善行・学びの保育園
第三者評価機関名 | 株式会社プレパレーション |
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名称 | 善行・学びの保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 64(66) 名 |
所在地 | 251-0871 藤沢市善行6丁目1-5 |
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TEL | 0466-86-5864 | ホームページ | https://zengyo.manabien.net/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2020年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人育木会 | ||
職員数 |
常勤職員:21 名
非常勤職員:7 名
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専門職員 |
保育士:6 名
看護師:1 名
栄養士:2 名
調理師:1 名
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施設・設備の概要 |
保育室:6
更衣室:1
事務室:1
調乳室:1
子どもトイレ:2
大人トイレ:3
園庭:あり
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子どもの「こころの足腰」を育み、ひとりひとりが生き生きと輝く社会を実現する |
【夢くらぶ】 【さくらさくらんぼリズム】 【体操教室】 |
評価実施期間 | 2024/10/09(契約日) ~2025/03/28(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 0 回(年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長や今後期待される点 ・職員間の情報共有の強化 園では、職員間の情報共有を強化するため、園長・主任と各保育室・調理室・事務室にインカムを導入しています。このシステムにより、連絡事項を迅速かつ一斉に共有でき、園内での情報伝達がスムーズになっています。特にクラスで緊急の応援が必要な場合や戸外活動中の安全対策が強化されるようになり、職員間の連携がより効率的になっています。また、園全体での情報共有がさらに円滑に進んでいます。 ・食育活動を通して、食の大切さと感謝の心を育んでいます 園では、栄養士が年間食育計画を立案し、担任職員と協働して食育活動を展開しています。0歳児は食材に触れることから初め、5歳児は稲からお米の栽培をするなど年齢に応じた活動をおこなっています。また、食事のマナーを学んだり、調理を楽しんだり、さまざまな食に関する体験の機会を設けています。このように、乳児のころから食材に触れることで食への興味・関心を高め、収穫体験を通して食の大切さや、感謝の心を育んでいます。月に1回、給食に日本各地の郷土料理を取り入れ、給食室前には日本地図を掲示して、提供した郷土料理の写真で紹介することで、保護者に分かりやすく伝えるなど、親子で食に関心を高める取り組みをおこなっています。 ・園の特色を活かした子育て支援事業が期待されます 地域の未就学児の保護者に向けて、育児相談のチラシを園外に掲示し、見学時にも育児相談に応じています。また、園の特徴的な取り組みとして食育活動に力を入れており、給食のレシピを作成し、保護者が持ち帰れるようにすることで、家庭でも園の味を楽しめる工夫をおこなっています。園の特色を活かした、食に関する子育て支援事業の検討が期待されます。 ・「共主体保育」を通し、柔軟な保育のさらなる展開が期待されます 園は、開園5年目を迎え、さまざまな面で保育の基盤を整えています。今後は、今まで積み重ねてきた保育を、さらに高めていきたいと考えています。職員は、園の理念である「子どもの『心の足腰』を育み、ひとりひとりが生き生きと輝く社会を実現する」を浸透させ、こどもが自分の考えを持ち、自らの足で歩みだし、挑戦する心を育むことを目指しています。また、こどもと職員がともに育つ「共主体」の保育が職員間で定着しています。この取り組みを継続し、さらに職員一人ひとりが柔軟さを備える保育の展開が期待されます。 |
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この度は園として大変嬉しく、また、今後の励みになる評価結果を頂きました。お褒めを頂いた点につきましては、更なる向上を、そして、ご指摘を受けました点につきましては、しっかりと向き合い改善に努めます。 今後はこの結果に甘んじることなく、気を引き締めて、園運営を行い、お子様や保護者の皆様、また地域の方々のお気持ちに寄り添った保育を展開していく所存でございます。 この第三者評価につきまして、アンケートにご協力いただきました、保護者の皆様に深く感謝いたします。 ありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 園の保育理念と保育目標、園の特色の7つの学びプログラムを明文化して「保育園のしおり」やホームページで周知しています。また、園では職員が話し合い、今年度の取り組み目標を定め、目標達成に向けて保育に取り組んでいます。保護者には、入園説明会で「保育園のしおり」を用いて、園の取り組みを説明し、理念と保育方針は園内に掲示して継続的に周知しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 園長は,藤沢市の園長会に参加し、地域の福祉計画に関する情報を把握しています。