。
Ⅲ-1-(5)安心・安全な福祉サービスの提供のための組織的な取組

◇努力、工夫していること

緊急時におけるスタッフの連絡網は整備されています。1階・2階に各5名の利用者が入居しており、夜勤者を各階に1名配属しています。
施設では防災訓練を2ヶ月に一度、行っています。また、法人内全施設で日中・夜間想定で地震訓練を行っています。近隣の障害者施設(大和市内障害者施設の法人・福祉関連・行政など)で防災委員会を設け、毎月勉強会を行っています。また、年に一度、障害者対応の防災フェアも協働で開催しています。地域の事業者同士のつながりを大切にし、災害や緊急時における協力体制もできています。


◇課題と考えていること

夜勤者2名体制を維持することが課題となっています。
自治会やさまざまな団体にお世話になり、具体的に顔の見える関係を作ることが課題となっています。
Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
Ⅲ-2-(1)提供する福祉サービスの標準的な実施方法の確立

◇努力、工夫していること

ホームの生活支援マニュアルを作成し、標準的な実施方法を確立しています。監査に準じる自己診断により、支援方法を確認しています。また、マニュアルとして必要な支援が生じた場合は、その都度職員間で話し合い随時更新しています。更新した部分は、表記を変更し分かりやすくしています。

◇課題と考えていること

ホームの生活支援マニュアルは理念も掲げられ作成されていますが、より内容の詳細の設定が必要だと考えています。
利用者やホームの特性に合ったマニュアルの整備、職員に周知し理解を深めることが課題となっています。
Ⅲ-2-(2)適切なアセスメントによる福祉サービス実施計画の策定

◇努力、工夫していること

基礎調査票・利用者本人・家族の意向や職員・医療関係者らの記録を参考に個別支援計画責任者が手順を定めて策定していきます。アセスメントは、入居時に記載している本人の基礎調査とフェイスシートを利用しています。

◇課題と考えていること

利用者の状態や環境の変化等に合わせて再アセスメントをおこなえるようアセスメントシートの作成が課題となっています。
Ⅲ-2-(3)福祉サービス実施の適切な記録

◇努力、工夫していること

その日の利用者の様子など、統一したシートに手書きで記録し、職員間で共有しています。現在、パソコンによるデータ入力に移行中です。

◇課題と考えていること

システムを利用し、情報を共有できるようにすることが課題と考えています。
A-1 利用者の尊重と権利擁護
A-1-(1)自己決定の尊重

◇努力、工夫していること

日常生活における自立・自律支援に努めています。共有の風呂・洗濯・手洗い・洗面所などの利用方法は、必要に応じて利用者同士の話し合いで決められるように支援しています。

◇課題と考えていること

利用者が社会的ルールを守ることへの意識付けが難しいと考えています。
A-1-(2)権利侵害の防止等

◇努力、工夫していること

倫理行動綱領・生活支援マニュアルやあおぞらプランⅢに沿って権利侵害の防止などを常勤・非常勤職員ら、共に学習しています。

◇課題と考えていること

権利侵害や人権侵害について職員全員の理解が十分でなく、権利侵害防止の組織づくりと職員の周知・徹底が課題となっています。
A-2 生活支援
A-2-(1)支援の基本

◇努力、工夫していること

個別の支援マニュアルを作成し、それぞれのペースで生活できるよう支援をしています。利用者の支援内容が多様化している現在、対応に差が出ないように職員間で共有しています。

◇課題と考えていること

利用者支援内容が多様化して、職員の対応が統一化されていないことが課題となっています。
A-2-(2)日常的な生活支援

◇努力、工夫していること

日常の支援の中でコミュニケーションを密にし、利用者の思いや心身の状況に応じた支援に努めています。自立出来るところは見守り、介助が必要なところは手助けをするなど、利用者一人ひとりがその人らしく生活できるように努めています。

◇課題と考えていること

利用者と落ち着いて話をする時間を作り出すことが課題と考えています。
A-2-(3)生活環境

◇努力、工夫していること

共有スペースや居室、また、日中活動の場など利用者の生活環境においては、利用者の安心安全を第一に快適に過ごせる環境作りに努めています。
築年数の経過に伴い、施設内の設備的な故障や不具合が生じてきていますが、利用者に影響が出ないようにその都度、修繕しています。


◇課題と考えていること

共有スペースの温度管理が統一されていなくて、生活状況に合った管理が必要と考えています。
A-2-(4)機能訓練・生活訓練

◇努力、工夫していること

運動不足を解消するための近隣の散歩や、施設内に乗馬・腹筋機などの運動器具を備えています。利用者が主体的に取り組めるように工夫をしています。

◇課題と考えていること

年を重ねると運動不足になって、肥満傾向が顕著になってきていることが課題と感じています。
A-2-(5)健康管理・医療的な支援

◇努力、工夫していること

月に1回、訪問看護ステーションの看護師が利用者の健康管理を行います。体調の悪い時は状況により、利用者一人で、家族の付き添い、または、職員の付き添いで医療機関に通院しています。
服薬支援のマニュアルを作成し、保管・服用・使用の確認など、管理方法や留意事項も職員に周知し、注意喚起しています。服薬事故発生時の対応には、職員全員で分析し、再発防止も含め、改善策を職員間で共有しています。


