ポピンズナーサリースクールたまプラーザ
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | ポピンズナーサリースクールたまプラーザ | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 76 名 |
所在地 | 225-0002 横浜市青葉区美しが丘5-2-34 |
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TEL | 045-905-2788 | ホームページ | https://www.poppins.co.jp/educare/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2021年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社ポピンズエデュケア | ||
職員数 |
常勤職員:17 名
非常勤職員:8 名
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専門職員 |
保育士:19 名
栄養士:2 名
調理師:1 名
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施設・設備の概要 |
居室数:乳児保育室 3、多目的室 1、調理室 1、幼児保育室 3、調乳室 1、休憩室 1、事務室 1
設備等:冷暖房、床暖房、空気清浄機
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理念「働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します。」 基本方針「人生で最も重要な時期の人間教育を目指します 寛容な人間 聡明で愛情深い人間 探求心の旺盛な人間 グローバル社会で活躍できる人間 」 |
・エデュケアプログラムによる養護と教育の一体的展開。(脳科学と発達心理学の知見を踏まえ、養護と教育の両方を重視し、0歳児から個々の個性や特徴を伸ばす取り組みを行っている。) ・ドキュメンテーションというツールを用いて、保育者は子どもの活動記録をとって可視化し、職員間でのカンファレンスを実施することで、保育活動を共有し、今後の保育の実践に繋げている。 ・乳児クラスは育児担当制を行い、一人一人の子どもの生活の基本を支え、丁寧に関わっている。 ・幼児クラスは異年齢保育を行い、異年齢ならではの関わりを通して、互いの違いや個性を認め合う気持ちを育んでいる。 ・わらべ歌を通じ、子どもと保育者、または子ども同士のスキンシップ・コミュニケーションを図っている。 ・トマトの栽培や、サツマイモの栽培及びサツマイモ堀り体験・梅ジュースづくり等を通じて、食育活動の促進を図っている。 ・子ども主体の遊びを大切にしながら、玩具を提供し、遊べる環境を作っている。 ・運動会では全園児が参加し、それぞれの発達に応じた競技を行って、子ども同士・子どもと保護者・保護者と保育者・保護者同士の交流等を図った。 ・前期は3歳児クラスと4~5歳児クラスの保育室配置とし、3歳児の育ちや発達に併せて指導しています。 ・後期は3~4歳児クラスと5歳児クラスの保育室配置とし、5歳児は就学に向けた活動を行っています。 |
評価実施期間 | 2023/07/12(契約日) ~2024/02/06(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特長や今後期待される点 | 特長 ・子ども自身が興味のある遊び、好きな遊びを選び、友だちと遊びを工夫して楽しめる環境を整えている 遊びや玩具はいくつかのものを用意し、子どもたちが自分で選択できるようにしている。絵本や製作などさまざまなコーナーを工夫し、それぞれの遊びに集中できるように環境を整えている。散歩や公園は子どもが行きたい場所を聞いて行くようにしている。ルールのある遊びでも、お互いに遊び方を工夫して新しいルールを作ったりするなど、自由な発想を取り入れていきいきと活動できるよう援助している。 ・食育計画をもとに子どもの興味がわくような食育に取り組んでいる 全体的な計画に基づいて年間の食育計画を栄養士が作成している。なじみのあるカレーやおにぎり作りの他に、砂糖からつくるべっこうアメといった、1つの食材から形が変化してできる料理など、子どもが興味のわくような食育に取り組んでいる。また、プランターでさつま芋や夏野菜を育てたり、近隣の畑で収穫を体験するなど、食の大切さを伝える機会を設けている。日々の取り組みは連絡帳や写真付きのドキュメンテーションを入口に掲示して保護者にも伝えている。 ・地域社会との連携を通じて親子交流や防災対策を推進し、専門的な情報提供で地域に貢献している 近隣の保育園と共同で「AONICO広場in たまプラーザ」というイベントを実施し、地域の親子が楽しみながら情報を共有できる場を提供している。自治会活動にも積極的に参加し、地域の防災対策や被災時の避難場所の確認を行って、地域の人々との交流を図り、地域社会との結びつきを大切にしている。地域の畑のオーナーと連携し、子どもたちが野菜や果物の収穫体験を行い、その収穫物を持ち帰ることができる活動も展開している。日常的には、戸外活動時に地域住民と挨拶を交わすことで、地域に愛される保育園を目指している。 今後期待される点 ・定期的な保護者との面談が期待される 朝夕の送迎時には、保護者に園での子どもの様子を伝えてコミュニケーションを取り、保護者と信頼関係を築くように努めている。保護者の心配事や相談、意見が引き出せるよう、クラス担任だけでなく、施設長や主任は積極的に声かけをしている。保護者から相談がある場合は保護者の勤務形態を考慮した時間を選び、面談はプライバシーに配慮した場所で行っている。今後はさらに定期的な全保護者との面談が期待される。 ・中長期計画の策定と具体的な運用の強化を期待したい 法人の中長期計画が存在しているが、園としての具体的な中長期計画がまだ策定されていない状況である。現行の単年度の事業計画では、数値目標は設定されているが、園の具体的な課題に対する明確な方針などが不足しているため、園の特性や課題を踏まえた中長期計画を策定し、それを日々の運営に活かすことが望まれる。 また、計画の内容を職員や保護者に対してしっかりと共有し、理解を深めることも必要とされる。園全体としての共通の目標と方向性を明確にし、その実現に向けて職員や保護者が協力し合う環境を整えることに期待したい。 |
