下田みんなの保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | 下田みんなの保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 42(利用人数 42) 名 |
所在地 | 〒223-0064 横浜市港北区下田1-3-41 |
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TEL | 045-595-9522 | ホームページ | https://shimodaminna.web.fc2.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2017年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 特定非営利活動法人 こぶしの会 | ||
職員数 |
常勤職員:12 名
非常勤職員:17 名
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専門職員 |
保育士:19 名
栄養士(内管理栄養士):1(0) 名
調理員(内調理師) :2(2) 名
事務員:1 名
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施設・設備の概要 |
乳児室(1、2歳児室) :2室
幼児室(3~5歳児室) :2室
調理室:1室
トイレ:3室
事務所:1室
職員休憩室(更衣室):1室
木造2階建て :延床面積 186.72㎡
園庭:64.76 ㎡
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【保育理念】 ・子どもの人権を守る ・保護者・地域・職員が子どもと共に育ちあう 【保育方針】 ・職員と家庭が子どもを真ん中に話し合って保育を進める ・職員は子ども一人ひとりを理解し、楽しく保育園生活を送れるように援助する |
【立地および施設の概要】 特定非営利活動法人こぶしの会が運営する下田みんなの保育園は、東急東横線または横浜市営地下鉄グリーンラインの日吉駅からバスで約5分の場所にあります。2017年4月1日に開園し、1歳児から5歳児まで42名(定員42名)が在籍しています。農業を営んできた旧家と、公団を中心として開発されてきた住宅、マンションが立ち並ぶ地域で、園舎裏手は私立大学のグランドに接しています。都心や横浜に近く通勤に便利なため、若い世代が多く居住している地域です。周辺には、園児が徒歩で行ける緑道や公園が多数あり、天気が良ければ毎日散歩に出かけています。 園舎は2階建て1階部分で、ホールのような3~5歳児の保育室は、活動に合わせパーテーションで自在にスペースを区切ったりつなげたりして使用しています。 【園の特徴】 1973年に保護者と職員による共同運営の下田共同保育所(現、日吉みんなの保育園)が開設され、当園は2017年に運営法人の2園目の保育園として設立されました。共同運営の経緯を踏まえ、理念に「子どもの人権を守る」「保護者・地域・職員が子どもと共に育ちあう」を掲げ、姉妹園と協力して運営しています。 当園では5年前から、子ども主体の丁寧な保育を実現するため、乳児について「担当制保育」を取り入れ、着替えや排せつ、食事の支援の場面では、できる限り同じ職員が、一人ずつ、家庭で過ごすのと同じように援助しています。 園内研修で「丁寧な保育」への見直しを行ない、乳児のみでなく、園全体として「担当制保育」への理解を深め、質の高い保育が提供できるように努めています。 |
評価実施期間 | 2024/05/08(契約日) ~2025/02/25(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(2019年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長 1.子どもが主体的に活動できる環境設定 子どもがそれぞれ自分のやりたい遊びを選んで自由に活動できるよう、環境整備に取り組んでいます。 各保育室には、発達に沿った絵本や玩具を、子どもが自分で見て取り出せる低い棚に整理して置き、異なる遊びができるコーナーを設定しています。幼児の制作は、やりたい子どもから少人数で一緒に好きなものを作れるようにしています。 4歳児は、きのこセンターから、しいたけの原木をもらって育てています。子どもたちの興味・関心がさらに発展していくように、保育室に「きのこのコーナー」を設定するなど工夫しています。 悪天候でない限り、日々、園周辺に多数ある公園に散歩に出かけています。幼児クラスでは、どこに行って何をしたいか、子どもの意見を尊重しています。幼児の鉄棒や縄跳び等の運動遊びの際にスタンプ形式の「やってみようカード」を作り、各年齢の運動の発達段階に沿って一人ひとりに無理のない課題や目標をカードの項目にして、日々の遊びの中でチャレンジしています。 2.家庭との緊密な連携と保護者支援 保護者に園の保育についての考え方や日頃の取組を丁寧に伝え、保護者一人ひとりと対話して、相談や要望を受けています。 保育理念、保育目標、保育方針を毎月、園だよりの冒頭に大きく掲載し、保育目標には「どんな子どもに育てたいか」と言葉を添え、わかりやすく説明しています。 園では、1歳児から5歳児まで毎日、連絡帳を園と保護者で交換し、日々の送迎の際には、できる限り一人ずつ迎え入れています。 年に2回のクラス懇談会と年1回の個人面談があり、懇談会では写真や動画を用いて、園での子どもたちの様子を伝えています。保育参加や保護者も参加する行事のほか、保護者にアンケートを取って無理のない範囲で、ワックスがけ等の園舎の整備を一緒にやってもらうことも、園や子どもの様子を知ってもらう良い機会となっています。今回の第三者評価の利用者家族アンケートからも、保護者の満足度の高さがうかがえます。 3.安心・安全な給食と食に関わる豊かな体験 安心で安全な給食への提供に注力し、豊かな食生活から子どもの食への関心が高まるように様々な工夫をしています。 給食業務は委託せず、自園の職員で調理しています。食材は、安全とおいしさを重視して、すべて国産のものを用い、野菜は契約している八百屋から出所がわかるもののみ購入しています。