ポピンズナーサリースクール横浜
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | ポピンズナーサリースクール横浜 | 評価対象サービス | 2021 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60 名 |
所在地 | 220-0012 横浜市西区みなとみらい4-3-5 シンクロン本社新館2階 |
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TEL | 045-226-2131 | ホームページ | https://www.poppins.co.jp/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2014年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社ポピンズ | ||
職員数 |
常勤職員:17 名
非常勤職員:14 名
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専門職員 |
施設長:1 名
保育士:19 名
非常勤看護師:1 名
栄養士:3 名
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施設・設備の概要 |
居室数:9室
設備等:冷暖房・床暖房・空気清浄機など
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企業理念:働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します ポピンズナーサリースクール目標:人生で最も重要な時期の人間教育を目指します ・寛容な人間・聡明で愛情深い人間・探求心の旺盛な人間・グルーバル社会で活躍できる人間 |
・ポピンズアプローチによる0歳からの「エデュケア(education教育とcare保育の合成語)」を実践しています。ポピンズアプローチでは、子どもの知力を、言語・音楽・論理数学・空間構成・身体運動・自然科学・社会性・自己受容の8つの領域に整理し、「知力8(エイト)」と名付け、子どもの発達状況を勘案し、これらをベースとして組み合わせてカリキュラムを構成しています。 ・自己肯定感を養うため、個性を尊重し、個々に合わせた援助をおこなっています。 |
評価実施期間 | 2021/06/01(契約日) ~2022/03/28(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(2014年度) |
特に評価の高い点 | ・子どもが安心して自分の気持ちを表現できるように援助している 自分の気持ちを相手に伝えることの大切さ、自分の意見が違っていても良いことなど、個々に応じての対応に取り組んでいる。5歳児クラスにはじっくりと向き合って話し合いの時間を持ち、自信をもって小学校へ行ってもらうために、相手を大切にする、自分も大切にする、色々な意見があること、伝えることの大切さなどについて、いのちの大切さを伝える取り組みとして行っている。 ・子どもが自主的、自発的に遊べるような環境の設定に取り組んでいる 園内はオープンスペースであるが、クラスごとの活動が保障されており、0歳児は個室、1歳児は仕切りのあるスペース、幼児はクラスでの活動やグループでの遊びなど、状況に応じて保育環境の設定に工夫がされている。また、子どもが落ち着けるスペースとして個室、アトリエ、応接室を使用することも可能とし、年齢に応じた絵本や玩具は子どもの手の届く高さに配置しており、自由に手にとり好きな遊びを選択できるように工夫されている。 ・園として職員の働く環境を整えることに配慮している 希望休は職員間で把握しながら、重ならないようにし、殆ど希望の休みはとれるようにしている。有給休暇や休日出勤振替休暇などは施設長が管理して、取得できるようにし、緊急性が高かったり、長期休みが取れていない職員を優先するなど、公平に取得ができるようにしている。出勤時には必ず休憩が取れるようにし、その際には職員同士でコミュニケーションをとって、お互いに相談がしやすい風通しの良い職場環境作りに努めている。就業規則などの規定集はいつでも確認することができ、法人としても定期的に産業医の面接が行えるような環境を整備している。 |
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改善を求められる点 | ・コロナ禍における年長児の小学校との連携について課題としている 幼児期までに育ってほしい10の姿(項目)を盛り込んだカリキュラムの作成に基づいた保育を行っており、地域小学校訪問による小学生との交流の機会など、小学校就学に向けて期待が持てる様な機会が計画されていたがコロナ禍において昨年、今年は中止となっている。今後、新しい生活様式での取り組み方について課題としている。 ・ボランティア受け入れにおけるマニュアルと書類の作成の検討が望まれる ボランティア受入れ時には施設長が事前説明を行っており、園や保育に関わる留意点などを説明している。また、職員間でもボランティアへの対応などはミーティングなどで留意点などを確認し対応するようにしている。しかし、ボランティア受入れ時でのマニュアルの整備がされていないことやボランティアが施設長の事前説明を受けて、理解と納得がされたかの同意書や誓約書などの準備がないため、作成の検討が望まれる。 |