◇課題と考えていること

現在は、家族の付き添いでの通院がほとんどですが、出来なくなった時の対応が課題だと考えています。
A-2-(6)社会参加、学習支援

◇努力、工夫していること

自立した生活や社会参加の支援として、作業所の通所や就労の意欲を継続的に維持する支援に努めています。

◇課題と考えていること

心身の状態により作業所への通所意欲が低下し休みがちになった際の対応、支援者(主に家族)が通所や医療機関の付き添いができなくなった時の対応が、大きな課題だと考えています。
A-2-(7)地域生活への移行と地域生活の支援

◇努力、工夫していること

単身生活への移行は、現在、該当者がいません。

◇課題と考えていること

A-2-(8)家族等との連携・交流と家族支援

◇努力、工夫していること

年に2回、家族会を開催しています。家族からの相談や利用者の様子などを報告しています。特に家族からは、親の高齢化に伴い後見人制度の利用に関しての質問が多く、必要に応じた助言や情報などを提供しています。

◇課題と考えていること

成年後見制度の導入において、制度をいつ利用するか、そのタイミングが課題だと考えています。

その他特記事項:第三者評価機関として今後、特に課題として取り組みを期待したい事項

評価対象 第三者評価機関からのコメント
分類 マニュアルの内容の見直しや管理・確認方法の改善が望まれます。
支援の項目ごとに理念を掲げた支援マニュアルが作成されています。マニュアルの作成は所長が主となっており、変更時も職員全員に周知が行き届かず支援の方法に統一がみられない部分があるため。職員がいつでも確認できるよう整備が必要です。
分類 緊急時や事故発生時についてのマニュアルの整備が望まれます。
事故発生時の対応や安全確保についての連絡体制や手順が明確にされていません。現状では事故発生等の反省や支援方法を検討した後の支援に活かすことが難しいと思われます。改善策・再発防止策を職員参画にておこない、内容が周知されることで更なる安全の確保が期待されます。
職員も慌ててしまい落ち着いた対応ができなくなる可能性があるため緊急連絡網や対応、通報手順は見やすい場所への掲示が望まれます。
利用者調査の結果
①ヒアリング調査(本人) 利用者本人 4名 (女性2名、男性2名(家族立ち会い))
<ヒアリング方法>
 各利用者の個室、またはフロアのリビングにて職員の立ち会いなく調査員2名との面談をおこないました

<ヒアリング内容>

・苗字にさん付けで呼んでくれ丁寧な印象です
・言葉遣いや呼び方は特に気になりません
・職員により言葉遣いが違うことがあります


・職員が勝手に部屋に入ることはありません
・掃除や洗濯を頼む時には日中不在時に入室することもありますが事前にお願いしたり内容を確認をしています


・入浴の順番や時間により急かされることがあります
・服薬の都合等で入浴や食事の時間を考えてくれます
・施設内でも他の利用者と過ごす時間が欲しいがあまりない


・個別支援計画は一元的で個々に合っていないように感じます
・個別支援計画作成には家族も参加しています
・意見は言うが聞いてくれているのか分からない時があります


・お金は自分で管理しています
・家族が決まった額を届けてくれています
・自分でお金を使う場面がありません


・話は聞いてくれますがすぐに対応をしてくれないことがありました
・希望を伝えたり相談したりすることもありますが返事が曖昧で受け流されているように感じます


・職場の職員や同僚
・同じ施設の仲の良い利用者


・発作が起こることがありその際職員が対応してくれました
・体調不良を訴えても職員によって対応が違うことがあります
・体調不良を信じてもらえないことがあります


・買い物や食事等自由に外出しています
・休みの日には父や叔母に会いに行っています


・話もあまり聞いてもらえずほっておかれているように感じます
・職員の中にはきちんと話や希望を聞いてくれ親身になってくれる人もいますがそう感じられない職員もいます
評価後(評価結果を受け取った後)のグループホーム「コメント」
 職員によって支援や業務の内容や方法が変わらないよう標準化に向けてマニュアルの作成を行っていますが、まだまだ取り入れる内容が多いところがあります。マニュアルは人や時代の状況によって変わっていくものですので完成して終わりということはありません。変更がある時は随時行っていきたいと思います。また、所長だけが作っているのが課題ですので今後は職員が作れるようにもしていきたいと思います。
 緊急時の対応等視覚化が図られるよう職員室内に掲示していきたいと思います。自治会とは機会を見て交流を図っていきたいと考えています。
 第三者評価受審にあたっては、運営や支援内容をまとめ、確認する機会となりました。3年に1回と定期的に受審することは有効であると思います。