【第三者評価結果：a】

園のパンフレットにて保育方針・保育目標を明文化しており、園目標はこどもの「第2の家」として、職員は豊かな愛情を持ってこどもに寄り添い、こどもが生き生きと園生活を楽しめる保育に努めています。園の取り組みなどの説明は、職員には年度初めの職員会議で、保護者には4月の園だよりを通じて周知しています。

【第三者評価結果：a】

園長は地域の福祉状況など川崎市保育課や中原区児童家庭課からの情報で把握し、職員には通知を回覧して共有しています。園の経営状況は理事長が管理しており、園長と連携を図っています。

【第三者評価結果：a】

理事長・園長・主任とで定例会をおこなっており、改善すべき課題について具体的に協議しています。園では、光熱費の高騰による経営課題について、電気・水道の使い方を見直しコスト削減に取り組んでいます。

【第三者評価結果：b】

園では保育方針の「一人ひとりの個性を尊重し、自主性を育む保育」に向けて、園長・主任とで方向性を確認しており、こどもを見守る保育を大切に、職員の担当制を取り入れています。中長期的なビジョンを明確にすることは、保育方針の実現に向けた取り組むべき課題が具体化することから、中長期的な計画の策定に取り組んでいます。

【第三者評価結果：b】

単年度の事業計画として、保育計画・避難訓練計画・職員研修計画など作成しており、食育計画は2歳児のみ担任と栄養士が連携して作成しています。職員には年度初めに、保護者にはクラス懇談会・園だよりなど通じて周知しています。

【第三者評価結果：a】

全体的な計画は園長が作成しており、それに基づき担任が年間指導計画を作成しています。年間指導計画は期ごとに担任の自己評価を記録しています。全体的な計画は事務所に掲示しており、年間指導計画は常置して職員がいつでも閲覧できるようにしています。

【第三者評価結果：a】

園では年度初めに年間行事予定をICTシステムを通じて保護者に周知しており、クラス懇談会では保育のねらいやこどもの様子を伝えています。保護者参加の行事などは、こどもの成長をみていただく機会として日程を早めに周知するよう努めています。

【第三者評価結果：a】

指導計画は期ごとに評価・反省する仕組みがあり、保育の質の向上に向けてPDCAサイクルで実行しています。クラスの状況やこどもの様子などから、計画を見直す場合は園長・主任と確認しています。職員の自己評価では、振り返りリストと保育のポイント集を配布し、自身の保育を振り返る機会にしています。

【第三者評価結果：a】

園長が自己評価結果をもとに分析しており、取り組むべき課題を職員会議で共有しています。園では保育目標の見直し・行事の見直し・保育室の環境整備・玩具の見直しなど職員の協力のもと計画的に取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

園では、職員業務分掌により役割と責任を明確にしており、職員配置を掲示しています。玄関には、施設責任者・防火防災管理者・衛生管理者を、事務所には自衛消防隊の体制を掲示して周知を図っています。

【第三者評価結果：a】

園長は中原区などが主催する研修に参加し、遵守すべき法令や基準を把握・理解するよう努めています。また、職員には昼礼や職員会議を通じて報告し資料を回覧して理解を促しており、園全体で法令遵守に努めています。

【第三者評価結果：a】

園長は保育室を巡回してこどもの様子や申し送り表の確認をして状況を把握しています。事務所前のスペースにホワイトボードを設置してその日の職員の配置を時系列で表しており、余裕がある時間帯は職員に書類作成をする時間を調整するなど現場の状況を把握し職員をサポートしています。

【第三者評価結果：a】

園の労務・財務状況などは理事長・園長・主任との定例会で情報共有を図っており、人事に関することは年度末に職員の意向を確認のうえ担当業務を決定しています。園長は、職員の希望に沿いながらシフト調整や、休暇管理など労務環境管理に取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

理事長と園長とで園に必要な人員体制に関する基本的な考え方確立しており、新卒者・経験者とバランス良く採用するよう取り組んでいます。新任職員からの質問などには丁寧に対応するなどコミュニケーションを心掛けています。

【第三者評価結果：b】

園では期待する職員像は職員採用面接で伝えており、人事基準は職員会議で周知しておりますが、職員一人ひとりが目標設定し保育に取り組み、将来の姿を描くことができる仕組みづくりが課題と考えています。

【第三者評価結果：a】

園長は職員の一人ひとりの働き方の意向を把握して、シフト表を作成し全体の就労状況を管理しています。また、日頃から職員の様子を気に掛けており、コミュニケーションを図るなど相談しやすい環境を整えています。