本部では姉妹園がある強みを活かし、地域ごとの違いを広い視野で判断しながら、経営環境を適切に分析しています。また、法人本部の園長会で情報を共有し、姉妹園の園長同士も積極的に情報交換をおこなうことで、それぞれの園に適したアイデアを取り入れています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 園では毎月、予算の見直しや利用率、コストの分析をして本部へ報告し、職員に課題や改善点を周知しています。また、経営課題について本部と話し合いを重ね、取り組み方針を決定し、職員と共有しています。その具体例として、ゴミの収集方法を見直し、回収業者の利用をやめて市の回収に切り替えることで、コスト削減を実現しました。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 本部では、「学びの保育園中長期計画」を策定し、園の目指すべき方針を文書化しています。中長期計画では、「保育の質的な向上」「労働環境の整備」「適切な利益の創出と保育への再投資」を軸とした大項目を、本部の園長会議で共有しています。園では、園長主導のもと、保育現場を中心とした取り組みを職員会議で共有し、「保育の質的な向上」に向けた取り組みをおこなっています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、中長期計画を踏まえた単年度計画を作成しています。「保育の質的な向上」を図るため、園の特色である「リズムあそび」や運動会の「まなびっこフェス」などを通して、こどもが主体的に活動ができる指導計画を作成しています。職員の専門性を高めるために、法人主催研修や園内研修、キャリアアップ研修などの研修計画を立て、職員一人ひとりのスキルアップを図っています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 園の事業計画は、本部の経営計画にもとづき作成しています。本部の理事長が職員に経営計画を説明する機会があり、職員は前年度の評価や当年度の見通しを理解しています。指導計画は、期ごとにクラスの状況やこどもの様子を振り返り、次期の計画に反映しています。職員間で指導計画や情報を共有することで、状況に応じた柔軟な対応をおこい、中長期目標の「理念に沿った、保育の質的な向上」の実践に努めています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 年度始めの保護者会では、担任が一年間の保育のねらいや保育内容について説明しています。年間行事は、こどもの成長を見守る大切な機会と考えており、年度始めに確定した日程をお知らせすることで、保護者が参加しやすい環境を整えています、園全体で取り組んでいる食育活動については、玄関にドキュメンテーションを掲示し、活動の様子を伝えています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 指導計画は全体的な計画にもとづき、年間計画、月案、週案を作成しています。保育の振り返りは期ごとに評価する仕組みを整え、園長や主任が内容を確認し、必要に応じて助言をおこなっています。職員は、年度の始めにミッションシートを用いて自身の取り組み目標を設定し、定期的に園長または主任との面談を実施しています。面談では目標に対する進捗や改善点を確認しながら、保育の質の向上に向けた取り組みをおこなっています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、毎年職員と話し合いながら「園の取り組み目標」を設定し、明文化しています。この目標は全体的な計画にも反映され、職員全員が共通認識を持ちながら保育に取り組んでいます。また、年度途中の職員会議では、取り組み状況の振り返りをおこない、課題を明確にしながら改善策を検討しています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 園長は、年度始めの職員会議で職員に自身の役割と責任について周知しています。また、職員の安全や健康を守るため、園長が衛生管理者を務める「衛生推進者の職務」を明確にし、事務室に掲示しています。各保育室には自衛消防隊の組織図を掲示し、火災発生時の役割分担や任務を明確にすることで、安全管理に対する意識を高めながら保育に取り組んでいます。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園長は本部の運営方針を理解し、規程にもとづいた適正な運営をおこなっています。取引業者には見積書の作成を依頼し、一定の金額を超える場合には本部へ稟議書を提出し、承認を得たうえで適正に契約を進めています。また、藤沢市の園長会や行政からの通知により、必要な法令の理解を深めており、職員が関わる関係法令や行政からの通知については、園内で共有し法令遵守に努めています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 園内の巡回は主に主任がおこない、クラスの状況やこどもと職員の様子を把握しながら、園長と情報を共有することで適切な対応ができる体制を整えています。園内研修の際には、職員のモチベーション向上の一環として「サンキューカード」を導入しています。これは職員同士が相手の良いところを伝え合うことで、チームとしての連携を強める機会にもなっています。園長はこうした取り組みを積極的に活用し、より良い職場環境の実現に向けて指導力を発揮しています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 園長は、登園した園児の人数に応じて職員が事務作業の時間を確保できるように声をかけ、業務が円滑に進むように配慮しています。