太陽の子長津田北保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | 太陽の子長津田北保育園 | 評価対象サービス | 2021 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 66 名 |
所在地 | 276-0027 横浜市緑区長津田3-1-40 |
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TEL | 045-988-6820 | ホームページ | https://www.kidslife-nursery.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2014年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | HITOWAキッズライフ株式会社 | ||
職員数 |
常勤職員:16 名
非常勤職員:3 名
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専門職員 |
保育士:16 名
栄養士:2 名
調理師:1 名
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施設・設備の概要 |
居室:ほふく室 保育室・調理室・調乳室・事務所兼医務室
設備等:バリアフリートイレ・園庭・沐浴室・非常階段・エレベーター
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保育理念 ~のびのび、すくすく、にこにこ~ 子どもたち一人ひとりがたくさんの"大好き"に出会えるよう、こころとからだをすこやかに育んでゆきます。 保育方針 安心できる人間関係の中で、一人ひとりの違いを認めながら生活します。 整った保育環境の中で、仲間と喜びのある生活をし、自らルールを発見し社会性を育みます。 様々な経験や人との関わりの中で、自ら好きなものを発見し、健全な心身の発達を図ります。 いろいろな違いを体験する中で、広い視野をもった子どもを育てます。 |
・絵本のとりくみ 絵本巡回図書館 として2か月毎に新しい絵本が届き、年齢毎の本に触れる事が出来ます。 又、ながりBOOK POSTとしてご家庭で読み終わった絵本を国内外に定期的にプレゼントしてます。 ・食育のとりくみ 園庭で野菜作り バケツ稲の栽培、収穫の体験やグリーンカーテン作りクッキング 絵本や歌とのコラボメニュー 行事食メニュー 郷土料理 世界の料理等を通じて食を営む力を目標としてます。 ・英語のとりくみ 月2回 0~5歳児対象 外国人スタッフによる英語に触れる経験 ・「リズモン」を導入 オリジナルプログラムを基にオンラインによるレッスンや保育園スタッフがリズモンダンス研修で学び、日常の保育等で取り入れて活動しています。 ・おそうじプログラム おそうじ本舗のスタッフに雑巾の絞り方等教えてもらい、プロの掃除体験をすることによって意識が高まり、公園の美化活動や清掃活動に繋げています。(キッズお掃除チャレンジ) |
評価実施期間 | 2021/05/21(契約日) ~2022/02/18(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 1 回(平成28年度) |
特に評価の高い点 | ・保育の質の向上にむけて意欲的に取り組んでいる 園長は、毎月で開催される法人内の園長会議に出席しているほか、法人内の地域園長会議や法人外での地域園長会議にも出席し、児童福祉事業全体の動向をはじめとする法令や制度、地域での動向なども把握するように努めている。それらを踏まえたうえで、毎月、法人によっての試験を実施し、理解の確認をしている。また、その内容を園内のスッタフ会議や園内研修などで、職員間で共有化を図っている。日々の学びを園内で共有化することにより、園の保育の質の向上に繋げるように努めている。 ・子どもが主体的に活動できる環境を整備し、生活と遊びを豊かにする保育を展開している 駅に近い立地にありながら、園庭があり近隣にも自然豊かな公園があり散歩出かけ四季を感じられる環境にある。保育室では生活と遊びコーナーを区切り、子どもが自ら遊びを選択し生活自立を促せる設備と配置に工夫をしている。保育士は研修を行い主体的保育の取り組みについて学び合い、子どもの心身の育ちを育んでいける環境づくりに力を入れて取り組んでいる。 ・食に関する豊かな経験ができるよう、食育計画を位置づけ取り組みを行っている 毎月の郷土料理と世界の料理では、日本の地域と各国のメニューを食することで食文化に触れられるようにしている。また、絵本のメニューは、目で見て楽しめる食事、和食の日は、日本食の所作を体験し「食の楽しさ」を感じられる工夫をしている。園庭の畑では食物を育て、作って食べるまでの体験を通して、子どもが食に興味を持ち命の大切さや感謝の気持ちなどを感じ取ることができるように、様々な取り組みを行っている。 |
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改善を求められる点 | ・事業計画を保護者にわかりやすく伝える工夫について検討されたい 園での年間事業計画書は、法人の理念や基本方針を反映させて、前年度の課題を踏まえたうえで、法人と連携しながら作成を行っている。年度末の保護者会には年間事業計画の説明を口頭で行ったり、入園説明会では、年間事業計画の内容を抜粋しての説明なども行っている。年間事業計画は保護者に対しての説明は行っているが、目にみえる形として、掲示や配布などの検討などもされたい。 ・地域の子育て家庭にむけて、交流や相談が気軽にできるような方法について検討している 地域の子育て家庭にむけて、定期的に園庭開放などを実施し交流や相談等の援助につなげていたが、コロナ禍においては、保育交流や子育て相談が行えていないことを課題としている。孤立する家庭が、子育て相談、育児において困りごとなど気軽に出来るシステムや社会情勢に合わせた対応方法について検討している。 |
