社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

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ナトゥールハウス

2025年12月26日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細

評価結果報告書

評価機関名 株式会社フィールズ
評価対象事業所名 ナトゥールハウス
評価対象種別サービス 共同生活援助(障害者グループホーム)
設立年月日 2019年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等) 社会福祉法人 県央福祉会
③ 理念・基本方針 ・基本理念1:ソーシャルインクルージョン(共生社会)
どの人の人生も肯定される社会作りを目指します。
・基本理念2:先駆的で開拓的な事業
賢いボトムアップで新規事業検討プロジェクトを立ち上げます。
一人ひとりが明るく、楽しく、元気になれる場を提供します。
④ 施設・事業所の特徴的な取組 一人ひとりのニーズに合わせた支援を行っています。できることは一つでも多く取り組んでいただき、成果を引き出し、評価、達成感を味わっていただきます。就労など日中活動に就くことが困難な方にとって、日中も支援を受けることができれば、日中の活動が可能になります。支援スタッフと一緒に散歩や買い物に出かければ、地域住民との交流も自然に生まれます。
また、グループホームには管理者のほか、世話人または生活支援員のどちらかが常勤で配置されており、馴染みの深いスタッフと過ごすことができます。さらに他のグループホームと比べ日中の施設内活動もあるため、スタッフや他の利用者との交流も多くなり、お互いの信頼関係も自然と築かれていきます。
ホームで過ごすことへの安心感が得られることも、大切なメリットの一つです。

⑤ 第三者評価の受審状況 開始:2025年05月08日
終了:2025年12月23日(評価結果確定日)
受審回数:2回(2021年度)
⑥ 総評
◆ 特長や今後期待される点
1)利用者の生活ペースに配慮した支援をしています
ホームでは、職員が毎日行う作業の流れを記した「業務の流れ(基本編)」は、利用者一人ひとりの特性や生活リズムに合わせたタイムスケジュールを作成しています。さらに、体調やその日の様子に応じて柔軟に対応できる「変則版」も用意しており、個々のニーズにきめ細かく寄り添う支援を実践しています。決まった流れの中にも個別性を大切にし、利用者が安心して自分らしく生活できる環境づくりに努めています。

2)清潔で安心して暮らせる居住空間です
ホームは全体的に清潔で明るく、安心して暮らせる環境を整えています。5人ごとの小規模ユニットで、男女それぞれの階に分かれプライバシーにも配慮しています。共用スペースは明るく開放的で、キッチンや浴室などもきれいに保っています。職員が毎日清掃を行い、利用者の居室も本人の了解を得て丁寧に清掃しています。各部屋にはエアコンを完備し、採光も良く、快適に過ごせる空間づくりを行っています。

3)地域社会との連携強化が期待されます
施設のある地域の自治会に加入し、利用者・職員は近隣の清掃活動にも参加しています。近隣ですれ違う地域住民との挨拶もしています。職員は自治会の避難訓練への参加もしていますが、今後施設のイベントや避難訓練などにも参加・協力を依頼し、更なる地域と関わる機会の確保や災害時の協力体制構築への取組が期待されます。

4)理念・事業計画の周知が期待されます
法人の中長期計画や施設の事業計画は策定していますが、職員や利用者・家族への周知・理解が不足しています。法人の理念実現に向け、中・長期計画や事業計画を職員、利用者・家族に周知し実行することが期待されます。
⑦ 第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント 日々の業務の中で、課題が山積していることがわかりました。現状を把握することで、組織全体の質の向上を目指せることを学べ、職員個々の意識向上の機会へ繋がったことは大きな収穫となりました。
詳細評価PDF
Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
Ⅰ-1 理念・基本方針

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

法人理念は「ソーシャルインクルージョン(共生社会)を目指します」「先駆的で開拓的な事業を展開します」とし、利用者家族には契約時や年に数回発行する法人の冊子により周知しています。

◆評価機関からのコメント

職員には入職時や職員会議、研修で周知していますが、今後更なる周知に向けての方法・取組が期待されます。
Ⅰ-2 経営状況の把握

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

管理者は、法人内の会議や都筑区自立支援協議会に参加し社会福祉全体の動向を把握しています。施設運営については毎月コストや利用者数の分析をし、運営状況を確認しています。

◆評価機関からのコメント

法人や管理者は経営状況の把握に務めていますが職員に対しての周知が不足しています。今後職員とともに経営状態の向上に向けた取組ができる体制構築が期待されます。
Ⅰ-3 事業計画の策定

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

毎年、前年度の事業計画の振り返り・反省を踏まえて事業計画を作成していますが、事業計画の職員への周知と振り返りや見直しの方法が課題と考えています

◆評価機関からのコメント

事業計画の策定や振り返りについて施設全体で取り組めるようになることが期待されます。
Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