事務室には作業依頼ボードを設置し、業務を分散することで効率化を図っています。また、インカムの導入により職員間の連携がスムーズになり、業務連絡も円滑におこなわれています。さらに、保育施設向けのICTシステムを活用し、連絡帳や指導計画の記入などの事務作業を効率化することで、職員の負担を軽減し、より実効性の高い業務運営を進めています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 職員の採用は、本部と連携を取りながら園が主体となり、求める人材の確保に努めています。園長は面接時に、「学びの保育園」の取り組みへの理解や、保育者として大切にしている心構えを確認し、園の方針に合った人材を選考しています。また、採用後の人材育成にも力を入れており、本部による新人研修の実施に加え、園内ではOJT研修を取り入れています。実践を通じた指導をおこなうことで、職員が現場での経験を積みながら成長できる環境を整えています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 就業規則において、職員に求められる姿や昇進・昇格の基準を明確にして周知しています。職員は、年度始めにミッションシートを用いて目標を設定し、日々の保育に取り組んでいます。園長は、職員の自己評価結果とミッションシートをもとに面談をおこない、保育への取り組みや意向を確認しています。さらに、園と本部が連携し、職員の成長や働きやすい環境づくりを支援することで、組織的な人事管理をおこなっています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 園長は、職員の勤怠管理を適切におこない、有給休暇の取得状況や時間外労働の確認をしながら、休暇の取得を促す声かけをしています。職員の休憩室には、保育に関する書類など置かずに、業務から離れて休むことができる環境を整えています。また、職員のこどもの看護休暇や急病休暇の制度を設け、職員自身だけでなくその家族の健康にも配慮した福利厚生を実施し、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 法人では、キャリアパス制度を整備し、求められる職員像を明確に示しています。キャリアパス制度では、等級制度や職級ごとの職務要件を定め、職員に周知することで見通しを持てるようにしています。職員は、年度始めにミッションシートにて自身の取り組み目標を設定して、日々の保育に取り組んでいます。また、半期に一度、園長や主任と面談を行い、目標の進捗状況を確認するとともに、必要な研修や改善点について助言を受け、さらなる成長につなげています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、職員のスキル向上を目的に、園内研修や園外研修、キャリアアップ研修を含む年間研修計画を作成しています。キャリアアップ研修を受講した職員は、食物アレルギーや障がい児保育、保健衛生安全対策などの分野でリーダーとしての役割を担い、習得した知識や技術を活かして園内研修を実施しています。年度末には研修報告書をもとに研修計画を振り返り、次年度の研修内容に反映させることで、継続的なスキル向上に努めています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、職員の経験や資格、キャリアアップ研修受講歴を把握・管理しており、一人ひとりの教育・研修の機会を確保しています。新入職の職員は、法人の定める「新職員職員導入手帳」に沿って、園の保育を理解できるようOJTや定期的な面談をおこなっています。職員が研修を受講する際は、シフトの調整や費用の補助など、教育・研修の機会を確保しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、実習生の受け入れを採用の一環と位置づけ、養成校と連携して調整をおこなっています。実習開始時にはオリエンテーションを実施し、園の保育理念や方針、そして大切にしている保育の考え方について説明しています。また、守秘義務の遵守やSNSの発信に関する注意喚起をおこない、実習生が安心して適切に実習を進められる配慮をしています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 法人および園では、運営の透明性を確保するため、ホームページで保育理念や基本方針などの保育内容に関する情報をはじめ、事業計画や事業報告、財務状況を公開しています。保護者には、保育園のしおりにて保育の特色や利用規約を明記し、年度始めの懇談会でも説明をおこなうことで、適正な情報公開に努めています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、法人が定めた経理業務マニュアルにもとづき、透明性の高い経営・運営を実施しています。定期的に行政監査を受けるほか、法人内での内部監査もおこない、適正な運営に取り組んでいます。また、指摘事項があった場合は速やかに職員と共有し、改善に向けた取り組みを進めています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 園では、こどもが地域とのつながりを広げられるように、戸外活動で近隣の公園や図書館を利用し、行き帰りには地域の方々と挨拶を交わすことで、自然な社会体験の機会をつくっています。また、地域の未就学児親子に向けて育児相談の案内を園外に掲示し、子育て支援に取り組んでいます。