第三者評価受審に当たり、保育内容や問題点を見直し、子どもにとってより良い保育を目指す為に、とても良い機会となりました。 保育士・栄養士・主任・園長とで日頃の保育を振り返り、現在の保育の良い点、改善点が見いだされ、今後の保育の見直しと目標を再確認できました。 コロナ禍ということもありましたが、課題としては、地域に開放し交流を深め、「つながり保育」としての役割を果たすこと、また、今後もスタッフ全員で、一人一人の子どもたちの心に寄り添い、子どもの育ちを保護者の方々と「共育て」に取り組んで参ります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・理念や基本的な教育方針は、ホームページや重要事項説明書にも記載されており、園内の玄関には重要事項説明書の設置を行い、保護者がいつでも閲覧できるようになっている。また、入園説明時や運営委員会などでも説明を行っている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎月で開催される法人内の園長会議に出席し、児童福祉事業全体の動向についての把握を行っている。また、その際には法人に利用稼働率などの報告を行い、法人の運営推進部と連携を図っている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎月での園長会議では運営推進部や役員と課題や問題点について話し合っている。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・毎年10月には、代表取締役からの動画配信により、法人全体の理念や基本的な教育方針が含まれる中長期的な目標の確認を行っている。毎月の園長会議でも中長期的な目標の確認をして、内容についての評価と改善を行っている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・中長期的な目標を含む法人の事業計画書をもとに園での年間事業計画を作成している。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・各種の保護者アンケートや意見、毎月のスタッフ会議で挙がた課題や意見などを園の運営委員会がまとめて、評価や見直しを行っている。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度末の保護者会では年間事業計画の説明を口頭で行っている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長が法人面談で作成した目標設定シートをもとに、各職員全員が長期目標を含む目標設定シートを作成している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・目標設定シートで挙がった課題を園長主任リーダー会議で検討し改善点などを共有した後に、各クラスへ報告している。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園内では役割分担表を作成して、園長をはじめとする主任、保育リーダー、栄養士などの職員の役割分担を明確にしている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は毎月、法人の園長会議にて研修に参加し、法令や制度、児童福祉事業の動向、各種ガイドラインについて学んでいる。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画を基に作成した月間指導計画を園長と主任が確認し、スタッフ会議などで毎月、振り返りを行い、次の月案に反映させるようにしている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の勤務シフトは主任が作成しており、職員が毎月、希望休などの申請が行えるように努めている。希望休などを出さない職員は次の月で優先するなどの工夫をしながら働きやすい環境の整備に繋げている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・人材の確保や採用は基本、法人が行っており、園の職員退職などに合わせて適宜人材配置を行っている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長が設定した目標設定シートは理念や基本的な教育方針内容をはじめ、法人が期待する職員像などが基本となったものであり、それに基づいて各職員は自身の目標設定シートを作成して、自己評価を行っている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の労務研修に基づいて、シフト調整や有給休暇取得、育児休業、育児時短勤務など園長が把握して労務管理に努めている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・理念や基本的な教育方針内容、法人が期待する職員像などは、園長が設定した目標設定シートの内容に含まれており、それに基づいて各職員は自身の目標設定シートを作成して、自己評価を行っている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人が期待する職員像はスタッフハンドブックでも確認が行えるようになっている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長と主任で連携し、年間研修計画を作成して、各職員が適した研修に参加できるように取り組んでいる。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人の教育実習生受入れマニュアルを基本として、教育実習生の受入れを行っている。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人のホームページには、理念や基本的な教育方針を明示している。また、重要事項説明書は園の玄関にて閲覧が可能となっており、入園時の説明会や運営委員会でも説明を行っている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・役割分担表により、園での事務や経理などの責任者を明確にしている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年間事業計画書に地域との関りを記載し、各クラスの年間指導計画や月間指導計画などにも反映させて、園長を中心に、子どもたちと地域の交流を図っている。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・教育実習生と同様に法人でボランティア受入れマニュアルを整備している。