ピュアリー鷺沼保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | ピュアリー鷺沼保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 40(39) 名 |
所在地 | 216-0004 川崎市宮前区鷺沼3-2-4 ラ・ルーチェ鷺沼1F |
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TEL | 044-948-8458 | ホームページ | https://www.purely-hoiku.jp/cont3/main.html |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2018年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 フェイスフルラバーズ | ||
職員数 |
常勤職員:10 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
保育士:園長:1 名
保育士:主任、副主任:2 名
保育士 :13 名
看護師:1 名
栄養士:1 名
調理員:1 名
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施設・設備の概要 |
乳児室 :3
幼児室:1
沐浴室:1
トイレ:1
事務室:1
職員休憩室:1
鉄筋コンクリート造り5階建ての1階:建物延床面積:( 92.40 )㎡
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【理念】 ・一人ひとり丁寧にかかわり、生きる力の基礎となる保育を目指します。 ・子どもたちが安心して過ごせる、家庭的な保育を目指します。 【基本方針】 ・一人ひとりの発達や個性を尊重し、自立を支援します。 ・自分を表現する力、考えて行動する力を育てます。 ・徳育、体育、知育の調和のとれた環境の中で「生きる力」を育む援助をします。 ・様々な体験を通して、失敗や困難に立ち向かおうとする力を育てていきたいと考えます。 |
【立地および施設の概要】 ピュアリー鷺沼保育園は、株式会社フェイスフルラバーズが運営する2018年4月1日に設立の保育園です。東急田園都市線鷺沼駅から徒歩3分の学生専用マンションの1階にあります。駅の裏手で住宅も多く静かな地域です。 近くには公園も点在しており、ふれあい公園(カッパーク)を中心に、幼児は小台西公園まで足を延ばしています。園庭はありませんが、テラスでは水遊びやペインティング、野菜の栽培等の活動をしています。現在、0歳児から5歳児まで39名(定員40名)が在籍しています。 【園の特徴】 0~2歳児は各保育室を生活の場とし、「乳児期」には心身ともに安定して過ごせるよう職員との信頼関係を築き、一人ひとりの育つ力を見守ることを大切にしています。3~5歳児は縦割りクラスで1フロアーを3つのスペースに区切って、「幼児期」には安心して自分を表現しながら、友だちとの関わりを通して社会性を育むことを大切にしています。 園ではモンテッソーリ教育を取り入れ、興味を持った活動にじっくり取り組む時間を大切にし、園生活の中に生かし、自立を助けています。また、リトミック・クッキング・運動遊び等を取り入れ、子どもたちが園生活を豊かに楽しめるようにしています。 看護師による「いのちの教室」では、男女の身体の仕組みと赤ちゃんの誕生の喜びを、わかりやすく幼児に伝えています。子どもたちは、そこで「誰でも大切な存在であること」を学んでいます。 |
評価実施期間 | 2022/03/01(契約日) ~2022/10/28(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長や今後期待される点 1.子どもが自分で遊びを見つけ、生き生きと過ごせる自立に向けた環境づくり 0歳児の保育室には、子どもの発達に合わせて目で見て楽しむモビール、触れて音の出るおもちゃ、ハイハイ・お座り・つかまり立ちで遊ぶおもちゃを揃えています。子どもが「おもしろい!」を実感して、「もっとやりたい」意欲と職員の言葉かけで「やったー!」の喜びを享受し、自分でやろうとする力の土台をつちかっています。 1歳児以上の保育室には子どもが自分で選んで遊べる遊具や教具が備えられ、子どもたちは、やりたいことを見つけて取り組んでいます。カブトムシ等を飼育し、発見したことを子ども同士で会話したり、図鑑で調べたり、絵に描いたり、文章にするなど、子ども同士で知恵を出し合うことが「できる」自信につながっています。 また掲示した服の着脱の図を子どもは見ながら、「自分で!」の思いをふくらませて取り組んでいます。 2.保護者とともに子どもの育ちを見守る姿勢 年度始めに担任間で話し合った「今の子どもの姿、大切にしていきたい関わり・取り入れたい活動、1年後の姿」を絵で表現して、保護者に見えるように廊下に掲示しています。 コロナ禍の中、年度末のクラス懇談会の代わりに、【これからの発達の特徴】と関わり方のポイントを書面にして、家庭と園が思いを一つにして関わることの大切さを伝えています。「子どもとの関わり方で困ったときの我が家の解決法」等のアンケートを取り、結果を報告して子育ての情報交換の場としています。 3.職員が共に育ちあい、子どもたちと楽しみを共にする関わり 職員自らが課題を見つけ保育の質の向上を目指せるように、毎月の園内研修のほか、小グループの中で決めたテーマについて学び、年度後半で全体に発表し、お互いの学びを深めています。 職員は、子どもたちが自ら気付き(=発見し)感動を共にする環境づくりを大切にしています。さらに5歳児では、子どもたちで話し合い、行事や遊び、生活のルールを決めるなど、子どもの自立に向けた取組を職員は大切に見守り、子どもたちと楽しみを共にしています。 