レイモンド西橋本保育園
第三者評価機関名 | 一般社団法人 日本保育者未来通信 |
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名称 | レイモンド西橋本保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 80 名 |
所在地 | 〒252-0131 相模原市緑区西橋本1-7-1 |
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TEL | 042-703-7268 | ホームページ | https://www.lemonkai.or.jp/school/nursary/leimond-nishihashimoto-hoikuen/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2007年02月14日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人 檸檬会 | ||
職員数 |
常勤職員:10 名
非常勤職員:7 名
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専門職員 |
園長:1 名
保育士:12 名
調理員:3 名
栄養士:(本部に)1 名
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施設・設備の概要 |
乳児室:2室
保育室:4室
沐浴室:1室
調乳室:1室
事務室:1室
調理室:1室
トイレ:4個
一時保育室:1室
屋外遊技場:276.77㎡(屋上・地上)
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【法人理念】 ・子育てに喜びを、社会に新しい風を ・笑顔あふれる子どもが住む、未来の地球のために 【保育理念】 ・人・命を愛する心 ・自然を愛する心 ・創造(想像)する |
【日ごろから「つながる遊び」に取り組み、職員や保護者等と子どもの育ちを共有しています】 園では、「つながる遊び」をテーマに、日々の保育実践に取り組んでいます。「つながる遊び」は、日ごろから1日の遊びを、その日限りにするのではなく、次の活動につなげたり、作った作品などを残せるようにし、次の日にまた、続きから活動できるようにするなどの取り組みが行われています。一例として、「色」をテーマに、「つながる遊び」に取り組みました。まず部屋の中にある色探しから始め、戸外に出て自然物の色などにも注目しました。その後、戸外で見つけた落ち葉や小さい木の枝などの色を、冬を表現する色として、大きな紙に貼り、冬という季節の表現につなげました。これらの、「つながる遊び」の取り組みは、法人全体で行われ、職員は定期的に研修を受講しています。各園の取り組みはWork placeと呼ばれる電子媒体のシステムを使用して法人職員が共有できる体制になっています。また、園では、これらの実践をドキュメンテーションと呼ばれる、子どもたちの活動の様子を写真と文章で示した記録で掲示し、保護者等と共有しています。 |
評価実施期間 | (契約日) ~(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | 【一人ひとりの子どもたちが十分に遊び込めるよう、人的、物的、空間的環境を整えています】 各クラスの保育室は、子どもの興味や発達に合わせた手作り玩具や知育玩具等が豊富に揃えられているとともに、一人ひとりの子どもたちが十分に遊び込めるよう、遊びの種類ごとにコーナーを設置しています。また、絨毯や置き畳なども常設され、ゆったりと休むことができる環境にも配慮しています。保育者は子どもたちが遊び込んでいる際は傍で見守るなどの“見守る保育”を実践するなど、保育者の人的な環境にも十分配慮しています。また、1階と3階の園庭には、乳児用の丸太吊り橋や幼児用のロープを使った木製のアスレチック遊具、雲梯などが設置され、戸外でも子どもたちが十分に遊び込める環境づくりを行っています。これらの環境づくりについては、固定的なものではなく、定期的に見直しがなされ、子どもの興味や関心に沿って、環境設定を変える取り組みを行っています。これらの、保育者等の人的環境、玩具等の物的環境、さらにコーナー作り等の空間的環境を整え、一人ひとりの子どもたちが十分に遊び込めるよう取り組んでいます。 【さまざまな自己評価を行い、保育の質を高めるとともに、実践内容を保護者等と共有しています】 園では、各職員が年に2回実施される園長面談と個人別目標カード等を通して、目標の達成度について自己評価を行っています。また年に1回、保育所保育指針に沿った項目に対して、自身の保育実践を振り返り、自己評価を行っています。また、園全体の自己評価として、園長、主任及び各クラスの担任が参加し、保育環境評価スケールに取り組んでいます。評価スケールでは、空間と家具、養護、言葉と文字、活動、相互関係、保育の構造の項目ごとの詳細な内容について自己評価を行っています。自己評価の結果にもとづいて、玩具の配置や種類等についても、固定的な環境ではなく、子どもの成長に合わせて配置の工夫や玩具の入れ替えを行うなどの取り組みにつなげています。これらの取り組みは、SNSを使用し、保護者等にも伝えています。 |
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改善を求められる点 | 【園の理念、方針に沿った具体的な園独自の中長期計画の策定が望まれます】 単年度計画では「保育面」「人材面」「運営面」「財務面」の項目ごとに目標及び重点取り組み内容が記載されています。取り組み内容に対しては、中間報告を記載するとともに、年度末に結果を含め振り返りを行うなど、実施状況の評価を行える内容になっています。一方で、中・長期計画については、法人本部が当園を含めた法人全体の計画を作成しています。計画には、理念や基本方針の実現に向けた保育指針や施設の課題等が挙げられ、目標を明確に定めています。今後は、園の課題として取り上げられている、在園児数の増加等に関する具体的な取り組みを明確にし、数値目標や具体的な成果等を設定し、実施状況の評価を行える内容を踏まえた、園独自の中・長期計画の策定が望まれます。 |