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書には、児童相談所などの行政との連携を行うことを明記している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年2回の運営委員会は運営委員会規約に準じて行っている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・見学会などで、まだ入園していない保護者に対しても子育てについての相談などを行っている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人で子どもの人権を尊重するマニュアルを整備し、園長に対してマルトリートメント研修の実施をしている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護に関するマニュアルを法人で作成して整備し、定期的な研修を行っている。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人でのホームページのほか、パンフレットを用意して園の情報提供を行っている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会では重要事項説明書をもとに園の説明を行い、内容を理解したうえで同意書を交わしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・転居などにより、園が変更する子どもに対しては、転居先の行政や保育所から情報提供の依頼があれば、保護者に確認を取った後に情報を提供して保育の継続性に配慮をしている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人での保護者アンケートを実施して内容を分析し、園長と保護者の満足度を共有している。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情解決の体制を整備しており、入園時に重要事項説明書を用いて説明を行っている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・重要事項説明書には苦情相談窓口に関する記載があり、入園説明会でも説明をしている。また、重要事項説明書は園玄関にも設置し、いつでも閲覧できるようになっている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人でも相談窓口を設置し園長と共有している。法人への意見としては情報共有アプリなどのシステム的なことが多い。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人では事故対応マニュアルを整備して研修も実施している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人で感染症マニュアルを整備し、法人の看護師と連携して管理体制を整えている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・法人がBCPの作成をし、職員間での共有化を図っている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本社にてマニュアルを作成している。スタッフハンドブックに標準的な実施方法を文書化し、権利擁護の姿勢を明示しており、入社時に配布し研修を行い、全職員に周知している |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルの改訂は本社で行われ、毎年、マニュアルに関するヒアリングを各園に実施している。また監査や第三者評価等で意見・指導を受けた事項に関して検討し見直しを図っている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時は家庭調査票や面談によって子どもと保護者の希望等を把握し、入園後は連絡帳や面談、送迎時の会話などからも情報を得るように努めてており、指導計画の作成に反映できるようにしている。スタッフ会議では保育士、栄養士含めた職員で指導計画の内容確認を行っている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・クラスの指導計画は園長、主任の承認後に計画を実行する流れとしており、変更点などクラス担当に伝え、見直し後再確認をし入力して完成となる。園長主任リーダー会ではクラスの計画の進み具合の確認をし、保育の指導を行っている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達記状況は本社共通の様式「発達記録」「発達記録まとめ0~2歳児」「発達記録まとめ3~5歳児」に記録をしている。個人面談報告書など記録の書き方に関して、リーダーから各クラス担任に伝え、書き方に差異がないように工夫をしている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・会社としてのプライバシーポリシーの策定をし、スタッフハンドブックで周知している。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育所保育指針や10の育ってほしい姿等を考慮し、自園の発達過程を考慮しながら全体の計画を編成している。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育室は空調・扇風機・床暖房、また加湿器・空気清浄機を稼働して季節ごとに快適な環境を保てるよう調整している。コロナ禍においては、窓を開放状態にし常に換気を行っている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・昼礼、スタッフミーティングにおいて子どもの状況を把握し情報共有に努めており、園全体で子どもの状態に応じた保育を行うことができるようにしている。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・5つの基本的生活習慣は、子どもの育ちに合ったやり方で職員が配慮し行っている。基本的には年齢に沿って、時には職員がそっと介助する事も行いながら自分でやろうとする気持ちを育てると共に身につけられるように援助している。乳児では月齢差もあるため年齢にこだわらず、成長に見合った個別の援助を丁寧に行い、子どもの負担にならないように配慮している。