【第三者評価結果：c】

職員一人ひとりの目標管理や育成に向けて組織的な体制の構築を検討しています。

【第三者評価結果：a】

園では年度初めに研修計画を立て、職員が資質向上に取り組む環境を整えています。中原区保育・子育て支援センターの出前講座を活用し、AED（自動体外式除細動器）の使用法・心配蘇生法・異物除去法の実践的な研修やオンラインを活用した研修を実施しています。

【第三者評価結果：a】

園は職員一人ひとりの専門資格やキャリアアップ研修の受講歴を管理しています。外部研修は案内を事務所に掲示して、職員が公平に教育・研修の機会を確保しており、園長は職員が研修に参加しやすいようシフトの調整しています。職員は受講後は報告書や資料を回覧して職員間で情報共有しています。

【第三者評価結果：c】

園では機会があれば実習生の受け入れをしたいと考えています。

【第三者評価結果：a】

ホームページ・園のしおりにて、園の基本情報や園の取り組みを公開しています。保護者には懇談会にて保育内容の説明をしており、適切に情報公開をおこなっています。

【第三者評価結果：a】

園での必要経費などは園長が管理しており、毎月法人に報告をしています。毎年、行政による監査を受けており、指摘事項があった際は迅速に対応し報告書の提出をしています。

【第三者評価結果：a】

園では天気の良い日は積極的に戸外活動を取り入れており、散歩先で一緒になった他園のこどもや地域の人と自然に挨拶を交わしています。近隣の連携保育園が移動水族館を招いたイベントに参加して他園のこどもたちと交流を広げる取り組みをおこなっています。

【第三者評価結果：c】

ボランティアの受入れに関しては検討課題としています。

【第三者評価結果：a】

園では地域の関係機関・団体の連絡先を一覧にしており、いつでも連携が図れるようにしています。お散歩マップは近隣の公園や商店街などの地域情報を写真を添えて作成し、玄関に掲示して保護者に周知しています。さらに、川崎市が発行したリーフレットを常置して利用できる社会資源の情報提供をしています。

【第三者評価結果：a】

園長は川崎市からの通知から地域の情報を収集し、具体的な福祉ニーズの把握に努めています。園見学者は園長が対応しており、その際に離乳食や、睡眠に関する相談を受けることがあり地域の子育て親子を支援しています。

【第三者評価結果：a】

地域の福祉ニーズに応えるため、安定した保育の提供により地域貢献をおこなっています。園には、病児・病後児保育施設の一覧を掲示するなど保護者が安心して就労できるよう、家庭と社会資源との連携に繋げています。

【第三者評価結果：a】

園の保育方針「一人ひとりの個性を尊重し、自主性を育む保育」が職員の行動指針となり保育に取り組んでいます。職員は「人権擁護のためのセルフチェックリスト」にて自身の保育を振り返り、職員会議ではこどもを尊重した保育について話し合っており、共通理解のもと保育に取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

園ではプライバシー保護に関するマニュアルにもとづき、こども・保護者のプライバシーに配慮した行動を心掛けています。おむつ交換や着替えの際は、衝立を使用するなど適切な対応に努めています。

【第三者評価結果：a】

園のパンフレットは、保育目標・園の一日の流れ・年間行事などを記載しており、園見学ではパンフレットにもとづき園の概要や保育内容を説明しています。見学者の対応は園長が担当しており、玩具や食事など実際に見ていただく事もあります。園は2歳児までの小規模保育園となりますが、卒園後の転園先などの質問には丁寧な説明を心掛けています。

【第三者評価結果：a】

入園時に個別面談をおこない重要事項説明書の説明や、こどもの育ちに関する情報を収集しています。特に、食事に関することは丁寧に確認をしており、離乳食の進め方は家庭と連携して取り組んでいます。保護者からは、重要事項、個人情報の取扱いに関する同意の確認をしています。

【第三者評価結果：a】

重要事項説明書にて、園の利用終了に関する事項を明記して保護者に周知しています。卒園後の転園先については、中原区役所の所管課と連携を図り、保護者に情報提供をしています。こどもが転園先で安心して過ごせるように保育の継続性に配慮しています。