今回評価を受けるにあたり事業所の方へ何度か質問事項を上げさせていただきました。其の度に丁寧に説明をして頂き着眼点を伝えて頂けたので分かりやすく進めることが出来ました。今、園で実施されていることに対して振り返りをすることが出来、今後の課題についても考えていく機会になりました。また今回の評価は日ごろの保育に対しての励みにもなり、日々の継続を続けていくことが大切なことだと改めて感じること が出来ました。運営状況に関しても本部との連携を密にして様々な意見を取り入れ今後もより良い保育園を目指していきたいと思います。丁寧にみていただいた第三者評価の方々に感謝いたします。 書類に関しては普段保育を行うために様々なツールを使用し保育の記録やノウハウを文章化して残していますがかなりの量を行っていることに気づきました。IT化をしていくことに便利さは感じますがシステムを使いこなすには個人差があるので保育の専門以外にもPCを扱うことを同時に勉強していかなければならないことを感じています。特に年齢が高い先生は手書きの時代なのでシステム系は扱うのに抵抗感があります。今後は保育の仕事にもPCが必須になると思いますので保育の専門性プラスの学びが必要になることでしょう。檸檬会の保育園はIT化が進んでいると思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園の理念や方針は、パンフレットやホームページに記載されるとともに、法人のバイブルである「れもんのこころ」や、法人の保育内容が記載された「TACTICS」に記載されています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・社会福祉事業全体の動向については、年に2回実施される、法人全園を対象とした園長会や、月に1回実施される、法人の関東園を対象とした園長会等を通して把握に努めています。具体的な内容として、保育所等の開園状況や待機児童数等について把握し、年度ごとの推移等についての分析につなげています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営課題として、在園児数の増加が挙げられます。課題については、月に1回実施される、法人の関東園を対象とした園長会や法人本部での定期的な本部会議を通して、共有されています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・中・長期計画は法人本部が当園を含めた、法人全体の計画を作成しています。計画には、理念や基本方針の実現に向けた保育指針や施設の課題等が挙げられ、目標を明確に定めています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・単年度計画には、法人理念、ビジョン、保育理念、が掲げられるとともに、保育方針、施設の課題の項目が挙げられ、具体的な内容が記載されています。保育方針は、「子ども一人ひとりの育ちに寄り添い、それぞれの生きる力を育む」「さまざまな体験を通して、しなやかな身体と豊かな感性を育む」「人との“つながり”、社会との“つながり”を育む」の項目ごとに、具体的な取り組み内容が記載されています。また、施設の課題では、「保育面」「人材面」「運営面」「財務面」の項目ごとに目標及び重点取り組み内容が記載されています。取り組み内容に対しては、中間報告を記載するとともに、年度末に結果の振り返りを行うなど、実施状況の評価を行える内容となっています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は、各職員との面談内容や年に3回実施される、働きやすさ等を含めた園運営全般に関する職員アンケートの内容を反映させ、作成しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画の保護者への周知については、玄関に事業計画を常備し、財務状況等も含めていつでも閲覧できるよう整備されています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・日々の保育については、週案や月間指導計画、個別指導計画等の各種指導計画やその振り返りを、主任と園長が保育所保育指針等を踏まえ確認し、次の計画に反映させることで、保育の質の向上につなげています。また、日々の職員会議や月に1回実施される全体職員会議にて、各クラスの状況や反省、配慮が必要な子どもへの関わりやヒヤリ・ハットなどについて記載した資料を、全職員で共有するという組織的な体制が整備されています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・自己評価の結果にもとづいて、子どもの興味や関心、成長に合わせて環境を変えていくことに取り組んでいます。一例として、玩具の配置や種類等についても、固定的な環境ではなく、その時期の子どもの成長に合わせて配置の工夫や玩具を入れ替えるなどの取り組みを行っています。これらの取り組みは、写真と共に文章も添えて、SNSを使用し、保護者等にも伝えています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長の役割については、職務分担表に記載され、自らの役割と責任について表明しています。具体的には、日々の保育や行事に関する指導、施設職員の人事管理等が挙げられています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、法人園長会を通して、遵守すべき法令等の把握に努めています。園長会では、労務、採用、人事、広報、財務等の各部署から法令遵守の観点での説明があり情報共有を行っています。把握された内容については、職員会議等を通して職員に周知を図っています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、毎日行われる職員会議、月に1回実施される全体職員会議、時間給職員会議、給食会議等を通して、各クラスの情報や行事等について、定期的、継続的に評価・分析を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園全体の人員配置については、法人の採用担当と連携を図り、職員体制を充実させることに取り組んでいます。