保護者には地域で利用できる施設や子育てイベントの情報提供をしています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、学校教育への協力の一環として、近隣の中学校との交流をおこなっています。職業講話では、保育士の仕事内容について伝えるだけでなく、仕事の楽しさややりがい、大変なことについて話し、中学生が保育の仕事に対する理解を深められるように努めています。こどもたちは、中学生が準備した塗り絵やカードめくりなどの遊びを通じて、保育者以外の人と関わる貴重な経験をしています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、緊急時に職員が迅速に対応できるよう、事務室や保育室に消防署や警察署の連絡先、応対マニュアルを掲示しています。また、事務室には近隣の病院リストや、徒歩やタクシー圏内の病院マップも掲示し、緊急時の対応をスムーズにおこなう工夫をしています。虐待や育児不安など支援が必要な場合は、保護者に声をかけて話を聞き、状況に応じて関係機関と連携しながら適切に対応しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 園長は藤沢市の会議に参加し、地域の福祉状況や子育てニーズを把握するよう努めています。また、近隣の中学校や老人福祉施設との交流を通じて、地域とのつながりを深め、地域福祉への貢献を目指しています。園では、地域の子育て支援の一環として、育児相談の案内を園外に掲示しています。今後は、園内開放など未就学児やその保護者への支援をさらに充実させるための取り組みを検討しています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、こども達が地域の老人福祉施設を訪問し、自分たちで選曲した歌を披露しています。初めての経験に緊張した様子も見られましたが、帰り道では次回に向けて前向きな声があがり、こどもたちは地域との交流を深めるための取り組みをおこなっています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 こどもを尊重した保育を実践するため、安全管理や虐待防止、こどもの人権に関する内容を明記した保育マニュアルを整備し、職員全員が共通理解を持って、一人ひとりのこどもを尊重した保育に取り組んでいます。また、職員は「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を活用し、自身の保育の取り組みを振り返ることで、こどもの人権を守る意識を高めています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 こどものプライバシー保護に関するマニュアルを整備し、職員全員が共通の認識を持って保育に取り組んでいます。水遊びの際にはカーテンを使用し、外部からの視線を遮ることで、こどもが安心して遊べる環境を整えています。また、おむつ交換時には衝立を設置して周囲から見えないよう配慮し、幼児用トイレには扉を設置して、こどものプライバシーに配慮した保育を実践しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、パンフレットやホームページにて、保育理念や保育目標、特徴的な「7つの学びプログラム」など、園の取り組みを広く発信しています。園の見学は随時受け付けており、施設内の案内や保育内容、災害時の対応、食育活動などについて丁寧に説明しています。見学時には、実際に職員とこどもの関わりを見ていただき、さらに園で使用しているエプロンや食器などの実物もご覧いただくことで、園の環境や日々の取り組みについて理解を深めてもらえるように努めています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 入園前の説明会では、重要事項説明書や保育園のしおりにもとづいて園の概要や保育内容を説明しています。保護者との個別面談では、児童票や健康調査表を用いてこどもの成育歴や既往歴を確認し、アレルギー疾患などで食事に配慮が必要な場合は、栄養士や看護師が同席して慎重に聞き取りをおこなっています。また、保護者には重要事項や個人情報の取り扱いに関する同意書の提出をお願いしています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 重要事項説明書にて利用終了に関する事項を明記し、保護者に周知しています。転園するこどもに対しては、保護者からの申し出により、必要な情報を提供し、こどもの保育の継続性を保つための配慮をおこなっています。こどもが新しい環境でも安心して過ごせるよう、細やかな対応を心掛けています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 法人では、保護者の意見を積極的に取り入れるため、年度末に保護者アンケートを実施し、保育サービスや園の行事に対する意見や要望を把握して、次期の計画に反映させています。職員は日々、こどもの表情や言動から気持ちを読み取り、保護者とのコミュニケーションを大切にしています。送迎時や保護者会、個人面談などで意向を確認し、満足度向上に繋がる取り組みをおこなっています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 保護者には、重要事項説明書で苦情・要望に関する相談窓口を周知し、玄関には苦情・要望受付窓口の掲示や意見箱を設置しています。ご意見をいただいた際は、職員と内容を共有し、法人と連携して迅速に対応しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、保護者が相談や意見を伝えやすいように連絡帳や意見箱、第三者委員の設置など、複数の相談窓口を設けています。