【第三者評価結果：a】

日々の保育の中で、こどもの表情・態度から気持ちを把握するよう心掛けています。職員は会議により、こどもの様子や成長を共有しており、一人ひとりに合わせた保育環境を整備しています。保護者からは「毎回、子どもの様子を連絡帳にびっしり書いてくれて嬉しい」との声があり、保護者のこどもの様子を知りたい気持ちに寄り添っています。

【第三者評価結果：a】

苦情解決の体制を整備しており、ご意見を受けた時は情報共有し園長・主任・理事長と連携を図り組織的に対応する仕組みを整備しています。保護者には園のしおりに苦情相談窓口を明記し、園内に苦情相談窓口の担当者を掲示しています。

【第三者評価結果：b】

保護者と良好な関係を築くようにコミュニケーションをとっており、保護者からは「良い距離感で寄り添ってくれる」との声があります。園では、さらに保護者からの意見・要望が申し出しやすいよう意見箱の設置や定期的なアンケート調査の導入を検討しています。

【第三者評価結果：a】

日頃から保護者とは送迎時にコミュニケーションを図っており、気軽に話をしていただけるよう風通しの良い関係を心掛けています。保護者から面談の希望があればいつでも対応しており、担任だけではなく職員会議で共有し園長・主任と組織的な対応に努めています。

【第三者評価結果：a】

園では中原区子育て総合支援センターによる、応急手当講習をおこなっており、AEDの使い方・心配蘇生法・異物除去法などの実践的な研修をおこなっています。また、インシデント・アクシデント報告書では、発生の状況、原因分析、今後の対策、その後の状況を記録し、職員間で共有しています。

【第三者評価結果：a】

園は感染症マニュアルを整備して職員に周知しています。保護者には入園のしおりにて、感染症による休園の基準や登園許可証明書が必要な感染症について明記しています。園内には、乳幼児がかかりやすい感染症の主な症状や嘔吐処理の手順を掲示して、職員に周知しています。玄関には園で発生している感染症の状況を掲示して保護者に注意喚起をおこなっています。

【第三者評価結果：a】

園では毎月避難訓練を実施しており、園内に避難経路や電話機の側に緊急時の通信手段など緊急時の対応を掲示しています。保護者には園のしおりにて、避難場所や災害用伝言ダイヤルの使用方法を周知しています。園は災害時の備蓄を整備しており、水・ミルク・使い捨て哺乳瓶などと、乳幼児が食べやすい食料を備えています。

【第三者評価結果：a】

園は各種の保育マニュアルを整備しており、いつでも確認が出来るよう保育室と事務所に常置しています。職員はマニュアルにもとづいて適切に保育を実施しています。

【第三者評価結果：a】

各種マニュアルは定期的に見直しており、職員は共通理解のもと保育に努めています。職員会議ではこども一人ひとりの状況に応じた保育内容となっているか話し合っており、次年度計画に反映させています。

【第三者評価結果：a】

入園前の個別面談においてこどもの成長過程を情報として受け止め、慣し保育時にこどもの姿を見て一人ひとりを理解して指導計画を作成しています。指導計画は園長の確認のうえ職員で共有して保育に取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

職員会議でクラスの状況やこどもの様子を共有して、指導計画は担任が期ごとに評価・反省をおこない次期の計画に反映させています。指導計画は事務所に常置し、職員は各クラスの計画を情報共有しています。

【第三者評価結果：a】

園では、こどもの発達状況や生活状況は個人記録にて管理しています。記録する際は、主観を入れることなく肯定的な書き方や他児の名前はイニシャルにするなど、記録の書き方を統一しています。早番・遅番による引き継ぎは昼礼と申し送り表を活用して情報共有しており、保護者への伝達事項を確認しています。

【第三者評価結果：a】

園では個人情報の取扱いマニュアルにもとづき個人情報が記載された書類は鍵付き書庫で管理し、園外への持ち出しは禁止しており、卒園児の個人記録は保管期間後に規程にもとづき破棄しています。保護者には重要事項説明書にて個人情報の取り扱い、写真・動画に関する取扱いを説明し同意書の提出をお願いしております。

【第三者評価結果：a】

全体的な計画は、児童憲章、児童の権利に関する条約、児童福祉法、保育所保育指針の趣旨を捉えて、園の保育理念、保育方針、保育目標を掲げて園長が作成しています。職員は、職員会議を通して共有を図り作成に参画しています。また、全体的な計画をいつでも見返せるように職員室に配置しています。クラス担任は、全体的な計画をもとにこどもの発達に合った、年間指導計画の作成に取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