4,指導計画や保育日誌の様式の工夫を 月間指導計画は月のねらいのほか、週ごとのねらいと振り返りが書かれていて、月の振り返りは別紙に記載しています。職員は担当クラスで話し合い、保育の振り返りをしっかり行っていますが、ねらいに対する振り返りがわかりやすいように、指導計画や保育日誌の様式の工夫が望まれます。 5.園の中長期計画や事業計画に進捗状況や担当者を明記し、全職員に周知を 法人において中長期計画を作成し、実施状況も把握して保育園に報告・助言しています。書面上で進捗状況や見直しがわかるような形式が望まれます。 単年度の事業計画の策定、見直しは園において行っています。半期ごとの評価や担当者等を書面にして、進捗状況を全職員が把握できる仕組みが望まれます。 6.法人として職員の将来の姿を描くキャリアパスの作成を 人事基準は「就業規則」に明記されており、職員は昇進・昇給等を周知していますが、将来の姿を描くことはできません。キャリアパスを作成し、職員に明示することが期待されます。 |
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ピュアリー鷺沼保育園は、日々お子様ひとり一人が楽しく生き生きと過ごせる保育園を目指して、より良い環境作りや個々に合わせた援助の在り方や環境作りを実現していくために、近年は特に職員の研修に力を入れてまいりました。現在は少しずつではありますが、一歩一歩前へ進んでいることを実感できるようになりました。 そしてその一環として、更なる保育の向上を目指し今回の第三者評価を受けました。準備の段階から、様々な分野・視点から客観的に保育や環境を見つめ直し、自己評価することの大切さを感じました。そしてご意見いただいたことで新たな気づきがあり、改善点も明確になりました。 また、これまで取り組んできたことの成果も感じることができ、自信を持って更なる向上を目指していきたいと職員一同気持ちを新たにしております。 この度、お忙しい中、アンケートにご協力いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念「・子ども一人ひとりに丁寧にかかわり、生きる力の基礎となる保育を目指します・子どもが安心して過ごせる家庭的な保育を目指します。」のもとに、園の基本方針を「・一人ひとりの発達や個性を尊重し、自立を支援します・自分を表現する力、考えて行動する力を育てます・徳育、体育、知育の調和のとれた環境の中で 『生きる力』を育む援助をします・様々な体験を通して、失敗や困難に立ち向かおうとする力を育てていきたいと考えます」としています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎月開催する法人会議で、社会福祉事業全体の動向についての情報を共有し、保育運営等について協議しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人が毎月行う法人会議で、役員は経営で改善すべき課題を明確にし、改善について協議しています。令和4年度においては、①安全な施設の整備 ②コロナ禍での食材高騰への対応 ③職員に欠員が生じた際の迅速な対応を挙げ、経営状況や改善すべき課題について検討しています。課題や改善点について、園長は本部より助言を受けています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人はピュアリー保育園「中長期計画(令和2年4月1日~令和5年3月31日)」を作成しています。冒頭に施設経営理念「保育園は子どもたちが安心してくつろげる場所であり、心を育む場所でもあります。そのような保育環境であるためには、『良き保育者』が必要であると考えます。」とし、具体的保育者像を示しています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の「中長期計画」を踏まえ、設立5年目を迎えた当園の課題として①職員の確保(異動・欠員が生じた場合の迅速な対応) ②マニュアルの見直し(保育環境の変化に対応した保育・危機管理・衛生等の見直しと職員間の共有)を掲げています。さらに「主体的な保育…」として、子どもがやりたいことを見つけ、方法を考える力を育み、子どもが主体的に取り組むことができる環境を整えることを挙げています。コロナウイルス感染対策として、園内と玩具の消毒、職員のマスク着用、感染を予防した保育内容の実施、行事等の見直しに取り組むなど、実行可能な内容になっています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は、職員の自己評価をもとに保育園の評価を行い、年度末、年度始めの職員会議で課題を明確にし、年度の事業計画を策定しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画の内容は、全体的計画(掲示)や年間行事計画、入園説明会、保護者会で保護者に説明しています。また、事業計画の内容は地域事業の動向や新型コロナウイルスの感染状況や役所等の対応の変化に合わせて計画の見直しを行い、保護者にはその都度計画変更を書面やメールで知らせています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育の質の向上に向けて、前年度末に全体的な計画の見直しを行い、年度始めに年齢ごとの指導計画、保健、食育等の各分野別の年間計画、年齢別の月間指導計画、個別指導計画、週・日案それぞれの計画に対し、書面での振り返りを行っています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員による自己評価の結果をもとに、主任と園長で課題をまとめ文書化しています。評価結果の内容は職員会議で報告し、課題について会議の中で改善に向けた話し合いの場を持つとともに、園内研修で学びを深め、実践につなげるなど、改善の取組を計画的に行っています。