また、玄関に職員紹介を掲示し、保護者が相談内容に応じて栄養士や看護師など専門資格を持つ職員に相談できる仕組みを整えています。相談時には、他の保護者に見られたり聞こえたりしないように配慮し、保護者が安心して意見を伝えられる環境づくりに努めています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、全職員で全園児を見守ることを心掛け、日々こどもの様子を共有しながら保育にあたっています。送迎時には、こどもの様子を保護者に伝え、担任以外の職員も積極的に声を掛けたり、話を聞いたりすることで、保護者との信頼関係を築いています。相談があった際には、その内容を記録し、職員間で情報を共有することで、保育に活かしています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、こどもが安心して過ごせる環境を整えるため、安全対策に取り組んでいます。保育室には自衛消防隊の組織図と119番通報時の伝達事項を掲示し、職員の対応や安全確認方法を示しています。さらに、こどもの安全を考慮し、柱や棚にはクッション性のあるカバーを設置し、扉には手を挟まないよう隙間のあるものを採用するなど、事故を未然に防ぐための対策を講じ、安全で安心できる環境作りに努めています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、感染症の予防対策として感染症マニュアルを整備し、看護師を中心に季節ごとの対応を職員間で周知・共有しています。保育室には「日常の衛生管理と感染症拡大防止のための対策」を掲示し、衛生管理を徹底しています。保護者には園だよりや保健だよりで健康に関する情報を提供し、玄関では流行している感染症や感染者数を掲示して注意喚起をおこない、感染症の予防と拡大防止に努めています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、万が一の事態に備えて事業継続計画を策定し、安全対策に取り組んでいます。安全計画や避難訓練計画を作成し、さまざまな状況を想定した避難訓練を実施しています。また、消防署や警察署と連携し、不審者対応訓練や通報訓練もおこなっています。災害時に備え、食物アレルギー対応の食料や離乳食を含む必要な備品を備蓄し、こどもの安全確保に努めています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 園では、保育に関わる業務マニュアルを文書化し、職員が共通理解のもとで保育を実践できる体制を整備しています。マニュアルは事務室に保管し、職員はいつでも確認できることで、統一した保育をおこなっています。業務マニュアルには、こどもの尊重やプライバシーの保護、権利擁護に関する方針を明記しています。職員は「虐待チェックリスト」を活用して保育を振り返りながら、こども一人ひとりの発達や個性に合わせた適切な援助を心がけています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 毎月の指導計画の振り返りでは、クラスの状況やこども一人ひとりに適した保育について話し合い、その結果を次期の指導計画に反映させています。さらに、期ごとに評価や見直しをおこない、職員や保護者からの意見や提案を取り入れることで、保育環境の改善に努めています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 入園時の保護者面談では、こどもの家庭での様子や生活習慣を聞き取り、こどもの姿をみて乳児には個別指導計画を作成しています。幼児は、月案に成長記録を記入し、職員間でこどもの理解を深めるために週2回のミーティングをおこなっています。園では食育活動に力を入れており、栄養士と担任が連携し、郷土料理マップを作成して、保育活動と連動した内容を提供しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 指導計画は期ごとに評価と振り返りをおこない、こどもの姿に合った保育が実施されているかを確認しています。こどもの興味や関心、天候などの状況に応じて指導計画を変更する場合には、保育施設向けICTシステムを活用して職員間で情報を共有しています。保護者には連絡帳アプリを通じて、日々の活動の様子を共有し、保育活動の様子を共有しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 こどもの発達状況や生活面での環境の変化は、児童票に記録しています。個人記録を記入する時期やチェック方法を統一し、職員による記録の視点や書き方に差異が生じないようにしています。また、職員間の情報伝達には伝言ボードやメッセージアプリを活用し、受け入れ時に保護者からのコメントや降園時に伝えるべき内容を早番から遅番への引き継ぎを徹底しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、こどもの記録に関する情報を個人情報保護管理規定にもとづき、事務所の鍵の掛かる書庫で適正に管理しています。職員は入職時に個人情報保護に関するオリエンテーションを受け、規定を遵守する誓約書を提出しています。保護者には入園時に個人情報の取扱いについて説明をおこない、同意書の提出をお願いしています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 全体的な計画は、保育所保育指針の趣旨を捉え、園の保育理念、保育目標、保育方針にもとづいて法人が作成しています。園では、法人作成の計画をベースに、こどもの発達過程や家庭状況、保育時間など園の状況に合った内容を盛り込み全体的な計画を作成しています。