今回受審し、第三者の目で評価頂いたことで、さらにナーサリーへの信頼が上がると良いと感じます。 今後も、子ども達や保護者様に寄り添い、運営して参ります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念や基本的な教育方針は、園内の玄関に掲示することをはじめ、ホームページや重要事項説明書にも記載され、入園時の説明会では、重要事項説明書をもとに保護者への説明を行っている。また、職員が作成したドキュメンテーションも掲示し、理念や基本的な教育方針が具体的に保育に反映されていることが分かるようになっている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎月、法人内の保育所施設長が参加するエデュケア会議に施設長が出席し、児童福祉事業全体の動向についての把握を行っている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月でのエデュケア会議では部署マネージャーの参加により、園の運営についての問題点や課題などを挙げ、把握するように努め、連携を図りながらアドバイスなども含め対応するようにしている。また、エデュケア会議後には全体会議として、法人の役員が参加する会議も開催し、園の運営状況などの報告を行っている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人決算後のエデュケア会議や全体会議では、法人全体の理念や基本的な教育方針が含まれる中長期的な目標の確認を行い、内容についての評価と改善をし、単年度の事業計画に反映できるようにしている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園での事業計画書は法人の中長期的な目標を含むように作成している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営委員会での保護者からの声やアンケート結果の内容を月ミーティングなどにて職員間で話し合い、次年度の事業計画作成時には、その内容が反映されるようにしている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会にて、事業計画書の内容を年間行事予定などを含め、施設長から説明を行い、4月には保護者に事業計画書を配布している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年度末には、職員による園の自己評価を実施し、次年度の事業計画に反映させるように努めている。また、法人では定期的な第三者評価の受審を行い、評価結果とそれに対する改善策については法人の担当部署からのチェックとアドバイスを受けている。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所自己評価の結果は分析を行い、文書を作成して玄関での掲示やシステム配信を行って、保護者や職員への共有化を図っている。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・見学対応時や入園説明会、保護者懇談会などで、施設長は、その年度の保育方針や理念などを説明して、保護者や職員に理解してもらうように努めている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長は毎月での法人によるエデュケア会議や研修に参加し、児童福祉事業の動向、各種ガイドラインについて学んでいる。また、行政からの通知により、法令や制度に関する把握にも努めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・施設長は年間指導計画を確認し、それを基に作成した月案や週案の確認も行って、毎週、週案の評価を職員と実施し、月案に反映させるように取り組んでいる。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月のエデュケア会議や全体会議などで、法人の部署マネージャーや役員などと連携を取って、相談やアドバイスを受けながら経営改善の分析を行っている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・人材の確保や採用は基本、法人の人事担当部署において一括で行っており、法人グループ内の人材派遣会社や人材紹介会社とも連携して人材確保を行っている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入社時には、法人で行うOJT研修時に、法人の理念や基本的な教育方針、法人が期待する職員像などの説明をし、それらの内容が記載されている社員用ガイドブックを配布している。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・有給休暇取得状況や休日出勤振替休暇取得状況などは、施設長がシステムで全職員のデータを一覧で管理しており、希望休なども公平に取得できるよう、職員で確認できるようにし、ほぼ希望休は取れている状況となっている。また、有給休暇は緊急性の高いことや長期休みが取得できていない職員を優先するなどの配慮をしている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は年度初めの4月には年度目標を設定し、11月には自己評価を行った後に、中間面談として、面談シートに基づいた施設長の面談を行い評価をしている。その後は法人での評価を行い、年度末の2月には年度の振り返りの自己評価を実施している。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入社時に配布される社員用ガイドブックには、事例を踏まえて法人が期待する職員像を記載している。また、入社時のOJT研修時にも説明を行っている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・教育訓練年間計画をもとに法人内、外部、園内研修に職員は参加しており、外部研修には行政主催の研修なども行っている。ただし、コロナ禍においては、オンラインでの研修が多くなっている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生受入れ時には、施設長が実習生と面接を行い、保育に関わる全体的な留意点を説明するとともに、実習生の目標設定を行っている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・事業計画や事業報告、予算、決算などは園の玄関にてファイリングし、閲覧が可能となっており、入園時の説明会や保護者懇談会でも説明を行っている。また、法人のホームページには、理念や基本的な教育方針を明示している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人経理規定に則った運営を行い、外部の会計事務所へ経理を委託し、定期的に運営の確認をし、アドバイスなどを受けながら適正な運営に努めている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域との関りを持つような心掛けは園としての方針はあるが、文書化しているものはない。