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今回第三者評価を受審させていただき、改めて自園の運営について考えさせられました。自身に足りないこと・今後取り組んでいきたいことが具体的に職員と共有しやすくなりました。中・長期計画を立てることで今後どういった園にしていきたいのか明確になるとのアドバイスもいただき、大変参考になりました。 現在、子育て支援に向けた社会全体の取り組みが進んできており、私たち保育者として子どもの発達過程において何が必要なのか、今後もアドバイスをいただきながら職員一丸となって保育を進めていきたいと思います。 ありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念・基本方針は玄関と事務所に掲示され、入園説明会や重要事項説明書でも共有されており、保護者や職員に対して明確な方向性が示され、理念の周知を目指している。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・国や自治体の情報源を活用し、社会福祉事業の動向を追跡している。横浜市の地域づくりに関する情報も把握し、事業経営に反映させている。少子化の進行という外部環境の変化を認識し、2025年までの子ども数の減少を含むデータに基づいて事業の今後の方向性を検討している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・予算作成を通じて経営状況を把握し、経費削減などの具体的な課題に迅速に対応している。職員との共有を通じて経営課題の解決に努め、経費削減に努めている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・「働く女性の支援」という企業理念と「働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します」というミッションをウェブサイトで公開して、園の方針を明確にし、公に共有している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本社で策定された中長期計画を基に、施設長会において社長の説明を受けた施設長が、各施設の状況を考慮して年間計画を策定している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・次年度の事業計画は前年度の報告を基に改善を加えながら作成されている。ただし、計画には課題の抽出が不足しており、主に良い点のみが盛り込まれているため、実情に即した内容を取り入れることが必要とされる。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は保護者が閲覧できるように談話室にファイルとして設置されており、いつでもアクセス可能となっている。年度当初の保護者会で事業計画を説明し、年度のクラス目標にも落とし込んでいる。これにより、保護者が計画内容を理解できるよう努めている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・施設長は日々の保育を注意深く観察し、気になる点や良い取り組みを職員と共有し、園全体の保育の質の向上を目指している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・評価結果を施設長と主任が確認し、重要な内容は職員との会議などで共有されている。良い実践は継続し、改善が必要な点については積極的に議論を行い、具体的な改善策を経営層がリードして進めている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・施設長は、当年度の振り返りと次年度の方針について職員に説明し、自らの経営方針と役割、責任を職員に周知を図っている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設長は児童福祉法、建築基準法、消防法など保育園運営に関わる法律を職員に周知を図り、これらを遵守できるように研修会や勉強会を通じて知識の蓄積を図っている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長は日々の保育を継続的に観察し、定期的に行われる職員との面談を通じてアドバイスを提供している。必要に応じて施設長自身が保育に直接参加し、より良い保育の姿勢を示すことで職員の気づきを促し、保育スキルの向上を目指している。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設長は、本社担当者と協力し、経営の改善や業務の実効性向上に向けて努力を行っており、より良い改善策を見出すことができるように努めている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・人材確保のためにホームページでは、借り上げ社宅の提供、勤務地の相談、充実した研修制度などを設けていることを伝えており、職員が安心して職務にあたれるようなサポートを整えている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育理念を明確に打ち出し、それに基づく職員像を各職員が自覚できるように説明している。