また、全体的な計画を基本とした指導計画、保育計画の作成をする際は、「7つの学びのプログラム」を念頭に「子ども主体」の計画を立てるとともに、こどもと職員が共に学び合う「共主体」を大切にしながら作成に取り組んでいます。年度末には、全体的な計画の見直しをおこない、変更や改善点を確認し、新年度の全体的な計画の作成に取り組んでいます。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、室内環境を快適な温度や湿度に保ち、乾燥する時期には加湿器を設置しています。また、定期的な換気をおこない、感染症予防対策に取り組んでいます。各クラスの保育室内は、遊びをコーナーで分け、こどもが好きな玩具で遊び込める環境を整えています。毎月、園内の安全点検を実施し、破損や劣化が見られる場合には、速やかに修理をおこない安全管理に努めています。食事や睡眠の時間は、保育室内に食事と睡眠に分けたスペースを確保し、落ち着いた環境を整え、入眠の際には、心地よい音楽を流し、職員がそばにつき安心して眠れるよう配慮しています。ひるね時に使用するシーツやタオルケット、マットレスカバーなどの寝具は、保護者に洗濯をお願いするなど、衛生管理に努めています。手洗い場、トイレは明るく清潔に保ち、2歳児に関しては、保育室から直接トイレに行けるようにドアを設置し、こどもたちを一目で見守れる配置にするなど工夫を凝らし、安全面にも配慮しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 こどもの発達状況や発達過程など一人ひとりの個人差について、日々の保育のなかで把握し、発達の記録や経過の記録をしています。乳児に関しては、個別指導計画に記録し、一人ひとりに合わせた保育に取り組んでいます。また、こどもが安心して自分の気持ちを表現できるように寄り添い、職員がこども同士の関わりで仲立ちする際は、こども自身が気持ちを言葉で表現できるように分かりやすい言葉での代弁や声かけをおこなっています。さらに、職員がこどもと対話する際は、こどもの目線に合わせることを心がけ、関わっています。主任や看護師も、定期的に保育に入り、こどもの状況に応じた保育をおこなうため、気持ちに寄り添い適切に対応しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 こどもが基本的な生活習慣が身につけられるように気持ちに寄り添い、できない時は援助しできた時は褒めることを繰り返すなかで、意欲が持てるように配慮しています。また、食育や保健教育などを通し、こどもたちに大切さを伝えています。トイレトレーニングは、こどもの様子と保護者の思いを大切にし、コミュニケーションを取って無理なく進め、臨機応変な対応をしています。こどもの生活リズムは、入園時の書類や、面談の際に保護者に確認し、職員間で共有を図り、入園後は連絡帳や送迎時の会話で共有に取り組んでいます。ひるねの時間は、身体を休めることを大切にし、早く起きた時は別の部屋で静かに過ごせる遊びを提供しています。保護者へは、家庭環境を考慮した声かけを心がけ、こどもの様子を伝えながら連携を図り、基本的な生活習慣を身につけ、成長につながる取り組みをしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、こどもが主体的、自発的に遊べるように室内は遊びのコーナーを分け、こども自身で遊びを選べるようにし、コーナー配置の工夫や遊びの導線を考慮しながら、集中して遊び込める配慮をしています。また、「さくらさくらんぼリズム」のリズム遊びを楽しみながら身体を動かす環境を整え、言葉や表現することの豊かさを育んでいます。職員は、こども自身で思いを伝えられるよう、各自の水筒の管理を任せ、自分の意思で主体性を持ち行動できるよう働きかけています。戸外活動では、どんぐり拾い、バッタやセミの抜け殻探しなど自然に触れる機会を設け、園庭では、夏野菜や稲の栽培などの生長を観察し、保育室ではカブトムシや鈴虫の飼育に挑戦しています。さらに、近隣の高齢者施設で歌を披露する世代間交流や、中学校との交流会でフラフープ、バスケットなどを一緒に遊び、多くの方々と触れ合う機会を設けています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 職員は、こどもと愛着関係を築けるように関わり、一人ひとりの成長に合わせ寄り添った保育を心がけています。こどもの好奇心を満たし好きな遊びが見つけられるよう、興味のある玩具を用意し、こどもの目線に合わせた配置や季節、成長に沿った玩具の入れ替えをおこなっています。戸外では、季節の草花や自然物に触れながら遊びを展開し、成長に合わせた活動をおこなっています。また、こどもが安定したリズムで過ごせるよう、落ち着いた雰囲気のなかで睡眠時間を確保し、呼吸チェックなど安全面にも配慮しながら安心して過ごせるようにしています。室内環境の安全面では、家具の固定、棚の角もカバーをするなど、安全対策に努めています。保護者とは、連絡帳アプリや送迎時のやり取りを通して、家庭や園の様子を伝え合い、こどもの成長について共有の理解を図り、こどもが安定して生活できる配慮をしています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 室内で遊ぶ際は、こどもの発達状況に合ったコーナー遊びを設定し、十分に遊び込める環境を整えています。また、職員は、こどもと愛着関係を築き、安心感のなかでのびのびと自己表現しながら過ごせるように関わっています。1・2歳児は、自我が芽生える時期を考慮し、こどもの思いに寄り添い、成功体験を一つずつ積み重ねられる保育を展開しています。言葉が上手く表現できないこどもには、相手にも思いがあることを、分かりやすい言葉で伝え、互いが成長できる仲立ちをおこなっています。