法人は3年を1期とした中長期計画を策定しています。計画は「障害」「高齢」「児童」福祉における課題の改善に向けた内容となっています。

◆評価機関からのコメント

法人の中・長期計画、事業計画の策定をしていますが、職員のへの周知が不足しています。今後法人理念の実現に向け、職員も中・長期計画や事業計画の理解ができるようになることが期待されます。
Ⅱ 組織の運営管理
Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

管理者は利用者・家族からの意見・要望や職員会議の内容から解決すべき課題に向けた取組を施設全体でできるよう努めています。

◆評価機関からのコメント

利用者・家族からの意見や要望も積極的に把握するよう心がけています。その内容を職員に周知し、一貫した支援ができるよう努めています。
Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

施設内でのOJTや法人の研修、外部研修の受講などにより職員の知識・技術向上を図っています。人材の確保は法人が行いますが、人員不足が課題となっています。

◆評価機関からのコメント

OJTや研修などにより職員の知識・技術の向上に向け取り組んでいます。職員全員が顔を合わせることは少ないため、研修受講者の得た知識・技術を他の職員にも伝え施設全体の力としていくことが期待されます。
Ⅱ-3 運営の透明性の確保

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

施設の運営コストや運営状況については法人が確認するとともに、定期的な第三者評価受審により運営の透明性を確保しています。

◆評価機関からのコメント

施設運営については法人の定期的な確認や第三者評価を受審しその内容を公表することで運営の透明性を図っています。
Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

自治会に加入し利用者・職員が地域の清掃活動に参加し、職員は自治会の避難訓練にも参加しています。

◆評価機関からのコメント

施設の特性から地域の人々の施設での活動などは難しいですが、より地域との関係を構築し、災害時などの協力体制を整えることが期待されます。
Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
Ⅲ-1-(1)利用者を尊重する姿勢の明示

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

研修や職員会議において法人の倫理行動マニュアルを用いて言葉遣いや支援の方法を確認しています。また、個々の対応については職員間で方法を検討・共有しています。

◆評価機関からのコメント

利用者の支援にあたる姿勢については法人の倫理行動マニュアルの確認により職員に周知し、利用者を尊重した対応となっています。
Ⅲ-1-(2)福祉サービスの提供に関する説明と同意(自己決定)

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

契約時に契約書・重要事項説明書を用いてサービス内容などについて利用者・家族に説明し同意を得ています。説明の内容について理解度を把握することが課題と考えています。

◆評価機関からのコメント

契約時にサービス内容などについて説明をしていますが、利用者・家族の理解を促すためにより分かりやすく説明する工夫が期待されます。
Ⅲ-1-(3)利用者満足の向上

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

日々の生活の中で利用者の言葉や態度により満足度や要望も確認するよう心がけています。

◆評価機関からのコメント

日々の支援の中で言葉だけでなく表情や態度からも満足度や要望を汲み取れるよう配慮しています。今後、利用者の満足度を確認するために、利用者・家族に対しアンケートの実施が期待されます。
Ⅲ-1-(4)利用者が意見等を述べやすい体制の確保

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

利用者個々の相談には居室や他の利用者の目に触れないスペースを使い、話しやすい環境で対応しています。

◆評価機関からのコメント

利用者からの相談や意見は居室内など、プライバシーに配慮した環境で対応しています。
Ⅲ-1-(5)安心・安全な福祉サービスの提供のための組織的な取組

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

ヒヤリハットや事故があった場合には適切に記録をし、すぐに職員間で共有のうえ、再発防止について対策を検討しています。

◆評価機関からのコメント

施設内の環境は転倒など危険のないよう整備しています。事故やヒヤリハットがあった場合の対応、職員への周知、再発防止についての手順も整備しています。
Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
Ⅲ-2-(1)提供する福祉サービスの標準的な実施方法の確立

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

法人作成の規程集があります。「業務の流れ」を文章化し、利用者一人ひとりの特性に応じたタイムスケジュールを記載して作成しています。利用者の状態に応じて「業務の流れ変則版」があり、柔軟に対応できる仕組みもあります。業務は、個別支援計画や職員・利用者の意見を反映し、支援の質の向上に努めています。ホームでは、標準的な実施方法をまとめたマニュアルなどを作成し、職員に周知徹底するための研修や個別指導を行う必要があると考えています。

◆評価機関からのコメント

法人で作成した規程集があります。閲覧は自由にできますが、マニュアルなどを十分活用していません。文書の所在や内容を明確にし、職員間で共通理解を深めることで、一貫した支援体制の構築が期待されます。
Ⅲ-2-(2)適切なアセスメントによる福祉サービス実施計画の策定