保育室は、白を基調とした落ち着いた内装で統一されています。室内の温度・湿度は調整され、寝具・玩具の消毒もおこない清潔に保っています。こどもの動きの導線を考慮してパーテーションを配置するなどの環境の整備もおこなっています。食事・睡眠の場所は固定され、食事は落ち着いて食べれるように時間差をつけた少人数にしています。ひるね時は、子守唄やオルゴール曲をかけ、心地よい眠りの環境を整えています。手洗い場、トイレは清潔にされ、着脱がしやすいこども用の椅子を置き、発達に合わせた配慮をおこない、こどもを中心にした生活環境の整備をおこなっています。

【第三者評価結果：a】

職員は、こども一人ひとりの発達過程を把握し記録にまとめ、職員会議で話し合い共有をおこなっています。保育のなかで、こどもの姿をよく見て、気持ちを受け止めながら寄り添う保育に努めています。言葉で表現が難しいこどもには、気持ちを汲み取り、言葉で代弁し共感していく関わりを心がけています。また、活動の中で次の行動を促す言葉掛けをし、急がせたり、制止するような状況にならないように取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

基本的生活習慣を身につけるために、こどもができたと感じる達成感につながる言葉掛けや、必要に応じて援助をおこなっています。さらに、次につなげていくために褒める言葉を使いながら、こどもと関わっています。園では、入園前面談の際に「生活時間しらべ」を活用し、こどもの状況を把握に努め、トイレトレーニング、睡眠、食事など発達に合わせた援助を保護者と連携しておこなっています。また、基本的生活習慣に関する絵本の読み聞かせをし、こどもが興味をもつ環境づくりに取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

こどもが主体的に遊べるように、さまざまな玩具を手に取れる位置に配置した環境を整えています。日中の保育活動では、戸外活動が中心に、公園で探索あそびや保育者と一緒になって身体を動かす活動を取り入れています。雨天時でもマットを利用して運動あそびができる環境も整えています。また、行事製作では、こどもが楽しんで表現する場を設けています。近隣の保育園と一緒に移動水族館見学や、区の交流センターの消火訓練を見学するなどの地域交流を図り、社会体験が得られる機会の提供をおこなっています。

【第三者評価結果：a】

保育者は、こどもの気持ちに寄り添い、スキンシップを図り情緒の安定と生活リズムを整えることを大切にした保育に取り組んでいます。こどもの発する表情や発音に対し、気持ちを読み取ることを心がけて関わっています。保育環境は自由に動ける空間を作り、遊び、食事、睡眠と場面の切り替えができるようにし、戸外活動では、芝生の場所で外気浴をしながら探索意欲が満たされる環境を整えています。保護者とは、連絡帳や送迎時のやり取りで、こどもの成長を共有し心身共に安定した生活が過ごせるように連携を図っています。

【第三者評価結果：a】

保育室では、パーテーションで仕切り活動に合わせて環境を整えています。玩具をこどもが手に取りやすいように配置し、自発的な遊びが展開できるようにしてます。また、こどもが自分でしたいという自我の育ちを受け止め、丁寧な言葉掛けを心がけています。戸外活動では、散歩や季節の自然物、虫探しなど探索意欲を高める活動を設定しています。トイレトレーニングなどの生活習慣が身につけることができるように、こども一人ひとりの発達に合わせ、保護者と連携を図りこども自身ができる喜びを味わえる環境を整えています。

【第三者評価結果：c】

該当なし

【第三者評価結果：b】

特別な配慮を必要とするこどもに対して、園医に相談したり、助言を受けたりする体制を整えています。また、職員は障がい児研修を受講し、職員間で共有・理解を深めています。

【第三者評価結果：a】

園では、こどもの一日の生活を見通して、安心して過ごせる活動計画を作成しています。保育室では、柔らかいクッション性マットを敷いたり、クッションを置くなどくつろげる環境を整えています。延長保育時には、少人数対応の玩具を提供し、こどもが安心できるように保育者が側で見守るようにしています。また、保護者にはこどもの様子を確実に伝えるため、職員間で伝達漏れ防止対策に取り組んでいます。

【第三者評価結果：c】

該当なし

【第三者評価結果：b】

こどもの健康管理に関しては、健康マニュアルに基づき一人ひとりの健康状態や、受け入れ時の視診で把握するよう努めています。保育中に、体調の変化、怪我などが発生した場合は、担任から園長、もしくは主任に伝え状況によっては、保護者へ連絡する体制を整えています。また、事後確認をおこないこどもの健康状態の把握をおこなっています。既往症や予防接種状況に関しては、入園前に記録・把握をおこない、都度確認しています。職員は、睡眠時の乳幼児突然死症候群の防止のために、こどもの寝かしつけは仰向け体勢を徹底し、定期的に呼吸のチェックや顔色を確認するなど安全面の配慮をおこなっています。