基本的な生活面での自立については、こどもの発達状況や思いに寄り添った関りを心がけ、こども自ら興味を持ち自立に向かえるよう促しています。保護者とは、こどもの様子を連絡帳アプリや送迎時のやり取りを通して共有し、連携を図りながらこどもの育ちを支えています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 室内のコーナー遊びでは、職員がこどもの年齢や興味、発達に合わせた配置を工夫し、こどもたちがともだちとのやり取りを楽しみながら遊べる環境を整えています。また、集団活動で職員はこどもの主体性を尊重し、こども自ら意見を言えるように関わり、こども同士で遊びを決めていけるように促しています。行事を通して、こどもが互いに協力しながら、達成感が味わえる支援をしています。幼児クラスは、こどもが中心となって話し合いをおこなう「サークル会議」や、体幹を鍛えるリズム遊びの「さくらさくらんぼリズム」など、自発性につながる活動を展開しています。保護者には、園だよりや掲示板などで活動の様子を伝えるとともに、送迎時や個人面談、保護者会などでも伝え、成長の共通理解が図れるように配慮しています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 園では、こどもの個性に応じて気持ちに寄り添い、落ち着いて遊び込めるよう環境を設定し、安心して過ごせる配慮をしています。また、保護者とは必要に応じて面談をおこない、連携を図りながらこどもの成長につなげています。さらに、こどもに関する情報を職員会議やミーティングで共有し、職員全員が共通理解を図り、同じ対応ができるように取り組んでいます。職員は、障がいのあるこどもが個性を発揮し、楽しく過ごしながら成長につながる援助を大切にして関わっています。そのほか、必要に応じて関係機関と連携体制を整え、適切な支援に取り組んでいます。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 保育時間が長いこどもには、保育室の環境が違っても安心して過ごせる配慮をしています。また、朝と夕方の合同保育では、乳児のこどもと幼児のこどもが分かれて過ごし、落ち着いた環境を維持できるように取り組んでいます。長時間保育のこどもには、保育室や担任が変わっても安定して過ごせるように、職員がこどもの特性を把握し、どの職員とも安心して過ごせる丁寧な対応を心がけています。こどもの情報は「伝達ボード」を活用し、保護者に伝達漏れがないように、確実に引継ぎができる体制を整えています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 職員は、幼保小中特連絡協議会に出席し、近隣の小学校、幼稚園、保育園との会議に参加し、連携を図っています。就学については、小学校に保育所児童保育要録を提出し、必要に応じて小学校と個別の打ち合わせをおこなうなど、就学に向けた援助に取り組んでいます。また、5歳児クラスのこどもたちは午睡が無くなる時期に、ひらがなに興味を持って書くことや給食時の配膳を自らおこなうなど、就学を見据えた活動に取り組んでいます。さらに、職員の話を聞く際の姿勢や活動の切り替えなど、さまざまな場面を通して自立を促しています。保護者とは面談をおこない、園での生活の様子から就学の見通しについて伝えています。必要に応じて、自治体の就学相談を勧めるなどの支援をおこなっています。小学校とは、1年生との交流の機会を設け、就学に向けての期待感を高めています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 こどもの健康状態は連絡帳で把握をし、看護師による朝夕の視診とともに、日中は担任が見守っています。こどもに体調変化があった際は、看護師が中心となり体調の確認をおこない、状況に応じて保護者にお迎えのお願いやケガの場合は病院へ受診するなどの対応をおこなっています。また、予後については、受け入れの際に確認し必要に応じて登園確認書の提出のお願いをしています。健康状態や怪我については、看護師は保健日誌、担任は保育日誌に記録しています。予防接種や既往歴は、入園時の児童票や家庭生活調査票で把握に努め、入園後は、予防接種報告書で把握し、職員はミーティング内で共有しています。乳幼児突然死症候群の予防については、園内研修を実施し、安全面での周知、徹底に取り組んでいます。さらに、ひるね中は仰向け寝にし、メッシュマットレスを使用するなど、安全防止対策をおこなっています。保護者には、入園時の保護者説明会で伝え、入園のしおりにも記載して周知を図っています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 年2回、実施する健康診断、歯科検診の結果は、児童票や健康診断記録簿、歯科検診記録簿に記載し、職員は、ミーティング内で共有を図っています。また、保護者には「健診結果報告用紙」にて結果を伝え、受診などが必要な場合は、担任や看護師、状況によっては園長から保護者へ丁寧に説明しています。手洗い、歯みがきなどの保健指導と、目や身体の仕組み、プライベートゾーンなどの健康教育は、年間計画を看護師が作成し、こどもの発達や理解度、様子を見ながら実施しています。さらに、手作りのアイテムなどを活用し、分かりやすい丁寧な説明に取り組んでいます。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 アレルギー疾患のこどもは、医師による生活管理指導表を確認し、保護者と栄養士、看護師との面談をおこない、対応内容を確認して提供をおこなっています。除去食の提供の際は、栄養士、園長、担任で確認をおこない、テーブルやイスは、アレルギー児専用を用意し、介助用の職員がつき、誤食防止に努めています。