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・必要な福祉人材や人員体制に関する基本的な考え方については、法人のバイブルである「れもんのこころ」や事業計画に記載されています。れもんのこころには、「保育の振り返り指針」として、「学び」「養護」「環境」「保育者」の項目ごとに具体的な確認事項が記載され、必要な福祉人材の方針が確認できます。また、事業計画には、「職員の継続及び確保」「職員のチームワークの向上と連携強化」「新任保育士への指導と支援」の人材面の項目が挙げられ、具体的な計画内容が記載されています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「期待する職員像等」については、法人のバイブルである「れもんのこころ」の質の高い「保育者」という項目に具体的な職員像として記載されています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・ジョブカンと呼ばれる電子媒体の勤怠システムを通して、職員の有給休暇の取得状況や時間外労働のデータを定期的に確認するなど、職員の就業状況を把握しています。また、ジョブカンでは、職員自身も休暇取得の状況がいつでも確認できる体制となっています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に2回実施される、園長との面談で使用する目標カードにもとづいた人事評価制度の仕組みが構築されています。目標カードでは、各職員が目標の達成度に対して自己評価を行うとともに、園長の評価も行われます。その際に、園長は各職員に応じた必要な助言を行い、年度の中間面接にて、再度、達成度や取り組みについて確認しています。園長は、共有された内容をもとに、職務遂行能力や成果、貢献度の最終評価を行っています。評価内容については、園長と本部で共有し、給与や賞与等に反映しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「期待する職員像」については、法人のバイブルである「れもんのこころ」や、法人の保育内容が記載された「TACTICS」に明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人主催の研修として、入職前のウェルカム研修、3年目職員のフォローアップ研修、5~10年目の中堅職員研修、管理職員研修が行われています。新任職員に対しては、2泊3日の宿泊研修が行われ、法人のバイブルである、「れもんのこころ」について、周知徹底が図られています。また、在職者研修として、法人の保育内容が記載された「TACTICS」の内容を、年間3~4回の研修を通して、学ぶ機会を設けています。さらに、中途採用職員に対しては、メンバーシップ研修として、年に4回程度の研修が実施されています。年間を通して、各職員が5~10回程度の研修に参加しています。このような経験や習熟度に配慮した個別的な研修が実施されています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成に関する基本姿勢については、実習生マニュアルに明文化されています。実習生の受け入れや指導は、主に園長と主任が担当しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育所の基本理念や保育内容については、園のホームページやSNSを使用し、具体的な活動内容を動画で紹介する等の取り組みが実施されています。事業報告や決算情報は、園の玄関に常備し、保護者等がいつでも手に取って見ることができるよう整えられています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園における事務、経理、取引等に関するルール、職務分掌と権限・責任等については、職務分担表に示さされ、職員に周知しています。また、財務マニュアルが整備され、必要に応じて職員に伝えています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・地域との関わり方についての基本的な考え方は、全体的な計画に記載されています。全体的な計画の、地域支援・連携の項目では、未就園家庭の支援、地域連携、小学校連携、職場体験実習受入の項目ごとに、具体的な取り組み内容が記載されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・ボランティアの受け入れについては、保育業務マニュアル内の「ボランティアの受け入れの規定」に定められています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・区の担当課や近隣の病院、また療育センターや児童相談所等の関係機関を明示したリストが作成され、事務所に掲示されています。内容については、職員会議等を通して、職員に周知しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・市の園長会や、区の担当課との情報共有により、待機児童の状況など、地域の福祉ニーズ等を把握することに努めています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・把握した福祉ニーズ等にもとづいて、園庭開放やお話し会などを行っています。また、地域の方を対象とし、保護者の癒しの場の提供として、園が主催し、年に1回「親子コンサート」を開催しています。また、電話育児相談として、入園を検討されている方等からの問い合わせに対して、離乳食に関することなどを答えています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもを尊重した保育の実施については、法人のバイブルである「れもんのこころ」や、法人の保育内容が記載された「TACTICS」に記載されています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育業務マニュアル内に、「プライバシーの尊重と保護」が規定され、職員会議や園内研修等を通して、職員への周知や理解が図られています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の理念や方針等については、ホームページに記載されています。