必要に応じて改善計画を見直しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、月1回の職員会議、クラスミーティング、さらに日常の保育業務での職員とのやり取りの中で、保育所に関する経営・管理に関する方針と取組を明確に示しています。保護者には年度始めの保護者会、園だより等で保育所に関する方針と取組を明確に示しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、川崎市認可保育園としてコンプライアンスや人権を含む保育・福祉分野、雇用・労働に関する法令、園の就業規則や経理に関する規程等に従い、取引事業者や行政機関と適正な関係を築いています。また、園長は法人の定める規程や社会人や保育者としてのあり方、マニュアルの確認と見直しを園内研修の中で職員とともに行い、理解を深めています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の質の現状について、中間と期末に職員一人ひとり、チーム、全体で総括し、園長と主任が集約し、園としての評価結果と課題について把握しています。課題の改善のため、園長はクラスミーティングや職員会議で指導・助言を行っています。また、毎月の職員会議で園内研修を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、法人からの情報をもとに経営状態の改善、業務の実効性を高める取組を職員会議の中で取り上げ、法人への提案をしています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・必要な福祉人材や人員体制に関する基本的な考え方、福祉人材確保や育成については、法人の中・長期計画に記載し、職員にも周知しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・人事基準は「就業規則」に明確に示されており、職員は昇進・昇格等を周知しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、主体的に仕事をして職場への貢献を実感してもらうことが、魅力ある職場づくりとして重要と考え、人材育成や労務管理に取り組んでいます。また、日ごろから職員の就業状況や意向の把握に努めています。有給休暇の取得状況、シフトの偏り等は毎月データを把握し、毎月有給希望申請書を配付して、できる限り希望に沿うよう調整をしています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画等に「期待する職員像『良き保育者』」についての内容を盛り込み、年度始めの研修の中で保育所の目標や方針を確認しています。職員は年度の個人の目標を設定して、園長との面談でその内容について話し合っています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・理念・基本方針に基づく「期待する職員像『良き保育者』」は事業計画、人事管理規程等にその内容を盛り込んでいます。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、職員一人ひとりの知識、技術水準、専門資格の取得状況を把握しています。新任職員に対しては、経験のある職員のもとでOJTを実施しています。入職時の研修としては、「園児の観察・記録」を実施し、保育のマニュアルをもとに指導を受けています。法人では、保育園での研修の他に外部の新社会人に向けた研修への参加を勧めています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生受け入れマニュアルを作成し、実習生の研修・育成に関する基本姿勢を明文化しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・入園のしおり、ホームページに保育園の理念、基本方針、保育の内容等は公開されていますが、事業報告、事業計画、予算、決算情報は公開されていません。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園における事務、経理、取引についてのルール等は法人本部作成の経理規程に定めています。権限、責任については職務分担表に明記され、職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域との関わりについて、基本的な考え方を令和4年度事業計画、中長期計画、全体的な計画に明記しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受け入れ・地域の学校教育等への協力に関する基本姿勢を明文化し、ボランティア受け入れマニュアルを整備しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の各種関係機関について、会議や打ち合わせで職員に周知して、個々の子ども、保護者の状況に対応できるように関係機関と連絡先の一覧を事務所に掲示しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・宮前区主催の園長会議・主任会議等の各担当者連絡会、幼保小実務担当者会議、民生委員との会議に参加しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・宮前区の発行する子育て情報誌「あそびにおいで」に子育て支援の計画を記載し、育児相談にのっています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・パンフレット、園だより、事業計画、ホームページ等により基本方針が明示されており、子どもを尊重したものとなっています。