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティア受入れ時には施設長が、ボランティアに園や保育に関わる留意点を説明している。また、職員側としてもボランティアの対応方法や留意点などは月ミーティングなどで確認し、職員間で共有化を図っている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の要保護児童対策地域会議が定期的に開催されており、施設長が参加し、情報共有に努め問題解決に取り組んでいる。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・区の園長会議や子育て支援施設連絡会に施設長が参加し、地域で求められているニーズについての情報交換を行っている。子育て支援施設では、施設長や職員の保育士が講師として未就学児の保護者や育休時の家庭などに向けた子育て相談会や質問などを実施し、地域に貢献している。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・支援施設連絡会では、施設長や保育士が講師となって未就学児の保護者や育休時の家庭などに向けた子育て相談会や質問などに答えて専門的な知識を地域に提供する機会を設けている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員一人ひとりが入社時に配布される法人の社員用ガイドブックなどには、子どもの人権を尊重する記載がされており、職員間で共有化を図っている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護については業務マニュアル内に明記し、職員間で共有化を図っている。また、教育訓練年間計画に基づいて研修に参加している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページには理念や基本的な教育方針をはじめ、保育室の写真なども公表している。また、地域の子育て支援施設においても園の情報パネルの掲示をしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会では重要事項説明書をもとに保育所の説明を行い、質疑応答の時間を設け、内容を理解した上で同意書を交わしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・引っ越しなどにより保育所が変更する子どもには、転居先の行政から依頼があれば必要に応じての情報提供を行っている。同法人内のポピンズ同士での転園になる場合には、保護者に確認を取った後に情報提供を行っている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・イベントや行事後には、保護者にアンケートを取り、次回開催時に反映できるように取り組んでいる。また毎年、顧客満足度アンケートを実施し、保護者の要望を把握することに努めて、分析、改善策の検討を行い、次年度に反映させるようにしている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の体制を整備しており、その内容は重要事項調査報告書にも記載され入園時に説明を行っている。苦情解決責任者を施設長とし、苦情受付担当を保育士としている。園外に第三者委員の設置をしている。また、その内容は保育所の玄関にも掲示している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書には、質問、相談は気軽に行える旨と個別面談や参観が随時行えることが記載されており、入園時に説明も行っている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・顧客満足度アンケートの実施や意見箱の設置、日々の保護者とのコミュニケーションによって、相談や意見が述べやすい環境作りに取り組んでいる。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人内に危機管理委員会を設け、リスクマネジメント体制を整えている。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症予防マニュアルを整備しており、改定があった場合には、看護師から全職員に説明を行い共有化を図っている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の体制が決められており、対応方法はマニュアル化され、いつでも確認が行えるようになっている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本社作成による保育を運営するために必要なマニュアルが全て整備されており、マニュアルに沿った研修を行っている。職員は入社時に研修を受講している。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の内容について、保育を日々実施する中で検証、見直しを行い、次週、または、次月に反映できるように取り組んでいる。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本社担当部署やマネージャーなどから園運営について客観的なアドバイスを受け、カリキュラム策定に活かしている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の修正、見直しが必要と判断した場合は、施設長と職員でミーティングを持ち、より良い計画への変更を行い、実践、振り返りを行い、次週、次月の指導計画に反映できるようにしている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別カリキュラムや成長記録が作成されている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報のファイルは、鍵付きキャビネットでの保管としている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、保育所の教育理念や方針、目標に基づき、本社にて編成されている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室温、湿度計を全室完備し快適な環境整備に努めている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの成長や個人差を十分に把握し、個々に合わせた成長の見守りをおこない、自発的に取り組めるよう配慮している。