油は菜種油の一番搾りを使用し、出汁は、鰹節から取っています。秋には秋刀魚を炭火で焼いて提供するなど、子どもたちが本物の味を体験できるようにしています。月に一度「日本お楽しみ給食」として各地の郷土料理を提供しています。毎年、園庭のプランターで米を育て「下田米」と名付け、収穫後は脱穀し、鏡餅を作り、鏡開きをしています。保育室には各都道府県の代表的な郷土料理や、食材の産地とコメントを示した日本地図等を掲示しています。 ◇今後期待される点 1.プライバシー保護マニュアルの制定 園では、乳児のオムツ替えや排せつ、着替えの援助は一人ずつ衝立の陰で行なうなど、従来からプライバシーに配慮した保育を追求してきていますが、プライバシー保護に関するマニュアルが制定されていません。社会福祉事業に携わる者としての姿勢や責務等を明記したプライバシー保護に関するマニュアルを制定し、マニュアルに基づいた研修を定期的に職員に行なっていくことで、プライバシー保護についての理解と配慮が一層深まることが期待されます。 2.ヒヤリハット・事故報告の一元管理 現在、園内の「ヒヤリハット報告」「事故報告」については、パソコン内のクラス別日誌にて記録・管理されており、園全体としての一元管理はされていません。 事案の発生の都度、クラス会議、職員会議等の場で、原因の分析と改善策・再発防止策を検討しています。ヒヤリハット・事故報告の全体的な傾向や要因分析と、改善策・再発防止策の検討をより効果的に実施するためにも、報告書の集約方法の検討が望まれます。 3.中長期事業計画と連動した単年度事業計画の策定と中長期の収支計画の策定 令和6(2024)年度事業計画書が、運営法人の事業計画として姉妹園と共通で策定されていますが、単年度の事業計画の内容の基となる記載が中長期事業計画に見当たらないなど、単年度計画と中長期計画の繋がりが見えづらい記載となっています。また、姉妹園とは、保育の内容や立地環境も異なるため、中長期事業計画と連動した当園独自の単年度事業計画を策定することが期待されます。さらに、中長期事業計画に対応する中長期の収支計画の策定が望まれます。 |
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開園してから2回目の第三者評価の受審となりました。全職員で自己評価を項目ずつ丁寧に確認をし、更にグループに分かれて話し合いを持ちました。日々の保育の振り返りは行うことができていても、職員全員で園の問題点や課題についてゆっくり考える機会が少なく、話し合うことで、共通認識が出来、職員の連帯感が深まり、とても良い機会となりました。また、資料を作成するにあたり、自分たちの保育を整理し文章にすることで、日々の保育が見える化され、改めて一人ひとりを丁寧に大切に保育するということが共通認識され保育がおこなわれてきたことを実感しました。良い点は、さらに保育の質の向上を目指し、課題点は、真摯に受け止めて具体的に改善していけるよう、今後職員で話し合いをしていきます。 最後に保護者の皆様にはお忙しい中、アンケートにご協力いただき有難うございました。保護者の皆様と一緒に子育ての楽しさや喜びを共感していきたいと思います。また、丁寧な調査と聞き取りで、当園の強みと課題を明確にしていただいた評価機関の皆様に感謝申し上げます。今後も職員一同、力を合わせて丁寧な保育をし、子どもにとっての最善の利益の追求と子どもだけでなく、そこに関わる全ての方々と共に育ち合える保育園であり続けたいと思っております。そして、職員にとっても働き甲斐の持てる職場であり続けるよう努力していきます。 下田みんなの保育園 園長 吉見絵里子 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人創設者の「誰もが安心・安全に子どもが預けられるように、身近に多くの保育所が欲しい」との思いから、昭和48年に保護者と職員による共同運営の下田共同保育所として始まった経緯を踏まえ、理念として「子どもの人権を守る」「保護者・地域・職員が子どもと共に育ちあう」を掲げています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、港北区認可保育所等施設長会議、横浜保育問題協議会の学習会、横浜の保育を考える会等に出席して、社会福祉事業全体の動向および、地域の各種福祉計画の策定動向や内容について情報を得ています。また、要保護児童対策地域協議会を兼ね、地区内の幼稚園、保育園、小学校、中学校、障がい者作業施設、放課後キッズクラブ、民生委員等を参加者とする港北区下田地区子育て連絡会に出席して地域のニーズや状況を把握しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長が運営法人理事の一人であり、定期的および必要時に随時、理事会を開き、経営課題についても話し合っています。理事会には保育現場からも声を上げやすい風土が醸成されており、改善すべき課題はその都度提起されています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・平成29年度から令和9年度を計画期間とする園の中長期計画(事業計画)が策定されています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・令和6(2024)年度事業計画書が、運営法人の事業計画として姉妹園と共通で策定されています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・当園の内容を含む、運営法人の単年度の事業計画は、園長が姉妹園の園長と共同して作成しており、職員は参画していません。単年度事業計画は年度末に園長と姉妹園の園長とで見直しをしています。事業計画書については、園長から職員に職員会議で説明しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・運営委員会に、理事長、園長、職員代表(主任)、外部有識者のほか、保護者代表が出席しており、保護者代表を通じて保護者会等で各種の情報が保護者に伝達されています。