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

サービス提供責任者が、アセスメントに基づき、日中活動先や計画相談などの関係機関とも連携して個別支援計画を策定・実施しており、利用者一人ひとりのニーズを的確に把握した支援を行っています。半年ごとに実施するモニタリングでは、毎日の記録、直接関わる職員の意見、本人や家族の意向も聞き取り、必要に応じて見直しています。

◆評価機関からのコメント

詳細な個人記録があるので、今後は、蓄積した個人のデータの分析をより深め、支援の質向上につなげていく取組が期待されます。
Ⅲ-2-(3)福祉サービス実施の適切な記録

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

毎日、夕方・夜間・翌朝の決まった時間に生活の様子を法人専用ソフトに記録し、食事や睡眠状況、特記事項などの欄を設け、詳細に記録しています。必要に応じて個人記録も作成しています。職員は出勤時に必ずパソコンで確認しています。バイタルを毎日測定・掲示することで、全職員が利用者の健康状態を共有・確認できる体制が整っています。記録は個人ファイルに綴り、事務所で保管しています。

◆評価機関からのコメント

記録は適切に行っています。決められた記録以外にも、職員によっては、随時、個人記録を作成しています。個人ファイルは、鍵のかかる事務所で保管しています。今後は、記録要領や管理責任者の明確化、個人情報保護に関する研修の充実により、サービスの質の向上が期待されます。
A-1 利用者の尊重と権利擁護
A-1-(1)自己決定の尊重

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

利用者一人ひとりの能力やその日の気分の違いを丁寧にくみ取り、本人の意思を尊重した支援を行っています。入浴や衣類の選択、理美容など、生活の様々な場面で利用者の希望を大切にし、必要に応じて助言や手助けをして、自己決定を支える取組が根づいています。おやつは個人用の缶を用意し、1日2個と自分たちで食べる個数を決めました。選択肢を示して本人が選ぶ機会をつくり、成功体験を積み重ねられるようにし、エンパワメントの理念に基づいた支援を実践しています。

◆評価機関からのコメント

障がいの程度の差がある中でも、一人ひとりに寄り添い、自己の欲求を具現化する支援を今後も追及していきたいと考えています。
A-1-(2)権利侵害の防止等

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

部屋に入る時はノックをする、不在時の掃除のための入室は事前に許可を得る、名前は「さん付け」で呼ぶなど具体的な行動や言葉遣いに気を付けています。職員全員が毎月虐待防止チェックリストを実施し、結果を分析・共有して改善に努めるなど、権利擁護への取組を行っています。虐待防止マニュアルを整備し、虐待防止委員会を設け、職員研修を定期的に実施するなど、職員の理解促進と意識向上に努めています。権利侵害・虐待の根絶に向けては、全職員が「我がこと」として受け止め、社会福祉の基本である人権の尊重を常に意識しつつ、サービス提供に取り組むことが求められていると考えています。

◆評価機関からのコメント

権利侵害の防止に力を入れています。今後は、職員間で、課題の振り返りや権利侵害が発生した際の再発防止策などを検討する機会を設けることが望まれます。全員の理解のもとで、実践する仕組みを明確にすることも期待されます。
A-2 生活支援
A-2-(1)支援の基本

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

利用者が自分の力でできたことを実感し、成功体験を積み重ねられるような支援を心がけています。利用者に判断を急かさず、時間をかけて理解してもらえるよう努めています。金銭管理は、職員が立替え、後から清算する仕組みです。洗濯や着替えなど、できる部分は本人に任せ、必要に応じて助言や支援を行うなど、主体性を尊重した支援を行い、自信や達成感を育んでいます。日中活動や余暇の選択肢も個別支援計画に基づき工夫しています。

◆評価機関からのコメント

今後は、地域での活動機会をさらに広げ、成功体験をより多様な場面で得られるよう支援の充実が期待されます。
A-2-(2)日常的な生活支援

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

丁寧にアセスメントを行い作成した個別支援計画に基づき、利用者一人ひとりの心身の状況や生活リズムに合わせた日常支援を行っています。食事は職員の手作りで、嗜好や健康状態に配慮しながらおいしく楽しく食べられるよう工夫しています。原則は朝食と夕食ですが、週末もホームで過ごす利用者には3食提供しています。見守りを基本とし、洗濯や入浴や着替えなどでは本人が苦手な所だけ手助けし、プライバシーの確保にも配慮しています。トイレの利用には個々の特性に応じた工夫があり、自立を支える支援を行っています。

◆評価機関からのコメント

利用者の尊厳を大切にし、心身状況に応じた生活支援を実践しています。
A-2-(3)生活環境

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

居住環境は全体的に清潔で快適に整えており、安心・安全への配慮が行き届いています。ホームは5人の小規模ユニットで構成し、1階が男性、2階が女性で、玄関は別々です。キッチン、リビング、浴室のほか、エレベーターがあります。トイレと洗面台は複数あります。職員が毎日清掃し、利用者の部屋も本人の了解を得て、職員が清掃しています。各居室にはエアコンを設置し、採光も良好です。利用者の希望に応じた私物の持ち込みが可能で、個別性を尊重しています。