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・天気が良い日は散歩や園庭で外気浴をしながら季節の自然や小さな生き物に触れ合えるように工夫して戸外遊びをしている。絵本に出てくる動植物をさがしたり、散歩先で見つけた自然物を園に戻って図鑑で調べたりなど、子どもの声から遊びを発展できるように、子どものつぶやきを見逃さないように援助している。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児の保育室はほふく室として衛生面を考慮して、職員は別の靴下を履いて入室している。座位が出来るまではベビーベットやベビーラックを使用して、月齢の高い子どもたちと接触や衝突したりしないように配慮している。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・生理的・依存的欲求を満たすことで安心できる保育士との関係づくりを育みながら、戸外遊びを中心に体を動かし体力をつけていけるようにしている。散歩先では職員が安全点検を行い、子ども達が探索遊びが十分に出来るような環境と安全面への配慮をしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児クラスは異年齢交流の機会を多く持っており、散歩やおやつ、室内遊びなどでの関りを通して年下児は、年上児を尊敬し憧れを抱くような感情をもつなど、お互いを尊重する気持ちが育つように援助している。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・現在は障がいをもつ子どもが在園しており、年間支援計画と個別成長記録を作成し、クラスの子ども達とも関わりをもてるように配慮している。車イス使用の為、クラスで同じように保育に参加する事に制限があるが、行事なども違った形になっても参加出来る様担当保育士は工夫している。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・出来る限り、クラスで個々に活動するようにしており、人数に応じて夕方は合同保育に少しずつ移行している。乳児は時間の経過で不安になる事も少なくないので、抱っこや保育士の膝に乗せるなどしてスキンシップをとり個別の対応に努めている。延長保育では補食や夕食の提供も行うことが出来る体制がある。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体の計画・年間カリキュラム・アプローチカリキュラム、また月案には小学校との連携・継続の項目があるため、年間の計画から月案に記入している。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・看護師の配置はないが、本部看護師の指導の下、保育職員が保健業務・感染症対策それぞれのマニュアルに従い、受け入れ時から健康観察を行っており一人ひとりの一日の様子を確認している。変化があれば園長主任に報告があり、昼礼での共有報告や、また共有ノートや登降園チェック表にも記入され職員内で情報共有できるようにしている。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・自治体の指示により、内科健診と歯科健診は年二回行い、個人ファイルにその記録を残している。保護者には健診ごとにその結果を知らせると共に健康の大切さや虫歯を作らない為になど、保健だよりや園便りなどに掲載して伝えている。幼児は園委託医より、歯科健診の後に歯の大切さや虫歯にならない為の歯の磨き方などの話しやレクチャーをしてもらう機会がある。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患については本社のマニュアルに沿って対応をしている。職員全体でアレルギー児に関するビデオを視聴したり、園内研修でもアレルギーの怖さを学び、常に危機感を持って対応することができるように取り組んでいる。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・栄養士が中心となり、年齢別に年間食育計画を立てている。行事食や絵本の料理、世界の料理、日本の郷土料理の献立を提供、野菜を育てたり、野菜に触れたり、調理活動なども取り入れ、子どもが食を通じて様々な体験ができるように援助している。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育園ではさまざまな食材を提供しており、入園児には食材チェックを行っている。また、授乳や離乳食に関しても栄養士や担任が面談を行い、成長に合わせて離乳食を進めていったり、家庭で進めてもらったりしている。食材もマニュアルがあるが、咀嚼や嚥下の個々の育ちに合った形状にしてもらい、安全に進められるようにしている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・乳児では園の連絡帳を使用し、排泄・睡眠・食事・投薬などを記入してきてもらい、幼児は定型のノートを使用して登園時に確認をしている。毎日の保育内容を乳児は連絡帳に、幼児は掲示して確認してもらい情報共有している。その他に全学年でクラス単位でブログやドキュメンテーションを掲示したり、月末にはクラス便りで保育の様子を保護者に知らせている。クラス便りにはやったことだけでなく、子ども達にブームの絵本や、歌っている歌、指先を使う遊びなど、発育に伴う遊びや家庭でも行ってほしい育ちに関する提案なども掲載している。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・個人面談は希望者のみ実施しているが保護者からの相談があれば、いつでも対応可能であり面談の時間を設けている。また、保育以外に食事などでも気になる姿のある子どもに対しては、担任より保護者に声をかけて都合の良い日程を知らせてもらい、面談を行うこともある。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待と思われる事案は発生していないが、登園時の受け入れの際や、保育園で着替える際に子どもの健康観察と共に不審な傷やアザの確認は行っており、日頃より早期発見・早期対応に努めている。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりが年間の目標を設定し、中間、年度末に園長と面談を行っており、意識の向上につながるように取り組んでいる。 |