これは、乳幼児期に重要な養護と教育を通じて子どもの利益に資する保育を行うという理念に根ざしている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長は職員の就業状況を日常の会話や保育から読み取り、無理なく勤務できているか、仕事のやりがいを感じているかを把握し、職員に声をかけたり感謝を伝えることで、心身ともに健康に働ける職場環境を目指している。これは職員の定着率向上と円滑なコミュニケーションの構築にも寄与している。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園ではMBO(Management by Objectives)を導入し、職員と協力して目標を設定し、次年度の計画を進めている。職員一人ひとりの成長を促すために、組織全体で期待する職員像を設定し、MBO評価シートを活用して目標管理の仕組みを構築している。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・期待する職員像を明確にし、職員が保育の仕事に誇りと責任を持ち、自らの人間性と専門性の向上に努めるよう明示している。これにより、職員は自身の役割と責任を理解し、自己向上に励む環境が整備されている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員のキャリアに応じた教育・研修の内容を提案し、それぞれの興味や関心に合わせて研修へ参加することができている、業種別、事業部別、階層別、次期リーダー育成など、多様な研修の機会を提供している。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・看護学校からの実習生を毎年受け入れるという体制の一環として、今年度は看護実習生2名を受け入れており、実習期間中には学校側と継続的な連携を保っている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ポピンズナーサリースクールとしての第三者評価は今回が初めてであるが、それ以前の評価結果は公表されており、運営の透明性を高める一環として行われている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・事務や経理に関しては、統一された手順で行われ、職員が理解しやすい手順やルールを採用し、これらを職員に周知を図り、経営・運営の透明性と公正性を高めるよう取り組んでいる。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域に愛される保育園を目指し、戸外活動時に地域の人々とあいさつを交わすなど日々の交流を心がけている。また、近隣の公園や施設への散策を通じて地域の方々との交流を図っており、これらの活動は事業計画書にも記載されている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・コロナ禍の影響により、ボランティア受け入れが減少しているが、今後は受け入れを少しずつ広げ、社会貢献活動も進めていく意向を持っている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・青葉区保育園施設長会に定期的に参加し、自治体や近隣の保育園との情報共有を行っており、地域の保育関連の情報を共有し、連携を強化している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の自治体主催の避難訓練などに参加し、地域住民との交流を図るとともに、園の存在をアピールして相互の協力体制の整備に努め、地域の福祉ニーズの把握と情報収集に努めている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・近隣の保育園と共同で「AONICO広場inたまプラーザ」というイベントを実施し、地域の親子が集まる場を設けており、楽しんでもらえるような活動や情報提供を継続的に行い、地域の子育て家庭に対する支援と交流を促進している。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもの人権に配慮した保育を行うため、職員間での勉強会を開催して子どもの基本的人権への理解を深めるように努めており、子ども一人ひとりを尊重する保育の実践が促進されている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの「命」と「心」と「体」を預かるという意識のもと、倫理とプライバシーに配慮した保育を行うよう努めている。事例が発生した際には、職員間で共通の認識を持てるような取り組みを行っている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園の理念や基本方針は1階入口付近に掲示しており、保育内容や保育所の特性に関する情報はホームページ上で公開している。インターネットを活用した情報共有が主流となっており、アクセスのしやすさや情報量、速報性などを考慮している。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者への説明に際しては、分かりやすさを重視し、書面での説明を行っている。