職員には、園内研修で園の理念、倫理綱領・方針・目標の共通理解を深める取組を行っています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育業務マニュアルの中にブライバシー保護規定があり、職員はプライバシー保護について入職時研修で学んでいます。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページに理念や方針・目標を記載しています。宮前区の作品展にて保育園の特色や写真を記載して保育園紹介をしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時には入園説明会を開催して「入園のしおり」「重要事項説明書」を用いて、丁寧に園長が説明しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・転園前に転園先が決まっているときは、保護者の了承を得て転園先に申し送り書を送っています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員が気が付いた一人ひとりの子どものつぶやきや様子、仕草、反応を自由に記入できるノートを使い、皆で共有しています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の体制を整備し、その内容を「重要事項説明書」に記載しています。苦情解決の責任者や窓口の記載があり、玄関に掲示しています。苦情受付担当者は主任、苦情解決の責任者は園長と明示し、第三者委員の名前と電話番号が記載されています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「重要事項説明書」に苦情要望について第三者委員の名前と電話番号が記載されています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は保護者の意見の傾聴に努め、園長、主任、職員間で「報告、連絡、相談」を徹底しています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネジメント担当は園長、主任で事故発生時の研修は年1回開催しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策の担当者は看護師、責任者は園長とし、「健康管理年間計画」のもと、管理体制が整備されています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の防災・防犯時の職員の役割分担を取り決め、災害時連絡網を作り、災害時の対応体制づくりをしています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育について、保育マニュアルを作成し、年度末に園内研修で確認し保育の指針にしています。また、年齢ごとに保育の手順を作成し、保育の標準的な実施方法としています。子どもの尊重・プライバシーの保護や権利擁護に関わる姿勢が示された内容になっています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の標準的な実施方法の検証・見直しは、年度末の職員会議で行っています。各種マニュアルについては、園内研修の中で見直しています。法人においても、マニュアルの見直しを行っています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園前に園医による健康診断を行い、発育状況や予防接種、健康状態の確認をしています。入園時には児童票、健康調査票を提出してもらい、担任、看護師、栄養士との面談を行い、保護者や子どものニーズを把握して指導計画に反映しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画は4期の期ごとに、月間指導計画については月末に、週の計画は週末にクラス担当職員で話し合い、園長、主任の指導・助言を受けて振り返りを行い、次の計画に生かしています。その際には、保護者からの意向や意見を把握(離乳食の進め方、除去食等のアレルギー対応、オムツからパンツへの移行等)、同意を得て進めるなど、組織的な仕組みを定めて実施しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの状況は、各種指導計画や発達経過記録等は統一された様式に記録しています。各種指導計画には振り返り欄があります。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・個人情報保護に関わる規定があり、個人情報の保管場所・保管期間・破棄対象のもの・情報提供できるものなどについて定めています。個人情報の持ち帰りの禁止や、写真や個人情報の取り扱いについても明示しています。個人情報に関わる書類は鍵付きの棚に保管しています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、児童憲章・児童の権利に関する条約・児童福祉法の趣旨を踏まえて、保育所保育指針を確認しながら園の保育理念、保育方針、保育目標に基づいて作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・室内にはエアコン・床暖房・加湿器・空気清浄機等を使用して、快適な環境の確保に努め、コロナ禍においては、常に換気を行い、日中窓の開放を多くしています。また、声の大きさやCD、ピアノの音の大きさにも気を付けています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児クラスは、入園2週間前から家庭での生活リズムや食事の様子、健康状態を記録して提出してもらい、児童票や面談で得た情報から、入園後は子どもの経過記録や保護者との関わりの中で、一人ひとりの子どもの状態や家庭環境を把握しています。