また、保育内容については、SNSを使用し、活動内容を動画で視聴できるようにするなどの取り組みが行われています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の開始にあたっては、園長が入園前に各家庭との個別面談を行っています。面談では、重要事項説明書、入園のしおり等を使用し、園の理念や方針、具体的な提出物や持ち物、個人情報等の扱いについて説明しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所等の変更の際は、市の書式を使用し、保護者に必要事項を記載していただいた上で、市の担当課に提出しています。また、必要に応じて、子どもの様子や共済保険等の加入状況等について、転園先との情報共有を行うこともあります。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育内容について、職員会議等を通して、職員間で情報を共有することで、子どもの様子や満足等を把握するよう努めています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の仕組みについては、園のしおりや重要事項説明書等に記載されています。苦情受付担当者を主任とし、苦情解決責任者を園長としています。また、2名の第三者委員を設置し、連絡先を合わせて記載しています。苦情解決の仕組みについては、園内にも掲示されています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が相談したり意見を述べる窓口として、苦情受付担当者である主任や苦情解決責任者である園長の他に、第三者委員や各都道府県に設置された運営適正化委員会等があることを、園のしおりや重要事項説明書等に記載し、説明しています。また、苦情解決の仕組みについては、園内に掲示されています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が相談しやすく意見を述べやすいよう、登園時または降園時には担任が保護者と直接対応できるよう配慮しています。また、日々の連絡ノートを通して、適切な相談対応と意見の傾聴に努めています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネジメントに関する内容については、危機対応マニュアルが整備され、園内研修等を通して、職員の理解を深めるとともに、各職員にマニュアルを配布し、周知を図っています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策については、感染症マニュアルや新型コロナウイルス感染症マニュアル等で明確にされ、職員に周知しています。また、行政からの指導や、法人の指示に沿って、感染症対策が適切に講じられています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の対応体制については、緊急対応マニュアルに記載されています。マニュアルでは、フローチャートが使用され、緊急時の対応が分かりやすく示されています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法については、子どもの尊重、プライバシーの保護や権利擁護に関わる姿勢等を含め、保育業務マニュアルに、各保育内容ごとに詳細に記載されています。各保育内容ごとのマニュアルは、teach me bizというシステムを利用し、各部屋に設置されているスマートフォンを使用して、全職員がすぐに確認できる体制になっています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の標準的な実施方法については、園の実情に合わせ、見直しを行っています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画は各担任が作成し、園長が責任者になっています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の見直しについては、週案、月間指導計画等、各種指導計画に応じて見直しを行う時期が定められ、実施されています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達状況や生活状況等については、個別指導計画書、個人記録、保育日誌、健康記録、連絡帳等の園が定めた統一した様式によって把握し記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報に関する規定が定められ、子どもの記録の保管、保存、廃棄、情報の提供等が適切に講じられています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画の骨子は、法人が作成し、地域支援や連携、保育における必要な配慮・工夫等については、園内で実施する、職員アンケート等で得られた各職員の意見を取り入れるなど、園の実態を考慮し作成しています。作成の際は、保育に関わる職員が参加し作成しています。今後は、各年齢ごとの保育目標や、園の実情に合わせた年齢ごとの内容を職員会議等で共有し、作成されることが望まれます。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所内外の設備・用具や寝具の衛生管理については、チェック表や衛生管理点検表を使用し、衛生管理に努めています。