職員には、アレルギー対応について、ミーティング内で周知を図り、共有に努めています。アレルギー反応がでた時は、早急な対応に努め、状況に応じて保護者へ連絡し、医療機関の受診や、投薬については保護者に確認後、対応しています。また、投薬の手順方法については、園内研修で職員に周知し、迅速に対応できるようにしています。保護者には、アレルギー疾患、慢性疾患の対応について伝え、園でのアレルギーに関する食事内容が変更する際は、周知と理解を図っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 栄養士は、季節や年齢、こどもたちの成長や興味に応じた内容の年間食育計画を作成しています。また、0歳児から食に触れ、継続して食育活動をおこない、食に興味を持たせ大切さを伝えています。食器の材質は、安全性を優先し、乳児、幼児とそれぞれの成長に合わせた形状の食具や正しい姿勢で食べるなどを考慮しています。食事環境は、楽しく落ち着いた雰囲気作りに努め、環境を整えています。離乳食は、保護者と連携し、発達や個人差を十分に考慮しながら、提供する量や形状に配慮しています。幼児クラスは、稲の田植えや収穫、脱穀を体験し、お米を炊き、実際に食べるなど食の大切さを実感できる機会を設けています。さらに、カレーや和え物作り、箸の使い方や食器を置く位置などのマナー指導も実施し、こどもたちが食育活動に積極的に参加する意欲を高めています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 栄養士は担任と連携して、こども一人ひとりの状況を把握し、体調面を考慮して食事の形状を変えるなどの配慮をしています。離乳食の形状は移行後を見据えた形状にするなどの細やかな配慮をしています。体調不良時は、担任と栄養士が相談し、こどもが食べやすい内容で食事を提供しています。こどもの喫食状況は、栄養士が確認し、残食はミーティングで共有しながら食材、味付けの変更をおこなっています。献立は、季節に合わせた食材を取り入れ、盛り付けなどにも工夫しています。また、月1回、郷土料理を取り入れ、こどもたちが食べやすいよう工夫して提供しています。配膳するワゴンや布巾の消毒を徹底し、テーブルやイスを清潔にして食事提供するほか、職員は、給食提供用のエプロンと三角巾を着用して衛生管理に努めています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 保護者との情報交換は、保育施設向けICTシステムの連絡帳アプリを活用しています。また、園での活動の様子を写真で掲示するとともに、こどもが製作した作品の掲示もおこない、保護者と共有を図っています。保護者へ園の保育内容について理解を得るため、保育施設向けICTシステムのお知らせ配信を活用し、情報提供や協力のお願いなどをおこなっています。こどもの成長を共有する際は、直接、保護者に伝えていき、ともに成長を喜べるように取り組んでいます。保護者から得た情報は、児童票や保護者対応記録、ミーティング、保育施設向けICTシステム内の園内連絡ツールを活用して共有に取り組んでいます。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園では、保護者との信頼関係を構築するためにコミュニケーションを図り、丁寧な対応を心がけています。また、どの職員も同じ対応が出来るよう伝達ボードを活用して情報を共有しています。保護者からの悩みや相談については、担任や主任、園長が面談をおこない、保護者の思いに寄り添い、共感しながら気持ちが和らぐ対応に努め、適切に記録しています。食事や健康に関する相談は、栄養士や看護師が対応し、こどもの成長や育児での悩みなどは担任や主任、園長が対応するなど、それぞれの専門性を活かし対応しています。そのほか、園内で解決が難しい場合は、自治体の保育課や、保健所と連携を図り、助言内容や情報を取り入れ、最善の支援に努めています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 虐待の疑いのあるこどもの入園前状況は、家庭生活調査票や児童票で確認し、児童相談所と連携を図り、こどもに関する情報の把握をおこなっています。また、登園時の視診や連絡帳、保護者の様子から把握に努めています。虐待などの兆候を感じる際は、早急に園長、主任に報告し、早期発見に努めています。身体的に傷やアザが見られた時は、写真で記録し、必要に応じて、自治体の保育課や児童相談所に連絡をしています。さらに、職員間で協議、共有を図り、保護者やこどもに対して、適切な対応に取り組んでいます。虐待や人権擁護については年1回、虐待の芽チェックリストを活用して自己の保育の振り返りをおこない、園長や主任との面談を通して、人権擁護や虐待の理解が深められるようにしています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 日々の保育実践の振り返りは、それぞれの保育記録で振り返りをおこない、園長、主任が確認をおこなっています。職員の自己評価は、年度始めにアクションプランを作成し目標を定め、年度末に振り返りや自己評価をおこない、主任又は園長との面談を通して意欲の向上に努めています。保育実践の振り返りの際は、職員がこどもの成長を把握したうえで、こども主体の保育になっているか、また、一人ひとりの把握が出来ているかという視点を持ち、助言をおこなっています。研修で得た知識は、研修報告書を提出し、ミーティングで報告するなど、ほかの職員と共有を図り、学びを深めてます。さらに、保育改善や専門性の向上につながる内容がある際は、園内での導入について検討するなど、保育の質の向上に取り組んでいます。 |