入園前面談で得た情報は全職員で共有し、子どもとの関わりや保護者対応に生かしています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は一人ひとりの発達に合わせて、手洗い・排泄・衣類の着脱等の基本的な生活習慣が身に着けられるように言葉をかけ、援助しています。職員は子どもの自分でやろうとする気持ちを大切に見守り、服の着脱では、履きやすいようにズボンの向きを変えて置いたり、少しだけ手助けをして子どもが自分でできた達成感を大切に支援し、成功体験を子どもの自信につなげています。着替えのコーナーには「服のたたみ方」の順番を、トイレの入り口にはズボンの下ろし方を順番に絵にして掲示するなど、子どもが自分でできるように支援しています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・おもちゃや絵本は、子どもの手が届く低い棚に収納しています。服の着替えも、引き出し付きのロッカーを備え、自分で出し入れできる環境を整えています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別の連絡ノートには1日(24時間)の子どもの様子が記されており、子ども一人ひとりの生活リズムを把握して、遊びと睡眠・食事の生活リズムを保障すること、生理的欲求を把握し無理のない生活ができることを第一義としています。そのために保護者との連携を密にし、体調や子どもの様子を園と家庭とで連絡し合っています。職員は常に子ともの思いに寄り添い、一人ひとりの発達や発育状態を把握して、安定的な生活の保障に努め、子どもの発信する生理的要求を受けて応答的な関わりの中で愛着関係を築いています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は子どもの自分でしようとする気持ちを大切にし、着替え・手洗い・食事等、時間がかかっても子どものやれる力を大切にそばで見守っています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3~5歳児は1つのフロアーを4つに区切り、1つは絵本のコーナーで静のスペースとし、3か所は年齢ごとのコーナーとしています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・障がいのある子どもを受け入れられるように、施設はバリアフリーになっています。現在まで障がいのある子どもの受け入れはありません。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもたちが見通しを持って1日をゆったりと過ごすことができるように一日の生活の流れを定め、無理なく子どものペースで過ごせるように配慮しています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画や5歳児の年間指導計画の中に、小学校との連携や就学への不安を受け止めた上での援助等が記載されています。幼保小連絡会はコロナ禍前は出席していましたが、現在はリモートで参加しています。年長交流会には5歳児の担当職員が参加しています。コロナ禍前は就学先の小学校の先生の訪問がありましたが、現在は電話、リモートでの引継ぎを行っています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・川崎市の健康管理マニュアルに沿って、子どもの健康管理を行っています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患のある子どもには、「川崎市の健康管理マニュアル」「食物アレルギー対応マニュアル」に沿って適切な対応を行っています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患のある子どもには、「川崎市の健康管理マニュアル」「食物アレルギー対応マニュアル」に沿って適切な対応を行っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・栄養士は年間食育計画や離乳食計画を作成し、計画的に食育に取り組んでいます。計画立案の段階で乳児・幼児クラスの担当職員、園長、主任と話し合っています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では一人一人を丁寧に観察し、発育状況や発達に合わせて献立・調理の工夫をしています。特に乳児クラスでは、手づかみ食べを十分に経験し、しっかり咀嚼して飲み込む力と手指の力がつくようにしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・0~2歳児は毎日連絡ノートにて家庭の様子と保育園の様子を伝えあい、子どもの生活の情報が共有されています。3歳児以上は保育日報にてその日の活動を知らせたり、写真を用いたドキュメントの掲示をして保護者に伝えています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者とのコミュニケーションは、日々、クラス担当者との送迎時の連絡や、玄関に掲示している保育目標にて努め、信頼関係を深めています。保護者の要望に応じて、随時面談を行っています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの受け入れ時に観察を行い、ケガがある場合は保護者に聞き取り、原因を確認しています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・職員は年間指導計画、月間指導計画、週案をもとに自己評価を行い、年度末総括で振り返っています。 |