事業計画についても説明されています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育日誌の記載や指導計画作成を通して、保育実践について自己評価を実施し、翌日の保育や次期の計画に反映する仕組みができています。保育日誌や指導計画、自己評価の内容は主任および園長が確認して指導しています。毎週「職員会議・ケース研究日」を設け、保育の振り返りをしています。毎月の乳児会議、幼児会議でクラスの様子や月間指導計画について検討しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・「園の自己評価」として、6項目についての評価と、次年度に向けての「まとめ」を園長が文書化しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営規程第5条に園長の職務内容の条項があり、責任者として施設業務全般を総括すると明記されています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営規程第5条に園長は法令遵守責任者であることが明記されています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は日頃から保育の様子を見たり、保育日誌や各指導計画を確認することで、保育の質の現状について継続的に評価し、指導をしています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、働きやすい職場環境を作り、職員が定着することで保育も安定すると考えています。理事会に諮り、予算的な措置を講じ、横浜市の配置基準よりも手厚い人員配置を行なうことで、職員の事務時間を確保し、定時での帰宅ができるように配慮しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「職員育成計画」が策定されており、どのように成長していってほしいかを「基本的な考え方」として明示するとともに、キャリア別に、望まれる役割、配慮・意識すること、受講すべき研修を明らかにしています。無資格の保育従事者には、資格取得を推奨しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・運営法人の「期待する職員像」が明文化されています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、職員の就業状況、時間外労働、有給休暇取得状況を毎月確認して把握しています。有給休暇は計画的に使用するように指導しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営法人の「期待する職員像」が明文化されています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員育成計画には、キャリア別に、望まれる役割、配慮・意識すること、受講すべき研修を明らかにしています。キャリアの段階は、初任職員(1年から3年目)、ミドル(中堅)職員(職務分野別リーダー 4年から7年目)、ベテラン職員(副主任保育士・専門リーダー 8年目~)、主任、園長(指導職員・管理者)としています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長・主任は、日常の保育の様子や指導計画等の書類、職員の自己評価を見たり、面談をする中で技術水準やキャリアアップ研修の受講状況を把握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「実習生・ボランティアマニュアル」が整備されています。実習前のオリエンテーションでは、保育理念、保育方針、保育目標を伝え、子どもたちと関わるうえでの配慮事項を伝えています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ホームページには保育目標を掲載し、保育内容をわかりやすい言葉で伝えています。園資料として、法人単位貸借対照表、「社会福祉事業区分 貸借対照表内訳表」を掲載しています。内閣府のNPO法人ポータルサイトから、定款および2019年度以降の各年度の事業報告書、収支計算書、財産目録を閲覧することができます。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・運営規程により、園の会計はこぶしの会経理規程によることとし、法人本部会計およびその他の事業の会計と区分しています。経理規程を遵守し、園長は、園の経営管理、事務管理の総括等を行ない、事務員は、出納責任者として保育教材物品の購入等を担当しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園では、子どもが様々な体験をするにあたっては地域の協力が必要であると考えており、中長期計画において「地域福祉の拠点としての役割とその使命」として、「地域各団体との連携・交流を積極的に行う」と記載しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・地域の学校教育等への協力について中長期計画に「地域福祉の拠点としての役割とその使命」として、「小中高を対象としたインターンシップ体験(職業体験)の啓蒙・啓発を行なう」と記載しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・各種医療機関、横浜市こども青少年局、港北区こども家庭支援課、港北区福祉保健センター、下田小学校、下田コミュニテイ-・スクール、港北区北部児童相談所、横浜市総合リハビリテーションセンター、警察、消防、保育園関係、運営委員等の連絡先一覧を事務室に掲示して共有しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前の0~2歳児の子どもとその保護者を対象に、「りすのかい」として、保育園に遊びに来てもらったり、育児相談を受けたりしています。予約制で、1回10名まで受け付け、45分程度実施しています。