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの基本的生活習慣を身につけられるよう、指導計画に沿って日々取り組みを行っている。また、家庭にも取り組んでいることを伝え、連携を図っている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・遊びや生活の中で、協調性の育みや、社会性を身につけていかれるよう、職員が援助している。散歩の時は、あいさつをする、交通ルールを伝えるとともに危険個所(段差、溝など)についても伝え、自分でも気づくことができるように援助している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児保育では、一人ひとりのペースに合わせて睡眠、食事、遊びに配慮しており、入園当初は午前や午後にも睡眠時間を設けるなど個別に対応している。保育室内は、安全に配慮し広く遊べるように配慮しており、木製の玩具を多く揃え、発達に合わせて手作り玩具や絵本なども準備している。運動遊びができるように設定するなど定期的に見直しを行っている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児は区切りのあるスペースを使用し、子どもの様子を見ながらその都度遊びを提供している。自我の成長が最も見られる時期のため、子どもに寄り添い、子どもの気持ちを受け止め、時には子どもの気持ちを代弁しながら、子ども同士の関わりをサポートをしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・オープンスペースであるが、クラスごとの活動を中心としている。4歳児、5歳児合同での活動が多く、グループ活動による食事や遊びなどの機会を多く取り入れている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・発達や身体的に障害のある子どもに対して、個別のカリキュラムを作成している。また、療育センターと連携を図り、アドバイスも受ける仕組みがあり全体で共有している。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1日の生活の見通しが立てられるよう、幼児クラスは前日の帰りの会にて、明日のスケジュールを伝え、期待と安心をもって登園出来るよう環境を整えている。また乳児クラスも当日の朝、1日のスケジュールを伝え、見通しを持った生活が出来る様に配慮している。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・幼児期までに育ってほしい10の姿(項目)を盛り込んだカリキュラムの作成に基づいた保育を行っている。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理に関するマニュアルの整備されており、マニュアルに基づいて適切な対応に努めている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・システム、書面にて定期的な健診結果を記録しており、スタッフにはミーティングにて共有し保育に反映できるようにしている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー児に対しては、医師の指示のもと、看護師、栄養士と面談を行い、連携により適切な対応に取り組んでいる。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食べたい、おいしい、いい匂いなど感性が育つよう、月1回の食育活動を通じて、経験出来る様に努めている。子どもからの発信(グリンピースは何から出来ているかなど)を受け止め、豆苗を育ててみたり、トマトの栽培、米作りなど体験、経験から食に対して興味感心が持てる様な取り組みを行っている。また、個々に合わせた食事の量やおかわりなどの対応を行っている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・季節に合わせた献立、日本文化に触れるための郷土料理、多文化理解に触れるための海外の献立などを取り入れている。献立とともにその国に関して知らせ、郷土料理は担当を決めて調べた結果を朝の会などで説明するなどの取り組みがある。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・システムにて、子どもの成長や姿を共有、また個人面談や懇談会などで情報交換を行い連携を図っている。面談は年2回予定しており、コロナ禍においてはオンラインでも対応している。年度初め保護者懇談会もオンラインで実施につなげており、クラスのねらいなどを伝えることができている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者からいつでも相談にのれる体制を整え、システム等からも保護者の気持ちを汲み取るように心がけている。また日頃より声掛けを行うようにしており相談しやすい関係づくりの構築に取り組んでいる。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待防止マニュアルの整備がなされており、園内において研修を行い周知に取り組んでいる。また、ポピンズオンラインで視聴(全員)、学習システムも活用している。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員間で保育の振り返りを行い、園全体で同じスタンスで保育に臨めるように取り組んでいる。 |