◆評価機関からのコメント

利用者の環境に関する意見や希望を定期的に確認することが望まれます。改善につなげる仕組みを明確にし、より主体的な生活支援を実践することが期待されます。
A-2-(4)機能訓練・生活訓練

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

グループホームでは、日常生活の中で一人ひとりの力を伸ばす意図的な支援を行い、「できることを増やす」意識づけを大切にしています。日常場面を通した生活訓練を行っており、機能訓練的な取組は積極的には行っていませんが、同じ法人の日中活動先では音楽療法や創作活動を通じて心身の機能維持・向上を図っており、ホームでも必要に応じて法人内の専門家に歩行機能の評価を依頼し、歩行訓練の仕方について指導を受けました。

◆評価機関からのコメント

今後は、専門職との連携をより定期的に行い、計画的な機能訓練や生活訓練の実施・見直し体制をさらに強化していくことが期待されます。
A-2-(5)健康管理・医療的な支援

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

利用者全員を対象に、健康診断を年1回、訪問看護は月1回、歯科診療は2ヶ月に1回実施し、予防的な健康管理にも努めています。利用者の処方薬は事務所で管理し、服薬支援も職員が確実に行っています。食事量や排せつ、睡眠状況は法人専用ソフトに毎日記録します。体温と血圧は毎日測定し、チェック表に記載し、リビングに掲示することで、職員は、利用者の健康状態を把握し、体調変化にも迅速に対応できるようにしています。

◆評価機関からのコメント

今後は、医療的支援や健康管理に関する職員研修をより充実させ、専門職との連携を強化していくことで、より質の高い健康支援が期待されます。
A-2-(6)社会参加、学習支援

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

利用者一人ひとりの興味や意欲を大切にし、学習や社会参加の機会づくりに努めています。本人の関心に合わせてネットから教材を用意し、文字やローマ字を練習する利用者や、週末の帰宅した際には、計算の練習を日課として続けている利用者もいます。また、地域の防災訓練などに参加し、地域との関わりを持つ機会も設けています。今後は、学習の方法や内容をさらに個々に合わせて工夫し、より多くの利用者が地域での活動や学びを楽しめるよう支援を広げていくことが課題だと感じています。

◆評価機関からのコメント

重度の障がいのある利用者への社会参加、学習支援の工夫が望まれます。
A-2-(7)地域生活への移行と地域生活の支援

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

グループホームでは、地域生活への移行や地域での暮らしに向けた支援については、利用者一人ひとりの希望や意向を尊重しながら、取組を行っています。軽度の利用者は防災訓練への参加や買い物など、地域との関わりを持つ機会があり、身近な社会参加が実現しています。一方で、重度の利用者については地域移行が難しい現状もあります。今後は、障がいの重い方にも地域を感じられる体験や交流の機会を少しずつ広げていく工夫が必要と考えています。

◆評価機関からのコメント

今後、一人ひとりの障がい特性や状況に合わせ、かつ、本人の意思を尊重した、地域生活への移行支援を意識した計画づくりが課題だと考えています。
A-2-(8)家族等との連携・交流と家族支援

◆取組の状況(努力・工夫していること、課題と考えていること)

グループホームでは、利用者の生活や健康状態について、家族とは、電話や週末の帰宅の際の会話により情報共有を行うなど、日常的に丁寧な連携を図っています。家族の意見や要望を聴取し、計画内容に反映しています。相談にも随時対応し、必要に応じて通院に家族とともに同行するなど、家庭との協力体制をしっかりと取っています。家族会はありません。

◆評価機関からのコメント

家族全体で交流や意見交換を行う「家族会」などの機会は設けていません。家族同士の情報共有や交流の場を設けるなども家族支援であり、今後設置が期待されます。

利用者調査結果<別紙3>

利用者調査概要 利用者調査総合結果
利用者総数:10名
アンケート調査対象:10名
ヒアリング調査対象:1名
①  アンケートで評価の高い内容と %
・職員・スタッフが丁寧な言葉で話してくれる。:100%
・不満や苦情を誰かに伝えることができる。:100%

②  アンケートで評価の低い内容と 100%
・自分の金銭がどのくらいたまっているか分からない。

③  調査全体でとらえた利用者の状況
 (障害特性や利用者の背景や表情等も含め記述)
利用者個々の障がい特性やこれまでの生活状況を踏まえた生活環境の設定や支援方法の検討により適切に対応しています。利用者は職員を信頼し笑顔で声をかける場面も多くありました。