毎回、数名の参加者があり、少人数の良さを生かして個別に相談に乗るなどしています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・近隣の小規模保育園(くじら保育園)と連携し、卒園児の受け入れをしています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念は「子どもの人権を守る」であり、子どもを尊重した保育を職員が一体となって追求しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:c】 ・園では、プール活動の水着の着替えの際は、ラップタオル(巻きタオル)を被って身体を隠しながら行なっています。おむつ替えや身体測定の際には、パーティションを用い、幼児用のトイレには目隠しとなる衝立を設置しています。4、5歳児の保育室には、一人で過ごしたいときに入れるDEN(壁に組み込まれた隠れ家的スペース)があります。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市港北区主催の子育て支援イベント「にこにこ広場」に参加し、園のパンフレットを提供しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育の開始および保育内容の変更時は、保護者の意向を聞きながら、丁寧に説明しています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・転園により保育所の変更を行なう場合の手順や引継ぎ文書等は定めていませんが、転園先から問い合わせがあった際には、保護者の同意を得て情報を伝えています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では、日々の保育の場で見る子どもたちの様子や、園が行事終了後に実施するアンケート(無記名式)の結果、個人面談やクラス懇談会で聞きとる保護者からの意見や要望等から、子どもたちや保護者の満足状況や意見の把握に努めています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者からの「苦情」「不満」に対応する仕組みとして、「意見・要望・苦情・不満を解決する仕組み」を制定しています。受付担当者は園長または主任、解決責任者は園長とし、解決のための第三者委員として、社会福祉事業についての学識経験者、地域の福祉経験者から3名を選任し委嘱しています。また、横浜市福祉調整委員会に相談できることを伝えています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では、「園だより(4月号)」で各クラスの職員が、「何かわからないことがありましたら、いつでも声をかけてくださいね」と保護者に呼びかけています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・職員は日々の送迎の際に、保護者に積極的に挨拶をし、保護者が意見や思いを言いやすいような信頼関係を築けるよう心がけています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「運営規程」に基づき「事故防止チェックリスト」を制定しており、園長と防災主任が中心となって園全体のリスク管理を指導しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策については、園長(責任者)と主任を中心とした管理体制を整備しています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「消防計画」を消防署に提出しており、災害発生時は「防火・防災組織図」に従って役割分担する体制としています(防火・防災組織図は、事務室および保育室に掲示)。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育に関する基本的事項について、園のマニュアルが整備されています。マニュアル類は共有データファイルに入っており、全職員がいつでも閲覧し使用することができます。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・標準的な実施方法(マニュアル)は、必要な都度見直しを行なうとともに、毎年度末には定期的に職員の意見をもとに見直しを行なうこととしています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:b】 ・指導計画は、各担当者が年間、月間の計画を立案し、園長・主任が検討し、園長が決定しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画は3か月ごとに、月間指導計画は毎月末に、担当職員が振り返りを行なった後、乳児会議・幼児会議(ともに園長、主任とクラス職員が参加)で検証を行なっています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・3~5歳児クラスの子ども一人ひとりの保育実施状況を、「週案・保育日誌」「個人別成長経過」等で記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「運営規程」に、個人情報の取り扱いについての職員の守秘義務規定があります。また「個人情報保護方針」「保存文書一覧表」があり、保護者の同意なく、第三者への個人情報の提供や、子どもの作品利用、写真掲載等を行なわないことなどを定めています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画は、理念に沿って、児童憲章、児童福祉法、子ども・子育て支援法、保育所保育指針等の主旨を捉えて作成しています。幼児期の終わりまでに育って欲しい姿を踏まえ、1歳児から5歳児までの年齢別と就学前の子どもの保育目標を明らかにしています。