チェック表には、日々の衛生管理の他に、土曜日に実施するエアコン清掃や布団カバー等の掃除についても項目があり、適切な管理を実施しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの個人差については、日々の職員会議や、月に1回実施される全体職員会議等で共有され、個別の指導計画に反映し、実践につなげています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの発達に合わせて、生活に必要な基本的な生活習慣を身につけられるよう、家庭との連携を大切にしています。日々の連絡帳や送迎の際のコミュニケーションを通して、園での様子と家庭での様子の共有を図っています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各クラスにおいては、子どもの発達や興味に応じた遊びの種類毎にコーナーを設定し、子どもが自主的・自発的に遊び込めるよう環境を整備しています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児が、長時間過ごすことに適した生活への配慮として、食事のスペースを仕切り、保育者と1対1で落ち着いて食事が摂れるよう配慮しています。床暖房の機能を備えた室内には、置き畳やクッションなどが置かれ、ゆったりと過ごせる環境が整っています。また、室内からすぐに園庭に出ることが可能であり、子どもの欲求に応じて戸外での活動が取り入れやすい環境になっています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもたちが自分でしようとする気持ちを大切にしています。一例として、生活面では、子どもたちが自分で着脱がしやすいよう、トイレ付近に着脱用の椅子を設置するなどの環境を整えています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児では、集団の中で安定しながら、遊びを中心とした興味関心のある活動に取り組めるよう、個々への対応を大切にしています。生活や遊びにおいて、個々への対応をする中で、一人ひとりのペースに合わせて徐々に自立した活動に取り組めるよう配慮しています。また、発達段階で見られる、言葉の獲得やルールを守る気持ちの芽生えに配慮した関わりを大切にしています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・支援が必要な子どもについては、個別の指導計画を作成し、月間指導計画等と関連づけています。また、月に1回実施される全体職員会議では、各クラスの担当者が支援が必要な子どもの様子について、状況と反省、及び配慮事項をまとめ、全職員で共有しています。さらに、気になる様子が見られる子どもについても、日常の様子をまとめ、全体職員会議で共有しています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・長時間にわたる保育については、全体的な計画に、「保育時間が長時間になるので体調を確認し心の安定と休息を考慮して個々に配慮を行う」ことが記載され、子ども主体の計画性をもった取り組みにつなげています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画には、小学校連携の項目が設けられ、連携校との交流の実施について記載されています。また、就学に関連する事項については、全体的な計画の6歳の欄を就学前として、保育目標及び健康、人間関係、環境、言葉、表現についてそれぞれ具体的なねらいが記載されています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの健康に関するマニュアルとして、健康観察、熱性けいれん、乳幼児突然死症候群(SIDS)、感染症対策等に関連するマニュアルを整備し、それにもとづき一人ひとりの子どもの心身の健康状態を把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0,1歳児を対象とした月に1回の乳児健診、及び2~5歳児を対象とした年に2回の健康診断を実施しています。また、0~5歳児を対象とした年に2回の歯科健診を行い、これらの健診結果を書面にて保護者に伝えています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患のある子どもに対しては、アレルギー児マニュアルをもとに、状況に応じた適切な対応を行っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食に関する豊かな経験ができるよう、食育年間計画書を立てています。計画書には、月ごとにみそパンつくりやカステラつくり、またうどんつくりなど季節の行事に応じた活動内容とともに、調理方法が記載されています。また、食育の内容に関連した絵本が記載され、生活の中でより親しみをもって食育に取り組めるよう配慮されています。さらに、年齢ごとの食育計画が立てられ、年度を4期に分けて、それぞれの期に応じたねらいと、具体的な活動内容が記載されています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・離乳食等については、月齢に応じた、刻み方や硬さなど、子どもの発育状況や体調等を考慮した、献立・調理の工夫をしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・日々の連絡ノートや送迎の際のコミュニケーションを通じて、家庭との日常的な情報交換を行っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・送迎時の際は、可能な限り担任が保護者とコミュニケーションを取れるよう配慮し、保護者との信頼関係を築くよう取り組んでいます。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待等権利侵害の兆候を見逃さないよう、登園や着替えの際の視診、また日中の子どもの様子を観察し、子どもの心身の状態、家庭での養育の状況について把握に努めています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・日々の保育については、日案や週案、月間指導計画等の各種指導計画を通して、一人ひとりの子どものねらいや育ちを記述し、実践後の保育の振り返りを行っています。 |