不明点がある場合は、連絡アプリや直接の連絡を通じて丁寧に個別対応している。保育内容に変更がある場合(例えば保育時間や食事の提供など)、保護者は変更届を記入し、これを書面に残して保存している。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・2021年度にポピンズグループに事業移管した際、保護者が安心できるように保育内容が変わらず継続していることを書面で伝え、保育所の変更に伴う不安を軽減し、保育の継続性を保っている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時と退園時にアンケートを配布し、入園時の満足度や退園理由、コメントを収集している。これらのアンケート結果は園運営の参考資料として活用されている。年に1回、ISOアンケートを保護者に対して実施し、利用満足度を把握すると共に、改善点があればそれを現場に伝えて対応を行っている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決制度の仕組みが確立しており、1階入口付近の目立つ場所に掲示することで、保護者が容易に確認できるようにしている。また、重要事項説明書には「苦情解決のための第三者委員制度」に関する情報を別紙で添付している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が相談や意見を言いやすいよう、連絡アプリ、電話、書面など複数の手段を提供し、保護者は自分に合った方法で意見や相談を行うことができる。相談室は2階に設置され、他の保護者の目に触れないプライベートな環境が準備されている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者の声を大切にし、ポピンズメモリーを活用して保育について家庭と連携し、要望などに対して迅速に対応している姿勢がうかがえる。個人面談や参観を随時受け付け、保護者が気軽に相談できる環境作りに努め、保護者の意見を大切にファイリングし、今後の対応に活用している。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・安全管理マニュアルに基づく対応フローチャートの掲示とヒヤリハット事例の共有会議を通じて、事故防止策を組織的に検討し実施している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所における感染症対策ガイドラインに従って、感染症予防の衛生管理を適切に実施しており、園内の衛生状況を保ち、感染症の予防に努めている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の避難場所を園内に掲示し、年に一度の引き取り訓練と毎月の避難訓練を実施していることで、緊急時の対応能力を高めている。また、保護者への即時連絡体制を確保するため、緊急連絡網ファイルを作成し、緊急時に持ち出せるよう準備している。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育についての標準的な実施方法は、運営法人が作成している「ポピンズスタッフの心得」「ポピンズテクニカルブック」などで文書化され明示しており、入社時に研修を実施している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人はマニュアルに見直しや変更があった場合には、その都度変更した部分に色をつけるなどして見やすく表記して配布している。資料はファイルに保管して、クラス情報共有会議にて確認・共有している。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時には事前に記入してもらった子どもや家庭に関する書類を基に、保護者との面談を行っている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画においては立案者と担任間、主任または施設長が相談に乗りながら検証や見直しを行っている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所保育指針に基づいて、必要な計画を作成している。子どもの発達状況や生活状況などを統一した様式によって誰もが記録を確認しやすいように整理している。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員に関しては、個人の特定できる書類の扱いには十分注意し、データの持ち出しは禁止するとの説明を常に行っている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は、本社にてポピンズナーサリースクールの理念、保育方針や目標に基づいて編成・作成している。それをベースに施設長が地域性や環境を考慮して加筆修正している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:b】 ・一人ひとりの子どもが快適に安心して生活できるよう、温度・湿度・明るさなどに配慮するとともに、コロナなどの感染拡大防止のため、室内換気にも配慮している。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもを取り巻く発達環境は様々であり、年齢や発達に応じた保育計画を立て、情緒の安定や積極的に取り組む意欲を育むことができるように、個々に応じた対応を行っている。また、一人ひとり思いや願いをまずは受け止めることで、安心感と信頼感を育み、自信をもって活動や発言ができるよう努めている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが自発的・意欲的に関われるような環境づくりを行い、個々の発達に応じて寄り添いながら援助を施すことで、食事、着替え、睡眠、排泄などの基本的な生活習慣が自然に身に着くよう促している。