ルールを守り、友だちと力を合わせることの大切さを知り、言葉や文字、数字に興味を持ち、絵や音楽による自由な表現力、危険への対応や健康への関心が育つように、子どもの発達過程に沿った、子ども主体の支援の内容を記載しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・開園時の設計当初から、子どもの隠れ家的なスペースを作ることにこだわり、DENと呼ばれる小さな洞穴のような小部屋を幼児の保育室に3か所設置しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・1、2歳児については徹底した担当制としており、子どもの状態を把握し、特に着替え、オムツ替え、食事は同じ職員が時間をずらして一人ずつ、家庭で過ごすのと同じように対応しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・1、2歳児は担当制として、一人ひとりのペースで対応することを徹底し、子どもに丁寧に言葉かけをすることで、生活のリズムが整うようにしています。登園して入室する時から、1対1対応としており、それぞれの利用時間を踏まえて、食事を始める時間や午睡の時間を決めています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各クラスには、発達に沿ったおもちゃを備えています。絵本や玩具の棚は低く、子どもが自分で見て、取り出せるように整理して置いています。収納のカゴには玩具の写真を貼って、子どもが自分で片づけられるようにしています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:非該当】 0歳児の保育を行なっていないため該当しません。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが園で安心してすごせるよう、担当制として「いつもと一緒」の流れを大切にしています。毎日、同じ手順が同じ様に繰り返されることで、子どもが次に何をするのかが予想しやすくなり、自分でやりたい気持ちも出てくるため、難しいところは少し手伝いながら、できた喜びや自信につながるように援助しています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児の保育では、屋内は自由遊びで、それぞれの興味を持った遊びに集中できるようにスペースを確保し、遊び込めるコーナーを作っています。散歩先の公園でダンスの曲を流すと、そこから鬼ごっこ、ごっこ遊び、探索遊びと活動が広がっています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・玄関、共有部分、保育室に段差はありません。多目的トイレを設置しています。障がいが認定されている子どもには加配職員が付いています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりの在園時間に合わせて、食事の順番や午睡の時間をずらして決めています。保護者からの要望を受け、その子の生活リズムに合わせて午睡の長さを調整することもあります。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画には、「小学校との連携」欄に「交流や情報交換を行い、小学校への接続をなめらかにする」とあり、5歳児の保育目標は「『学びに向かう力』の土台を育む」とし、安心して小学校生活がスタートできるように保護者と連携を密にしています。5歳児の月間指導計画には、「小学校との連携・接続」の項目を設け、子どもの活動や配慮事項を記載しています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「健康管理マニュアル」に基づき、検温や発熱時対応を行ない、子ども一人ひとりの日々の健康状態を確認し、対応しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・嘱託医による健康診断を年2回、歯科健診を年2回実施し、結果を個人別の「健康台帳」で管理しています。診断結果は園長、主任、担任保育士間で情報共有するとともに、配慮すべき点については、職員会議で周知しています。なお医師からの所見がある場合は、症状に対するアドバイスを受けることとしています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の「アレルギー対応マニュアル」に従い、子どもの状況に応じた対応を行なっています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育計画を作成し、月別に行事食、栽培活動、食育活動等を明示し、取組を行なっています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳児の入園時に、離乳食の進み具合を確認し、対応しています。乳児は口の動きに対応して食材の切り方を変更するなど、適切な形態で食事を提供しています。病後の子どもには、ご飯を柔らかくしたり、唐揚げを煮て提供するなどの配慮をしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員は、日々の連絡帳での保護者とのやりとりを大切にしており、1歳児から5歳児まで、子どもたちの成長の記録と振り返りに活用しています。また、送迎時に保護者とのコミュニケーションを積極的にとることにより、相互理解を深めています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、送迎時には、必ず保護者にその日のエピソードを伝え、コミュニケーションをとるようにしており、保護者との信頼関係を築いています。また連絡帳を1歳児から5歳児までの全クラスで利用しており、保護者と常に情報を共有しています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園時や着替えの際には子どもの身体や様子を注意して観察し、送迎時には保護者の様子や子どもとのやり取りの様子も確認しています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育士は日々、保育実践の振り返りを行なっています。保育日誌(乳児用)に「保育の様子・振り返り」欄があり、クラスごとに記入しています。幼児は「週案・保育日誌」があり、毎日、「保育の様子」、「保育反省」を記入するほか、「週の振り返り」と「次週への課題・引継ぎ事項」を記入しています。 |