【第三者評価結果：a】

健康診断は、0・1歳児は年6回、2歳児は年3回、歯科健診は年1回おこなっています。診断や健診結果は、「すこやか手帳」に記録をおこない、保護者に渡しています。職員間でも結果の周知をおこなっています。保健に関する計画や保健指導は、園長がおこない手洗いや、薄着を心がけるなどを伝えています。

【第三者評価結果：b】

園では、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」を基に適切な安全対策に取り組み、アレルギー疾患、慢性疾患児には、医師からの指示書を基に、保護者と面談をおこない情報共有し、安全面に配慮をした環境を整えて、こどもの状況に合わせた対応の体制を整えています。

【第三者評価結果：a】

園では、安心安全のもと、たのしい雰囲気のなかでの食事提供を心がけています。0・1歳児は、担当制を取り入れ、いつも同じ保育者と安心して食べる環境を整えています。食器はこどもが発達に合わせた持ちやすい形にしたり、食事量の調整などの配慮をおこなっています。食育計画では、栄養士と連携を図り2歳児担任が作成し、さまざまな食育活動をおこなっています。野菜の皮むき、野菜スタンプ、ゼリー作り、白米を洗って炊くまでの過程を楽しむなど、食について関心を深めるための工夫に取り組んでいます。

【第三者評価結果：a】

こども一人ひとりの発達や体調を考慮した献立、調理の工夫をおこなっています。こどもの喫食状況は、保育者と栄養士が連携して把握をおこない、給食会議などで、献立や食材の形状変更について話し合い、こどもに合った食事を提供しています。また、旬の食材や地域食・行事食を取り入れ、季節感のある献立にしています。さらにイベント・お誕生日メニューを工夫して特別感を味わえるようにしています。保育者は、食事用エプロン・三角巾・手洗いなど衛生管理に努め、食事の配膳前は、ラップをかけ異物混入防止対策をおこなっています。

【第三者評価結果：a】

保護者とは、基本的に連絡帳を通してこどもの情報交換に取り組んでいます。また、年2回のクラス懇談会を開催し、保育方針や保育内容についての理解を得るための情報発信をおこない、保護者とこどもの成長の共有を図っています。クラス懇談会で得た情報は、懇談会報告書に記録し、職員間で周知・共有をおこなっています。園では、こどもによる季節の制作物の掲示や、写真でこどもの成長の様子を伝えたり、2歳児は、希望制の個別面談を設けるなど保護者との連携に努めています。

【第三者評価結果：a】

園では、送迎時などで一日のこどもの様子を伝え、コミュニケーションを図り、こどもの成長を共有し保護者の安心感につながるように努めています。保護者からの要望に合わせて個別面談を随時おこない、育児相談の体制を整えています。面談後も、園長や担任から積極的に話しかけ、保護者支援などに努めて信頼関係の構築に取り組んでいます。相談内容は、適切に記録をおこない、必要に応じて職員間で共有を図っています。相談内容によっては、園の栄養士や、区の保育子育て相談課からの助言が受けられる体制を整えています。

【第三者評価結果：a】

虐待等権利侵害を見逃さないように、入園前面談でこどもの状況を把握し、全職員で共有を図っています。こどもや保護者に変化を感じた際は、時系列で記録をおこない、区の子育て総合支援センターや児童相談所に報告し、連携体制を整えています。また、早期発見に向けてこどもの状況や視診などに取り組んでいます。さらにマニュアルを整備し活用しています。職員は、虐待や人権擁護についての研修を受講し、研修で得た学びを職員間での共有に努めています。

【第三者評価結果：b】

保育者は、年1回の振り返りシートの自己評価をもとに、こどもとの関わりのなかで、言葉掛けや働きかけなどが、園の理念や保育目標を捉え、実践できたかを視点に当て、振り返りに取り組んでいます。また、専門性を高めるための研修で得られた知識を昼礼や職員会議で共有・回覧をおこない全職員の周知に取り組んでいます。園長は、自己評価を基に職員一人ひとりの目標設定を明確にして、共通意識を持ち保育の改善や、より良い質の高い保育の構築を、来年度の課題として掲げています。