また、身の回りのことが進んでできるように、ロッカーやかごなどの環境を整えている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・様々な経験を重ねるなかで、子どもが自主的・自発的に生活とあそびができるように環境を整備し、次への行動へ結びつくように個々の発達に寄り添う保育を行っている。遊びや玩具はいくつかのものを用意し、子どもたちが自分で選択できるようにして援助している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「育児担当制」を行い、子ども一人ひとりのペースを考えた日課を実施している。一人ひとりの発達が著しく、特定の大人と安定した関係を持つことが必要な時期でもあるため、担当制である特定の保育士が生活面を担当することで愛着の形成がより深くなるような関りをしている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・2才半ころまでは「育児担当制」を行い、特定の保育士が生活面を担当することで愛着の形成がより深くなるような関りをしている。1歳児は個人差が大きいため、保育士は一人ひとりの子どもの成長の様子や気持ちを受け止め、丁寧な援助に努めている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児からは「異年齢保育」を実施し、日々の生活で個々にいたわりや優しさを育んでいく中で、個性の違いを認め合い、友だちとの関りを深めながら、互いに刺激を受け合い、自発的な行動を促している。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・特別な配慮が必要な子どもの保育にあたっては、個別の指導計画を作成し、クラス担任が会議を通して話し合いを行い支援している。また、個別に配慮が必要な場合については、クラス情報共有会議において情報共有することで、現状や課題などを担任から報告し、職員間で対策を話し合ったり、対応法を統一して援助している。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・在園時間の長い子どもが増えており、午後や週末が近づくと疲れが見られることが多いため、水分補給を行うなど体調に留意し気分転換を図ったり、降園まで落ち着いて過ごせるように子どもに合わせた保育を進めている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・5歳児の就学に向けて「幼保小連携事業」を自治体主導で行っている研修に参加したり、近隣の小学校教員との意見交換など、子どもの就学先の小学校と情報共有を行っている。就学に不安を抱える保護者に対しては就学予定の小学校への見学・相談など、小学校との連携を図っている |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月子どもの身体測定を行い、保護者と情報共有を行っている。また、日頃の体調を注意深く見守り、変化があった場合には保護者に連絡し、場合によっては受診や早めのお迎えを要請している。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:b】 ・毎月の身体測定や年2回の歯科検診と内科健診を行い、保護者に結果を伝えている。また、個人データに記録し、保護者と職員がいつでも確認することができるようにしている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所におけるアレルギー対応ガイドラインをもとに、栄養士と連携を図りながら子どもの状況に応じた個別対応を行っている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所の特性を活かした食育を実現するために、本社食育チームによる工夫された献立で、手作りの食事を提供している。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・乳児クラスでは「育児担当制」を導入する中で、子ども一人ひとりの食を見守り、食べ物への興味関心が広がるように前向きな言葉かけを行っている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎日保護者と連絡帳のやり取りを行い、家庭の食事内容や保護者の思い・休日の様子などを聞きながら、日常の情報交換を行っている。職員はその日の子どもの遊びの様子を織り交ぜ、保護者がその様子が思い浮かべられるよう具体的に報告することで、安心してもらえるように努めている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者の思いを受け止め、保育所保育と家庭の連携・協働によって子どもの育ちを共に喜び合い、子育ての楽しさを感じることができるような子育て支援を行っている。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「子ども虐待防止対応マニュアル」を基に、マニュアルに沿って対応ができるよう努めている。マニュアルの勉強会を定期的に職員間で行い、虐待などの早期発見と予防に取り組んでいる。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の自己評価を毎年行い、その際施設長との面談を設けて、ここまでの振り返りと次に向けての取り組みについて相談する機会を設けている。 |